人狼議事


246 朱桜散華

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メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 半の目 丁助

─ 夜中 ─

[そうして足元に横たわる香月の亡骸。
鳩尾の辺りに匕首を突き立てられて絶命しているその顔は、夜の闇が覆い隠し表情をうかがい知ることができない。

彼の、最期の言葉はなんだっただろうか。
丁助にはもはやそれすらも思い出せないでいた。
ただ、志乃を失った悲しみとその痛みすらもすぐに消えてなくなりそうな己が変容に恐怖し、かつて兄と慕ったこの男に縋ったことだけはハッキリと覚えている。
そして今、丁助の心には幾分かの平穏が訪れていた。]

さすが香兄だな。

[胸を押さえて呟くように]

香兄はいつだって俺を助けてくれたよな。

[そして祈るように]

ありがとう───さようなら。

(0) 2016/04/25(Mon) 00時半頃

【人】 半の目 丁助

[後には、幾枚かの桜の花びらが舞い落ちていた。]*

(1) 2016/04/25(Mon) 00時半頃

半の目 丁助は、メモを貼った。

2016/04/25(Mon) 01時頃


【人】 半の目 丁助

─ 数刻前・丘 ─

[丁助が丘に駆けつけたとき、そこにあったのは自らの首を持った彼女の亡骸だった。]

志乃……志乃!

[彼女の身体を抱きかかえ呼びかけるが首と胴が分かれて言葉を返す者があろうか。
丁助は物言わぬ彼女を首をその胸に抱く。
いつしか雨の雫は二人を濡らす事なく、ただ桜の花びらだけがヒラリヒラリと舞っていた。]

ああ、あああ、ああああああ!!!

[薄紅の花が彼女の命を吸って更にその身を彩ると同時、雷鳴をも切り裂いて丁助の慟哭が丘へと響き渡った。]

(4) 2016/04/25(Mon) 02時頃

【人】 半の目 丁助

─ そして、明け方 ─

[籠屋の裏手、林の奥に丁助の姿はあった。
一片の木板を手に持ち泉の側で咲く赤と白の前。]

……香兄。
あんたの残した嘘が真になるぜ。

[一瞬の逡巡の後、その板を赤い茨草の生垣に掛けた。
そこに刻まれた名は────斯波 亀吉]

(5) 2016/04/25(Mon) 02時頃


 ……かめにぃ…?

[斧を落とし、刀を構える亀吉を見て、足が後ろへとずり下がった。
しかし直ぐ後ろには桜の樹。
背を預けるようにして、驚愕の表情で亀吉を凝視する]

 やっ……どうして…!

[身を翻し、横へと逃げようとした時、木の根に足を取られて身体が浮いた。
膝を立てたお陰でうつ伏せに地面に転がるのは避けられたが、状況は変わらない。
土を握り締め、立ち上がろうとしたその時、一筋の閃光が走った]


 あああああぁぁあぁああ!!!

[断末魔の叫びは雷鳴の奥へと隠される。
背への一閃により、志乃の身体は今度こそ地面へと落ちた]

 ……ぃ………ゃ……


    … すけ さん  たすけ ────


[もがき、逃げようとする中で口を突いて出たのは、里に戻ってきてから一番傍にいたであろう者の名。
雨音強く、雷鳴響く中に落とされた掠れるような声は亀吉にも聞こえまい。
力弱く地面を這う身体が亀吉の手によって桜の下へと引き摺り戻され]



 ──── っ ぅ 、………────

[抵抗するほどの力を失っていた身体が、背に差し込まれた刀の切先にびくりと痙攣する。
零れ出る紅は志乃の視界を暗く染めていき ───]



[──── 光を失くした瞳から零れた雫を、桜から零れた雨粒が溶かし流して行った*]


─ 光失いし後 ─

[気付けばそこに丁助が居た]

 すけさん……

[自分の亡骸 ── 首を抱えて慟哭する姿。
涙が溢れて止まらなかった]

 ─── っ うぅ ………

[駆けつけてくれたことが、悲しんでくれたことが嬉しいと思ってしまう。
けれど同時、伝えたいことを伝えられなかったことに悲しさと申し訳なさが込み上げてきた。
綯い交ぜになった感情を抱き、志乃は顔を覆って涙し続ける**]


メモを貼った。


【人】 半の目 丁助


[亀吉の名が刻まれた木板を掛けてより半刻程度。
丁助の感覚的には夜が明けてもおかしくはないはずであったが一向に明るくなることはなかった。
それもそのはず見上げれば分厚い雲に覆われて暗く淀んだ空がそこにはあった。
雨こそは止んだものの不気味なほどに暗い朝となっていた。

丁助は暗がりの足元に気を払いながら林を抜けるといつもの川縁に向かう。
昨日、志乃と最後の別れとなったそこは増水した川の一部となり、立てていた竿も既にどこにも見当たらなかった。

水辺まで近づくとそっとしゃがみ込んで水に手を入れてみる。
泥の混ざる水は夜の様な暗さもあって飲みこんだ手を直ぐに見えなくしてしまう。
しばらく水の流れを泳がせたのち、引き抜くと同時に立ち上がりその手を虚空に払う。

桜の花びらが宙を舞い川面に散った。]

(10) 2016/04/25(Mon) 10時頃

半の目 丁助は、メモを貼った。

2016/04/25(Mon) 10時頃


半の目 丁助は、メモを貼った。

2016/04/25(Mon) 10時頃


【人】 半の目 丁助

ああ、幾分か落ち着いた。

[流れていく花びらを見つめたまま降り返りもせずに亀吉に答える。
志乃を殺した憎いはずの男なのにどうしてか怒りも悲しみも沸いてこない。]

昨夜はご苦労だったな。

[それどころか丁助の口から発せられたのは労いの言葉。
声が、女の声が、丁助の声に重なる。]

だけどまだ足りない。
もっと、もっと、血が欲しい。

[そしていつしか丁助の声すら掻き消えて]

───もっと捧げておくれ。

(14) 2016/04/25(Mon) 11時頃

[刻を経ても陽は差さず。
暗雲とした空ばかりが天を覆う。
その中で、丘の桜は志乃の血を吸い更に鮮やかに咲き誇っていた]

 ………離れられない……

[血を取り込まれたせいなのか定かではないが、死して尚、志乃の意識は里に留まる。
心残りがあるのも確かだが、それだけではないように感じた。
身を浮かせながら薄紅を瞳に映す]



 ── 咲いたのは 咲きたかったのは 逢いたかったから?
 彼に、見つけて欲しかったから?

[問いに返る声は無い。
血を吸い鮮やかさを増す桜を見て、これが妖のものであるとようやく理解した]

 でも……貴女の待ち人は、
 別のところで貴女を待っているのではないかしら ────

[語りかけながら、目の前で咲く薄紅に手を伸ばす。
けれど、拒まれるかのようにその手は擦り抜け、志乃は手を引き戻した]



 ─── 早く、逢えるようになると良いのに

[逢いたい。逢えない。
傍に在るのに届かない……否、自ら手放した。
伝えそびれた言葉を胸に秘めながら、志乃は桜の根元へと下りる。
そこにあったのは母の形見である琴。
手を伸ばせば擦り抜けることなく触れることが出来た]



[────── ぽろん]


                      [────── ぽろん]


        [────── ぽろん]
 


[奏でるのは祭りで弾くはずだった鎮めの神楽舞。
現世には届かぬ願いのおと。
重なるおとも無く、ただただ、狭間に響き行く*]


メモを貼った。


【人】 半の目 丁助

くく、ははは。

[亀吉が去って、思わず笑いが込み上げてくる。
その声は先ほどの様な不可思議な声ではなく間違いなく丁助の笑い声であった。]

馬鹿な奴。

[そう、本当は巫女は何も告げてはいない。
丁助がそう聴こえるように声を作り上げただけのこと。]

"香兄の木板"が見つかれば亀吉は終わりだ。
この村で刀なんか持ち歩いている馬鹿はあいつぐらいのものだからな。

[昨日のあのとき志乃が腰を下ろしていた場所をそっと見つめるも、やはり丁助には怒りも悲しみも何も湧き上がるものがなかった。
だから、こんなものはただの感傷でしかないと結論付ける。
人間だったときのただの残滓に過ぎない、と。]

……死ねよ亀吉。

[ぼそりと呟いた言葉に丁助自身は気づいていなかった。]

(35) 2016/04/25(Mon) 23時頃

半の目 丁助は、メモを貼った。

2016/04/25(Mon) 23時半頃


【人】 半の目 丁助

─ 回想・深夜 ─

[慟哭の後、丁助は志乃の身体を桜の木の元に横たえると着物を調え、顔や手足についた泥を綺麗に拭き取った。
切り離された首を繋ぐことは適わなかったが木の根で支えるようにして断面を合わせて置いておいた。
まるで眠っているようだと丁助は思ったが二度と目覚めることがないことも承知していた。

打ち捨てられた斧を手にとると、以前はこの木を切り倒してしまえと言っていた自分を思い返す。
もしも本当に切り倒していたらどうなっていたのだろう。
もう、今ではわからないことだった。

手にした斧は遠くへと放り投げた。]

(49) 2016/04/26(Tue) 00時半頃

半の目 丁助は、メモを貼った。

2016/04/26(Tue) 00時半頃


[────── ぽろん]


         [ぽろろろろろろろろろろん ───]


[神楽舞を弾き終え、最後に一から十の弦を順に弾き上げて、志乃の動きは止まる]




  ─── ふるべ ゆらゆらと ふるべ


[静かに紡がれるおと。鎮魂の言霊。
死した志乃が口にするのはおかしな話なのかもしれないが、そのおとに志乃は桜 ── 巫女への想いを乗せていた]



 ………────

[昨夜、志乃の亡骸を見つけた丁助は身形を綺麗に整えて横たえていった。
舞い散る花弁から彼の変容に気付き始めていたが、その所作が嬉しくて仕方がない]

 たとえ妖に呑まれても……

 ──…すけさんは、すけさんだわ。

[奥底までは変わっていないと、信じている**]


メモを貼った。


半の目 丁助は、メモを貼った。

2016/04/26(Tue) 15時頃


【人】 半の目 丁助

[当てもなくぶらぶらとしていた丁助であったが、ふと何かの音が聞こえて立ち止まった。
否、足を止めたのは丁助ではなかったのかもしれない。]

気になるか?

[己が内に問いかける。
返ってきた答えは───是。]

そうか、気になるか。

[そうして足を向けた先は綾崎の屋敷。
リィンと鳴る鈴の音に誘われる様に。]

(58) 2016/04/26(Tue) 16時頃

[しばらくして、桜の下に置壱が現れた
ふわりと傍に寄れば、彼は志乃の亡骸を布で包み神楽舞台へと運ぶよう]

 ……ありがとう、おきいち。

[体躯良い彼にかかれば、小柄な志乃を運ぶのも容易かろう。
琴も傍に置いてくれる置壱に緩やかに微笑んで、感謝を紡いだ]


メモを貼った。


[ふわり、ゆらり]

[その気になれば他の者達が居る場所へと飛べそうだったけれど、志乃は未だ桜の下に留まり続けた。
養ってくれていた伯父達への未練は無い。
故に戻る必要も無い]

[今はただ、桜に寄り添うようにそこに在る]


【人】 半の目 丁助

[風鈴の音を追って村の中を彷徨い歩く羽目になった。
丁助の記憶を頼りに綾崎の屋敷に出向いたが人っ子一人おらず風鈴の音も聴こえなかった。
だが急ぐことも逸る気もなくゆっくりと風鈴のその持ち主の足取りを追う。
そうしてさほど時を経ず目当ての者を見つける。
それは丁助が幼き頃より知る女。]

こんなところにいたのか、探したぞ……ヒナタ。

(77) 2016/04/27(Wed) 00時頃

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