249 Digital Devil Survivor
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―昨日・路地裏―
でも、人より永らえているのには違いない。 それに。 ただの人がそんな笑い方をするなら、 私はそちらの方がきっと怖い。
[>>0:373、上から見下ろしてくるのは 物理的な視線だけではあるまい。 小さな動物と思われているとまでは考えなくとも、 そこに孕む色合いは多少は感じられる。 無意識に包帯の上から握り込んだ傷がじんと痛んだ]
そういう物言い。 食べようと思えば食べられる、って。 言ってるように聞こえるから逆効果だよ。
[視線を外さず、そのまま一歩距離をとって息を吐いた]
(5) 2016/06/16(Thu) 01時頃
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[そうして、何処となく落ち着かないまま。 向かった先で現代における駅が何たるかを知る。
露店は店仕舞いを始めていたか。 兎角、マガタマ売りの女の顔を見る事は叶ったろう。 それとマガタマを購入したかはまた、別の事として――*]
(6) 2016/06/16(Thu) 01時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/16(Thu) 01時頃
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―深夜・住宅街―
[駅で3人と別れてから後。 一度、渡背山の様子を見に戻ろうと北へ向かった。 途上、日が暮れて小さな公園の木立の影に蹲り 夜を明かそうと思っていた――けれど。
月の照る真夜中、眠りを引き裂いたのは断末魔だった]
(15) 2016/06/16(Thu) 01時半頃
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……百鬼夜行なんて、ものじゃない。 こんな。
[まだ明け方に程遠い丑三つ時。 背に老婆と小さな男の子を匿っていた。 見捨てられようはずもない。
何せ、己は人の手で作られたモノなのだから]
ぬしさま、お力添え下さい。
[額の包帯、その下の形をなぞるとぎゅっと目を閉じる。 すると、山肌に湧くような濃ゆい霧が辺りを覆い始めた]
おいで。 ……何処へあなた達を送れば良い? 安全な場所を、教えて。
[老婆と子供の手を引き、月影から逃げるように。 夜霧に紛れて、老婆の告げた小学校へと向かった]
(22) 2016/06/16(Thu) 01時半頃
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―小学校―
[人が集まり始めたそこは。 悪魔にとっては餌の溜り場でしかなかったのだろう。 なまじに広く、なまじに出入りの扉も窓も多過ぎた。 血溜りに浮かぶ、犠牲者の所持していた黒いマガタマ達。 月光を浴びたその光景は異様の一言に尽きた。
立ち尽くす鳴の周囲にも悪魔は群がり始める]
……退けるしかない、みたいだね。
[水滴が散った。
明け方の頃。 小学校のグラウンドは雨でもないのに水浸しで。 こと切れた悪魔の名残が幾つも辺りに*転がっていた*]
(27) 2016/06/16(Thu) 02時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/16(Thu) 02時頃
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ー朝・小学校ー
[あさぼらけの頃、そこは霧に包まれていた。 ただの目眩まし以上の効果はない。 月が沈んでから、少し悪魔達の勢いが失せた気がする。 疲労の色が濃い目許をこすって小さく唸った]
……こいつら、何処から湧いてるの。
[サイレンやヘリの音がひっきりなしに響いている。 校舎の上を旋回した自衛隊のヘリに救助を求める人を見て、 視界を開こうと霧を散らした。 そのヘリに、悪魔が一匹取り付く姿が見えた。 あ、と思う暇なく。 制御を失ったヘリが落下を始める。 いや、落ちるというより更に加速して]
突っ込んで……。
[土を抉る振動と爆音が響いた]
(69) 2016/06/16(Thu) 17時頃
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[吹き飛ばされてぶつかった、煉瓦造りの花壇。 校庭の真ん中で炎上するそれは一見して人災。 墜落に巻き込まれて動かなくなった男の子と、老婆と。 それにかじり付く、悪魔さえいなければ。
は、と乾いた吐息が零れた。 怒りに満ちた瞳が獣の色を宿す]
お前達……そう、祟られたいのか。
[浮かんでいた霧の残滓が水泡に変わり、 右腕を中心に逆巻く渦を形成する。 振り下ろせば水蛇の如く唸りを上げて悪魔を穿った。 水を吸った地面が顎を開き、 ごきごきと音を発てながら悪魔を呑み込んでいく]
(70) 2016/06/16(Thu) 17時頃
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[やがて、炎以外揺らめくものがなくなって。 野次馬の喧騒と一際大きなサイレンが近付く前に、 打ち付けた身体を引きずって路地裏へと転がり込んだ。 電柱に身を預けて膝を抱える。
疲れに身を任せて目を*閉じた*]
(71) 2016/06/16(Thu) 17時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/16(Thu) 17時頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/16(Thu) 22時半頃
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―路地裏―
[膝頭に額を擦り付けて蹲っていたが、 やがてゆるりと顔を上げる。 今朝の光景が忘れられない]
……血溜まりの中の、黒い石。 あれは、あの石。 慶一が見せてくれた石も幾らか黒ずんでた。
[最初は気付かなかったけれど、 露店にあったものを見た後なら色の違いが判る。 昨日、露店で見た石は皆真っ白で]
関係、あるの……?
[少しだけ触らせて貰ったが、石は白いままだった。 一片の曇りも見せずに。 今、それは手許にない。 生憎、鳴は人間の通貨を持っていなかったものだから]
(122) 2016/06/16(Thu) 23時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/16(Thu) 23時頃
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……あの露店。 こんな状況だし、もういないんだろうけど。
[気になって、駅の方を見に行く事にした。 生きた人の気配が薄まった街中を歩き出す]
……ん。
[何やら獣の気配>>114がした。 その匂いがする方へとふと足を向けたのは、 己がまた"犬"に属する性質を持っていたから]
(123) 2016/06/16(Thu) 23時頃
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[といっても、鳴は生粋の獣でもなければ神霊でもない。 人の手で作られたモノに後から宿った、妖――付喪神。
されど、蛟を主と仰ぎ神聖なる社で永きを過ごす内。 低俗の妖から幾らか性質を変えていたけれども]
(128) 2016/06/16(Thu) 23時頃
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[気配に釣られて路地を抜けると人間が1人、目に入った。 これは、と思う間もなく向こうも気配を察したようで>>133]
……鬼もいたけど、犬神まで。 しかも、どちらも人の傍ら。
[根本が人であるから、街を襲った悪魔とは違かろう。 そう判断するも、向けられた表情とその操る呪いに眉を寄せる]
人ではない。 あなたもそういう気配がしたから、気になっただけ。
私は、人に害意はない。 街で人を喰らってる類の奴らとは違う。 だから。 その呪いの塊は、下ろして。
(139) 2016/06/16(Thu) 23時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/16(Thu) 23時半頃
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[放たれた呪詛のにびくりと思わず右手を翳したけれど、 それはいつの間にか現れた悪魔を葬っていた。 宙空を待った水の粒が動きを止め、雨のように地面に落ちる]
……マガタマ。 露店で売ってる石の事だね。 私は、持ってない。 持ってる人とか、山に落ちてたとか、死んだ人が落としたとか。 色々と目にはしてきたけど。
それより、狙うって。 やっぱり、あれは良くないものなの。 持ってる人を見たら……捨てさせた方が良いもの?
(149) 2016/06/17(Fri) 00時頃
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……そういえば。
[月光の下、あるいは早朝はあんなに沢山散らばっていたのに。
彼の仕草>>159を安堵か何かだろうかと解釈する。 人の子には基本甘いのだ――一部の例外を除いては]
私?
[今まで石を目にした時の事を思い返す]
……分からない。 白い石は何とも思わなかったけど。 黒い石は、何だか呪いや祟りの塊みたいな感じもして。 あまり、拾いたいとは思わなかった。
(161) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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……嗚呼、でも。 そうか、誰かを祟りたいっていう気持ちがあったら。 その時は欲しいと、思うのかもしれない。
[あれは何かを促進する力を持っている。 そう直感しながらも、まだ理解はしていなかった]
……祟りたいほど憎い人ができる事は。 滅多にないんだけどね。
[そういう性質をしているから]
(163) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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……もう一度、人がやってくる綺麗な社で奉られたいとは思う。 けど、それを望めるのは私じゃなくてぬしさまだからね。 私が願う事ではないんだ、きっと。
[未練がない訳ではないが、願える身の程ではなかった。 ほら、例えばその羊羹のような甘くて美味しいお供え物。 また食べたいと幾度となく思ったもので。 物欲しげな視線に投げそうになって、いけないと目を逸らした。
彼が何やら呟いた>>175のは分かったが、小首を傾げるばかり]
お仕事。 そう、お邪魔してしまったかな。
[マガタマと仕事が関係のあるような物言いに遅れて気付き ん?と逆方向に首を捻ったけれど]
(182) 2016/06/17(Fri) 01時頃
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私は。 靖水の鳴、呼んでくれるなら鳴だけで良い。 ……あなたは?
[立ち去りかけて足を止めた彼へとそう言葉を投げた。 こちらを見詰める眼差しに目を細める。
空きもしないお腹が寂しく感じたのはきっと、 お供え物という名の人の心に餓えていたの*だろう*]
(185) 2016/06/17(Fri) 01時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/17(Fri) 01時頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/17(Fri) 01時頃
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累。
[響きを反芻するように口で転がす。 それからちょっぴり首を傾いだ]
累には何もされてない。 酷い事をされない限り祟ったりしないよ。 私達みたいな存在は、そういうモノ。
[祟りは哀憎がなければ成立しない。 相手を捕り殺すような性質のものになれば尚更だ。 出会ったばかりの相手を祟るほど祟り神めいてもいない]
(211) 2016/06/17(Fri) 11時頃
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[視線を逸らしていたから一瞬反応が遅れた]
え。
[御供え、という言葉と共に放られた羊羮>>203を 慌てて手を伸ばしてキャッチする。 羽とが豆鉄砲を食らったような面持ちで呆けていたが、 彼が去っていく>>204のを見てはっとして]
あ、ありがとう……っ。
[両手で包んだ小さな菓子。 人の手が生み出した食べ物はそれだけで愛しい。 大量生産品であれ、その起源は人の試行錯誤だ。 新鮮な肉や魚を好む神も多いけれど]
(212) 2016/06/17(Fri) 11時頃
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あまい。
[少し四苦八苦して包みを解いた羊羮を神妙にかじる。 こんな場所だが、それは嬉しそうな笑みが浮かんだ。 それから何故だかぐすと鼻を啜った]
あまい……**
(213) 2016/06/17(Fri) 11時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/17(Fri) 11時半頃
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ー駅前ー
やっぱり、もういないよね。
[羊羮を腹に納めて駅前をうろつくが、 死骸の断片や悪魔と出会うばかりだった。
まだ生き残っている街頭モニターの幾つかは ニュースを垂れ流していた。 報道というものはよく知らないが]
……街の事は映ってない。 外の人への注意換気もない。 おかしく、ない?
でも、山向こうの街は平和みたい。
[交通事故の映像の後にコメントしている主婦は子供を抱き、 背後の風景も日常そのものだ]
(237) 2016/06/17(Fri) 18時半頃
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外が安全なら。 山を越えれば助けられるかもしれない?
[それならば]
渡背へ、戻ってみよう。 さっき映ってた街に人が向かうなら。 鬼仙谷を抜けて護夜(もりのや)峠を越えるのが良い、か。
護夜の社には寄るなって、 ぬしさまはよく言ったけれど。 きちんと礼を尽くせば大丈夫、と思いたい。
→渡背山へー
(239) 2016/06/17(Fri) 18時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/17(Fri) 19時頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/17(Fri) 19時頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/17(Fri) 20時頃
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―渡背山・鬼仙谷―
[渡背山、御渡の背を守る山というのがその名の由来だが。 冥界へ"わたらせ"る山であるという説もある。 この国における山岳信仰観が窺える話だ]
久しいね、鬼仙の小鬼達。
[かつて討たれたという鬼の縁者か。 人に害を為すほどの力もないモノ共が今も隠れ棲む谷]
見忘れたか? 今は廃れど靖水の、対なる門番が片割れ。
[その山の上の忠犬が何の用か、と嗤う声]
護夜峠へ行きたい。 今、御渡では人の子達が魑魅魍魎に襲われている。 あれらを外へ逃がしたい。
(253) 2016/06/17(Fri) 20時半頃
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[けらけらけら、さざめく波のような嘲笑が木霊する]
おかしくとも結構。 通して貰いたい。 さもなくば押し通る事になるよ。
[マア待たレ、1匹の古鬼がのそりと木々の影から姿を現した]
封じられて、いる……? それはどういう。
[そりゃあお前、お前のぬしさま達を含めた国津神と。 ソレから、人間共サ]
……なるほど、悪魔を外へ広げないため。 それは理解する。 でも、何故人を……閉じ込めるというの?
[火消しって奴ダヨ、恐怖と混乱は伝播すル。 デ、そういった人の心は厄災を呼ぶものさからネ]
(256) 2016/06/17(Fri) 20時半頃
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それは、本当にぬしさま達のような神々の仕業?
[サア、色んなモノの思惑が入り混じってそうだ。 少なくとも出られやしないヨ、ウチらも、アンタも。 嘘だと思うなら峠に言ってみりゃァ良い。 ウチらもちぃと迷惑してたんだヨ。
古鬼が手を振ると小鬼達は道を空け、山陰へと帰って行く]
……――。
[見上げた九十九折の斜面の向こう、そこが件の峠だ]
(258) 2016/06/17(Fri) 20時半頃
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―護夜峠―
[細い山道を登るにつれ、何処か異質な気配が強くなる。 蛟が近付くなと言った原因がそれなのか、 あるいは外への境界を封じている力とやらか。 居心地悪げに辺りを見渡した。
峠を登り切り、向こう側が見えようかというところで]
……ん、っ。
[何かに弾かれたような抵抗を受ける。 境界のあるらしき手応え、恐る恐る指を伸ばした]
結界、のようなモノ? これは、確かに……。
[困ったように視線を落とす。 破る訳にはいかない、 これが国津神の仕業かもしれないのなら尚の事]
(260) 2016/06/17(Fri) 20時半頃
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……御渡からは逃げられない、という事。
[じ、と目を閉じて息を吐いた]
まるで生贄、蜥蜴の尻尾。
[長居をする理由はない。 すぐにここを離れようと踵を返した]
(263) 2016/06/17(Fri) 20時半頃
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[外へ出る事は、できない。 であれば、あとは悪魔達を潰すしかない。
山を降りる途中、ふと気配>>@6を感じて歩を緩めた]
……どちらのお方?
[遠巻きのそれに相手が気付いたか、 あるいは気付いたとて反応を返したかは、さて]
(274) 2016/06/17(Fri) 21時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/17(Fri) 21時頃
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[さて、何かしらの反応を得ただろうか。 ただの人の気配とは違うように思ったが。 それがこのタイミングで山を降るという事]
……状況は大分掴めた。 今はあの子の仇だなんて言ってられなそう。
[靖水での異変が今の騒ぎの前兆であったなら、 また話は異なるかもしれないが]
戻ろう。 まだ、街には人がいる。
→市街へ―
(288) 2016/06/17(Fri) 22時頃
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―少し前・護夜峠―
[>>@7、ややあって振り向いたその姿に見覚えはなかった。 それもそのはず、人の形を取って山を歩く事も これまでにあった訳ではない訳で]
私は、この上の蛟の眷属です。 齢は600……物心ついてからなら500かそこら。 あまりこの辺りには踏み入るなと言われていました。 失礼をしたならごめんなさい。 少し、事情があって。
……護夜の社のお方ですか?
(290) 2016/06/17(Fri) 22時頃
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