人狼議事


235 夏の終わりのプロローグ

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【人】 樫の樹の子ら リツ

[そうして、手を付けられずにいた癖に、始めてしまえばあっさりと終わる荷造りを済ませて。
放ったままだった携帯の通知に気が付けば、滲んだ汗を拭いながらメール>>15を開いた。]

 ……ん、ちあきもちゃんと写ってる。

[何度リテイクしたのだっけ。昨日の記憶>>4:60を辿っては頬を緩める。
綺麗に全員収まった記念写真の保存は忘れずに。

確認したよ、ありがとう、の挨拶代わりに、いつかの会話を思い出しては画像フォルダを開いた。
呼び出したのは、裏庭の隅っこ、背の高い向日葵の下で丸まる、白い子猫の写真。
自分だけが知っている――と思っている――その子の存在を、誰かに伝えるのはこれが初めてだったのだけれど。

タイトルはRe:のまま。それだけ送信した。*]

(16) g_r_shinosaki 2015/08/16(Sun) 13時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

 ―→団欒室―

[いつも通りのジャージで団欒室へ近付けば、中から聞こえる人の声>>9>>10
意図的ではないけれど、ひたひたと静かな足音で向かう。]

 ああ――せんぱいとひなこ、

[ずっと遅刻していた、はずのふたりが、団欒室の一番乗り。
続いた毎日から、いまだ抜け切らない気持ちも、じわりじわりと染み透る感覚。

――にしても残念ながら、と言うべきか。
隠れるつもりなんてこれっぽっちもないものだから、
もしもどこかで中の誰かと目が合ったりしたのならば、呑気にひらひら手を振るのだろうけれど。*]

(17) g_r_shinosaki 2015/08/16(Sun) 13時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[団欒室へと入ろうとしたところで、重なって聞こえるヒナコの声>>21に、ぴたりと足を止めた。
扉の陰から見えた彼女の表情は、いつか演じられたジュリエットに、どこか似ているように思えて。

そうしている間に近付く音>>20。咳の音も聞こえただろうか。
それがエリアスだと気付けば、変わらず無言のままで手を振って。]

 何かしてるのは僕達じゃなくて、ひなことせんぱい、――、

[さらに後から合流したチアキ>>25にも、挨拶しようとしたところで。]

 ………、ちあき、しー。しー。

[上がりそうになった声を塞ぐまではしないものの、立てた人差し指でお静かに、のポーズ。
ほぼ反射めいた反応ではあったけれど、"そういう関係"と聞いたならば、成る程と思わないことも、ない。]

 これって、入らない方が良い、……かんじのやつ?

[おさえても尚漏れるチアキの感嘆の声に合わせてひそめた声で、誰にともなく問いかけてみたとか。]

(27) g_r_shinosaki 2015/08/16(Sun) 23時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[何かに気付いたらしいエリアスの様子>>32は、自分の問い掛けの答えにもなっていたような気が、する。
エリアスからは観察の提案。チアキからは逃走の提案>>33。]

 ……どうしよう?

[さて困った、こんな経験初めてなものだから。
とりあえずもう一度だけ、と。ことさらこっそり、室内を覗き込もうとして。]

 …………あ。

[不意に振り返ったトレイル>>31と目が合ったような気がして、漏れた声は自分にしては大きかったか。
後からチアキの繰り返しめいて、ぱっ、と口を塞いでは。
自分もいそいそ、ゆるゆる、チアキに続いて逃げようと。

捕まったならば、対話はチアキに任せてしまうつもり。*]

(34) g_r_shinosaki 2015/08/16(Sun) 23時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

 ―団欒室→裏庭―

[何食わぬ顔で――もしくは多少は混乱めいて?――団欒室から離れたなら、そのまま裏庭へと立ち寄って、見慣れた白い毛玉を探した。

みんなでしっかり片付けたバーベキューとスイカ割り、それから花火の名残は、もうどこにもない。
ただ蝉の声だけが響く、がらんとした裏庭。]

 ……いないの?

[名前も付けていない猫を小さく呼びながら。
置きっ放しの空っぽの皿を回収して、代わりに台所から持ってきた、新しい皿を置いた。]

(35) g_r_shinosaki 2015/08/16(Sun) 23時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

 ―裏庭→―

[ヒナコとトレイルのやり取りも、それを三人でこっそり見守るのも、からっぽの裏庭も、全部が全部、初めて見る光景。
本来ならば当たり前のことだったはずなのに、それもどこか真新しく思えて。
さらにひとつ続いた、携帯の着信音>>29。]

 ………、タイトル長い。

[歩きながら受信画面を開いて、並ぶ文字列に目を滑らせる。
言葉のひとつも打ち込まなかった自分のメールへの返信に、ツッコミめいた言葉は笑い混じりにこぼれた。

ここに来るまで会わなかった彼女は、さて今何をしているのだろうと――巡らせた思考に真っ先に浮かんだのは、いつかの美術室の光景。
窓から射し込む黄金色の夕陽に、長く伸びた大小ふたつの影。
キャンバスの中で命を吹き込まれるのを待つ、白い小鳥。]

 ……美術室?

[じわりと零れる何かを確かめるように、薄く口を開閉して。
行く宛もなかった身体は、そのまま校舎の方へ向く。
メールで確認すれば良かったのかもしれない、けれど。それより先に足は動いた。]

(36) g_r_shinosaki 2015/08/16(Sun) 23時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

 ―→美術室―

[人の減った校舎、すっかり道順も覚えてじった美術室へと。]

 …まどか?

[横開きの扉に手を掛ければ、はたりと先日の会話を思い出して。
ゆっくり、なるべく音を立てないように引く。
広い教室の中、ぽつりと残るキャンバスに、目を瞬かせて。]

 いた、…よかった。
 ここかなって思って。

[それからようやくその姿>>38を認めたなら、安心したように息を吐いた。]

(40) g_r_shinosaki 2015/08/17(Mon) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

 裏庭だよ。名前は――まだ決めてない。
 たぶんまた会えると思う。

 あと……ああ、ねこ、飼えるの?
 うち飼えないんだ、マンションだから。

[なんて、目の前でメール画面を確かめながら、まずは口頭での返信。
本来ならばメールで済ませても良かった会話なのかもしれない、とは、思いはするけれど。
それでも文章に変えたなら、伝えたいことも伝わりきらない気がして。]

 絵、描いてたの。

[うっすらと鼻をくすぐる絵の具の匂いに、首を傾げた。]

(41) g_r_shinosaki 2015/08/17(Mon) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

 ご、……ごめん…?

[返った驚きの声>>44は予想外。いったいどうやって入ったものかと、ひとり真顔で考え込みそうになって。
それでも立ち直ったらしい彼女の言葉に、気を取り直して扉をくぐる。]

 ええと、用があったわけじゃないんだけど…、
 あ、ひなことせんぱいが、ちょっと良い雰囲気だった?

[用事を問われたところで、自然と動いた足はどうにも説明し難い。
代わりに団欒室での出来事を、二人きりにも関わらずひそめた声で伝えてみたり。
誰にでも言いふらすつもりはないけれど>>47、彼女にならきっと、構わないだろうと。]

(49) g_r_shinosaki 2015/08/17(Mon) 01時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[メールへの返答、さらにそれへの返答。
動物に囲まれるマドカを想像して、あまりにらしいと、小さく笑って。
動物のことにも明るくはないから、何かあれば真っ先に頼ろうとするはず。]

 そっか、進んだんだ。……よかった。
 
[絵には明るくはないけれど、数度眺めたキャンバス>>37の違いにはすぐに気がつく。
その中には自分が伝えた色も混じっていて。自身の功績ではないにしても、どこかこそばゆい。]

 …うん、そう。
 僕も、見たくて来たんだ。

[先は濁した言葉を、そっと続ける。
見たかったのは、進んだキャンバスだったのか。それともそれに向き合う、マドカの顔だったのか。

キャンバスへ向けた視線は、明るくなった声の調子に、すぐにマドカへと向き直った。
じっくり見る、なんて約束をいつかしたはずだけれど――決して嘘ではないのだけれど。
今はそれより、楽しげに語る彼女の、きらきら輝く瞳に視線を奪われて。]

(50) g_r_shinosaki 2015/08/17(Mon) 01時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[おどけめいた言葉にはつられて表情を和らげながら、何かが足りないと思えばそれか、なんて思い当たりつつ、それでも。]

 …お裾分けがもらいたくて来たんじゃあない、から、いいんだ。
 まどかに会えたら、それでよかった。

[これから始まる寮から離れた夏休み、メールのやり取りがあったとしても、きっとそれだけじゃ足りない。
きっとまた、最後にみんなで顔を合わせてさよならを言うことにはなるだろうけれど。

幾度も繰り返した、自分ばかり多い思い出の中。そのうちのひとつになった、焼きついた夕陽の記憶をなぞるように。
この場所でもう一度会えて良かった、と。


――それから、叶うなら思い出を、もうひとつ。]

 …夏休み、僕ともどっか、行こうよ。

[合宿や約束や、みんなばかり用事があるのはずるいから、なんて。
そんな建前に混ぜ込んだ期待には、彼女にも、――それから自分でも。まだ気付かれなくても、構わない。*]

(51) g_r_shinosaki 2015/08/17(Mon) 01時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[穏やかな八つ当たり>>52には悪びれずに頷いて、つられるように窓の外を覗いた。
どこまでも広がる空は突き抜けるように青くて、昨日までの小さな憂いは、すっかりどこかへ消えてしまったようで。
それはきっと、空の青さのおかげ、だけじゃあない。

しばらく見納めとばかりに、仕舞われる前のキャンバスを眺めた。
色を宿した小鳥の瞳と、数瞬、見つめ合う。

たくさん悩んで乗せたのだろう色のひとつひとつが、人工の光の下でも輝いている気がして。]

 僕も、続きが楽しみ。

[マドカの楽しみと、自分の楽しみと。
小さく交わった楽しみに、利害の一致?なんて冗談めかしてみせて。]

(57) g_r_shinosaki 2015/08/17(Mon) 02時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[あどけなさを残した頬っぺたに当てられた手のひらと、真っ直ぐに向けられる声と>>54
いつだってぽんぽんと飛び出す言葉が、ほんの少し揺れて落ちるのは。
どこか落ち着かない心地にはなるけれど、それでも決して、嫌じゃあない。]

 ほんとう?
 ……うん、うれしい。

[そうしてさっぱりと聞き届けられた頼みに、
緩んだ表情には、合わせるようにゆっくりと目を細めた。
自分よりもずっと上手に笑ってみせる彼女の表情が、姿が。
眩しく思えたのは、決して。射し込む夕陽に照らされていたからだけではないと、そこで初めて知った。
だって、日の差し込まない室内でも、こんなに顔が熱い。]

(58) g_r_shinosaki 2015/08/17(Mon) 02時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

 映画…、あ、遊園地……うーん、
 …ゆっくり考えさせて。

[どれもがそうそう馴染みのない場所で、だけれどどれもが、魅力的で仕方ないと。
ひとつひとつを吟味するにも。
彼女と似た熱を、頬に乗せるのにも。
きっともう少し、時間がかかる。

それでもきっと、許してもらえるはず。
夏休みはまだ始まったばかり、なのだから。]

 ぜんぶでもいい、…かなあ?

[その時はみんなも誘おう、なんて。
覚えた欲張りは、留まるところなんてとっくに忘れた。]

(59) g_r_shinosaki 2015/08/17(Mon) 02時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

 うん。
 僕も、…すごく。楽しみ。

[手持ち無沙汰に眺めたもう少しの片付けが終わったなら、響く足音と、それからマドカの声>>56とに耳を澄ませながら、しばらくお別れの学生寮へ。

これでもかというほど心に詰め込んだ思い出と、これから始まって思い出になる、心踊る日々と。
らしくもなく緩みっぱなしの口角は、引きつることなく自然と、笑みの形に変わった。*]

(60) g_r_shinosaki 2015/08/17(Mon) 02時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

 はやく明日が来るといいね。

[するりと喉を通った、新しい願い事。
誰でも一度は願ったことのあるような、ありきたりで些細な願い。
願わずとも叶うその願いは、それでも。

唇に乗せた瞬間に、きらきら光って夏の空気に散って、はじけた。**]

(61) g_r_shinosaki 2015/08/17(Mon) 02時半頃

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