人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 小僧 カルヴィン

― 南端の鳥籠 ―

[差し込む陽光に眸を擦る。
 夜が明けた事を知れば、隣にいる主を見て微笑み、
 起こさないように褥を静かに鳥は抜け出る]

 え……?
 高嶺、さまが…?

[摘んだ双花の片割れを弑した事を家人に聴き、
 微かに顔を曇らせて]

 そう……。教えて下さって、ありがとうございます。
 主には、僕から。……ええ。

 あなた方はなよたけの君が何時お目ざめになっても善い様に、
 朝餉と手水の準備を。お願いします。

[そう手配すると、暫し何かを考える様に。
 窓の外へと紅石榴を向けた]

(7) 2010/08/08(Sun) 09時頃

[着物の隙間から肌に直接触れる手指。
唇には己がそれで触れてゆっくりと開かせていく。

薄灰を取り去ることはせず。
花の様子を一つ一つ確かめながら、こころ を抱いていく。
身などない体を。

月明かりの下、聞こえる吐息も魅せる貌も。
寄り一際美しく感じられて。

此度は優しくあろうと、花を乱すのも開かせるのも時間をかけて。

夜が明ける頃には、疲れないはずの体を壁に凭れさせて、花の体を誰にも渡さぬよう、腕に*抱いていた*]


メモを貼った。


【人】 小僧 カルヴィン


 対に在るものを、等しく同じに……。
 それはあの方自身も、そうなのかしら。

[紅石榴が主へとその先を移す]

 でも駄目。この方は……渡さない。

[お傍へ寄り、眠る主の長い髪を、細い指が一房櫛梳いて。
 霞む月への執着を表す様に、その髪先へと口接けを捧げた]

(8) 2010/08/08(Sun) 09時半頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/08/08(Sun) 09時半頃


[緋色に咲いた蝶、血濡れの朧月。
赤は欠け続ける
月に照らされ鮮やかで、

対であり
高嶺の花である
白い鳥は

ただただ、常世に在りて
見届ける。
つきり

胸奥と貫かれた傷が痛む]


[薄灰乱れても、床に落ちることは無く
有るはずの無い身体が受ける愛撫に、暴かれていく。
花は恥じらい、冬は躊躇いを相貌に映す。

吐息乱しながら、ゆるりと深く重なるくちづけ
巧みに誘われ、応える術を直ぐに会得し自らもと
袖に縋りついていた両腕を背へ回し、主の官能を呼び覚ましていく。

想う先は此処に、案ずる先は向こうに
獣は人と変わらぬ情を持ち、哀愁をうたった。
心暴く指先が優しければ優しいほど
降る雨は細く長く
其れはまるで秋雨のように。

一晩中囀った身は、くたりと疲れ果てた様子をみせて
主の腕の中で乱れた着物を整えながら、昨夜のふたりが
狭間へ浮かぶのをぼんやりと見ていた]


メモを貼った。


[冬もその主も
隔たりとおく。]


――――、 …


[唇が紡ぐ名前、
まだ音にならず。

狭間に遊ぶ蝶を探すように
白い指先を空に彷徨わせる。]


メモを貼った。




[りぃん、と

鈴が、鳴った。]


 


[鈴の音が聴こえる。
高嶺の
花は二つ 落ちた
しかし魔を払われた身に
暗い悦びは芽生えず]

 ……

[複雑な顔をして、瞳伏せる]


 人間は嫌い
 壊れてしまえば良い

 そう……思ってたのに**


メモを貼った。




…―――


[にんげんはきらい。
過去形での小さな呟きが聞こえた気がした。
紫苑色の眸がゆっくり、瞬き伏せられた*]

…―――
…ひとも、ひとを、殺すのに


執事見習い ロビンの零した言葉にその背を撫でる


 獣の方が、情は深いのやも
 ……しれません。

[背を撫ぜる手、正面から首に腕を回して
主の膝の上、ぎゅうと抱きついた。
閉じた瞳の裏に、現世が映る]

 私のこころは此処に
 それから、向こうにも

 どちらも大事
 二つこころが
 身を切り裂いて
 やがてあちらにも、私は産まれる
 
 けれど主さまが求める限りは
 此処にも確かに有る故に


【人】 小僧 カルヴィン

[たおやかな指先が伸びてくる。
 柔らかく撫でる指をそのままにして、鳥もまた。
 稚く微笑んで]

 ……おはようございます、なよたけの君。
 もうお昼ですよ。

 あんなに、陽が高い……。

[簾から差し込む陽光に、きらりと。
 金の髪が光をかえした]

(17) 2010/08/08(Sun) 13時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[未だ夢から還らぬ主へと、
 用意させていた手水の盆を寝台の脇へ。

 水に浸した手拭きを絞り、それを差し出しながら]

 ……昨日は帰るのが遅くなって、ごめんなさい。
 手鏡、見つからなくて――…。

[それだけで遅くなった訳ではないけれど、
 謂われた言いつけを守れずに、鳥は金の髪を揺らして俯いた]

(24) 2010/08/08(Sun) 13時頃

【人】 小僧 カルヴィン


 後でもう一度探してみます。
 探せと仰るからには、大事なものだったのでしょう?

[笑う主に、そう答えて]

 琵琶……?
 はい。少々お待ち下さい。

[先だって切れた弦を張り替えて貰ったばかりの琵琶を、
 主へとお持ちする]

(27) 2010/08/08(Sun) 13時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[琵琶を渡す際、
 ぬばたまの髪に隠れた耳元に、耳打ちを一つ。

 主の対たる朧月が、双花の残り一輪を弑した事を告げて]

 ……僕はあの方の気持ちが少し判る様な気がします。

[霞月と朧月。
 対の二つが並ぶさまを想い、眸を閉じる。
 それはとても美しく、鳥の翼では届かない天上の都。

 彼の人が琵琶を爪弾くなら脇に控えて、
 涼しげな笑みを浮かべ、その調べに耳を傾けるだろう。

 胸を焦がす執着は、一切表に出さずに]

(31) 2010/08/08(Sun) 14時頃

小僧 カルヴィンは、ランタン職人 ヴェスパタインが奏でる調べに、ただじっと耳を傾ける。いつかの舞を瞼の裏に思い描いて。

2010/08/08(Sun) 14時半頃


[――――入り乱れ
縺れ絡んだ蜘蛛の糸。
狼も人もがんじがらめな]


…朧さま……


[―――りん、と鈴の音。
掬うように重ねた手には
檳榔子染の髪結い紐が幻のように浮かび上がる。。

一度結んだきりのそれを
きつく握りしめた。]


【人】 小僧 カルヴィン


 対のものを、等しく同じに……。
 散った花の二人も、きっと本望だろうと……思います。

[あまり話をする事はなかったけれど、
 白鳥と赤い蝶の組み合わせは目を引いていたから。

 彼岸の川の縁で。
 二人一つに在れば良いと、心から思う]

(36) 2010/08/08(Sun) 14時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[琵琶の調べが終われば、眸を開き]

 あの時の様に、真剣を交わすかのような調べ。
 月に焦がれる者は多いから。

 なよたけの君は、ほんにお忙しい……。

[自分もその一人とは言え、否、だからこそ。
 彼の人の心の裡に自分のほかに誰かがいるは、耐えがたく。

 ぎゅっと。膝の上に置いた手が服の裾を掴む]

(38) 2010/08/08(Sun) 14時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[主の胸元へと身を寄せ、ぎゅっと背中へと回す]

 いいえ……いいえ。
 浅ましいのはむしろ僕の方です。

 僕にも……ともが。

[……いますから。
 ……いましたから。

 どちらを口にするか迷って、結局言葉を濁してしまう]

 こんな、なんて仰らないで。
 何もかもを掴もうとなさるあなただから……。
 僕はあなたが欲しい…。
 

(41) 2010/08/08(Sun) 14時半頃

[主の腕の中、薄らと艶帯びて笑む
花は哂いながら詠う]
 
 ――狂うたのは

 人なりや
 獣なりや

[哀切混じる声音]

 人のなんとおぞましい
 獣のなんと浅ましい

 人間は、嫌い
 けれど
 でも

[歌は呟きにかわり、薄れ]


【人】 小僧 カルヴィン


 もっと名前を呼んで下さい。
 なよたけの君……。

[胸の中眸を閉じて。
 絹ごしに齎される温もりが心地よく、愛しい。

 香の馨りにまぎれて微かに届く鉄錆のそれも。
 鳥には伽羅のそれと同じか、それ以上]

(44) 2010/08/08(Sun) 15時頃

【人】 小僧 カルヴィン


 嬉しい……。

[主の想いも知らぬ鳥の子は、そのまま月の虜となって。
 出会った時と変わらぬ稚さで微笑んだ]

(48) 2010/08/08(Sun) 15時頃

[握る手に口づけそして開く。
檳榔子染の結い紐と
いつか飾られた紫の蝶。]

…――――鳥は…
最期、あいに、なく

[愛に、哀に、会いに、
相に、――――
ロビンの歌うような声が聞こえた。]


小僧 カルヴィンは、本邸の方から聞こえた悲鳴のような声に、顔を上げる。なよたけの君…と、声を掛けて、背に回す腕を解く。

2010/08/08(Sun) 15時半頃


……でも…?



[かききえた続きを
促すような呟きがある。
現世との狭間、
血塗れの獣がわらっていた。]

――――ひとと狼は
恐れあいながら
その癖何処か、似ているのか。

けもののようなひとも、
ひとのようなけものも、
狭間でゆらめくものも、


【人】 小僧 カルヴィン


 あちらで何かあったのでしょうか。
 何やら不穏な声が……。

 このような陽の高い時間から……なぜ。

[思い至るのは、刀舞を得手とする狂花の姿。
 いつぞやの鍔競り合うかのような、琵琶と剣舞を思い出し、
 警戒するように本邸の方へ、紅石榴を走らせて]

 ……行ってしまわれますか?

[本邸から戻る紅石榴は、縋る色を滲ませると主を見上げた]

(53) 2010/08/08(Sun) 15時半頃

メモを貼った。


[―――眉を寄せた。
法泉に、頑固だなどと思われているなど知らず。]


――――己を殺したのはにんげんで、
――――切っ掛けを作ったのは獣の病の罹患者だ

獣はひとのように悼み
ひとが獣のように屠る


…何を憎めばいい

[衣をきつく握る。
常世へ落ちて後、いまだ鵠は膝を折ったまま動けない。]

己は、何を


[ぶつける場所に惑い、
痛みは堂々巡りで渦を巻く。
責めは何もできず散った自分自身へ向きもする]

――――…は…、

[俯いた。
―――りん、と小さく鈴が鳴った。]


恨む必要も嫌う是非もない。

人も獣もただ生きて死すのみ。


誰が大事であるのか。
必要なものは何か。


それだけわかっておればよいように思います。


[静かに口にして。花に身を寄せた]


【人】 小僧 カルヴィン


 ありがとうございます……。

[本音を謂えば、怖かったから。
 その言葉に、大きく息を吐く。

 かたかたと小さく震える指が、主の着物を掴んで。
 今暫くはその腕の中、小鳥の様に*震えるばかり*]

(57) 2010/08/08(Sun) 16時頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:カルヴィン 解除する

犠牲者 (5人)

カルヴィン
2回 (7d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.109 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび