7 百合心中
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[このまま時が止まってしまえば良いのに。 そう思えるほどに、幸せな時間を過ごす。
お互いの名前を何度も呼んで、存在を確かめ合って。]
……なんだか、幸せすぎて怖い、な。 こんな状況なのに、ね。
[気恥ずかしそうに、笑って。 ふと気付いたように、]
そう謂えば……コリーンは? ずっと朝まで起きてたから、まだ寝てるの?
(18) 2010/03/26(Fri) 01時頃
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[絡まる指先をきゅっと繋いで]
夢じゃないよ。 夢みたいに幸せだけど、ね。
[何度もその指先に、そして唇に。 愛してると囁きながら、口づけを落とす。
ヨーラの話を聴けば、さすがに眉根を寄せて。]
今、彼女一人なの…? いくら日中とはいえ、変な奴らがいないとも限らないし……。 迎えに、行こう?
[ヨーラの顔色が蒼白なのに気付けば、 大丈夫だから、と安心させるように抱きしめるだろう。]
(26) 2010/03/26(Fri) 01時半頃
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[頬にキスを受けながら]
どう致しまして。
[擽ったそうに唇が触れた頬に手をやりながら、 コリーンと連絡を取るヨーラを見つめている。]
コリーン、どうだった? ……そう、繋がらない、か。
[連絡が取れない事を聴けば、確りと手を繋ぎ、 ヨーラと二人、昨日までと一変した世界へ。
その変りように、彼女が傷付くことがないように、 心配しながら診療所へと向かうだろう。]
(37) 2010/03/26(Fri) 02時頃
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[診療所に向かう途中、 不意に片方に倒れるように寄りかかる二人組を見つける。
よく目を凝らして見れば、片方は最近見知った少女のもので。]
ヨーラ、あそこに女の子がいるの見える? 髪が長い方の子、知り合いなんだ。 なんだか困ってるみたい。 ……寄って行っても、良い?
(54) 2010/03/26(Fri) 02時半頃
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ヨーラも知り合いなの? 世間は、狭いな。
[少しでも緊張感を取り除きたいと思うのか、 自然と軽口になる口調。
頷くヨーラに、女も頷き返して。 繋いだ手を引き、二人の元へと向かう。
二人からも気付く距離まで来れば、 出来るだけ優しい声を出して]
ローズ。私だよ、グロリア。 その子、友達? 具合悪そうだけど、大丈夫?
(64) 2010/03/26(Fri) 02時半頃
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[泣いてる二人にぎょっとした顔になるも、 ああ、もうとポケットからハンカチとティッシュを取りだして]
何があったのか判んないけど、とにかく二人とも落ちつこうよ。 私にできる事があるなら手伝うし。
[ローズにはハンカチを渡し、膝をつくイリスには立てる?と声をかけて。 無理なようであれば、背中を向けてしゃがんで。]
特別サービスだから、ね。
[と、肩越しに振りかえり、イリスに負ぶさるように声をかける。]
(72) 2010/03/26(Fri) 03時頃
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良家の娘 グロリアは、話をするのは、二人と知り合いであるヨーラに任せて、その様子をじっと見守っている。
2010/03/26(Fri) 03時頃
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ああ、その前に。涙はふく事。 コート濡らさないでね。結構気に入ってる一点ものだから、これ。
[わざと冗談交じりにティッシュを渡して。 イリスがそれで涙を拭けば、 よいしょ…と、 少しよろめきつつも立ち上がる。]
リンダって子を探してるんだね。 私たちも丁度人を探してるところだから、手伝うよ。
(79) 2010/03/26(Fri) 03時頃
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良家の娘 グロリアは、水商売 ローズマリーがまた泣くのを見て、撫でようとして。しかし手がふさがってる事に気付いた。
2010/03/26(Fri) 03時頃
良家の娘 グロリアは、受付 アイリスには、大丈夫だから、と。子供をあやすように何度か声をかけて。
2010/03/26(Fri) 03時頃
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[真面目に涙をふくイリスに、少しだけ笑って。
リンダの生死を知り、安心した様子のローズの問いには、 コクリと頷き。]
うん。コリーンって謂うんだけどね。 銀色の髪の綺麗な、人。 こんな状況でしょう? 目が見えないから……心配で。
[知ってる?と二人に尋ねる。]
(86) 2010/03/26(Fri) 03時頃
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商業地区か……。 あそこは今、出来るだけ足を踏み入れたくない、んだけど。
[ちらりとイリスの様子>>84を見て]
そう謂う訳に行かない、よね。
[ヨーラの方に向き直り、見つめて。]
私は正直、貴女をあそこに連れて行きたくない。 あそこは今、本当に酷い所だから。
……でも、貴女が行きたいというなら。 私は貴女を守るよ。どうする――?
(88) 2010/03/26(Fri) 03時半頃
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[貴女を守る―― ローズや背中に負ぶさるこの子を見捨てても。
言葉に紡がずに、ただ眸で。そう伝えて。]
(89) 2010/03/26(Fri) 03時半頃
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ん、判った。 コリーンの診療所もあるのなら、仕方ないね。
[それに、と柔らかく微笑み]
貴女のお願いなら、断れないよ。
(91) 2010/03/26(Fri) 03時半頃
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……うん。でも逃げるときは、貴女も一緒だから、ヨーラ。 ずっと一緒だって、約束したでしょう?
[と、囁きに反して。
ヨーラの想いが嬉しく、愛しい気持ちで胸がいっぱいになる。
危険な場所へヨーラを連れていくことを不安に思わなくもないが、 彼女が願うのだから、私はただ彼女を何があっても守ればいい、と。
コリーンとリンダを捜しに、商業地へと*向かうだろう。*]
(93) 2010/03/26(Fri) 04時頃
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[飛び出したイリスを追うかどうかを思案して、女はやめた。 彼女には悪いけれど、 彼女よりも大事な人が、ずっと一緒だと誓った人が此処に居るから――…。]
私があの娘と同じ立場だったら、同じ事をするだろうから……。 ごめん。止められなかった。
(118) 2010/03/26(Fri) 12時半頃
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私たちは一度、戻ろう? 此処に居ても、仕方ない。
それに……。
[残された時間が僅かならば。 少しでも多く、ヨーラのために使いたいから。]
(123) 2010/03/26(Fri) 12時半頃
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良家の娘 グロリアは、それがあまりにも利己的な考え―エゴだと、しても。
2010/03/26(Fri) 12時半頃
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[背を撫でる手が愛しい。 そして同じことを口にするその唇が……。]
うん。帰ろう。 他に行きたい所があるのなら、そこに行っても良いけれど。
[ローズの方を見やり]
君はどうする? 私たちと一緒に、来る?
[ローズの返事がイエスならば、一緒に。 NOならばそう…と小さく呟いて。 その頭を撫でるだろう。]
(125) 2010/03/26(Fri) 12時半頃
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良家の娘 グロリアは、墓守 ヨーランダと共に、ローズの返事を待って。
2010/03/26(Fri) 13時頃
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[ローズの笑みに、微かに笑んで。]
約束、守れなくなってごめんね……。
[と、小さく囁いた。]
判った。じゃあ二人を見つけたら、連絡入れて。 私も…もし戻る途中でリンダって娘を見つけたら、 連絡入れるから。
二人を見つけたら、戻っておいで?
(133) 2010/03/26(Fri) 13時頃
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[ローズを見送れば、コリーンに付き添ってアパートへ戻るだろうか。 その途中、小柄な少女の姿>>134を見つけ、声をかける。]
君、一人なの? 女の子の独り歩きは、危ない、よ。
(137) 2010/03/26(Fri) 13時頃
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逃げ足には自信ないけれど、逃げるだけならなんとかなると思うよ。
[それに、今は逃げるだけじゃなく。 守るべき人もいるし…と、ヨーラとコリーン。二人を見つめて。]
私たちは家に帰るところだけど、君もそうなら。 途中まで一緒に行く?
一人よりは安全だと思うけれど。
(140) 2010/03/26(Fri) 13時頃
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[猫目の少女の返事に苦笑いを浮かべて。 そう、と呟き]
好奇心は猫も殺すよ? 散歩はほどほどに、ね。
それと……商業地区の方へは行かないように。 あそこは……本当に危険だから。
[じっと見つめてくる大きな眸。 少しだけ居心地が悪そうに視線をそらした。]
(145) 2010/03/26(Fri) 13時半頃
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どうもしないよ。 ただ……。
[と、言葉に詰まる。
じっと大きな目で見つめてくる少女。 だけど彼女には、どこか、違和感を感じて]
……って、ちょっと待って。 軍ってどういう事?
[少女の言葉の中に含まれた、不穏な響きに、 思わず声を上げる。]
(149) 2010/03/26(Fri) 13時半頃
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[見るからに年下の少女に頭を撫でられ、 何とも言えない憮然とした表情に。]
TVは見たけど……。 閉鎖するってニュースは見たけど、でも掃討って…。
[モニカの言葉に、口籠る。 手を振る様子に気づくと、その視線を追って。]
……マルグリット?
(155) 2010/03/26(Fri) 14時頃
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[目の前の少女とマルグリットが知り合いだと聞けば、 ヨーラの方を見て。]
この子、マルグリットの所で預かってもらうのは、どうかな? 知り合いみたいだし、こんな小さい子を一人にするのは忍びないし。
(157) 2010/03/26(Fri) 14時頃
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[マルグリットを交えて、皆で食事をしたのはつい先日の事。 それがとても遠く、今は感じられる。
挨拶がしたいの、というヨーラに、 女は優しく微笑み]
……ん。そうしよう、か。 コリーンも、構わないよね?
[と、彼女に声をかけて。 エレネ邸の呼び鈴を押した。]
(160) 2010/03/26(Fri) 14時頃
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[頬を撫でる手に、苦笑して]
こら。大人をからかうものじゃないよ。
[少女の口から平然と出てくる排除という言葉に、 すごく違和感を感じる。
でも……]
軍が動いているのなら、暴漢の類は心配しなくてもいいのかな。
[等と呟いて。 少しだけその声音にはほっとした様子が含まれているかもしれない。]
(162) 2010/03/26(Fri) 14時頃
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マルグリットは邪魔にしたりしないと思うよ。 君が彼女の傍に居たいと思うのなら、 こんな時だもの。素直に甘えると良いよ。
[彼女の年齢を聴けば、少し眸を見開いて。]
それは失礼……。
[邸宅から、薔薇の花を抱えた黒髪の女性がやってくる。 手をあげ、軽く挨拶を交わして。]
この子、貴女のお友達なんだってね? 行くところも特になくて、一人らしいから。 貴女さえよければ、此処に置いてあげてくれないかな。
(165) 2010/03/26(Fri) 14時頃
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バルカン半島…ね。よく知ってるね。
[感心した口調で少女を見やる。
死は怖くない。 けれど、狂った軍人たちの慰み者として死ぬのは、 さすがに勘弁してほしいなと、呟いた。
マーゴとヨーラが抱擁を交わすのを見れば、 嫉妬に胸がチクリと痛んで。 思わずヨーラの腕を引き寄せてしまうかもしれない。]
(170) 2010/03/26(Fri) 14時半頃
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[思わず引き寄せた細い身体。 自分の行動にきょとんとした表情を浮かべて]
……ごめん。
[ばつが悪そうに口元を押さえ、眸を反らした。]
(175) 2010/03/26(Fri) 14時半頃
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[タバサの姿を見つければ、 彼女が無事であった事をまず喜んで。]
貴女も此処に居たんだ。 ……でも、マルグリットと貴女が知り合いだとは思わなかったな。 お友達?
[小声で、 彼女、タバサの店に行くようなタイプには見えないし。 と、続けて。]
(178) 2010/03/26(Fri) 14時半頃
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ヨーラは悪くないよ。私が狭量すぎるだけ。
[繋いでくれた手が嬉しくて、指を絡めるように握り直した。]
(179) 2010/03/26(Fri) 14時半頃
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[タバサの話を聞きながら]
そう…。それに店がある辺りは何かと物騒だから。 少し心配してはいたんだ。
貴女が無事でよかった。
[ほっとしたように息を一つ吐き、微笑みを浮かべた。]
(184) 2010/03/26(Fri) 14時半頃
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