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――――……
[最後まで、絶望に噛み付く男の姿を。
そして、その男の首が切り裂かれるのを。
……命が失われていくのを、押し黙って見ていた。
瞬きさえも忘れていた。
ヘクターの瞳が閉じられるのを見届けて、
男もその目を伏せた。
そして。]
……おいっ!!!!
何負けてんだよ、いつまでも転がってんじゃねえよ!!
さっさと、起きろ!
[大声で、ヘクターへと呼びかける。
そうしないと、
誤魔化せない、
少しでも油断したら、
目から水滴がこぼれそうだったから。**]
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
[立ち去る船長へ。
涙目で、中指を立てておいた。
無謀な喧嘩だった。
結果なんてはなっから分かってた。
それでも、勝ちを心から願っていた。
その処理できない気持ちを、品のない、命知らずなジェスチャーで発散しておく。
もちろん、もう死んでるから命知らずなのだけども。
それから、ヘクターの傍から離れずに。
ぷしゅんと鼻を鳴らしてから、蹴る真似をしておく]
……生きるって言ったくせに。
[ふぁっきん!]
メモを貼った。
[シャルルの向かう先に見当は付いている。
すぐ追うことはせず、目前の騒がしい一団(というかホレーショー)に、今しがた眠りについた男が無理矢理起こされるのを待った。]
…………。
[ヘクターが目覚めたところで、感情薄い瞳で、ただじっと見つめるだけで、話しかけることはしないのだけれど**]
メモを貼った。
メモを貼った。
― ??? ―
[ゆらゆらと揺れを感じて、男の意識は覚醒する。
「長い夢を見ていたのか」と思ったのは、
まだ風を受けて海上を走っていた、
デゼスポワール号での目覚めと似ていたからだ。
瞼を開けて、男は目を見開いた。]
……こいつぁ、
[広がる空の青。
それを見たのはどれくらいぶりだ。
考えて、
――正確に数えるのが面倒になり、やめた。
手を翳せば、随分と浅黒い手。
皮膚に透けて見える血管の色。
そして――]
あぁ、この色は――、
……へぇ、こんな色だったんだなぁ、海ってぇやつぁ。
[そして「死に際に見たあの色は、海の色だったのか」と、
男は認識し、
風もないのにゆらゆらと揺られながら、
海上でケラケラと笑った。**]
メモを貼った。
メモを貼った。
[やがて、道化が自身の首を撥ねる。
意識がぷつりと途切れ、―――暫くしてふわり、と質量が軽くなる感覚がした。
と、同時に聞こえるのは間近で己を呼ぶ、確かな聲
あー………
[その聲に薄らと目を開け、その場でゆらりと霊魂が形作られる。
その姿は、腹や腕に負った傷が消えている以外は生前と何ら変わらない。酷く身体が軽かった。
怠そうな顔でがしがしと頭を掻いて、周囲の様子を見遣った。
生前から薄らと気配を感じていた魂の姿が、今ははっきりと見える。
大声で声をかけるホレーショー
恨みがましい言葉をぼそっと漏らしたニコラス。
少し離れた場所から無表情でじっとこちらを見つめるヴェラ
[己が死ぬことに、長らく恐怖を感じていた。
怨嗟渦巻く亡者共の聲。自分までそうなってたまるかと。
――けれど、実際に死んでみるとそれは酷く呆気なく、
間が抜けていて怨嗟や恐怖どころか緊張感も何もない。
大方泣きそうな顔でこっちを睨むこいつらのせいだ。
やっぱりというか何というか、静かに眠らせてなんて貰えないようだ。
―――嗚呼、有難い、なんて。
決して口に出しては言わないが。
代わりに揶揄するように口の端を上げて、苦笑した。]
ちっ。
ぎゃーぎゃーうるっせェなぁ。
やられちまったもんは仕方ねぇだろう。
海賊がたかだか人死んだくらいで泣いてんじゃねぇよ、ボケが。
[非難の声には舌打ちして。
瞳に涙を滲ませる拾い物共の額を小突いた。**]
メモを貼った。
―――…はあ?
泣いてねえけど?
目、おかしくなったんじゃねえの?
[苦笑されて、小突かれて。
ついに堪えられなくなった涙が零れてくるのを感じ、そっぽを向いた。がしがしと乱暴に目元を拭っている。
意地を張るのは、素直に泣くなど柄じゃない、と思っているからだ。まして、この男にはあまり弱った所を見せたくないのだ。
誤魔化しているその姿の方がみっともなさ増していることには気づいていない。]
[大事に思っていた物は、道化の姿をした船長に悉く奪われた。
あの男は、根こそぎ奪っていくのだろうか。
それこそ、海賊らしく。
あと何人、生き残っているのか。
船尾楼に立つジェレミーとセシル。
彼らも、奪われるのだろうか。
……個人的には、ヘクターとの一件でジェレミーへの評価がうなぎ昇ったので、彼らが生き残れるといい、と思っているが。**]
メモを貼った。
? 泣いていただろう。
[感動の再開の真っ最中に、空気を読まない一言をいきなり投げる。
別に、茶化しているわけではない。見たままを言ったまでだ。]
……。
追わないのか?
[何か言われたとしても、馬耳東風。
勝手に、主語のない問いかけをして、聞いておいて答えも聞かず、踵を返す。
向かう先は、道化の仮面が剥げたシャルルの元。*]
メモを貼った。
うるせえ、泣いてねえっつったらねえんだよ!!!
目玉腐ってんじゃねえの!?
[そっとしておいてほしい所を思い切り踏み抜かれて、ヴェラに向かって怒鳴る。
しかしヴェラはどこ吹く風だ。]
……ん。
[しかし、見守りすぎて疲労感、なので。
追うにしても少し休憩を挟みたかった。
綺麗にされていく甲板。
セシルとジェレミーの掃除を見守る。
嵐の前の静けさを、僅かばかり味わう。**]
(……兄貴が。泣いてる)
[乱暴に目元をこするホレーショー
グレッグは押し黙った。
自分の前では兄貴然として振る舞うホレーショーのこういう姿を見ると、別の一面を見たような気持ちになる]
副船長は。兄貴の、兄貴なんスねえ。
[ぽつり、と呟いた。
副船長と目があったならば。
遺言を信じてくれてありがとう、と小さく会釈する。
ヴェラの空気を読まない一言
……俺もまさか。
1日で2回、兄貴が泣く所を見るとは思ってなかったッス。
[自室での出来事
メモを貼った。
そーかよ。
[悪態つきながらホレーショーをごつりと小突くと、
そっぽを向いて彼がその言葉を突っぱねる。
が、震えた声でごしごし乱暴に目元を擦る姿は
どう見ても泣きべそをかいているようにしか見えない。
精一杯の意地も、それを横からヴェラにしれっと指摘され
ムキになってきしゃーっと怒鳴り声を上げる
元部下に、ククッと苦笑じみた笑いが零れた。
あの船長に正面から喧嘩売りに行くのを見て
少しは立派になったかと思ったが、まだまだ未熟モンだ]
おー。
何せこいつがまだテメェくらいの頃から面倒見てやってるからなァ。
昔はよわっちい爪無しのひよっこだった癖に、
いっちょまえに兄貴なんざ呼ばれるようになりやがって。
[吹きだしたグレッグ
ホレーショーをからかいながらもグレッグと視線が合い、礼を言うように彼から頭を下げられれば、気にすんなと言いたげにひらひら手を振った]
ま、他に人狼の手掛かりもなかったしな。
この馬鹿が勝手に預けてくたばりやがったから、始末つけねぇわけにもいかんだろう。
テメェこそどんな手使ってミナカの正体突き止めたのか知らねぇが、そのちびっこい身体で大したもんだ。
…あの道化にゃ敵わなかったが、
最低限その雪辱は晴らしてやったってことで
ま、大目に見ろや。
[そう言ってがりがりと頭を掻いた]
[思えば人生の肝心なとこはほとんど酒でぼやけてて。
もうどうせ死ぬだろうからって、海賊に襲われた船の中で酒かっくらってた時も、ヘクターに連れられて食糧庫を出たあとの記憶はないし。
初めて戦場に出たときも、酒飲んでたら楽しくなってきた後はよく覚えてない。気が付いたら血塗れで医務室にいた。
あまつさえ、自分が死んだときさえ覚えてなくて。
だから今回、大事なことを覚えていられるのは、随分久しぶりだった。
よくないけど、よかった]
イテッ、
[額を小突かれて、溜まっていた涙がぼろりと落ちる。
それでも変わらない彼へ、泣き笑いして]
……元々俺には向いてなかったんだよお。海賊。
[ホレーショーが涙を隠すのと対照的に、べそをかくのを隠そうともしないまま。
からかわれてるホレーショーを指差して、ヒヒッと声をたてた。
未来がぶつりと途切れた存在ばかりだけども、今だけは穏やかで。
それが複雑な気分で、少しだけ酒を飲みたくて笑う]
……兄貴が。よわっちい。ひよっこ?
[とても想像できそうになかった。
むう、と唸る。やっぱり副船長はすごい人なんだ。
ちびっこい身体、という部分は少し引っかかったけれど。
大したもんだと褒められれば
ねえ。いま、聞いたッスか。
副船長に褒められた! 俺、褒められたッス!
[ホレーショーとニコに、ぶいぶいとピ―スして見せた。
調子に乗る所が、グレッグの悪い所である]
雪辱。……うん、雪辱。
[こくり、と頷いて。
やっぱり。どうあがいても、ミナカを自分は殺せなかったんだろうなあ、と思う。本性を現したミナカは、副船長でもあんなに苦戦するくらい強くて。
まあ、つまり。自分と戦っていた時のミナカは。
本気を出していなかったのだろう]
(もしかして。最期までガキ扱いされてたんスねえ、俺)
[何だか少し。悔しかった]
[ごん、と小突くとニコラスの方はぼろぼろと涙を零した。
こっちはこっちで何がおかしいんだか、
泣きながら笑う彼の頭をがしがし掻き乱して]
はん、とっくに知ってるってんだよ。
全く運が悪かったなァ、俺なんぞに拾われて。
酒とクスリに狂って海賊やって、挙句の果てに獣の餌だ。
いっそあの時死んだ方がマシだったぇってんなら
いつでも海に放り込んでやったんだぜ?
[悪びれずにそう吐き捨てて口の端をあげる。
彼が死んでからずっと、まるで守護霊か何かのように自分に憑いて回っていたのは知っているから、口とは裏腹に触る手はいつもより幾分か柔らかかったけれど。
そう言えば生前の聲でも何となく感じていたが、
今のニコラスに酒に狂った時の騒がしさは無い。
こうして命を落とした事で本来の姿に戻ったのか。
そのせいもあってか、こうして皆で騒ぐ今の状況が
妙に穏やかに感じた]
[――この男には、語るべき過去などない。]
[娼婦の息子として生まれ、
ろくでもないことしかしてこなかった。
そしてこの船に――絶望に辿りついた。
ただそれだけだ。]
[手先が器用な方だった為、船大工になった。
船を修理する代わりに、船での居場所を手に入れた。
船を直し。
いずれそれが絶望の重さに耐えかねて沈むまで、と。]
[酒を浴びせた
怯んだ隙に、間合いをつめようとした。
懐に入ってしまえば、
その銃を持つ手を切りつけることが出来る。
伊達にのこぎりや金槌などという
武器ですらない工具で戦ってきたわけではない。
銃相手でも、何度も戦ってきた。
近接に持ち込めば、こちらが有利。
それは変わらない。]
[狭い厨房。
戦い方は分かる。
のこぎりを下から上に切り上げ、手首を狙う。
武器さえ奪えば、あとは足を切りつけ、
足の腱を削げば逃げることも出来なくなる。
いっそ、指を一本一本ノミで切り落としてやろうか。
滅多にやらないくらい、丁寧に解体してやろう。]
[そう思っていたのに。]
[ニコラスとヴェラーヴァルが戦った時に出来たのだろう。
床板が捲れていた。
そこに足を、取られた。
バランスが崩れる。
視界を奪えたというのに
距離を詰めるどころか隙を与えてしまった。]
[銃口が此方を向く
一発目は、肩を外れ腕を貫通してくれた。
丁度、ギリアンの腕を切り落とした位置と同じなのは
偶然だとしか思わないが。
二発目は、右の鎖骨を砕いた。
三発目。
足を狙った弾は、崩れた身体の腹に当たった。]
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