人狼議事


226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】

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メモを貼った。


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メモを貼った。


[諦観しきっている癖に行動的な
メルヤは、実は徘徊している時にクリーニングに出されている白衣を拝借していた。

鍵の掛けた振りをしている手錠と足枷を投げつけ、夜に忍ぶように部屋を出る。

部屋には鍵を掛けてきたので、余程の警戒がされてない限りは部屋を開けて所在を確かめるような真似はされないだろう。


慌ただしい病棟内を、筋弛緩剤も切れているため、二階の窓から覗く。運ばれてきた顔を眇める。

――予感は、的中していた。

運ばれる部屋を探るべく、ひょいっと二階に下りる。巡回中の看護師の振りをして、追っていった]


メモを貼った。


[仄暗く遠目ではあるが、その体格と髪だけで誰か判別がつく。伊達にずっと見てきたわけではないのだ。

運ばれてきた青年と、少女の部屋を確認する。

手にしていたノートを破って、書いている館内見取り図に、それぞれに名前を書き込んだ。

途中で似たような白衣を着た相手とすれ違えば、同僚を把握しきっていないのだろう。お疲れ、と言ってその場をしのげた。]


(……あいつ見なかったことにしてやろうか)
[仄暗い考えが僅かに過ぎったが、ナナオの明るい笑顔の残像が浮かぶ。
二階の倉庫を見つけ、懐中電灯でノートに同じ見取り図を手書きで複写する。
ナナオとケイト用にと館内見取り図を手書きで複写していたが、ナナオは拘束されているため、無理に動かない方が良い気がした。
悩んだ挙げ句に彼女には、メッセージを残して置くことにした。


どれぐらい。二階の倉庫で潜んでいただろう。
運び込まれる慌ただしい喧騒の気配が止むと、そっとメルヤは抜け出した。

ケイトとタルトに渡すつもりの館内見取り図に、メッセージを添える。
……もう一人の分には、ケイトとナナオの部屋だけを示した館内見取り図を作製した。]


[手錠と足枷を外したのは、1日振りだが開放感があった。
念のためスリッパを脱いで、音もなく仄暗い廊下を進む。

ケイトの部屋を開かずに、ドアの隙間から差し込んだ病棟内の見取り図。
メルヤとナナオとタルトとトレイルの部屋の場所を記した。

”例の件よろしくね”そう一言メッセージを残して次は、近いナナオのところへと向かった。]


―深夜未明:ナナオの病室―
[ナナオの部屋は重厚な扉であったため、差し込む隙間が無かった。
仕方がないので、そっと扉を開く。ナナオはまだよく眠っているようだった。

少し躊躇われたが、詩が書かれているサイドテーブルにメッセージカードをそっと置く。
”タルトとトレイルが運ばれた”

味も素っ気もない一文だが、何か一言を書くのは躊躇われた]

[残りはタルトと、トレイルだが。この二人に関してはまだ中で処置をしている可能性を考慮した。

ケイトの頼み事通り、タルトの様子は後ほどすぐに見ようと思い、一旦自室へと戻った。

幾人かすれ違ったがやはり怪しまれない。消灯時間で、廊下が仄暗いせいもあっただろう。
白衣は意外と便利アイテムのようだ。]


(……疲れた)

[トレイルが、近い内に運ばれる予感はあった。その為の暗躍だったがタルトがそんなに病気を悪化しているとは思わなかった。

タルトの病気を省みれば、隔離はむしろ悪手ではないだろうか。そう、思った矢先だった。]


[       ピシリ         ]

――嫌な高音質な音が、内側から響いた。


[ ピシリ
                 ピシリ
         ピシリ
ピシリ
                 ピシリ
                ピシリ
                          ]

――ッ!!!?

[皮膚を貫き、神経に直通するような激痛が襲う。
 鱗が生える時の痛みと名状しがたい生理的な気分の悪さは何時までも慣れない。

メルヤは咄嗟に、一階の使われていない空き部屋に潜り込んでその場に忍んだ。

ピシリ          ピシリ

歯を食い縛り耐える。目の前の視界が、薄暗い白の病室が色を変える。]


[目の前に立っていたのは元気そうなタルトと、どこか不遜そうな顔つきのトレイルだった。

鱗の突出後の幻覚は特に重症だった。

メル兄やん、と笑顔で近寄るタルトには、少女が抱える病気の気配など何もない。
現実感を伴う幻覚は、まだほとんど落としていない頃のトレイルをのぞかせた。

紫の花が、彼に近くでそっと咲いており、その瞳はどこか愛しげだった。

過呼吸にならないように、息を整える。幻覚は振り払おうとしても、鱗の生えた後では難しい。視界の端まで、聴覚の奥までが支配されている。]

『メルやん♪』

[愉快な声が耳に入り、メルヤの心がかすかに震えた。
視線を反らしても、タルトがトレイルがいる。ピエロの男が、立っていた。その姿は血まみれで、息を呑んだ。

(まって。ぼくは、こんな姿の彼を――見たことは)

あっただろうか。わからない。もしくは血糊でふざけていた時か。中庭の木から逆さ吊りで頭から落ちた時にこんな風だったような気がしないでもない。
鉄錆びの匂いが――幻は嗅覚まで支配している――その説を、打ち消した。]


『あーあ。大事な帽子が木の上ダヨ♪』

[ピエロの男が見上げたのは、木の上だった。帽子。この時、彼は帽子を木の上に置き去りにしたまま治療のために部屋に運ばれた。

――…自分がその時、どうしたか。

思いだして、ぞくりと背筋が粟立った。
気づけば病院で一番高い木の上にいた。

いつの間にか手には、道化師の帽子。そうだ、あの時。周りの制止を振り切って木に登って――帽子を掴んで自分は落ちたのだ。

追体験をするように。彼は”幻”の中で中庭の木から落ちた。あの時は、大人達が、マットだか。シーツだかを用意して軽傷で済んだが。

背筋に脂汗が、滲む。


[落下していく体を幻だと、現実に戻ろうと叱咤しても無駄だった。大人達の存在は感じ取れない]


(――あああ゛あ゛あ゛ッ!!)

[メルヤは”幻”の中で高い木から落下した。地面に強打したような衝撃を味わう。

傍目に見れば彼は座り込んだまま、唐突に血を吐いたように見えるだろう。生々しい幻は生身を傷付け、幾つかの鱗を剥ぎ取った。

背中から落ちる中で少しでも衝撃を和らげようと枝を何度も何度も掴んだのが功を奏したのか。
肋骨だろうか。骨が幾つか砕ける音がしたが命に別状は無さそうだった。内臓は、やられる程ではなかったようだ。]

(  ああ。
      こんなにも  痛い  思いを してたんだ、ね――。)

[衝撃のせいか。”幻”は霧散していた。
 空室で、手の包帯はすり切れて、背中の包帯と口から血を滲ませながら意識を手放した**]


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―隔離施設:自室―

[光は差し込まない。けれど、窓のない部屋など彼には関係のないこと。

腕と足だけに巻かれていた包帯が、今や首を覆い、そして――――彼の目を覆っていた。時折、その隙間から出てしまった綺麗な透き通った髪が擦れて、チリチリと音を立てる。]


[体を起こして、小さく上げるうめき声。痛いのは頭だけ。だって、結晶化してしまったところは、もう何も感じないのだから。]


[大事なものだけを残して、“消えてしまった”彼の頭(こころ)は、きしりきしりと音を立て続ける。きっと、彼自身が消えてしまうまで、ずっと。]


[枕元には、紫苑が一本、花瓶に添えられていたけれどそれを見ることは――**]


―隔離施設:早朝―

[目が覚めても現実はかわらぬ
私の身体は軋み、白亜のこの場所で1日がはじまるだけだ
とはいえ、昨日はどこかスタッフが慌ただしかったので
今日もまた隔離者が入所するのかもしれない

そう考えてゆっくりと体を起こせば、ドアの隙間に挟まる紙片に気がつく
昨日メルヤと会話をしていたが、どうやらその杞憂は当たってしまったらしい

タルトとトレイルの部屋の見取り図を見れば、嘆息を零した]


ナナオの部屋への案内ね
……メルヤの事だから多分見取り図は人数分は用意しているでしょう、けれど

[それでも約束は約束
...は車椅子の車輪動かし、トレイルの部屋を目指した
――彼をナナオの部屋等へ案内する
それがメルヤとの約である

しかし、自分の瞳を見つめぬ男が果たして素直に案内されるかどうか
固辞されそうなきがするけれどと...は溜め息を吐いた]


[彼の部屋の扉をノック
部屋の主は寝ているか。それとも起きているかはわからないから
少し待つが、反応がなければまた後日改めて訪れる*つもりである*]


メモを貼った。


メモを貼った。


―眠りの奥―

――…どこかで、子どもの泣き声がする。

 静かに。ただ静かに。小さく丸まって泣いている子ども。昨日からやたらと煩いその声はどこか聞き覚えのあるようで、無いような声。

 メルヤはその泣き声のもとに行き着いた。

 それは幼いメルヤ自身だった。七年前の僕が、泣いている。あの声は、自分の内側から聞こえていたようだ。
 うんざりとした調子で、中庭の木に背を凭れ掛ける。夢か幻か知らないけれど、どうして何時もこの年齢なのか。

――”終わりのはじまりだからだよ”

 子どもには随分と可愛げのない泣き方をしている、幼いメルヤの声が、響く。
 ひどく寒い。まるで、冬の夜空の下にいるかのようだった。
 

 幻覚症状の仕組みが解明されているかどうかはわからない。深層心理と記憶に働きかけているのはメルヤもうっすらわかっていた。
 頻繁にピエロの男が出るのが、顕著な証だ。憂いも躊躇いもなく慕った唯一の、人。
 幻であれ、会えたことに喜びを感じなかったと言えば嘘になる。


―夢の奥―

受け入れるわけにはいかなくても、目を、心を奪われるわけにはいかなくても視界の隅で見てしまうのだ。

 他にも共に過ごしてきた、連れて行かれて二度と会えないひと達の姿を何度も何度も幻視する。
 寒い。吐く息が白い。粉雪が舞っている。小さな体が白く染めようとしている。
 「昨日は納得したじゃないか。往生際が悪いよ、戻ろう。」幼い自分に語りかける。

――”……ほんとうに、イヤな大人になったね”

 夢でも自分に言われるのは、奇妙な気分だった。自分自身を責めているような、錯誤をしそうだ。

――”昨日と今日では……ちがうんだよ”


―夢と幻の境―

 何が? 何も変わらない。
 タルトが運ばれたことは少し意外だったけれど、ナナオもいるからきっとどうにかなる。トレイルが長くないことはわかりきっていた。
 「何も変わらないのに、駄々こねないでよ」

――”……ぼくはここからうごけない、うごかないよ”

 我ながら可愛げのない子どもだ、と思う。
 冷たい地面が足元から冷気を漂わせる。無理やりにでも連れて行かなければいけない。何故だか、そうしなければならない気がして、蹲っている幼い自分へと手を伸ばし――。

 その体がすり抜けた。
 幼い自分が顔をあげた。どこか憐れむような、恨むような目で大人になった自分を睨む。その生意気な瞳からは、音もなく涙がこぼれ落ちる。

――”もう……いない。……………いないんだ。”

 途切れ途切れの涙声を最後に意識が緩やかに浮上した。
 七年前の幼いメルヤは、そこに蹲ったままだった――。


―早朝:空室―

[目が醒めた時に、全身を強打したような激痛がメルヤを襲った。
 触感がある時点で予想していたことだが、幻の中で怪我を負えば、そのまま怪我をするらしい。

油断した。変幻しつつある幻覚症状に、咄嗟の対処など不可能だった。

幸いにして、見つからなかったようだった。手の包帯はすり切れて背中も酷い怪我を負っているようだった。手にしていたノートが無事なことにほっと安堵する]


[メルヤは懐から、シーシャに貰った鎮痛剤を取り出し、用量分だけ飲み干す。水はないが、この際仕方ない。早く効いてくれることを祈るばかりだ。


一度自室に戻って、包帯を巻き直そう。全身の痛みに耐え、壁に這うように立ち上がる。


ひやり。寒気が走った。怪我のせいなのか、全身が身震いをするように、寒い。

まるで。冬の夜空の下に投げ出されているような感覚にメルヤは戦慄した*]


[――大事な何かが、壊れる夢を見た気がする。]

……。

[――起き上がれない。
固定されているわけではない。
じわり、じわりと――欠けているような。
磨り減るような――疲れを感じる。
ただ、寝ていただけなのに。身体の中では、生きるために体力を使いきってしまっているようで――。

サイドテーブルに、新たに水差しと紙が置かれていた。
――なんとか、手を伸ばして――。]


[ようやく、取れた紙には――、]

――!?

[ナナオは紙を見るなり、顔を青くして。

まずい。
まずい――。
まずい。
ドクリ、ドクリ。
落ち着け、ゆっくりと息を――。
一気に上がった心拍数。
それは――まずい。
二人のことを考えながら、ドクドクと脈打つ心臓を意識しながら、過呼吸を引き起こさないように手を当てて――。

落ち着いて。
――と、頭の中にトレイルの声を響かせる。]


[落ち着いて――、ゆっくりと。
息を吸って――、はいて。
記憶が紡ぐ、指先のリズム。

――不安に脈打つ心臓は、次こそもう耐えきれそうにない。
静かになるまで、どれだけ時間が過ぎたろう。
二人のことを考えるだけで、胸が張り裂けそうになる。]

――。

[とにかく――、落ち着いて。
水差しに入った、水を飲んだ。]


メモを貼った。


―自室―

[慎重に自室に戻ったメルヤは寝台の上に腰を下ろした。強めの鎮痛剤が効いているのか、どうにか動けるようだ。

全身の震えは止まらない。薄着で雪の中を投げ出されているような感覚がする。
怪我のせいだろう。メルヤはそう思い込んだ。

かじかんでいるような手で、血がこびり付いた包帯を剥ぎ取る。包帯には幾つか鱗が付いていが、固い鱗のおかげで余り血は出ていないような気がする。
背中の怪我の度合いは、軽傷ではないだろう。

治療を受けてから動いた方がいいだろうと冷静に判断を下した。
メッセージと地図をケイトとナナオに残している。タルトがいつ目覚めるかわからないが、満身創痍で会えばあの病を悪化させかねない。
筋弛緩剤を投与されるのは嫌だったが仕方ない。

タルトとトレイルのとこに地図を届けよう、とこれからの計画を練った。]

(……あれ?)

[些細な違和感が、小さな針のように突き刺さる。チクチク、と。小さな痛みがあったが、強打した背中と擦りむけた手の方が痛かったからメルヤは明確には気づかなかった]


[包帯を巻き直す。血の付いた白衣と包帯をベッドの下に隠して、鍵を掛けずに手錠と足枷を付けている”振り”をした。

治療を受けて、タルトの部屋に行き、起きていなければ地図を置いていく。その後はトレイルのところに、地図を持って行こう。

ふと。ノートに手を伸ばす。シーシャから貰ったノートを、治療を受けるまでに読んでおこうと思った。

寒さに身を置くような体の震えは、止まらなかった*]


[治療を受けるまでの間、シーシャから貰ったノートを開いた。



 そこに綴られているのは、彼が思っていたような絵本ではなく日記だった。]


― 無色に彩られた日記 ―

[メルヤはシーシャの絵本のひとつだと思っていたものは、日記だった。
 他愛のない日常を綴った日記。誰の日記かもわからない。
シーシャの日記であるならば、何故これをメルヤに渡したのだろうか。

彼が処分しようとしたのは、何故だろうか。思い至ったのは、日常のことが描かれたのは”私”という一人称であるということだった。
薄々と気づいていた。シーシャと”私”の存在が、輪郭となる。シーシャが処分しようとしていたのも、そのせいだろうか?

ぼんやりとノートを捲る。半分以上を過ぎた辺りから何も書かれなくなった。
ところどころ、院内見取り図――1階と2階と各個室の場所のみだが――を記して数人分用意した無地のところが、破られている。

最後の頁にいきあたり、ノートが閉じられた。

一瞬、文字の羅列を目にしてメルヤは裏表紙を捲る。]


[鳶色の双眸が、文字を追う。指が、文字をなぞった。

   『誰が忘れてしまっても
              私だけは忘れない。』

届かなかった言葉《おもい》の欠片。触れたのは、確かな慈しみ。
シーシャはこれを読んだのだろうか。この想いは伝わったのだろうか。わからない。
文字を追う指先が震えていた。肌寒さを覚えている。


この想いを、届けなければといった、情感が不思議なほど、働かない。

心に、響いていないかのように。]


[ふと。――…目を閉じると、季節にそぐわぬ真冬の情景が浮かんだ。
細雪が降り落ちる、冬の夜空の下。中庭の樹の近くに蹲る子どもが泣いている。凍えて、寒くて、寂しくて泣いている。


”それは、届けなきゃ。伝えなきゃ…いけない。いけないのに、わからないの?”

幼い自分が、断罪するような声が内側から響く。]


[些細な違和感の正体に気づき、メルヤは自らを抱き込むように両腕をまわした。
体は、凍えたように冷えている。]


[深層心理の奥。
最期にして最初の残酷な白の世界に置き去りにした、幼い自分は――。

おのれ自身の心の一部だった。


《幻》に囚われ切り離された心は
雪がちらつく真冬の空で丸くなって――凍えている。]

道理で。
……今日はほとんど幻見ないと思った。

[ぽつり。呟く声音は無機質なものだった。

ドアが開かれる。
巡回の看護師が現れるのを、感情のない瞳が捉えた*]


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