人狼議事


258 【突発誰歓】鬼渡し弐

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[ねんねん

       おころり
    おやすみ

            よいこ ]


―現世:曼珠神社―
[見慣れた鳥居の傍で目を覚ます。
空を見上げればとっぷりと日が暮れていて。

それだけであの、永遠黄昏時のあの場所ではないと確信した。]

 ……烏が鳴くから帰ろ

[烏が鳴くような時間ではないけれど。
そう唄いながら鳥居の外へ。**]



 帰ろ、帰ろ

[とと様、心配してるかな。かか様、寂しがってないといいな。
何やら騒がしい方へと駆けていく。
温かいまんま、作ってくれてるかな。早く食べたいな。

しかし、見えた人影に立ち尽くした。

何だろう、見慣れないおべべを着てる。
知らない灯りを持ってる。]

「そこにいるのは誰だ?」

[行方不明になった6人の捜索をしていた人たちからライトで照らされ、驚いた少女は踵を返して逃げ出した。

ここは一体どこ?**]


【人】 旅籠 おもん

 
 知ってるなら結構。言い伝えのとおりなら…ね。
 鬼を渡されれば此処から出られる。…でも、
 最後の鬼だけは出られないって、そのはずなんだ。

 でも、ねえ。
 身をもって確かめるにはちょいとリスクの高い賭けさ。
 "鬼"になったら何がどうなっちまうか不明なんだから
  わからないないない尽くしだ。

 確かめるってんなら止めないけどサ。
 みょんこに近付くのは…なるべく、止めたほうがいいね。
 隠れて様子を窺うくらいなら…まだいい。

        話しかけるのは、止めたほうがいいねえ。
         特に、何かおかしいところ――例えば
        夕顔って子が着けてたお面を持ってるとか。

 そういうおかしなところが少しでもあったら近づきなさんな。
 

(20) 2016/11/19(Sat) 13時半頃

【人】 旅籠 おもん

 
 あたしゃね、自分がおかしな事に巻き込まれるのは大嫌い。
 でも、それ以上にアンタみたいな年端もいかないガキがさ
 エエそりゃあ言い伝えの戒めを無視しちまったんだろうけど?

 自分の意思でもなくこんな場所に連れてこられて、
 鬼渡しなんておかしな遊びに巻き込まれてるってことにさ
  …憤りを覚えるんだよ。とーってもね。

 だから、迂闊なことはして欲しくないんだ。
 特に、自分から捕まって事の真偽を確かめる…とかさ。
 わかったね?…わかったら、無茶はしないように。いいね。

[ あくまで予測の域を出ない仮説について話しながら>>2:92
 それでもあたしは試すのはやめておきなさいと囁く。
 仮に、みょんこが逃げ切っていたならいいけれど、
  捕まっていたら……どうなっているのかわからない。全く。 ]

(21) 2016/11/19(Sat) 13時半頃

【人】 旅籠 おもん

 
 …そうさ、とってもタチが悪い幽霊なんだ。
 だからあたしは最初にあいつを性悪って呼んでやった。

[ タチが悪い。>>10本当にその通りだから
 ネリエルの言葉には強く頷いて同意を示して。 ]

 もし捕まったら…そうさね。
 自分が自分の形をした別の何かになってしまうかもねえ。

 何せ、言い伝えでは
   「ヒトの姿をした鬼に追いかけられていた」
      って、戻ってきた人たちは言ってたらしいからサ。

[ 言葉を続けるけど、明るい言い回しで
 場の空気を和ませる彼の言に>>14目をパチリ。
 …嗚呼、やっぱり彼も子どもが好きなのかもしれない。
 だってあたしよりよっぽど子どもの扱いが上手いじゃないか。 ]

(22) 2016/11/19(Sat) 13時半頃

【人】 旅籠 おもん

[ …そうだ、無闇矢鱈と
 不安になるようなことは言わないほうがいい。
  …ただ、先刻までに言ったことは知っておいた方がいい。
 前を向くのは――それからだって、遅きゃないだろう? ]

 不吉な言い伝えは残っているけど、
 何もまだ誰かが取り残されるって決まったわけじゃなし。

 みんなで出られる道もあるかもしれないよ。
  それを鬼渡しが終わるまでに探せばいいのさ。

[ 極めて楽天的な言葉を並べ立てて、
 あたしはそれ以降口を噤んだ。
 だって言うほど都合のいい方法がある、なんて
     髪の毛の先ほども思っちゃいないから。
        ……あたしはそこまで楽天家な女じゃない。 ]

(23) 2016/11/19(Sat) 13時半頃

【人】 旅籠 おもん

[ だから手水舎の話が出たら、すこしホッとする。>>18
 二人で連れ立って行くと言うなら止めない。が。 ]

 さっき祥子にね、飴玉を二つ渡したんだ。
 祥子の分とアンタの分さ。もし会ったら受け取ってやってくれ。

 ネリエルさんは…甘いもの、食べるかわからないけど、
 疲れた時に食べると落ち着くよ。どうぞ。

  ……それじゃ、二人とも気をつけて。

[ 飴の話を唐突に口から出す。
 「アキくん」には祥子に二人分を渡したこと。
 ネリエルには受け取ってくれるなら飴をひとつ。
   そうして、やることを終えたら二人を見送った。** ]

(24) 2016/11/19(Sat) 13時半頃

旅籠 おもんは、メモを貼った。

2016/11/19(Sat) 13時半頃


【人】 旅籠 おもん

[ 二人を見送った後、
 さあ、時間はどれくらい経っていただろう。
 大して長くはなかったようにも、短くはなかったようにも
 どちらともつかないくらいの間。
 …どこかでざあざあと雨にも似たような音>>25が過ぎた、後。 ]

 「 おもんさん 」

[ つい先程まで話題にしていた相手が。
 …つまり、赤羽美夜子…みょんこの、声が。
 木陰から聞こえたものだから、あたしは
 ひっ…と音を立てず息を飲み、振り向く。そこには、
  …予想通りというか何というか、みょんこが居た。 ]

(27) 2016/11/19(Sat) 15時半頃

【人】 旅籠 おもん

 
 …あ、ああ、なんだ、みょんこか。
 あたしは無事だよ。…他の奴らもきっと…。

[ みょんこに近づくなって
 あれ程口を酸っぱくして他の奴に言ったくせに。
 あたしの足は離れようとする心を汲んで動いてくれない。
 何でもない風にみょんこは言うんだ。

                      ダレモミテナイ?>>26

 追われてたのはアンタじゃなかったのか?
  鬼は――夕顔って子はどこへ行った?

          聞きたいことはある。あるのに、
            普段の六割も、言葉が出てきやしない。 ]

(28) 2016/11/19(Sat) 15時半頃

【人】 旅籠 おもん

 
 龍人さん?…伐山の兄さんか。
 あたしは……ずうっと隠れていたからね。誰も、見てないよ。

[ 嘘。嘘もうそだ。大嘘だ。
 だけれど、何処かで本当のことを言っちゃいけない気がした。
 彼女とは久しぶりに会ったのに…そのはずなのに。
  何かが決定的に、…美夜子を美夜子たらしめる何かが
 以前と、今と。違ってしまっているような。
 第六感めいた説明のしようのない悪寒が背を撫でる。ような。 ]
[ 兎も角、誰かを見たと言ってはいけない。そんな気が、した。 ]

 そんなことよりさ、アンタ、
  鬼に追われてたんじゃ、なかったの。

 見たんだ、アンタが全速力で走っていくとこを。
 一瞬だったけど。…ね、夕顔って子はどうしたんだい?

[ さく。一歩、漸く足は後ろへ下がる。
 問いかける声に動揺の色は、ない。…ない、はずだ。* ]

(29) 2016/11/19(Sat) 15時半頃

【人】 旅籠 おもん

[ 心配だねって
 ちっともそんな気配が無い口調で言うんだ。>>30

  あの女の子はどこかへ行っちゃったって
  まるで普通の公園で子どもの遊び相手になっていたみたいに
    なんでもない、普通のことだって顔をして言うんだ。

 普通すぎる。あまりにも、"いつもどおり"。
 助太刀してくれれば…なんて冗談、昔のアンタは言ったっけ? ]

 そうか、じゃ、アンタはあの子から逃げてきたってわけ。
 そりゃあアンタだから出来たことなんだよ。

   そんな危ないところにあたしがのこのこ出て行って
   助太刀なんか出来るもんかね。喧嘩とは違うんだから。

[ 他愛のない遣り取りをしながら、少しずつ後ろに下がる。
 此処は一本径。真っ直ぐに駆ければアッという間に――… ]

(32) 2016/11/19(Sat) 17時半頃

【人】 旅籠 おもん

 …アッという間に、捕まっちまうよ! ねえ!みょんこ!

[ アタシの名を呼ぶ声>>31に返すように、怒鳴って
 草履を片方、みょんこの方へ蹴り飛ばす。

       …ずっと感じていた違和感はこれだった!
       みょんこはあたしのことを「おもんさん」
        なんて他人行儀な呼び方はしない。絶対に。
       この神社で再開したときだって、そうだった。>>1:14

 此処に現れた時から違和感はあったんだ。
  間違いない。こんな態度、普通じゃない。 ]

 アンタ、"鬼"だろう?性が悪いのはみょんこになっても同じか。
  ああそのツラ一発張り飛ばしてやりたいところだけど、
 今は我慢してやるさ!あたしが逃げる方が大事だからねえ。

[ 草履の行方はどこへやら。見届けもせず言い捨てて、
 あたしはもう片方の足から草履を脱いで、持って、
 トドメだとばかり後ろに投げつけたら駆け出す。裸足で。 ]

(33) 2016/11/19(Sat) 17時半頃

【人】 旅籠 おもん

[ 砂利道が足に痛い。
 それでも立ち止まったら捕まるって分かる。
 ただでさえ、普通に走り比べをしたら勝てない。
 わかってる…わかってるから、ある程度距離を取ったら
 方々に生える低木の茂みの中に飛び込んで、隠れる。
 這い蹲って逃げるのならば、あちらも同じようにしなければ
 あたしのところまで追いつくことはできない。

 ついさっきまでの威勢とは真逆で、
  あたしは低木の茂みを音を立てずに通り抜けたら、
 川が流れる木立まで走って行って、川を飛び越えて。

            …立ち止まる。

       後ろを追ってきているようなら逃げるつもりだけれど
          ―――― 上手く撒けたのだったか、どうか。* ]

(34) 2016/11/19(Sat) 17時半頃

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