人狼議事


276 ─五月、薔薇の木の下で。

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――夢の中の邂逅――

……おは、よう。
ええと、ヒュー、だよね。ヒュー、ルック?

[暫く前に食堂で会った、という記憶はある。
 名前を聞いて覚えたと思っていたが、まだどこかうろ覚えで。
 ただ、包帯を巻くような怪我をしていた気がする、と探るような、疑問に満ちたような視線で、下級生を見た。]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


 ― 夢の中 ―

 ……はは、 うん
 ヒューでいいよ

[夢なら、望むことは叶うかもしれない。
今も、ほら。
ポケットから出した手のひらに、
珠抱く羽がころん、と転がる]

 これのお礼、 言いたいなーって思ってて
 お気に入り ……ううん、違うか


 宝物、 かも

[重い意味なんてどこにもない。持ちえる理由もない。
それは、幼い子どもが引き出しの奥に隠すような。
小さな独占欲。
お気に入りに鍵ちなく近いけれど、
ちょっとだけ、特別の気分を味わいたい気持ち**]


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2018/05/23(Wed) 00時半頃



「 しさいさま、
    きょうはなにのおはなしをされるのですか?」

「 しさいさま、
    せいたんさいのじゅんびをしましょう! 」

「 しさいさま、 ─────………」

[ 朧気な過去を、 夢のうつつに。]
 



[ 彼が"あい"していたのは、
  "少年"という 一種のレアリティなのか、
  "kevin"だからなのか、    
      …其れを聞く機会は永遠に失われてしまった。

  今の己であれば、 面と向かって聞けたような気もする。
  "あんたは あい を 知っているのか?"…なんて
  少年らしさを時間と共に捨て去った身体をもって。]
 



[ 彼と 己の違いなんて、
      そのくらいしか、思い付かなかったんだ!]
 



[ "彼"を……彼であるから その手に掴み
  欲をなしたのだから、 と─── 惨めな言い訳に近い。

  夢の中で"目覚めた"ときに、 思わず、
  おおきな手を掲げてしまったのは、

   ─── 漸く倫理と背徳心が 己に戻ってきたからか

  なにもない空の手を 物言わず眺めてしまうだけ**]
 


メモを貼った。


【人】 執事見習い ロビン

……へぐしっ。

[しばらく、変わらない月を眺めていたが。
気だるさに負けて寝そべって、何も羽織らずにいなかったせいで夜風に冷えた。]

寒い……

[むくりと体を起こすと、名残惜しそうに手を離す。
ケヴィンは眠っているようだ。疲れたのだろうか。]

……先輩、外で寝てると風邪引きますよ。

[服を整えながらケヴィンに声をかけたが、体を揺さぶってもなかなか起きない。仕方ないなと、乱れた服を苦労して着せている。万が一見られたら大変だし、お腹が冷える。]

(12) 2018/05/23(Wed) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

毛布……予備、どこにあったかな。

[疲れからの眠りだと予想しているので、普通のそれとは違うとはまだ気付かない。運ぶのは無理そうな体格差なので、とりあえず毛布持ってこようかと考える。

仮の毛布として、自分の上着をケヴィンにかけて、薔薇の木の下から抜け出した。

よたよたと、覚束ないながら歩き出す。
足がもたつく理由には赤面するも、今は毛布、と自分を叱咤。

内に燻る赤色は、先ほど甘美さを与えられたおかげか、今はまだ鳴りを潜めていて。]

(14) 2018/05/23(Wed) 01時頃

【人】 執事見習い ロビン

ヴェルツ先輩……と、ピスティオ?


[中庭を歩いていくと、先の所の一人が二人に増えている。

声はやや、かすれ気味だったか。*]

(16) 2018/05/23(Wed) 01時頃

ヒュー。

[記憶力にはあまり特化していない脳は、後輩の名前がファーストネームだけになったのを喜んだ。
 改めて確かめるように呼んでから、彼のポケットから出てきたものを見る。
 ころり、転げるような小さな木彫細工に、軽く目を見開きつつ。]


あれ、これって確か先月の。
そうか、あの時そういえばそのままあげたんだったか。

……宝物……これが?

[仕上げの飾り彫りがまだ足りない木彫の翼。
 それを宝だと言われれば照れくさいやら何やらで、憮然とした口振りになる。
 人の宝物になるという感覚は、まだ未体験だ。
 くすぐったくて、どういう顔をしていいかわからない**]


ロビンは、イアンの書類作りには定評があると思っている。

2018/05/23(Wed) 08時半頃


【人】 執事見習い ロビン

ケヴィン先輩?

……疲れたのか、眠ってしまわれ、て

[若干の間があったのは、その名前でさっきまでの行為を思い出して羞恥を覚えたから。しかし、ピスティオの顔を見た途端、言葉は途中で切れた。>>32


──キスしたい。


そんな衝動が浮かんでしまったことに、ぎくりと肩を竦めて。]

……い、

(33) 2018/05/23(Wed) 09時半頃

【人】 執事見習い ロビン

今の僕に、あまり近づくな……
お前を、傷つけるかもしれない……


[どこの厨二病患者だ、とつっこまれそうなことを呟き、顔を逸らした。

ほんのりと頬が赤い。
薔薇の匂いは、周囲の花に紛れているが、本物の花からだけではなく。**]

(34) 2018/05/23(Wed) 09時半頃

[ 恋とはどんなものなのかしら。
 熱したかと思えば冷め、
 楽しみかと思えば苦痛に変わる。
 そんなものを持っているかだなんて
 ただ、これだけは言える。 ]


[ And love itself is just as innocent as roses in May
 I know nothing can drive it away
 Though love itself is just as brief as a candle
 in the wind
 And it's greedy just like sin ]


( 私の心を解き放とうとしないで。
 きっと私の手には終えないから。 )


[ 願う声の切実さ。
 言葉とは裏腹に縋るよう絡み合う指
 伝わる温度の薔薇の香り。
 逃げられなんてしない空間。
 
 なんて返せば良いのか分からなかった。
 熱に浮かされる躰は譫言を。 ]

  君は、どこまでいっても君でしかないのに。
  何も違っちゃ、いない。

[ 彼自身が口にしたとは知らず
 今更何を隠す必要があると笑った。 ]


[ だが、それっきり。
 蝶は花の蜜を吸い、ひと時の眠りにつく。
 そのあと彼が何を感じたのかだなんて、
 知る由もなく

 きっと、かみさまだってしらない。 ]**


[ 自分から音楽を取れば何が残るのだろう。
 考えたところで笑った。
 きっと何にも残りやしなかった。
 それをこわいと思わないのか。
 かつてモリスに尋ねられたことだ。
 その時にだって答えを出したし、
 見解も告げたけれど、
 もっと深くを告げるなら明かそう。 ]


[ 繋いだ絲を、つながりを、切らさないよう
 懸命だったのはきっと同じ。
 ただ、呑まれてしまう恐怖よりも
 呑まれてでもいいから縋り付きたい想いがあった。 ]


[ その為ならピアノだってやめよう。
 代わりにヴァイオリンを弾くから戻ってきて。
 それがだめだったなら次は――……
 そうやって諦めて棄てて、自分という存在が
 気薄に感じられてでも無かった事にはしたくなかった。
 それは音楽を愛していたというよりは、
 きっと、音楽を通じて愛していた人達を
 失いたくなかった。
 そんな子どもの戯言だった。 ]


[ だがそれさえも強欲である事は知っている。
 分かりきっているから望む事など許されない。
 神の赦しも最早求めず、
 己の意志で枷をつけた。
 それが正しい答えだと決め込んだ。

 だが、誘発される己の望み。
 膨れ上がった慾の果て。
 自らの深淵に潜む本心。
 完全に引き上げられなくて良かったと思う。 
 狂わずにはいられたから。 ]


[ だが、薔薇の木を中心に囁かれた言葉など
 なにひとつ知らぬ身である故に。
 今現在どんな事が起きているのかは蚊帳の外。
 しかしだからこそ守られた安寧があるのかもしれない。
 
 自覚した想いは言葉になり形になれど
 それを何が何でも奪い取りたい慾にはならなかった。
 まだ誰かの幸せを願う為に棄てられる。
 また、奪って失敗する事はもうない。

 だから、良かったと思う。 ]


[ 咲いた花は薔薇ではない。
 死人の口をふさぐ梔子。
 この想いも全て、秘めてしまおう。 ]*


  ―夢の世界、医務室―

[ ぱちり、と瞬きをした。
 花開くように一瞬の出来事だった。
 周囲を見渡せば此処は医務室だろうか。
 あの後誰かが運んで来てくれたのかと
 考えながら身動ぎすれば軋むベット。 ]

  …………ここは。

[ 言葉にしながらもすぐに起き上がる気にぬれず、寝そべる。
 なんだか違和感がある気がする。
 まだ此処が夢の世界だと分かっていなかった。
 そんな悠長さも重苦しくない躰を自覚すれば、
 のそりと起き上がって目を丸くするのだが。 ]**


[戸惑いと面映さで所在なくしていた後ろから、不意に声がした
 誰もいなかったはずなのに、と瞬いて振り向けば、そこには同室の。]

……何してるの、こんなとこで。

[おそらくお互いさまな一言を、遠慮なく放り投げた。]


【人】 執事見習い ロビン

話、かな。色々。

[さらりと答えた。>>43
何をしていたのかは薔薇の下の秘密だ。

だけど、伸ばされる手に冷静さは崩れて。>>45

こ、ばっ……!

[この馬鹿、と言いたかった。
薔薇の香が、ふわりと流れる。]

(47) 2018/05/23(Wed) 20時半頃

【人】 執事見習い ロビン

あ……

[皆が眠る。>>39
その意味は、薔薇に囚われた者にとっては本来とは違う意味に取れた。

甘い香が囁く。
口づけて、舌を絡ませ、眠らせてしまえと。

でも、口づければそれで終わる気がしない。
それだけじゃ、全然足りない。

こちらからも手を伸ばして、
伸ばされた手を掴んで体を引き寄せ──]

(48) 2018/05/23(Wed) 20時半頃

【人】 執事見習い ロビン

    ゴッ   

[ピスティオの額に自分の額を突き合わせた。
目から火花が出そうだった。]

いっ……

いた………

[頭を押さえてうずくまり。
ぜえはあ、と肩で息をする。
痛かったが、薔薇の香がちょっとは紛れた気がした。*]

(49) 2018/05/23(Wed) 20時半頃

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