3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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―― 南棟 階段 ――
[ピッパに言葉を返したちょうどその時]
[世界が変わった]
――っ!!
[瞬間的に、爆発するような異形のものどもの歓喜の声が頭の中を駆け巡る]
ピッパ! 平気か!?
[反射的に瞑りかけた目。意思の力で見開いて、ぎょっとした。 少女の声と共にざらざらと不快な囁きが肌にまとうのを振り払い、彼女に向かって手を伸ばす]
[階段のそこかしこに、黒い影]
(6) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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……ぅ。ぐっ
[視界を、自分達の周囲をちょこまかと走り回る黒い影。 悲鳴を上げなかったのは、そんな余裕がないからと、 隣のピッパに手を差し出していたから]
!?
[ピッパの腕をつかもうとした瞬間、その手を撥ね退けられて。 ぱっと彼女の顔を見る。潤んだ目。 泣きそうなほど怖いのかと脳内補完]
なんだそりゃ。とりあえず、歩けそうならそれでいい。 ここ、やばい。早く離れよう。
……どうしたよ。腰が抜けたか? いや、その情況であんた置いていけるわけないだろう。
[彼女の気遣いは分からない。焦りを殺して、一歩近づいた]
(30) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 01時頃
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[頭の中を無数の異形の声が駆け巡る。 異形の声に、耳から蝕まれてしまいそうなのに。 そんなところに少女の非情な宣告が突き刺さる]
[ぼこり]
[篭った音が向かい、ピッパの背後。 数段上の段から響いて、ごろんと何かが1段転がり落ちた。 闇にまぎれてそれとはっきり見えないが、緑の光の下でもはっきり分かるのは、つーっとまるで階段を滝のように伝い落ちてくる真紅の液体]
っ!!
[思い切り顔をゆがめて、反射的に後ずさろうと。 ぎりぎりで、踏みとどまる]
嫌だ。ちょうど今、あんたは一人が怖いと言った。嫌だといった。
触らない! あんたが嫌なら、触れやしない。 だから、だから早く逃げようピッパ
(53) 2010/02/27(Sat) 01時半頃
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[血液が彼女にとどかないうちに、早く早くと気ばかり焦る。 焦りが語調へ、そして騒音からか声が大きくなった。 震える両手をぎゅっと握りこむ]
[これでも拒否されたなら、殴られてでも担いで行こうかなんて]
(54) 2010/02/27(Sat) 01時半頃
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[ピッパはどんな反応をしていたろうか。 ただ、徐々にしたたり落ちていた血液が彼女の服に触れそうで。それを許せば、あの痛い声の主にピッパが攫われてしまうように思えて、生理的に嫌だった]
……悪いピッパ、後で俺を殴れ!
[それが彼女を汚す刹那、無理矢理彼女の腕に触れた。 鉛筆やコンテばかり握っているため、タコの出来たふしくれた手指。重い荷物は担ぎなれている]
[彼女を引き寄せ、身を翻してくるりとひざまづく様に。 そのまま背中に担ぎ上げ、右手は彼女の腕を、左手は彼女の太ももを支える]
お願いだ。後でいくらでも受けるから、今は暴れないでくれ
[懇願するような口調で言った。 周囲が煩い。何を言っているか分からない異形の言葉。 それでもガンガンと頭の中を叩くそれらの声に引きずられて、集中力が端からこそげ落とされている。そこで足元をちらつく黒い影や、次々生まれる死者の幻影に蹴躓かずに階段を降りられる自信が無かったから]
[どこが安全なのか、さっぱり分からない。 それでも無意識に教師を頼る。 先ほど抜け出した集団がいるだろう職員室へ、ピッパ担いで一心不乱に駆けてった]
(74) 2010/02/27(Sat) 02時頃
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― 南棟西階段下 ―
[道中死体を飛び越え、ふらふらになりながら駆け下りる。 直視はしない。できない。でも、段を降りるうちに慣れる自分がいた]
…………はぁ
[一番下まで降りれば、気が抜けたのか踏鞴を踏んで足がほんの少し空を切り、ぎりぎりで膝をつく。ピッパが降りたいならきっとその時に離れられるだろう]
無茶してごめん。嘘ついてごめん。本当ごめん。 でももう少しだから、頑張って。
[頭が痛い。いつもより息を切らせてそう言った**]
(86) 2010/02/27(Sat) 02時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 02時半頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 07時半頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 07時半頃
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―― 回想 南棟西階段下 ⇒ 階段脇倉庫 ――
[背後から追われている気がする。 それは本当に追われていたのか、死体からしたたり落ちる血液の流れがそんな幻想を抱かせたのか、分からない]
[必死で逃げる途中、耳元でピッパの声が何かを言っているのが聞こえた。でも、それは周囲の雑音と、この異様な情況に頭の中にストックされただけでまだ意味をなしていなかった]
……いや、平気。ピッパは軽いから、無理はしてないよ。 それにこうも急に五月蝿くなっちゃ、ああなるのも仕方ない。
[自分に聞こえているものが、彼女にも聞こえていると思っての言葉。背後をうかがう彼女に合わせて、薄闇に溶ける上階を見上げた。気配がまだ追ってくるのか、判断がつかない]
………誰?
[喧騒の中、1Fの廊下からフィリップが自分達を呼ぶ声が聞こえた気がして、ゆっくり向き直ろうとして]
へ? あ、お、おう。
[急にピッパに階段脇倉庫に引っ張り込まれた。 彼の声が含んでいたピッパへの想いも気づかないまま]
(108) 2010/02/27(Sat) 07時半頃
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―― 階段脇倉庫 ――
[ピッパが倉庫の扉に背を当てて、外の様子を伺っている。 とりあえず、ここに影や死体がないのを手探りで確かめて]
ピッパ、今、そこで……
[フィリップの声がしたことを伝えようとして、止められた。 小声で彼女が話を続ける。 高い位置にある廊下の小窓から差し込む幽かな光。 大分目が慣れてきて彼女の動作や輪郭はぼんやり見える]
……言ったな。殴っていいよ。屈む?
[彼女の隣、扉の横の壁にもたれるようにして息をついた。 言葉どおり、覚悟を決めて彼女を見下ろした]
(109) 2010/02/27(Sat) 08時頃
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…………は?
[ところが、軽く身をかがめた自分に触れたのは擽る様な手つき。 そして熱をもった囁き]
え? ピッパ、おちつけ。おちつ……
[情況が読めなくて、出遅れた。 困惑したまま、彼女の肩に触れる 彼女のくすくす笑いが、急に異界のもののように聞こえた]
(110) 2010/02/27(Sat) 08時頃
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ごめん待ってピッパ。どうして今そうなるのか分かんねぇ!
[小声で、でも切実な悲鳴を上げて彼女の肩に触れた手にぐっと力をこめた。動揺と恐怖であまり上手く力が入った気はしないが]
(112) 2010/02/27(Sat) 08時頃
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……んっ
[暗闇にピッパの瞳がきらめく。 しゃべろうとしては唇に柔らかな感触が触れる。 彼女の舌が入ってくると、何かを言おうとする自分の動きはまるでそれに応えるかのようで]
――― !!
[下半身に彼女の足が触れて、反射的に彼女の肩をおしのけようとした。まあ、それも彼女が身を引いたことにより無駄になる。流石にこの情況では彼女の与える刺激に対しても反応はかなり鈍目]
〜〜〜、ピッパ、待って。待とう。 いや、むしろ歓迎だけどそうじゃなくて。
[泣きたくなって深呼吸する。途端、彼女の身がぱっと離れた。赤い頬の彼女に、かくりと肩を落とす。立ったまま膝に両手をついた]
………ごめん。悪かった。
[謝る声が届いたかどうか。 倉庫の扉がぱたんと開いて、ピッパは疾風みたいに出て行った]
(117) 2010/02/27(Sat) 08時半頃
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―― 階段脇倉庫 ⇒ 南棟西階段下 ――
…………。
[体勢を戻すのに時間がかかった。 少し遅れてふらりと自分も倉庫を出る]
[担任教師やスティーブンス先生に声をかけられたのはきっとそんな頃]
………せんせ。
[走ったことやその他諸々で乱れた髪と、内心の動揺を示す瞳。 ばたばたと離れるスティーブンス先生を疲れた視線で追って]
[保健室へと誘導されれば、ピッパの去った方を伺いながら首を振る。きっとそれでも抵抗しきれずに保健室まで行く]
[サイモンの不在を知るアトラナータ先生に低い声で]
せんせ、ちょっとお願いがあるんだけど。 ピッパ、追ってあげてくれないかな。
(120) 2010/02/27(Sat) 09時頃
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多分、俺じゃないほうが、その、女の人の方がいいと思う。
[何が起こったのか、聞かれても「自分がへまをした」しか言わない。自分でもよくわからない。でも、あの豹変はまた自分が追っても無駄に思えて]
サイモンは、俺が探しておくよ。
―― 回想終了 階段下 ⇒ 保健室 ――
(121) 2010/02/27(Sat) 09時頃
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―― 保健室 ――
[そうして。保健室には誰かいたろうか。 無人でも、誰かがいても、死体さえなければかまわない]
……外に出せよ、畜生。
[サイモン探すなんて口調とは裏腹に、入り口隣のソファにどさりと身を投げ出して頭抱えた]
うるさいよ、黙れ。
[もぞもぞと呟くのは交互に絶え間なく交わされる異形の騒音への怨嗟。何を言い交わされているのか理解できないから、余計に不快さが増す。近くに誰もいないと、それが加速して。ピッパに、自分に何が起こったのかゆっくり考えることもしんどい]
[ややもすれば自分の意識もそちらに引きずり込まれそうで、落ち着くまでただじっとそこに蹲っていた**]
(125) 2010/02/27(Sat) 09時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 09時頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 20時半頃
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―― 回想 保健室 ――
[保健室では、やがてゆっくりと気分が落ち着いていく。 耳元の声も、何だかここでは静かになっていくようだ]
………落ち着け、俺。ピッパはあの人じゃない。 あの豹変は、あの人のものじゃない。
[目を閉じる。深呼吸して唇を親指でなぞるように拭った]
(私が嫌い? 嫌いじゃないなら抱いてよジェリー。ねえお願い)
[頭の中でいつか聞いた言葉がリフレインする。 同時に耳元のざわめきが、その言葉にシンクロした]
違う。彼女はここにはいない。
[あの人がいるのは、ここではないどこか]
……出よう。空が見たい。
(402) 2010/02/27(Sat) 20時半頃
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[しっかりと歯を食いしばって、頷いた。 ここにいれば随分楽だけど、やらなきゃいけないことは山ほどある]
[保健室に人が集まりだす前にするりと姿を消していた]
―― 回想 終了 ――
(403) 2010/02/27(Sat) 20時半頃
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紐 ジェレミーは、美術部 ミッシェルを探して職員室前まで行き、首をかしげた
2010/02/27(Sat) 20時半頃
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―― 正面玄関 ⇒ 屋上 ――
[正面玄関で自分の荷物を見つけた。 画材を詰めたポーチとスケッチブックだけ取り出そうと身をかがめる]
……これ。忌々しいね。
[拍子にころりと転がり落ちるガラス玉。 それは、まるで の色]
[拾い上げることなくポーチだけ身につけて。 さきほどから楽しげな声が強くなっている元凶にあてつけるため、思い切りそれを蹴り飛ばした。それが、またそのうち自分のポケット戻ってくることなど知らず]
[そうしてゆっくり東階段を上っていく]
(414) 2010/02/27(Sat) 21時頃
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―― ⇒ 屋上 ――
[西階段で出会った死体を避けたかったからこちらで昇ったのに、廊下や階段にはぽつんぽつんと死体が転がっていた。見たくない。目を逸らすのに、側を通るたび何を言っているのか分からない声はからかうみたいに囁きを伝える]
………これ。俺たちの制服じゃないか。
[実態のあるもの。ないもの。 自分と同じ服を身にまとうものも多くて。 声にもてあそばれて、それらを何度も直視する。 耐え切れなくて、2Fの手洗いで少し吐いた]
[随分時間がかかって屋上の扉をあける。 真っ暗な中、金色の髪が目に入って]
……ミッシェル? ここにいたんだ。良かった。
[声に潜むのは、少しの安堵。けれど彼女の左手の包帯に目が行った]
その手、どうしたんだ。
(421) 2010/02/27(Sat) 21時頃
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―― 屋上 ――
……俺はどこの地上げ屋か。
[軽く突っ込んで、隣に並ぶ]
俺、寝てた? いや、割と初めて知った。 ……まあ、色々あってね。図太いと思ってたけど案外に俺は繊細だったよ。いい加減、この止まない雑音を何とかしてほしいと思わないか。
[肩を竦める。目の前で動かされる彼女の手に、スケッチブックを持ち替えて空いた手をそっと伸ばす。そのまま触れようとして、先刻を思い出してぴくりと動きをとめる]
利き手じゃないよな?
[まず確認するのはそこ]
……あんたが暴走するなんて珍しそうだ。何やったよ。 何か影の化け物にでも齧られたか?
(435) 2010/02/27(Sat) 21時半頃
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何、あいつ地上げ屋に就職でも決まったの。
[情況を無視して軽口叩く。異質の中の幽かな光にすがるため]
いや、かなり疲れてたのは確かだし。 本当は集まった方がいいんだろうけどな。息がつまる。
そう。空が見えなくなってからずっと嫌な音が途切れなく続いてるだろ。……ハウリング音みたいな、ウザい声。お陰で何も手につきゃしない。
[続く言葉に、彼女へと向き直った]
取らないで「くれた」って誰よ。誰かにやられたのか。
(450) 2010/02/27(Sat) 21時半頃
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[ぽつぽつと語られる経緯。聞くうちに、眉間の皺を深くした]
……「あそぼ」か。悪趣味にもほどがある。
[ケイト。聞いた姿と名前を口の中で吐き捨てるみたいに繰り返し、脳裏に刻み付ける]
マーゴってあの庭いじりをよくしてる子か。 人の体を操るとか、嫌なことばかりする。
ああ、ピッパも、だからあんな風に。
[ようやく得心が行ったように、深いため息をついた。]
……………。 ナイフ、画材のだろ。捨てるの?
[操られ、人を殺めかけた彼女に何か言葉をかけようとして、口ごもる。あまりそうしたことは上手くない]
(455) 2010/02/27(Sat) 22時頃
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紐 ジェレミーは、美術部 ミッシェルの肩をぽんと叩いて、言葉の代わりに励まそうと。{6}
2010/02/27(Sat) 22時頃
紐 ジェレミーは、用務員 バーナバスに話の続きを促した。
2010/02/27(Sat) 22時頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 22時頃
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「殺された」気分はやっぱり分からないね。 だからって、そんな殺人ゲームをたくらむ意味も分からない。
[身を固まらせてしまったことに、ひくりとして。 屋上の柵に両手を乗せる]
そういや名前似てる。………あー、と。これは独り言な。
ピッパも苦しんでるかも。多分。ミッシェルには大丈夫だと思うけど。
[警告を伝えるべきか否か。 ピッパの名誉も鑑みて、低い声で呟くにとどめた]
さあ。難しいな。 俺はミッシェルじゃないから無責任なことしか言えないよ。 でも、好きで側にいたいなら遠慮することないんじゃない。 多分、どっちでも悪い方に転べば後悔するのなら、離れていた方が後悔が大きいような気がする。
[ナイフの行方を聞けば、頷いて]
(477) 2010/02/27(Sat) 22時半頃
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……本来の用途以外に役に立たないことを祈るよ。 お互いに。
具体的な方法はまだ分からないけど、多分、向こうのステージで戦うときっと負ける気がする。ナイフとか、暴力とか。 出来れば、俺たちの得意分野でケイトって子と相対したいね。
[考えながら、ぽつりとそんなことを口にした]
(478) 2010/02/27(Sat) 22時半頃
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………五月蝿い。
[途端、また頭の中に響く強い声。 彼女の声は嫌いだ。雑音の中で一際強い。 ざらりざらりと、何故だか不快を誘う]
[片手でスケッチブックを抱き込むと、強く奥歯を噛んで低く唸った]
はっ、かくれんぼか。殺し合いよりナンボかマシだ。
(488) 2010/02/27(Sat) 22時半頃
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[ケイトの声が響き渡ると、周りの雑音もがやがやと大きくなる]
―――っ
[ぎゅっと両手に力を込めて。 声の波が落ち着くまで、ミッシェルに返事は出来ない]
[ノイズに慣れるのは、少し時間の経った後。 相手があまり音に沈んでいない様子に、ごめん、と目で謝って]
結論がどうあれ、気をつけてな。 俺は、いつかあんたが描いてるところを描いてみたい。
[ぽん、と持ったスケッチブックと腰の画材を示して見せる]
考えて見たが、俺にはこれしかないね。得意分野。 もう一つの方は封じられてどこにもいけないし。 協調性なんてきっと母親の胎内に捨ててきた。
(502) 2010/02/27(Sat) 22時半頃
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……聞こえてないのか。そりゃ良かった。 いや、いいよ。そこらはお互い様だ。ありがとう
[自分の世界と、彼女の世界が違うこと。 少し瞠目して、それでも何か納得したように頷いた]
了解。じゃ、その時は遠慮なく。肖像権には配慮しないよ。
悪いね。俺はもう少し残る。 多分、せんせは大丈夫。負けやしないさ。先生だもの。
[勝手に信じて、スケッチブックを開いた。 彼女が立っていた場所で変わり果てた風景を見る。 自分にできることを探す。彼女が去るなら見送って、真顔でコンテを走らせ始めた]
[写すのは、変わり果てた世界じゃなくて元の世界。 光が溢れて、生の息吹とささやかな美の記憶。 言葉に出来ない思いを、誰かに伝えるために*]
(525) 2010/02/27(Sat) 23時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 23時頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 23時半頃
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―― 屋上 ――
[自分のクロッキーは10分間の勝負と決めていた。 絵は自分の感情の発露。 感情が、胸の疼きが、新鮮な間に描ききれなきゃ意味がない]
[絵を描くことを邪魔するように音が蠢く。 無視をしてコンテを進める。いつもよりどこかにやはり違和感が出る。でもできるだけ郷愁と、希望と、救いが画面に出ることだけを祈って]
………こんなもんだろ
[屋上から、グラウンドや武道館を見下ろした画面。 完全に満足とは言えない。やはり、記憶便りは光の加減に無理が出る。普段、基礎をさぼっているからなおさらだ]
ケイト。宣戦布告だよ。 あんたのいる場所、元の世界の綺麗な姿を描いてやる。 鮮明に、生き生きと、描いてやる。思い出させてやるさ。 そしたらきっと怒るだろ。怒りに来いよ。 遊んでやるから、そっちばっかり勝手なルールを決めるんじゃねえ。
(588) 2010/02/28(Sun) 00時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/28(Sun) 00時半頃
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―― 屋上 ⇒ 体育館 ――
[階段を降りるとき、3Fに人の気配が多いのには気がついていた。 ちらりと覗き込んで、それでもするりと通り過ぎる]
[実は、屋上から見ていたときに幽かに体育館の扉が開いていたことが気になっていた]
[やがて、たどり着くは、一番最初に出合った死体。 階段の途中に、ごろりと転がる。乾いた血液の海に沈む死体]
………あんた、昔は生きてたろ。
[制服を身にまとった、女生徒の死体。 ぎりぎり煩い声に、話しかけてみる。 色の薄い、でも血に染まった金髪が、昔を思い起こさせる]
[身をかがめて触れようとして……やっぱり無理だった。 怖気づく。今にも起き上がるのではないか。 追いかけてくるんじゃないか。 びくん、と立ち尽くすと、耳の中の音に弾かれるように駆け出して]
(609) 2010/02/28(Sun) 01時頃
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―― 西階段下⇒体育館 ――
……畜生。
[階段下で、がくりと膝に手をついた。 そのままとぼとぼと、体育館に向かう]
[渡り廊下を抜けて、体育館へ。 薄暗く、人気の薄いそこはやはり不気味にも思えて]
……だれか、いるのか?
[出た声は少し情けなく細いもの。 抱えたスケッチブックににじむ汗をズボンで拭って、入る。 見えたのは、一人の瞑想する男]
……ヘクターか。ややこしい名前の。
[酷い覚え方だった。だが、死体ではない様子に安堵が混じる]
(616) 2010/02/28(Sun) 01時頃
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[途端、背後で冷たい哂い声。ばっと、勢いよく振り替えった]
ケイトか?
[重心が下がる]
(619) 2010/02/28(Sun) 01時頃
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