人狼議事


156 カイレミネ島の雪

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【人】 白銀∴秘星 マユミ

−帰り道−
[トレイルの家に行くミナカタを見送ると、自分は一度家に帰ることをにした。]

マドカの家に泊まるとは連絡してあるけれど…あんなことがあったし、心配しているかもしれないわ。

[自分にはいつも自分のことを考えてくれる両親がいる。それがどんなに幸福なことか、そんなことをつい考えた。]

夜にトレイルの家に行くにしても…。

[空っぽの冷蔵庫を思い出す。あれに頼るくらいなら、事前に自分の家で準備したほうがいいだろう。
昼ごはんは善処はしたものの、ありあわせのものになってしまった。]

…料理は、作れるのよ。

[できないことが多い自分だが。料理はできる。
昔とある男の子に食べてもらいたくて、必死に勉強したから。]

あれが私の全力だと思われたら、…困るわ。

[そんなことを呟きながら、我が家へ向かう。]

(0) 2013/12/22(Sun) 00時頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 00時頃


白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 00時半頃





[──本当は、うらやましかったのよ]
[少女のかたちをした思考が、ぽつり、呟くようにさざめく]
 



[さみしさを知らない男の心を取り込んだら]
[さみしくなくなるんじゃないかな、って期待をしたの]

[ねえ、誰にも気付かれないままだったの]
[どうしてさみしさは埋まらないの?]
[ねえ気付いてほしいあたしはここよ]
[どうか気付いて、さみしいあたしに気付いて]
[ずっと呼んでいた、声なき聲で誰かあたしに気付いてと]
 



[歌が聴こえたの、雪を招く歌]
[何処へも行かない傍にいてくれるとあたしを呼んだの]
 



[ああ、呼ばれたの、あたしを見つけてくれたの]
[おいでと声をかけてくれたの]
[歌を歌って、その温かい手であたしを包んで]
[あたしを愛して]

[──眠りの間だけでも、どうか、あたしの傍にいて**]
 

 



[女は眠る、眠る、醒めない夢を見続ける。

現を知ること叶わず、今は、ただ]
.


[夢の世界は、人によって様々なのだろう。

けれど、冬の眠りに落ちた者の夢は、
きっとどこかで繋がっている。
強く願えば、出会うことも出来るのだろうか。


女の幻想(夢の世界)は、遠い日の雪の街。
人影のない、寂しい街。
華やかな大通りから少し離れた場所に、
ひっそりと佇む小さな家。
一軒だけ灯がともり、煙突から細く煙が上っている]


[誰か、私に、気づいて]

[誰か、私を、見つけて]


[誰か、私を、―――――――…]


―とある子供部屋―

[何度目かの子守唄の後、指人形の綻びに気が付いた。
思い起こすのは幼い日、これで何度も何度も遊んだこと。懐かしさに目を細め、指人形を優しく撫でる]

昔は、まだ、あまり裁縫に慣れていなかったから。

…ちょっと、待っていて。

[それでもこの綻びは大切な想い出のように感じて、編み直すのは躊躇われた。
だから、取り出してきたのは、可愛らしい鈴の付いた赤いリボン。指人形の首元に結べば、可愛らしい飾りになる]


[冬将軍が、くるり、ふわりと中空を舞えば、
リン、と涼やかな音が鳴った]

どうかな。

[リンリン、チリリン。舞い散る雪と共に、音が咲く]

ふふ。似合っている。

[鈴の音に合わせて、また歌を紡いで。
一節終われば、指人形を手の中へ包み直して、窓を見上げた]


[窓枠には、雪の結晶の形の御守が飾られている。マユミに贈ったのと同じものだ。母が娘の健康と幸せを祈り、大切に編み上げてくれたもの]

私もね、きみと、同じだったんだ。

父さんと母さんは居たよ。
でも、私の病気の治療のために、仕事が大変で。
よく一人で、留守番をしていた。

[両親は愛してくれた。その実感もあるし、感謝も尽きることはない。
…だけど、幼心には、それでも拭えない寂しさがあった]

窓の外で、自分と同じくらいの年の子が、
楽しそうにしている声を聞くとね。
なんだか、急に、ひとりぼっちになった気がしてね。

私は彼らを見ているのに。
彼らは私のことを知らない。気づいてもいない。

声も、想いも、温もりも。
何もかも、届かない。



――――――…でもね。

[そっと瞼を閉じる。
その裏側に、今でもはっきりと思い出すことのできる光景。
窓をこんこんと叩く、いかにもやんちゃ坊主といった風体の少年。驚いて、怖いと思ったのは最初だけ。すぐに、その瞳の奥の優しさを知ったから。
だから、外へ行こうという彼に頷いて、その手を取った。…すぐにロミオ先生に見つかって、連れ戻されてしまったけど]

この島に来て、変わったの。
私を、見つけてくれた人がいるんだ。

…きっと君もよく知っている、あの人よ。

[目を開けると、静かに微笑む。
冬将軍がこの指人形だということは、きっと、彼が…そう、なのだろう]


それから、外に出られるように、頑張って。
友達もたくさん、できた。

[大切な人の顔が、浮かんでは消える。かけがえのない宝物]

思っていたよりも、ずっと。
外の世界は、優しくて、温かくて。

[それを知らずに生きてきたであろう、孤独にふるえる冬将軍を温めたいと、心から願う]

誰かに愛されることは、とても幸せなことだよ。
そして、その分誰かを愛することができれば、
もっと幸せになれるんだ。





私は、君の傍にいるよ。
君が温かくなるまで、ずっと、ずっと、ここに。

[そしてまた、優しい歌が室内に響く**]


[ふ、と覚醒して、目に映る何もない白い世界をぼんやり眺めていた。
ふわふわした世界に抱かれて、横になっている。
しばらくは、何が起こったのか、ここがどこなのか、それが分からなくて。
雪雫草の薬を飲んだんだ、と思い出したのは、持ち上げた右腕に包帯が巻かれていなかったからだ。つまりここは、現実ではないのだろう。
ティモシー爺の言葉が蘇る。眠りの中で、冬将軍と話をする──]

[はた、と我に返る。がばりと起き上がる。
見回せば、そこは一面の銀世界。積もった雪、空も雪に覆われていて、ただ、冷たさは感じなかった。吐いた息は相変わらず白いままなのに。
冬に閉ざされた白い静謐な世界]

(眠りの中の世界、か)
(冬将軍、このどこかにいるのかな)


話をしようぜ冬将軍、このどっかにいるんだろ?

[そう声に出して、少し待ってみたけど反応はない。
包帯は巻かれていないが、癖になった首を摩る仕草をして。ひとつ、息を吐く。
応えないなら探しに行こう。姿を現さないなら見つけに行こう。
基本的に、待ってるだけとか、じっとしてるだけとか、そういうのが性に合わないのだ。立ち上がり、雪を払う。当てはないけれど、閉ざされた世界に足を踏み出す。誰もいない。景色もない。どこまでも白く白く、生物の気配さえない。
これが冬将軍の世界だろうか。
それとも俺が持つ冬将軍のイメージだろうか。
曇天と雪に閉ざされたカイレミネ島の景色を思い出す。夏の鮮やかさが持つ賑やかな色彩を、すべて白と灰色で埋め尽くされたあの景色を]

おーい、冬将軍ー、いねーのー?

[どこに向かうともなく、進む。
不安もなかったし、怖くもなかった。さみしいとも思っていない。どこかにいるだろう冬将軍を探すことに意識を奪われていたからか、他に眠らされた誰かがいるかも、ということにさえ考えは及んでいない。
ただ、見つけたくて]


[──気付けば、知らない街にいた。雪の降る街。
夢の世界だからか人影はなく、大通りは華やかでさえあるのに、どこまでも静かで薄暗い。雪明りだけが照らす街中。冬将軍を探して、歩く。
ふと顔を上げれば、どこかの煙突から細くたなびく煙が見える。
誰かいる。そう確信して、足の進みが速くなる。
大通りから少し離れた場所。
ひっそりと佇む小さな家。
一軒だけ、窓から零れる灯り。
微かに漏れ聞こえるのは歌声だろうか。
白い息を吐きながら、そっと近づいて窓から中を覗く]


(ああ、そうか、この歌声は)

[──あの公園で聴いた歌だ。
分厚いカーテンの向こう、窓枠に揺れる見慣れない形の御守。それが雪の結晶だなんて知識はないから。玩具やぬいぐるみが並んでいるところを見ると、ここは子ども部屋だろうか。
歌を紡ぐ、暖炉の前に座る人物に、目を細める。
冬将軍の眠りに落ちたと聞いた]

(…君もここにいたんだね)

[こんこん、と窓をたたく。
遠い昔、ふたりが出会ったあの頃のように**]


白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 03時頃





[チリンと鈴が鳴る、あたしの動きに合わせて]
[くるりと舞えば赤いリボンも揺れる。リンリン、チリリン]
 



[声も温度も持っていないあたし]
[愛されるぬくもりを知らないあたし]
[誰にも気付かれない孤独なあたし]

[温かくなれば溶けてしまうのよ]
[それでもいいと思ったの]
[凍えて彷徨う孤独の果てに]
[辿り着くものが消滅であっても]
 



[ねえ、さみしさが埋まるなら]
[この孤独が消えるなら]
 



[──あたしでも誰かを愛せるのかしら]
[そうして幸せになれるのかしら]

[歌声に耳を傾けながら、発せられない声の代わりに]
[チリンと小さく鈴の音が響く**]


 


メモを貼った。


【人】 白銀∴秘星 マユミ

−自宅→外−

…少し、つくりすぎたかもしれないわ。

[台所には、下ごしらえが住んだ料理が、あとは火を入れるばかりになり、所狭しと並んでいる。
他にも飲み物や出来上がった料理がすでにバスケットに詰められており、少し悩んだ結果、すべて持って行くことに決めた。
別の入れ物を引っ張り出し、隙間なく詰めていく。]

どれがトレイルの好みかわからないし…まあ、余っても、ミナカタ先生がいるからいいわよね。

[20代も後半に入った成人男子の胃を過信しすぎたことを思う。
彼女は、何が起こっているのか知らない。]

(39) 2013/12/23(Mon) 10時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

−トレイルの家へ−

……。
[もう、不満を言う余裕は残っていなかった。
トレイルの家へ向かったものの、かの家へ近づけば近づくほど、風量と積雪量が増えているような気がした。
まるで何者かの怒りが、吹雪となって表れているかのように。
視界が雪で覆われ、慣れた道であるはずなのに自身がどこへとむかっているのか不確かになる。
そして他に防寒具がないとはいえ、この吹雪の中、ミナカタから借り受けたセーター一枚と言うのは、無謀すぎた。
両の手にかかる作りすぎた料理による重みも、彼女の体力を容赦なく奪っていく。

それでも離すまいと、感覚の失った手に力を込める。]

(40) 2013/12/23(Mon) 10時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[そして次の瞬間、





――――――――――――――意識が、途切れた。]

(41) 2013/12/23(Mon) 10時半頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 10時半頃


白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 14時頃


白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 18時半頃


白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 18時半頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ

−翌昼−
[気付いたときはベッドの中だった。
起きたことに気付いたのか、近くの民家の夫婦が心配そうに顔を出す。どうやら雪道で気絶していたところを、二人に助けられたらしい。]

今、何時!?

[お礼の言葉もそこそこに、ハッと時計を見る。
一瞬夜の時間と勘違いしたが、外は吹雪いているものの、夜のとばりは降りていない。お昼を回っていることに気が付くと、慌てて駆け出そうとする。]

……っ。

[体が上手いように動かない。どうやら自分でも気づいていないうちに、ずいぶんと体力を消耗していたらしい。
起き上がろうとするのを見て夫婦は慌てて止めようとするが、その言葉に甘えるわけにはいかなかった。]

診療所に、行かないと…だから。

[目の前の少女が頑固であることは、若い夫婦はよく知っていた。]

(54) 2013/12/23(Mon) 22時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[夫婦にせめてと、過剰なほど厚着を施され。
倒れたばかりのフラフラの体を押して、ひたすら歩いた。
走る体力は、もう残っていなかった。
二人は送ってくれると提案したが、この吹雪だ。これからもっとひどくなったら帰れなくなるかもしれないと、無理やり断った。

途中、道に見ているバスケットと、こぼれおちてぐしゃぐしゃになっている料理が落ちていた。]

………。

[何度も倒れそうになる体を叱咤しつつあるく。
幸い診療所の方へ向かうにつれ、吹雪は穏やかになっていた。
そして、何とかそこにたどり着いたとき、


それは、すでに終わっていた。]

(55) 2013/12/23(Mon) 22時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

−診療所−

何、でよ…っ!

[思わずこぶしで近くの壁に八つ当たりする。
誰よりも冬将軍を探すのに一生懸命だった。雪雫草の薬だって、率先して詰みに行ったのは彼だった。]

…なんでそんなヒューが、薬を飲んでいるのよ!

[昨日、彼と交わした言葉を思い出す。>>3:158]

『マユミ、俺が冬将軍だって可能性まるで考えてねーのかよ』

自分は何と返しただろうか。

『馬鹿ね。率先して自ら眠ろうとする冬将軍なんて、おかしいじゃない。』

[そう。そんなのおかしい。だから思っていた。
たとえ誰が冬将軍だとしても、おそらく彼だけは違うのだろうと。
なのに、そんな彼が今。―――冬将軍を眠らせるための薬で、眠っている。]

(56) 2013/12/23(Mon) 22時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[しかしここで現実に失望して倒れ込むわけにはいかなかった。
自分の仕事をしなければと、ここに来た目的を思い出す、ふらふらと眠りに付いたヒューに近寄る。

ヨーランダ、ジリヤと、話に聞いてはいたが、実際に眠りに落ちている人を見るのは初めてだった。
本当にただ眠っているようなその姿に、今からむくりと起き上がらないかしら?とありえないことと思いつつ、そんな幻想を抱きそうになる。

震える手で、彼の体を丁寧に調べる。
本で読んだ知識を脳裏に浮かべながら、決死で間違えないように、一つ一つの工程を、慎重にこなす。

作業が進むにつれて、額に焦りが生まれ、瞳が驚愕に彩られていく。
何度も何度も確認し、他の可能性を考慮し、


そして一つの、結論を出した。]

(57) 2013/12/23(Mon) 22時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

ねえ、ブローリン。

[昨日からずっとここに立ち会っていたのだという彼に、声をかける。
少しでも気を抜くと、声が震えてしまいそうで、それを無理やり抑え込む。]

…一つ、お願いがあるのだけれど、聞いてくれたら嬉しいわ。

[彼が肯定してくれたのなら、そのまま続ける。]


あなたが今作ってくれている、雪雫草の薬ね。


明日飲むのは、私にしてほしいのよ。



[自分が今どんな顔をしているのか。
それを確かめる余裕は、無かった。]

(59) 2013/12/23(Mon) 22時半頃

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