人狼議事


217 【突発誰歓】幸福の壷【十二支騒動記】

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メモを貼った。


[とろり、と意識が朱睡の闇へと包まれる。

直前まで神の傍近くに居た者へ、
危うきものを感じながらも、タロの提案退けられなんだは
他の者でなく我が身に災厄降ることで
僅かなりとも安堵を覚えてしまうがゆえか。]

(守りたいと願うは――、きっと同じであろうな)



(だから、嘆くでないよ。)

(憤るでないよ。)

[眠りに包まれながら、
主の尊の神気と、それよりは小さな戌の神気が
まだ無事であるを感じ取り、

未だ迷いの中の朋輩の先行きを
眠りの中で願い続けた。**]


メモを貼った。


[眠りの中、最後に聞こえた寅の声。
神様が倒れた直後のことを思い出す。

彼女はなんて言っていた。
別に、「眠った者の事」が分かるとは、言っていなかったのではないか。

彼女はただ、]

 うっわあああああああああああああああ!!

[眠りの中、浮かぶ思考は、酉とは違って情けないものだった。]


[何が一緒だからだ、何が信じられるからだ。
いや、信じないとは言っていないし信じられるとも思っている。
自分の選択が間違いだとも思っていない。
だが、あの切った啖呵が勘違いによるものならば。]

 …はっずかしい…何やってんだオレ…。

[起きていたら、真っ赤になった顔を手で覆っていたことだろう。
穴があったら入りたい。そんな気分だった。]


【人】 げぼく ショコラ

-廊下>>2:94-

猿くんが答えを......?

[偽名で呼ぶことも忘れて。
子供のように首を傾げる。

心は落ち着いてきていたが、その時は未だ。
その意味を、冷静に考えることが出来なくて。

されるがまま、約束の指切りを。

絡め合う指に、純粋に微笑んでいた。]

(28) 2015/02/16(Mon) 03時半頃

【人】 げぼく ショコラ

―集会所・座敷>>2:95〜―

.........大事な時に遅くなって、ごめんなさい...

[繋いだ手。
申の後ろに続いて、子は席を外したことへの謝罪を皆に告げる。
議論は其々の思考の渦に、停滞しているようだった。

悪しき気をもつ器を眠らせる方法を提案する申。
それに反応する戌や未の言葉に耳を静かに傾けて居れば、子のフリをする申が、その能力の有無を彼のみが背負うようなことを口にして、子はようやく、廊下での申の言葉を理解した。]

な、何、言って.......

[子は告げるが、申はその手を握りしめ、話を続ける。]

(29) 2015/02/16(Mon) 03時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[そこへ届けられる亥からの視線。
顔を向ければ、つかえながらも名を呼ばれ。
こちらに掛けてきたと思えば、ぱくぱくと口を動かし何かを訴える。]

.............ジョージ、くん....

[子は亥を見つめる。]

視て欲しいって言ってるの........?

[問えば、亥はぺこりと頭を下げただろうか。]

(30) 2015/02/16(Mon) 03時半頃

【人】 げぼく ショコラ

..............タロくん..

[その提案に申が、皆が部屋中がざわめくのを子は黙って聞いていた。
震える感情を繋いだ手に力を込めることで殺す。]

私は........、タロくんの考え、間違ってないと思います....
有力な情報が無い今、それをするなら―――――

[ごめんなさい。
私が、もっと強ければ。

今ここで、すぐ。
皆を視ることが出来れば。]

(31) 2015/02/16(Mon) 03時半頃

【人】 げぼく ショコラ

考えを止めることじゃない....
考える為に私、は――――――

[待って。
視るから。
ジョージくんを視たら、すぐに。
だから、だから.......



――――――ごめんなさい。*]

(32) 2015/02/16(Mon) 03時半頃

【人】 げぼく ショコラ

............声が聞こえ..

[ドクリ。

子は眩暈によろめく。
それは送られし気に戌が、そして、それとは別の"気"により酉が眠りに落ちた直後、響いた声に申が悪態>>13をついている時だったか。

先程捉えた亥が赤の奥。
舞う白花の中、浮かび上がって。]  

(33) 2015/02/16(Mon) 03時半頃

【人】 げぼく ショコラ

ぅ、そ.........

[驚きに不安が混じり、子の意識が遠のく。]

うそ.....

[内に視る亥の周り。
積もる花弁が黒く色を変えていた。*]

(34) 2015/02/16(Mon) 03時半頃

【人】 げぼく ショコラ


『疑うんじゃないわ、助けるの。
きっと苦しんでるわ。見つけてあげなくちゃ。』

[それは寅の声。

助ける。
助けるなら。

そう思った。

あの時、最も神様の近くに居た亥は客観的状況として、可能性はあって。
考えていたのは、割れた壺を手にしていた巳だったけれど。]

(35) 2015/02/16(Mon) 03時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[不安なのだと思った。
未だ小さいから。
だから、大丈夫だよって。
言ってあげたくて。

なのに。

黒い雪が亥に降っている。]

(36) 2015/02/16(Mon) 03時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[でも、本当に?

結果は明白なのに、胸が痛い。
伝えるのが怖い。


神様...、私は本当に。
この結果は本当に正しいのですか――――――?**]

(37) 2015/02/16(Mon) 03時半頃

げぼく ショコラは、メモを貼った。

2015/02/16(Mon) 04時頃


【人】 げぼく ショコラ

......っ、

[駆け寄る申の気配>>68に遠のいた意識は戻される。
大した時間も開けずに連続で力を使えば、どうなるか。

心配気にこちらを覗きこむ"私"の顔が霞んで。
子はその靄を払うように顔を左右に動かした。]

....うん、平気...

[もしかしたら、視る代わりに見えなくなっていくものなのかもしれない。
他者の領域を覗くという行為、それ以上に。
これから、私がすることは。
私がしていることは。
きっと、これはその代償。]

(96) 2015/02/16(Mon) 20時半頃

【人】 げぼく ショコラ

.....ジョージくん..、

[それでも。]

ジョージくんの気には.......

[ふらつきながらも子は伝える。
その声は卯>>42にも届いただろうか。

申は気付いているだろうか。]

呪が混ざってる.....

[子が強くなれるのは、その声、その言葉が。
二人と、今も支えていてくれるからだということを。]

(97) 2015/02/16(Mon) 20時半頃

【人】 げぼく ショコラ

...うん

[亥は近くに居ただろうか。
離籍を促す申に頷きながら、子は戻ったら次は巳を視ようと思っている事を告げる。
それは午が丑を視たと宣言する前のこと。]

私、櫻ちゃんは違うと思っています....

考えて考えて、それを全部、必死に自分なりに伝えようとしてる....
それはなんとかしたいと強く思っているからじゃないでしょうか...

[助けたいと。]

(98) 2015/02/16(Mon) 20時半頃

【人】 げぼく ショコラ


櫻ちゃん...
南方さんは私が視るから....

[遣り取りの中、寅から溢れ出ていた感情を思い。
許されれば、その手をそっと握ったのだった。**]

(99) 2015/02/16(Mon) 20時半頃

[ぱたぱたと降り注ぐ慈雨の如く、
覚えのある声は降り注ぐ。

眠る、ということはもっと寂しく一人闇に漂うばかりと思うていたが、
祈りの強さか、あるいは悪しき気の影響が及ばぬ何かがあったのか――

いずれにせよ、寂しさ感じぬことには
眠りの中で笑み浮かべる。]


[ぽかり、と夢の中で吐き出した泡に、思い出は宿る。

始まりはひとつ。]


[ああ、あれはいまだ人型保てなんだ頃。
先代の隠居に伴い、代替わりしたばかり。

背丈はいっとう小さく、髪はまばら。
気を抜けば丹色の羽どころか、淡い黄色の羽ばたつかせる小雛。

ぴいぴいと鳴くばかりを、
「良い声」と撫でて抱き上げたは辰の翁。

あの頃からとうに大人で、見上げるばかりで。
軽口叩けるほどになった今でさえ、何を返せるのかと時に迷う。

被った仮面に手を伸ばしたのはいつごろであったか。]


[戸惑う辰へと、にこり笑って言ったもの。

「お顔を隠しても、隠さなくても、大好きよ。」

やっと紅色の袖が似合い始めたばかりの事。]


[紅色の袖を翻すにも慣れた頃、
眉間に皺寄せる巳の男が一堂に加わったこと。

凶星と同じくするその名を厭う彼へと、
まだ告げていない言葉がある。]

(厭うでないよ、それは――
きっとそなたを守る物。)

[矜持高い男と知っていたから、
安易な慰めなどせずに振る舞った。
けれど――、それでよかったのかと今でもふと悔いる。

せめて、言の葉の一葉と成せばよかった。]


悪しき名を纏うことで悪気を祓う、
きっと、お主の名もそうであろうて。

[いつか、呼ばせて欲しい、と
告げていれば何か変わっていたのか。]


[力篭らぬ体を抱き上げる午の男の声はしかと聞いた。]

(女子の重みさえ知らぬとは、
そなたもねんねよのう。)

[何時ぞや、――ああ、寅の仔がまだ十二に選ばれた頃。

今よりも小さくて愛らしゅうて、思わず手を伸ばさずにいられなんだ酉に、
「母娘みたいなものですか」と口滑らせたままの迂闊さよ。
にこりと笑んで、その頬抓りあげて謝らせたは新しくもない思い出。

その軽口すら今は懐かしい気がして、
夢路に指伸ばすことさえを躊躇う。

消えて、泡沫とならぬよう。]


 うっるせぇエテ公!さっきまで弱音吐いてたくせに!
 しょこらはお前みたいに蹲ったりしねぇよ!

[申の言葉に返すのは楽だ。何も考える必要がないから。
酉のような寛容さもなければ、巳のような思慮深さも、辰のような先見性もない自分。
売り言葉に買い言葉で応じるのは楽だ。
だから、寅の懺悔は。

完全に勘違いしていた自分が悪いのに。]



[与える言葉を知らないから、何も伝えられなかった。
意識が伝わっているのに、何も言えなかった。

身体は、申に引き摺られていく。]


[ひとつ、寂しいと思うのは、
手を伸ばせないこと。

頭を撫でた時のはにかんだ顔。
仏頂面、困ったような顔、狼狽える顔、
微笑む顔。

どれも、今、この手の中にはなく。]

(寂しいのう…)

[ぽつり、泡を吐き出す。]


[ああ、あれは亥の仔抱き上げた折。
植わった柿の木に激突した子の頭を膝へと乗せて撫でていた。

十二の勢が皆揃う時は緊張しているのか、
二人だけなら少し饒舌な姿に、
微笑ましさ感じて。

膝上の軽い重みなど、気にもせず。
その日はずっと亥のこの髪を撫でていた。]


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