人狼議事


276 ─五月、薔薇の木の下で。

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[どうやら、階段の下でまた少し寝入っていたらしい。
―――気を失った、というべきかもしれないが。

なんとか起き上がり、中庭に出ようとした。
ふら、と壁に何度もぶつかり、右腕の包帯が解けていく。
これはまずい、と自室に戻ることを考えたが、階段を上ることがどうしても出来なくて、手近なベットを、と考えた結果、医務室に辿り着く]


[ベッドの下に伸びた包帯もそのままに、
ベッドにもぐりこめば、そのまま目を閉じた。

夢に、落ちていく。

薔薇の香りが滲む、夢がやってくる**]


メモを貼った。


【人】 花売り メアリー


 少し、悪いかも。

[>>6体調については、実に正直に答えた。一度身体を冷やしているのだ。尤もその微かな不調以上に、動揺と混乱で身体が動かず、退路を塞がれるのも髪を掬われるのもされるがままに。
 鼻腔を微かに掠めるのは、錆びかけた鉄のような血の緋色。

 その緋色が引き金だったのか。或いは単に混乱した頭の所為か。
 まだ誰からのものかは思い出せない――匂いの「色」の欠片。あの時>>1:7の中てられるような匂いにも似たいろ。

 それは、からみついて はなれないほどの 紅。
 自分がその紅に囚われている訳でもないのに、余計に身体を凍らせた。]

(17) 2018/05/21(Mon) 00時半頃

【人】 花売り メアリー

[フェルゼとのことについて、オスカー>>7は何も言わない。そのことが却って怖れを齎す。
 まるで蛇に睨まれたように、声も挙げられぬまま。
 そして蛇にそそのかされたように、穏やかな笑みと共にかけられた誘い>>8に、俯いて従った。

 ソファに座れば、甘酸っぱい匂いばかりが鼻を擽る。けれど期待していた筈のベリータルトは、今は食欲をそそらない。
 マークは座った状態でオスカーを見上げて、漸く声を絞り出した。]

 話って、なんでしょうか。

(18) 2018/05/21(Mon) 01時頃

【人】 花売り メアリー


 僕がフェルゼ先輩と、……キスしていた、ことですか。

[震える瞳と、苦しい呼吸交じりのこえで、もう一度、問いを**]

(19) 2018/05/21(Mon) 01時頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2018/05/21(Mon) 01時頃


メアリーは、>>17 あの時>>1:7の中てられるような匂いにも似たいろが、脳裏に過っていた**

2018/05/21(Mon) 01時頃


メモを貼った。


【人】 花売り メアリー

[未だ髪にある薔薇の残り香。浅い器の中でも色濃く香る紅茶の理由がその所為だったとも気付かず、促されるままに>>42温かなカップを受け取った。
 一口飲めば、多少は楽になった。ケヴィン>>39に笑われて体調を気遣われたことをふと思い出した程度には。

 そうして二口目を含んで、漸く声を出した後。
 オスカー>>43に一笑に付されて目を見開くも「何故判るのか」と聞けなかったのは、直ぐに相手から問われたから。
 問うその声はまるで、掬い上げるもののよう。頭を撫でる手の優しさも、張り詰めたものを解かしていく。]

 あいつが、僕のところに来て、僕を気に掛けて。
  ……嬉しかったから。

[俯きながらも、緩んだ心で零した。]

(52) 2018/05/21(Mon) 14時頃

【人】 花売り メアリー

[自分がオスカーの眼中に無い訳でないと知ってはいた>>0:93、が。
 幼い頃は、単に他者の目線を気にしなかった故に。
 大人であろうとしてからは、劣等生という自覚故に。
 マークを叱った教師たちが何をオスカーに話していたか>>2:304も、知らずに。]

 そう、だったんですか。
 先輩は僕のことを、ずっと見てきて。

[掛けられた言葉>>44は、まるで幼い頃から気に留めて>>0:75度々触れに来た誰かのよう>>1:103
 けれどオスカーからのそれを、この時のマークは素直に受け止めた。]

(53) 2018/05/21(Mon) 14時頃

【人】 花売り メアリー

[濡れた髪にオスカーの指が分け入る。髪紐が髪を擦って外れる。引っ張られる微かな痛みさえも苦痛ではなく。
 頬へと移る手の平のなめらかさが、くすぐったくもあたたかい。
 見上げた先の笑顔を、二つの瞳を、泣きそうに揺らぐ目で見詰めた。]

 今の僕のことも、ずっと、見てくれてたんです、ね。

[過去の綺麗さ、今の眩しさ。そのどちらもの肯定。>>45
 美しいポートレイトにも似た、自信を与えるもの。
 安堵とも嬉しさともよべるものが、緩んだ笑みという形であらわれた]

(54) 2018/05/21(Mon) 14時頃

【人】 花売り メアリー

[――のに。

「幼い頃の僕」に拘るが故の長髪が、マークの肩と共に撥ねた。オスカーが触れた頬にも、幼さ残した丸みが未だにある。]

 どういう、意味。

[固まった笑みのまま、茫然と目の前のひと>>46を見上げた。
 そのまま重ねられる問い>>47は、ああ、まるで、望めば願いを叶えてくれる悪魔のようで]

 僕が、欲しいのは。

[今を誇る為のものか。失った筈の姿形か。手に入らない筈の永遠か。それとも――]

(55) 2018/05/21(Mon) 14時頃

【人】 花売り メアリー

[紅茶は血の匂いをうやむやにしたが、完全には掻き消してくれなかった。その緋色に引きずられるように、紅色の記憶がぶり返す。
 それは未だ遠くから、けれどじわりと刺して締め上げる荊のように>>38、「欲しいもの」を認めろとばかりに鼓動を早めた。

 そんな、耐えられる筈の衝動に火をつけたのは、唇に触れる指先の甘美さ]

 ――いらない。

[指に敷かれたままの唇が音を紡ぐ。
 そして、どん、とオスカーを突き飛ばそうとする形で、マークは両腕を前に伸ばした。]

 いらない。いらない。いらない。
 僕は欲しくなんて、ない、……っ、

[もうその顔に笑みは無い。荒く熱っぽい息を吐きながら、]

(56) 2018/05/21(Mon) 14時頃

【人】 花売り メアリー

 フェルゼなんて、欲しくない!!

[涙混じりの、扉の外>>30にも聞こえるほどの怒声**]

(57) 2018/05/21(Mon) 14時頃

メアリーは、イアンがいる中庭にまでは、流石にこの怒声は届かないだろう。

2018/05/21(Mon) 14時頃


メアリーは、オスカーがどんな顔をするかも気にせずに、泣きながら吠えた。**

2018/05/21(Mon) 14時頃


[もしも、心が聞こえていたなら。
 もしも、この口が動いたなら。
 どんな言葉を返したろう。

 苦痛を伴う行為をされ、辱められた。
 否、くちづけを求め衣服を脱がされただけでも怒りと恐怖で拒絶するものも少なくないというのに、笑み浮かべ眠っているのだから、奇異に映ってもおかしくない。

 ただ、それでもこの身は、満たされていた。]


[手を伸ばしたかった。求められたかった。
 欲望のままに貪り、けれど甘やかに寄り添いたかった。

 だからこれでいいのだと。
 これが、いいのだと。
 言ったのかもしれない。
 言わずに笑い誤魔化すだけだったかもしれない。

 揺るがないのは、モリス・レーヴェンは甘美な幸福の中にいたことだけだ。
 それがたとえ、薔薇の魅せる夢だったとしても*]


メモを貼った。


花売り メアリーは、メモを貼った。

2018/05/21(Mon) 21時半頃


[眠るモリスには、誰の声も届かない。
 届かないけれど、突然の笑い声に驚いたかのように、夢の淵がふるえる。

 夢の中、手回しのオルゴールがゆっくりと回るように、辿々しいメロディが流れた。]


[

  Sento un affetto Pien di desir,
    Ch'ora è diletto, Ch'ora è martir.

  Gelo e poi sento L'alma avvampar,
    E in un momento Torno a gelar.

                       ]


[

  Voi che sapete Che cosa è amor,
    Donne vedete S'io l'ho nel cor.

                       ]


 ― 医務室 ―

[いつもより上等なスプリング。
静寂に満ちた、けれど誰かを感じる白い部屋。

薔薇の香り。
覚えていない夢を辿って、
床にのびた包帯の先を目で追った]


[包帯を拾い上げる。
適当に腕に巻き付けて、留めるものを探そうと見渡して]

 ………あ

[さっき感じた誰かの気配。
ベッドに眠るモリスの姿を、見つめた。

熱が出ているのかもしれない。
何故ここにいるのだろう、とか
大丈夫だろうか、とかそういうんじゃなくて、
彼を見て、咄嗟に考えたのは]

 先輩は、  何が好きなんだろ……


まだ、夢の中にいるのかもしれない


メモを貼った。


[手の力が緩み、包帯がまた床に伸びる。
左手では拾い上げることも上手くいかない。
不器用な指先は、包帯をつかみ損ねる]

 あ、 やべ

[左手だから、だけじゃない。
滲む涙を拭って、見られていないか、とモリスの方を見やるけど、
起きる様子がなければ、それは寂しさに変わる]


花売り メアリーは、メモを貼った。

2018/05/21(Mon) 22時半頃


[小さな呟きをこの耳が捉えられたのなら、どうしただろう。
 一度はっとしたような顔になって、少しの間のあとシャツの胸元きゅっと握って、眉を下げた情けない笑顔を俯いて隠して、考えたことなかったなと溜息をつくかもしれない。

 それから改めて、好きなものを考えたろう。
 考えたことがないのは本当だった。思い浮かぶのは食堂にある珈琲のクッキーだとか、フェルゼと紅茶を飲む時間だとか、即物的なものばかりで苦笑したに違いない。]


[けれど、夢は醒めず。
 後輩に寂しさを与えていることも知らずに、夢に囚われたまま。]


メモを貼った。


 ― 春の思い出 ―

[そういえば、―――モリスは覚えているだろうか。
あれは、入学式の日だったか。
新生活への高揚感なんて、この学校ではわずかなもの。
ただの、新入生じゃない。
自分以外ではほとんど出来上がってるコミュニティへの参入だ。
明るく振舞うことに疲れて、中庭の隅。
俯きがちに歩いている時、何かを見つけて拾い上げた。

小さな木彫りの意匠。
可愛らしい、と普段思うことのない表現が頭に浮かんだ。
それから誰が拾ったのだろう、と見渡して――]


[辿る思い出は、薔薇の香りに覆い隠される。
不器用ながら留めた包帯をシーツにもぐりこませた。

静寂に満ちた、けれど誰かを感じる白い部屋。
誰か、が一人なら。
それはただの寂しさであって疎外感ではない。
だから、大丈夫。

喉が渇いていたけれど、抗えない眠気に、夢に落ちていく]


メモを貼った。


【人】 花売り メアリー

[自ら放った怒鳴り声は、扉の音>>84を鼓膜から掻き消す。だからマークは、来訪者の存在に直ぐには気づけなかった。

 声を枯らして息を切らした頃に、漸く耳に届いた謝罪>>85
 聞き覚えのある声は、いつかのあの時>>1:183よりも、掻き消えそうに歪んで聞こえた。]


  …………、

[振り向きすらしなかったマークの目には、フェルゼが顔を背けた様すらも映らない。
 ただ、離れていく足音が耳に残るのみ。]

(115) 2018/05/22(Tue) 00時頃

【人】 花売り メアリー

[前に伸ばした両腕が引かれることはなく、ただ、ひとを突き飛ばした手応えだけが残る>>104
 再び鼓膜に触れる音は、ほんの微かな吐息くらい。
 まるで包帯のように布巾で覆われた手>>2:156と、手で胸を掻き毟るような仕草と、こちらから離れない眼差し。
 どこからどこまでが自分がオスカーに与えた痛みなのか判らなくなるような、そんな姿がみえた。]

(117) 2018/05/22(Tue) 00時頃

【人】 花売り メアリー

[「脅える」>>108。あまりにも正しいその一言が心臓を刺す。その衝撃故に、オスカーの指先を払うことができなかった。マークの身体はあっけなくソファに倒れ込み、そのまま覆い被される姿勢となる。
 動けない――それこそ、蛇に睨まれて石にでもされたように。]

 どうして。先輩が、そんなこと、言うん、ですか。
 どうして、そんなに僕と、あいつのこと……。

[問い詰めに明確な答えを吐かないまま、逆に尋ねた。
 辛うじて出せた声はか細く、顔色は混乱に怯えが混ざったもの。顔を乱暴に掴まれたことで、表情は苦痛に歪む。]

 それに、こんな、痛い、こと、
 いつもの、先輩、らしくな――

(119) 2018/05/22(Tue) 00時頃

【人】 花売り メアリー

[言葉を言い切るか否かの時に、唇を塞がれた。>>110
 重ねられたそれはやわらかで温かなものではなく、焼けつく程の陶酔でも無く、ただ、刺し貫く氷のようだった。]

 (誰にされても?)

 (……違う)

 (こんなの、いや、だ)

[塞がれた唇では、言葉はくぐもった音と、乱れた息にしかならない。ろくにもがくことも叶わぬまま、血のように赤い瞳から逃れるようにかたく両目を瞑った。
 唇に身体に掛かる感触と、くちづけてきたオスカーの――まだその正体の掴めない「色」ばかりが、否応なく意識に入り込む。

 オスカーがその場を立ち去った>>111後でも、マークはソファの上から、暫くは動けない。**]

(121) 2018/05/22(Tue) 00時半頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2018/05/22(Tue) 00時半頃


――春の日に――

[続く夢は霞んで、とある一日の出来事をぼんやりとリフレインする。
 今から辿って一月もしない頃の話だ。
 鳥の羽が小さな珠を抱くような細工をひとつ、中庭に落とした。
 小さな不運だった。手が滑って、風が吹いて。
 いつも通り執着などないはずで、このまま捨て置くことも考えたが、何故だかその日は拾いに行こうと思って、庭で彼に出会った。
 あの頃は名前も知らず、どころか顔を合わせるのすら数えるほどでしかなくて、呼びかけることも出来ずに一度、おろ、と戸惑って。]

――欲しいなら、あげるよ。

[そんなふうに、きっと的はずれなことを言ったんだったか*]


[すぐ傍で眠りに落ちた誰かが、その相手と知るすべはない。
 ない、けれど、或いは。
 夢の中ならば、薔薇がいたずらに邂逅を許すやも、しれず――**]


メモを貼った。


【人】 花売り メアリー

[きっと抱え続けていたのは、子供じみた反発。
 脅えているのは、自分が抱いてしまったものを認めること、そして相手も―――ということを知ってしまうこと。

 それ故に「欲しくない」と思い続けてきた相手が、けれど本当に離れていった時、感じたのは「つまらない」なんて寂しさよりも、ずっと――]

(173) 2018/05/22(Tue) 10時頃

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