人狼議事


44 【game〜ドコカノ町】

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―エレベータは13Fへ―

[ゆっくり上昇する小部屋、一人でその中に立ち、呟く]

 ……私は

[どうして、彼女に告げなかった?

 もう一人の『なにか』の事。
 彼女になら伝えて良いのではないか、そう思えた。

 いや―― それは、 駄目だ。

 伝える為には、明かさねばならない情報が多過ぎる。
 隠さなければならない。

 そうでなければ この『セカイ』《ゲーム》は護れない。

 正しい。コレで、タダシイ――]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


13F。ちーん、と音を立てて到着。


―12階・循環器科―

[ポプラが倒れたあと、無我夢中でその医師を撃ちまくる。
 きっと一緒にきたアイリスだった奴はまた吃驚していたか。]

 くっ………。

[その時、その医師がぱさりと書類を落とす。]

 なんだ?カルテ?

[拾い上げる。]


―病院・12階―

おい……お前……

[和図は懸命に医師を撃つナユタを見て、言葉をこぼす。

どこか、自分の姿とナユタが重ねるところがあって。]


[彼女は、赤いフードの男と白い騎士の間に、ただ、立って、いる。

二人からは、彼女の姿は見えないけれども。
二人の交錯する視線の間に、彼女は確かにいる。]


―13F 眼科―

[右手に円のついた黒い棒、左手に怪しげな点眼薬。
 真っ白の、つるつるした顔の一つ目医師。
 辺りには氷の破片が残っている]

 ヴェス……みんとさんですか。
 彼女がどちらに行かれたか、ご存知ないですか?

[姿がないから、ここで倒れたのではなさそうだが、
 退いたのなら手傷を負った可能性はある。

 一つ目は、しししし、と笑みを垂れ流していた。

 志乃は一つ、眉根を寄せ。抜いた懐剣は薙刀に変じる]

 ご存知でないなら構いません。
 己の足で探します。


[そして、流れ込んでくるイメージ。
 それにふるり、首を振った。

 横で茫然とみているアイリス…和図にもそのカルテを一度握らせて…。
 これは、このイメージはきっと全員に伝わっただろう。]


名のないカルテをアシモフ宛に届けと願う、あいつが一番セシルと話してたと。


メモを貼った。


あ、なんだ、このカルテ?

[ナユタから受け取ったカルテを手に取ると、瞼の裏に浮かぶ景色。]


[投げつけられる薬を末吉[[omikuji]]の動きでかわす。
 体勢を立て直す隙に、一つ目が踏み込んで来た。
 振り上げた黒い棒が、鉄槌のように巨大化した]

 ――!

[その柄に薙刀の切っ先を掛け、軽く流す。
 重心の不安定な武器は軌道を逸れて髪を掠め、
 返す刀で足を薙ぐ5


メモを貼った。


こ、これ、もしかして………?

[和図はナユタにカルテを手渡すと。

最後までは口にしない。

その風景が誰の視点から見えたのか、ということは――**]




 あいつ、やっぱり病気なんだ。
 しかも、

[もっていた医師は循環器科]

 きっと重い……。

[病気なんだと…和図に告げて……。]


…ぁ。
[流れ込んでくる、誰かの記憶。
からん。
おしるここあの缶がふっくらとした手からこぼれ落ちる。]

おんなじ、だ。
[その部屋の中から見る空の遠さを、あたしは知ってる。
ガラスの向こうの別な世界に憧れて、画用紙にクレヨンで作った自分だけの世界。

そらにはぐるぐるおひさま。地面には、たくさんのたくさんのひとたち。]


―12F―

[意識が途絶えた後。
 ナユタが必死で名前を呼んでくれたことも。
 仕留めそこなった医師を始末してくれたことも、
 まだめざめないポプラは気づかない]


[めざめる前に流れ込んできた記憶

 その、痛みに。

 辛さに。
 胸をつかれて、意識を落としていられなくなった]

 う……

 いま、の、なに……

[呟く声は、19歳にしてはおちついた、アルト。
 ポプラの体が倒れていた場所から起き上がったのは。

 黒髪をボブカットにしている、ごく一般的な女子大生。
 160ぐらいの身長には――なぜか、そう、なぜか。
 ポプラが着ていたような、葉っぱの緑色が鮮やかなドレス姿だったりした]


と、とりあえず落ち着いたら行こうぜ。
――こんなん、終わらせなきゃマズいだろ。

[和図は周囲に声をかけると。]

―――オレサマはぜってぇに嫌だ。こんなままじゃ、絶対ぇに終わらせねぇから。

[アイリスこと、和図は皆に聞こえるような声でつぶやき、エレベーターに*向かった*]



[みなまで言わない和図に頷いて…。]

 やっぱり、あいつ、助けなくちゃ駄目だ。
 どうやって助けていいかわかんないけど、
 だけど、

 これって、
 この世界って…。

[そこまで言ってから、また転がったポプラの死体を見る。]

 ……ポプラ

[悲しくて……。]

 オレ、あいつを、セシルを探す。

[エレベーターに足を伸ばす。和図がついてくるなら拒みはしない。いや、むしろ……
 できるなら、ついてきてほしいと……。]


 ――ここ、は。

[一つ、瞬いて思い出す]

 あー、やられちゃったん、だ……

[そして声がポプラの声じゃないことに気づく。
 視界の高さも、手の大きさも。
 元に戻っていることに気づいて]


 あれ? あれ?
 なんで?

[体は元に戻っているのに。
 服装がおかしくて、病院に居るままだということに。

 混乱している]


もう一度、ポプラを見る。


メモを貼った。


[動きの鈍った一つ目に向け、更に追撃。10
 相手が立て直して来るならまた間合いを取り、
 仕掛けて来るなら的確に返し技で削る2

 貴方以上に俊敏で果敢な敵を、幾度も見て参りました。

[この『ゲーム』で出会った者達はそれぞれに、
 その力、その心に強さがあった。そんな事を思う]


メモを貼った。


[いっぱい描いた絵と、いっぱいもらった絵本と。
憧れたキラキラした世界より、お外はとっても寒かったけど。]

セシルに、会わなきゃ。
外へ出る事がいいことかどうかなんて、わかんないけど。


[眼科医のHP、残り7]

 見切るに易いですね…… これで仕舞いです。

 ――はぁぁああッ!!

[裂帛の気合を込めて放った斬撃は、12


[混乱して、ぱたぱた服を確認している。
 そんなときに視線を感じて]

 ――?

 な、ナユタああ?!

[驚いて叫んだ。
 その隣に居る男がアイリスのナカノヒトだとは知らない。
 ナユタはナユタの顔のままだから気づけて。

 一瞬ポプラのようにとぼうとして、
 すっころんだ]


メモを貼った。


えっと、1901!
19階に居るのは間違いないの!
[エレベーターへ行こうとして、おしるここあの缶に気付いて拾ってくずかごへ。]




[すると、名前を呼ばれた。
 ポプラっぽい口調で………。]

[驚いてそっちをみれば、そこにはごく普通の少女がいるように思えたのだけど。]
 
 あっ

[そして、転びかけたその子を支えようと手を伸ばす。]


メモを貼った。


[倒れた敵が消えると共に出現する回復薬(最大20)。
 手に取れば、それは存在を薄めて転移していく]

 ……叶うなら、どうかアシモフ様の許へ。

 『私達も共におります。どうかご無事で』と――

[願を掛けると、それは宙にほどけていった]


セシルにもあげようと思って、おしるここあ2本買って、エレベーターへ。13


何、コレ!?
もしかして……

[彼女の頭の中に流れ込んでくるイメージ。
あぁ…これは―――……… ]


ごめんなさい…。


[彼女は思い出した、あの白血病で亡くなった小さな小さな少女を。
何も、してあげられなかった―――…。]


 わわっ!!

[すっころびかけた。
 廊下と激突することを覚悟して瞳を閉じたのに。
 抱きとめてくれる腕があって驚いたように瞬いた]

 な、ナユタだっ!

 あれ、しかも触れるし! なんで?!

[間近で、ポプラのときよりすこし遠いかもしれない顔を見上げた。

 ポプラのときは浮いてたり肩に乗ってたりだから、
 くらべるほうが間違っているけれど]


ヨーランダ、と自分の名前が出れば、彼女は顔をあげた。

ヤニクの言葉 を聞けば、静かに俯いた。

彼は今、ヤニクなのだろうか。
それとも、アイツなのだろうか。]


─ 13F ─

あ、お志乃ちゃんおつかれさま!
[ちょうどさっきのお医者さんがやられたとこでした。]


 ポプラか…。

[そう、多分、間違いなく、その子はポプラで、
 そう思うとまたじわっときつつ…]

 お前、ばっか  やろ…くっそう
 頑張れって……くっそう。

 ごめんな、守ってやれなくて……。

[そう苦しげな顔をして呟いた。]


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