人狼議事


14 Digital Devil Spin-Off

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視点:


― 最期の刻 ―

[少女の手に命を委ねる。
 それは残酷な事だと解っていたけれど、
 それでも実行してくれる彼女に小さく微笑んだ]

あり、がと……――。

[そのまま失血で彼女の意識が闇へと沈む前に。
 ビョウキの爪は狂いなく彼女の命の灯火を断ち切った]


― アマラの世界 ―

――……。

[あの時と似たような感覚で、目が覚めた。
 いいや、意識世界が摩り替わったというべきだろうか。
 此処は何処だろう、私は今何なのだろう。
 ただぼんやりと、意識は彷徨う]

……Я виноват.


[多くの人の目に、その死は焼き付いただろうか。
 見て欲しかった者、見て欲しくなかった者。
 それぞれだったと思う、けれど]

Я виноват……ジュン……。

[ごめんなさい、と。
 「悪いのは私です」と、繰り返す。
 嗚呼、やっと――生という楔から解放された。
 理という重荷から解放された。
 そう思えば、自然と感情が溢れた。

 そう、悪いのは全部自分だというのに]


なんで。

[こんなに涙が零れて仕方ないのだろう。
 ジュンにしか見せる事のできなかった、
 見せようと思わなかった涙なのに]

どうして……。

[こんなに、溢れて零れて仕方ないのだろうか。
 人を殺して約束を破って、生と理から逃げ出した]

涙が、止まらないんだ……――。

[今泣いて良いのは、自分ではないはずだと解っているのに。
 深い深い意識の海で、胸の裂けるような感情に囚われる]


[それでも、この涙は彼女にとっての癒しだった。
 だからこそ、悲しみのない世界などいらないと思った。

 悲しんで、苦しんで、それでこそ。

 ヒトはヒトらしく在れるのだと、今でもまだ思っていたから――]


[彼女は泣き続けるだろう。
 次に誰か、見知った者が命を落とし此処へとやって来るまで――**]


聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2010/06/06(Sun) 02時頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

─回想 品川道中─

シナガワね…。
昔のシナガワなら知ってるんだけど、今は行ったことがないから案内の保証はできないかな。

[悪魔を連れた人、という質問には。]

うーん、蘭ねーちゃんとか変なちんまいの連れてた気がするんだけど、タマコさん会ってないっけ。

[彼女は質問の意味を、勘違いしていたかもしれない。
それともそういうことを聞かれたのだろうか。]

─この回想一旦中断─

(47) 2010/06/06(Sun) 02時頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2010/06/06(Sun) 02時頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

─回想 シナガワ─

[彼女の頭の中は、東京湾の蛇のことでいっぱいで、賭けをしない。
そもそも魔貨をまったく持っていなかったので、賭けをすることはできなかったのだが。

彼女は、リムジンに乗ってお台場に向かうのだった。]

─この回想は終了─

(56) 2010/06/06(Sun) 02時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2010/06/06(Sun) 02時半頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

─お台場─

[三人がお台場に辿り着くと、調査隊が悪魔に襲われていた。
海から地上へと這い上がる蛇。蛇。蛇。
その数、(04)0匹を超える。
姿形は様々で、ゆらゆらと空中を浮遊する蛇もいれば、霧を纏って影のような蛇もいた。

共工だ──その気配に彼女は気付いた。

しかしまだ共工は姿を見せていない。
共工の眷属が、調査隊の一人に牙を突き立てようとして。
三人は、一斉に助けに入った。]

(64) 2010/06/06(Sun) 02時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2010/06/06(Sun) 03時頃


聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2010/06/06(Sun) 15時頃


聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2010/06/06(Sun) 15時半頃


[どのくらい、泣いていただろうか。
 やがて、感情の波は収まりを見せて]

――……ジュン。

[彼を残してきた事への明確な後悔が形を成す。
 彼が背負って立った神無き世界という理の大きさも相俟って。
 だけど]

一緒に死のう、だなんて。

[そんな事、私は言えなかった。
 だから、最期に彼の手を握っておいて、すぐに突き放した。
 これは自分のエゴでしかないから。
 彼がそれに付き合って死ぬ必要なんて、なかったから]


――私は。

ヒトがヒトとして生きれる世界が、欲しかった。

[サマナーもペルソナもいらない。
 その能力が新たな苦痛を呼ぶのなら。
 何かを捨ててまで心の平穏を望むくらいなら。
 悲しみの代わりに喜びがなくなるなら。
 不幸の代わりに幸せがなくなるなら]

私は、ヒトらしく生きた。

[痛くても、辛くても、苦しくても。
 その末に死ねた事が、嬉しかった。
 最期を看取ってくれる人がいた事が、嬉しかった]


だから、ジュン。

ヒトがヒトらしくあれる世界を。

[それが叶わぬならせめて]

君がヒトらしく、死ねる事を。

[私はただ、此処から願い続けるだろう**]


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

─お台場─

[蛇と人との、掴み合い、噛み付き合い。
肉弾戦は、彼ら三人の優位で進められていた。

しかし、人の域を出ていないなあ。

と、彼女は思った。
悪魔の魔法や、悪魔を連れている者も見た。
だが屈強な男にしろ、彼に剣を習っていた少年にしろ、やっていることは基本、肉体を使ったド突き合いである。
いまだペルソナや人の遣う悪魔が戦うところを見たことのない彼女──何となく感じてはいても、理解していないのであった。]

はっ!

[握った拳を外に強く打ち払う。
本当なら蛇に軽く触れるだけでいい。
しかし、他の二人の手前、何となくそういう戦い方はしたくなかった。
そう考えたのは何故だったろう。
彼女にも分からなかった。]

(179) 2010/06/06(Sun) 18時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[一匹の蛇の尾を捕まえて、振り回す。
振り回されながら、ぐしゅぶしゃ、と蛇は飛び散った。]

『喰ワセロ』

[声は出ず、脳内で響く。
それは自身の声だったのか、自身に宿る魔の声だったのか。
心の耳を塞いで、蛇を殴りつける。
真っ赤な返り血を浴びて、その味が妙に美味しく感じられるほどには、彼女の身体は変質していた。
調査隊の一人を間違って殴りそうになって、慌てて言う。]

君ら、早く逃げなさい。

[調査隊が足手まといだということを悟って、退却を始める。
あっという間に、辺りには三人だけになった。
三人はそれぞれに蛇を屠り、ほとんど残っていなくなったろう。]

(184) 2010/06/06(Sun) 19時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[最後に、太さが丸太ほどもあろうかというオロチ目がけて飛びかかる。
他の二人もそれに倣ってくれたかもしれない。
勢い込んで蹴っ飛ばすと、ごろごろごろ、と蛇(09)]メートルほども転がって、派手な水飛沫と水音を上げながら、海中に沈んでいった。]

一通り片付いたね。

[三人で顔を見合わせる。
しかし、これで終わりでないことは皆気付いていただろう。

『────』

くぐもった声が海中から届く。
それは何と聞こえただろうか?
三人はどんな反応を示しただろうか?
海に落ちたオロチの代わりに、鎌首を擡げたのは──**]

(191) 2010/06/06(Sun) 19時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2010/06/06(Sun) 20時頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[まず見えたのは、人のような顔だった。
1メートルを超える巨大な顔。
肌の色は朱。頭髪と頭の区別なく、一枚の皮膚のように繋がって、先でこまごまに分かれている。

顔が覗いて、ざばあーっと頭全体が姿を現す。
首が伸びて──首しかなかった。
長い長い胴。蛇だ。
胴には一面の朱の鱗。水を含んで、光を反射する様は、逆流する紅い滝のようで。

共工が、姿を現した。]

やっぱり。

[その小さい呟きは、他の二人には聞こえただろうか。]

(211) 2010/06/06(Sun) 22時頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2010/06/06(Sun) 22時頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

あれは、共工だ。
私のね、この身体の中にいるヤツの、上司みたいなもんさ。
つまり私よりだいぶ強いと思うんだけど、最近仲良くないから。
戦うしかないんじゃないかな──

──いや、私は戦いたい。
あいつを屠らないと、私は前に進めないんだ。
協力してくれるか?

[その言葉に反応するように。
ぐわっ、と共工の半身が身を乗り出して、瓦礫の上をのたうつ。
まだ海の中にある残りの半身は、どのくらいの大きさなのか定かでない。
彼女は、二人を見た。
二人は何と答えただろう。]

(215) 2010/06/06(Sun) 22時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[私の身体の中にいる、という表現に、フードの青年は何かを思い至ったかもしれない。
“刈り取るもの”は何かを感じ取っただろうか。

彼女のお願いは、ひどく無茶だったろう。]

最悪、一人で戦って一人で死ぬさ。

[やはり冗談めかして、彼女は言うと一歩前に出た。]

(218) 2010/06/06(Sun) 22時頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2010/06/06(Sun) 22時頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

『──相柳。お前は負けたのだな』

[わんわんと響く。]

ああ、負けたんだね。
でも私にじゃない。
今は…………。

[言いよどみ。]

結局、お前も意志に動かされてるだけの存在じゃないの。

[その声は彼女から発されたが、果たして誰のものだったろうか。
最早、それ以上言葉を交わす気が互いに無いのは明らかだった。

バイトの依頼なら、という青年の言葉が聞こえてきて、少し緊張が和らぐ。]

払いが日本円でいーなら。

[答えて地と、空を蹴った。]

(223) 2010/06/06(Sun) 22時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[空中を歩きながら、下で駆けだす“刈り取るもの”の姿を見て。
敢えて共工の顔の前に出る。
そしてすぐさま顔の後ろに回ろうとするが、首を動かすだけで向きを変えられる共工と、ぐるりと頭の周りを移動しなければならない彼女とでは、明らかにスピードが違った。]

ち。

[不意に、びりりと空気が震えた。
共工の口から雷撃が飛ぶ。]

うわっ。

[一瞬前まで彼女がいたところを、空中に放たれた雷が通過し、少しだけ掠めた服の端がぱちぱちと焦げる。]

あれには、あたりたくないね…。

[すっと平行に顔と距離を取った。
二人はどうだろう。]

(241) 2010/06/06(Sun) 23時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[フードの青年の一撃で、朱色の鱗がさらに赤く燃える。
お、と彼女は思ったが、共工は少し揺らいだだけで。
またすぐ姿勢を戻す。

そこに、林檎の青年の声がかかって、それに気を取られたフードに雷撃が襲いかかる。]

三條っ!!

[瓦礫に落ちるフードの青年に、飛び寄ろうかとする。
突如『タルカジャ』、と声が響いて、自らの力が増したのを自覚した。
それが林檎の青年の遣う悪魔のものとはわからず。]

大丈夫か?

[フードの青年が気を失っていれば、抱き上げたろう。
そうでなければ共工を警戒しつつ、手を貸して。]

(260) 2010/06/06(Sun) 23時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2010/06/06(Sun) 23時半頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[フードの青年の様子に。]

悪い、いらなかったね。

[そう、もっと信頼できる相手だったはずなのだ。彼は。
咄嗟に駆け寄ってしまった自分を、少し恥じながら、彼女は共工に向き直った。

奇妙な大猿が、共工にの身体にぶら下がって鱗を引っぺがしている。]

なるほど…あんな戦い方ができるのね。

[人にはとても真似できない獣の動きに、彼女は感心する。
“刈り取るもの”の動きもそれに近かったが、あまりそういうことは考えないようにした。女性だったので。]

私は──

[何ができるだろう。
果たして私の毒は共工に通じるのだろうか。

そう考えた。]

(272) 2010/06/06(Sun) 23時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[共工が胴に張り付く一人と一匹に注意を奪われているうちに、彼女は海上に出ることにした。
フードの青年が、さらに注意を引いてくれる、とどめを刺せ、そう暗に言ったように感じた。
後背から共工の頭の後ろに回る。

ふーっと息を吐いて力を込めた。
身体中の手が、両の掌に身体中の血を集める感覚。
集まるのは毒。
触れるだけでは斃すことは叶わないだろう。
ありったけの傷をつけ、自身の掌も傷付けなければ。

──自分の血がもっとも毒が濃いのだ。

それは分かっている。
次は、ない。]

(286) 2010/06/07(Mon) 00時頃

― アマラの世界 ―

[その意識の海から、
 世界をかけた小さな箱庭の様子は窺い知れるのだろうか。
 知れたとしても、まだそこを覗き見る決意は着かないだろう]

――どんな世界に、なるのだろうな。

[新しい世界は。
 何処かで、誰かの意識が浮上するのが解った。
 嗚呼、――これは]

シーモン、か。

[その意識の紡ぐ言葉の何事をも。
 彼女はただ、聞き続ける。
 少しずつ、少しずつ、後ろめたさにも慣れが生じていく]


――……。

こんなになっても、ヒトは溶けて消える事はできないのだな。

[何処までが他人の意識で、何処からが自分の意識なのか。
 解らない。
 それでもまだ、彼女は彼女のまま。
 サイモンの意識と繋がる事はできないような気がした]

いつまで。

[続くのだろうか。
 10年前に死んだ人々は、今もこの何処かにいるのだろうか。
 世界が再び始まるその日まで――]


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[共工は彼女の気配に気付いただろう。
だが、遅い。
自分の身も傷付けるほどの毒ならば。

────。

様々な思いが頭を巡り、様々な感情が心を揺らす。
しかし逡巡も躊躇もなく。

毒掌──屍澱。

貫いた。]

『相…柳……』

[その呼び掛けは、何の意図だったろう。
相柳は、彼女は、『共工様』と心の中で呟いたかもしれない。

ありったけの毒を。血を。気を。魔を。]

(295) 2010/06/07(Mon) 00時頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2010/06/07(Mon) 00時頃


― 現世 ―

[不忍池の蓮は、鈍色の空の下で揺れている。
 その花を揺るがす風は決して綺麗ではないはずだったが。
 ずっと、ずっと、風に戦ぎながら其処で揺れているのだろう。

 其処に、神は居ない。
 ただ、一人の女の亡骸と。
 一人の男の追悼だけがそこには*あった*]


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[ゆらり、共工が揺らめいた気がした。

ぶしゃぁあああああああああああっ!!!

彼女の両腕から血が、噴き出す。
罅割れが広がるようにその血は肩まで走り。
全身を包む。


ごおっ、という音と共に共工の半身がぐらり傾き、そのまま海の方へと倒れ込んでいき。

倒れた。
途轍もない両の水飛沫。
広がる朱の血。
海の水が一瞬にして赤く染まっていく。
やがて沈んでいく巨体に、力は感じられなかった。

共工の生死は不明だが──斃したのだ。
二度と敵になることはないだろう。]

(305) 2010/06/07(Mon) 00時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[海上が静かになる。

彼女はふらりと力を失って墜ちていく。

ちょうど海と陸の境辺りを目がけて。

意識は失っていた。]

(307) 2010/06/07(Mon) 00時半頃

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