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【人】 踊り手 フランシスカ―回想・昨夜集会所― (2) 2010/07/03(Sat) 10時頃 |
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【人】 踊り手 フランシスカ―昨夜― (21) 2010/07/03(Sat) 22時頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ―今朝― (22) 2010/07/03(Sat) 22時頃 |
―回想・昨夜―
今日はいろいろとあったしね。寝ればきっと少しは落ち着くよ
ん?どうかした?
[フランに返しつつ、名前を呼ばれると首を傾げる]
わっ。
もう、どうしたの?フランったら。
[抱きしめられると、驚きはしたが、拒むようなことはせず、優しく抱き返す]
じゃあ、今度こそ寝るね。
[そう言って、少女は階段に足をかける。その先にある無慈悲な運命など知らぬまま]
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―早朝・集会所―
[まだ日も上らぬ薄明の頃。何時ものようにゆっくりと目を開け]
――…え?
[目の前に広がる赤いに目を見張る。]
なに…これ…
[恐る恐る視線を自分の体へと落とすと、そこにあったのは透けた自分の体と、無残にも臓物を晒して倒れた、自分"だった"体]
――あ…あ、ぁああ…
[フラッシュバックする景色。ドナルドの声。闇の中で光る片方の瞳。]
っ!?私、私…!!
[何があったのか分からぬまま、ただ恐ろしさに震えた]
―未来へ続く、螺旋階段―
[ヨーランダに背を押され、少年は闇の世界に足を踏み入れた。
数日前、案内人と共に下った階段。
今度はそれを、上がろうとしている。]
下るのは楽だけど、上がるのは大変だなぁ。
[闇に浮かぶ螺旋階段を上がりながら、自嘲気味に笑う。
本当はもっと、両親と一緒に居たかった。
愛し合う二人の姿を、この瞳に焼き付けたかった。]
……父さん、母さん。僕は、信じてる。
僕が体験できなかったこと、過去の僕が体験できるって。
大好きだよ、父さん、母さん。
あぁ、最後に言えば良かったなぁ。
[―――僕を生んでくれて、ありがとうって。
下を見下ろすも、一歩下の階段は闇に紛れて見えない。]
くそぅ、上りにくいなぁ。
真っ直ぐ上ってるつもりなのに、どうも……
[違和感。
下る時に、感じなかったもの。
少年はまだ、重要なことに気付いていなかった。*]
[何があったのか。何も思い出せぬまま、ただ部屋の隅で怯え、震える。]
『――嘘、だろウ……?』
[聞こえて来た声に顔を上げると、そこには自分であったモノと対峙するヤニクの姿]
ヤニクさん…私――っ、
[声を掛けようと、するが、ヤニクの咆哮に体を竦ませて]
ヤニクさん。約束、守れなくてごめんね。
["また明日"なんでもない約束。気をつけるまでもなく、叶うと信じていた。簡単な、残酷な約束。]
本当にごめんね。……ありがとう。
[咆哮を上げるヤニクを抱きしめようとするが、体が透けてしまい、それでもヤニクの体を抱きしめるようにして傍に寄り添う]
[視界が揺れる。
父に、母に揺さぶられた時とは違う揺れ。
手すりのない階段、身を支えることなどできない。]
何だよ、これ……。
[少年は忘れていた。
母に払った対価が、最後の魔力だったこと。
自身の魔力、全て使い果たしてしまったこと。そして……]
っわ、ぅわっ、
わああぁぁぁ――!!
[知らなかった。
時の螺旋は、魔力を有する者しか先を許さないこと。
階段を踏み外した少年は、床に落ちた林檎の如く、闇へと落ちていった。]
『うるせえぞ! 何だってんだ!』
――っ!?
[ドナルドの声が聞こえると、昨夜見た。闇ノ中に光る隻眼がフラッシュバックして、その場にへたり込み]
や…怖い…いや、助けて…
助けてヤニクさん。あの人が、あの人が…!
[頭を抱えたまま、何度も助けて。助けて。と呟いて、ただ何も出来ずに恐怖が去るのを待つ**]
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―過去・狭間―
いた……っくねぇ、
[ぶつけた感触はあった。
けれど、何故か痛みを感じない。
倒れた体を起こし、再び足を踏み出す。
そこに、時の螺旋があると思って。]
………?
階段が、ない……
[焦ったように左右を見回すも、そこは闇。
どれだけ足で探っても、そこは平坦な地。]
どうなってるん、だ、よ……
[やがて、目が慣れたのか。
闇が晴れる。
見覚えのある景色。懐かしいとさえ感じるか。]
今の声は……
[何処からか聞こえてきた女の声
″テッド君″と呼んでくれた声が響いた。]
つぅか、此処は何処だよ……。
受付 アイリスの声の方に足を踏み出した。*
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[やがて、前方に頭を抱えて震え上がる女をみつけた。
伏せた顔は分からない。
けれど、この声、聞き覚えがある。]
お前、どうしたんだよ。
[未来の少年は、助けてと呟く女の肩に手を置いた。
少年は知らない。
アイリスが死んだ事、そして此処が何処なのか。
女はどんな目で少年を見ただろうか。*]
【人】 踊り手 フランシスカ[近づく気配>>71には気付かなくて。頭に触れた温もりにやっと顔を上げた。] (120) 2010/07/04(Sun) 19時頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ[そしてヤニクが壁を叩く音>>91が怒声と共に響けばびくりと身を震わせる。 (121) 2010/07/04(Sun) 19時頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ[ミッシェルの言葉>>118が心に刺さる。 (123) 2010/07/04(Sun) 19時半頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ[顔は伏せたままだったから。 (125) 2010/07/04(Sun) 20時半頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ ん…ごめ…… (127) 2010/07/04(Sun) 21時頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ そんなことは、ないでしょ。 (129) 2010/07/04(Sun) 21時頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ[タバサの語る言葉。俯く横顔を見つめながらじっと耳を傾ける。 (132) 2010/07/04(Sun) 21時半頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ[死が訪れるのは、なにも村の外だけじゃないのに。 (133) 2010/07/04(Sun) 21時半頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ[謝るタバサに軽く俯いて首を振る。 (137) 2010/07/04(Sun) 22時頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ[タバサのぬくもりに包まれながらそっと瞳を閉じて。 (145) 2010/07/04(Sun) 22時半頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ[ヘクターとタバサの会話を聞きとることはできなくて――否、聞きたく、なくて。 (156) 2010/07/04(Sun) 23時頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ[ドナルドの言葉>>164にき、と彼を睨んでからミッシェル達に視線を向ける。彼女らはどんな表情をしていただろうか。 (165) 2010/07/04(Sun) 23時半頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ[――自分が殺されても (174) 2010/07/05(Mon) 00時頃 |
きゃああああ!?
[テッドの姿にはまったく気付く様子も無く、肩に手を置かれると、驚いてテッドの手を振り払う。]
来ないで、来ないで、来ない…で…?あ、あなた…
[手を振り払い、その場から必死で逃げようとしつつも、ようやく昨日の謎の青年。テッドである事に気付けばゆっくりと視線を上げて]
此処は何?どうしてあなたがここに居るの?どうして私は此処に居るの?なんで、皆私に気付かないの?
―あなたは、誰なの?
[この少年なら何か分かるのではないかと、次々と質問を重ねていく]
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【人】 踊り手 フランシスカ[ペラジーに訴えかけるミッシェル>>172に視線が向く。 (180) 2010/07/05(Mon) 00時半頃 |
[此処が何処なのか?などの質問は青年も良く分かっていないようだったが、青年がテッドという名だと聞くと、その名前を繰り返して]
テッド…。
不思議。何故だが、ずっと昔から知ってる気がする。
[生前の魔法の影響か、そんな事を呟き。]
えっと、テッド君…で、いいかな?呼び方。
うん。とりあえず、ありがとう。おかげで大分落ち着いた。
もう大丈夫だから。その、出来れば、部屋から出て行ってくれないかな。
その、あんまり、誰かに見られたくないから…
[ベッドに横たわる、自分だったモノをテッドから隠すように立ちテッドに告げる。]
【人】 踊り手 フランシスカ[ミッシェルに名前を呼ばれて、ゆっくりと顔をそちらへ向けた。 (187) 2010/07/05(Mon) 00時半頃 |
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