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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 02時半頃
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―― 雑貨屋・テレプシコーラ ――
[いつものように退屈で、平凡な宵。 ただ、少しだけ違う宵。 もう店終いの時間だ。
外に出てcloseの看板を掛けた所で、 自警団員の姿が見えた。]
(16) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
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[自警団員はソフィアに歩み寄ると、重い口を開いた]
……
[この村に、ある病が蔓延していること。 その病の異常な発症率と致死率。 そして既に村人は潜伏期間だろうということ]
……え? あぁ、そう。
[全てを聞き終えた後で、 気の無い相槌を、打った。]
(18) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
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――――…。
[自警団員が立ち去ってから、どれ程の時間が過ぎただろう。 closeの看板に手を掛けた儘 ぴくりとも動かなかった。]
……は
[やがて漏れたのは、乾いた吐息。
この村が、侵されていると知り、 言葉を失い、思考も止まった。
気の無い相槌は現実から目を背けるもの。]
(22) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
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[雑貨屋の中に入り、荒々しく扉を閉める]
お祖父ちゃ……
[ティモシー爺を呼ぶ。 爺の細い手を握る。 不思議な瞳に何も謂えなくなった。]
……。
お祖父ちゃんは、街に、逃げて。
(26) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
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[村に蔓延しているものがとんでもない病だということだけ告げ]
私は―― パパとママの眠る、この村を 後には出来ない、わ。
[そう謂うと、爺は、同意を、示した。]
『娘と義息子がいる村を後には出来ん』
[―――と。 ぐっと胸を圧す何かに耐えるように、唇を噛んだ。]
(29) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
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[病気なんて嘘で。 いつもの日常が続くのならどんなに良いだろう。
だけど、ソフィアの日常の歯車は既に リンダの死、という切欠で 狂い始めていた。]
死ぬなんて、……ない。 明日にも明後日にも終わる命なんて、そんなの、ない。
[現実に突き付けられた、死。]
――ピッパさんは笑ってくれるかしら。 いつか笑ってくれるかしら。 それまでは、それまでは――生きていて欲しい。
私も、生きたい。
(42) 2010/07/03(Sat) 03時頃
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[細い、骨張った爺のしわくちゃの手。 ぎゅ、と握って、堪えた。 爺は困ったように、首を捻っていた。]
……。
[もう家族を失うのは、厭だ。 でもそれは爺も同じ。 一体どちらが早いか――だけ]
(55) 2010/07/03(Sat) 03時半頃
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[静かにティモシー爺から手を離すと]
私、外の様子を見に行ってくるわ。
[そう、はっきりとした声で告げ、 一度は荒々しく閉じた扉を、ゆぅくりと開けた。 薄暗い外に浮かぶのは何だろうか。 大通りの方向へと歩き出す。]
(61) 2010/07/03(Sat) 04時頃
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―― 大通り ――
[アンダンテで歩く道。 誰かに会いたい気もするし、誰にも会いたくない気もする。 こんな時に、どんな表情で顔を合わせればいいか分からない。
村は悲痛で不気味な雰囲気に覆われていた。 ゆら、ゆら、と瞳を揺らしながら、 時々、すぅ、と目を細める。
そんな風にどのくらい、歩いたか]
またあなたなの? こんな時ぐらいストーキングやめなさいよっ!
[背後をつけてくる気配に気づいていた様に 振り向いて怒鳴っては それが、あの男、ではないことに、気づいて]
あ、あら、ペラジー……?
(69) 2010/07/03(Sat) 04時頃
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……ごめ。
[人違いだった、と謝って 普段から、の問いかけには]
偶に、ね。 別れた男がしつこいの。 あの男も、……もう馬車の中かしら。
[そうなら清々した、とばかりに弱く笑う]
……どうか、した?
[ペラジーの、微かな言葉の乱れに気づいてか そう問いかける。 病のことを口に出すには、勇気が足りなかった。]
(75) 2010/07/03(Sat) 04時半頃
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ううん。ある意味自業自得だもの。
[労わりの言葉には苦い笑みを返し、続く言葉を聞いては、ぱちくりと、瞬いた]
……分かるの?
[自分の身の回りで起こった変化だろうか]
もう隠す意味も無いから言うわ。 ……リンダが死んだの。
[変化は多分それだけじゃない。ざわざわした感じ、と感覚的な言葉に]
私の、精神が、落ち着いてない所為かしらね。
[緩く、唇を噛んだ後]
ピッパさん、が…―――
[くしゃりと、表情が僅かに歪む]
(78) 2010/07/03(Sat) 04時半頃
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ううん、よくは分からないけど 多分持病だと思う……。
[リンダの死について告げた後、 ピッパも、との言葉にはゆるく首を横に振り]
ううん。死んだわけじゃない。 でもピッパさんは――リンダに、心を囚われて。
つらいの。どうしたらいいか分からないの。 死者を思い出にすることを否定するわけじゃない、 でも、ピッパさんはそんなんじゃなくて――
[頬を撫ぜるぬくもりに、不安定な瞳から雫が零れ落ち]
まるで、死んだリンダに依存している様で、 ――どうしたら、いい、か…
[繰り返す言葉。ピッパを救いたい、笑って欲しい、ただそれだけの願いが、届かなくて、もどかしい。 一方的にごめんね、と、少しだけ冷静さを取り戻した様にペラジーに謝罪して。]
(81) 2010/07/03(Sat) 04時半頃
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うん……隠してた、みたい。
[ぽつ、と呟くように紡いで 続く言葉を聞いては、瞳に涙が溜まり きゅ、と閉じた後、凛とした声で告げた]
―――厭よ。
後を追うなんて許さない。 私は、……。
[何故こうも気にするんだろう。他人のことなのに。 同じ村人だから?以前に仕事で関係があったから? 否―――]
気になってるの。ピッパさんが。 わらって、ほしいの。
[残酷な願いかしらね、と淡く笑んで、 抱き寄せて呉れるペラジーの体温を感じ、すん、と鼻を啜った]
(84) 2010/07/03(Sat) 05時頃
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…そうね。
[リンダの件には短く相槌を打って。 暫しの間、不思議そうに瞬いた折に紡がれた言葉]
―――っ
[どん、と心臓を打ち抜かれたような感覚に陥る。 そうなのだろうか。独占欲なのだろうか。 だとしたら――…]
只の私の、我儘ね。
[情けなく笑う。くすぐったい感触に笑みを深めた。 それでもやっぱり笑みは情けなくて。]
(88) 2010/07/03(Sat) 05時半頃
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――…。こんな私なのにね。 どれだけ人を弄んだかも分からない、非道な私が、 そんな、辛い想いに堕ちたのは、何故なのかしらね――。
[そっとペラジーの頭をフード越しに撫ぜて。 やがて静かに身体を離すと、そろそろ行く、と表情で示す。]
有難う、ペラジー……。
[彼女なりの推測を認めることはまだ出来ないけれど。自分について思案を巡らせてくれた彼女に、せめてもの礼を*告げた*]
(89) 2010/07/03(Sat) 05時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 05時半頃
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[宵闇から次第に朝へと白くなっていく空をぼぅと眺めていた。 自宅のある雑貨屋には帰っていない。 考え事をしながら歩いていたら朝になってしまった。 膝が笑っていた。]
……。
[一寸遠くに墓地が見える。人影が見える。 ―――そうか。 納得したように瞬いて、墓地へと足を運んだ。]
(142) 2010/07/03(Sat) 12時半頃
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―― 墓地 ――
[ラルフはまだ其処に居ただろうか。 小屋の二人ではなく真新しい墓標の元に歩み寄る。]
…――
[リンダの名が刻まれた墓標に、静かに祈りを捧げて。]
リンダ……
[一瞬だけ複雑そうな表情が、浮かんだ。]
(144) 2010/07/03(Sat) 12時半頃
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リンダに罪は無い。
[只、結末が残酷すぎただけ]
……分かっている。
[半ば自分に言い聞かせるような響きを伴った]
貴女は何を望む。
[問いかけに答えは返らない]
(145) 2010/07/03(Sat) 12時半頃
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ラプンツェルね。
[長い髪を下ろして、青年を登らせ逢引した御伽噺の女性。]
失明した青年と、
[喪失は盲目を伴って]
私が魔女かしら。
[親から奪い、恋人からも奪おうとした悪い魔女]
(147) 2010/07/03(Sat) 12時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 12時半頃
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……。
[ラルフには背中を向けた儘、 仲が良かった、という言葉には曖昧に頷いた。]
本当に……どうしてリンダだったのかしらね。 こういう役目は、嫌われ者にこそよく似合う。
[振り向いて、悲しげに笑った。 自分だったら良かった、とは、言わないけれど。]
(157) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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ラルフ……。
[自分が言葉にしなかったことを、あっさりと口にする彼に]
……。 莫迦ね。そんなこと思っても仕方が無いわ。 別の人だったら、とは、思うけれど 私はラルフに代わって欲しかったとは思わない。
代わりなんて誰にも出来ないんでしょうね。 それがその人の生であり、死なのだから。
……貴方はまだ生きている。
(159) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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コリーンさん……
[何かを察したように此方へと訪れた彼女に、小さな会釈。 誰か――と途切れる言葉。 墓標を見れば、そう、死んだ人物は明らかで]
……今、村を襲う病気とは関係ないと思うわ。 リンダは…持病を隠して、笑って、た。
(166) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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ラルフはどうしてそうも卑屈なのかしら。
[ふ、と呆れたような苦い笑みを零し]
失敗も多いしドジで不器用。 ……だけど、そんなの愛嬌の内だもの。
それよりもあなたの魅力をなくしているのはその態度。
[はっきりと告げる。 そう簡単に治るものではないのは十も承知で]
もう少し顔を上げて世界を見たら、 きっとあなたの目に映る世界はもっと綺麗なのに。
(167) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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羨ましいくらい、
幸せに、……ね
[リンダの最期を間接的に知っているソフィアは そう告げては、こうべを垂れた。
幸せ者だったと思う。 ほんとうに、ほんとうに。
―――…]
(171) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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そうよ。
[彼の曖昧な笑みには、少しだけ悲しげに目を細めて]
ラルフという一個人が存在していることは 誰もが認める当たり前のことだもの…。 唯、ラルフは、自信がないのかしら、ね。
砕けた言い方をすれば、 もっと胸を張った方がいい男なのに、ってこと。
[彼の心中までは察せない。 けれど、くよくよしている姿は 見てて気持ちの良いものではないから。 そう、背を叩くような勢いで告げた。
それから暫しは、リンダの墓前に居るか 両親の墓前に向かうかで墓地に滞在するだろう**]
(176) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 14時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 02時頃
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―― 回想・墓地 ――
[訪れたペラジーは、何処か様子がおかしかった]
……?
[突然駆け出すペラジーに掛ける言葉もなく、 ぼぅやりと見送るだけ]
……私、両親のところに。
[コリーンとラルフにそう言い残し、 墓地の中を移動する]
(325) 2010/07/04(Sun) 02時頃
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―― 現在・墓地 ――
[両親の墓前でどれ程佇んでいたか。 色んなことを考えた。 自分も両親の元へ逝ってしまうのか。 再会したら両親はどんな言葉を掛けてくれるのか。
ほめてくれるだろうか。 おこられてしまうだろうか。
――それは多分、残された人生の生き方で決まるんじゃないか]
(327) 2010/07/04(Sun) 02時頃
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[ぴちゃ、と微かに水音が聞こえて顔を上げた。 視線を移す。
墓石に水を掛ける、ピッパの姿。 瞬く。
もう家路につくなり、していると思っていたから。]
……ピッパさん
[呟く声は相手に届かない声量で。 ゆらり、自然と彼女の方へ足が向いた]
ピッパさん!
[今度は確りと名を呼んだ]
(336) 2010/07/04(Sun) 02時半頃
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[ピッパに名を呼ばれると、深くお辞儀をして。]
こんにちは。
[彼女が逃げなかったことについては触れる気は無い。 きっと彼女は置いてはいけないだろうと、予測は容易だから。]
墓守、をしているの……?
[それよりも彼女が此処で墓を守る行動を、不思議に思って そう、柔らかく問いかけた]
(341) 2010/07/04(Sun) 02時半頃
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…そう。
[お手伝い。彼女が買って出たのだろう。 淡々とした声色は、何処か静けさを伴って。]
『物語はいつだって墓場から始まるものさ』
……私の好きな詩人の一節。
[彼女が視線を向ける墓標へと目を遣った。 静寂が平穏にすら思えるこの一時。]
物語が始まるのも終わるのも此処なのだと詩人は云うわ。 本当なのかしらね――。
[ふわふわとした口調で紡ぐ。 ゆぅらりとピッパへ視線を戻せば、僅かに小首を傾いだ]
(347) 2010/07/04(Sun) 03時頃
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