105 Ww―Chu・Ni/Subjection―wW
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記者 イアンは、メモを貼った。
2012/11/11(Sun) 01時頃
―校庭上空―
[炎をまとってホリーに向かおうとした時。
彼女の身体から別の炎が灰色を覆っていた。
青白い炎
それは天使が…いや――が死を迎える時の最後の時に発するもの。
炎に遮られて、その光を正確に見たものはいないだろう]
そっか、もう…
空っぽのカプセルみたいなものだったのね。
開けたら…そこには…
[そして彼女は灰となった。]
[何も入っていない空っぽの薬…
カプセルだけを飲み始めたのはいつからだっただろうか。
それは、確か――…]
―一年前―
[その頃の私は、別に病弱でもなく。
普通に体育の授業にも出ていたし、休みがちでもなかった。
何がきっかけだったかな。
最初は…ほんとになんでもなかったような、事だったような…]
…は…さん。
昨日のドラマ、見た?
あのシーンはぞっとする感じで怖かったけれど
そこから救い出してくれた主人公がかっこよかったよねえ。
キター!って私も叫びたくなっちゃった。
[他愛もない会話をする友達も居た。
クラスで孤独に居る事もなかった。
あれは、なんだったろう。
事件と呼ぶには…小さすぎて。
でも、私とあの子との仲を疎遠にするには、十分な出来ごとだった**]
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……は、… ッ……
[上空で胸を抑え、荒い呼吸を整える。 霞む視界の中、少年は少女の最期を捉えた。
>>3:120崩れ落ち、天へと指先を伸ばしたまま、消滅していく。 彼女が身に付けていた最後の指輪は、 消滅後、彼女亡き屋上に―――かん、と音を立てて落ちた。]
ホリー、……クレイドル
[彼女の理想と、力は完全に消え去った。
何処か安堵したように、深く息を吐き。 再び屋上へと舞い戻った少年が、足を着こうとした瞬間――――]
(6) 2012/11/11(Sun) 18時半頃
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[どくん ――――…]
(7) 2012/11/11(Sun) 18時半頃
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うッ……ぐぁあ、ああ……ッ!!!
[背にあった白い羽の粒子はふっと消え 屋上の床へとその身は転がった。
>>4>>5更なる強大な力の気配が 負傷しきった少年の身体を苦しめていたのだ。]
(8) 2012/11/11(Sun) 18時半頃
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…っだめ、だ……
まだ、終わってない……――ッ
[>>2遠くで聞こえる崩壊、破壊の地響き。 脅威が再び何処かで牙を剥いたのだという事を 少年は、静かに理解していた。]
(9) 2012/11/11(Sun) 18時半頃
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[何か、何かまだ残っていないのか。
上手く、身体に力が入らない。 それでも少年は、襲い来るであろう“敵”と ―――例え絶望的でも、戦う事を諦めてはいなかった。]
おい、死ぬなよ……
まだ俺は、お前の名前さえ……ッ知らねーんだから
[同じように、床に打ち付けられた妖精を目にし 少年は小さい身体を庇うように手を伸ばして 自分の胸の中へと、優しく抱え込んだ。]
(10) 2012/11/11(Sun) 18時半頃
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[痛む身体に顔を顰めつつも、辺りを見回すと
>>6ホリー・クレイドルが残した指輪が落ちていた。 最後に残したという事は、特別なそれである事は間違いない。]
……く、ッ……
[しかし、少年がそれを使う事は “光属性”である身が許さないだろう。
最後の望みが断たれたかのように 少年の意識は、遠のいていき―――ぐらりと、再び地へ身を倒した**]
(11) 2012/11/11(Sun) 18時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2012/11/11(Sun) 18時半頃
―回想、一年前―
…んー。
個人的には、もう少し救いが欲しかったかなぁ…
あ、主人公じゃなくて敵役の方が。
…何年もかけて娘の仇を取ろうとして、
それであの結末だもん。
方法が間違ってたとは分かるけど、それでもどうもねー…
[…疎遠になる前は話題に困ったりすることも無く、
色々な事でのんびりと話していて。
同じドラマの話をしているはずが、
疑問に思って聞いてみたら別のドラマだった、なんてことも有ったりして。
そう言った事も、翌日の話のタネとして楽しんでいた。]
記者 イアンは、メモを貼った。
2012/11/11(Sun) 22時半頃
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適所適材ってのが、あんだろ。 俺なら――…ッ、……いけるさ。
[>>14屈み込んできた安藤の顔でさえ 本当は、掠れて上手く視界に映せないくらいだった。
しかし、少年は彼に頷いてみせ 最後の戦いの場所へと―――転送される。]
(32) 2012/11/11(Sun) 23時頃
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― 街だった場所にて ―
は、ぁ…… ――…っ ッ、かは……
し、いな……お前……
[>>16少年を迎えたのは、よく見知った顔 ―――いや、その姿はもう知る彼のものではなかったが。]
(33) 2012/11/11(Sun) 23時頃
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[安藤と、椎名のやり取りが遠くに聞こえる。 すぐ傍にいる筈なのに―――意識が朦朧としていた。
先程の戦いで消費した体力は 少年の予想を超えていたようだ。]
……ぐ、っ……
[犠牲、家庭、所有物、選ばれる―― そんな単語がぐるぐると頭の中をめぐり
次の瞬間には>>28>>31 互いの力がぶつかり合う音が響いた。]
(35) 2012/11/11(Sun) 23時頃
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―一年前―
(あれ?なんだか違うような気もするけれど)
(まあいっか)
[その頃の私は普通…なほうだったと思います。
でも、あの日から、全ては変わってしまったような。
そう、田原さんに――――しちゃうまでは…]
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ぐぁぁあッ――…!
[>>34目を覚まさせるような、閃光と轟音。 しかしそれとは反対に、少年の身体は重いまま。]
は、心配してくれてんの? そりゃ、ありがと……よ――― ッぐぁ
[>>38何とか聞こえた後輩の声に 軽口を返そうとするも、少年の身体は >>36強い衝撃、瓦礫で弾き飛ばされ―――]
(40) 2012/11/11(Sun) 23時頃
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[あれはテストの時だったっけ。
去年、私の成績はほんとギリッギリだった。
あと一教科落としちゃったら、留年確定だった。
そんな時、私の悪魔が囁いた]
『なあ、答案すり変えちゃえよ』
[先生の視線も別の方向を向いている。
重病…十秒で名前を書き変えてしまえば、ばれない。
そこに後ろの席の田原さんから声がかかる]
ごほっ、ごほっ。
[ビリリッ
消しゴムが自分の名前ごと答案用紙を破いた音がした]
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[遠く、遠く。
爆風や瓦礫の力で宙に浮いた少年の身体は 弧を描くように、スローモーションで舞っていく。
それでも必死に胸を押さえるようにしているのは 手の中の妖精を守ろうとしている為か――――]
[少年の意識は、深く深く―――下に潜っていく]
(45) 2012/11/11(Sun) 23時半頃
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[気付けば、こぽこぽと空気が洩れる それは冷たい、水の中にいるような世界。 視界だけは蒼く、澄み切ったその場所で、少年は悲痛な顔をして]
ごめん、俺―――…
お前を守ってやりたいのに……
お前に、頼ってばっかりだ 情けねえよ―――…ッ
(48) 2012/11/11(Sun) 23時半頃
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[開いた両手の中から、妖精が顔を出した。]
『……シンヤ、私は』
『―――貴方から生まれたの。』
[一言、一言しっかりと伝わるように、妖精は言の葉を紡ぐ。]
(49) 2012/11/11(Sun) 23時半頃
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『だから、貴方の傍にいるのも 貴方の力になるのも 貴方を守ってあげるのも――私の役目。
貴方の為に、貴方と共に。』
(50) 2012/11/11(Sun) 23時半頃
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いや……でも俺、お前の名前も知らないぜ?
だってお前は、ある日突然俺の目の前に現れて… 学校まで着いて来るくらいに、いつも一緒に居て……
それからだよ。
“普通”だった俺の生活が、少し、変わったのは。
(52) 2012/11/11(Sun) 23時半頃
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[何気なく続く会話。
しかし、ずっとそうしてもいられない事を、妖精は悟っていた。]
(53) 2012/11/11(Sun) 23時半頃
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『これが、最期だから
……ね、シンヤ』
(54) 2012/11/11(Sun) 23時半頃
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『 私の名前を、呼んで 』
(55) 2012/11/11(Sun) 23時半頃
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[こぽり、と口から大きい空気の泡が洩れた。
妖精の声に導かれるように 少年は自分の心の一番深い所へと、手を伸ばした。
―――ああ、何故忘れていたのだろう。]
……お前は
お前の、名前は
[雨の日《rainy》に現れた、長く、白い髪をした彼女。 名が無いと、濡れた薄蒼の眸は言った。
それならば、と、俺は―――]
(57) 2012/11/12(Mon) 00時頃
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―――――― …レイ
(58) 2012/11/12(Mon) 00時頃
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[パキィ―――― ッ…ン]
(59) 2012/11/12(Mon) 00時頃
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[…ほぼ諦めていた科目の試験。
解けなくはないけれど、正直かなりギリギリで…
間違えた欄に気が付いたのは、
正直かなり幸運だった。
…書き直そうとして鉛筆落とす不運がオマケにつく程度には。
転がった鉛筆は、前の席の飛鳥さんの椅子の下に行って。
流石に手を伸ばすわけにもいかないから…]
ゴメン、ちょっと鉛筆とっ…
[…言った直後。
紙の破れる音がした。]
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[>>51何かが割れるような音は 実体の少年を目の前にした椎名の耳にも届いただろう。
その野性的な動きで以て 完全に爪に捉えた筈の少年の身体は、そこには無く。
彼の右手は虚しく空を割いた。]
(61) 2012/11/12(Mon) 00時頃
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イアンは、シメオンの目の前から、消えた。
2012/11/12(Mon) 00時頃
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