132 lapis ad die post cras
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[ことの顛末は、こうだ。
玖休の手首を修復するため、クリスマスの金髪(植物の部位で言えば、根である)が彼の体内に侵入した時。
「空いているとこはとりあえず埋めたい」という本能が一部暴走し、彼を構成する情報源に、刹那、足(根?)を踏み入れた。
そして、情報を吸い上げて、クリスマスは己の中に組み込んでしまった。
異種掛け合わせ、遺伝子組み換え、DNA配置変更。
「情報ドロボウ」誕生の瞬間である。
接触時間が極めて短かったため、また、彼の体内から金髪を消し去るように退出していたため、新種はたった1株生まれるだけで済んだ。
生命は、自分とは異なる存在を系譜に組み込むことで、多様性を持ち、拡大し繁栄することを望む本能を持つ。
プロジェクトR.O.S.E.の下で生まれたクリスマスもまた本能に逆らえず、世界に1つだけの花を咲かせたいと願い、隠し守っていた。]
― ポッドの中 ―
[予想通りというか]
せ〜〜〜〜〜〜〜まい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
[緑の栄養剤を口にくわえたまま、のびのびできない金髪を抱え、金の球体を抱え、一人、文句を言った。]
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[エスペラントの言葉を反芻して>>3:133>>10。]
……… ――
[添えられた手を、きゅっと握る。
…やがて、その手が小刻みに震え出す。
脳内回路を走る電気信号を、振動へと変換。 0と1のパターンで構成された感情だけれど、だからこそ、 こうして外部へと伝えることは出来ないかと。
有機的なヒューマンが相手では、恐らく只の痙攣としか読み取れないようなこの振動の情報も、
エスペラント、彼が相手なら、
伝えることが出来るのではないかと、そう祈りながら]
(30) 2013/07/28(Sun) 11時半頃
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『 つれていってください
わたくしを
ずっと、いっしょにいたいです 』
[涙など落ちるはずがないのに、 空いている方の手で、無意識にレンズの付近を拭いながら]
(31) 2013/07/28(Sun) 11時半頃
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[思いは伝わっただろうか。 それを確かめるよりも一瞬早く、]
…… …――!?
[黄金色の嵐が、廊下の向こうから駆け抜けてきた。>>3:208 危ない、とエスペラントに伝えようとするも間に合わず、派手な音を立てて彼と、嵐――クリスマス――が衝突する。
あわわわ、と二人を介抱しようとするが、クリスマスは衝突など意に介さぬ様子で何やら可愛らしい叫び声を上げ]
……――…
[エスペラントに花束を押し付け、また旋風のように立ち去って行ってしまった。 きゃあ、という甲高い歓喜の声の残響が周囲に満ち満ちているようで、ぽかんとその背中を見送ることしか出来ない。]
(32) 2013/07/28(Sun) 12時頃
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[やがて、徐にエスペラントの手元に視線を落とす。 白い花弁、緑の葉。蔦で巻かれた薔薇の花束。
…きれい。]
―……―― ――
[先程まで張り詰めていた緊張感が、どこかに吹き飛んでしまったようで。 思わず、くすくすくす、と笑い出していた。]
(34) 2013/07/28(Sun) 12時頃
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― とある星にて ―
[生命がのびのびと暮らす星に、ある出来事が起こった。
恒星全体としてみれば小さな出来事であったが、対象地域の植物にとっては青天の霹靂であった。
そこは生命たちが春を謳歌してぬくぬくと繁栄し拡大し続けていたのだ。
そこに突如、金属物体が飛来してきた。
その中に「そいつ」はいたのだ。
飛来時の衝撃で、いくらかの植物がねこそぎやられた。]
[その外来種は、かつて栄え、次第に環境適応できずに断絶したとある植物の一属に極めて類似していた。
一属が無くなった分だけ、生態学的地位つまりニッチが空いていて、外来種は、そこに滑り込むように根を伸ばした。
すわ生態系の危機であったが、外来種は極めて温厚であり、競合を生まないように自ら変化していった。それどころか、既存の植物がより繁栄できるようにさまざまな可能性を提示してきた。]
「わたし あしもふ あと おい きました」
「これら やるから リソース おくれ。」
[取引を要求された植物達は、特に断る理由も、また、断る方法も無い。全てをあるがままに受け入れるしか無いのが世の常だ。
提案は採用された。]
[かくして、外来種たるクリスマス=ローズは、一部のニッチをしめて、足りていない栄養を摂取し根をはることに成功した。]
だもんで、直接話して受け入れてもらうのが、いいじゃんねー!
[春の地帯で、金の球体を周囲にはべらせて、ううん、とのびをした。
『パラディソ』を出る時には青白かった頬も、ずいぶんと血色が戻っている。
到着時には、交渉のために動くことが出来なかったが、今はずいぶんと遠くまで移動することが出来る。
「秘蔵っ子」を咲かせるだけの余裕も確保することが出来た。]
[クリスマスの足下には、金色の芝が広がる。
自身の分身による、金の草原である。
地中に埋めて隠しているポッドに軽い足取りで駆け寄ると]
さんきゅー!
いえーい!!
[まだ花を咲かせるところまではいたってないが、無事にファースト・コンタクトを終えたことを参休に伝えた。
空は、見事な晴天なり。]
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[差し出された花束>>42を、はにかむような心地で受け取る。
先程まで、脳内回路に満ち満ちていた不安や恐怖のような感情が嘘のように心が軽かった。 まるで、きらきら輝く旋風に全て攫われていってしまったかのように。
後で会ったらお礼を言わないと、なんて詮無いことを考える。 もう、この『パラディソ』に彼女の姿がないということは、まだ知らないから]
―――……
[申請しに行こう、という言葉にこくんと頷いて。 今度は変に握り締めるでもなく、縋るようにするでもなく、ただ軽く絡めるだけの形でエスペラントの手を取った。
一緒に歩いていくために必要なだけの力で、そっと]
(88) 2013/07/29(Mon) 00時半頃
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[声をかけられ、顔を向けた先にはジェームスの姿。]
……――…?
[先に降りる、という言葉に驚いたようにレンズがきゅるきゅる鳴る。 誰と一緒に行くのだろう。あるいは一人で? 問いかけようと思ったものの、そそくさと去ってしまいそうな彼の姿に慌てて]
………!
[咄嗟に手を伸ばし、]
(90) 2013/07/29(Mon) 00時半頃
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[ぎりぎり触れられた、彼の頭をかろく撫で]
――……― ―――…
[今までありがとう、道中お気をつけて、どうか元気で、 新天地で会えたら、またよろしく。
種々の思いを込めながら。]
(91) 2013/07/29(Mon) 00時半頃
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