3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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…メアリー……ッ!!!
[山吹色の、まるで夜明けのような光は、焼き付くように痛んだ。
それでも、失わぬよう、離さぬように、しっかりとその手で抱きしめて。
あぁ、闇が訪れる。]
き、れ……い
[目の前に広がる山吹色がすべてを覆い尽くす。
縋り付くようにディーンの身体を抱きしめれば
鳶色は闇色に塗りつぶされた。]
―― 回想 屋上 ――
[手の中のビー玉。
タイミングの悪さに気まずげなミッシェルを見上げて苦笑した]
……まあ、ドンマ……
[きっと、最後の発作が来たのは、そんな時]
[いつものように、辛くて、痛くて、苦しくて。
その発作の間に、何がおきていたのか知る由もない]
[ただ、近くにいた彼女達にあまり心配をかけなければいいと、
そうちらっと思ったことだけ覚えている]
[光は尽きて、姿も消える。
闇。
闇の渦巻く場所。
心地いいと、思ってしまった]
[最後に誰に話しかけたのか、結局わからないままだった]
……。
[身体はもうない。心音も、止まってしまった。
思いは、霧散する]
セシル。
[拾い上げた名前を、口にした。
それがきっと、名前]
[あなたが幸せであるように
ねがう
いのる
やみのそこで
魂が溶けていく]
…あぁ、聞こえるのか。
[暗い闇の中から出ることは出来ずとも、闇の中へと届く声。
突然現れて混ぜっ返すだけまぜっ返して去ってきたのでは、迷惑かけただけだったかな、などとぼんやり思う。
外の景色も、僅かでも見れたらいいのにと願った。
それが叶ったとしても、後悔と無力さに苛まれるだけだというのに。]
(天使の声が、聞こえるの。でもね、ジェリー。
私が聞いているって天使達に分かってしまってはいけないの。
なぜなら連れて行かれてしまうから)
[ああ、やっぱり。天使なんていないじゃないか。
あれは、死神。悪趣味なゲームに乗った、死神の声]
[自分にとって、天使は死神の形をしている。
自分にとって、死はあの人の形をしている]
[けれど、弱く、もろく、どこまでもあの人は人間だった]
[持ち歩いていた、あの人の姿を描き続けたスケッチブック。
最後のページには、あの人の部屋の窓から見た夕陽]
[そして、自分が願いと共に書き込んだ文字]
『ここではないどこかへ
あなたではないだれかと』
[闇には私が囚われますから
あなたは闇に囚われないで欲しい
帰る事が出来ないと嘆くのではなく
どうあっても帰るのだと強く思いを持って欲しい
追い詰めましたか。
言えば、いいのです。
そんなことを言ってくれるなと。
教師の言葉は魂が紡ぐ。
闇に溶けていく色は、山吹に黒が混じって。
けれど]
(ジェリー、あんたって悲しい人ね。
きっと誰一人本当に愛することなんてないんだわ。
だって、あんたは天使みたいな人だもの。
世界をただ眺めて、けっして降りてはこないのよ)
[あの人から教えてもらったもの。
悲しみと、諦めと、そんな呪詛。
愛なんてものを、自分が持っているのか分からない]
[だからピンク色のビー玉をもらうことをとても申し訳なく思ってた。まして、彼女がしてくれたことを知ったのなら]
[それはきっと、この闇の中に果てなく滲む悔恨の念**]
[もう
そこに
彼の思いはきえかけて]
……ケイト。
[紡いだ名前は、招いた少女。
こちらにいる筈の、少女。
教師の存在は限りなく薄く、けれど確かに闇の中に]
…く、……ッ。
[絡みつく闇が、その身を刻む。
その身へ染みて、蝕みゆく。
それでも、きっと、その手だけは離さ無い。*]
[闇色の中、鳶色がぱちりと瞬く]
ああ、そうか……行くんだ。
――……
[闇色に飲み込まれながら、聞こえてくる沢山の声。
赤い絆がぼんやり見える。]
……一緒に行くんだ
[ずうっと、ずうっと**]
貴女の嫌いな私です。
……いつもと、反応が違うようですね。
[笑みを浮かべた。緋色を見つめる。黒い眼は闇と同じ色]
[蝕むはずのものは、全て、捨ててきた。
残っているのは、闇と同じもの。
それは魂を蝕んで、黒く黒く塗りつぶしていく]
消えるのだと、思っていました。
消えなかったようです。
消えても良かったのです。
消えなければならなかったのです。
何故私はここにいるのでしょう。
ありがとうございます。
嫌いと言われると、心地よいようです。
もっと言って下されば、私は貴女を好きになりますよ。
生徒として。
ええ。
残念ですよ。
……ですが。
貴女と話ができるのですから、良しとしましょうか。
[いつの間にか白衣を纏っている]
やめますか。
ですが、教師と言うものは、話が長くて。
やめないかもしれません。
貴女は、どういう生徒だったのでしょうね。
私は結局知ることが出来なかった。
お知らせくだされば聞きますが、貴女は喋る気はないでしょう?
では勝手に、考えておきましょうか。
話したくはないですか、予想通りです。
来るなと言う生徒はたくさんいました。
こちらの話をまったく聞かない子も。
あなたは。
忘れているわけではないのですか
…また 想う人の痛むのを感じた…どうかその痛みを少しだけまた自分へ…
薔薇の花を作る痛みを受け取ろうと手を伸ばす
…なのに
消えてしまった
哀しくて 哀しくて
湧き上がる胸の痛み…
それは薔薇の花びらをつくらず棘をつくる
また棘が心臓を刺しつらぬいて
まるでピンク色をしたビー玉が割れるように粉々に
少女の心臓はキラキラと砕け散る
ゴメンね…
[そっと 肩を抱きしめて]
あなたがいきてかえれるなら
痛みを貰う為に少しでもいき続けたかった
あなたがいなくなったら
あたしだけが残された世界なんて意味がなくて
[そっと背中に寄り添うと]
ごめんね ず---っと一緒にいたかったの
あなたの 暖かい光の世界に…
[頬を当てて抱きしめた]
何が、わからないのですか。
聞きたくないと、駄々を捏ねても、私の声は届くはずです。ここからなら。
私はもう、充分すぎるほど、楽になれましたので。
闇に染まるのはこの程度にしておきましょうか。
[笑み。闇は深く、魂を蝕んでいる。
「彼」にとって、痛いのは苦痛ではなく。蝕まれるのも苦痛ではなく。
忘れてしまったことこそが。
だから、「彼」を忘れて「彼女」に問う。
彼女は生徒の一人だから]
では、聞くのをやめましょう。
嫌いなら、嫌いで結構。
そちらには行きませんよ。
なぜなら貴女はまだあちらと繋がっている。
こちらは、闇の中はもう、あちらとは切れている。
それで本当に友達になれますか。
貴女が、そこから動けないのなら誰かに手伝ってもらうといいのです。
…ただの、独り言です。貴女は聞かなくていい。
[ジェレミーの背中にもたれかかって]
あたし ジェレミーはミッシェルが好きだと思ってたの
だって彼女はあの絵の女性に似てたから…
だから…
ついてきたら悪いかと思ったけど…
どこに、行くのですか。
戻ってきてくださいね。
いえ、こちらから行きましょうか。
貴女の行くところ、問題なくいけるようですから。
[それでも近づくなと言われれば足を止めるだろう]
---もしあなたが
誰一人本当に愛することなんてできないのなら
あたし…ついて来てよかった
[幸せそうに目を閉じる]
…だってそんなあなたが
独りで闇の中にいるなんて考えたら
きっと悲しくて耐え切れない
[広い背中を後ろから抱きしめる]
嫌いと言うだけなら、追いましょうか?
あまり、本気で追うわけでもないですが。
[ここは、闇が深くて*小凶*]
見失いましたか。
どちらにしても、声が聞こえればまた。
[違う声が微か、耳に届いた。
喘ぐ声。
耳を通り過ぎる。
闇の中にはもう届かない]
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