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[唾液で湿らせただけな為か、やはり少し、滑りは悪い。
それでも、強引に奥へと挿し進めてゆけば、鳴瀬の喉から、悲鳴のような小さな声が聞こえてきた]
士ろ……っ。
…………は……っ。
[辛いならやめる……と言いかけて。
言ったところで、止められそうにはないと、小さく首を振った]
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【人】 御者 バーナバス[―――そしてまた一瞬の暗闇の世界 (2) 2011/05/25(Wed) 00時頃 |
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[直球過ぎる言葉を言ったとは気づいてなく。
きっと、いろんな意味でデレデレなんだと思う。]
[
だからそれに対するコメントには、ちょっとだけ間を置いて、けれどやっぱり頷き返した。]
[ぎゅうとされた熱がまだ残る肌。それを擦る絹の感触。
ねだる姿に、彼の服を探して、拾って手渡した。
下着を手に取った時はちょっとだけ硬直して、でも何事もなかったかのように(ただし顔は背けて)手渡して]
……テツまで熱出したら、困る。
[ともだおれ、なんて言葉が過ったりもした。]
【人】 御者 バーナバス[織部に促されればたぶん断ることはしない] (4) 2011/05/25(Wed) 00時頃 |
―― 2階廊下、つきあたり ――
[冷たかった筈の、硝子。
それが、ふっと柔らかく、あたたかく、こちらの手を包むような現実感を齎せば。
ぎゅ、とその手を握りしめ]
…――遅ぇんだよ、ばぁか。
[にっ、と間近の紫の瞳に笑いかけるもの の]
のわぁっ!
[此方もあちらも、硝子に頭を凭せ掛けていたのか。
近すぎた距離と、かかる重みに、支える暇も無く、バランスを崩して尻餅をついた]
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[それから。哲人
……おれのせいじゃ、ない。
[まだ少し、自信はなかった。けれど。
何をどうすればいいのかなんて、と言われて、瞬いて。
再び確かに呼ばれる、夕輝の名前。]
テツの……夕輝。
……あはは。だよな。
すごく単純。
ただ、おれで居ればいいだけ。テツにとっての、おれで……。
[泣きながら、本当に珍しく、吹っ切れたように大きく笑った。
笑って、ちゃんと前を見た。ちゃんと、哲人を見た。]
……ありがと、おれのテツ。
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[で、その後の付け足し
え。
それって、どういう。
[意味か。
一瞬、何を言われているのか解らなかった。
……少しして、やっと、理解した。]
…………テツが言うなら、そうなんだろ。
[照れて、少し視線を下向きにした。
笑みは浮かべていなかったけれど、満更でもなさそうで]
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[手を離した後、立ち上がった]
…ここに居ても、しゃーねーし
俺、もう1回大広間に行って見る
[それでも、身体をあわせることに喜びはあるわけで。
息を必死に、胸を上下させて、
すべて受け入れることができただろうか。
そう感じれば、ぎゅっと閉じていた目を開けようとする。
開けた途端、目じりにたまっていた涙が滑り落ちた。]
ふみ……さ……
だいじょう ぶ
[少し、心配気な顔もしている気がして、
そう紡いだあと、ゆる、と、いつのまにかばたつかせてた手を文に伸ばす。]
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【人】 御者 バーナバス[泣き崩れる耀をみれば…自分も同じ気持ちだったから (5) 2011/05/25(Wed) 00時頃 |
[
面白そうってひっで。
絶対似合わないってこんな変な服!
[なるべく普通の服を探す。
出てきたのは濃緑のワイシャツと、クリーム色のワイシャツ。
……ちょっとだけ複雑な表情をして。
どっちが似合うと思う?なんて聞いてみた。言われたほうを着るつもり]
【人】 御者 バーナバスなぁ、織部…俺さ 死にたいわけじゃない (8) 2011/05/25(Wed) 00時半頃 |
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―――……っ!?
[いつかの逆のような体勢。
間近にある顔に、驚いた表情で固まった。
幻だと思った。
今でも自分に手を差し伸べてくれるとは思っていなかったから。]
――……すまん。
[謝罪はその体勢だけのことでなく。
くしゃっと歪む顔の横で、紅子さんが静かに肩に乗っている。
押し返す間もなかった。
浮かぶ涙を隠すように、楓馬の肩に額を預けた。]
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あぁ、わかった。
[
…と、言うか俺も腹減った。
[ナンも食べてないからね。]
[やはり、自制はできなかった。
鳴瀬の右足を庇うように軽く持ち上げるのは、僅かに残った理性からか]
───っ、く。
はぁ…………っ。
[ゆるゆると七分目程度まで進んだところで、呼吸を止め、ひといきに呑み込ませ……息を吐き出す]
……士ろ………。
…………ん、っ……。
[零れる涙を、舌で拭う。
伸ばされた両手を此方からも求めようとするかのように、身を寄せて]
バカだな。
[肩に預けられたぬくもりを、ぽん、ぽん、と緩やかに撫でる。
つぶらな黒い瞳を俯かせがちに、こちらを窺うような紅子さんの頭も]
全部、オレのせいだろ。
お前より先に話聞いて、黙ってて。意味わかんねー告白して、消えちまって。
オレが手を伸ばしたから、こっち来たんだろ。
ぜんぶ、オレのせいにしちまえよ。
[布越しに滲む、ぬくもりの気配。
だからか、自分は涙が出なかった]
【人】 御者 バーナバスとても笑顔が好きだった (12) 2011/05/25(Wed) 00時半頃 |
俺が熱出したら、お前が看病してくれればいい。
[共倒れ、はあまり考えていなかった。俺が思い切り過保護になって、もうこいつに熱なんて出させなきゃいいだけ。
前に風邪を引いたときの母親の看病を思い出しつつ、あそこに代わるのが蓮端になると思えば、少し楽しみにさえ思えた。]
お前が看病してくれるなら、このままでもいいかも、な。
[なんて冗談交じり、着替えの手を止めようとしたりした。]
[その、横で。
笑う声が聞こえる。笑う声が聞こえる。
こいつのこんなに笑うのは、とてつもなく珍しい。俺ですら、初めて見た。
そんな変化に目を瞬いて、それから、つられて笑った。]
そう、単純。
お前はお前だし、俺だけのお前。だろ?
[はは、と明るく笑って、そのまま無邪気に飛びつこうと、蓮端にじゃれつく。
ああ、また泣かせてしまったけれど、今の蓮端は笑っている。
だから、同じに笑って言える。]
泣き虫、夕輝。
可愛すぎるから、俺以外のやつの前で泣いたら、殴る。
泣かせたやつを。
[尖らせた唇に、ちゅう]
んー?淡い色の方が似合うんじゃないか?
[ゆる、と首を左に傾けて選んだ方を指差す。
その色は、選べない。
選べるはずが無い]
俺は、何か羽織ってないと落ち着かない。
あー。
[ポケットに何も無いのも、落ち着かない]
ごめんねぇ、土橋君
僕だけ、先に頂いちゃって
[扉を開けて、*廊下に出た*]
[自惚れられてもいいくらい好きなのは、どうしようもない。]
ん、イタダキマス。
[食べ物ではないのだが、一番好きな人だから言うのはしょうがないと思った。
調音の潤む瞳
メモを貼った。
そんなこと、出来る訳ないだろう。
先に答えを出してくれたのは、お前だから。
それが、どれだけ苦しいことか、判っているから
俺は、ずっと避けてた、のに。
[背を優しく叩かれれば、嗚咽が漏れる。]
――……お前は、どこまで知っている?
[伝えなければならないことが、多くある。
それは苦しいものばかりだけれど。
紅子さんも、伝えたいことがある様子で機会をうかがっているから。
叶うなら、少しだけ楓馬に負担をかけない体勢を変えて。
それでも傍で温もりを感じながら、
ポツリポツリといつもの言葉足らずで語りだす*]
――…ッ〜〜
[一度止まったあと、一気に飲み込ませられて、一瞬それまでで大きな悲鳴が出た。
折り曲げられた足、それでも文が丁寧に扱ってくれてたのを感じてはいたけれど、
もうそれどころじゃなくて、
うっかり受け入れたそれに大きく息を吐いて、
とにかく、助けてという風に手は文に伸びる。]
これから、食いに行くから関係ねーよ。
[眼帯をつけると、調音の後を追うように扉を開けて廊下へと。**]
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
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