人狼議事


21 潮騒人狼伝説

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メモを貼った。


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[気がついた時には、希薄な存在となって。
 男は”其処”に佇んでいた。

 ふわり、と。

 望めば身体は宙へと浮かぶ]


 ―――…そうか。
 俺は……死んだのか。


[痛みも苦しみも。何も感じなかった。
 ただ血に濡れる身体が熱くて、冷たかった。

 それはあっけなく訪れた、独りの終わり――]


[希薄な存在のまま、ゆらゆらと佇んでいれば、
 ぴたりと。足にしがみ付く”なにか”に気づく]

 ……ゾーイ、か?

[金色の髪を持つ少女が、こくりと頷く]

 そうか。
 大分待たせちまった、な。

[節くれだった男の指先は、頷く金へと伸ばされ。
 くしゃりと撫ぜた]


[そう謂えば。
 いつかもこうして、金の髪を撫ぜたなと。
 少女を撫でながら、男は追憶に意識を飛ばす]

 ああ、そうだ……。
 俺は。
 お前の頭を撫ぜるのが、好きだったんだ。

[脳裏に浮かぶのは、ヤニ臭いと顔を顰めた金色]

 俺は風見に……、
 ゾーイの姿を重ねていたから。


[気遣わしげに見上げる少女を、
 なんでもないよと撫ぜて。その幼い身体を抱き上げる]

 赤い髪のお姉ちゃんが先に来ていただろう?

[抱きかかえた稚い顔が、こくりと頷く]

 お前を喪って。
 死んだようになってた父さんを、慰めてくれた人なんだ。

 何処にいるか、教えてくれるか?


[あっち…と指差す幼い手]

 良い子だ……。

[ぽんぽんと、背中を撫ぜて。
 男は指差す方向へ、ふわりと舞う。

 その先にいる赤い蝶は、きっと男を待っているだろうから]


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【人】 記者 イアン

―回想―
>>3:332
[彼女に夢の話をしたのはベネットだと聞けば、溜息をひとつ]

――たぬきかよ…。
アイツ、俺に打診したくせに…自分が言うもんかね。
まぁ…この異常事態だしな、平常心保てるやつなんざいねぇよ。
仕方がないさ、仕方がない…。

[この調子なら、ベネットの幼馴染であるサイモンも知ってるのでは。
コーチの話していた『狂い人』の可能性のある彼に伝わっているなら…]

(俺は…狙われるかも、しれない…)

[ミッシェルの夢についてはベネットには話していない。
彼を信用していないわけではないが、自分から口止めしておいてレティに夢のことを告げたのには、少なからずベネットに対して猜疑が芽生える]

――いや、あれからは…夢、見てなかったわ。
メアリーが、狼に怯えていた夢からは、何も……。
[ミッシェルのことについては語らず。]

(22) 2010/07/23(Fri) 11時頃

【人】 記者 イアン

[レティが出て行ってから、暫く時間が経つと再びベッドへ]

――コーチ、メアリー……。

本当に信用出来るのはこの二人、か…。
あとは…リンダ、あたりもコーチが信用している風だから大丈夫か。

[ボンヤリと眸を閉じて考える。]

……ミッシェルが…、人狼…か…。

[気がつけば寝てしまってるのが、イアンクオリティ。]

(23) 2010/07/23(Fri) 11時頃

― おそらくは現実と虚構の狭間 ―


 ……ここは?


[周りを見る。
 光差さぬ暗い森の中。懐かしい匂いがする]


 『うぅ……うえっ……』


[遠くで少女のすすり泣く声が聞こえる]


 誰だろう。この声、どこかで聞き覚えがあるような気がする。


【人】 記者 イアン

――ロリ体系も……案外、悪く…ないの、な…。

…ぺったんぺったんつるぺったん♪…ムニャ…。

(24) 2010/07/23(Fri) 11時半頃

 『ぐじっ やだ、やだよ。
   ビーくん……しんじゃ、やだよう』


 ビーくん?
   ビーくんって、誰だっけ。どっかで聞いたこと、ある。

  ああ、確か小さい頃、仲のよかった子がそんな名前だったか。
   カービーだか、トビーだか……


 『ごめんなさい……ごめんなさい……ぐじっ
    ごめんなさい……ごめんなさい……』
 


[声のする方へ、ゆっくりと近づく。
 枯れ葉を踏みしめる音はやけに鮮明で、かえって現実感を喪失させる]


 ……紅葉?
  今はそんな季節なんだ。


[一面に広がる、鮮やかな、赤。
 その中に時折散らされた彩り、白、桃色、黒。

 そしてその中央に配置されているのは、流れるような金色]


[金色の少女は地面にぺたりと座り、
  涙が溢れ出る目を、両手で擦っている]


 『ごめんなさい……ぐじっ……ごめんなさい
    たべちゃって……ごめんなさい……』


[指の間から覗く眸の色は、
  血に染まったような、赤。
    記憶の遡行は、そこで一度途切れた**]


【人】 記者 イアン

[幼さの残る彼女は、ゆっくりと森の奥に歩いていた。]

――おい!危ないから戻ってこいよ!

[呼びかけるも、歩みを進めることを止めようとはしない様子で。
どこからともなく遠吠えが聞こえる。
慌てて彼女を呼び戻そうと走り寄れば…]

―――レ、ティ……?お前…。

[月灯りが照らすのは、金糸と……紅の、眸**]

(27) 2010/07/23(Fri) 12時頃

【人】 記者 イアン

――お前も、人狼…なの、か…?

[妖しく微笑み、走り去った彼女の背中に呟く。
目を醒ませば、コーチに報告しようと彼を探すだろうか**]

(28) 2010/07/23(Fri) 12時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 12時半頃


[男は娘を腕に抱いたまま、その指し示す方へと進む。
 何処か不思議な面持ちを持つ建物の中へ入ると、
 水盤を覗きこむ赤い髪の後ろ姿が見えて]

 ……随分と、待たせちまったな。
 あの晩、迎えに行ってやれなくて……すまん。

[男の声に振り返る蝶。
 特徴的なぷっくりとした唇を数回、動かした後。
 飛び込んでくるその身体を、もう片方の腕で抱きとめ]

 ……ん。

[男は言葉短く。
 自分の胸で泣く女の背を、抱きとめた腕で撫でた]


[――……お姉ちゃん、どうして泣いてるの?

 幼い口調で、ぽんぽんと。
 小さな手が、赤い髪を撫ぜる。

 男は口元に苦笑いを浮かべて]

 それは……。
 父さんがな、約束を守れなかったからなんだ。
 約束を守れなくて……それで。

[父さんは悪い父さんだな…と。
 自嘲するように続けて。

 暫くの間はゾーイと二人、
 泣きじゃくるタバサを宥め続ける*だろう*]


メモを貼った。


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[そうしてタバサが落ち着けば、
 今しがたまで彼女が見ていた水盤へ沈む視線。

 緩く波打つ水盤は、
 丁度伽藍堂の眼窩を覗きこむ青年の背中を移していて]

 ――……。

[彼を信じると謂った、もう一人の青年を思い出す]


 たぬき……、間違えるなよ。

 お前が本当に世良を友だと思うのなら、
 お前が為すべき事は一緒に堕ちてやる事じゃねえ。

 世良を正し、救ってやることだ。
 人の世界に――……。

[呟く声はきっと届かない。
 それでも呟いてしまうのは、願っているから。

 彼らが後悔しない選択を選ぶ事を]


[ぴょんっと。
 抱きかかえていた男の腕から、ゾーイが飛び降りる]

 ……ん、どうした?

[その様を見守っていると、
 少女は水盤の中に腕を入れて。
 そこに映るサイモンの荷物の鉛筆に触れる。

 それは、音もなく地面へと落ちて]

 ―――……ふふ。
 あはははははは。

[一瞬の沈黙の後、男は笑い声を上げた]


 気づいてくれると良いな。
 ゾーイのメッセージに。誰か、そう…誰か。

[男の大きな手が、ゾーイの柔らかな金糸を撫ぜる。
 あとは、赤い蝶と娘と三人で。

 地上の様子を見守るのみ――**]


メモを貼った。


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 18時半頃


【人】 記者 イアン

―自室→301号室―

[起き上がると、警戒しながら自室を出てコーチの部屋へ。
ミッシェルに続き、人狼を想わせる夢を見たことを告げようと。
彼の部屋に近づくと、漂う血の香りに何があったのかを察する。]

――コーチ……畜生…!!!

[しかしながら、コーチが殺されたということは彼は人間であったのを証明するに等しく。
彼の話していたメールは、本当に事実だったと確信する]

やっぱり、嘘ついてなかったんですよね、コーチ…。

――仇、とりますから。

アイツを……レティを、殺せば…終わるんだ、全て。

[フラフラと食堂へ向かおうと歩みを進める。]

(39) 2010/07/23(Fri) 21時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 21時半頃


【人】 記者 イアン

―301号室に向かう数分前―

[部屋を出ようとドアを開ければ、畳まれた紙切れが落ちてきて。
開いてそれを見ると、狂気に満ちた笑みを浮かべた男の絵が。
絵画に長ける人物は一人しか思い当たるわけもなく。
暫くの沈黙の後、眉を寄せてぐしゃりとそれを握るだろう。]

――サイモン…お前さんは、俺を『狂い人』とやらと言いたいのか。

(上等だよ、裏切り者…。)

(お前さんが崇めている人狼を全滅させてやる。)

(42) 2010/07/23(Fri) 21時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 21時半頃


【人】 記者 イアン

―食堂―

[きょろきょろと周りを見渡す。
その表情にはいつものひょうきんさなど無く。
夢の話をすべく、信用にたるヤツの姿を探していた。]

(45) 2010/07/23(Fri) 22時頃

【人】 記者 イアン

[ボリスとリンダの姿を見つければ、ゆっくりと近くに腰を下ろすだろう。
もしも誰かがミッシェルが人狼だったと言えば、
『そうか…』と一言だけ。]

[ことわりもなく煙草に火をつけ、大きく紫煙を吐き出した後で]

――コーチ、殺られてたな。
俺は元々コーチを信用してはいたが…
これで真の意味で、彼が人間だったと証明されたようなもんだ。
原因はやっぱり、あの携帯メールかね…。

[誰に言うでもなくそう言えば、煙混じりの溜息を吐き]

――コーチが信用してたお前さんたちだから、言う。

(48) 2010/07/23(Fri) 22時頃

【人】 記者 イアン

――レティが…人狼、だ。

[二人にだけ聞こえる程度の声量で。しかしながら、力強く呟く]

(49) 2010/07/23(Fri) 22時頃

― ここではないどこか ―

お、おなか空いた…

[ここにきてから食べ続けてるはずなのに、何故かお腹が空く]

餓鬼道って確かこういう世界じゃなかったっけ…
食べても食べてもお腹がいっぱいにならないっていう…

[ぶるっと体を身震い]


[アオイに力なく手を振りながら]

…うん。お願いします…


【人】 記者 イアン

…確信は、ない。
でも……探し出す術も無い以上は、これに縋るしかないんだ、俺は。

[煙草の火を消すと、二人を見つめながら慌ただしく喋り出す]

最初は、タバサ。次はメアリー。
二人は、人狼に怯えていた。

…そして、ミッシェルは血だまりの中でタバサの亡骸を弄んでた。

レティは…ミッシェルと違って、誰かの死に携わってる風ではない。
ただ、アイツの眸が紅色で…どこかの森の奥に、走り去る夢。

紅い眸は…ミッシェルの時と共通のパーツだし…
やはり、レティも人狼なんじゃないかと、思ってる。

(58) 2010/07/23(Fri) 23時頃

【人】 記者 イアン

――そう言えば、ミッシェルは……?

アイツは、どこにいった…?

また誰かが殺される前に…!

[男は彼女の死を未だ知らず、二人に問い掛ける]

(59) 2010/07/23(Fri) 23時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 23時頃


【人】 記者 イアン

[風見先輩は人狼『だった』というボリスの言葉をきけば]

……『だった』と思う、か…。
ってことは、ミッシェルは―――。

[過去形に扱われる彼女について、顛末を察しそれ以上は言わず。]

…だったら、俺はようやくあの夢の意味を完全に理解出来たよ。
あれは、俺たちに対する『警告』に違いなかったんだ。
正直、ミッシェルの夢を見た時は自信なんざなかった。

でも…お前さんの話を聞く限り、アイツは人狼に違いなかったんだろ。
ミッシェルの傷にしたって、介抱した時に見たが…
打撲とはいえ、一日二日で完治する傷でもなかった。
赤い瞳にしても、夢の内容とかぶる。

そうか、やっぱり…ミッシェルが…。

(63) 2010/07/23(Fri) 23時頃

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