人狼議事


88 吸血鬼の城 殲滅篇

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学者 レオナルドは、メモを貼った。

wuming 2012/05/04(Fri) 00時半頃


レオナルドは、正しくはCRY-MAXだった。恥ずかしい(*ノノ)

wuming 2012/05/04(Fri) 01時半頃


【人】 学者 レオナルド

―地下聖堂・クラリッサ復活前>>5:+43
[時間を望むか?と尋ねられ、
掬い取った亜麻色の髪をさらさらと、指の間からこぼしながら]

 ……ああ。
 今のこの私にそのようなことを問うあなたを、八つ裂きにしたいと感じる程度には、

 望んでおりますよ?

[にこやかに嗤う。細めた瞳には拭いようもない狂気がますます色濃く]

(92) wuming 2012/05/05(Sat) 11時頃

【人】 学者 レオナルド

[復元された肉体に戻りつつあるクラリッサの、流れる髪は死せる錬金術師の指をすり抜けて、もう幽体である彼には触れることが適わない。]


 時間を得るために己を売り渡そうとした私に、
 今更他に何があるのですか?


[嗤いの裏で食い縛った歯から、呪詛じみた声を搾り出す。
明るさを繕い、最後にゆると手を振った。]

 さようなら、姫君。
 続きはまた再びお会いした時に――

(93) wuming 2012/05/05(Sat) 11時頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

wuming 2012/05/05(Sat) 11時半頃


【人】 学者 レオナルド

―大広間―
[――どのくらい時が経ったのだろうか。
『それ』は、薄闇の中で目を覚ました。

生まれたての『それ』が最初に感じたのは強烈な餓え。
ぎこちない動作で起き上がると、濁った両眼をぐるりと回して辺りを見る。
鈍い思考は、生前の記憶の残滓を辿って、そこが石造りの城の内部であることを確認した。食欲を煽る血の香はあれど、生命ある生き物の気配は近くには無い。
『それ』は餓えを満たすために新鮮な血を求めて、のろのろと外へ通じる大扉に向かって歩き出した。

『それ』が錬金術師の屍体から生じた負の生命体であることは間違いなかった。
だが、知性に欠ける獣じみた動きは、吸血鬼というよりは動死体(ゾンビ)か食屍鬼(グール)の方が近い。
血が足りなかったのか、器に重大な欠陥があったのか。
蘇ったものは生前の知性を殆ど残していない、捕食者の本能だけを持った屍鬼だった。]

(169) wuming 2012/05/06(Sun) 10時頃

【人】 学者 レオナルド

[突然『それ』が足を止め、雷に打たれたかのように身を強張らせた。
『それ』の鈍い触覚でも明瞭に感じるほどの異様な冷気が背後から迫って全身に広がり、瞬く間に『それ』の身体を蝕んで自由を奪う。
『それ』は白眼を剥き出し、四肢を引き攣らせながら床に倒れた。

侵食する冷気は『それ』の頭のなかにまで入り込んできた。
未熟で愚鈍な自我はパニックを起こして悲鳴を上げようとしたが、顎が外れんばかりに開いた口からは何の音も出なかった。
『それ』の荒涼たる精神世界を、冷気の触手は片端から容赦なく壊死させ、その巨大な霊的質量でもって圧倒し、押し潰し、こなごなに打ち砕いた。
切れ切れになった『それ』の精神は冷たい闇に吸収されて消滅した。
こうして、生まれて間もない屍鬼は、あっけなく死を迎えた。]

(170) wuming 2012/05/06(Sun) 10時半頃

【人】 学者 レオナルド

[――ややあって。
裏返っていた瞳がぐるりと戻り、ぴくぴくと不器用に目蓋を痙攣させた。
緊張の解けた身体は弛緩したが、内側に入り込んだものが肉体の所有権を少しずつ握ってゆくたびに震え、引き攣った。
やおらばね仕掛けのように上半身を起こし、軋む絡繰を調整するが如くに右手指を一本一本ばらばらに動かす。]


 ……やれやれ。
 身体を動かすのがこんなに面倒だとは思いませんでしたよ。

[元自分の肉体であった屍鬼に、“宿主を殺して”憑依した悪霊は、溜息のなり損ないの息を吐いて独り言つ。
本当のところ、縺れた舌と満足に開かぬ口唇で作った声は、間の抜けたくぐもった音にしかならなかったのだが。]

(171) wuming 2012/05/06(Sun) 10時半頃

【人】 学者 レオナルド

[一度肉体との接点を失った霊は肉体の制御方法を忘れてしまうという法則でもあるのかどうかは知らないが、生きていた時の身体感覚を一々記憶から拾い上げて肉体に実行させるのは、地道で非常に手間の掛かる作業だった。
 人間というものは、実に生きて動くだけで膨大な作業を無意識に行っているのだと思い知らされた。
 何しろ、瞬きや呼吸といった基本的なことすら、ともすれば疎かになってしまう。
 吸血鬼に本当に呼吸や搏動が必要なのかは不明だが、それを怠った所為で折角与えられた二度目の生を失うのは馬鹿らしい。

 少し気になるのは、手に非常に薄い手袋を嵌めて物に触れた時のような、まとった肉体の五感との間に微妙に隔たりがある感触を受けることだ。
 しかしそれは後でゆっくり調べればよいと片付けて、まずは四肢を操って立たせた。]

(172) wuming 2012/05/06(Sun) 10時半頃

【人】 学者 レオナルド

 しかし、二重存在とは。
 実に興味深い現象ですね。

[表情筋が蠢き、戯画化された嗤いとも言うべき歪みを顔面に表す。]

 生前の記憶を持つ霊体の私と、お粗末な知能と本能だけを持った吸血鬼の私。
 どちらが本当の私なのでしょうねえ?
 それとも、死んだ私こそがオリジナルの私で、私はその複製品に過ぎないんでしょうか。

[神学では「吸血鬼は魂を持たない」と説いて、アンデッドの人格を認めない。死体に取り憑いた悪霊が記憶を複製して故人の人格を模しているに過ぎないと主張している。
 魔法学の立場からは、アンデッドにも魂は内在しているのではないかという意見もあるが、血を媒介とした伝染性の呪いに罹患することにより肉体が変質して吸血鬼となるのか、存在の負転換によって生じた霊的欠落を埋めるために吸血衝動が発生するのか……魔道師のあいだでも諸説紛紛だ。]

(173) wuming 2012/05/06(Sun) 10時半頃

【人】 学者 レオナルド

[ともあれ、考えることは後でもできる。
まずは、生きて城から抜け出すことが肝心だ。
生き延びることさえできれば――時間はもう有限ではないのだから。

些か不自然さの残る足取りで城門へと歩き出した。
城の出入り口に落とし格子が降りていることは知らなかったが、知っていたとしても失望はしなかっただろう。今ならば、手段はいくらでもあると思われた。
開かれた世界を前に、悪霊はまとった肉体の内側でほくそ笑む。]


――世界は広大だ。**

(174) wuming 2012/05/06(Sun) 11時頃

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