217 【突発誰歓】幸福の壷【十二支騒動記】
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[とろり、と意識が朱睡の闇へと包まれる。
直前まで神の傍近くに居た者へ、
危うきものを感じながらも、タロの提案退けられなんだは
他の者でなく我が身に災厄降ることで
僅かなりとも安堵を覚えてしまうがゆえか。]
(守りたいと願うは――、きっと同じであろうな)
(だから、嘆くでないよ。)
(憤るでないよ。)
[眠りに包まれながら、
主の尊の神気と、それよりは小さな戌の神気が
まだ無事であるを感じ取り、
未だ迷いの中の朋輩の先行きを
眠りの中で願い続けた。**]
[眠りの中、最後に聞こえた寅の声。
神様が倒れた直後のことを思い出す。
彼女はなんて言っていた。
別に、「眠った者の事」が分かるとは、言っていなかったのではないか。
彼女はただ、]
うっわあああああああああああああああ!!
[眠りの中、浮かぶ思考は、酉とは違って情けないものだった。]
[何が一緒だからだ、何が信じられるからだ。
いや、信じないとは言っていないし信じられるとも思っている。
自分の選択が間違いだとも思っていない。
だが、あの切った啖呵が勘違いによるものならば。]
…はっずかしい…何やってんだオレ…。
[起きていたら、真っ赤になった顔を手で覆っていたことだろう。
穴があったら入りたい。そんな気分だった。]
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[傍に居た戌の崩れる身を抱き留める。 けれど己よりも一回りは大きい相手、叶わず、せめて傷付けぬ様抱えて受け身を取るのが精一杯だった。
離れた場所でもう一つ、崩れる気配。 >>2:86「この身に牙を」と唱えた言霊を思い出す。 「牙」の言葉の意味が分からなくてあの時は判らなかったけれど]
嗚呼、酉のねえさまはこうなる事を知っていたのね。
[牙持つ邪鬼が、誰かの中に。 「まずは」この身に牙を、と酉は言った。「次」がある…]
(11) 2015/02/16(Mon) 01時半頃
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[ごめんなさい、やっぱり櫻には、なんの力も無いみたい。 皆の役になんて、たてやしない役立たずなの。
膝を枕に、横たえた戌の額に唇を寄せて、もう聞こえぬ彼に心の中で、懺悔を。
>>5聞こえた兎の声。同じ木気の、姉様の声。 戌が自らを犠牲に、望みを託した力は、其処に。
戌は気付いたうえで、己を兎の隠れ蓑としたのだろうか? 襲い来る牙から、少しでも、兎を守るために。 そうだといい、少しでも役に立てたなら、そう祈る]
(12) 2015/02/16(Mon) 01時半頃
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[戌の頭を守る様に抱え込んで、ぐるる、と低く唸る威嚇音。 >>7巳の声に視線は向けて居れど、視ているものは、その奥の…]
大丈夫よ、櫻は判っている。 あれは、巳のあにさまの、言葉じゃない。 苦しまなくて良いわ、必ず助けてあげる…
[でもどうやって?そんな事は知りはしない。 だって、誰も、気付いていない。 何の力も無い幼く無知な、己の言葉なんてきっと誰にも届かない。
だからこれは、己に言い聞かすだけの言葉。 ただの、己の心を奮い立たせるための、強がりの仮面を被る、儀式。
巳自身に警戒している訳では無い、故に、>>22隣室へ運ぶというなら、大人しく任せただろう。ちょろちょろ後を付いて行く位はしたかもしれない]
(24) 2015/02/16(Mon) 02時頃
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[>>13話し方が変わってやっと、それが申であったことを知る。 >>16疑問には目を瞬かせて首を捻る。不思議に思って、純粋に]
さるひこちゃんには、皆に芽生えた力がどんなものか、総てわかる力が芽生えたの?
だって、タロちゃんが勘違いかどうかなんて、試してみないと判らないわ。 かみさまは判らなかったけれど、十二支の皆も等しく判らないか如何かなんて櫻には判らなかったもの。
かみさまは判らなくとも十二支の皆の事なら判る、 そんな能力を持っている誰かを察する事が出来るのが、タロちゃんに芽生えた能力なのかしらって、そう思っていたけれど…、
[どうなのかしら?宙を仰ぎ、何処かから聞こえる戌の声に問う]
(25) 2015/02/16(Mon) 02時半頃
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……固執?ちがうわ、何故気付かないの?
さるひこちゃんだって、巳のあにさまを知っているでしょう? 酉のねえさまと比較する意味が、櫻には判らない。
かみさまが眠った時、巳のあにさまは酷く取り乱したわ。酉のねえさまとは違う。 かみさまはだめで、タロちゃんなら眠ってもいいだなんて、巳のにいさまが考えると、そう思う?
ねぇ、何故判らないの?こんなに可笑しいのに。 何故誰も気付かないの?
[やっぱり櫻が可笑しいのかしら…? 弱々しい声音で、誰にともなく、問う]
(26) 2015/02/16(Mon) 02時半頃
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[子と申の様に、羊と午の様に、卯と丑のように、 近しく寄り添う相手なんて、己には居ない。 本当の意味で、心の底から甘えられる相手など、居はしない。
独りで在る事には慣れている。 けれど、不安を、寂しさを、拭い去る方法は何時まで経っても得られぬ侭で。 だから、また、ひとつ、心を黙して己を誤魔化す。
何度も血を流し、もうすっかり癖がついて固くなった醜い掌の内に、爪を食い込ませて、隠した拳をぎゅっと握って。
甘えることなく、独りで立つ為に。 己にはそれしかないのだから。**]
(27) 2015/02/16(Mon) 02時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2015/02/16(Mon) 02時半頃
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[本当は、不安で仕方ない、己が可笑しいのかもしれない。 唯でさえ役に立たない己が、皆に迷惑を掛けているだけなのかもしれない。 取り乱して、泣き叫びたい、誰か助けて、と。
でも、そんな事をしたって己には『誰か』なんて、居ない。 ただ震えて居れば助けてくれる誰かなんて、寄り添い縋る相手なんて、居はしない。 甘えていい場面と、そうでない場面を選ばなければいけない事を、知っている。
けれど、幼く脆弱な己だ、暴走したところで、止めてくれる誰かは居るだろう。 己独りくらい、容易く阻んでくれるであろう、誰かが。 それが、唯一の救いだった]
(47) 2015/02/16(Mon) 11時頃
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[だから、大丈夫。もし、櫻が可笑しいなら… 止めてくれるでしょう?あにさま。
迷いが逸らしたその双眸で、再びまっすぐに巳を射抜いた]
櫻の、…勘違いかも知れない。 だから教えて、あにさま。「感謝する」ってなぁに? 情報の為の犠牲かしら?
情報が増えるかどうかなんて、判らなかったわ。 『犠牲』であるかどうかなんて、誰にも判らなかったわ。
ゆりねえさまのような力が、本当にあるかなんて判らなかった。 『犠牲』…タロちゃんが邪鬼に侵されていないだなんて、私たちには判らなかった。
(48) 2015/02/16(Mon) 11時頃
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[大丈夫だと、言ってくれる相手も居ない。 だから何度も何度も己で、己に言い聞かす。 大丈夫、大丈夫。
本当はぜんぜん大丈夫なんかじゃないけど、それでも、 櫻しか気付いていないなら、逃げ出す事なんて、できないもの。
あにさま、大丈夫よ。 櫻は大丈夫、だから苦しまなくて良い。 …――だから、お願い、櫻が可笑しいなら、櫻を止めて]
ねぇ教えて?にいさまはそれが判る力が芽生えたの? けどそれが判るなら、タロちゃんを『犠牲』にする必要なんて無かったでしょう。
じゃあ…一体何に『感謝』したの?
(49) 2015/02/16(Mon) 11時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2015/02/16(Mon) 11時半頃
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『犠牲』だったと…そう、認めるのね?
[静かに、けれど、響く声。 その音はもはや、確認では無く、確信に近い
言葉を遮り、呼ばれる名>>56 けれど、振り返りはしない]
タロちゃんに邪鬼が憑いている可能性を、考えないのは何故かしら? 『犠牲』だと、言い切れるのは、何故かしら?
ねぇ、あにさま。お願いだから、櫻に納得できるように答えて。 タロちゃんに、何が宿ったか判らない侭に、『あにさまのかわりの犠牲』にできた、その訳を――…
(58) 2015/02/16(Mon) 15時頃
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[伝えるだけ伝えて、けれどそれ以上に聞く気はない様で、 互いに混じりあう視線を逸らした。 思い返す午の言葉、>>56「それよりも」?
戌の「犠牲」は、 巳への疑問は、巳に食って掛かる己の態度は、 そんなに軽い物なのかしら?
ふと疑問に思うも、眠ったものの声が聞えた安堵もあるのだろう、午の良くも悪くもおおらかな性格を考えて、細やかな疑問は今は呑みこんだ。
視得る能力を持つものが増えた事は喜ばしい事だ。 なら今度はもんぺねえさまを、そう返そうと口を開く間際、>>57午の慌てたような態度に気付く。
邪鬼が牙を放つ頻度なんて判らないから、慌てて駆け寄る。見付けたから、何かされたのかとそう案じて]
(59) 2015/02/16(Mon) 15時頃
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午のあにさま…喉を――?
[其処は急所だ。だからこそ、余計に血の気が引いた。 蒼褪めた顔で、彼の傍、喉に添えるその手に触れた。 温度を無くした震える指先。
嗚呼、だめ、虚勢の仮面が、剥がれてしまう。 取り乱してはだめ、落ち着かないと、 言い聞かせても誤魔化しきれぬ焦りと不安。 何故己は何も出来ないんだろう? 無力感が、またひとつ、胸に重く圧し掛かった**]
(60) 2015/02/16(Mon) 15時頃
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[>>63申の言葉に首を捻る。
そういう話じゃ、ないんだけどな。
けれど、申と己が噛み合わぬのは何時もの事なので、それを起点に申を疑う気持ちは湧かなかった]
例えば全員に何かの力が芽生えるとして 何時、目覚めるのか櫻はしらないわ。 だから、タロちゃんがあんなに自信を持って言い切るなら、必要な時が来たら目覚めるのかもしれない、タロちゃんはそれを知る力が芽生えたのかもしれないと、そう思ったから、ないとは断言しなかっただけよ。
[むしろ、欺くつもりならあると断言する絶好の機会に、答えなかった事を疑う意味なんてないのに。
多分きっとまた伝わらないんだろうなぁなんて思いながら、首を傾げた*]
(92) 2015/02/16(Mon) 19時頃
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[>>71巳を見詰めながらも、その双眸の奥、見えぬ何かを睨む眼差しに、もう、迷いは殆ど無かった。
巳の言葉はこの心にはもう届かない。 故に心を乱して声を荒らげることも、ない]
収集をつけた事で、邪鬼持たぬ二人が眠った今、 その言葉に何の説得力も、ないわ。
辰のおじさまの話は、今していないのよ? 今しているのは巳のあにさまの話。 比較する意味もなければ…
櫻は巳のあにさまに信じて欲しい訳でもないもの、 答える理由も、ないわ。
(93) 2015/02/16(Mon) 19時頃
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[巳を起点に、丑と午、三人の話し合いを聞く。
>>73その最中、子を気遣う申の声が聞こえて、思わず溜息が溢れた。 群れ為す猿に生まれながら、護りたい弱者を守る意識を一時であれ怠るなんて。
十二支の寅ではなく、牙持つ獣の虎として、本能的に知る、ひとつ。 牙持つ狩人が真っ先に狙うのは、群れからはぐれた弱者だ。 …そう、例えば、今の己のように。
見えぬ牙を誘えるなら、力持つ誰かの身代わりになれるなら、己の取る行動に間違いは無いはずだ。 同じ牙持つ狩人であれ、同じ性質とは限らないけれど。
酉のねえさまの様に言霊で誘う事は出来ない。 けれど、どうか、次は己を、 …そう、心の中で、強く祈る。**]
(94) 2015/02/16(Mon) 19時半頃
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櫻子は、モニカをじっと眺める。見付かって尚足掻いて居るのか見極めようと(促し)
2015/02/16(Mon) 19時半頃
櫻子は、黍炉の先の違和感を思い返しながら、首を捻った(促し)
2015/02/16(Mon) 19時半頃
[ぱたぱたと降り注ぐ慈雨の如く、
覚えのある声は降り注ぐ。
眠る、ということはもっと寂しく一人闇に漂うばかりと思うていたが、
祈りの強さか、あるいは悪しき気の影響が及ばぬ何かがあったのか――
いずれにせよ、寂しさ感じぬことには
眠りの中で笑み浮かべる。]
[ぽかり、と夢の中で吐き出した泡に、思い出は宿る。
始まりはひとつ。]
[ああ、あれはいまだ人型保てなんだ頃。
先代の隠居に伴い、代替わりしたばかり。
背丈はいっとう小さく、髪はまばら。
気を抜けば丹色の羽どころか、淡い黄色の羽ばたつかせる小雛。
ぴいぴいと鳴くばかりを、
「良い声」と撫でて抱き上げたは辰の翁。
あの頃からとうに大人で、見上げるばかりで。
軽口叩けるほどになった今でさえ、何を返せるのかと時に迷う。
被った仮面に手を伸ばしたのはいつごろであったか。]
[戸惑う辰へと、にこり笑って言ったもの。
「お顔を隠しても、隠さなくても、大好きよ。」
やっと紅色の袖が似合い始めたばかりの事。]
[紅色の袖を翻すにも慣れた頃、
眉間に皺寄せる巳の男が一堂に加わったこと。
凶星と同じくするその名を厭う彼へと、
まだ告げていない言葉がある。]
(厭うでないよ、それは――
きっとそなたを守る物。)
[矜持高い男と知っていたから、
安易な慰めなどせずに振る舞った。
けれど――、それでよかったのかと今でもふと悔いる。
せめて、言の葉の一葉と成せばよかった。]
悪しき名を纏うことで悪気を祓う、
きっと、お主の名もそうであろうて。
[いつか、呼ばせて欲しい、と
告げていれば何か変わっていたのか。]
[力篭らぬ体を抱き上げる午の男の声はしかと聞いた。]
(女子の重みさえ知らぬとは、
そなたもねんねよのう。)
[何時ぞや、――ああ、寅の仔がまだ十二に選ばれた頃。
今よりも小さくて愛らしゅうて、思わず手を伸ばさずにいられなんだ酉に、
「母娘みたいなものですか」と口滑らせたままの迂闊さよ。
にこりと笑んで、その頬抓りあげて謝らせたは新しくもない思い出。
その軽口すら今は懐かしい気がして、
夢路に指伸ばすことさえを躊躇う。
消えて、泡沫とならぬよう。]
うっるせぇエテ公!さっきまで弱音吐いてたくせに!
しょこらはお前みたいに蹲ったりしねぇよ!
[申の言葉に返すのは楽だ。何も考える必要がないから。
酉のような寛容さもなければ、巳のような思慮深さも、辰のような先見性もない自分。
売り言葉に買い言葉で応じるのは楽だ。
だから、寅の懺悔は。
完全に勘違いしていた自分が悪いのに。]
[与える言葉を知らないから、何も伝えられなかった。
意識が伝わっているのに、何も言えなかった。
身体は、申に引き摺られていく。]
[ひとつ、寂しいと思うのは、
手を伸ばせないこと。
頭を撫でた時のはにかんだ顔。
仏頂面、困ったような顔、狼狽える顔、
微笑む顔。
どれも、今、この手の中にはなく。]
(寂しいのう…)
[ぽつり、泡を吐き出す。]
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