244 とある生徒会長の日常
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粉塵爆発《パウダーボム》、僕の切り札にゃ。
[一瞬の間で小麦粉を取り出して辺りにばらまき、そこに点火。 粉塵爆発は危険な切り札、運動部や格闘系の部活連中なら死なないだろうと考えつつも、使うつもりはなかった切札だ。]
おかげで随分試験管もぶっ壊れたにゃ。 色々混ざりすぎて、この煙もかなり危険にゃ。 僕がほとんど吸い込んだから平気にゃけど………。
[自分は自分の薬に対して抵抗がある。 それでも普段と違う混ざり方のせいで、どんな効果が出るかまでは把握出来ない。]
僕への切札がこれで終わりだったら、貴紗にゃんに勝ち目はないにゃ。
[まだ続けるかにゃ?そう言いたげに首を傾げる。 いつも被っているフードが脱げそうで、そこを軽く直しながら。]
(0) 2016/01/20(Wed) 21時頃
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にゃははは、貴紗にゃんの星《シューティングスター》は確かに強力だったにゃ。 こうやって激痛で目を覚まさせないと起きれにゃいほどにゃ。
[耐えたとは言え、もう限界ギリギリだった。 もとより爆発は死んだり重症になったりはしないが続行不能になる程度に小麦粉の量は調整していた。 ギリギリの量、それが災いしてここまでとなっているが…。 貴紗のかぎ針を構える姿に苦笑しつつ…。]
まあ、まだやれる余裕があるなら…当然そうすると思ったにゃ。 正直……貴紗にゃんは、出来れば傷つけたくなかったにゃ。
[残り僅かの試験管、それに何が入っているか確認して苦笑してしまう。]
(4) 2016/01/20(Wed) 21時半頃
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― 保健室 ―
………そう、なのか?
[人付き合いは苦手という演劇部の話に
少年は驚いたように、眉間に皺を寄せる。
演劇部のような人前に立つ部の部長に
そんな苦手があるなんて事、思いもしなかった。]
……俺も、高校に入って
先代の戦いを見て、楽しそうだなと思った。
[“あの”奥義を見たから、と。
少し不純な思いがあったとしても、それは切欠だ。]
知れば知る程ハマっていった。
出来なかった事が少しずつ出来るようになっていく。
………俺は、そんな楽しさをこの部活で知った。
[狩生と同じように、同じように昔を語る。]
そう、だな。
俺は手芸の楽しさを知って欲しかっただけなのかもな。
[呟きは小さく。肩は、今や軽く。
少年は不器用に、ひそりと笑った。
きっと熱に浮かされた相手には見えないだろうと。
だが、不器用ながらも必死に戦い抜いた
新入生歓迎会という名の、少年の【青春】は確かに此処にあった**]
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[4本の試験管を抜き出してそれを構える。 その蓋を口に咥えて、一気に開いた。]
変態サイエンティストという呼び名は正しくないにゃ。 正しくはクレイジーサイエンティスト《イカれた化学者》にゃ。
[飛び出す2種類の液体、片方はただのアルコール。 もう片方は液体窒素だ。 アルコールに液体窒素をかける事で、アルコールを凝固する。]
見せてやるにゃ! 液体窒素の氷結凝固《擬似エターナルフォースブリザード》
[凍りついたアルコール、砕かれれば簡単に気化する。 相手が下戸なら、一気に泥酔してしまう危険な必殺技である。]
(5) 2016/01/20(Wed) 22時頃
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/*
オタク二人組はお疲れ様だー
素晴らしく(酷い)戦いだった。
[少年はモニターの先の、編み物同好会の姿を見ていた。
彼女の声が聞こえる筈の通信機は
脱落した時に地上に落ちてしまったのか、何処にもない。
簡単には諦めないその姿が
見ている一年生の心に火を付けるだろう。
手芸部の部長たる自分には出来なかった事だ。]
怖い、か。
[しかしその意味がさす所の意味は―――……]
尊敬している、などと言ったら。
一体どんな顔をされるんだろうな。
[手芸部と一緒にされてきた彼女にとっては
編み物同好会として確立するのが目標だった筈。
甘い事言わないで、なんて言われるのが関の山かと思いつつ。
しかし何故か、また少しだけ笑みを浮かべていた。]
/*
コミット感謝
計も狩生もお疲れ様
そして明乃!!!乙!!!
/*
墓下すげえシリアスしている
シリアスしている
かっこいいなあ青春
………漫研部長よ覚醒めないでくれまだ寝ていてくれ
/* コミット確認。シンジちゃんお疲れ!!
墓下さんもシリアスしてるのに
俺たちアニオタしまくってた。
漫画研究部、なにがどうしてあんなにひどくなったんですかねえ(真顔
/*
ふざけてくれたっていいんだぞ!!!!!!!!
漫研部そろそろ起きるだr
あやっぱりやめて下さい
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あ…まあ、カシミアは今度僕が自腹切って弁償するにゃ。 い、一緒に買いに行くにゃ、僕はどこで売ってるとか知らにゃいから…。
[全滅させてしまったカシミアに、高いと言われれば、そうなんだろうなと軽く反省しつつ…。]
もっとも、それはこの戦いで勝てたらの話……。
[廊下に吹き荒れた風は、その氷刃を全て砕いてしまった。]
にゃははは、砕かれても構わないにゃ。 罠は二重…さんにゅうに……。
[気化したアルコールまで帰ってくるのは計算外だった。 貴紗は幸いにも、お酒に弱くなかったようだが、自分は滅法弱かった。 化学の力でも化けれない物はある。 その上、今は狼の力で嗅覚が通常よりはるかに優れているので…。]
(10) 2016/01/20(Wed) 22時半頃
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/*
放送部の差し入れがどんどんマニアックになっていくな
wwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwww
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き、貴紗にゃん…こんろは分身まで使うにゃ?? 6人も増えたら、ろれがほんもろか……。
[グラグラふらついたまま壁にもたれかかる。]
……なんにゃ?これは……。
[身体に力が全く入らなくなっていた。]
(12) 2016/01/20(Wed) 22時半頃
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/*
お、コミったのか。
中身ドナルドと総受はお疲れ様(暴言
んむ……プロのト書き、書き間違えて、な……(めそらし)
/*
何故俺が総受けなのかという疑問は灰に埋めてクールに行く!!!
もっとイケメン居るだろ
ってそういえば普通に最終日なんだな
いつの間に残り4人に
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にゃにゃ?? ふふん、さっきよりあ、多いみらいらけろにゃ、僕には効かな……
[恐らく切り裂くつもりで振るった手が見事にその毛玉をキャッチ。 それを顔の前に持ってきて、じーっと見つめる。 それから貴紗の方にも視線をやって…。]
あんにゃにいっぱい、あっらろり、実体は一つにゃ。 それにゃら手立ては………
[もう一回毛糸玉を見て顔に押し付ける。]
これ…きもちいいにゃー。 いい匂いがす………
[そのままその毛糸玉を抱えて床に座り込む。 いつも濁った目がとろんとしている。 最早隙しか残っていなかった…。]
(20) 2016/01/20(Wed) 22時半頃
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/* もしかして:メガネ
後それ言うならボクも左が多そうなの割と解せぬ。
言われてみればそうだったな!
なんというかまぁ色々すごいことなってるが。
/*
そうだったのか……(遠い目
言い出しっぺの法則というのがあってだな
/* 狩生は総攻めだ、俺が認める。
ほんっとうに何というか
カオスなことになってたよね
[しばばばば]
/* どうせボク←こんな扱いなんだろ知ってる。
明石前提の狩石とかありそうだよな知ってる。
[だれもそこまでいってない]
/*
放送委員だったなそういえば!
放送部とか普通に言ってたすまない!
(何故か兼部っていう意識になっていた
/*
同じく、放送委員だったの思い出した。
なんかその、こう、貫禄が……すまん。
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にゃぁ…もふもふ、いい匂いにゃ。
[完全に毛糸玉に夢中になっていたが、不意に貴紗が滑り、転んで突進するのが視界に入る。]
にゃっ!?貴紗にゃん、あぶにゃい!!
[そう言って、貴紗の身体を抱きしめるような形で突進(?)を抑え込んだ。]
貴紗にゃん…狼相手に接近戦はいい度胸だにゃ。 でも……。
[残った試験管はたった二本、それを見て溜息を零す。]
(37) 2016/01/21(Thu) 02時半頃
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にゃはははは、僕の負けにゃ。 化学の力で勝てにゃい以上、化学部は負けを認めるにゃ。
さっきのが最後の試験管にゃ。
[手元の二本の試験管をポケットにしまい込んでそう告げる。 先程の貴紗の攻撃で少しだけ意識を取り戻す。 そのまま貴紗を抱きしめる様な形で降伏を宣言する。]
好きな子のはだけた姿を晒してまで勝つ気はないよ。
[ぼそり、耳元で囁く。皮肉にも残った二本はこうなった原因の薬だった。**]
(38) 2016/01/21(Thu) 02時半頃
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/* ホントに接戦だった(真顔
て事は、今回引き分けならば映えある21勝目の行方は、来年の部長に掛かっているワケk……いや、元を正せばボクと藤乃木が21勝目の行方を背負っていたのか?
嗚呼……それだもの、最高の寿限無が生まれるはずだ……。
[寿限無怖い]
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