人狼議事


73 ─深夜、薔薇の木の下で。

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奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/12/27(Tue) 00時半頃


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[意識だけが、はなれる。
それは、薔薇の精との事が終わった後。

医務室に運ばれた身体が見える]

 ――何、してんだ。俺。

[解放された意識は、漂うだけ。
同じ医務室のベッドには他にジェフやノックスの姿も見えたか。

不思議な並びに苦笑を一つ、零した**]


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――夢のどこか――

[ベッドで、ロバートと会話をしていた筈だった。
 ふっと意識が途切れて次に気がついたときには知らない場所。

 辺りを見回しても、ここがどこだかわからない。
 何が起きているのかも解らない。

 一人でいるのは、恐ろしい。

 ゆるく首を傾げて、歩き出した**]


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― 回想 ―

[ズブズブと夢に落ちる感覚は、蓑や繭にくるまるに
きっとよく似ている。]

 ああ、ごめんねー……―――。
 重いよねー……―――。

[意識を何かから防御する間に、
己の身体が小さな下級生に運ばれていく。
夢現で呟いた声は、きっと届かない。
触れる温もり。それだけで満足できる時に還りたい。

だから、カルヴィンに謝っても意識が戻ることはなく。
否、もう戻せることが出来なかった。]


[そして医務室のベッドの1つに横たえられる身体。
きっと日頃とは違い、真っ直ぐに整えられているのだろう。
その代わりに、ノックスの精神は、いつも以上に蓑虫の形。
繭の中に丸まり、外を見ようとしない。

――……男同士の恋愛なんてありえない。
    付き合うならスタイルも性格も良い女の子がいい。
――……いつか愛されて産まれた子を、両親に見せてあげたい。

それがきっと普通の感覚だと。
そこまで意識を戻す為に。
繭から一度放たれた焔を、逆再生するかのように繭に収まる。
自分の焔で、自分自身を傷つけない為に。

でも、そうすると、とてもとても寒いから。
歩きだすジェフとは対照的に
余計、身を固くして繭の中に閉じこもってしまう。
何かに折り合いがつくまでは、きっとそのまま*]


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[ふわりと漂いながら、人のいない廊下を行く。
見える、けれど向こうは自分には気づかない。

自分の体に見えたのは茨の痕。
今もこの姿でもそれは映る。

廊下を行けば、見知った金髪が見えた。
焦がれた姿。今は――]

 ジェフも倒れたんだ……?
 あんな状態であんな事してるからだよ。

 ……俺もだけど。

[かける言葉にはどこか棘が残る]


[エリアスの体を抱いた記憶は、残っている。
途中からあやふやになってしまったそれは、最後まで行ってしまったのかどうかわからず、けれど残るのは後悔、と]

 せっかくだから少し話さない?
 ここなら、ジェフの大事な弟も、同室の彼も、いないしさ。

[いないというより、向こうから関知されないのだが。
こちらの声が届かないのであれば、同じ事だった。

ジェフェリーの方へと一歩一歩近付いていく。
すぐ側まで行けば、少し見上げる形]

 ……俺さ、知ってるんだ、ジェフが秘密倶楽部にいたことも、そこで何をしてたかも。
 ジェフが誰を見ているのかも。
 どうしてだと思う?

[問いかける口調はいつものもの。
棘が入り込んだせいか、視線には艶すら感じられて。

ジェフェリーの髪に、手を伸ばした**]


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[どこかの廊下を歩いている。
 自分はどうしたのか、それもわからない。

 後ろから知った声がかかる、振り返るとベネットの姿。
 独りでないことに、まずほっとした。]

 あんなこと?倒れた?私が?

[しらばっくれようとして、しかし続く言葉に無駄だと知る。
 それなりの距離感を保てる良い友だと思っていた。

 考えがまとまらない。見られていた、知られていた。何故だ。
 ベネットだけでない、カルヴィンも、ノックスも、皆に知ってしまった、もしかしたらロバートも。他にも秘密を知るものは居る。
 自分はどうしたらいい。]

 どうしてだ。私は……
 ベネットは何故。

[伸びてきた手からは逃れないから、指先に金が絡む。
 艶の籠もる瞳を見ているとまた、ろくでもない自分が動き出しそうで、目を閉じてそのまま受け入れる。**]


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 どうしてって、わからない?
 残念だな、ずっと見てたのに。

 この学校で初めて会ってからずっとさ、俺はジェフに憧れてたよ。
 ジェフがそういう事してるんだと知った時も、最初は驚いたけどね。

 でも、同時に寂しかった。


 俺じゃあ、大事な弟の代わりになれないから。

[髪を優しく撫でながら、口にする]

 隠す必要がないとまでは言わないけど、ジェフはそのままでいいんじゃないかな?
 そのプライドを持ったまま卒業して、その後で言ってみたら?
 誰よりも大事なんだって。

 俺はさ、ジェフのことが好きだったんだ。


[すんなりと出た言葉は過去形。薔薇の悪戯で表に出てきたのは、無意識下で抱えていた思い。
自分が倒れていなければ、看病くらいは友人としてするつもりでいたけれど]

 でも、今まで気づかなくて、良かった。
 もっと早く気づいてたら、俺は今でも、ジェフを好きなままだったから。

[髪からするりと指を抜いて、頬に触れる。触れたかったものが、今はこんな近くにあるのにそれほど欲さない]

 ――さてと。俺は素直になったから、ジェフだって素直になればいいんだ。
 誰が好きなのかはっきりしないと、誰も手に入らなくなるよ?

[そういって、にこりと微笑んだ**]


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奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/12/27(Tue) 20時半頃


【人】 奏者 セシル

──音楽室──
[一人奏でるバイオリンの曲は童謡めいたものが多く。

バイオリンを通して自分と会話すると言うよりは、在りし日に思いを馳せるため。
それは自分が決定的に歪むよりも前。未だ純真でいられた幼少の頃。

他者からのいじめ。簡単に折れた心。
自分の殻に閉じこもりがちで、無表情に近い息子の情操教育にと与えられたのはバイオリン。

初めてその音に触れた時、嬉しかった。
奏でた一音は音と呼ぶにはあまりにも粗末なもの。されど、自分が奏でた大切な音。
誰とも心を通わせることができなかった自分が、初めて心を通わせることができるものに出会えた気がした。
一音、また一音、綺麗に奏でられる音が増えていく。音符の連なりを追えば、曲へと姿を変えていく。
色褪せていた自分の世界が急速に色付き始める。自分の居る場所がきらきら光って見えた。
もっとも、それは自らの手が生み出せる範囲の小さな世界でしかなかったことには気付かなかった]

(69) 2011/12/27(Tue) 21時半頃

【人】 奏者 セシル

[誰かを抱きしめるために必要な両手を広げるだけの世界があればいいと何かの小説で見た気がした。
でも、自分は違う。自分が必要としている世界を形成するのは、もっと小さくて。
だって、自分を抱きしめるのには、両手を広げる必要なんてないのだから。

鼻腔を擽る薔薇の香り。薔薇の香りが齎すのは一体何なのだろうか。
人の奥底にある欲求が浮かび上がるとノックスは言っていた。
それなら、自分は疾うに自らの世界に閉じこもっていてもおかしくはないのに。
薔薇の香りが齎す効能は自分に効いていないとも思えない。

今までは意識的に吸い込まないようにしていた薔薇の香り。
この香りに身を委ねれば、幸せになれるのだろうか。幸せ……?自分は幸せになりたいのだろうか。

多くは望んでいない。幸せでなくても構わない。だから、だから…誰もいない世界で一人────]

あぁ……違うのか。

[ぽつり呟くと、手を止める。不自然に途切れる演奏。
一度瞳を閉じて、自嘲気味に笑みを浮かべる。
幸せでなくとも構わないなんて、思っている時点で、既に破綻している。
分かっている。分かっていても、一人が居心地が良いから、自分は抜け出せない]

(71) 2011/12/27(Tue) 21時半頃

【人】 奏者 セシル


………香りが、変わったように思えたけど。
それに、………減ったのかな。

[小さく息を吸えば、緩く首を傾げる。
香りの変化はすぐに消えた。きっと、気のせいだろうと結論付けられるほど些細な変化。だから、気にも留めない。

それよりも気になるのは、気配の数。気配には誰よりも敏感な自分。でも、本当のことを言えば、その気配の詳細までは分からない。
だって、自分にとっての線引きは、自分とそれ以外かしかないのだから。それが他人かあるいは得体が知れない者かなんて、大差ない。

色濃く感じる薔薇の香りに紛れている他者の気配が減ったように感じるのは何故だろうか。
それは本来とても好ましいことのはずなのに、素直に喜べない。
気のせいであればいい。だけど、きっと気のせいではない。

痛ましそうに瞳を伏せて、胸元に手をあてる。布越しに触れる十字架の感触。
何かを祈ろうとして、困ったように眉を寄せる。
他者のためになんて祈ったことが無いから、適切な祈りの言葉が浮かばなかった]

(72) 2011/12/27(Tue) 21時半頃

【人】 奏者 セシル

……相変わらず、外もこの香りなのかな。

[噎せ返るような薔薇の香りにも少しは慣れた。
この香りが消えないのは仕方が無い。
ただ、少しだけ頭を冷やしたくて、窓に手をかける]

寒っ………

[窓を開けば、冷たい外気が頬を掠める。
小さく呟いて、すぐに窓を閉めようかと思ったものの手が止まる]

あれ……?

[中庭に視線を落とせば、先ず目に入るのは真っ赤な薔薇。
そして、それと同じくらい鮮やかな鳥の姿。
視線をさらに滑らせれば、廊下で会った少年の姿も見えるか。
どうしたのだろうと不思議そうにその姿を見つめた]

(78) 2011/12/27(Tue) 22時頃

[繭の中で丸まっていた魂は、
音と香りに反応し小さく身じろいだ。

部屋で起こされた時、そうするように
蓑虫がちょこっと顔を覗かせる様に
見聴きするのは……。]

 もう、やだなぁ……―――。

[もにゅもにゅと零す言葉は、何に対してか。]

 薔薇ちゃん、あんまりオスカー虐めないでね?

[それでも、雪うさぎを共に作れなかった
後ろめたさも手伝って願う音は
薔薇の音には成りきらない。

それでも、傷が疼くように彼らの声だけは聴こえて。]


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【人】 奏者 セシル

[先ほど会った時のように、避ける様子を見せるなら、すぐに窓を閉めようと思っていた。
少年の口から紡がれた言葉に瞬く。
自分の音を聞かれるのは嫌なのは、それは自分との会話であったから。盗み聞きされているようで不快だった。
今弾いていた曲は会話ではなく、あくまでも昔を思い出すためのものであったために、不快感はなく。
手をかざして、目元あたりを隠す様子を見て、考え込むように口元に指をあてる]

………何か、聞きたい曲はありますか?

[弾き終わったと言うことは容易い。あるいは何があったと問うことも容易い。
だけど、どちらも口にすることはできず、開かれた唇から紡ぎ出た言葉に自分でも驚く。
驚いたところで取り消せないし、それくらいしか自分にはできそうもない]

それと、もし……良かったら。
使って下さい。

[吐く息が真っ白に染まるほどに、外は寒い。何故外にいるのか。
きっと寮内にいたくない何かがあったのではないかと想像するのは難くない。
しばらく迷った後、バイオリンを弾くために外していた黒の皮手袋を手に取る。
手から離す時、自身の迷いを写すように少し震えるも、黒の皮手袋は音もなく、中庭にひらりと落ちた]

(83) 2011/12/27(Tue) 22時半頃

[入り込んだ棘はもう落ちてしまった。
けれど、棘があった、という事実が薔薇の精の声を耳に届ける。
棘に侵されたもう一人の声も]

 ま、素直にって言ってもここからじゃ声は届かないか。

[そういう口調はどこか楽しそうに]

 見てるだけなのは、切ないよな。
 手が届かなくて、こちらを見ない相手を見続けるだけ、なんて。
 って言っても、ジェフは今までもそうだっけ。
 弟には、中々手を出せないし。

[自分でも意地が悪い言葉だと思う。それでも、止められないのは湧く事のなかった嫉妬心の欠片かもしれない]


【人】 奏者 セシル

え………っと。

[痛くない曲と聞いて、感じた戸惑い。
自分の音はどこまでも自分に優しい。だから、痛い曲というのがそもそも分からず。
そして、1つ思い当たる可能性。今まで考えてみたこともなかったこと。
自分の音は自分に優しいけれど、他人にとっては……────?]

すみません。自分の音があなたにとって痛くないか、正直自信がありません。
ただ、その、できる限り…、頑張ります。

だから……その、もし、痛かったら、……言って下さい。

[歯切れ悪く、そう告げる。少しでも痛みを齎す可能性があるなら、断った方が良い。
自分の音が受け入れられなければ、結局傷付くのは自分。
分かっていて、それでも弾かないことを選択することはどうしてかできない]

(96) 2011/12/27(Tue) 23時頃

【人】 奏者 セシル


……お礼を言われるほどのことではありませんから。
その手袋、……捨てるつもりだったんです。
だから、要らなくなったら、捨てて下さい。

[自分と種類は違えど、他人を避けている印象がある少年に向けて、そう付け加える。
自分も他人が一度はめた皮手袋をもう一度はめられるかは自信がない。
だから、慣れない嘘を吐いた。それが互いにとって一番だと思えたから。
指を通す様子を見れば、安心したように息を吐く]

寒いですから、飽きたらいつでも立ち去って下さい。

[そう声をかけて、自分に集中するためにバイオリンを構える。
やがて奏でるのは、星に願いを込める曲。自分の願いは叶わないと知っている。
だから、少年にもしも何かの願いがあるなら。願いがなくとも、今後もしも何か願いができたら。
その願いが叶うようにとの、想いを込めて、音楽室から奏でた]

(97) 2011/12/27(Tue) 23時半頃

[オスカーを虐めないでと、願ったけれど。
その彼が、ベネットに触れるのを見れば、
アイスブルーは眼を逸らした。

     ――……自分は何も見ていない。

思いこんで思いこんで。
思いこんだと信じて、けれどその場には居られない。]

 やっぱり……。

[逃げ出すように、歩んだ先。
見えるのは2つの影。
聴こえる声は、ベネットのもの。
ジェフの秘密を知っていて、尚、彼は……―――。

唇が歪んだ。顔を覆う。
醜いと思うものよりも、己が酷い顔をしていると判るから。]


[顔を覆ったまま、彼らに見つからぬうちに……と。
聴こえるヴァイオリンの音に誘われるように、
その場を離れた。]


【人】 奏者 セシル

[誰かのために奏でるのは初めてのこと。
手が震えそうになったのは、外気による寒さのせいではない。
それでも、一度曲を奏でれば、毎日連れ添っているバイオリンの音が狂うことはなく。

ふと、バイオリンを弾きながら、視線を向けるのは中庭で咲き誇る薔薇。
薔薇にも願いはあるのだろうか。ノックスいわくお節介な薔薇>>2:468
そして、気になったのは枯れかけであるということ。
とても、そう見えないが、散る間際に花は美しく咲くとも聞く。

薔薇は好きにはなれない。それは今でも変わらない。
されど、もしも薔薇にも願いがあると言うのであれば。

その願いも、また叶えばいい。
未だ本質からは遠く、薔薇の目的すら知らず、そう願った]

(103) 2011/12/27(Tue) 23時半頃

[言葉を切って、ふと感じた気配に振り向く]

 ……ノックス?

[ジェフェリーがいるのだから彼がいてもおかしくはない。
そして彼が今この場面を見れば、どう思うのかは明白で]

 ごめん、ジェフ。
 行って来る。

[その傍を離れて、遠くに見えた背中を追った]


【人】 奏者 セシル


ありがとうございます。それなら、良かった。

[少年の言葉に瞳を細める。
中庭と音楽室。この距離感はどうあっても縮むことはないから、自分の受け答えは幾分柔らかなものとなる。
一方でふと感じた疑問。もしも、もしも自分の音が誰かを傷付けていたなら……?
緩く首を振る。その疑問の答えはすぐに出た。でも、今は関係ない。

少年との距離が遠いゆえに、少年が何を考えているかまでは分かるわけも無く]

………本当は、もっと。

[一曲を奏で終えた後、少年の瞳に光るものが見えた気がした。
もっとも、鮮やかな姿の影となり、はっきりとは見えない。
きっと見られたくないものだと思ったから、沈黙を破って、口を開く]

(106) 2011/12/28(Wed) 00時頃

【人】 奏者 セシル

もっと、違う曲が良かったかもしれませんね。
この曲……幼い頃に、何度も何度も繰り返し弾いたんです。

[相手の反応は見ないようにして、ぽつりぽつりと零す]

どうしても、叶えたい願いがあって。でも、叶わないとも分かっていて。
その度に思いました。
もう1回弾けば、明日弾けば、明後日弾けば、………ずっと弾き続ければ。
いつか叶うかもしれないって。

叶わないと分かっている願いでも、叶うかもしれないって思うことができるだけで、希望が持てたんです。

[矛盾した言葉を紡いでいるのは分かっている。今はもう叶うかもしれないなんて思うこともできないけど。
それは口にしない。純粋に相手のために何かしたいと思って奏でた曲に不吉な話は不要だから、代わりに嘘を吐く]

僕の願いは………叶ったんです。
だから、きっと……あなたにも良いことがあると思います。
僕はそれを願っています。

(107) 2011/12/28(Wed) 00時頃

[そして、辿り着くのは音の降る場所。
フィリップの近くで、星に願う音を聴く。]

 うん、やっぱり、いい音……――。

[顔を覆っていた手を落とし、呟く。
少し今まで2回聴いたそれと違う気がしたけれど。
それでも根幹は、きっと同じ。

大気圏に触れて燃えて消え堕ちる流れ星のように、
一度燃え盛った焔は穏やかに落ちついた。
このまま、どす黒い何かも消えてしまえばいい。]


[そして音が止んだ。
酷く穏やかな気持ちになったけれど、
セシルの唇から落ちる言の葉に、唯心配そうな顔をした。]

 願いを叶えたって顔じゃないけどなぁ。

[けれど、その声は、もう彼には届かない。
きっと、何をしてあげることもできない。
出来たとしても、それが彼の為になるかは

――……薔薇の声でのあれこれを思い出して
苦く微笑むしかない。

それでも、願うことは許されるだろうか。
部屋を貸してくれると言ってくれた彼の為に。]

 セシルにも、良いことがありますように。


[音の鳴り響く廊下。そこに、その背中を見つけた。
言えば、聞いてくれるだろうか、と思う。

彼を傷つけたのは自分で、恐らく誤解もされていて。
音がやむ]

 ――ノックス。

[声をかける。彼は、自分の言葉を聞いてくれるだろうかと]


【人】 奏者 セシル

[内向的な自分の性格に反して、明るい曲の持ち合わせはある。
バイオリンを通せば、何だって表現できる。
だからこそ、好んで持ち歩いて、会話をしているのだ。
そういう曲の方が良かったのではないかと、思い悩んでいたから、首を振る気配にホッとする]

ごめんなさい。僕は、あまり……言葉には長けていないから。

[唐突とも言える自分の話の後、相手が頷いてくれる様子に安堵したのは束の間。
迷う様子を見て、そう告げるも、続く言葉には瞬く]

もう少し、暖かい場所でなら。
あるいは……今の場所と互いが逆の場所でなら。

……いつでも、構いません。
もっと、他にも何か、あなたにとって痛くない曲を練習しておきます。

[今度は少年には室内で聞いて欲しいと思ったから、少しの条件をつけて、迷うことなく頷いた]

(112) 2011/12/28(Wed) 00時半頃

[純粋に誰かの幸せを祈る背に、かかる声。
ぴくっと肩が一度震え、止まる。
振り返った顔は、いつもの微笑。]

 ――……ベネット先輩。

[感情を凍らせたようなアイスブルーが
同室の先輩の姿を映す。]

 なんで、此処にいるんです?

[そう言えば、そもそも何故という部分が抜け落ちていた。
これも薔薇ちゃんのお節介かな……とは、思ったけれど。
それプラス、先程彼が誰の前にいたか、知っているから。
何故、自分の前に立つの……と。]


【人】 奏者 セシル


事情はよく分かっていませんけど。
僕の音が、あなたにとって、優しくて、暖かいものに……なれたらいいなと。そうは思います。

あ……

[元々聴覚は優れている。
バイオリンを奏でている時は集中していたから、一度足を止め、そして通り過ぎた足音>>101にこそ気付かなかったけれども。
演奏を終えた後だから、音楽室へ向けて、近付く足音>>108には気付いて、小さく声を上げる]

もしかしたら、ここに誰か来るかもしれません。
窓、閉めた方がいいですか?

[何故中庭にいるのか、結局分からなかったけれど。
中庭にいるのが人目を避けているように思えたから、そう問いかけた]

(113) 2011/12/28(Wed) 00時半頃

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