人狼議事


247 満天星躑躅の宵闇祭り

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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。


【人】 天井手繰り ヤヘイ

…うん。もうな、だいぶまえだ。
借家住まいでさ、天井板がずれて、開いているから入り込んでみたんだ。

結構広くてさ。奥へ、奥へ、這い進んでたら明かりが切れてさ。
もう右も左もわからなくってさあ…。

必死に暴れたら、明るいとこに出た。
知らない街だった。

(0) 2016/05/19(Thu) 00時頃

村の設定が変更されました。


座敷守 亀吉が参加しました。


【人】 座敷守 亀吉

 はー……旦那さん、えらい目に合われましたなあ……。

[傍らに座る男の話>>0に相槌一つ落としつつ、青年は楽琵琶の弦をかき鳴らす。
紡がれるのは妙なる調べ、それに合わせるように揺れた満天星躑躅からしゃん、と鈴の音の如き音が鳴る]

 まあ、経緯はさておき、ここで会ったも何かの御縁、てぇわけで。
 今の内は、のんびりなさるといいんじゃないでしょかねぇ……。
 あんまり騒ぐと、いらんもんが騒がしゅうなったりしますよって。

[のんびりとした口調でそこまで紡いで。
それから、青年はふと何かに気付いたように視線を巡らせて]

(1) 2016/05/19(Thu) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

 ……おんや?
 おいでませ、ですかねぇ。

 今宵は、満天星躑躅の宵闇祭り……と、いうても、ふつーの祭りじゃないけどなぁ。

[新たにやって来たものに向け、にこりと笑ってこう告げる。
人懐っこそうな笑みと軽い口調はゆるい雰囲気を醸し出しているものの。

人ならざるものの気配を悟れるならば、気付けるだろう。
青年の内に宿る影と闇、そして深い、ふかい、深淵の気配に。*]

(2) 2016/05/19(Thu) 00時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2016/05/19(Thu) 00時半頃


落胤 明之進が参加しました。


【人】 落胤 明之進

[切欠は、些細なことだった。]

(3) 2016/05/19(Thu) 19時頃

【人】 落胤 明之進

―回想・絡繰り人形の屋敷―
[その日の夜は嵐だった。
ぽつりぽつりと降り出した雨が、屋根を絶え間なく叩いてゆく。
その音を耳にしながら、一人の少年が、
薄暗い廊下を、蝋燭の灯一つで渡り歩く。]

……全く。
眠ろうにも、こんな雨じゃね。

[そう、理由を付けて、自らの屋敷を探索していた。
今になってしまえば、何故そんな事をしてしまったのだろうか。

嵐の夜に、屋敷を歩き回る。
ほんの些細な探求心が、歯車を動かす動力になっていった。]

(4) 2016/05/19(Thu) 19時頃

【人】 落胤 明之進

[自らの屋敷といえども。
父も、祖父も、この仕組みを理解する事は出来なかった。
それどころか、自らの居住空間を縛り付け、それ以外の区域を封鎖していた。

しかし、その禁じられた区域とは、
どうなっているのだろうか。
年頃の少年だ。そんな好奇心が湧いてきても不思議では無かった。

一歩ずつ、その区域に近づき。
扉に手を掛けようとした。
その時。]

(5) 2016/05/19(Thu) 19時頃

【人】 落胤 明之進

 しまっ……!!

[気がついた時は後の祭よ。
がたん、と床が開き、少年の体は闇へと吸い込まれる。]

 うわああああああああ!!!

[何処までも続く、無明。
このまま、奈落まで墜ちるのか。
そう覚悟した程に、何時までも、何処までも……。

しかし、そうはならなかった。]

(6) 2016/05/19(Thu) 19時頃

【人】 落胤 明之進

[どしん。

派手に音を立て、少年は体を床に叩きつけられる。
蝋燭は、もう手元になかった。]

 いったたた……。

[背中を強く打ってしまった。
思わず痛みに顔を歪め、涙ぐみそうになるのを必死に堪える。
改めて、体を起こす。

……そこは、奈落でも地獄でもなかったようだ。
二対の松明が灯となり、辺りを照らす。
昔、悪戯をして入れられた土蔵の中に、何となく似ている気がした。
そして、そこには、大きな扉と一つの人形があった。]

(7) 2016/05/19(Thu) 19時頃

【人】 落胤 明之進

 これは……『誠(まこと)』?

[松明の灯でぼんやりと浮かぶ。
伝説の男を形どり、背中に「誠」の字を背負う。
少年は絡繰り人形屋敷の中でも噂でしか聞いた事のない、その人形を間近に見ていた。
其れを手に取るや否や、扉は重く開かれる。

少年は、開かれた扉をじっと見つめる。
上へ行く手段は分からない。
しかし、前へ進む事は出来る。

ならば。
……行くしか無いと言う事か。

少年――アキと誠は、暗黒の道を進み始めた。*]

(8) 2016/05/19(Thu) 19時頃

【人】 落胤 明之進

―宵闇神社・境内前―
[永遠に続くと思われる道は、一抹の光と共に去って行く。]

 ……あれ?
 何時の間に、外へ?

[一瞬、そう思ったが。
直ぐに、違うと察する。
満天星躑躅の咲く神社。
そんな場所は、少なくともアキの知る場所には存在しなかった。
何より、雨粒一つも振ってはいない。
此処は、何処だろうか。

楽琵琶の音が耳に聞こえる。>>1
その音に導かれるように、誠は手の中でくるくると踊り出す**]

(9) 2016/05/19(Thu) 19時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2016/05/19(Thu) 19時頃


手妻師 華月斎が参加しました。


【人】 手妻師 華月斎

─ 街の祭り ─

[賑やかな人々の声。
奏でられる囃子の音。
設置された舞台の上では様々な催し物が披露されている]

おぉい、親父ぃ!
どこだよ、荷物持って来たぞ!!

[膨れに膨れた大きな鞄を背負い、青年は父の姿を探した。
出番はまだ先とは言え、時間ギリギリに合流する、と言うのは避けたいところ]

ったぁく、どこ行ったんだってぇの。

[探せどもその姿は見えず、仲間の演者達も見当たらずに青年は途方に暮れた]

参ったなぁ。
だぁれも見つかんねぇでやんの。

(10) 2016/05/19(Thu) 19時頃

【人】 手妻師 華月斎

[仕方なく控えの場所で荷を下ろし、いくらかの準備をすることに]

最初は人形劇だったな。
ひぃふぅみぃ……うん、ある。よし。

それから演芸の────ありゃ?

[直ぐに使えるように並べようとして、うっかり手から零れ落ちる鞠一つ]

やっべ、 あー……と、しゃあねぇ!

[荷を放置して行くわけにも行かず、青年は大雑把に鞄に詰め込んで鞠を追いかけた]

よりによって下り坂かよ!

[緩やかとは言え、転がり続ければ鞠も加速する。
荷を背に抱えた状態で鞠を追いかけ────]

(11) 2016/05/19(Thu) 19時頃

【人】 手妻師 華月斎


[やがて、周囲から賑やかな祭りの音が消えて行った**]
 

(12) 2016/05/19(Thu) 19時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2016/05/19(Thu) 19時頃


落胤 明之進は、メモを貼った。

2016/05/19(Thu) 19時頃


【人】 座敷守 亀吉

─ 宵闇神社・境内 ─

 ……お?
 まぁた、どっかに道繋がりおったんかねぇ。

[のんびりとした口調で呟きながら、撥を動かし楽紡ぐ。
それに合わせるように揺れる満天星躑躅がしゃらりと鳴って。
重なる音色につられるように、青年の周囲に兎や猫の形の紫色の影が揺らめく]

 まぁ、祭りの時期やし。
 賑やかなんは、悪うなかろ。

[本当にいいのか、という突っ込みは不在のまま。
境内には楽し気な音が響く。*]

(13) 2016/05/19(Thu) 22時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2016/05/19(Thu) 22時頃


【人】 手妻師 華月斎

─ 狭間 ─

[ようやく鞠に追いつき、右手で拾い上げ身体を起こす]

やぁれやれ。
って────

[鞠を仕舞ったところで辺りの異変に気付き、何度か周囲を見回した]

うげ、どこだここ。

[街、と言うにはどこか古風な、どちらかと言えば田舎に近いような雰囲気の場所。
青年に見覚えなどあるはずもなかった]

(14) 2016/05/19(Thu) 23時頃

【人】 手妻師 華月斎

参ったなぁ。
帰り道分かんねぇぞ。

[困惑の色を浮かべ、青年は頭を掻く。
人が居れば良いと思いながら、当て所も無く歩き始めた]

(15) 2016/05/19(Thu) 23時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2016/05/19(Thu) 23時頃


【人】 落胤 明之進

[くるくると動き出す、誠。
アキは目を見張った。
まさか、絡繰り人形が独りでに動き出すなんて。
そんな信じ固い気持ちを胸にしながら、
神社の石畳の上にことり、と置くと。
誠はかたかた、と動き出し、楽琵琶の音に合わせるように、舞を始める。]

 すごい……。
 こんな人形、見た事無い……。
 なんて、不思議な人形だこと。

[呆然と、呟く。]

(16) 2016/05/19(Thu) 23時頃

【人】 落胤 明之進

[……噂で聞いた事はあった。
妖魔の守護が籠められし人形、
絡繰り屋敷の地下に眠る、と。

半信半疑だった。
そのような人形が本当にあるのならば、是非ともこの目で見てみたいと思ったものだった。
しかし、この人形、誠は明らかに意思を持っていて。それがありありと思い知らされる形であった。

それが本当にあやかしの力かどうか、アキには分からなかったが、一先ず信じることとしようか。

誠は、変わらず舞を踊っている。
改めて、辺りを見渡すアキ。

本当に、――此処は何処なんだろう?]

(17) 2016/05/19(Thu) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉

─ 宵闇神社・境内 ─

 ……んー?

[楽を奏でる手は止まらぬまま。
青年は周囲に視線を向ける]

 なんというか……面白い気配しよるなぁ。

[落ちた呟きに応じるように楽に合わせて跳ねていた影の一つ──紅碧色の兎がぴょい、と動きを変え、かたかたと音を立てて舞う人形>>16の方へと跳ねていく。
ある程度近づいた所で兎は動きを止め、こきゅ、と不思議そうに首を傾いだ。*]

(18) 2016/05/19(Thu) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

─ →神社境内 ─

[道と思しき場所を続く限りに歩いて行く。
きょとりと周囲見遣る青年の目に映るのは、やはり覚えの無い景色だった]

…んっとにどこなんだ、ここ?

──── 、 鈴?

[どこかから、しゃらり、と鳴る音が聞こえる。
まるで神楽鈴のような音]

行ってみっか。

[人が居るのではと思い、青年は音のする方へと足を向けた。
導くような音にもう一つ、琵琶の音が重なるのはもうしばらく先のこと]

(19) 2016/05/19(Thu) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[しばらく歩き、目の前に現れたのは]

……鳥居だな。
神社か、ここ。

[立派な構えの鳥居は、そこにあるものを容易に想像させた。
鈴の音と、それに重なる琵琶の音はこの奥から聞こえている]

じっとしてても仕方ねぇな。

[天門、または神門と呼ばれるそれの端を通り、青年は参道へと]



[その背後、背負う大きな鞄の中でもそもそと動くものがあることに青年は気付いていない]

(20) 2016/05/19(Thu) 23時半頃

【人】 落胤 明之進

[突然、妙な感じを覚え。
舞を踊る誠は、ふいにその踊りをやめ、両手を下ろし、その気配を伺うように見ている。
近づいた気配に、アキも気がついていた。>>18]

 わぁっ、何だい、これ。

[目をぱちくりとする、アキ。
それは首を傾げる、兎の様にも見えて。
誠もアキも、その兎をじっと見つめている。

ふいに、誠が境内の方へと動き出した。]

 うわ、ま、待って。

[兎はどうしているだろう。
その気配を気にしつつも、もしも兎も一緒に行くならば案内されるがままに、そうでなければ兎を置いて、境内の方へと向かう。]

(21) 2016/05/19(Thu) 23時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[紅緑色の兎は、見つめる視線をじぃ、と見返し。
人形と少年が走り出す>>21と、その背を首を傾いだまま見送った。
少し間を置き、動き出した兎が向かうのは、境内へと向かうもう一つの気配>>20の方]

 …………。

[その影の主たる者は相変わらず、呑気な様子で四弦を弾く。
その口元にはどことなく楽し気な笑みが浮かんでいた。*]

(22) 2016/05/19(Thu) 23時半頃

【人】 落胤 明之進

―境内―
[足を進める度に、寒気がする。
なんだか、この世ではない様な、そんな感覚に。
そして、アキと誠は辿り着く。
楽琵琶の音は、ここから鳴っていたらしい。
満天星躑躅がしゃらりと鳴る音も聞こえる。

青年の姿は>>2見えただろうか。
アキは、暫くその音に心を委ねている。]

(23) 2016/05/19(Thu) 23時半頃

【人】 座敷守 亀吉

─ 境内 ─

[やって来た者たち>>23を出迎えるように、しゃらん、と鈴の如き音が響く。
それに合わせるように、四弦を弾く撥の動きが止まった]

 ……おー。
 こりゃまた、珍しいモンが来たもんやなぁ。

[く、と零れる笑みと共に落ちたのはそんな呟き。
直後、青年は懐っこそうな表情と共に、出迎えの口上>>2を述べて]

 でー。
 にーさんは、「来た」のと「来てた」のどっちです?

[直後に投げたのは、謎かけめいた問いかけ、ひとつ。*]

(24) 2016/05/20(Fri) 00時頃

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