人狼議事


246 朱桜散華

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【人】 手妻師 華月斎

― 祭り前日:深夜―

[翌日もまた然程変わり映えのせぬ一日を過ごし。
 明日はとうとう祭りの当日、という夜に、
 ふと、微睡みから目覚める。]

 …… …

[なぁんでこんな時間に目が開いたかな、と肩を掻き、
 やけに熱を持った手を冷やそうと
 囲炉裏の傍の水桶に近づき、杓子を取った。

 ―――刹那、からからと聞きなれた音が静寂を破る。
 何の前触れもなく始まった「それ」に、杓子を持ったまま背は凍り付く。
 手妻に使った道具、もう使うことのない欠けた茶碗、
 薄く埃が積もりかけた瓦落多を集めた雑箱の中に 
 放り込んだままになっていた風車が一斉に羽根を回し始めて]

(86) 2016/04/23(Sat) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎


 ……嗚呼、    そういうことかよ。

[水を汲む気にもなれず、杓子を投げ捨てる。
 木と木がぶつかる音が不穏に響き、水桶の水面は乱れた波紋を描いている。

 今宵は吹き込む風がいやに生暖かいとは思っていた。
 いつ“それ”を察知する覚悟もあった。
 毎年、祭りが近づくにつれ、高台から咲かずの桜を眺める日が増えるのも、過去幾度か橘を苛んだ業の血が再び囁き出すのを警戒してのことだったのだが]
 
 ……っ、くそ。

[眠りは深い方で、浅いまどろみの中で見た夢すらも、
 朝になれば呆れるほどすっきりと忘れている己が、
 今日に限っては夢に出てきた者の顔すらも明瞭に記憶している。
                       つまりそれは、予兆。]

(87) 2016/04/23(Sat) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎


 ……親父は何っつってたか。

 『惹かれた』者が出てしまえばまずもって危険なのは、
 影響力の強い一族………とすりゃ、
 無意識下でもまずあいつが出てくるのは
 強ち的外れではない、が。


[死の淵にあった父から聞き取った断片を
 記憶からひとつひとつ引き出してゆくに、
 今日、夢が示した娘は、

  桜に惹かれた者ではない ということだろう。]

(88) 2016/04/23(Sat) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎


 … でも、 親父よ。
 俺ァ、やっぱり出来損ないじゃねえのか。


[適当な羽織を肩に引っ下げ急ぎ足で家を出る。
 山々の間を縫う宵闇の中に、空白む気配を見た。
 小高くなった場所から丘を振り仰げば、]


 間に合ってねぇよ。


[枝を広げているのは 咲かぬはずの 桜。*]

(89) 2016/04/23(Sat) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

― 祭りの日 朝:村外れの丘 ―

 ……雷門の長が亡くなったそうだな。
 
[見事な枝振り、舞う薄紅の花弁。
 聳える桜を見上げながら丘を上り、
 だれともなく上に居た者に声をかける。
 次々と駆けつける村の者らにも目で会釈を。
 見たこともない風景に在って、表情はいつになく厳しい。]

 成程、確かに酷ェ。
 思ったより血が広がって見えないのは…

[着衣の状況から、凶器は刃ではないようで。>>54
 それだけでも十分に異様さは伝わるがゆえに、
 「血が桜に吸われているようだ」とは続けずに、
 必要以上に触れぬようにした上で手を合わせた]

(93) 2016/04/23(Sat) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎


 『依り代』滅して、穢れを祓え……

[早朝に家を出た癖、現場に到着するまでに間は空いた。
 丘に到着したのは辰次が伝承>>30を諳んじた頃。
 口中で同じ言葉をなぞり、頷く。]

 仕様がねえだろうな。

[恐らくは代々の宮司の家系に伝わる文面であろうか、詳細を聞くのは初めてだが。
 慄くでもなく、諦観でもなく、心得ているといった風な表情でそれを容れるのは、何も知らぬ村人としては異に映るやもしれぬとまでは考え及ばない。
 周囲を囲む村人らに咎めるように睥睨されて漸く、苦く笑った。]

 ……と、気をつけろよ!

[置壱を気遣うようにしていた日向が、行き違いのように急に駆け出したのには、転ばぬようにとその背に声を投げる。
 状況が状況だ、無理もないであろうし、また、
 今朝方夢に現れた彼女に対しては別段の懸念を抱いていなかったゆえに、その声は自然と親身なものにはなっていた。]

(97) 2016/04/24(Sun) 00時頃

【人】 手妻師 華月斎

[どーやって探しゃいいんだよ、との辰次の声>>71が届けば
 双眸は逡巡するように下方を彷徨う。]

 さあて、―――

[自身は父親や曽祖父とは違う。
 未然に疑わしきを始末することも出来ず、
 桜はこの通り、薄紅の花を見事に咲かせてしまい。
 名乗り上げて、どうなるというのか。
 この有事にあって、如何ようにするのが得策か?]

 …案があるみたいな感じだな?

[言葉にならぬ何かを吐き出し、心ここにあらずを隠すよう、
 促すような見守りだけ、置いて。
 置壱>>83の仕草と、意図を読み取ろうとする辰次とに注視していた。]

(100) 2016/04/24(Sun) 00時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2016/04/24(Sun) 00時頃


【人】 手妻師 華月斎


 居る、居る。
 そらお前、これだけ騒ぎになっていれば。
 …前後したが、長のことは、ご愁傷さんだった。
 
 置壱にも、だな。

[置壱が長の屋敷に身を置いていることは知っている。
 長の屋敷にはとんと縁がなく顔を合わせることは稀で、
 「鬼子」と呼ばれ忌避される彼に対して何か行動を起こせたこともなかったのだが。
 雷門の死に際し、宮司の縁戚である辰次と、そして置壱にも
 お悔やみのようなものをひとつ、置いて]

 それで、何か妙案は出たかい?

[ふたりを見比べ、首を軽く傾けた。]

(108) 2016/04/24(Sun) 00時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[置壱が首を振るのにはそうかと頷いた。
 顔を合わせる時々において、彼の己に対しての態度に
 何処となく違和感を抱いてはいたが、然程気に留めたことはなかった。
 それが、今になってふと、気にかかる。]

 …依り代、か。
 『人の身に在りて人ならざるもの。
 戻る叶わぬ、魔の眷属――』 …だっけか。
 
[野次馬に群がった村人の中に丘を降りる者が目立ち始め、
 辰次の論>>113に補足するよう、口を開いた。]

 ……眉唾だが、方法は、無いことはないぜ。
 爺さんから聞いた話ではある、が、
 「妖」のものを見分けることが出来る呪いのようなものがある「らしい」、と。

(118) 2016/04/24(Sun) 01時半頃

【人】 手妻師 華月斎

 見える人間がどこかにいるのか、
 それとも別のナニカの所業かは知らんが、
 かつて、「妖」の所業とされる大事が起きた時に用いられたんだそうだ。

 籠屋の裏手の林の奥に、割と大きな泉があるだろ。
 あそこにしか咲かぬ白と赤の茨草、
 疑わしきは赤、そうでないものは白―――
 おおむね一夜に一人、名を示した半紙、或いは木板が
 いずれかの色の生垣に架かったものだ、と
 爺さんはひい爺さんやそのまた爺さんに聞いたんだと、さ。

[――否、そんな伝承はない、と内心で苦笑する。
 自身の受け継いだ血が確かなものであるという確証はなく、
 しかし自身の見たものを伝えずにおくわけにもゆかず、
 明け方、苦し紛れに思いついた策がそれであり。
 現在は、綾崎 日向を示す木板が白色の茨草の元で揺れていることだろう。]

(119) 2016/04/24(Sun) 01時半頃

【人】 手妻師 華月斎


 繰り返すが、眉唾だ。
 そういう話もあったらしい…ってな。
 この村に伝わる桜の伝承よりも新しいものだから、
 今回の件が過去の事例に添うかどうかは知らんが。


[言って、短く息を吐いた。
 出来る限り表情を入れず「伝承」の体で話した心算だが、
 己の語った方法は穴だらけで、長くは誤魔化せまい。
 雷門の屍を見下ろす眉間には深い皺が寄る*]

(120) 2016/04/24(Sun) 01時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2016/04/24(Sun) 01時半頃


手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2016/04/24(Sun) 02時頃


【人】 手妻師 華月斎


 でもよ、『依り代』つうことは。
 仮にそいつが見つかったとして、
 そいつ自身が妖そのものかっていうと、たぶん、
 ………、 すまん。 
 まあ、話が何かの足しになれば何よりだ。

 ………布が要るな。手は足りてるか?

[雷門の弔いに話が及べば、手伝いを申し出るが。
 置壱はどうするだろうか、男手が十分に足りているならば
 己は初動を手伝い見送る形になるだろうか。
 長には「家」が世話になっていた。
 弔いの後は香の一本でもあげなければなるまいと
 努めて動揺を抑えた振る舞いの中で、思う。*]

(126) 2016/04/24(Sun) 02時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[弔いの言葉に呼応するよう、村の男らは準備に動き始めた。
 殆どの村の者は状況を把握し終えたのか、丘を登る姿は先刻より減り、目立つ。
 木に近づく中にふと、よく見知った男の姿を捉えた。
 異様な事態の最中。遠縁とはいえど縁者の姿はどこか安堵を呼ぶのか、呼び止めようと試みたが、彼は声に反応を示す様子なく、長に触れ、黙祷し、そして――>>129]

 丁助――― お前、何を。
 ……っ、おい!!

[声を荒げる。己が目を疑う光景に。
 どよめきとも怒声ともつかぬ漣が取り巻く。
 祭を待つ華やかな彩りの資材の中に打ち捨てられた長の身体はとても正視できぬほど無残な躯を晒しており。]

 どういう心算だ、丁助。

[次々と駆け寄る村人の姿、村長の姿。
 舌打ちひとつ、桜に向き直る丁助に近づいて、肩口に掴みかからんばかりに吼えた。**]

(134) 2016/04/24(Sun) 03時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2016/04/24(Sun) 03時半頃


【人】 手妻師 華月斎

― 過去から現在 ―

[遡ること十代前、この村に移り住んだ一族が居た。
 姓は橘、されど起源は語られず。どこからか逃げるように移り住んで来たその一族は、遠方に伝わる古きまじないや神事に関する知識を持っていた。
 だが、彼らにとって新天地となるこの村には、桜の伝承など古くからの土着のしきたりが存在している。
 余所者が村に馴染む術としてそれらに倣い、大衆の物差しに適応するように長い時間をかけて一族の在り方を変容させて行ったことは自然の成り行きと言えよう。

 橘姓に属する者は、彼ら独自の知識を代々本流傍系の境なく血脈の者に口伝で伝えてきたが、代変わりの度にそれらは形骸化し、ほとんど「伝承」「昔話」として聞き育つだけとなっている。
 香月や丁助の代には既にそのようであった。]

(148) 2016/04/24(Sun) 10時頃

【人】 手妻師 華月斎

[一方、橘の受け継ぐ『夢見』だけは、唯一知覚可能な能力の名残として、現在もなお本流の血脈に発現し続けており。
 これもまた縁者にのみ語り継がれ、文字としての記録は皆無である。]

[橘の丁助とは、幼き頃から懇意であった。
 香月の方が六つばかり年が上であるゆえ何かと兄貴ぶることが多かったが、橘傍流が交易により興盛を極め財力で橘本流を大きく引き離していることなど気にも留めることなく、
 垣根なしに遊び戯れ、時に喧嘩をした仲であった。]

 「――― お袋が居なくなったのは、
  親父の夢見の結果だったそうだ」

[その彼を相手に、一度だけ橘の力について零した。
 里に戻り病床の父親を看取ってから随分経過した、
 ここ一年ほどの間に、ふらりと丁助を訪ねたのだ。]

(149) 2016/04/24(Sun) 10時頃

【人】 手妻師 華月斎


 「母親は出ていったと聞かされていた。
  行きずりの旅の男に道ならぬ恋情を抱いて、
  追うようにしてそのまま里を抜けたのだと。
  だが、本当のところは少し違ったんだよ。
 
  …――親父はお袋を埋めている」


[妖しに魅入られてしまったのだと、
 桜の伝承になぞらえてか、父は語った。]

(150) 2016/04/24(Sun) 10時頃

【人】 手妻師 華月斎


 「親父は母親を「妖」と判じて断罪したらしい。
  だが、同じ頃俺の夢に出て来たお袋は、
  決して妖じゃあなかった」

[受け継いだとされる己の能力が贋物でないとすれば、
 父親が嘘を吐いている―――つまりは夢見の結果ではなく、
 橘の力とは無関係の伝承を傘にし、他の男に心を向けた妻を個人的な愛憎から手にかけたということで。

 己はといえば母親に対する感情>>0:95よりも父への同情が勝り、嘘と罪を歎く訳ではないが。
 系譜遡れば、真偽交々似たようなことは幾度か起きているらしいことが懸念材料として残ること。
 呪われているんじゃないかとさえも、珍しく自嘲気味に丁助へと零した。]

(151) 2016/04/24(Sun) 10時頃

【人】 手妻師 華月斎

  
 「………なァ、丁助。
  想いというのは、愛情ってのは、何なんだろうな。
  魅入られたのはどちらだったのか。
  魔物と言うなら、俺らのこんな血筋だって
  十分魔に近いんじゃねぇのか」

[片親の不在を埋めたくて、
 彼の存在に救いを求めた童の頃のように。
 緑匂い立つ背の高い草を手慰みに千切りながら殆ど一方的に吐露し、やがて、丁助の顔をはたと見て、苦笑する。]
 
 「……、悪い。
  急に来て何言うんだと、自分でも思わあな。
  でも、お前にしか話せないんだ、これは」

[咲かずの桜を遠目に見遣る。そうして、ふと。]

(152) 2016/04/24(Sun) 10時頃

【人】 手妻師 華月斎


 「だからというわけじゃないが、
  少し前、境奈の志乃が戻ってきたろう。
  お前、ひょっとして、―――」

[口元をにやりと笑みに崩して、胸の前で両の腕を組む。
 年長者の勘と言い、覗き込んだ丁助の表情はどうであったか、果たして。]

 「……ふっ、くく。答えんでいいぜ。
  俺は俺の血筋を厭うているけど、厭うなりに
  橘の業を背負うと決め、女とは別れて来た。
  でも、お前が好いた女とどうにか上手く幸せになれりゃ、
  杯の酒が少ぅし旨くなるんだけどな」

[十代の盛りを離れて過ごしたゆえの距離感も影響し、
 彼が橘本流の力に劣等感を抱いている>>114ことは知る由もない。
 ただ、持つ者が持たざる者を時として羨むこともある。
 愚痴聴きの礼と共にほんの僅かな後押しなどもしたが、
 丁助の太公望たる今を思えば、それは凶と出たのやも知れず、
 ほんの僅かな引け目と後悔を抱いてもいる*]

(153) 2016/04/24(Sun) 10時頃

【人】 手妻師 華月斎

― 村外れの丘 ―

 …… …長が封印を破った魔などと、莫迦なことを。
 朱桜の開花が村の滅びに繋がると、
 伝承やしきたりを伝えてきたのは他でもない、長だ。

[同様の理由で辰次も疑念からは少し遠くはあるが、確証を持てぬことは口に出来ない。
 魔とは理屈では渡り合えぬこと、重々言い聞かされてきた。
 振り払われた手を音なく下ろして、視線は村の者らに守られた雷門の遺骸と、新たに加わった顔>>125へ。]

 それでも、何も今、死人を辱める必要はねぇだろう。
 “『依り代』滅して、穢れを祓え”
 ――しきたり通りなら、そうでなくとも、
 これからまだ死者が出るだろうてぇのに。

[死者、という部分は声をごく落とす。] 

(154) 2016/04/24(Sun) 10時頃

【人】 手妻師 華月斎

[丁助の視線を受けた双眸は細まる。
 正論なのだ。この場の誰しもが魔でない確証はない。
 公言出来ぬ力を発現させた己自身でさえ、魔物であることを否定出来ない。
 遅かれ早かれ疑心の漣は村を覆うだろう。

 だが、長を除けたのは本当に彼の語る理由からであったろうか。雷門を無造作に扱った直後、向き直ったあの目、彼の興味は別の所にあるかのようではなかったか。
 立て続けの騒動の中、違和感の正体が上手く纏められずに歯噛みする。

 そして、丁助の「意図」を孕んだ物言いは。
 まるで血脈の皮肉を逆手に取って念を押すような―――]

(155) 2016/04/24(Sun) 10時頃

【人】 手妻師 華月斎


 丁助。 
 俺は、 ……出来りゃ、
 身内を疑うのは後回しにしたいと思っているんだが。


[互いにしか通じぬ「意図」を、
 抑えた低音に紛れ込ませ、目の前の男に向ける。**]

(156) 2016/04/24(Sun) 10時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2016/04/24(Sun) 10時半頃


【人】 手妻師 華月斎


 … あぁ。

[丘は緊迫し剣呑な雰囲気に包まれている。
 だから、場を立ち去る丁助を止めはしない。
 頭を冷やすと言い置いて歩く彼を眉寄せた顔で見詰めるも、その表情は読み取れない。]

 ……どうしちまったんだ、あいつ。

[少し前。振り向きざまに一瞬目に映った彼の瞳が、
 仄昏い力を宿して見えたのは気の所為であろうか。
 事件で気が立っているのかとも考える。
 脊髄反射で咎めに行った己の行動が聊か過剰だったかとも。

 雨を割りゆくその背がまるで知らぬ男のようだ。
 かぶりを振って目を伏せる。]

(171) 2016/04/24(Sun) 20時半頃

【人】 手妻師 華月斎

 
 騒ぎを起こして、悪かったな。

[丁助の姿が見えなくなった頃、
 長の亡骸への扱いに対し短く謝意を示す。
 丁助の忠告に気付かされるところもあるゆえに、
 辰次や置壱らに対する態度は先刻よりは少々固い。

 必要あれば雷門の搬送準備に手を貸し、運ばれてゆくのを見守る。]

(172) 2016/04/24(Sun) 20時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[丁助に告げた言葉、半分は紛れもなく本心だ。
 そして、半分は殆ど反応見のハッタリであったのだが。]


 ………、 どうするか。 


[空の涙は桜の散るを早めると言う。
 しかし、一向に活力失わぬ枝ぶりはどうだ。
 暫くは物憂うように艶花咲かす枝を見上げていたが、
 やがて村の方向へと踵を返した。**]

(173) 2016/04/24(Sun) 20時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2016/04/24(Sun) 21時頃


【人】 手妻師 華月斎

[家路を辿る里道で、馴染みの猫の姿を見つける。
 散歩にでも行くつもりであったのだろうか、村から外へ出る山道の入り口へと道を折れようとするから、思わず声を掛けた。]

 そっち行ったら危ねえってよ。

[声に反応したのか猫はぴくりと耳を立て、
 くるりと此方に向き直ると足元に寄り、にゃあと鳴く。]

 先刻、聞いたんだ。
 崖が緩んでいるかもしれないんだと。
 これから恐らく雨足も強くなる。

(211) 2016/04/25(Mon) 00時頃

【人】 手妻師 華月斎

 万一のことがあったら、戻れなくなってしまうぞ。
 きっと、迎えに行ってもやれない。
 お前の大事なもんを迎えに来ることも出来ない。
 籠の外でひとりは、嫌だろう?

[分かっているのかいないのか、
 猫は首を回し山道をじっと見詰めている。
 すり、と足元に頬を摺り付けて、
 なぁん、ともうひと鳴きすると、元居た道へと。]

 ……それでも、行くのか。

[徐々に小さくなる黒猫の背に声を投げる。
 猫の様子から、ただの散歩や回り道でないと知れた。
 諭し引き止める声は届きはしないだろう。]

(212) 2016/04/25(Mon) 00時頃

【人】 手妻師 華月斎


 莫迦だな、おまえ。 **

(213) 2016/04/25(Mon) 00時頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 夜中 ─

[夜も更けたというのに、
 一向に眠りに就くことが出来ずに寝返りを繰り返していた。
 雨足は予測の通り酷くなっているようだ。
 だから足音を聞き取ることも出来ず、
 戸口が開いたのはひどく急なことのように感じられた。]

 ………丁助?

[跳ね起きて戸口へと寄る。
 宵闇に背負う稲光で表情は見えぬ。]

 お前、こんな夜更けに。
 どうし……… 

[た、と、声は自然、密やかに落ちた。]

(219) 2016/04/25(Mon) 00時半頃

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