249 Digital Devil Survivor
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/20(Mon) 00時半頃
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死ねもしない、だなんて。 まるで、死にたいみたいな言い方。 ……でも、死ねないのもそれは辛いのかもね。 私も独りになったらきっと消えてしまいたくなる。
[大事な片割れは、先日消えた。 主がいなければ己もと思ったかもしれない]
何の間違いで怪我をするとも知れない。 あなたが強いとして、今の御渡はおかしいもの。 それこそ、何かあったら私の寝覚めが悪い。
[そう言葉を引用して返せるくらいには、気分はましだった。 着替え、なんてものはそういえばないなとぼんやり思う。 せめて洗濯くらいした方が良いだろうか。 汚れた羽織の裾を摘み上げて考え込んだ]
(16) 2016/06/20(Mon) 01時頃
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[>>4、遠く何か影が動いた事だけが、視える。 途中で悪魔の気配が消えたらしいという事も。 まだ悪魔を使役する者の事をよくは知らず、 その手法なども見た事がなかったため、戸惑った。
ただ、無事に歩き出したらしいという事は分かった。 今はそれだけでも、十分だと思う事にした]
(火に巻き込まれていなくて、良かった、のかな)
[タイミングが悪ければ危険だったろう。 その人影の従える悪魔の能力を知らず、 ほんの少しの心配を眼差しに乗せて見送る事とした]
(20) 2016/06/20(Mon) 01時半頃
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[>>12、その仕草の変化を見ながら]
おかげさまで。
……さっきの変な感じの事とか。 また明日にでも、調べてみないと。
[でも、そのためにはまず]
私達も無事でいないと、かな。
[彼が遠く感じる気配の主達に何を思うかは与り知らぬ。 ともあれ今は一度、休息を。 あまり心配させてもいけないのだから]
行きましょう、か。
[そうして連れられるままに、彼の後を着いて行く。 疲労は精神的にも体力的にも溜まっていたから、 気を抜けばすぐに寝入ってしまいそうな*気がした*]
(23) 2016/06/20(Mon) 01時半頃
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[傍に人がいるという安堵もあってか 半ばうつらとしかけた意識の隅で、 小さく聞こえた言葉の意味>>19はよくは解らなかった。
ふと見上げた口許が描いた三日月に。 ほんの少し、背筋が冷えた。 何処となく困ったような表情を浮かべたが、 それもすぐに疲労の中へと埋もれてしまう*だろう*]
(25) 2016/06/20(Mon) 01時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/20(Mon) 01時半頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/20(Mon) 01時半頃
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―昨日・御渡公園―
[>>22、身の上を聞いて、嗚呼、成程と合点がいった。 4000年という歳月は付喪神にとっても途方もない。 何せ、4000年残るような器物は稀有なのだから]
その死は、魂の死、と言うべきものかな。 ……輪廻への道を絶つような。 そんな死に方は、そうだね、それこそ神や妖にでも 殺して貰わなければ実現されないんだろう。
[ただ殺すのではない。 場合によっては酷い死に方になるだろう。
そう思いながらも、肩を竦める様子を見詰めるも。 望む事を憐れとも、愚かとも思わなかった]
行き着く果てがあるとないとで。 旅は随分、違うものになるんだろうから。
(76) 2016/06/20(Mon) 20時半頃
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[いずれ朽ちて土に還る我が身には考えもつかないが。 大地に還ると解っているだけ幸いだろうとも思えた]
……あの塔。 放っては、おけなそうだものね。 私は……具合がましになっていれば、かな。
[>>26、電波塔をちらと見遣る。 先程の悪寒を思い出してそっと前髪を押さえた。 悪い気は小さな頭痛めいて鈍く意識を叩いている。
先導されるまま歩き出そうとしたその折の着信音>>26>>28。 元より寄せて貰う身なのだから、否やはない。 極々当たり前に首を振った]
(77) 2016/06/20(Mon) 20時半頃
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→BAR『Aqua Vitae』―
[道中は穏やかならぬ気配に多々出くわした。 その度、表情を曇らせ遠回りをする。 いつからだろう、 さりげなく額に手を当てたままになっていたのは。
そうして彼の店に着けば、屋内へと上がる前に 泥で汚れた足許を申し訳ばかりに水で洗い落とす。 そこで見た顔は思いもがけぬものだった]
お友達って、パラチーノの事だったの?
[だが、それよりも]
慶一、……!? 怪我、して……大丈夫なの……?
[何故、猫耳の彼と共にいるのかという事よりもまず。 西廼の子が傷を負っているという事態に動揺していた]
(79) 2016/06/20(Mon) 21時頃
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[>>49、ニコラスが手当てをする様子をじっと見守る。 身を削れば治癒を施す事とて可能ではあるが、 今の自分でそれをやるのは色んな意味で危うい]
……ありがとう。
[手当てをしてくれた事に礼を述べて。 夜も更ければ、部屋の隅で膝を抱えた。 ブランケットを渡されれば少し思案した後、 汚れた羽織を脱いで脇に除ける。 眠りが訪れるのは早かった]
→朝へ―
(80) 2016/06/20(Mon) 21時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/20(Mon) 21時頃
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―朝・BAR『Aqua Vitae』―
[目が覚めたのは鼓動のように脈打つ頭痛の所為だった。 疲れの呼んだ眠りは十分に深く、身体は休まっていたけれど。
ブランケットに包まったまま、もそりと身動ぐ。 額の包帯を解くと前髪の間から小さな傷跡が覗いた。
一般に、獅子と狛犬の見分け方は角の有無であるらしい。 左の角は残念ながら欠けて落ちている。 髪で隠れている右の額にだけ、 人型の今はほんの小さな角があった。
昨日から痛んでいるモノ。 角に溜まった悪い気が荒御魂の兆しとして脈打っている。 よろしくない事だ。 このままでは]
……――。
(82) 2016/06/20(Mon) 21時頃
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[目を閉じて髪の下に指を差し込む。 小さな小さな角へ少し念を込めるとぽろりと、角が落ちた。
掌に落ちたそれをころりと転がす。 つるりとした青灰色の先端が黒ずんでいる。
鳴の言葉で言うならば、祟り神の元。 それが取れた事で頭痛は途端に治まった。
丁度それくらいの頃だろうか、>>81]
慶一、起きたの?
[ブランケットを羽織ったまま立ち上がった]
(83) 2016/06/20(Mon) 21時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/20(Mon) 21時半頃
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[困惑している様子の慶一>>84の近くへ椅子を引いてくる。 一先ず、挨拶には挨拶を返して]
おはよう。
[それから、今の状況をかいつまんで話す]
傷はましになった? そこの、ニコラスが手当て、してくれたの。
えぇとね。 私、昨日ニコラスと一緒にいて。 少し具合が悪かったから、ここに泊めて貰ったの。
あなたを運んで来たのはパラチーノ。 パラチーノがニコラスとお友達で。 怪我人がいるから、泊めてくれって。 昨日、そう連絡してきた。
[パラチーノ、という名前で通じるかは不明であるが]
(93) 2016/06/20(Mon) 21時半頃
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動いて、大丈夫?
[立ち上がる素振りにおろと慌てた。 水が欲しいなら自分が動こう、と思ったが。 残念ながら水を入れる器の在り処が分からなかった。 恐らくニコラスに任せる事になるのだろう]
2人は知り合い、ではなかった? パラチーノは、そこの、ほら……猫みたいな被り物の彼。 そういう名前だって紹介して貰ったんだけど。
[未だ本名を知らないので首を傾げた]
それにしても。 何にやられたの……? 慶一は戦う力があるの、昨日見たから知ってる。 それがこんな怪我を負うだなんて。
(97) 2016/06/20(Mon) 21時半頃
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―昨夜の事―
慶一の事も知ってるんだ。 私は、慶一の神社と縁があるから。
私のいた御渡靖水神社は元々、西廼の一族が治めていた。 その一族が渡背山を降りて、今は御渡神社にいる。 慶一のご先祖を私、よく知っている。
[問われれば>>98素直にそう返した。 あくまで知っているのは先祖であって、 彼自身とはここ数日の僅かな時間しか対面していないが]
(106) 2016/06/20(Mon) 22時頃
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[>>99と苦笑にも似た笑みには首を傾げて]
お礼に資格とかはいらないよ。 嬉しかったら、それで良い。 違う?
[喜びを感謝と評して神社を参る人達を見てきた故の価値観は、 いささか常人とは異なっていたかもしれない*]
(107) 2016/06/20(Mon) 22時頃
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はるか。
[鸚鵡返しにその響きを反芻した。 こちらは非常に馴染み易い名前である。 名前を2つ持っているのだろうかと黒猫の彼を見た]
遙、の方が呼び易いから遙って呼んでも、良い?
[怪我を負った時の状況について話す言葉からは、 単純に複数の悪魔に襲われただけと解釈する]
……傍に人がいて良かった。 私も人の事は言えないけど。 昨日からすごく嫌な感じがするし、 生き残ってる人達も何故だかすごく荒れてる。 何か影響があるのかもしれないから、気を付けて。
(111) 2016/06/20(Mon) 22時頃
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[手に握り込んでいた己の角へ視線を落とす]
神社……滅多な事で侵される領域ではないけど。 気がかりなら、私も行こうか。 今の慶一じゃ何かあったら怖い。
本当なら行かせたくはないけど。 気になるのは解るから。
[西廼の一族は、分家は分からないが本家はもう彼しかいない。 神社の事を気にするなと言う方が無理だろうと、 勝手にそんな事を思っていた]
(112) 2016/06/20(Mon) 22時半頃
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おはよう。 今はとても良いよ。
[>>114、問われたのは角が落ちた後だったから。 その言葉の通り、すっかり気分も良くなっていた。
身体の一部が欠けたのでその違和感はあるが、 悪い気を溜め込まないで済むのは有難い。 今後、また昨日のような事があっても 悪い気は落ちた角の方に溜まっていく事だろう]
ニコラス、寝た?
[昨夜目にした時も椅子の上ではなかったか。 そう思ってはたと声を掛けた]
(118) 2016/06/20(Mon) 22時半頃
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そうだね。 氏子の人達も慶一の姿が見えないと不安になるよね。 結界とかあっても、感じられないと安心はできない。
[自ら安全な場所を離れて死んでしまうなんて、よくある事だ。 あり過ぎて分かっていても、当事者になると気付かない]
弱いとか思わないけど。 普通と違う時、人は無理をするから。
[女の子に、と言われて不思議そうな顔をする]
……きちんと言ってなかったけど、私は付喪神だよ? 男の子とか女の子とか、気にする事じゃないよ。 人の女の子ほどか弱いわけじゃないもの。
[お人好しなのは性質だ。 無論、目の前に違和感があれば気付くのだけれど。 今、そういう類のものは何も見えていなかったから]
(130) 2016/06/20(Mon) 23時頃
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[グラスを取り出す>>124姿を見て、彼も何か飲むのだろうとか。 単純にそういう風に思っていたから、 綺麗な色の液体>>127の入ったそれを差し出されてきょとりと]
変わった色の飲み物……これ、良いの?
[飲み物ならただの水でも十分だけれど。 "薬"だと言うならば、身体を気遣われたのだと思う。 くん、とグラスを覗き込みながら香りを嗅いでみた。 かつて蛟に奉納された日本酒の類とは趣が異なる。
まぐね何とかという単語は聞き慣れないが、 霊力なら馴染み深い。 成程、霊酒の類なのかと]
慶一じゃないけど。 私も随分心配されてしまってるね。
[昨日の状況が状況だったから仕方がないのかと苦笑した]
(137) 2016/06/20(Mon) 23時頃
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[こそりと耳打ちされた内容には視線を上げて。 彼が慶一を気にしている事など知る由もなく、 昨日のような事を懸念されているのかと思うのだった。 だから、この言葉もきっと的外れなのだろう]
うん、気を付ける。 何があるか、分からないから。 あなたもあそこへ行くなら、気を着けて。
[そうして控え目に、味の様子を見るように口を着ける。 ちょっと動きを止めたが、霊力というのは甘く感じるもので。 ゆっくりと、小さく喉を鳴らしてそれを味わう。 荒い氷がひんやりとしていて気持ち良かった]
ご馳走様。 不思議な感じだけど……甘くて、美味しかった。 良いお薬だね。
[礼を述べてグラスをことりと、テーブルへ置いた]
(139) 2016/06/20(Mon) 23時半頃
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[人の男の子は確かに昔からよくそう言う>>133。 守られるより守りたい、というのは本能だろうか。 ただ、その気持ちは解るので]
うぅん。
[起きてきた遙が言う>>136ように]
うん、慶一は神主様。 私は、神獣って程の格はないけど。 神社に祀られてるモノだから。
むしろ、私が慶一を守るものだと思うんだけど。 いや、領域にあるモノを守るのも神主の務めといえば。
[考え込みそうになったが、構わないやと投げた。 守りたければどちらも守れば良いのだから]
(148) 2016/06/20(Mon) 23時半頃
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[そうしている内に、慶一は出立>>134のつもりらしい。 ブランケットを脱いで部屋の隅に置いた羽織を被り直す]
行くみたい。 色々と、ありがとう。 また様子を見に来るから。
2人も、無事でいてね。
[畳んだブランケットをニコラスへと返し、 手にした青灰色の角を羽織の袂へと仕舞い込む。 そうして、慶一の後を追って場を辞した*]
(149) 2016/06/20(Mon) 23時半頃
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[>>138とは返されたものの。 扉をくぐる前にちらと振り返る]
私、お礼するからね。
[助けてもらったのとか、さっきの甘い薬の事とか]
無理をしていなくなったら。 祟るから。
[それはちょっとした冗談のつもりの言い回しだったけれど*]
(154) 2016/06/20(Mon) 23時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/20(Mon) 23時半頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/21(Tue) 00時半頃
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―御渡神社・上宮―
[慶一の後を着いて、御渡神社へ向かう。 街は荒れて、其処此処に争いの痕跡があってもおかしくない。 だから、荒れ具合の差こそあれ、 社の付近が損壊していても不思議とは思わなかった]
……社の守りは健在みたいだね。 外は酷い有様だけど。
[慶一の姿を見て人々が集まって>>162くる。 やはり心の拠り所なのだろう。 無事でいて良かった。 今はまだ、そう素直に思う。
外へ出てしまった人がいると聞いて、鳥居の外を見た]
ここを離れない方がこの人達にとっては良いんだろうけど。 籠もってばかりもいられない。
(171) 2016/06/21(Tue) 00時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/21(Tue) 00時半頃
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[一先ず、慶一をここまで送り届けられた事に安堵した。 怪我をしていてもこの中なら少しは安全だろう。 彼が外へ出る用があるならまた別だが]
……慶一は、しばらくここにいる? この人達も安心するだろうし。 あなたの傷も癒えたとまでは言い難いだろうし。
私、少し周りを見て来ようかと思うけど。
[逃げ遅れた人がいるなら誘導して来ても良い。 こちらへ来そうな悪魔がいないか確認するでも良い。
鳥居を一歩外へ踏み出せば、空気は途端に重くなる。 羽織の袂に入れた青灰色がまた少し黒く染まったけれど、 その事には気付かないまま。
ふと、瓦礫の遙か向こう。 雲もない場所に大きな、大きな雷>>168が落ちるのを*見た*]
(174) 2016/06/21(Tue) 01時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/21(Tue) 01時頃
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[神社にいてくれるなら慶一は安全だろう。 見送り>>190には笑って頷いた。
大規模な損害がそこここに見受けられる街並みの中、 近隣の生き残りはあらかた避難していたようだが。 真新しい血溜まりに視線を落とす。 神社から飛び出したという人だろうか]
さっきの稲光の方。 随分と大きな気配がする。
[距離は少しあるから、過剰に警戒するでもないかと 遠巻きに様子を見るに留める。 件の電波塔の方も少し気になると、そう思った矢先。
後背で上がった轟音と地響きに大きく目を見開いた]
(212) 2016/06/21(Tue) 18時頃
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[その方角と距離は嫌な予感を掻き立てるには十分過ぎた]
どうして、御渡が……慶一っ!!
[踵を返して来た道を駆け戻る。 雷が物を焼く独特の臭いは次第に濃くなり、 運良く難を逃れた人々の悲鳴が切れ切れに耳に届く]
何があったの!? 慶一は、何処に……。
[まともに説明できるほど、冷静な者はいなかった。 苦い顔で歯噛みをする]
逃げなさい。 街は危ない、山へ……渡背へ行きなさい。 あそこはまだましのはず。
[言い放って、決して多くはない人の流れに逆らう。 鳥居の前に立った時、そこにはどんな景色があっただろう*]
(213) 2016/06/21(Tue) 18時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/21(Tue) 18時半頃
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っ、――。
[崩れ炎を燻らせる社務所と、拝殿。 あちこちに折り重なるのは原型も分からぬ程に焼け焦げた、 少し前まで人だった有機体の成れの果て。 そして、社の中に似つかわしくない禍々しい気配と、 噎せ返るような血の海の中に居る、この社の主]
慶、一。
[声が畏れにか、戸惑いにか、あるいは両方の理由で掠れる]
生きて、た。 それは、何……ねえ、逃げて。 それは、良くない。
[彼とその神の関係は、分からない。 だから、逃げろと口にした]
(233) 2016/06/21(Tue) 20時頃
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[社の外からもまた異なる大きな気配が近付いてくる。 劈く咆哮、振り撒かれる殺気、疾駆する地響き。
幸い、今朝貰った"薬"のお陰で霊力は満ちている。 だが、それでも地を踏む足は強張っていた。 目の前の大穴牟遅も、近付いてくる鬼の気配も、 これまで見た悪魔とは明らかに格が違う。
怖い。
しかし、口にはしない。 強く念じると周囲に清流の雫が浮かび上がらせる。 動きがあればそれらはすぐに姿を変じる事ができる]
(234) 2016/06/21(Tue) 20時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/21(Tue) 20時頃
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喚んだ……? これを、慶一が。
[己の所為だとのたまう彼の目を見詰める。 境内の惨状を横目で見て、悲しげに眉を寄せる]
私が逃げたら、あなた、どうするの。 あなたが喚んだっていうなら、 それがあなたを害する事はないのかもしれない。 でも、制御できないんでしょう。
(238) 2016/06/21(Tue) 20時半頃
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