人狼議事


103 善と悪の果実

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メモを貼った。


メモを貼った。


[不意を突かれたのは不覚だった。
 あの林檎がそいつを狂わせたのなら、それも当然の帰結だったのだろうけれど。

 脇腹に刺さった冷たい刃は、普通ならばどう考えても致命傷。
 
 されど、呪いか呪いのせいか。
 止まるはずの心臓は止まらぬ。]

 テメ……ぇ……

[悪態は弱々しく掠れて、覗きこむ姿には届かない。
 視界が失血で霞む。
 背格好と髪の色で、あのお巡りだとは知れたが。]


[一度では死に切れぬ。
 それは二度死ぬ苦痛を否応なく味わうハメになるということ。

 コイツが自分を恨んでいることぐらい、知ってはいたが。

 深く押し込まれる刃。
 傷口抉られる痛みに、カッと両目見開く。
 声にならぬ断末魔。]


 ふざけン、なッ……!!

[罵声はもう、空気を揺らさぬ。
 その声が現世に届くことは、もう無い?]


[否、それは、罪深く思慮浅いエヴァの末裔達へと届く。
 黄金の林檎の魔性に堕ちた者たちの元へ届くのは、
 それに人生を狂わされてきた数多の亡者たちの声だ。

 その実に焦がれ、その実を求めたが故に死んだ、
 数多の者たちの呪詛を吸って、
 林檎は、空気揺らさぬ音楽を奏でるのだ。]


【人】 歌い手 コリーン

[大広間での騒動を、止めるでも無く
ただじっと、この場にいる人々を観察していた。

殺気立つ深紫の眸
騒ぎの渦中にありながらも気儘に振舞う口の悪い男
うろたえ怯えて逃げ出す者
平然としている者
そして、その横で静かに日常的な食事風景を繰り広げている二人―

一人、二人と散り始め、硝子の残骸と乱れたテーブルを使用人が
片付け始める。

別の整えられたテーブルに広げられている食事を見ても、
とても喉を通りそうになかった。

黒い蝶に手を伸ばす少女をしばし見詰めた後。

そっと大広間を抜けて廊下を進むと、そこに人影が在った。

蹲って小さく見えるそれは、大広間には居なかった金髪の警官だ。]

(8) 2012/09/28(Fri) 10時頃

【人】 歌い手 コリーン

[その足元には

くすんだ赤髪]

 ……ミスター?

[強張った声で、呼び掛ける。**]

(9) 2012/09/28(Fri) 10時頃

――遠い記憶【被験体・0678】――

[街の外れ、第1研究施設。
鉄、歯車、錆、煤、臓器、廃液、そんな中で少年は生まれた。
人間同士の愛など存在しない。
材料としての掛け合わせの生だった。
名も知らぬ男の種と、名も知らぬ女の卵。
生まれた少年は番号が割り振られた。

【被験体・0678】

右足に枷られた銀には、そう刻まれていた。]


歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2012/09/28(Fri) 10時頃


[少年は黒く艶やかな髪に、白く透き通った肌。
それから、快晴の空のような青い眸を持っていた。

生まれて来た意味など教えられることはなく、
ただただ他の材料たちと共に、一定のサイズになるまで生かされ続けた。

歳は13を数える頃。
少年は材料として生まれた事を知る。]


【被験体・0678】

身長 --- 148cm
体重 --- 34kg
血液型 --- A(RH+)

仔細 --- 
小さく痩せ型。
子供用内臓機導入サンプル、並びに摘出後の臓器提出。
該当器は、脳、眼球、肺、心臓。
いずれも試験作であるため、常にカルテに記入のこと。


[少年の身体に埋め込まれた撥条。
それはこの街の技術であり、この街の富。
そして新たな生の可能性でもあった。

しかし――――]


―栄光の消えた寝室―

[はたと、目を開いた。
汚く褪せた髪に、浅黒い肌、濡れた烏の眸。

目まぐるしく巡った記憶。
夢か現かわからないそれ。

頭を振れば、傍にあるのは僕の変わり果てた姿か。]

 …………殺された?

[眸を丸く見開いて、自分を見下ろす。
そして光を宿さない眸は、つうと、殺人犯を映した**]


メモを貼った。


[思慮浅く、誘惑に堕ちるは、女。
 唆され、その実を手に取るは、男。
 
 人が人としての叡智を手に入れた日は、
 その手を罪に染めた日だった。

 小さなアダムと小さなイヴ。
 ただひとつ違ったのは、イヴがアダムから作られたのではなく、
 アダムが半分作り物の機械人形だったことか。

 繰り返される愚かな罪を、林檎はその金の皮に映し、
 罪深き愚かな亡霊たちの啜り泣きを束ねて唄う、唄う。]


 …畜生、め。

[腹を押さえて、ヨロリと立ち上がる。
 殺したのは、誰だ。

 いや、殺される切っ掛けになった、
 罪深き果実に手を出したのは誰だ。

 こちら側は安らかな世界などでは無い。
 自鳴琴は。黄金の林檎は唄い続ける。

 あの世からの呪詛を紡いで、音にしたのがその音色。]


【人】 歌い手 コリーン

[>>11こちらからでは警官の身体に隠れて赤髪の全貌は見渡せない。
ただ、転がっているがっしりとした躯体に深く、深く刺さりすぎて
柄しか見えぬ兇器から広がった鮮やかな色が、
さらに服を染め上げていくのを見た。
既に事切れているためか、大きく見開かれた瞳は濁り始めている。
その表情は、今にも怨嗟の声を轟かせそうな――]

 誰かに…
 ミスターは、何か見られましたか?

[近く、顔を覗き込まれると、ジェフの眸の色が見えるようになる。]

 大丈夫ですわ…
 少し、驚いただけですから…

(20) 2012/09/28(Fri) 13時頃

【人】 歌い手 コリーン

[一晩の内に様々な出来事があり過ぎたせいで
感覚が麻痺しているのだろうか。

禁断の果実に手を出してしまった者がいるこの場所では、
既に呪いにかかってしまったこの館では、
人死にを前にして悲嘆に暮れるだけのような心で
いられるはずも無い。

男から伸ばされた手によって、冷たかった頬に体温が伝わる。


探るように覗き込まれた瞳の奥。
そこに何かを見ようとしているのは、私だけでは無いのだろう。]

(21) 2012/09/28(Fri) 13時頃

【人】 歌い手 コリーン

[使用人がやって来ると、
彼は手慣れた風に幾つかの指示を飛ばし、
部屋で休むようにと言われれば]

 まだ、大丈夫です…
 お気遣いには、感謝します。

[連れ添おうとする使用人を軽く手で遮ると、
ふと、何かに気付いたように廊下の端へと行き
花瓶に飾られていた花を一輪摘む。

魂の無くなった、事切れたままの状態のそれに、
気紛れにそっと純白の花を手向けた。**]

(22) 2012/09/28(Fri) 13時頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2012/09/28(Fri) 13時頃


[恨みが、魂を染めて怨霊となる直前、
胸元にひとひらの純白の花。]

ケッ、モノ好きな。

[その気紛れに手向けられた花に、魂はほんの少し救済されたなど、信心深くない男には解らぬ。**]


おまえじゃあ、ねぇの?

[責めるように聞こえる声は、果たして幻聴……?]


【人】 歌い手 コリーン

―大広間から程近い廊下―

[>>30何も見ていない、と言う男に対して]

 そう、ですか……

[言葉を紡ぐその口を、目を、見逃さないように観察する。
動揺や、取り繕いのようなものは無いか。

安心させるように微笑って身を案じる言葉を受ければ、
礼を述べつつ、少しでも自然な笑みを返せただろうか。]

(60) 2012/09/28(Fri) 20時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[男がこの場を立ち去る姿をちらと目で追って、思考する。

刑事がただ一人で刺青の男の傍に蹲っているのを見た瞬間
その光景から彼がやったのかと連想した。
だが、遠くから見ただけでは男が柄を掴んでいるのかすら
見ることは叶わず。

こことは別の場所で、新たにもう一つの物言わぬオブジェが
生まれている事は、未だ知らない。]

(61) 2012/09/28(Fri) 20時半頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2012/09/28(Fri) 21時頃


【人】 歌い手 コリーン

―回想・大広間―

[刺青の男と夕闇伯の騒動の最中、
少女と、その傍らに寄り添っていたストロベリー・ブロンドは
血を流して争っていた二人とは違う意味で目を引いた。

二人の周囲にはただ、穏やかさのみがあった。
喧騒など、遠い世界での出来事であるかのように。

少女が黒い蝶細工を受け取り、ストロベリー・ブロンドがその手に口付ける姿を。
少女が熱に浮かされたように相手を見詰める様を。

大広間全体を見渡すために少し離れた場所に居たため
会話は聞こえなかったものの、ただ、見ていた。

私が大広間を後にしたのは、ストロベリー・ブロンドがそこから去ったしばらく後の事。]

(62) 2012/09/28(Fri) 21時頃

【人】 歌い手 コリーン

―大広間から程近い廊下―

[>>39騒動を聞きつけてやって来たのだろう。
ポーチュラカは一度刺青の男を一瞥すると、すぐに目を逸らした。

……見ない方が良いだろう。
言葉にはせず、後ろからそっと少女の肩に手を掛けて、感情が捉えられないその表情を見詰めた。


>>43『姉様に、もう一度会ってくる』と駆け出した少女を見送った後、林檎を探すために幾つかの部屋を回っていると、慌てた様子の使用人と擦れ違う。

刺青の男の件で慌しいのだろうか、と思っていたが、どうやら話が違うようだ。

グロリアの寝室で新たな事件が起きていたと言う知らせを聞き、慌てて3階へと向かう。]

(65) 2012/09/28(Fri) 21時半頃

【人】 歌い手 コリーン

―グロリアの寝室―

[扉が開いたままのその部屋へ、足を踏み入れる。
ガウンに覆われた小柄な少年一人分の膨らみ。]

 ……こんな、小さな子どもまで……

[頭を押さえるように手を持ち上げ、息を吐く。
この部屋にはすっかり血の臭いが染み付いてしまっているのではないだろうか。

地面に広がる染みから、大きな傷を受けた事が分かる。
ガウンを退ける気には到底なれず、そのままじっと、隠し切れていない浅黒い肌を見詰めた。]

(70) 2012/09/28(Fri) 22時半頃

【人】 歌い手 コリーン

 …………?

[その細い足首に巻き付いた金属。
それが意味する事柄など、想像も付くはずが無い。

もう目にする事が出来なくなった濡烏の眸を思い出して少しだけ感傷に浸った後。

何人も犠牲が出たこの一連の騒動、一人で作り上げられるものでは無いと考える。
皆、林檎の甘い香りに酔ってしまっているのだ――]

(71) 2012/09/28(Fri) 22時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[>>76声を掛けてきたのは。]

 ミスター・ジョセフ。
 嫌な事件が、続きますわね…

[目をやると、何故か袖は捲り上げられ、相変わらずおどおどとしているようだ。
男の様子を観察しながら、訊ねる。]

 大広間では大変でしたね。
 もう、落ち着かれましたか?

(78) 2012/09/28(Fri) 22時半頃

…そら、お前の両手はこんなに赤い。
赤い、赤いぞ?
何故、赤い?

[林檎は唄う。罪深き欲の虜となった男に聞こえる声で。]

拭おうと洗おうと、罪の色は消えぬ。
ならば手首でも切り落とすか?

[ざわざわざわ。
奪われたものたちと、巻き込まれたものたちと。
無数の呪詛が紡ぐは不協和音。]


メモを貼った。


【人】 歌い手 コリーン

[そっと、服の下に、ベルトで巻き付けただけの即席ホルダーに押し込めた拳銃に触れる。
大広間に居た時と、また少し雰囲気が違うようだ。
服装が変わっているせいだろうか。

彼は、狂っていないのか?
果実に目が眩み、蛇に唆されてはいないのか?]

(81) 2012/09/28(Fri) 23時頃

【人】 歌い手 コリーン

[>>82空のグラスを玩ぶ手。
飲み物が入っていたのであれば
多少でもグラスは濡れているものだろうに、
下ろしたてのようなその器。

答えは、疑問系で返ってくる。
まっすぐ、奥を見透かそうとするようにその眸を見据える。]

 おかげさまで、大事ありませんわ。
 ミスターは、どこかお怪我でも?
 上着はどうされました?

(84) 2012/09/28(Fri) 23時頃

【人】 歌い手 コリーン

 ………!

[>>85グラスを振り回す男から、ポーチュラカを遠ざけるように腕を引く。]

 何をっ……

[スカートを捲り上げ、腿に縛り付けていた拳銃をその手に掲げる。
脅しだ。
明らかに彼は不審であり、放っておく事はできない。

ひた と、震えないように両手で銃口を向ける。]

(86) 2012/09/28(Fri) 23時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[頭の中で、何かがガンガンと鳴り響いているようだ。
音が、遠のく。
何とか狙いは付けれているが、
冷や汗をかいたその手は冷たい。

既視感―――
嗚呼、これ以上は]

(89) 2012/09/28(Fri) 23時半頃

【人】 歌い手 コリーン

 手を………?

[>>88ここからでは、手に怪我をした様子は見えない。
もし、もっと近くで見たなら、拭き取りきれていない擦れた赤色が見えたのだろうか。]

 ………暴れないで頂きたいんです。

[もし、これ以上ここで血が流れるような事になれば
きっと少女は悲しむのだろう。
少女の、異常なまでの栄光への執着には未だ気付かねど。

脅しは効いているのだろうか。
グラスを振り回す手は止まったが、このまま銃を下ろすのも危うい気がして。]

 皆さんの居る所に、戻りましょう…?

(92) 2012/09/28(Fri) 23時半頃

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