人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

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【人】 本屋 ベネット

−本邸廊下→B棟居室−
[色硝子に滲む光が月の光から陽の光に変わるころ
男の姿は既に廊下にはなく、蓮の匂いが濃くある居室にあった。
色々と騒がしい邸の中をすり抜けてその場所へと逃げるように。

苦しさは未だ己の中に残り、
飢えは未だ満たされず。
餓えももまた、満たされぬまま。

己以外は誰ひとりいない部屋の中、寝台の上で僅かなまどろみを得る*]

(0) 2010/08/08(Sun) 06時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/08/08(Sun) 06時半頃


[着物の隙間から肌に直接触れる手指。
唇には己がそれで触れてゆっくりと開かせていく。

薄灰を取り去ることはせず。
花の様子を一つ一つ確かめながら、こころ を抱いていく。
身などない体を。

月明かりの下、聞こえる吐息も魅せる貌も。
寄り一際美しく感じられて。

此度は優しくあろうと、花を乱すのも開かせるのも時間をかけて。

夜が明ける頃には、疲れないはずの体を壁に凭れさせて、花の体を誰にも渡さぬよう、腕に*抱いていた*]


メモを貼った。


[緋色に咲いた蝶、血濡れの朧月。
赤は欠け続ける
月に照らされ鮮やかで、

対であり
高嶺の花である
白い鳥は

ただただ、常世に在りて
見届ける。
つきり

胸奥と貫かれた傷が痛む]


[薄灰乱れても、床に落ちることは無く
有るはずの無い身体が受ける愛撫に、暴かれていく。
花は恥じらい、冬は躊躇いを相貌に映す。

吐息乱しながら、ゆるりと深く重なるくちづけ
巧みに誘われ、応える術を直ぐに会得し自らもと
袖に縋りついていた両腕を背へ回し、主の官能を呼び覚ましていく。

想う先は此処に、案ずる先は向こうに
獣は人と変わらぬ情を持ち、哀愁をうたった。
心暴く指先が優しければ優しいほど
降る雨は細く長く
其れはまるで秋雨のように。

一晩中囀った身は、くたりと疲れ果てた様子をみせて
主の腕の中で乱れた着物を整えながら、昨夜のふたりが
狭間へ浮かぶのをぼんやりと見ていた]


メモを貼った。


[冬もその主も
隔たりとおく。]


――――、 …


[唇が紡ぐ名前、
まだ音にならず。

狭間に遊ぶ蝶を探すように
白い指先を空に彷徨わせる。]


メモを貼った。




[りぃん、と

鈴が、鳴った。]


 


[鈴の音が聴こえる。
高嶺の
花は二つ 落ちた
しかし魔を払われた身に
暗い悦びは芽生えず]

 ……

[複雑な顔をして、瞳伏せる]


 人間は嫌い
 壊れてしまえば良い

 そう……思ってたのに**


メモを貼った。




…―――


[にんげんはきらい。
過去形での小さな呟きが聞こえた気がした。
紫苑色の眸がゆっくり、瞬き伏せられた*]

…―――
…ひとも、ひとを、殺すのに


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/08/08(Sun) 12時半頃


【人】 本屋 ベネット

−居室−

[ゆっくりと目を覚ました。
眠りは深かったわけではない。
ただ、懐かしい夢を見てはいた。

蓮の舞殿の、夢を見ていた。

湯浴みを済ませ、食事を用意させる。粥と、菜と、茶。
食事を持ってきた侍従には、食後の茶の準備をさせた。

故に、食事を持ってきた侍従は食堂へと戻ると
そこから菓子と茶の支度を始めるだろう。
後をついてこなくともその膳を見ればわかる。
蓮の茶を用意される主などここでは己しかいないのだから]

(9) 2010/08/08(Sun) 12時半頃

【人】 本屋 ベネット

[昨夜、総て始末できなかった以上
己を殺しに来る人間の一人や二人は想像できる。
少ない食事を空にして、食後の膳を待つまでの間
一度立ち上がり荷物に手を伸ばす。
黒漆と金の柄、鞘には螺鈿の蓮の紋。
西でバセラードと古く呼ばれたものであるが、彩は東のものであった]

…まさか、頼る日が来るとはね。

[腰裏のスリットの下へと収め、ゆったりとした紗の上着に袖を通す。
背もたれに身を預ければ腰の裏に存在を感じるけれど
視覚的にはそこには何もないといえた]

(13) 2010/08/08(Sun) 13時頃

執事見習い ロビンの零した言葉にその背を撫でる


 獣の方が、情は深いのやも
 ……しれません。

[背を撫ぜる手、正面から首に腕を回して
主の膝の上、ぎゅうと抱きついた。
閉じた瞳の裏に、現世が映る]

 私のこころは此処に
 それから、向こうにも

 どちらも大事
 二つこころが
 身を切り裂いて
 やがてあちらにも、私は産まれる
 
 けれど主さまが求める限りは
 此処にも確かに有る故に


【人】 本屋 ベネット

[考える。
昨日のイアンの姿。センターの人間だというならば可能性はある。
それからセシルの事。ロビンの願いが一つかなったというのであれば]

…邪魔だな。

[呟く。あの研師は何より先に潰さなくてはならない。
狼憑きとして、だけではなく───]

(20) 2010/08/08(Sun) 13時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/08/08(Sun) 13時頃


【人】 本屋 ベネット

……?

[琵琶の音が聞こえる。
そう遠くない音が。

騒ぎを聞くには、夜光が死に。
高嶺が己の手で花を散らしたと。
己が手を伸ばすことを辞めた花は気がふれて。

溜息を一つこぼす。
何故鷺草なのかと、聞かれた別れ際を思い出す。
ただ欲しかっただけと告げた。

あれから、あの男とも会っていない]

(34) 2010/08/08(Sun) 14時半頃

[――――入り乱れ
縺れ絡んだ蜘蛛の糸。
狼も人もがんじがらめな]


…朧さま……


[―――りん、と鈴の音。
掬うように重ねた手には
檳榔子染の髪結い紐が幻のように浮かび上がる。。

一度結んだきりのそれを
きつく握りしめた。]


【人】 本屋 ベネット

[己の身の潔白を記す所を託された白鷺は
その願いを届けることはできず
その無念から咲いたのが鷺草だったという。

白鷺は白い鳥。その鳥が群れるように咲く。
番いの仲が良く、片方が死ねば後を追うとすらの伝説もある。
自分にしては、随分と感傷じみた願いだとも思った。
そんな鳥の花。その白い姿を忘れないために。

夢でも想う。
それが鷺草の持つ意味だとは、男は少なくとも知らなかったが]

(37) 2010/08/08(Sun) 14時半頃

【人】 本屋 ベネット

−居室→本邸廊下−

…遅い。

[物思いに耽っていたから解らなかったが
時は随分過ぎているように思えた。

侍従も一昨日昨日、そして今日とあれば
怯えて歩くのも嫌なのだろう。
仕方ないので、己から食堂へと向かうことにする。

部屋の扉を閉じれば、男が行き過ぎる後には
蓮の彼の名残]

(42) 2010/08/08(Sun) 15時頃

本屋 ベネットは、何処かから伝え聞こえた声に「すまない」と小さく口の中で呟いた。

2010/08/08(Sun) 15時頃


[主の腕の中、薄らと艶帯びて笑む
花は哂いながら詠う]
 
 ――狂うたのは

 人なりや
 獣なりや

[哀切混じる声音]

 人のなんとおぞましい
 獣のなんと浅ましい

 人間は、嫌い
 けれど
 でも

[歌は呟きにかわり、薄れ]


【人】 本屋 ベネット

−本邸廊下−

……?

[色硝子が万華鏡のような光を床に落とす、その遠い向こう側で
何かが割れるような音がした。
それから、弱い悲鳴と]

(───血の匂い?)

[まだ、伝え聞いた目的地へと辿り着くまでには距離があるはずだ。
だとすれば誰が。いったい何故、と唇だけが紡ぐ。

赤い匂い、血の匂い。
如何程抗いたくとも、餓えた獣には叶わぬこと。
其れを得るだけが目的ではなく、何が起きているかを見定めるも理由と
己にそんな言葉を押しつけて、音のしたほうへと急ぐ]

(45) 2010/08/08(Sun) 15時頃

【人】 本屋 ベネット

[血の匂いが濃くなる方向へと辿りつく。
迷う筈などあるわけがない。

血の匂いに混じって微かに茶の香気がある。
つまりそれは己が指示したものが
何らかの理由によりそのような状況になったということ]

────っ

[辿り着いた時、息をのんだ。
割れた陶器。崩れた菓子。
そんな事はどうでもいい。

ただ、そこにあるのは獣の捕食のあとではなく、明らかに人が殺したと解る何か。
まだそこに狂った花の姿はあったのだろうか]

(49) 2010/08/08(Sun) 15時頃

[握る手に口づけそして開く。
檳榔子染の結い紐と
いつか飾られた紫の蝶。]

…――――鳥は…
最期、あいに、なく

[愛に、哀に、会いに、
相に、――――
ロビンの歌うような声が聞こえた。]


……でも…?



[かききえた続きを
促すような呟きがある。
現世との狭間、
血塗れの獣がわらっていた。]

――――ひとと狼は
恐れあいながら
その癖何処か、似ているのか。

けもののようなひとも、
ひとのようなけものも、
狭間でゆらめくものも、


【人】 本屋 ベネット

[お前、と。
言葉は上手く紡げたかもわからない。
よりによって何故こんなことになっているのだろう]

…何をしている。
お前の仕事は、人狼病罹患者の捕獲と処理ではなかったのか。

[名は名乗らない。
名乗ったところで気がふれた花には何の意味があるのだろう。
問いかける声は、ただ酷く掠れていた]

(51) 2010/08/08(Sun) 15時半頃

メモを貼った。


[―――眉を寄せた。
法泉に、頑固だなどと思われているなど知らず。]


――――己を殺したのはにんげんで、
――――切っ掛けを作ったのは獣の病の罹患者だ

獣はひとのように悼み
ひとが獣のように屠る


…何を憎めばいい

[衣をきつく握る。
常世へ落ちて後、いまだ鵠は膝を折ったまま動けない。]

己は、何を


[ぶつける場所に惑い、
痛みは堂々巡りで渦を巻く。
責めは何もできず散った自分自身へ向きもする]

――――…は…、

[俯いた。
―――りん、と小さく鈴が鳴った。]


【人】 本屋 ベネット

殲滅───それが、人のやり方なのか!

[声を荒げないわけにはいかない。
人であるのなら。己たちとは違う、人ならば。
そう思ってもいたのに。いや、人だからこそ。
恐れ、憎しみ、我を忘れるというのか。
小さく息を吐き出すことしかできなかった。
きっと、包帯を巻かれたあの両の指も傷だらけなのだろう。
己が最後に見たときよりも数が増えている]

あおい。

[酔芙蓉の美しく咲いた日に生まれたので、花の科からあおいとつけられた。
芙蓉とは、蓮の美しい様を指す]

────本郷 碧。

[本郷に咲く蓮のようにまっすぐ空を目指せるように。
父が告げた言葉を思い出しながら、短剣の鞘をはらう]

(56) 2010/08/08(Sun) 16時頃

恨む必要も嫌う是非もない。

人も獣もただ生きて死すのみ。


誰が大事であるのか。
必要なものは何か。


それだけわかっておればよいように思います。


[静かに口にして。花に身を寄せた]


 けれど
 でも

 いとしいと
 思う先もまた
 人間

[促され、囁き返す]

 ……似ていたのかどうかは知らぬけれど
 己に無いものを欲しいと
 寂しくて
 淋しくて
 手に入らぬなら、壊してしまえと
 狂ったのは、どちら


 誰が駒鳥 殺したか
 それは 噂

 真実は誇張され
 嘘が混じる

 けれど
 憎みたいなら


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