人狼議事


256 【突発RP村】胡蝶の夢

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【人】 受付 アイリス

 

[——人狼騒動ののち、やがて、長い長い時が経ってから。

かつて村の花屋があった場所で発見された、一冊の日記帳があった。]

 

(20) 2016/11/14(Mon) 01時半頃

【人】 受付 アイリス

— ハーノットの日記・その1 —

今日は、アイリスが「誕生日って何?」と聞いてきた。

人間が生まれた日のことだと答えたら、
「じゃあ私の誕生日は?」と聞かれたから、お前にはそんなものないよと教えてやった。

あいつが賢くなるのは大いに結構だが、余計な知恵をつけられると面倒だ。
今日も店の前でぺちゃくちゃと話ばっかりしやがってるから、誰かが余計なことを教えやがったんだ。

折角働かせてやってるのに、自分の食いぶち以上に稼がない能無しめ。
そろそろ遊ぶ金も尽きそうだから腹が立つ。
親に対する孝行がまるでできちゃいねえ。

誕生日だとかとんでもない。
それでプレゼントまで強請るようなら、親として躾けてやらないとならないな。

(21) 2016/11/14(Mon) 01時半頃

【人】 受付 アイリス

金に釣られて孤児を引き取ったはいいものの、とんだ慈善事業だ。
見返りがあまりに少なすぎて嫌になる。

ただ、俺は良き父であるから、それでも文句の一つも言わずにあいつをこの家に置いてやってる。
寝床も使わせてるし、飯も食わせてやってる。
孤児院に置き去りにするような外道とは違う。

俺はアイリスを愛している。
良き父として、表彰されてもいいぐらいだろう?

(22) 2016/11/14(Mon) 01時半頃

【人】 受付 アイリス

— 1日目・朝/2階客室 —

[目が覚めても、窓の外は真っ白だった。
帰れないからと泊めてもらったのに、まだ帰れそうにない憂鬱。

看板の立たない花屋でも、まあこんな天気なら誰も来ないだろうなと思うけど。
どうせお父さんは怒るんだろう。どうして自分の仕事をすっぽかしたんだ、って。
その厳しさも、私を愛してくれているからこそだって、分かってる。

寒さでベッドから出たくなくて、もぞもぞしていると、
>>0キャサリンの騒ぎ出す声が聞こえた。

声はここまで聞こえてくる。
何を言ってるかはよくわからないけど、どうせ嘘なんだろうな、もう騙されません。
そう確信しているので、布団を被り直してちょっとだけお寝坊しようと甘えた。

いつもなら。お母さんが布団を引き剥がしに来るんだけどさ。*]

(24) 2016/11/14(Mon) 01時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2016/11/14(Mon) 01時半頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2016/11/14(Mon) 20時頃


【人】 受付 アイリス

[今日は、布団を剥ぎ取るお母さんがいないので、ゆっくりぐっすり二度寝を堪能できた。
……わけもなく。

相変わらず騒がしい階下がどうしても気になって、やがて部屋を出て聞き耳を立てていた。
キャサリンの様子はいつもと違う。
いつもなら、嘘をついて、それにみんなが笑ったりツッコんだり流したりして、それで解散のはず。
なのに、この雰囲気はなんだろう。

みんな、キャサリンの話を本気で信じちゃったのかな。
人狼がこの中にいるなんて。そんなわけないじゃない、と思う。
それだけじゃなく、占い師だとか、霊能者だとか、なんとか。
いつか店先で聞いた怪談のような、上手くできた話。

私はもう騙されないのに、しっかりした大人たちはなんで信じるの?]

(63) 2016/11/14(Mon) 20時半頃

【人】 受付 アイリス

[物陰で頬を膨らませた。
キャサリンのことは嫌いではないけど、いつも振り回されるから立腹してる。
年上でも構わず呼び捨てで呼んじゃうほどに。

子供はどうやってできるの?って真面目に問いかけたあの日だって、
彼女は「コウノトリさんが枕元に運んでくるのよ」って言ってたけど、
そんなわけないだろうと両親に大笑いされた。

私はコウノトリさんに運ばれたんじゃない。
そう教えられたから、もう騙されない。

それでも、キャサリンの必死な様子が不安を醸し出させるから、
重い足取りでふらりと歩く。]

(64) 2016/11/14(Mon) 20時半頃

【人】 受付 アイリス

— 廊下 —

[朝食は用意されてるのかな、と呑気に歩く足取りで、
>>60自警団のお兄さんとすれ違った。]

おはようございます。

[この人も泊まってたのね、と考えればそりゃそうか。
この吹雪で立ち往生しているのは、10人くらいいたはずだもの。]

なんか、大変ですね。

[すれ違いざまに、お兄さんの顔を見上げながら、
事の重大さを理解できていない螺子足らずの私は、能天気にそうぼやいて。

呼び止められなければそのままどこかへと歩き続ける。*]

(66) 2016/11/14(Mon) 20時半頃

【人】 受付 アイリス

[>>70何かを考えながら歩いていたのだろうか。
自警団の人って、こんな時まで忙しそうで大変だ。

そういえば、花屋の軒先に置いていた植木鉢が荒らされていた時も、
自警団の人たちが迅速に解決してくれたのを覚えている。
いつもみんなのために働いてくれているから、感謝は欠かせない。
ちなみにその時、犯人として突き出された野良猫には、ひとつデコピンをして許してあげた。]

私も帰れなくて。
店番に戻らないと怒られちゃうんです。

捜索なんて、まさか。
そんなことに時間は割けないって、いつも言ってます。

[迷子になった時も、探しに来てもらった記憶はない。
自力で家に帰れるようにならなきゃいけないから、当然のことだ。]

(76) 2016/11/14(Mon) 21時頃

【人】 受付 アイリス

[>>78笑われた。そこに含まれる感情は上手く読み取れなかったけど。
私も、よく笑うから、同じように笑い返す。]

私はアイリス。
花屋のアイリス、です。

ここには、お手伝いの時に、たまに。
えーっと、10人くらい泊まってたと思いますけど。
私よりもキャサリンとか、メルヤさんとかのほうが詳しいかな。

[私も客の一人でしかないから、あくまでも知っている範囲のことを。
無警戒に情報を伝えた。]

(83) 2016/11/14(Mon) 21時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2016/11/14(Mon) 22時頃


【人】 受付 アイリス

ジェフさんも、仲良しになればいいと思いますよ。
みんな優しいから、居心地がいいです。

[>>88上目遣いで、呑気に笑う。
>>85すれ違ったトレイルさんがどこかへ行くのも見えて、会釈をした。
雪が一刻も早く止んで、帰らなくちゃいけないけど、でも、この場所は好き。

私たちの身に迫る危機にいまいち気付いてないから、呑気に笑いを絶やさない。]

どういたしまして。

[ジェフさんもみんなと仲良くなれますように。
心の中でそう祈って、見送った。*]

(96) 2016/11/14(Mon) 22時半頃

【人】 受付 アイリス

[ぼうっと、外を眺めながら歩いていたら、
吹雪で真っ白の景色に、昨日作った雪だるま>>0:234が飲み込まれているのが見える。

勿体なさと、寂しさを覚えた。
ああして、白は全てを飲み込んでしまうのだろうか。]

……。

[気付いた時には、格好も整えないまま、玄関の扉を開いていた。]

(110) 2016/11/14(Mon) 23時頃

【人】 受付 アイリス

— 庭園 —

[吹雪に吹かれながら、雪だるまを探す。
冷たい雪風の勢いは、もはや“ふわふわ”なんてものじゃなくて。
凍えながら、記憶を頼りに周囲を見渡した。]

あっ……た。

[雪だるまの顔が、ちらりと見える。
もうほとんど積雪に埋まっていて、面影も消えようとしていた。
なんとか手を伸ばして、触れようとした時。]

あっ。

[足を取られて、その場に倒れた。]

(111) 2016/11/14(Mon) 23時頃

【人】 受付 アイリス

……。

[冷たさが身に染みる。
身を起こし、見上げればもう、雪だるまの顔は隠れてしまっていた。

キャサリンの話は信じないと決めたのに、胸騒ぎが止まらない。
この雪の嵐が永遠に晴れることがないような、そんな不安が。

起き上がって雪を払おうとした時、服のポケットに穴が開いているのに気付いた。
その中に入れていた、花の種が詰まった小袋を、落としてしまったらしい。

探そうにも、白が眩しい。
何も見えない。何も。

風に押し戻されるように、諦めて後ずさることしかできなかった。*]

(112) 2016/11/14(Mon) 23時頃

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