人狼議事


103 善と悪の果実

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メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―廊下/バスルーム前―

[この屋敷、“楽園”の名に相応しく、
蒸気と歯車の機構で湯を張るのも容易である。

――が、現状夕闇伯はそんな気分になりそうもなかった。
湯なり水なりを被り、血を流す。
それから、無様にカフス釦を無くした服を替えてこなければなるまい。
口元に感触が残っており、手の甲で今一度拭う]

……っ、腹立たしい ……

[絞り出した声は、吐息交じり。]

(1) 2012/09/28(Fri) 08時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/09/28(Fri) 08時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[扉を潜り、服を脱いでスツールに引っ掛けた。
カフスを失った袖口を流し見ながら思う。

――盗みに精通している“鼠”が居るならば、果実を盗み出すに足るのではなかろうか、と。]

…… ……ふん。

[不機嫌そうに前髪をかきあげた。果たして、“手掛かり”となるか否か。

猫足のバスタブの横、
真鍮のコックを捻ると出たのは水。
白磁の肌に刻まれた傷と血を溶かし、流す。
薄紅色が、排水溝に流れていった。]

……嗚呼、……

[鉄錆を溶かしこんだ廃液に似ている。
これに似たものを見たことがあった。

確か――――]

(2) 2012/09/28(Fri) 08時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

……嗚呼、……あの研究所か

[10年ほど前、爆発事故を起こしこの世から消え失せた、歪な背徳の結晶体。
あの頃は夕闇伯の父はまだ生きていた。
蒐集癖と探究心を拗らせて、密やかに研究所に出資していたのだ。
その関係で、触れた。]

……あの錆と灰のにおい。
そうか、成る程な……

[トニーと名乗った彼は、その研究所の記憶を擽ったのだ、と一人納得する。

裏の世界のにおいがするわけだ。

プレートをはっきりと確かめていないゆえ、――――実際に彼が“作品”だとまでは辿り着かなかったが。]

(3) 2012/09/28(Fri) 09時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[いまになって思い出すとは奇妙な話である。
だが愉快だ、と夕闇伯は感じたらしい。
口許が少しだけ緩む。

――ひとつ、気紛れに話をしてやるのも佳いかもしれぬ。

そんな他愛もない考えだが、永遠に実行の機会を失ったことを、まだ知る由なく。

薄紅の水は、流れていく。]

(4) 2012/09/28(Fri) 09時頃

メモを貼った。


[不意を突かれたのは不覚だった。
 あの林檎がそいつを狂わせたのなら、それも当然の帰結だったのだろうけれど。

 脇腹に刺さった冷たい刃は、普通ならばどう考えても致命傷。
 
 されど、呪いか呪いのせいか。
 止まるはずの心臓は止まらぬ。]

 テメ……ぇ……

[悪態は弱々しく掠れて、覗きこむ姿には届かない。
 視界が失血で霞む。
 背格好と髪の色で、あのお巡りだとは知れたが。]


[一度では死に切れぬ。
 それは二度死ぬ苦痛を否応なく味わうハメになるということ。

 コイツが自分を恨んでいることぐらい、知ってはいたが。

 深く押し込まれる刃。
 傷口抉られる痛みに、カッと両目見開く。
 声にならぬ断末魔。]


 ふざけン、なッ……!!

[罵声はもう、空気を揺らさぬ。
 その声が現世に届くことは、もう無い?]


[否、それは、罪深く思慮浅いエヴァの末裔達へと届く。
 黄金の林檎の魔性に堕ちた者たちの元へ届くのは、
 それに人生を狂わされてきた数多の亡者たちの声だ。

 その実に焦がれ、その実を求めたが故に死んだ、
 数多の者たちの呪詛を吸って、
 林檎は、空気揺らさぬ音楽を奏でるのだ。]


――遠い記憶【被験体・0678】――

[街の外れ、第1研究施設。
鉄、歯車、錆、煤、臓器、廃液、そんな中で少年は生まれた。
人間同士の愛など存在しない。
材料としての掛け合わせの生だった。
名も知らぬ男の種と、名も知らぬ女の卵。
生まれた少年は番号が割り振られた。

【被験体・0678】

右足に枷られた銀には、そう刻まれていた。]


[少年は黒く艶やかな髪に、白く透き通った肌。
それから、快晴の空のような青い眸を持っていた。

生まれて来た意味など教えられることはなく、
ただただ他の材料たちと共に、一定のサイズになるまで生かされ続けた。

歳は13を数える頃。
少年は材料として生まれた事を知る。]


【被験体・0678】

身長 --- 148cm
体重 --- 34kg
血液型 --- A(RH+)

仔細 --- 
小さく痩せ型。
子供用内臓機導入サンプル、並びに摘出後の臓器提出。
該当器は、脳、眼球、肺、心臓。
いずれも試験作であるため、常にカルテに記入のこと。


[少年の身体に埋め込まれた撥条。
それはこの街の技術であり、この街の富。
そして新たな生の可能性でもあった。

しかし――――]


―栄光の消えた寝室―

[はたと、目を開いた。
汚く褪せた髪に、浅黒い肌、濡れた烏の眸。

目まぐるしく巡った記憶。
夢か現かわからないそれ。

頭を振れば、傍にあるのは僕の変わり果てた姿か。]

 …………殺された?

[眸を丸く見開いて、自分を見下ろす。
そして光を宿さない眸は、つうと、殺人犯を映した**]


メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―部屋→廊下―
[黒い、ややゆったりとしたブラウスに着替えた。
紫水晶のブローチが首元を飾るのは変わらず。]

…… 遅い

[治療道具を持ってくるように使用人に指示したのだが、一向に訪れる気配がない。

夕闇伯は、まだ気づいていない。
水音にまぎれて廊下の悲鳴が届かなかったせいだ。
血は流したものの、ずきりと痛む肩を抑えながら廊下に出た。]

――、……?

[片手で鼻先に触れる。
――鉄錆の匂い?
先ほど自分の流した血と、よく似た匂いが微かに漂っている。]

(10) 2012/09/28(Fri) 10時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/09/28(Fri) 10時半頃


[思慮浅く、誘惑に堕ちるは、女。
 唆され、その実を手に取るは、男。
 
 人が人としての叡智を手に入れた日は、
 その手を罪に染めた日だった。

 小さなアダムと小さなイヴ。
 ただひとつ違ったのは、イヴがアダムから作られたのではなく、
 アダムが半分作り物の機械人形だったことか。

 繰り返される愚かな罪を、林檎はその金の皮に映し、
 罪深き愚かな亡霊たちの啜り泣きを束ねて唄う、唄う。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―階段―

[上の階から何かが落ちるような音が聞こえた気がした、]

……――?

[怪訝そうに眉を寄せる。
3階には今は亡き女主人の部屋があるばかりのはず。
暴れる理由があるとするならば?

訝しげに思いながら、
警官が降った階段を夕闇伯は昇り始める。]

(12) 2012/09/28(Fri) 11時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―階段→3階へ―

[吹き抜けより見下ろすと、
使用人が走っていくのが見えた。
だが、今はそちらを気にすることはなく、上へ。

美しい細工の施された手すりは磨きぬかれている。
亡き女主人の意向か、絡みつく蔦と果実の意匠であった。]

……、

[階上を見た。酷く静かだ。
しかし、微かな鉄錆の匂いは変わらず漂っている。]

(14) 2012/09/28(Fri) 11時頃

 …畜生、め。

[腹を押さえて、ヨロリと立ち上がる。
 殺したのは、誰だ。

 いや、殺される切っ掛けになった、
 罪深き果実に手を出したのは誰だ。

 こちら側は安らかな世界などでは無い。
 自鳴琴は。黄金の林檎は唄い続ける。

 あの世からの呪詛を紡いで、音にしたのがその音色。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―3階:女主人の部屋へ―

[音がした、ということは
誰かが居るはずだと夕闇伯は考える。
グロリアを殺した者はまだこの屋敷に居るはず。故に懐に隠したスティレットはいつでも引き抜けるようにしてある。]

――…… 、

[女主人の部屋の扉は、薄く開いていた。
あからさまな進入の形跡。
そして染み出してきたか零れたのか、
床の上、射し込む光に照らされたのは、

濡れて光る、ごく新しい血の赤であった。]

(15) 2012/09/28(Fri) 11時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


……。

[スティレットを懐で握り、警戒しながら扉を覗きこみ、それから勢いをつけて開け放った先には―――]

……ッ……、

    これは―――

[浅黒い肌のこどもが、倒れている。
彼という器から逃げるように血が溢れて川を作っていた。
プレートが、鈍く光る。]

(17) 2012/09/28(Fri) 11時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/09/28(Fri) 11時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


―――、……

[何故、という声は隠されず露になったプレートを見て飲み込まれた。
研究施設の、こども。もう10年も前になるというのに。

血に混じる煙草の匂いに気づき
視線を赤から逸らし其方へと向けた。]

……、嗅ぎ付けたかね。

[揶揄するというには少々弱い。
既に彼が刺青の男を手にかけているとは知らぬ。
視線をトニーへと戻し、己の額を軽く押さえた。]

やり合った、ようだが……
随分な有様だ……

(19) 2012/09/28(Fri) 12時半頃

[恨みが、魂を染めて怨霊となる直前、
胸元にひとひらの純白の花。]

ケッ、モノ好きな。

[その気紛れに手向けられた花に、魂はほんの少し救済されたなど、信心深くない男には解らぬ。**]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[警察官の、検分するような目は夕闇伯には疎ましい。
半目になって、紫煙を燻らせる様を見やる。]

…… 当たり前だ、何の得にもならん。

[先にあのプレートの意味にはっきり気づいていたならば尚更であったろう。研究所の関係者が、まだ生きていたなど、心躍る話ではないか。
面識があったかどうかまでは、覚えては居ないが。
ゆるく腕を組み、警官が検分するように
部屋を歩くのを眺めた。]

……何?

[凪いだような声がもうひとつの死を告げる。
警官の眼には、濃い紫の眸が見開かれたのがよく見えただろう。]

(25) 2012/09/28(Fri) 13時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―3F グロリアの部屋―

――……  、   は

[眉を寄せ、歪めたまま、微かに唇の端を上げる。
咽喉をひとつ低く鳴らすような笑い。
治療を施していないままの肩に手を当てる]

そうか、死んだ か……
  あの男。死んだか。


……残念だな。

[この手で殺してやろうと思っていたのに、と、抑圧をなくし爆ぜて燻る感情が暗く歌うように紡いだ。]

(27) 2012/09/28(Fri) 13時半頃

おまえじゃあ、ねぇの?

[責めるように聞こえる声は、果たして幻聴……?]


ヴェスパタインは、ジェフの方を見、笑みともつかぬ表情のまま頷く。。

2012/09/28(Fri) 14時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―3F 女主人の部屋―

成る程事件だ。
……警官 、得意分野ではないのかね。

[揶揄するための謂い様である。
囁くようなこえも静けさの中ではよく届く。
己の言葉の鸚鵡返し、己の口元を押さえた。
殺してやりたいなど、まるで正気とは思えぬ、だが]

――…… 嗚呼。そういうことだな。

[夕闇伯は、確かに妖しげな光を眼にたたえたまま頷いた。
静かに歩を進め、トニーと警官の側まで来る。]

滅多刺しか。
随分と……衝動的だな。

(31) 2012/09/28(Fri) 14時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[大広間で感じた怒りと屈辱は
胸の中で燻っている。
現状、それは宙吊りだ。
足りぬ、足りぬと急き立てる]

……まあ アレは随分と恨みを買うような性質であったろうしな、……
…… ――しかし トニーはどうだったか……

[謂いながら、少年のプレートを確かめるため指先を伸ばす。血に汚れた数字は、“被験体:0678”――]

(32) 2012/09/28(Fri) 14時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/09/28(Fri) 14時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[笑うさまに、はやり肌の合わなさを感じる。
半眼は少々睨むよう。
己の沸点が低くなっているようであった。]

――……ふん、……

[警察としての観察の眼、
何食わぬ顔で受け止める。
厚顔はお手の物の、筈なのだが]

―――刺激して襤褸を出せばそれはそれ。……ああ、皆殺しと暴れるかも知らんな、それは困る。……逆上して林檎を壊されでもしたら

[指先に血が付着する。プレートから指を離した]

さて、お前たちが見覚えあるかは知らんがね、
……“実験体”のタグだ。

(37) 2012/09/28(Fri) 15時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


…… 惜しかったな、実に惜しい……


[もう少し早く気づいていれば、と思う。
断片的に言葉を鏤めたが、
警官の記憶に触れるかどうか。]

(38) 2012/09/28(Fri) 15時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


――……大層な心がけであることだ。

[横に男を流し見ながら、屈んでいた体勢を戻す。
この警官が身を持ち崩していたなど知る由も無いゆえ、嫌味交じりとなる。]

……興味があるなら後で声をかけるがいい。
忘れていなければ話してやろう。

[鷹揚に告げ、うなじに掛かった長い髪を己の手で梳く。]

そちらも、背中には気をつけよ。
……何処から刺されるかわかったものではないからな。

[迅速に立ち去る背には、
届いたかどうかは分からぬ忠告じみた言葉であった。]

(42) 2012/09/28(Fri) 16時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―3F女主人の部屋―

[警官を見送ると、今一度酸化したプレートに視線を落とす。
遠い記憶の生物たちにもタグが付けられていた。
あれは、何番だったか]

――……おや

[>>46 ブロンドの少女が扉から惨状を覗き込む。
辺りには血の匂いが満ちているが
少女は恐れる素振りも見せない。
長い髪を揺らし、夕闇伯は扉へと向かい、少女に話しかけた]

……見学するには些か悪趣味だが。
気になるのなら存分に見るがいい。

[良識もって止めたりはしない。
夕闇伯の一貫した態度である。]

(47) 2012/09/28(Fri) 18時頃

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