人狼議事


26 Fairy Tales Ep.4

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【人】 若者 テッド

―深夜―

―――ぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ

[遠吠えの響く、獣の夜。
村人達は家の戸を堅く閉ざし、怯え。
ひたすらに朝を待つ。

白い獣は駆ける。
数度、出会い頭に自警団をその鋭い爪に掛け(07)人程を死傷させる。

恐怖と惨劇による騒ぎも。
闇夜に輝くその姿を目撃するものも。
初日よりもずっと多かったであろう。

そして、その姿からそれが10年前の人狼の仕業で或る事もはっきりと知れ渡る。]

(4) 2010/08/09(Mon) 08時頃

【人】 若者 テッド

[すとん――。
殆ど音も無く、爪と牙とに赤を纏った白狼は雑貨屋の前に降り立つ。
ぴょこんと一度だけ後ろ足を痛めたように引き摺り。
扉に前足を掛けようとした時。]

―――……ぐるる……!

[人の気配>>1に小さな唸りを上げる。
首に巻かれた首輪のような『証』が妖しく揺れる。

彼の勘の通りに、白い獣とオルグイユの生き残りの子供はついに再会を*果たしたのだった。*]

(5) 2010/08/09(Mon) 08時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 08時頃


―回想―

〔気を失っていたのはどのくらいだっただろう? 騒がしくやってきた誰かに担がれて、運ばれた。〕

〔前にも、こんな風に、運ばれたことがある。大きな背中に背負われて〕

お兄ちゃん…… 

〔呟く声が漏れたとしても、きっと誰にも届かないほどの小さな掠れ声〕


………… 〔一旦降ろされたあと、唇に何かを塗られた気がした。〕
〔一瞬身じろぎをしたかもしれないけれど。〕

……やはり、この人が、フィリップさんを……

〔そう気づいたのもつかの間に、意識は遠く消えていく〕


 ―虚ろなる時間―

 〔意識を取り戻したのは、暗闇の中。
どれくらいの時間、そこにいたのかはわからない。 死者の世界に時間などないのだろうから〕

―― 
〔漂う『モノ』は、記憶を辿ろうとする。感覚も記憶もぼんやりと曖昧にしか感じない。〕

〔微かな光が暗闇に差しこむ。 『モノ』は誘われるように光のもとへ漂い向かう。〕

……〔光に向かううち、記憶が少しずつ確かになっていく。〕


〔大切な全てを奪っていった誰か。 守りたいと思っていた全てを、さらって行ってしまったあの自分。〕

……返して。 私を、返して

〔その願いはもう、聞き届けられないと知るのは未だ先のこと。〕

〔おなじように、『カストル』を『彼』から奪ってしまった自分にその資格もないと悟るのも。〕


………………ティナさま。 どうかご加護を。


〔――ただ祈る。
奪われたもの、 奪ってしまったもの。全てのものに、*慈悲の愛を*〕


もしも祈りが届くなら、証は微かに点滅し、光を失うだろう。


【人】 若者 テッド

―夜中 雑貨屋前―

[前足を扉に掛けたまま。
弓を引き絞る音に、白狼はぴくんと三角の耳を動かし。
爛々と輝く紅い瞳でルーカスを見据える。]

―――ぐるぅぅ

[低く唸ると口元を赤く染める返り血が、ひたりと垂れ落ちた。]

(17) 2010/08/09(Mon) 17時頃

【人】 若者 テッド

[ガッ
放たれた牽制の矢が届くよりも疾く。
白狼は跳び退き、矢は扉を貫く。]

………うぉんっ!

[一声鳴いて、弓から剣へと持ち替えるルーカスへと飛び掛かる。
けれどきっと、片足分の力が足りず。
ルーカスの知る人狼――ムリフェインより遅い。]

(18) 2010/08/09(Mon) 17時頃

【人】 若者 テッド

―――ッ!!!

[白い毛皮に赤い血の筋が飛ぶ。
瞬間、ルーカスの勇気の『証』に近づいた欲望の『証』が熱を放つ。

ルーカスの動きが鈍る。

すれ違い様、その腕に牙が傷を付けたか。
体を反転させさらにもう一撃――攻撃ようとしたところで胸に鈍痛が走り体勢を崩す。
同時に人の集まる気配。]

――……うぅ……。

[赤い両眼が体勢を立て直すルーカスを睨み。
ひらり――。
跳躍した白狼は闇へと消える。]

(19) 2010/08/09(Mon) 17時頃

【人】 若者 テッド

―宿の一室―

………ゼッ……ハァッ……ゼェ……。

[人のものに戻った体を冷たい床に投げ出し。
荒い、苦しい息を吐く。
肩からはじわりと血が滲む。]

……ゼェ……ルーカス……オルグイユ……。
何が……護るだ……。
何が……恨んでいないだ……。

奪われ。
滅ぼされ。
…ハァ…最期まで、綺麗事抜かしてろ…。

[煌々と輝きを増す『証』を掴む。
呼吸も鼓動も乱れ切ったままだ。
けれど、痛みは感じない。]

(20) 2010/08/09(Mon) 17時頃

【人】 若者 テッド

みんな、みんな。
死んでしまえ。
……はは……はははは……。

[熱の篭った真っ赤な目で。
憑かれたように弱々しい*狂笑を上げる。*]

(21) 2010/08/09(Mon) 17時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 17時頃


【人】 若者 テッド

―宿の一室―

……ゼェ……ゼェ……。

[倒れたまま、空が白む時間になっても天井を見上げていた。
痛みも、苦しみも感じない。
けれど、荒い呼吸と虚脱感は何時まで待ってもなくならない。]

ソフィアさんは。
……証の"何か"に気付いた。

そしてたぶん―――。

[さっきの襲撃失敗で見られた。
時が経ち多少冷静さを取り戻した頭で考える。]

(43) 2010/08/09(Mon) 21時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 21時半頃


【人】 若者 テッド

……ハァ……やっぱり。
手放すしか……。

[無理矢理に身体を起こすと、ぐらりと視界が傾く。
杖に縋り、蒼白を超えて土気色の顔のまま。
ふらふらと宿を後にする。

近くの住人に聞けば、森の方へと歩いて行った所を見たと返事が返ってくる。]

(45) 2010/08/09(Mon) 22時頃

【人】 若者 テッド

―森の中―

[深い森の中。
風に吹かれ、緑の漣が森全体を揺らす。
前回此処に来た時に置いた毒花の束は、そのまま萎れていた。

まるで墓標の様に置かれた大きな石。
人狼達の間で風の海の墓標(エピタフ)と呼ばれるそこはまさに墓標だった。
レグルスとカストルの。]

……カストル。
預かっててください……。

[首に巻いた『証』
取り外すと胸の痛みが強くなる。
墓標の傍にそれを埋めると、足を引き摺り村へと再び歩き出す。]

(49) 2010/08/09(Mon) 22時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 23時頃


【人】 若者 テッド

―広場―

[手助けしようとする村人の手を振り払い。
かなりの時間をかけ、なんとか村まで辿り着く。]

………ハァ………。

[深い溜息をついて。
建物の壁に背をつけ、ずるりと崩れ落ちた。
その光景はカウンターに座り、外を眺めるソフィアからも見えただろうか。]

(52) 2010/08/09(Mon) 23時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 23時頃


【人】 若者 テッド

[激しい鼓動を繰り返す胸に手を当て、何度も何度も息を吐き出す。
近づく人の気配と掛けられる声に。
閉ざしていた赤茶の目を開く。]

……あなたは、いい人ですね。
救い難い偽善者だ。

……ハァ……。
大ッ嫌いですよ。

[殺し損ねた――そして多分それに気付いている相手に吐き捨て、苦笑する。
その首もとに『証』はない。]

(61) 2010/08/09(Mon) 23時半頃

【人】 若者 テッド

一緒に生きたいなら。
助けてくださいよ。
何とか、してくださいよ。
ほら、早く。

[差し出された薬と薬缶には目も呉れず。
暗い陰気な声で請う。]

さあ?
怪我したかどうか。
ソフィアさんなら、知っているんじゃないですか。

[寄せられる身と瞬きと共に覗き込んでくる瞳に。
くつりと喉を鳴らす。]

(73) 2010/08/10(Tue) 00時頃

【人】 若者 テッド

俺だけ痛いのは、不公平だ。

[避けられぬなら、身体を少しだけ寄せ。
ソフィアの首に、甘噛みをするように開けた口を寄せる。]

(74) 2010/08/10(Tue) 00時頃

【人】 若者 テッド

[顔を寄せたソフィアの耳元で昏く哂う。]

……二人っきりで心中なんて御免ですよ。

絶対に、嫌だ。
そう言えば止まるとでも思っているんでしょう。
自分の犠牲で済めばいいと思っているのでしょう。

本当に、いい人ですね。

[口調だけは優しく、けれど毒に満ちた言葉。
手は伸ばされない。]

(89) 2010/08/10(Tue) 00時半頃

【人】 若者 テッド

[オスカーの制止に、牙は突き立てられぬまま、離れ。
尻餅をつくソフィアへ向ける赤茶は冷たい。]

でも―――。
俺だけがこんな足で。
俺だけがこんな身体で。

俺だけが全てを奪われる。

[一気に言い立てはあ、と酷く疲れた溜息を漏らす。]

(91) 2010/08/10(Tue) 00時半頃

【人】 若者 テッド

痛くなくなったら?

[意外な言葉にオスカーを見る。
ソフィアの友人――オスカーにはその程度の認識しかない。]

……生きられるなら。
足も治るのなら。
もっと、もっと上手くやれたでしょうね。

[何を、とは言わず、緩く笑う。
先程で力を使い果たしたかのように、疲労の色が濃い。]

(94) 2010/08/10(Tue) 00時半頃

【人】 若者 テッド

……本当に?
本当に、何とかなるんですか?

[縋るような表情が浮かび、苦しげながら身体を起こそうと。
瞳は赤く爛々と揺れる。]

(104) 2010/08/10(Tue) 01時頃

【人】 若者 テッド

罠―――。
あの、罠を仕掛けたのは……。

[ぎりっと奥歯を噛んで、薄く笑う。
目に冷たい薄暗い光を宿して。]

ひとつだけ。
聞いていいですか?ソフィアさん。
納得できたら、あなたの言うとおりにしますから。

なんで、10年前。
カス……人狼の子供は殺されたんでしょう?

(109) 2010/08/10(Tue) 01時頃

【人】 若者 テッド

死んだらダメ、ですか……。

保障はない。
けれど、起こらない奇蹟ではないでしょう。

[心臓は痛み、肺からはゼィと嫌な呼吸音がする。
それでもよろよろと、なんとか立ち上がろうと。]

(113) 2010/08/10(Tue) 01時半頃

【人】 若者 テッド

[ソフィアから差し伸べられた手。
俯いて昏い表情を隠して、その手を取った。]

……二日、ですね。
わかりました。

[隠した口元は三日月に歪ませ、オスカーに頷く。

捕まったカストルは怖がっていた。
銃を向けられて怖かった。
撃たれて怖かった。
庇われて怖かった。
人間が怖かった。

迫る死が怖い。]

(126) 2010/08/10(Tue) 01時半頃

【人】 若者 テッド

俺も、怖かったですよ……。

[手を借り、立ち上がりながらぼそりと呟く。
久しぶりに会う気がするグロリアとは目を合わそうともしない。]

(127) 2010/08/10(Tue) 01時半頃

【人】 若者 テッド

……………。
…そうですね。
一緒、ですよ。

[表情は相変わらず隠しながらも僅か笑む気配。
グロリアの紹介には僅かに視線をやっただけ。]

……少し、疲れたので。
休ませて貰ってもいいですか。

[立ち上がれはしたものの足元は覚束無い。
ソフィアの許可が取れたのなら、雑貨屋でしばし休憩をさせて*貰う。*]

(137) 2010/08/10(Tue) 02時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/10(Tue) 02時頃


―広場―

〔不安定な『モノ』は、ようやく白濁した白い人の形になり、オルグイユの村を彷徨う。〕


――気づいて。


〔ともにベンチに腰掛ける兄と妹。 どうか、気づいてほしい。〕

……

〔差し伸べた半透明な手は、何も触れることもなく、透けたまま、二人を抱きしめていて*〕


―ありがとう。 気づいてくれた。

……お願い。 守って。  私の代わりに。 




                   大切なもの、大切な人を。

〔魂は兄の後ろを点滅しながら追いかける。時折妹を心配して振り向いては祈る〕


ティナさま……  ご加護を。



  どうか、 二人を守って。私の代わりに……


〔祈りに呼応する証の石は、点滅を繰り返す。〕


【人】 若者 テッド

―雑貨屋―

[カラン
鈴の音の共に駆け込んで来た雑貨屋の主が店番をしていたオスカーを抱き締める。
そして訪ねる言葉の意味は、今だ村に起こるもう一つの異変を知らぬから分からない。]

……すぐに、帰ります。

[俯き、床を這う視線は上げぬまま。
お茶菓子には手をつけず、お茶を啜る。]

もっと、休んで行けなんて。
ソフィアさんは、本当に―――。

善い人ですね。

[呟きに、お茶の味は*変わらない。*]

(179) 2010/08/10(Tue) 14時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/10(Tue) 14時頃


メモを貼った。


メモを貼った。


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