人狼議事


270 食人村忌譚

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まだ、食べてもらっている傍で微笑んでいる**


[石動と錠の家は瞬く間に燃え上がった。
まだ息のあった石動は炎を吸い込み喉と灰が焼ける激痛に悶え。
それでも弟を庇うように覆い被さる。
少しでも暑さから逃れられるようにと。

それ一瞬だった。
玄関が火に焼かれ落ちた時だった。
外気が入り込み炎が大きく膨らみ、まるで生きているかのように二人を飲み込む。
後はもう覚えてはいない。
必死で弟に縋りつき抱き締めていた事しか。]


[鎮火した後に様子を見に来たならば全焼してしまった家と。
その家に二体の遺体を発見する事が出来るだろう。
焼け焦げてしまったその遺体を食する事は不可能だろう**]


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―― 風 ――

[びゅおう、びゅおう。
悲鳴のような声を上げて風は村を吹きすさびます。

風はひとつの死体の前に像を結び、
幼い少女の姿を作りました。

まだ姉妹が仲の良かったころ。
巫女になる前の想いでの残滓]


 ……姉さん、姉さん。


[無残にもかち割られた頭を撫でて、
優しい声音で少女は囁くのでございます]




 頑張ったわね、つらかったわね。
 私はずっと見ていたからね。

 姉さんがどんなに頑張ったか。
 どんなに不安な中、ひとりで戦ったか。

 すごいわ。姉さんは、私の自慢の――……


[無邪気な少女は、起きることのない姉に語り掛けます。
ずっと、ずっと。風は止むことはありません]


―― 風 ――


 ……櫻子。私の可愛い櫻子。


[吹きすさぶ悲鳴のような風の音は、
やがてひとりの名前を呼ぶ声となるのです]


 櫻子、あなたは最期までとても綺麗だったわ。

 私たち、家族になれたのよ。
 幸せね。とてもとても、幸せね……。


[風は、優しき聖母のような笑みを浮かべる
女の形をとりました]


[風は優しく、やわらかく。
眠っていた櫻子の頬を撫ぜるでしょう]


 かかさま、か。

 私は母になれたのね。
 子を最期まで孕むことはできずとも。
 巫女の義務は果たせずとも。

 母に――……


[愛おしげに、風は優しく櫻子を包みました**]


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[私に、志乃を罰する資格などはない。

わたしと、それから彼。
重なるように崩れ落ちている
二つの身体を見下ろす。

絶命の間際、私は彼の脚に刃を突き立てた。
頭も良い、それなりに力もある彼に
正当法で勝てる見込みはない。

卑怯な小娘が用いた手段も、皮肉なことに
妹を殺めたものと同じであった。]


[脚の健常な時分から、錠は、いつでも石動のあとばかりついて回っていた。
 村の、同い年な他の子らと遊ぶより、兄のそばにいることのほうが多かった。

 十歳を過ぎ、脚の動きが悪くなりはじめれば、兄への依存は更に強くなっていった。
 様々な治療を試みるも、徐々に動きの鈍ってゆく両脚。
 そのぶんだけ、兄への執着が膨らんでいった。
 それをおかしいと思ったことは、一度もなかった。]


[けれども、これで良い。
私が彼を、彼が私を殺したことは明白だ。
禁忌を犯した下手人など、
村を裏切った罪人など、赦される必要はない。

そうは思えど、事切れた姿に背を向ける。
目を背けるように。

罪悪感など、後悔など。
今となっては、どうしようもないことだ。]


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 ( 兄さん……

     ………兄さん……──────)


[兄の重みを感じながら。
 炎の熱に焼かれる前に、意識は途切れた。
 精一杯、せめてその背に回そうとした手は、届いたか。

 たったひとりに、一欠けらだけ食べられた身は、次の命を得ることができるのだろうか。
 その時はまた、あにおとうととして生まれることができるだろうか。
 もしかしたら、一人分には足りないから、ふたり一緒になるかもしれない。
 それもまた、悪くない。

 なんでもいい。
 いっしょならば、なんでも……………]


[風が吹く。
旋風が、人の形を作って
事切れた方の私の頭を撫でる。

最後に見た姿とは違う、幼い頃のもの。
そそっかしくて手が掛かる、
けれども、誰よりも優しい
自慢の妹の姿がそこにあった。]

 ゆり。
 私、がんばったよ。
 下手人のひとりも、やっつけたんだよ……。

[けれど、守りたかった村には、
その中には、もう、
妹は生きてなどいないのだ。]


 ……なんで、どうして。

[ただ、平和な、“いつも通り”が
欲しかっただけなのに。
どうして、こうなってしまったのだろう。

小さな妹の背に縋り付く。
ぽろぽろ、堰を切ったように
流れる涙も、空気に溶けて、消えていく。*]


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―     ―

 ………………。

[途絶えたはずの意識が、不意に戻った。
 身体が軽い。炎の熱を感じない。
 なにより、もう十年以上ぶりに、杖もなしに己の足で立っていた。
 いや、これは”立って”いるといって良いのだろうか。

 真っ黒く焼け焦げた、兄と、己だったものが、そこにある。
 まるで、大きな泥団子のようだと思った。
 嗚呼そうだ、いっそ本当に、泥のようにふたり混ぜこぜになってしまえばいいのに。]


 兄さん。

  ……兄さん……。

[兄も……兄の魂も、そばにいるのだろうか。
 黒い泥団子の前に佇んだまま、静かに呼び、その姿を探した。*]


―集会所/弔いの場―

[言葉は次々と変遷していく
 『約束』、『約束したかった』
 『未練』、『言って欲しかった』

申し訳ありません
首を絞められていると、何も言うことはできないんです

[苦笑しながら相槌をうつ
 小指と、約束と、生者が紡ぐ言葉の繋がり
 殺されながら、次々と受け止めていた言葉に対し、
 感じたことは多々あった
 けれど、言って欲しかった内容については、
 心当たりはなかったから、
 自分ではうかがい知れぬことなのだろうと見切りをつけた
 もっとも、求めるものがあったならば、
 そう言葉を交わしてくれればと、思ったりもしたけれど
 もうそんな仮定をしたところ、意味はなにもないのだから]


ミナカタが食べるのを見ながら、幽体の小指を何となく擦った


[リツと志乃に振舞われる、
 抜け殻となった2つの死体
 毒を受けても、時間をかけても、
 僅かになってでも仕込まれた肉に、目を細める
 毒の詳細や腑分けの経緯などは分からずとも、
 ゆりの体には多くの手が加わっていたのだろうと感じる
 それが、ありがたくも、愛おしい

 思えば、この村にきて最初に食べたのも人肉だった
 教会で禁忌とされた食人行為を犯したことで、
 しばらくは、自分は地獄に落ちるのだと悶え苦しんでいたものだ

 けれど、村の因習の中で、
 もっとも早く受け入れられたのも、この弔いだった]


[腕の肉を求めたリツは、
 その心中になにを思っていたのだろうか
 死の予感を抱いているだろう志乃は、
 何を思い、なお食らうのか

 それは、江津子が窺い知れることではないけれど、
 やり方は違えど、他者の死と向き合うという意味では、
 故郷とさほど変わらないありようだと感じたからだ
 死者のために時間と気持ちを費やしてでも、
 弔いの作法を通じて、生きている者たちの明日へと繋ぐ

 外と、何にも変わりはしない
 もっとも、その場で抱く胸の内は、
 言葉を介さなければうかがい知れぬ、
 人それぞれだとは思うけれど]


そうですね そういう運命にあるのなら、
ぜひ、またお会いしましょう
できれば、時間が経ってから

[リツ;15にそう送ったところで、
 ここにいる面々も2つに分かれた
 少し、思案した末に、
 ミナカタと丞の方へとついていく]

風が、ふいていますね

[相討ちた2人の決着にも、
 炎に飲まれた兄弟の行く末も知らぬまま
 ゆっくりと集会所を後にしたのだった*]


リツに、「3日連続恐れ入ります」と勘違いのまま


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―神社―

ごめんなさい……

[儀式の代行者を務めた容と、疑りを抱いていた進
 重なるような2人の遺体を目にして
 おおよその出来事は察することができた]

しっかりと任を遂行できていれば、
お1人で危険に晒すことは、せずにすんだかもしれないのに

[容に語り掛けながらも、進の遺体へと視線をよせる
 その様子は、少なくとも、己が運命を受け入れる姿とは、
 見ることができなかったような気がする
 仮に演技であったとしても、
 あの日の表情とはほど遠く感じる
 たとえ下手人であったとしても、
 その姿もまた痛ましく、自然と両手が組まれていく]


ごめんなさい 責任を負わずに、逃げてしまって
あなたを1人――――――――

[続きの言葉が紡がれる前に、風を、感じた
 風はやむことはありません
 空気に深みが増していくのを、感じます
 じっと混ざり合う何かに触れて、
 そうですよね と少し寂しく微笑みます]

1人では、なかったんですよね
離れても、ずっと

[そう思って目をつぶるのは、身勝手な贖罪に逃げ込もうとしているからか
 背後で、何かがぶつかる音がする
 争う声も、混じっている
 たとえ、身勝手な贖罪だとしても、感じていることに偽りはなく]


家畜ではありません

[伝えた言葉は、ミナカタに対して]

家畜は心配や狼狽を殺してまで、
巫女としては立ちません
危険を賭して、敵わぬ相手に1人
立ち向かおうともいたしません

[それに、と口にする続きは、
 江津子にも感じられたかどうか、
 分からない光景だったかもしれないが]

離れていても、互いに思いあえる姉妹の姿も、
家畜の在り方とは思えません

[新たな殺し合いへと進む背後を見やり、呟いた]


それすらも、家畜と感じてしまうのでしたら、
ミナカタさんのことを、寂しく思えてしまいます

[目は伏せたまま、殺しあう姿は、
 これ以上は、もう見ない]

もし、変えることができるなら、
もう、終いにしませんか 人間同士の殺し合いは**



…… かかさま。

[続けて聞こえた声。明瞭な輪郭を持っていく視界。見えた姿に、娘はそう呼ばわりを口にした。死する手前と、同じように]

……いっしょ。
みんな、いっしょ。

[言葉を重ねるように呟く。
 ふ、と。にこりと、嬉しそうに微笑んで]

私、 しあわせ、 だよ。

[その幽かに、抱擁を返した**]


[己には子がいない。
 女と関係をもったことは幾度かあるから、もしかしたら、どこかで知らぬうちに生まれているかもしれないが、おそらくは相当薄い。
 なにせ、初めて女を抱いた頃には、もう脚を病み始めていて、ろくに相手を満足させることができなかったし、それ以前の問題として、こちらがあまりまともに勃たなかったのだ。
 勃つには勃っても今度は、精を放つまで至らなかったり。
 それらは、己の脚が不自由で、女のほうに事を委ねることが多かったせいだと。]


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