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宍井wwww気づいてませんでしたwww
お二方とも中身会話解禁ありがと〜!と言いつつ一応表と赤ログの雰囲気見ながらぼちぼちと遊ばせてもらおうと思いますよ!何かリアクション見えたほうが良い瞬間もあろうからまあぼちぼちと!メモ連打にはなったらごめんな!
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あっ私も全然平気なのでそっちをもっと早くどうぞしたらよかったですね
ちょうど頭がパァンしてた時にPL発言でした質問があんま意味ないやつだった事をお詫びしたい気持ちしかないです
灰でずっとべらべら喋ってたのでエピローグが来るとレイちゃんの赤ログが雛子杯で無限に優勝している事がばれてしまう…引き続き楽しみにしておりますー!
─ 9月1日 ─
[目覚ましとともに起床して、パジャマから着替える。朝食に呼ばれる前までは、昨日まで解いていた赤本の復習に時間を充てる。]
……、ん?
[朝早くから携帯が鳴った。
見慣れない名前があって、メッセージもよくわかない。あ、いや、出口、は確か野球部の出口か。と思考が遅れる。]
『久しぶり、出口。
昨日は家にいたからプールには行ってないよ。
もしかして誰かと間違えて送ってない?』
[そう、返信した。]**
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あーーっ解禁されたのでせっかくなので!
>雛子先輩
めちゃエモ襲撃ありがとうございました!!縁故薄くて大変だったろうにそこを活かした最高の襲撃かつ表ログへの影響激ウマでめちゃめちゃ楽しかったです!
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>根岸くん
こちらこそ芽生えはじめた彼の未来への光…がかわいくて知らずに摘み取れたと思うとめちゃ嬉しかったししつこく何回も反芻して味わってはにこにこしてたくらい楽しかったです!ありがとうございましたー!
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― 9月1日5回目:回想 ―
[同じ日を繰り返しするたび、俺はその流れに身を任せていた。
俺は少しずつ流れに馴染み、誰かが明日を忘れてしまう不思議な現象を「当たり前」のもののように捕らえるようになっていっていた。そう言う中で、この不思議な現象を解決できないか勤める生徒会長として動かなければと頭を働かせていた。
死者――雛子の存在が、それを少しずつ狂わせる。
彼女をどうにかすれば、解決できるはずなのに、
それを皆に言う事もせず、信を置ける人物にのみ伝えるだけ。
「彼女をどうにかできる確かな答え」が見つかるまで、
皆には言わず、「また繰り返せばいい」と、
けれど、そのためには誰かの明日が犠牲に、……――]
[さて、プールの後の話をしよう。
等しく皆、星の欠片 ―― と、一緒に本を読み終えてからの事だ。女子達は見事にずぶ濡れだった。
秋山は、と見れば宍井に泳ぎを教わったようだった。心の中で、良かったな、って思ったっけか。
風邪をひいてはいけないからと、女子達は一度どうにか着替えて欲しい旨を伝えた。男連中はその間、どっかで適当に時間つぶしの予定だ。雛子に、この後、祭行くかと聞いた。「秋山が溺れないように」する目的があったから、2人きりとはいかなかったかもしれないけれど、夏のデートの定番らしく誘ってみた。]
[涼しくなった頃、行ける面子で神社へと向かうだろう。雛子が(おそらく絶対可愛いやつ)浴衣で来てくれたのなら、俺は心の中でガッツポーズをする。綺麗だよ、とか、似合ってる、なんて言葉をかけられるほどスマートな奴ではないので、言えたとしても「いつもと雰囲気違っていいな」だろう。
お祭に行けば、根岸や鹿崎の姿もあったかもしれない。
けれど俺は、忘れてしまった彼らを「そういうものだ」と既に受け入れている。とはいえ、やっぱり直に会って確認してしまうと寂しさを感じる。俺は薄情なくせに、そういった部分にいざ直面するとヒヨる。諸々弱いんだろう。自覚しているさ。]
[一緒に雛子と過ごした時間が、つまらない受験勉強をしてきた俺にとってはまぶし過ぎるほどのもので、「明日なんてこなければいいのに」なんて気持ちも思わず湧いてきてしまう。
だって、明日になれば雛子はいないのだ。
俺はそれを知ってしまったのだ。
彼女は『最後』と言っていた。
何かを書き残し、そして、好きな本を俺と読んだ。
あまりにも今日が尊くて、
雛子がいない明日になるのが、 辛い。]
[俺は、このループをどうにかしなければならないのに
今日の俺は明らかに逆流だ。
流れに逆らった行動、言動をしている事が多い。
プールで皆に雛子の事を言わなかった。
自分の夢の話をしなかった。
雛子から聞いた根岸の話も、何もかも。全て。
だってさ、失うのが嫌だったんだ。]
[のらりくらりと流れ任せに生きてきた。
これからの人生だってだいたい想像がつく。
家を継ぐために勉強して大学行って、
祖父が見つけた相手と結婚して、
子供ができて、父親になって、仕事して。
そういった本流に沿うように物心ついた時から生きてきてた。
いつぐらいかって言われたら、中学くらいだと思う。
俺が、本当の俺でいられたのは、
政宗と無邪気に遊んでいた時が 最後だったんだ。
少しずつ知恵がついてきて、周りが見えるようになって
空気を感じてそれを読むようになって、
そしれそれを「当たり前」にしていくんだ。]
[政宗と、昔みたいにまた話したい、遊びたい]
[このループの中で浮かんだ俺の意思。
これは忘れたくないな、なんて思ったっけ。
ああでも、もう今日は いないんだっけ。
馴染んだ思考は、感情を鈍くする。
彼の助けを求める声だって届きやしない。]
[そんな俺が、
手放したくないなと思ってしまったんだ。
きっとこの繰り返しの世界は、
俺が言ってる周りの目を気にしなくていいから、
ってのもあると思う。
雛子が最後なら、
俺も、―― なんて軽く考えてしまうほどには。
だけど俺は、そう言うことを口にはしない。]
[祭りの間、時折雛子に視線を向けた。
俺は、ちょっとぎこちない笑みを返す。
残念ながら俺の精一杯いっぱいいっぱいだ。
明日のない彼女に、悔いの残らない今日を
少しでも感じて貰えれば嬉しい、と。
悔いがなければ成仏してくれるのかもしれない
なんて、りんご飴より甘い思考も勿論あったわけだけど。]
[祭も終わり、みんなと別れた。
秋山が、あの時間を過ぎても生きていた事は
本当に良かったと思ったから、
その場にいた面々とはその喜びを共有したろう。
雛子には、「また」「明日」と言えないまま、
俺の明日をあげるよ、とも言えないまま、]
星、… っ 見るか、
[あの日、秋山と雛子と俺で見た、星空と同じ空を見た。]
自分はここにいるよ、って
命を燃やして輝いてるみたいだな
ずっとずっと昔の光でも
ちゃんと 届いて、それを見てるなんて
すごいな、って…小さいときに思ったんだ。
―― …、離れてても ちゃんと一緒なんだよ
俺らは等しく、星の欠片なんだから
…なんて、な
[そう言って、星空を見た後に俺は雛子と別れて
ひとり家へと帰って行ったんだ。]
[正直、クタクタで身体は体力的にも赤ゲージだったから
挨拶もなしで朝飛び出た事を母親に言われたけれど
はいはいごめんね、とかテキトーに流して、
シャワーを浴びて明日の用意をしてから布団へダイブした。]**
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[あ?]
[―――― あたまが、 いたい ]
[ベッドの上で目を覚ます。
時計を見れば、後僅かで日付変更という時刻。
「今日」だ、とか そういうの、を、色々と
考えたくても、その思考をぶっ壊してくるような
激しい頭痛が襲ってくる。
頭の中を流れる数多の毛細血管が全て肥大して暴れ狂っている。]
あ゛
、ア゛ ぁ、
[思わず色素の薄い髪の毛をぐちゃりと握り、毟る。
頭皮が伸びて痛いはずなのにそれを感じなイ。]
う゛ 、
[ぶち 、ん。 と髪が抜ける。
何もかんがえられない、ただ只管に、痛い。痛い。
今まで経験した事がないほどの痛み。
それが頭にだけ集中して襲ってくるのだ。
気絶もできない、あああ、痛いいやだ痛い。]
…―― ッヒ …、
[呼吸をまともにする事もままならず、世界がぐるりぐるりと回転を始めて平衡感覚は完全に失われる。ゴドン、とベッドから下へと落ちた。肩を思い切りぶつけてそこもまた小さく痛い。
暗い部屋の中、誰もいない、嗚呼、違う、見えない。視界がぼやける。だらしなく泪を流し、涎をぼたぼたと口から零していることもわかっていない。
頭をいくら手を抑えても、掴んでも、消えない飛ばない痛み。
ズクン、ズクンと脈打つ血流の流れが憎い。痛い。
頭が揺れて、揺さぶられて、気持ちが悪すぎる。頭が痛い。]
[部屋中をのた打ち回った。
視界がぼやけてまともに歩けない状態で、無意味に立ち上がろうとして転び、わけもわからない潰れた蛙みたいな声を出した。
キィィィンと耳鳴りが聞こえ続けている間も、頭を抱えて、苦悶の声をあげ続けていた。
あああ誰か気付いて、こんなに痛いのに、どうして誰も助けてくれないんだ、酷い、こんな、痛い、ああ、痛い、くそッ、いたい、うううううううううううイイたたたた、あああ、いてええぇ、]
[ブツ、と耳の奥から音が断絶される。世界は無音となり、唯、本当に痛みだけの世界が来る。
嫌だ、嫌だ、嫌だ、いたいいたい、きこえない、だれか、だれか!!!!]
ぅ゛
う゛ゥ 、ェ゛
[必死に口を動かしていたはずだ。きっと自分の声に親が気付いてくれるはずだ。ああ、だから早く、きて、開放してくれ、この痛みから、ううううああ、いたいいたいいたいいた、い、さっきよりずっとずっと痛い、苦しい、気持ちが悪い、嫌だ嫌だ、 イタイ―――]
[ コプ 、 と胃から内容物が込み上げる。]
[祭りでの楽しい思い出の品々が、異臭を纏って部屋に広がる。
一度だけでは物足りないと、何度も何度も嗚咽を繰り返す。]
ゲ、 ゲェ …、
ヲ゛ ぇ゛ェ゛ ――
[ぼちゃぼちゃと部屋に吐瀉物の海が広がる。]
[固体と液体が交じり合う、酸の海。
そこに身体を塗りたくるみたいに飛び込めば
鼻やら口にやや粘度がある液体がまとわりつく。]
ッ ゴ 、ァ゛
[思考は最早 思考にはならず。
飛び出した眼球、開いたままの口、
毟られてぼさぼさの髪も、全て もう、
わからない。]
[喉の奥、食べたフランクフルトが詰まって栓をして
鼻の穴を、たこ焼きの蛸が蓋をした。]
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