253 『はじまりの むら』
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全
タバサは小僧 カルヴィンに投票した。
ワンダは小僧 カルヴィンに投票した。
ヌマタロウは小僧 カルヴィンに投票した。
カルヴィンは魚屋 ワンダに投票した。
ザックは小僧 カルヴィンに投票した。
カルヴィンは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
それからも ゆうしゃ の旅は続いた。
時には燃える やま を越え 凍える うみ を渡り
まおうの 一番の かんぶ と言われる くろいつばさの悪魔の迷宮に挑んだときは
さすがの ゆうしゃ も 道半ばにして 斃れたとの うわさも流れた。
しかし どんな深い迷宮にも ゆうしゃ は その剣で ひかり をもたらした。
そして ちいさな少年が 村より たびだって 3年。
世界をおおう闇は払われ、ふたたび まおうは 地の底へと 封じられた。
今日は ゆうしゃの 凱旋の日。
(#0) 2016/09/19(Mon) 08時頃
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えいっ!やっ! ふう、そろそろ酒場に行かないと…
[今日もカルヴィンは村の回りでゴールドを貯めていた。まおう は倒されたと、オスカー兄ちゃんが倒したのだと、大人たちの噂で聞いたが、まだちらほら現れる魔物たちは、きっと野生なのだろう。 ──村へ戻ろうとしたその時、遠くに見える、旅人ではない、商人でもない…、よく知ったあの姿が村に近づいて来るのに気がついた。]
…あ!オスカー兄ちゃん!! オスカー兄ちゃぁぁん!*
(0) はる 2016/09/19(Mon) 09時頃
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[オスカー兄ちゃんと村へ入ると、昨日までただの草むらだった所には彩りどりの花が咲き、何処からともなく陽気な音楽が流れてきた。夜の酒場で時々演奏している村人たちだろうか。今日はオスカー兄ちゃんが まおう を倒して戻ったのだと知って、村中がお祭り騒ぎだ。]
タバサさん!今日はお祝いだね! ぼくお手伝い頑張る!
ワンダさん!あの綺麗な魚、ある?
ヌマじいちゃん! 今日はぜったい大物お願い!
…ザックさん、ほら、オスカー兄ちゃんが 帰って来たんだよ!今日は酒場の手伝いが 忙しいからザックさんも…!
「にゃーー!」 おっと、もう通せんぼなんかさせないぞ、 僕の方が速く歩けるんだぞ。*
(1) はる 2016/09/19(Mon) 15時半頃
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カルヴィンは、布団に潜った。**
はる 2016/09/19(Mon) 22時半頃
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かえってきた! はるかなる かの ち より、 まおう を たおした ゆうしゃ が かえってきた!
(2) junko 2016/09/20(Tue) 10時半頃
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『ちくしょう、ガキだガキだと思ってたのによお……、いつの間にこんなに大きくなりやがって……ぐすっ』
サイモンはすっかり出来上がっている。目の前には空のグラスが数え切れないほどに。
「はいはい、わかったわかった。ほら水飲んで」
酒場の手伝いに駆り出されたエプロン姿のザックはサイモンの目の前に水のグラスを置き、代わりに空のグラスをトレイに乗せる。当の主役の姿は見当たらない。おそらく、どこかでもみくちゃにされているのだろう。
(3) junko 2016/09/20(Tue) 10時半頃
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「すごいね、まるでお祭りだ」
カウンターに山ほどのグラスを乗せ、新しい酒を受け取ってテーブルへと運ぶ。"そりゃあそうさ、なんたって世界を救った勇者の凱旋だ!"酒焼けした声が応えた。"おめーも飲め飲め!シケたツラしてんじゃねえぞ!"
生まれつきだよ、と苦笑して、ザックは酒を運び、グラスを運ぶ。目の回るような忙しさだが、案外心地いいものだ。
(4) junko 2016/09/20(Tue) 10時半頃
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『なあ、おい』
突然、背後からがしりと肩を組まれた。へばっていたはずのサイモンだ。彼は声をひそめ囁いた。
(5) junko 2016/09/20(Tue) 10時半頃
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ザックは目を見開いて一瞬、考え。それからその目を閉じて小さく息を吐き、笑った。
「おれは――」
(6) junko 2016/09/20(Tue) 10時半頃
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外では仔竜が小さな炎を吹き上げ、人々は何度もどよめき喝采を上げた。温かな光の中、楽しげな酒場の喧騒はいつまでも続いていた。
(7) junko 2016/09/20(Tue) 10時半頃
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>>2>>3
ホールの中央ではオスカーとともにやってきた踊り子が村の若人たちによる即興楽隊をバックに異国情緒たっぷりの舞踏を披露していた。一方で、酒場の外では凱旋の馬車を引いてきた賢い仔竜が村人たちに囲まれ、小さな炎を吐いては喝采を浴びている。その他にも見慣れない男たちが数名。お祭り騒ぎで紹介どころではなかったが、彼らも勇者の一行なのだろう。
>>4>>5>>-25>>6>>7
(8) junko 2016/09/20(Tue) 15時頃
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[宴は既に3日目に入ろうとしていた。とは言え、こんな辺鄙な村だ。勇者が王都へ凱旋した折の、1週間とも1ヶ月とも続いた祝祭に比べれば、ささやかなものだろう。]
カルヴィン!女将さんとこ行って魚追加で仕入れてきて!あとニールのおやっさんのとこで、明日の肉も!昨日仕入れた分もうなくなっちゃった! ザーック!悪いけど新しい酒樽、裏から運んで貰えるかしら?口開けの一杯、とっときのいいとこ、呑んでいいからさ!
[今日は臨時で手伝いを頼んだザックと、変わらず酒場で働くカルヴィンに発破を掛けて活気に満ちた店内を回しながら、酒場で育った娘は感慨に耽る間もない。]
あ、ねえじーちゃん、ほらそんな端っこで呑んでなんかないでさ、もう!眺めてるのが楽しいだなんて、今日はひっさびさにじーちゃんが大物釣ってきたんじゃない。一番美味しいとこ食べなきゃあ。
[勇者が故郷の村へ帰還するにあたり、食糧や、酒や、溢れんばかりの物資の寄進があった。が、ようやく光を取り戻した空の、海の、川の、有り触れたばかりの村の食物が、何よりのご馳走だった。]
(9) ameya 2016/09/21(Wed) 02時頃
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[使いを済ませたカルヴィンに、伝票を切って寄越す。この数年で彼の身長もすくすく伸びて、今やタバサの背にも追いつくくらいだ。もう、夜が更ける前に酒場の灯りから遠ざけて眠らせることもない。あと数年もすれば、彼も村の大人の仲間入りをするのだろう。
店の外から、一際賑やかな歓声が漏れた。あの日少年が旅だった日のまま、ひとつだけ色の異なる窓硝子の向こうに、一団が見えた。その中央。人いきれに取り巻かれた一際背の高い姿。あの小さなオスカー坊が、あんなに見違えて戻ってくるとは。
いや、ずっと小さい坊やとの思い込みで、思い出の中の彼の背丈は、本当は旅立つ頃には随分と伸びていたのかもしれない。]
(10) ameya 2016/09/21(Wed) 02時頃
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[結局女には、世界の危機など、こうして救われた今でさえ、あまり実感はなかった。確かに空は曇り、物資に窮した時期もあったけれど、現にこうして無事に誰変わらぬ顔で宴を行い、歌い、そしていつもと何変わらぬよう今日も酒を注いで酔顔の合間を泳いで回っているのだから。
平和な村は、この先も変わることはないだろう。
けれど随分とあの旅立の日との隔たりを感じるような気がするのは。彼が世界をその剣で救った勇者となったからでなく。 まるで大人になって戻って来た彼のその姿が。時の流れを感じさせた。
いつまでも変わらないこの村で過ごしてきた。少年期の終わりを。]**
(11) ameya 2016/09/21(Wed) 02時半頃
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[凱旋の宴は続いた。タバサさんの人使いも日に日に荒くなってきた。オスカー兄ちゃん、いや、ゆうしゃ と、その仲間たちの土産話を肴にいつまでも。]
それで?それで? 次の街はどんなところだったの?
[この世界に広がる他の街や村や城、ヌマじいちゃんが漁に出かけるその先には、広い広い海がある事、人には超えられない山がある事、ぼくらには踏み込めない裏の大陸がある事…。 どれもこれも、少年には魅力的な話だった。そして、カルヴィンは思った。
──ぼくは、この村を護ろう。]
(12) はる 2016/09/21(Wed) 06時半頃
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─ その後 ─
[ゆうしゃ とその仲間たちは、これまで旅をしてきた人々に会いに行くと言い残して、いつの間にか村からいなくなっていた。主役がいなくなっても、この平和な村の宴はいつまでも続いた。]
わかってるって!いつもの魚と、 今日は便利屋さんにドアの修理頼むんでしょ? お使いに行ってきまーす!
[オスカー兄ちゃんがいないという事以外、まおう が復活する前のいつもの村の光景に戻った。オスカー兄ちゃんがお城にいるという話はまだ聞かない。あの仲間たちとこの広い世界を駆け回っているのかもしれない。]
(13) はる 2016/09/21(Wed) 07時頃
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[また まおう が復活したら… …? ふたたび、せかいがやみにつつまれたら… …?]
だいじょうぶさ。 ぼくがいつまでもこの村を護るから。
だって、ここは、ゆうしゃ が旅立つ 『はじまりの むら』なんだから。**
(14) はる 2016/09/21(Wed) 07時頃
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