人狼議事


270 食人村忌譚

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FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2017/11/29(Wed) 01時半頃


【人】 FSM団 ミナカタ

    − 回想 −

[間近で容の姿を見れば、髪の色、瞳の色は
俺のものと似ている以上の感覚を齎した。

しかし理解と納得は違う。

この村で明確に父親だと名乗れる存在がいると
思ってもみなかったから当然だ。

赤子は何度も抱いたこともあるが、
成長しきっている容はそれ以上に触れたら
壊れてしまいそうで、結局彼女の助けになるような
事は出来ないままだっただろう]

(9) 2017/11/29(Wed) 07時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[親として巫女の代行として儀式を任せられた
容を誇りに思うべきなのだろうが、
事件の現場近くにいた彼女がこれから何を
しようと言うのか胸騒ぎだけが止まらずに。

だが情けない事に阿保からまだ成長出来ずに、
容を危険に晒す可能性を許したゆり様からも
危険に向き合おうとする娘からも
それを守ろうと動く江津子さんからも、
男は目を背け、
その夜は逃げるように自宅へ閉じこもっていた**]

(10) 2017/11/29(Wed) 07時頃

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―その夜―

[容が夜へと溶け込んでいく
 その背が消えたのを確認すると、物陰から姿を現した
 選んだのは、容が儀式の見届け人の任

 もし、この夜までにリツと話す機会があるならば、
 今宵は哨戒の役目を果たせぬことを詫びていたことだろう
 理由は包み隠さず話したはずだ
 巫女直々の命により、見届け人を託されたのだと

 役目は、あくまで見届け人
 だから、執行者である容の前には現れない
 その執行を妨げられる事態が、起こらない限り*]


―最期の夜―

[容の姿が見えなくなり、消えた方面に向かおうとした時、
 声をかけてきたミナカタ>>*5に気がついた
 日中もそうだったけれど、言葉から察するに、
 見回りのことは誰かから聞いているようだ]

無理のできる歳ではありませんが、
できる限りのことはやっておきたいんですよ
ミナカタさんこそ、こんな時間にどうされたんですか?

[容の判断が正しければ、無理は、今日で終わるはず
 だからそう問い返して、帰ってきた言葉>>*6に苦笑した]


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なにを仰るのかと思ったら……
本当に、しっかりされてください
阿呆の子のままでは、いけませんよ

[二十幾つも上の女に、冗談なのだろうとは思っても、
 微笑まし姿に、緊張の糸もふわりと揺るぐ
 きっと、彼なりに気を使っているのだろう
 籠の薬草に目をやりながらも、それでも、と横に首を振る]

お気持ちは、本当にありがとうございます
ですが、私にはやらなければならないことが、ありますから


[ミナカタに礼をしながら、思う
 たった一言で、少し彼を見限り過ぎていたのかもしれない

 あの夜、ミナカタに問おうとした続きは、
 『それを言われた私が、今どう感じているか分かりますか』
 といった、皮肉交じりのものだったはずだ
 分かるはずがない、どうせ異界のこの村で死ぬのだと、
 投げやりのような答えを返したけれど
 あの時に飲み込まずに問いかけていれば、
 もう少しだけ、話を続けることができたら、
 案外、違いを乗り越えて分かりあえる相手だったのかもしれない

 もっとも、それ以上を想像するには、
 錠の言葉を借りる訳ではないけれど、
 『後10年遅く生まれていれば』の仮定も、
 付け加わっては、いただろうけれど]


それでは、失礼いたします

[温かさを感じた対応に、あてられてしまったのだろう
 ずいぶんと過去を振り返った後、
 そう言って、先へ進もうとミナカタに背を向けた瞬間

 喉元を絞める、強い圧迫に襲われた]


[息ができない
 血管が膨張し、顔に燃えるような熱がこもっていくのを感じる
 ふわりと、背後に浮き上がる体
 とっさに、何かにつかまらなければと思い、
 手を振りまわし、足をばたつかせたけれど、
 なぜ、そう思ったのかは、自分でも分からない

 絞められている 殺されようとしている
 そう気づくのに時間がかかった
 相手は誰だ この背中だ

 この背中は――――見ずともわかる、ミナカタだ]


[ミナカタだ 下手人なのか
 いや、今それはどうでもいい
 苦しい 確かなこと 抵抗しなければ殺される]

『江津子さん、江津子さん。
 俺はあんた嫌いじゃなかったよ。』

[酸欠に震える指で、鉈の柄をなんとか掴む
 視界が赤い なぜ赤くなる
 なんで抜けない こんなに長い]

『母親の匂いがして嫌いじゃなかった。
 俺の仔を生んでくれてありがとう。
 でもそれはこの村で産んじゃいけなかった。』

[抜けた 斬らなければ でもどうやって
 容さんのことを言っている 礼を言うのにいけないってなに
 そうだ 上から 肩を超えて背面を斬りつける
 振るう 振るう 2度 3度]


『俺の仔なら、よその世界で産まれなきゃ。
 あれは俺の罪だ。
 責任は取るから安心してくれ。』

[当たっているのか、分からない あの子は決して罪じゃない
 ただ、こんな体制からじゃ、軽傷を負わす程度しかできない

 私は、責任を放棄した 託して逃げた
 目が痛い 飛び出そう
 そうだ、この縄を――――]


『この村じゃなかったら、俺は江津子さんを殺さなかった。』

[腕はもう動かない 背中の体温も感じない
 すべての感覚が閉ざされていく中、
 最期に、聴覚だけが残っている]

『でも変えられない。』

[――――変えたかったんですか
 闇に溶けて行った容のように、
 そんな無意味な思考もやがては潰え、

 最期の感覚が、消え去った――――*]


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豚に食べられている**


【人】 FSM団 ミナカタ

    − 回想・昨夜の事 −

[一応薬は足りなくならぬように用意をしていたが、
持ってきた薬箱だけでは足りなくなるかもしれない。

源蔵に好きに使えと言った手前、
なかなかの減りに文句も言えない。

どれが足りない、と抽斗の中身を確認している間は
父親だとか考えることなく“ミナカタ”でいられた。

源蔵がわざとらしく呼ぶ肩書が、今の俺の拠り所だった]

(36) 2017/11/29(Wed) 22時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 薬足りないの、作ってくるから。
 戻るのは明日の朝になるが、足りるだろ?

[それは主に源蔵や錠に対してだが、
夜中に無くなる事はない量のはずだ。
今年の冬は確り身体を労わらないと
自力で治してもらう事になるかもな、なんて。

掴んで離れた娘の感触から逃れるように>>16
自宅に舞い戻り、錠の軟膏や痛み止め、
鎮静の作用のある薬草を無心に潰し続けていた*]

(37) 2017/11/29(Wed) 22時半頃

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【人】 FSM団 ミナカタ

    − 朝 −

[容は無事に役目を果たしただろうか。
役目を果たすとしたら、誰が儀式の犠牲になるのだろうか。

心配ならば見に行けば良いのに、薬を仕分けし
潰す手は止まらない。

それでも朝になれば集会所へ向かう。
いや、向かいたくなくても知らされる。

巫女のゆり様と、江津子さんの惨い死の事を]

 江津子さんは恐れられてたから、襲われたのは
 理解出来るが……いや、豚小屋は理解できない。

 それでゆり様はどうして。

(52) 2017/11/29(Wed) 23時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 毒?
 何やらかしてくれてんだ。

 どの毒か判るか?

[俺は目が覚めているはずなのに、並んだ2つの
身体はお世辞にも綺麗とは言えず、阿鼻叫喚と
呼べるものか>>14]

 江津子さんの身体は泥とか綺麗に、綺麗に落として。

 ゆり様の内臓は抜いてあるか?

[このままではどちらも満足に食ってやることは出来ない。
ゆり様の身体は源蔵の処置>>27
内臓は抜かれていただろうか。

トリカブトが使われたと知ることが出来れば
眉間の皺は更に深くなる]

(53) 2017/11/29(Wed) 23時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 内臓は流石に無理だが……。
 時間がいる。

 毒を消すんじゃなくて薄める方法。

 巫女の肉を時間を掛けて煮込む。
 湯を取り換えてじっくり時間を掛けて。

 その煮込んだ肉を少量だけ食う。
 これ位しかないな。

[それならどうだ?と提案して。
同意が得られればたっぷりの水と薪。
そして内臓から遠い脹脛の肉を削いでやれと]

(54) 2017/11/29(Wed) 23時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[そして容の指示も聞こえ>>41>>42
容“様”と呼ぶ声>>47も。

頭痛の種が増える中、急に容が遠くへ行った気がした]

 容、様。
 そうか……容様、か。

[元から俺の傍にはいなかったのは判っているが。
昨日は掴めた腕はもう掴めそうにないのかと。

そんな身勝手な感傷も浸る余裕はない。

火の番をしなければならないだろう]

(63) 2017/11/29(Wed) 23時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ


 それで志乃はどうした?
 その足で江津子さんまで殺したんじゃないのか?

[どちらも食べさせないような姿。
江津子さんが気を許すとしたらと男性よりも
女性だろうかと考えながら。

志乃の身体で江津子さんは殺せるのだろうか]

 痛……、歳だな……。

[考えるだけで頭が痛い。
今は減毒の方に意識を優先しようと
集中しなおすために、首を回す。
痛む肩に歳を感じると独り言ちた*]

(64) 2017/11/29(Wed) 23時半頃

FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2017/11/29(Wed) 23時半頃


ミナカタは、志乃は今どこにいるのだろうと考えていた。

2017/11/30(Thu) 00時頃


【人】 FSM団 ミナカタ

[コトコトコトコト。
塊で煮込むと奥まで薄まらないかもしれない。

一度煮たら、お湯を捨て、肉を解してまた煮込む。
少量でも毒が少なくなるように]

 ん?
 何とかなるかと言うより、
 何とかしなきゃならないんだろ?

(100) 2017/11/30(Thu) 01時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[背中に掛る声の主など見なくても判る>>96
“ミナカタ殿”と呼ぶ時は、いつも何かしら
感情が籠っていたのは気付いていた。

だが気付いたからと言って、源蔵が何を抱えているかは
考えないことにしていた。
きっと詮無き事だからだ。

ぶっきらぼうな返事と共に、薪を寄越せと
掌を見せる]

 そうは言ってもなぁ。
 俺はミナカタ以外の生き方を知らないからな。

(101) 2017/11/30(Thu) 01時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 ……言いたいことがあるなら、
 はっきり言った方がいいぞ?

 俺もお前も、明日はこの鍋で煮込まれてるかも
 知れないからな。

[考えないままにして、そこらの縁側にでも
寝転がせておけば良いのに。
わざわざ最短の解を求めた。

いつもの様に捻子繰り回した答えが
2人をいつもの様に繋いで欲しいと、
多分願っていたのかもしれない**]

(102) 2017/11/30(Thu) 01時頃

FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2017/11/30(Thu) 01時半頃


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まだ、豚に食べられている**


―― 最期 ――


 ……あ、


[からん、と櫻子の脳髄を掬った匙を床に落とす。
胸を押さえる。苦しい。頭が真っ白になる。
どこか遠くで志乃の笑い声を聞いた気がした。
気付いたときには、顔面を思い切り蹴られ、
無様に床に転がっていた。
痛みさえ、もう、感じない]


 ちが……わた……


[私の言葉は、形を結ぶことはない。
志乃の台詞を否定しようにも、唇が震えて、
掠れた囁きしか漏らすことができなかった]


[不意に、身体が軽くなる。温かな感触。
あれほど焦がれた父に抱かれていることに気付くのに
しばしの時間を要した。
父の問いが、私の耳朶を優しくくすぐった。
首肯しようにも、もう指一本動かすことができない]


 ……とう……さ……、


[つ、と一筋の涙が頬を伝う。
父の期待に応えることができなかった。
姉の自慢の妹でいることはできなかった。

――自分は、出来損ないの巫女であった]


[寒くて、つらくて、悔しくて、悲しくて、寂しくて。
でも、その事実は覆しようがなくって。
涙は止まることがない。
今はただ、父の温かさに縋りたかった。
幼子のように親のぬくもりを求め、
最後の力を振り絞り、冷えつつある唇を震わせた]


 ……わた……、と……よか、
 

[喉から漏れる細い息にも似たその囁きは、
父の耳に届いたかは分からない。

けれど、伝えなければならなかったのだ。
私が再び生まれ変われるかは分からない。
だからどうしても、死ぬ前に、今伝えなければ。

そっと瞳を閉じる。
父のぬくもりを感じながら、私は意識を手放した]


(――私は、父さんの娘に生まれて、良かった*)


―― 風 ――

[びゅうびゅうと、肌に突き刺すような鋭い風が
音を立てて村を駆け巡るのでございます]


 許さない。

                赦さない。
        ユルサナイ。

  ゆるさない。


[巫女の怨嗟は風となって、吹きすさびます。
きっとその声が、誰かの耳に届くことはないでしょう]


[不意に、その風が形を結びます。
そこにいたのは黒衣の巫女でございました。
彼女は自分自身を弔っているのです。

瞳から血の涙を流しながら、
乾いた唇から漏れるのは怨嗟の言葉。

幽鬼のごとき形相で、
自分を殺めた生者の女に囁くのでございます]


 ……私がニセモノ?
 あははははは、おかしい。
 そう信じたいだけなのね。可哀相な志乃。


[その艶めかしい指先が、志乃の頬をなぞります]


[生前の慈悲深き姿は其処にはなく
ただ呪いを吐き続ける悪霊がありました]


 あなたが普通に死ねると思わないことね。
 のろってやる、のろってやる、のろってやる。
 祟り続けて呪い殺してやる。

 死した魂すら輪廻転生させてやるものか。
 絶対に、ゆるさない――……


[そうして吹きすさぶ風に、巫女の声は溶けてゆき
やがてその姿は霧散したのでございます*]


―― 光 ――


 ねえ、どうして姉さんは
 そんなに怖いお顔をしているの?


[不意に、ひとりの幼子が容の隣に現れました。
その少女の姿は、誰の目に映ることもありません。

巫女になる前のゆりの姿。
姉とふたりでひとつだった頃。

人生でいちばん幸せだったときのうつしみ。
そして今は過ぎ去りし残像。

くるくると少女は表情を変えながら、
届かない言葉を姉に送り続けるのです]


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注目:ミナカタ 解除する

処刑者 (6人)

ミナカタ
4回 (8d) 注目

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