259 ―シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア―
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2016/12/03(Sat) 02時頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2016/12/03(Sat) 21時頃
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── 昨晩 クシャミのお部屋 ──
[ 雪だるまと死体なら、どちらがマシなんでしょう。 この古城の住人たちに限れば、 後者だったり するんだろうなあ……
同情され? ながら、>>16 エリアスがもっぱら考えていたのは、 シーシャに踏んづけられたあのお友達、 適当にお墓に戻してこようかしらん。
どうやら、近辺の学校では、 怪死事件だなんだと物騒な話を聞くけれど、 エリアスのお友達は基本的には拾い物。
ほら、自分で手をかけたのなんて、 罪悪感でお茶会どころじゃなくなるってこと。]
(89) 2016/12/03(Sat) 22時頃
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[ 特別。特別。ふふ、いい響き。 もしかすると、エリアスのずうっとほしいもの。
いつだって、三日月みたいに弧を描いていたはずの口元から、 お月さまが消えてしまった、 って。>>17
気づいたのは、同意を求めて、 うっとりとした瞳を彼に向けたから。]
つぼみがほころぶのも、満開のころも、散る瞬間も、 花は、ずうっと、きれいだよ
最初から最後まで 見ていられる なんて、 素敵なこと じゃあないか ……クシャミ?
[ ぱちん。見つめたまま、まばたき。 雲間は晴れて、また三日月が顔を出したよう。>>18]
(90) 2016/12/03(Sat) 22時頃
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…………?
[ おや、”友達に”って言葉が抜けていましたね。>>18
あらぬ誤解が生まれるトコロ が、 察しの良い黒猫さんが相手で助かった のかな?
そんなことも、お馬鹿なエリアスは気づかずに、 きょとんとした顔で、その愉快そうな口元を追って、追って。]
── え、 く、クシャミ?
[ 壁際に追いやられた雪だるま── なんて、 子供向けのアニメーションにでもありそうな絵面。
当のエリアスとしては、わけの分からない状況に、 覚えるのは、ほぼほぼ恐怖 で、 逃げ出そうにも、気づいたときには、退路などなく。>>19]
(91) 2016/12/03(Sat) 22時頃
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── ヒッ
[ 喉の奥で悲鳴になりそこねたような声。
その原因は、かけられた言葉か、 それとも、見つめたら死んでしまう とかいう瞳のせいか。
はてさて。エリアス自身にだって、その判別はついてない。
顔が赤い というより 真っ青 ? そりゃあ、ヴァンパイアですから。血の気なんて、ねえ。]
(92) 2016/12/03(Sat) 22時頃
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……ヴァッ……ヴァンパイア同士って…… こんな、こんな、…………え、美味しい んですか
[ 人が人を食らうことは禁忌と聞き存じますが、 そういえば、美味しすぎて なんて、耳にした覚えがあります。 実際、ニンゲンって── いいえ、なんでもないです。ええ。
戸惑いと怯えと、少しばかりの好奇心。 そんな色を宿した瞳は、黒猫さんをじいっと見つめ。]
(93) 2016/12/03(Sat) 22時頃
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[ なにも、百五十四年も生きて、 まるでそういった知識がない、なんて、 さすがにエリアスだって、あるはずがなく。 そう、ちょっとばかし、カジュアルな言い回しに疎いだけ。 すこうし、古めかしい文章上の知識に偏っているだけ──、
なんて、ただの言い訳。]
……できれば、そ、そういうのは、 仲間内じゃないほうが、いいのでは……
って、え、むりです! むりです! そんな、そんなことしたら、 このお城にいられなくなっちゃいます! し、しませんよ! ねえ、クシャミ……さん!
[ 年長者、なんて言われて、 なんともチグハグな敬語になってしまうのも性。]
(94) 2016/12/03(Sat) 22時頃
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[ 結局、泣きついたところで、 許してもらえたんだか、どうだか。 多分、許しちゃくれないんでしょう。
散歩に行くという部屋の主を止めることもできず、 雪だるま・ザ・エリアスは、重い足取りで自室へと。
ああ、そうだ。その前に。 お友達を元いた場所に返してこなくちゃ。
結局、お茶会 できなかった なあ……*]
(96) 2016/12/03(Sat) 22時頃
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── そして、新たな夜 ──
[ 今日も今日とて夜は更けて、 日の落ちる前から起き出していたエリアスは、 自室の分厚い遮光カーテンをようやく開いて、 窓越しの星空にご満悦。]
ふふ 今日も おほしさま きれい……
[ ひとりご機嫌に呟いてみても、 当然、返事などどこからも返ってはこず、
ただ、窓の外をよく見ようと身を乗り出した拍子に、 積み上げていたクリスマスブーツの山が、 軽い音を立てて、床の上へと崩れた だけ。]
(98) 2016/12/03(Sat) 22時頃
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── あっ ああああああ!!
[ さて、今宵も悲鳴を響かせて。 在宅中の皆様、どうかご容赦くださいませ。]
(99) 2016/12/03(Sat) 22時頃
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[ バーや博物館や、 某金髪の先輩の勤務地は女性宅 なのか?
とにかく、そんな様々な場所で、 日々勤勉に(?)働きに出かける皆様とは裏腹に、
エリアスの外出といったら、 蝙蝠の姿で夜空を飛び、 お友達候補 か、お食事候補 か、 そういったものを見繕い、 どちらにせよ、極力迅速に済ませるのが常で、
さて、どうして家賃を収めるか というと、 部屋中に積まれたダンボールや、作りかけの造花や、 期間限定、クリスマスブーツに色とりどりのキャンディ。
そう、細々と内職をしております。]
(104) 2016/12/03(Sat) 22時半頃
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[ 細かい作業は性に合っているようで、 それに、造花をつくるのは、ふふ、たのしいです。 なんて、仲間たちには理解を得られなさそうなことを思う。
エリアスの部屋には、お仕事に使うものの類と、 それから、こだわりのふかふかベッド、 机に椅子。大きな本棚に、小説がびっしり。
ニンゲン時代も、ずっと家にいたエリアス。 当時の本も、勿論、揃えておりますとも。 その中には、そう。サイモン先生の著書だって……!]
(105) 2016/12/03(Sat) 22時半頃
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[ ── こんな臆病者に怪奇小説が読めるのか って?
死体とお茶会をしようなんていう臆病者が怖いのは、 自分に危害を加えるかもしれないもの ですから。
彼の正体を知ってからは、新刊が出るたび、 感想をしたためたファンレターを、 部屋の扉の隙間にそっと挟んでおくことも欠かしません。
直接言う? まさか。 きっと震えに震えて舌を噛みちぎってしまうので。]
(107) 2016/12/03(Sat) 22時半頃
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[ そんな話は一旦おいて、今の話に戻ろう。
作業は一段落。 ……崩れたクリスマスブーツの山をどうにかすれば。
そして、今は楽しいヴァンパイアの時間! 今日はお友達こそ連れてはきていませんが、 部屋の外に出れば、きっと何か楽しいことがあるでしょう。
そうだ、昨日グロリアさんにお茶会に誘ってもらったのに、 あのドタバタの中で、すっかり忘れていたんだった!
さて、こうしちゃいられない。 エリアスはいそいそと自室を片付けて、 軽い足取りで、古城をさまよい歩くのだった。*]
(108) 2016/12/03(Sat) 22時半頃
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エリアスは、クシャミに、昨日の雪だるまも返さなくちゃ……
2016/12/03(Sat) 22時半頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2016/12/03(Sat) 23時頃
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── 古城 厨房へ ──
[ そんなこんなで、エリアスの向かう先は、 昨日のリベンジをするべく、厨房に。
少し前につくったアイスボックスクッキーの生地が、 冷凍のまま、寝かせてあるはずだし、 それに、スコーンかなにかを焼いてもいいし。
いつのことだったか。というよりも、いつの間にか。 包丁をぎらぎら光らないやつにしてくれた誰かのおかげで、 これまでは厨房で落ち着くこともできなかったというのに、 エリアスの料理の腕は、ここ十年でうんと成長。>>81
いろんなクッキーに、スコーンに、ブラウニー。 たまには張り切って、マカロンなんか焼いてみたり。
まあ、お茶のお供専門なのは、お察しの通り。]
(121) 2016/12/03(Sat) 23時半頃
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[ とにかく、今日こそ、ゆっくりお茶でも飲むんだ!
そんな意気込み抱いて廊下を歩く。 ちょうどそんな頃合いだ。ユニコーンが鳴く。>>56
勿論、昨日のあんな、警告音じみた奇声じゃなくて、 ぴろりん と、かわいらしく。愛らしく。]
(123) 2016/12/03(Sat) 23時半頃
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……ん え、なんだろ?
[ 古城男子会。 一応入れてはもらってはいるが、 受け取るばかりなのが常。
SNSグループに入っていない何人かの仲間と違って、 仲間はずれなんかにされたら泣いてしまうからね!
結局、一体何のメッセージなのかよくわからないし、 まさか何かを任された>>110とも知らず、
うさぎちゃんが「おいしい!」と言っている絵文字を、 適当に、送信しておきました。ぽちり。]
(124) 2016/12/03(Sat) 23時半頃
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── 古城 厨房 ──
[ それから、ゆるゆるりと厨房へ。
どうやら今日は先客はいないよう? ちょっぴりさみしいような、都合が良いような。
いそいそと冷凍庫からクッキー生地を取り出して、 ざく、ざく、ざくりと。 セラミック包丁の刃が、生地を適当な分厚さに。 そうしたら、かるうく、縁の部分に砂糖をまぶして。
ケトルが行方不明、なんて、 まだエリアスの知るよしもないけれど。
温めておいたオーブンに、並べたクッキーをぶち込めば、 どうやら、今日はお茶菓子は問題なく完成しそう。
程なく、厨房からはほんのり甘いにおいが漂うことでしょう。*]
(125) 2016/12/03(Sat) 23時半頃
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エリアスは、ディーンの持ち込んだ血のにおいと混ざりあってどう転ぶか、はて。
2016/12/03(Sat) 23時半頃
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── 古城 厨房 ──
ふんふんふ〜〜〜ん♪ ふふ、ふふ……っっっ!!!
[ ちょうど、鼻歌が一人笑いに変わり始めていたとき。
はたから見れば、オーブンの前でご機嫌な──、 いや、ひとりで笑っている不気味な姿 だったろうが、
エリアス、とにかく気が小さい。 突如向けられた声と、小さな手>>135に、 びゅん と一歩後ろへ飛び退いてからの、 コミュニケーション、スタートと相成ります。]
(138) 2016/12/04(Sun) 00時頃
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びっくり、した、シーシャと、あ、赤ちゃん か……!
[ エリアスはまだ彼女のお名前を知らないからね。
ふうっと胸をなでおろし、 ちらりと使用中のオーブンを見やってお返事。]
クッキー焼いてたんだ 昨日、そう、昨日、できなかったから、 お、お茶でもしようと、思って……
……シーシャ も、食べる?
[ 若干当てつけがましいのが、 このヴァンパイアの性格のよくないところ。
クッキーが焼きあがるまでにはもう少し。 その間に、お茶を淹れる準備をしておきましょうか。]
(139) 2016/12/04(Sun) 00時頃
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[ 戸棚から、ティーセットや茶葉やら、 そんな諸々を取り出しながら、ふと疑問。]
……赤ちゃんは、食べ れる?
[ 子育ての経験など、あるはずもなく。
それどころか、ニンゲン時代を振り返れど、 赤ん坊自体、非常に珍しいものに思えまして。
首をかしげて尋ねたりしている間に、 ようやく気づいた、ひとつの不思議。]
(140) 2016/12/04(Sun) 00時頃
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……あれ? ケトル、ないみたい。 グロリアさん、持ってっちゃった かなあ……
[ 昨日、彼女がお茶を飲みたいと言っていたもので。
まさか、目の前にいる彼が。 ケトルだか薬缶だか、そんなもの好きでもなさそうな彼が。 行方を知っているだなんて、思うはずもなく。
ううん、と更に首の角度を斜めにするのだった。*]
(142) 2016/12/04(Sun) 00時頃
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いいよ、言い直さなくて……
[ やっぱり、鼻歌は聞かれていた模様。>>143 顔を覆ってみたって、聞かれたことには変わりないけど。]
シ、シーシャって、ほんとうに、 僕に、恨みでも あるの……
[ あのお説教の多い先輩ヴァンパイアにも、 なんだかんだで甘やかされている(※憐れまれている)身。 いつまで経っても打たれ強くなるはずもなく。
自分よりも肉体的には年上っぽいこの後輩には、 エリアスだって、ちょっと嫌味を言ったりもするのに、 こうも通じないんじゃ、またえぐえぐするしかないじゃない!]
(149) 2016/12/04(Sun) 01時頃
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……おいしいのに、もったいないなあ
[ こう言うのも、もしかして初めてじゃなかったかも。 なんせ、人付き合いの下手なエリアスは、 「嫌い」とか「食べない」と言っている相手に、 ぐちぐちと「おいしいのに……」と言うことが、 誰も幸せになんかしない って、知らないのでね。
「食べてみたらいいのに!」と言うのだけは、 気の弱さがストッパーになってくれているけれど。]
うん、うん シーシャの分も、その子が食べるといいよ おいしいクッキー もうすぐできるから ねー
[ 後半は、勿論、赤ん坊に向けての言葉。 自分のつくったものを人に振る舞うの、って、 なんともいえない喜びがあるってやつです。]
(150) 2016/12/04(Sun) 01時頃
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……って あーー! ケトル! どうして、なんで、どっか持ってくの……!?
[ 共用のものを持ち出すとは、 シェアハウス精神が足りないのでは!?
なんて、もしもこれがグロリア相手なら、 エリアスは「どうして」の「ど」も言えないだろうね。
ケトルを受け取って、お湯を準備しながら、 非難がましい目をじとっと向けたり、なんだり。]
(151) 2016/12/04(Sun) 01時頃
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[ それでも、ようやく赤ちゃんの名前を聞けて>>146、 エリアスの顔も、すこし綻んだ。]
エイダ アダ。かわいいね。アディー?
[ 愛称を口ずさんで、もう一度彼女を見やって、 ……ううん、なんだか、似てはいない ような。
……なんとなく、昨日の会話が蘇って。 この子はいつかは枯れるもの かしら?]
その子、ずうっと ここにいるの?
[ 純粋な興味が、口をついて出ただけ。
あら、クッキーももうすぐ焼けそう。 誰か、他にもお誘いにいきましょうか。**]
(152) 2016/12/04(Sun) 01時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2016/12/04(Sun) 01時半頃
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してない! してない! ぜんっっっぜん! してないけどお!
[ 恨まれるようなこと。>>160したかしらん。
考える前に、首と手をまとめて左右に大きく振って、 全身全霊で、否定の言葉を返しておく。
強いて言えば、たびたび告げ口はしているような。 うえーん、シーシャがひどいんですう。 だけど、みんなも慣れっこだから、 それでどーこー、みたいな話にはなっていない。はず。]
(168) 2016/12/04(Sun) 13時頃
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し、しいて言うなら……?
[ 結構まじめに答えを待ってはみたけれど>>160、 結局、真相は闇の中ってところでしょうか。
数度まばたきをして、見つめて、 どうやら答えは出なかったようなので、 エリアスは再び、お茶会の準備へ。
ちっとも似てないふたつの視線>>161にさらされるのは、 なんだかちょっぴり落ち着かない。]
(169) 2016/12/04(Sun) 13時頃
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クシャミ……クシャミの料理…… 食堂とか、厨房から、あの笑い声がしたら、 そう、逃げたほうが いいね……
[ うっかり思い出して、げっそり。
せめて、生食用のお魚なんかでやってくれればいいんだけど。 ほら、かの東の国では、SASHIMIがおいしいと、 いつぞや、マーガレットに聞いた気がします。
グロリアさんのアレってなんだったかなあ。 エリアスはもっぱら振る舞うほうが好きだから、 あんまり、グロリアのおやつが印象になく。]
(170) 2016/12/04(Sun) 13時頃
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[ 別に、誰かが誰かの分を食べてお腹を膨らませなくたって、 みんながおなかいっぱいになるだけ用意すればいいじゃない。
とは、なんだか余計なことのような気がして、 なんとなく、エリアスは口にはしなかった。
ちょうどいいくらい、足りないくらいより、 ありあまるくらいに並んでいるのが、エリアスはすき。 すきだし、ずうっと昔、それが当たり前だったもので。]
(171) 2016/12/04(Sun) 13時頃
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へえ ええ 僕の家、みんなでわけっこ、あんまりしなかったなあ
ふふ、パパが、いっぱい食べろだってさ、エイダ クッキー、いっぱい あるからねえ
[ 昔、昔。ニンゲンだった頃。 の話なんて、そうそうすることもないもんだから、 ちょっぴり愉快になって、エリアスはご機嫌。
うっかり、ケトルのことも忘れているし、 それに、赤ん坊が山ほどクッキーを食べる気がしてきました。 作りがいもあるってもの なんてね。]
(172) 2016/12/04(Sun) 13時頃
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