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メモを貼った。
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メモを貼った。
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そうですか。
[声は冷たいままで。]
…っ。
[携帯を見れば悲痛な表情になって。]
私は携帯持ってないからどうやって消せるかわからないです。だから、いっそ、それ壊しちゃいたいです。
[悔しそうに]
ピッパは他にどんなことされてたんですか?
![]() | 【人】 墓守 ヨーランダ― 共同キッチン ― (0) 2013/11/06(Wed) 00時頃 |
――ROOM 09――
こ、壊すのは……家族からもらった大切なものだから……
[だめ、とかぶりを振って]
いやらしい格好させられたり、
お尻叩かれたり……した。
[しょんぼりして告白する。
でも、とマドカを見つめて]
今はマドカしか考えてないし、
ミルフィと関係を持つことももうないの。
だから、許して――?
メモを貼った。
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じゃあ、早く消してくださいね。
[流石に壊せ、とまでは言わないけれど。]
…。
[ピッパとミルフィの過去は胸を抉る。]
許して、ました。
これから私だけを見てくれるならって。
私が初めての人になれるならって。
でも、こうやってピッパから名前が出てきたり。
そういう話を聞いたりするのは。
辛いし、許せないです。
ご、ごめん……
消し方がわからなく、て……
[超がつく機械音痴だ。やり方がわからない。]
名前は、ついうっかり――ごめんなさい。
[へこんでしまう。思わず口をついたとは言え
そのことをマドカが嫌がっているのは知っていたのに。]
こ、今夜徹夜で、消し方探してみるから。
本当にごめん――
[繰り返す謝罪の言葉。マドカを傷つけてしまった。
泣きそうになりながら、マドカが寝たら携帯をいじろうと
今はポケットに仕舞う。]
つい、うっかりでも名前が出てこなくてしたいんです。
ピッパの中から彼女を消し去りたいんです。
[めちゃくちゃ言っているのは分かってる。]
私がその人みたいなことしてあげれば忘れられますか?
[徹夜で消す、と言われればお願いします。と。]
[ デートの格好でヨーランダを迎えに行ったものの、
部屋に彼女の姿はなく。
返事の返らない空洞のノックに、残念のため息をついた。 ]
時間、決めてなかった……。
[ 失態である。
仕方ない。代わりに失踪の噂の方を追おう……。
そうしてやって来たのは。 ]
マドカ……そんなに想ってくれるのは嬉しい。
けど、私は――どうしたらいいかわからない。
[泣きそうなまま、少し顔を俯かせて]
マドカは、過去も思い出も引っ括めた私を
愛してはくれないの?
今、マドカだけだって愛を囁く私がいるのは
いろんな人と出会って、築かれてきた私なの。
……嫉妬してくれるのは嬉しいの、すごく嬉しい。
でも……ヨーランダやプリシラも?
関係していない、ただの知り合いすら
私の記憶から消してしまいたいの?
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そんな事はわかってるんです。
別に私以外の全員を消し去りたいわけじゃないです。
詩文部の令嬢が、ミルフィが憎いんです。
…ごめんなさい。
私には認められないです。
ごめんなさい、ごめんなさい…。
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……そ、っか。
忘れる……忘れる努力、するから。
私にはマドカしかいないのは、本当のことなの。
もしあの子に会っても、もう関わらないって約束する。
だから――
[そんな顔しないで、とマドカを緩く抱きしめて]
別にピッパを信じてないわけじゃないんです。
ピッパの事は心の底から信じてます。
ただ、どうしても、これだけは納得できなくて…。
……ごめんなさい。
本当にごめんなさい。
[胸に顔を埋めて涙声。]
[自分にとっては過去のことであっても
マドカにとってはそうではない――
その差が、頭を悩ませる。]
私はマドカを犯罪者にはしたくないからね。
[抱き寄せたまま、一緒にベッドに横になると]
少し休みなさい。
疲れてるはずだし、悲しい気持ちは眠ってすっきりしてほしい。
……私はマドカが嫌いなあの子が残した痕を、
消してみるから。
[ポケットの携帯を指してから、マドカの額に口づけた。]
![]() | 【人】 墓守 ヨーランダ ん。……あ、チアキ。 (2) 2013/11/06(Wed) 01時頃 |
うん、寝る。
ピッパ、ありがとう。
[甘えるような口調でそう言うと、手を背に回してぎゅーっと抱きしめて、穏やかな寝息を立て始めた。]
おやすみ、……マドカ。
こっちこそありがとう。
[何に対してのお礼なんだか。
しばらくマドカの寝息を聞いて、寝顔を見つめて
この子は心底自分を愛してくれてるんだと実感する。
愛狂表現は、時に驚かされるけど
それも全て、愛しいマドカのすることだから。]
よし。
……携帯の待受を……
[変えるために、真剣に苦手な機械と向き合うことにした**]
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![]() | 【人】 墓守 ヨーランダ ……それは何の意趣返しのつもりかなあああ? (4) 2013/11/06(Wed) 01時頃 |
![]() |
![]() | 【人】 墓守 ヨーランダ 良いよ。一人で食べる寮じゃないしな。 (8) 2013/11/06(Wed) 02時頃 |
![]() | 【人】 墓守 ヨーランダ ありがとう。……イケメンはともかくとして。 (10) 2013/11/06(Wed) 02時頃 |
![]() | 【人】 墓守 ヨーランダ 流石に自分がもらった物を横流す程横着じゃないなぁ。 (12) 2013/11/06(Wed) 02時半頃 |
![]() | 【人】 墓守 ヨーランダ― 自室へ ― (14) 2013/11/06(Wed) 03時頃 |
![]() | 【人】 墓守 ヨーランダ ルームメイトの先輩がしっかりしてるからかな。 (16) 2013/11/06(Wed) 03時頃 |
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[この画像を削除しますか? >Yes No]
[画像を削除しました]
……で、きた?
[ぱ、と待受画面に戻ると、そこにはいつものデフォルトの
シンプルな画像が広がっていた。
設定からではなく、画像のファイルを消すという強硬手段。]
やったー……
[マドカを起こさないように小声で喜ぶ。
ふと思い立ったように、カメラを立ち上げると
マドカの可愛い寝顔をパシャッ。
そして今の要領で、画像ファイルの一覧から
メニューを呼び出す。賢くなっている。]
[この画像を待受画面に設定しますか? >Yes No]
かーわいい。
[ベッドで眠るマドカの隣で毛布に包まって
6時間ほどの格闘が功を奏した。
ただ――]
っ、くしっ
[安静にしなかったので、良くはならない風邪**]
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[まどろみの中、くしゃみの音にもぞもぞと身体を起こす。]
大丈夫ですか?
[まだ眠たそうに声をかける。
ちらりと携帯を覗けば自分の寝顔がうつっていて。]
えへへ、ありがとうです。
ピッパ、だーいすきです。
[甘えるように頬にキスをして]
寝てないですよね?
本当に嬉しいです。
使ってください。
[足を投げ出すようにベッドの上に座って自分は毛布を羽織ると、ぽんぽんと太腿のあたりを叩く。]
おやすみなさい。
[ピッパを膝枕すれば毛布を掛けて、額にキスを落とすと、髪を優しく撫ぜながら眠りに誘いつつ、自分もうとうとするつもり。]
メモを貼った。
メモを貼った。
起こしちゃった?
[眠そうなマドカに少し慌てたけれど
携帯を覗き込まれれば、へにゃ、と破顔した]
私も――大好きよ。
[頬に触れる柔らかい感触に、擽ったそうに目を細める]
……マドカ
[膝枕なんて――いや、マドカにしてもらったのは初めてじゃないけれども、あれは不可抗力というやつであって]
……えへ、嬉しい
[結局誘惑に負けてマドカの膝に頭を乗せて目を瞑る。
すぐに眠気はやってきた。
それから眠ったのは一時間ほどではあったが
心地よくて、深い眠りだった。]
メモを貼った。
――少し微睡みの夢――
[ワルツの流れる空間。
私は彼女に手を差し伸べて、彼女は私に手を重ねて
そして踊る、時間を忘れたような幸せな時間。
12時の鐘が鳴る赤ずきん。
もう帰らなきゃ。悪い狼さんに食べられちゃう。
赤ずきんが言う。
赤ずきんに恋をした狼は、その手が離せなかった。
行かないで。それなら私のものになって。
赤ずきんの首を掴む狼。
ぎりり、くい込む醜い指先。
私だけの赤ずきん。――いかないで。]
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