252 【飛び入り歓迎】学園の七不思議
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[打ち付ける雨風が図書室の大きな窓を震わせていた。
目の前では司書がもたつきながら、やっとのことで返却手続きを終わらせる。
カウンターにもたれかかる彼女の右手に握られているのは懐中電灯ではなく、携帯端末で。
退屈のあまり随分とリアルな夢を見てしまったのかとも思ったけれど、スカートのすそを捲った先にある薄荷の香りのそれが、夢ではないと報せている。
「一緒にいく?」
あの時、そう誘ってくれたラディスはいない。]
行かなきゃ。
ヨーランダ、だっけ。
[グロリアと一緒にこちらへ帰ってきているはずの彼女。
会えたなら、何かがかわるだろうか。
運転手へ発信する直前だった端末をホーム画面へと戻して、薄暗い廊下へと。**]
[───遠のく意識。
──身体の感覚が無くなって。
────聞こえるチャイムの音。]
- 廊下 -
───…ッ。わ。
[突然、ズシリと消えかけていた感覚が戻る。
あまりのことによろめいて、なんとか窓に手をついて転倒を防いだ。]
…も少し、時と場所、選んでくれてもバチは当たらないんじゃ……
[確かにあの世界へと巻き込まれたと思われる当時、歩いていたけど。
さっきまであちらで、テラスの椅子に座ってたのだから、こちらでもそういうシチュエーションにしてくれてもいいんじゃない?
座ってたのに、歩いてる所に戻すの危ないから!]
…い、いえ、大丈夫です。
[通りすがりの先生にぎこちなく微笑む。
話を聞くに、台風が近づいていて帰れないらしい。
ナンシーへの抗議(脳内)に気を取られていたけれど、言われてみれば、窓を打つ雨風の音が大変なことになっていた。*]
……白昼夢、じゃ、ないよね。
[あちらでの疲労が残る身体。
くらくらする頭を抑える。
親切な先生をやり過ごした後、幼馴染へとメッセージを送ってみたが、やはり届かなかった。
あちらで貰った懐中電灯(2本)やスポーツドリンクもは鞄から消えている。]
サイモン・バチュー…
[言伝先の名前を口にする。
ナンシーの弟だということくらいしか、手がかりはないけれど。
一方的とはいえ約束は約束。
とりあえず、放送室に行ってみよう。**]
― 玄関付近 ―
[自分の行動がうっすらとした噂をよんでしまったことには気付かずにガラスが割れて騒々しい中に混じり……混じったとき、一瞬静まったが教師の声で作業にうつっていく
『それにしても台風の前に片づけれるものは片づけたのに何で壊れたんだろうな。』
そんな疑問が出てた中、工芸部にあった木の板を窓枠に押し付さえつける。隣では釘を打ち付けていた。釘を打ち終えるまで雨にも負けず風にも負けず押さえつけ続けるのが仕事だ]
[途中風で態勢が傾いていた生徒の背を支えたりなどしつつ、力仕事に従事していたころ、探していた人物が偶然視界に入った
もしかしたら夢だったかもしれない。どう話しかけたものかを考えて]
ボドラーク…キーパーは楽しかったか?
[一緒にいたならばそれで通じるだろうという言葉を選んで、相変わらず人を恐慌に陥れそうな声音で聞いた**]
[図書室の重いドアを押しあける。
そこにあるのはまっすぐに続いてるであろう廊下。
足元も何もよくは見えないけれど、窓から少し光が入る分、先ほどまでの真っ暗闇とは違う。
用心すれば歩けないこともないはず。]
このあたり?
[あの時2人を迎えてくれた蝋燭の優しい光はないけれど、ここは。]
ガコッ
[手を掛けた調理室の引戸には鍵がかかっていた。]
・・・次。次よ。
[声に出して、自身を奮い立たせた。*]
ふぁっ……!?
と!
[ガラスを集めて袋につめゴミ箱に入れて戻ってきた。
隣の一年と話をしていて気づかなかった。
振り向くと、となりの一年がビクッと動いた。
こちらはもっと怖い邂逅があった口なので、不意の分だけ驚いて泰然としている。]
(レティーシャ先輩に感謝しなきゃ)
ああっと、一回は当たってくれました。
先輩は……真正面に打ってきましたよね?
[痛い思いをしているので夢とは思わなかった。]
そう言えば…サイモン先輩見つかりました?
どこに姿を消したんでしょうねー。
[外の音も収まって怪訝そうに、かつ小声で聞いてみる。]
呼んだほうが…いいでしょうか。
[うーんと唸ってるときに、
隣の一年はまだそこにいるのだろうか。]
ああ、確認したかった。合ってる。
[同じ夢を二人してみることもないだろう。ならば夢ではないか。とは思った]
だが、言わないようにな
[信じがたいことだが、念のためというように、事件について口にしないようにと言葉も短く、脅すような声音でいって]
[振り返って作業を続行。板を順次打ち付けられていき、どうにか応急措置が終わり始める]
バチューがいるのは聞いた。場所はわからん。
[そちらにも、口止めをする必要があるか。探さなければならないな。
周囲が怪訝の目を二人に向けていることには気づけずに、考え込むように、顔が、凶悪にゆがむ]
そうだな…
[七不思議に対して、妙な熱狂ぶりを示していた。変に騒がれても困ると、エリアスの意見にうなずいた]
――――!
わかってます。
[謂わば今この時点で行方不明がいる―かもしれない。
現状はそういうことになるのだろう。
強面に押され声を失うが、顔を笑顔にする。
口元をにやりとしたらふふ、となんか黒い声が漏れてしまった。]
[ある程度モップ掛けしたらお仕舞い。
というか、隣のが勢いよく掃除してくれたので楽だった。
さっきまで普通に話してたのに表情が違っている…]
こっちは終わったので、一旦放送室に行ってみます。
もしかすると、ね……
[放送室に戻ってきてまだいる可能性を考える。]
[先輩はどうです?と目で聞いてみる。
まだ作業中なら無理にとは言わない。
モップを所定の位置に戻すと、
放送室に向かうだろう。]
よし。
[返事を聞いてほっとする。
もし行方不明者がいるとして、それが七不思議などというものに囚われた。などと広まれば、デマとして扱われるぐらいならいいが、変な好奇心からくる無自覚な悪意などにクラスメイトや後輩やらが浴びてほしくはない。
と、いう思いを抱きながら悪だくみをするような笑みを浮かべる。]
[板を打ち付け終えて風よけも終わる。掃除もおわったようだ。教師からも、ねぎらいの言葉などを受ける。]
いこう…バチューの部活動、知っているか?
[今から人を襲いそうな凶器的な表情で聞いた。
放送室でなければ各々の学年の教室、あるいは部室か。だろう。不都合もなければとりあえず放送室に向かおうと視線にうなずいた]
ガタッ
ガタガタガタッ
[調理室の隣、被服室の引戸を力任せに揺らす。
調理室と同様に施錠されているのはあらかた予想済みだったとはいえ、悔しいものは悔しい。]
ここで先生たちと合流して、4人で校庭へ出たのよね。
[同じ道を辿ろうとするが、窓越しでもわかるこの酷い嵐では、校庭にでることは不可能だろう。]
次は、えっと。
[ふと、右の足首に意識を向ける。
校庭はやむなく飛ばして、次の目的地は手当てを受けた保健室。]
- 放送室前 -
(……忙しそう。)
[台風で生徒が帰れなくなるという事態は、よくよく考えてみれば、普通に異常事態な訳で。
バタバタと行き交う教師や生徒を見て、自分の感覚が麻痺していたことに気付いた。
学園の方針。
先生や生徒の呼び出し。
放送する原稿を手にみんな、てんやわんやしている。]
……あ、あの、中にサイモン・バチューってひと、いらっしゃいませんか?
[出てきた一人を捕まえて聞いてみる。]
…わ、私も知らないのだけど……
[誰それ、と思いっきり面倒くさそうに言われてたじろぐ。
私の返答を聞けば、呆れたような態度を全面に押し出しつつ、居ないんじゃね?とそのまま通り過ぎて行ってしまった。]
オカ同なんですよ。
なので余計に……
[と、そこで言葉を区切る。
番長が来るなら当然目上の人が前なので後ろをついていく。
教師に労われている姿を見ればとても頼りになる先輩なのだ。
あの空間でぱっと見て帽子先生をと同じくらい頼れそうに見えたので。]
…ですよね……
[違うんだ。
私のせいじゃない。
異常事態中の異常事態に遭遇して、ナンシーという幽霊が……
言えるわけがない。]
[左手に壁を伝って暗がりの中を歩く。
校庭からなら近かった保健室は、この実技棟とは別棟の1階にある。
保健室まではあとどのくらい歩けばいいのだろうか、皆目見当もつかない。
さすがの彼女も不安に押しつぶされそうになった頃。
廊下の先に、薄灯りの漏れる部屋を見つけた。]
だれか、いる?
だれか、いた?
[保健室は後回し。
灯りを目指して進む足は少しだけ速くなっただろう。*]
そうか。
[やけに詳しく張り切っていた理由は同好会だからか。
サイモンの姉のことを知らないためにガストンは知らないため、物好きなのだろうとは思いつつ、放送室へと歩いていく。
修学旅行とかでも便利だった人ゴミの中でも問題なく歩ける能力はこんなときでもいかんなく発揮された]
― →放送室へ―
はぁ。溜息を零しつつ、どうしようかと途方に暮れた。*
―放送室前―
[懐中電灯もつけずに歩いている…というか壁伝いに這っているため進みの遅い女生徒を追い抜いて進んだ]
サイモン・バチューはいるか?
[いつのまにかな帰還者が聞いていたことを再度聞くが、あえて違いがあるとするならば静まり返ったことか。
近くの生徒の一人へと、言わなかったらわかってるな?と脅迫めいた視線を向けると、か細い声をあげて首を横に振られた。周囲を見回しての反応はどうであったか]
― 放送室前 ―
[あっさり到着した。]
慌ててますね…騒がしいです。
うーん、こんな状況なら居そうにないです…が?
[人の流れを見ながら言ったが、
既に先輩は入り込みサイモン先輩の居場所を聞いているようだ。]
あっ
[先輩が抜かした佇んだ女性、
レティーシャ先輩が話していた先輩組の一人じゃなかろうか。]
[辿りついた灯りの下はとても悪い意味で賑わっていた。
どうやらここが放送室らしい。
人だかりの理由は幽霊たちに関係するものだとてっきり思ったのだけれど、なんのことはない台風による情報の混乱だった様子。]
このひとたち、本当に何も知らないのね。
[小さく漏らした息に振り向いた者がいたとして、この騒ぎの中では誰も気にとめなかっただろう。]
あっ、そういや、おぜうさま居たけど。
家族のかた心配してないかな。
あっちじ……ゃべ。
[静寂が訪れた際にふと気がついた言葉をぼそって言ってしまい、やぺ、となる。
聞こえそうなのは多分そこの先輩位だと思いたい。]
…?
[諦めるしかないかと引き返そうとして。
あんなに騒々しかった周りがいきなり静まり返った。
振り返れば、背後。
あちらで幼馴染が話しかけていた熊みたいなひと。
あの時は遠目で見えなかったけど、表情がなんか、怖い。
さらにその後ろにも人影は見えただろうか。]
───…あ、あそこにいるのは…
[同じ、かどうかはわからないが小さく息を吐くグロリアに気付いて、視線を送る。]
―放送室前にて―
[ごったがえす放送室の前で、見知った顔()を見つけた。
調理室で出会ったカップルの片割れ。
彼女はあの世界を知っている。
ただ・・・名前がわからない。
こちらへ戻ってきたのは
エリアス、ガストン、ヨーランダ。
ガストン、じゃなさそうだけれど、エリアス?ヨーランダ?どっちだろう。
ええい、この際、伝わればなんでもいい。]
パ エ リ ヤ !!!!!!!!
[一緒に食べたあの料理名で、こっち向いて。
わたしのこと覚えてなきゃ承知しないわよ。*]
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