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――広場――
[夜の闇はひたひたと忍び寄って来ていて。 自警団の一人から、夜の道は危険だからとランタンが手渡される。]
ええ、サイモンさんを見つけたら――。 十分に気をつける、から。
私は大丈夫、よ。 みなさんも、気をつけて、ね。
[自警団の人や、同行したギリアンには、そう告げて。]
(19) 2010/07/05(Mon) 01時半頃
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――自宅――
[ギリアンと別れて村の中心部から、はずれにある自宅にたどり着くまで、誰ともすれ違わないと思っていた道。
でも、幾人かの人々とすれ違った。物々しい雰囲気の自警団の人達。
訳を聴けば、サイモンが川で死んでいるのが見つかったという。]
そう、誰かに突き落とされたような。 ――姿で川に。
[その死を聞けば。
彼の魂が狂気から解放されたのだと、知った。 苦しむ彼の魂への慈悲、なのだろうか、ふとそんな気がした]
(116) 2010/07/05(Mon) 12時半頃
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――翌朝――
[ギリアンと教会でと約束した時までまだあって。 教会へと向かいつつも、足は通りを所在なげに進む。
通りを見れば>>117 >>118メアリーから花を買い、その花をメアリーの髪に飾る男の姿が見えて――。]
――…。
[ヴェスパタインとメアリーの関係は知らないけれど。 邪魔をしてはいけない気がした。
でも――…。 もし、メアリーが死病に倒れたのなら、彼は何を望むのだろうか。 共に逝く事を望むのだろう、か。それとも死が訪れるまで、その死を悼みたいと思うのだろう、か。]
(120) 2010/07/05(Mon) 13時頃
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[>>134 女の名を呼ばう声に、――
ヴェスパタインを、むしろメアリーをじっと見詰めていた悲色の瞳は、首を傾げるセシルに向く。]
セシル、さん――…。 立ち聞きする心算は無かったのよ。
――…。
[ヴェスとメアリーの二人を見詰めていた事には、さらりとそう告げて。]
(139) 2010/07/05(Mon) 14時半頃
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>>143 思うところ、が――… そう……。
[遠くを見詰めて]
――…。 過去を思い、重ねていたのかも……。
――しれないわね。
[ヴェスとメアリーの想い合い交歓する声、でも別れ行く二人に、胸が痛んで。 柔らかに微笑むセシルに、静かに告げる]
(149) 2010/07/05(Mon) 14時半頃
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ええ……。
[この村へ来る前かの問いに。 どこか寂しそうな笑みを浮かべて、頷いて]
――…。
ごめん、なさい。 人と逢う約束を、しているの。
[日の高さを確かめてから。 そう語れば、セシルに別れを告げて。
教会へと足を向けた――**]
(157) 2010/07/05(Mon) 15時頃
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――回想――
[>>158 ラルフから挨拶をされると、立ち止まり会釈をして。]
ええ、――…。
今日も、生きていられた事を、 主に感謝して……、生きているわ。
[瞳を閉じて、神に祈るように呟く]
明日の事はわからないけど、……。 残りの時間は、限られているわ。
その限られた時間を大切に、とは思っているの。
[口端を仄かに和らげ、別れの挨拶をすれば。 銀糸を揺らしながら、その場を後にした――]
(207) 2010/07/05(Mon) 19時半頃
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――教会――
[ひっそりと佇む小さな教会。 教区から派遣されてきた司祭も既に街へ向かい、主はいない。]
本当に……。 あの、人なの――…。
[ギリアンが漏らした。 あの人が何度か心の内で繰り返しながら。]
最期に居たい場所――…。 私も、あなたが何時も、そう語っていたように。
此処は、最期に居たい場所になってきている、わ。
[言葉と共に、思い浮かぶその声――。 様々な思いに、翡色の瞳が潤んで。]
(208) 2010/07/05(Mon) 19時半頃
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[>>213 教会の席で、祈りを捧げるように頭を垂れて座っていれば。入ってきた男の気配に、頭を上げる。
入ってきた男――ギリアンは、ステンドグラスを見詰めていて、自然と女の瞳もそのステンドグラスを見詰める形になって――。
青い鳥に自然と目が吸い寄せられ、る。 あの人の青い鳥になるのを躊躇い、自分の好きとの気持ちを偽った女は許されるのだろうか――。]
ギリアン、さん。
わざわざ。 来て頂く様にしてもらって、ごめんなさい、ね……。
でも、どうしても、確かめたくて。
[気持ちを落ち着かせながら、そう、静かに告げて。]
(214) 2010/07/05(Mon) 20時半頃
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[>>215 手渡されたプレートを受け取り、その名を確認すれば――。
あの人の名前が――そのプレートに彫られていて。]
少年のような瞳をした―― 心から優しい人だった、わ。
そして、情熱的だった人。
この村を愛していたの。 最期の時は、この村で過ごしたいって。
胸にね、青い痣があったの。 見られるのを嫌がっていたけど、私はそんな小さな痣も含めて、あの人が好きだった……。
(219) 2010/07/05(Mon) 21時頃
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歌い手 コリーンは、プレートを両の手で握り、胸に抱えるようにして。
2010/07/05(Mon) 21時頃
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>>220 噂だと、信じようとして、いたの。 あの人の噂を聴いても。
[繋がる点と点。ギリアンから戦場で死んだと告げられれば。
はらはらと涙が堪えきれずに、零れる。
胸に包むように抱きしめたその、プレートを中心にするかのように崩れ。漏れる慟哭。]
そんな……護りきれずに、って謝らないで……。
私があの人を其処に追いやったの。 悪いのは、私……。
もしかして、その傷――… あの人を護ろうとして、……。
[潤む瞳で、ギリアンを見詰め。]
(223) 2010/07/05(Mon) 21時半頃
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ほんと、う に――…。
私と一緒に……。 この村に帰ると謂っていてくれていたの、ね。
[今では叶わない約束。 でも、胸に抱いたこのプレートにはそんなあの人の想いが詰っているようで。
それを今まで、保管してくれていたギリアンに、心から感謝する。ありがとうとギリアンに向けて、濡れた掠れる声で呟いて]
(229) 2010/07/05(Mon) 22時頃
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[傷の事で、口を噤むギリアンにはそれ以上、その傷に触れるのは躊躇われたので。 それ以上聞く事はなかったけど。ギリアンにも優しかったの言葉には。]
ギリアンさんにもあの人は優しかった、のね。 ほんとうに、優しい人だった、わ。
優しすぎて……。
[二人の様子は想像も付かなかったけど、別け隔てる事の無かった彼の性格が思い出されて。 再び、滴がはらり落ちる。]
最期に、あの人はなんて謂ったのか――。 覚えていたら、聞かせて……
[青い鳥を見詰めるギリアンに縋るように]
(231) 2010/07/05(Mon) 22時頃
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[>>234 あの人を失い、欠けた心を埋めるようとした。でも、足りない何か――は何時まで経っても埋まらなくて。 この村に来て、欠け崩れる事はようやく止まったけれど――。]
ほんと莫迦、なんだから。 でも、好いていてくれていたの、ね。 最期の瞬間まで――。
[その言葉で、救われた気がした。]
ギリアンさん、あなたに逢えて。 私も、あの人――…も幸せだったわ。
ほんとうに、ほんとうに――…。
[涙を流す女を見ていられないようなギリアンに悪いと思いつつも、それでも、溢れる涙が止まらなくて。 迷惑だったかも知れないけど、ギリアンの胸に顔を埋めて泣き続けた――…**]
(241) 2010/07/05(Mon) 22時半頃
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歌い手 コリーンは、墓堀 ギリアンに深く感謝しながら**
2010/07/05(Mon) 22時半頃
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[>>248 いっぱい泣くといいのギリアンの言葉に、頬を涙の川が流れ落ちて行く。
大きなその手に、銀糸が揺れる頭を撫でられていれば。 その手から伝わるじんわりとした温かさに、癒されていくようで。
どのくらいの時間を泣いていただろう、か。]
――…
ごめん、なさい。 ほんと、もう……こんな見っとも無い姿を、みせてしまって。
[涙で泣き腫らした顔に、仄かにはにかむような色を浮かべて。]
(311) 2010/07/06(Tue) 01時頃
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[そっと、立ち上がれば、 頭を撫でてくれた、ギリアンのその大きな手をぎゅっと両手で抱き、胸にあてるようにして呟く。]
ありがとう、…… 今日の事は、永遠に忘れない。
ギリアンさん、あなたの事も……。
[残り少ない時間だから、こそ。 その短い貴重な時の記憶として、忘れられない記憶として残したかった。]
今度は、あなたの昔の話も事も聞かせ、て?
[もう一度、照れるような笑みを浮かべて、から。 鉄製のプレートを手に、教会を離れた――**]
(312) 2010/07/06(Tue) 01時頃
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――大通り――
[教会を出て、泣き腫らした顔を、揺れる銀糸で隠しながら。 何処か一人になれる場所を探すように歩んでいれば、ペラジーとピッパの二人の姿が目に止まって。]
――…。 ペラジーさんと、ピッパさん?
[その抱き合うような姿に――。 二人には届かないだろうけど、小さく声が漏れる。
小さな村ではリンダとピッパの噂を耳にする事があって。 何かを切っ掛けにするかは分らないけれども、彼女も変化していくの、かしら、とふと思った。]
(403) 2010/07/06(Tue) 21時頃
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歌い手 コリーンは、やがて、足は二人から離れて。
2010/07/06(Tue) 21時頃
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――酒屋――
[陽は徐々に傾き。 無人の家々に当たれば、黒い影となって、生ある者に忍び寄るように伸び行く。]
ゴドウィンさん――…。 そ、んな……。
[そう、彼にはそんな死相が見れて。 思わず凝視するように見詰めてしまう。漏れる、言葉。
女が感じた印象は誤魔化しきれない、だろう。 昨日、ささやかな約束とばかりにブランデー入りのお茶をご馳走になった時には微塵もそんな気配が無かっただけに。]
(408) 2010/07/06(Tue) 22時半頃
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[>>410 動く事がもう儘ならないように、深く座った椅子から手を挙げて反応する様は痛々しく。 憔悴しきった顔に浮かぶ汗をぎこちなく掌で拭う動きを見れば、そっとハンカチでその汗を拭ってあげる。]
そろそろって――…。 そんな、事……、謂わない、で……。
[でも、死病は発症すれば1日と経たずに、その生を奪う。 どのような言葉を紡いだとしても、それは慰めでしかなくて、言葉が詰る。
こんな時だと謂うのに、女を労わるように、ゴドウィンが大丈夫かと尋ねる言葉には、緩く頭を左右に振って]
痛い、所は無い? 何か、私にできる事があったら、謂って?
(414) 2010/07/06(Tue) 23時頃
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>>418 心残りが、葉巻なら。 雑貨屋さんでね、葉巻――。
あなたの吸っている銘柄とは違うかも知れないけど。 明日、沢山買ってきてあげるわ。
[でも、それはきっと間に合わない。間に合っても、彼の心残りを埋める事はできない、だろう。 最期の願いは叶わない、叶えることが出来ない事を思うと、余計悲しくなって。
慰めるように横に手を置く彼の優しさに、胸が締め付けられる。]
美人って……。
そん、な……ね。冗談を、……。謂えるようなら。 まだ、大丈夫、よ。
[軽口に、応じるように言葉を紡ぐも。 声色は、震え揺れる。そっと痛むと告げた胸に手を伸ばした。]
(426) 2010/07/06(Tue) 23時半頃
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[手を伸ばした先のゴドウィンは、椅子に深く腰掛けたまま、動く事が出来ないようで。
細められた目は、静かに、静かに――閉じられてゆく、よう]
ねぇ、何か謂って、……。 ゴドウィン、さん?
[伸ばされた手は、椅子に腰かける彼の身体を何度も揺する。
さめざめと涙が目の端から、零れていって――**]
(429) 2010/07/06(Tue) 23時半頃
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>>456 こんな時には、ね。 変な意地なんて、張らなくてもいいの、よ。
[全身が麻痺する死病に侵されつつも、苦笑を浮かべて言葉を紡ぐゴドウィンに。]
あなたの最期を看取る人が、私なんかで―…… でも、最期ですもの。
――…、美人の言葉……。 素直に受け取る、わね。
[泣き笑いするような、複雑な表情で。 胸の痛みは悲しい声となって、響く。せめて明るく送ってあげないとの気持ちに反して。]
(463) 2010/07/07(Wed) 00時半頃
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[ぎし、っと軋む音。 その身体から徐々に力が抜け落ちて椅子に深く持たれて行く。 留めようと、その頬を擦るも。
反応は無く――。 彼の命が天に召された事を知る。]
ゴドウィン、さん……。 [何かを紡いぐように動いた唇。呼気となって、漏れるだけで、聞き取れなかったけれど。 最期の言葉を残す事無く、静かに眠るように旅立って行ったのは逆に彼らしいと、思って。]
(464) 2010/07/07(Wed) 00時半頃
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でも、最期まで…、……
あなた、は―― あなたで居られたのね。
[静かに、病と闘い。 その生を彼らしく全うした事を、褒めるように慈しむように、抱いてから。 優しく目を細めたまま薄く天井を見詰めていたその眼を、閉じてあげて。]
ありがと、……。
[最期の瞬間まで、女を労わってくれた事への感謝を込めて、見送る言葉をかけた――**]
(467) 2010/07/07(Wed) 00時半頃
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