180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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なるほど……それで世界を解脱させて…因果律の制御に乗り出したというわけだ。 筋は通るな。
[目の前で曼荼羅が浮かび上がっていく。数多の光に満ちた千手が浮かび上がる。三千世界にあまねくその力を及ぼし掬い上げる、あの手。まさに、観世音の名にふさわしい]
貴様と共に行くのも面白そうではある。
(154) 2014/06/18(Wed) 23時頃
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しかし残念だな。声をかけるのが少し遅かったな。
俺は気分屋だがこれでも王なのでな…気に入った魂が手に入りそうな好機をみすみす捨てておく事はできんのだ。
それと……上から物を言われるのが我慢ならん性質でな。 法の神に造られた頃から全体そうだ。生来の性質だろうな、一生どころか死んでも治らん、こればかりは。
(155) 2014/06/18(Wed) 23時頃
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そういうわけで、答えは「否」だ。
創造主《法の神》だのなんだのは捨て置けはせんが、一度も力を貸さずに寝返っては沽券に関わる…という奴だ。
[零艇紫亜を見上げながら不敵にそう告げる。中に搭乗していた人間は、この混乱の中、どうにか脱出したらしい。]
それが"選択"だな。
(156) 2014/06/18(Wed) 23時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/18(Wed) 23時頃
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悪のくろがね…………成敗!!
[爆風で翼がはためく。 ダンは無事だろうか、ここからは視認できないが。]
(157) 2014/06/18(Wed) 23時頃
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『そう言うと思っていたよ。残念だね。神に近い者から解脱していく方がこの世界も楽だっただろうに』
[冥王はついてこない事を選択した>>156]
『なら、後は私の好きにさせてもらおうかな。適当に一人、掬い上げていくことにしよう』
[そういうと、全体を睥睨した]
(158) 2014/06/18(Wed) 23時半頃
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[胸赤鳥《ロビン》の赤い翼が、銀を纏う>>115 それを満足げに見て、目を伏せるように笑みを零した。
彼と彼らと共に歩くこと。 それがセシルの出した鍵《こたえ》のひとつ。 この短い間の、幾多の出会いと別れを身の裡の糧として]
(159) 2014/06/18(Wed) 23時半頃
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[チャキチャキ、チャキン……。 バスターに組んだTWIN GUNを元に戻す。]
これで……「脅威の気配」もまたひとつ堕つ……か?
[今まで、スターイーグルが感じた気配は5つ。 うちふたつは、自分たちと同じような気配。 また、別のふたつは「脅威」とはまた違った「脅威」の気配。 そして、またひとつは、立ち向かうべき「脅威」気配。]
(160) 2014/06/18(Wed) 23時半頃
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[────閃光《ひかり》>>129
くろがねの内と外から放たれる意志《イン フィニティ》 決して折れぬ意思が、くろがねを焼き尽くす]
……当然だな。
[セシルはといえば、手を出す素振りもなくその様子を眺めていた。 瞬時に、12枚の翼による不可識結界が巡らされる>>143 それをも当然のようにして、爆音に動じる風もなく正面を真っ直ぐに見据え続ける]
(161) 2014/06/18(Wed) 23時半頃
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───小物ほど良く囀るものだな?女。
[見下す視線で、零艇紫亜と呼ばれるモノを見遣った。 爆音と同時に、傍らにダンの姿が在る>>133 勝手に排出されたのだかその前に自力で脱出を試みたのだか知らないが、ともあれ生きている風にそれ以上構うことはなく]
出来るのは精々相打ち狙いか? …ふん。随分とケチな”神意”だ。
[腕を組み、せせら笑った]
(162) 2014/06/18(Wed) 23時半頃
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おい…………セシルくん。そちらでは何かあったかね?
[スターイーグルはバスターを撃つために、 間合いを遠くとった。セシルに様子を聞く。]
(163) 2014/06/18(Wed) 23時半頃
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『聞いてくるから喋ってあげているだけなのに、君も不遜だねえ』
[はあ。と、心底面倒そうに>>162]
『小鳥に守られてるボーヤに言われたくないよ。ま、君は剣を活性化させてくれたから後はどうでもいいや』
(164) 2014/06/18(Wed) 23時半頃
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『…ん? 接続可能時間があと1刻を切ったの? じゃあそろそろ救う対象を決めないとね… なんだか煩いって言われちゃったし時間まであとは黙っていよう。んふふ。絶命の時をわくわくしながら待っててね』
(165) 2014/06/18(Wed) 23時半頃
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ん。
[スターイーグルの問い>>163に、僅か考える素振りで首を傾ぐ。 白銀に輝く統皇剣は片の手に携えたまま]
ロビンが戻った。 中年…蒼天がどうやら脱出して来た。
あとは、
[くい。と、顎で零艇紫亜を示し]
(166) 2014/06/18(Wed) 23時半頃
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モテない女が、必死にナンパをしているのを見た程度だ。
[非常に端的に事態を説明した]
(167) 2014/06/18(Wed) 23時半頃
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しかし… 言った割には呆気なかったな。 あれも仮にも零艇紫亜だろう。
[セシルにはああ言ったものの、手を出すまでもなくその閃光>>129と結界>>143が張られる様を腕を組み見守っていた。]
それとも、他に切り札でもあるのか? 相打ち狙いなどというのは存外に詰まらぬ。
[ふと頭に浮かんだそんな疑念を、周囲の顔ぶれを見て打ち消した。]
この中にそんな真似のできる奴がいるとは思わんが。
(168) 2014/06/18(Wed) 23時半頃
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[く。と、喉奥を鳴らして笑う]
その小鳥の守りも破れずに、何をいう?
──── 当然だろう。僕を誰だと思っている。
[声の調子が少し変わった。傲然として。 当然”かく在るべきものとして”、傲慢なまでの威を纏い]
女。お前にその暇があると思うか?
[声が冷える。銀色の刃の切っ先が彼女へと向けられた>>164]
(169) 2014/06/19(Thu) 00時頃
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[停止したトルニトスが蒼い燐光に包まれ始めた。接続端末としての希械が元の遺跡に帰るまで、残り、僅か――**]
(170) 2014/06/19(Thu) 00時頃
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『暇があるか、だって? ぷっ あははははは!』
[どうやらそれは、心底面白かったらしい>>169]
(171) 2014/06/19(Thu) 00時頃
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嗚呼、そうだとも。 実に気高くも愛すべき使命だろう。
[《カミ》>>152を前に片手は胸にもう片手は大きく広げる。 芝居かかった様子で赤い翼がゆっくりと羽搏く。]
まあ、私としては貴様が我が主の道を阻まなけらば。 別にどうでも良いのだが。
守護してくれる信者《従者》もいない神は哀れだ、なあ?
[目を細め、哂い。 力は拮抗させたまま、ちらと主>>169が銀の刃を構えるのを見やる。]
(172) 2014/06/19(Thu) 00時頃
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『とっくに終わってるんだよ。ボクの時間ではね』
[意味通り、時空連続体の把握において、次元が異なっているのが、彼女であった]
(173) 2014/06/19(Thu) 00時頃
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『いやはやそうだね、見える範囲しか見えない鳥目もかわいそうだよ』
[くつくつと笑っている>>172]
(174) 2014/06/19(Thu) 00時頃
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何。
[勝ち誇った声>>173に、ぴくりと秀麗な眉が動いた。 僅か目を細めて言葉を続ける]
では、お前の敗北もまた、”既に終わった”ことだな? …更に付け加えるとするならば。 そこの冥王に声を掛けている時点で、お前の目指す”√”の失敗も確定していると見える。
───ふん、悪あがきを。
(175) 2014/06/19(Thu) 00時頃
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まあ……… どちらにしてもだ。 俺は常々こう思っている。我が僕ハンニバルもこう言っていたな…
勝ち誇るのは勝ってからにせよ、と。 もっともだな。そして至極真っ当な事だ。
其処へ行くと貴様……零艇紫亜。 つまりこういう事か?貴様はもう終わっていて……
なおかつ、其処の皇子(セシル)らの敗北も見えていると。 そういう余裕か?その笑みは…
(176) 2014/06/19(Thu) 00時頃
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『…喋らせたいのか黙ってほしいのかどっちなんだい?』
[愉快そうな笑いはそのままに>>175]
『でもいい読みだよ。惜しいけど。一つずつ行くと、 ・ボクはもう自分のシナリオはクリアした ・同志のために道を整えようとした ・私にとっては冥王を誘ったのは退屈凌ぎ ってとこさ。希械が壊されるとは思ってなかったから、確かにこの点で言うと敗北にあたるんだろうね』
(177) 2014/06/19(Thu) 00時頃
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いや、いい。答えなくとも良い。 それよりも。
[傍らのセシル、それから向こうの創造主の悪意(ロビン)に向けて視線をやった。 零艇紫亜の妙な余裕にも気になる部分がないではない。 少々、懸念があったからだ。]
貴様、銀の門を開けて出てきたのだろう? そのままにしてはおらんだろうな…… 館は今どうなっている?貴様、見てきたか?
(178) 2014/06/19(Thu) 00時頃
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なるほどな。ダン氏は無事か……よかった。
とうっ!!
[などと言いつつ、セシル側に飛ぶ。 彼の足元にダンが倒れているのを見て、安堵。]
良かった……私はまたしても仲間《トモ》を救えず、 ただ私のみ立つ選択肢を選んでしまったかと。 覚悟には、私も覚悟で答えるのが礼儀。
しかし……気持ちの良いものではないからな。
[脳裏に過る、ジョージのこと。]
(179) 2014/06/19(Thu) 00時頃
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[冥王の懸念には三日月の笑みを浮かべて黙っている>>177 >>178]
(180) 2014/06/19(Thu) 00時半頃
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黙ると言いつつ勝利を囀り、優位に浸り。 成程、つまりは構ってほしいだけか。
[大げさに肩を竦める。 冥王からの視線>>178には可愛らしく小首を傾げ。]
銀の門は一時的に開けただけだ。 勿論、閉めはした。
随分と"溢れて"はしまったが。
あそこは特殊な場だ。 『天使』と『門』そのものはまだ没していまい。
[小鳥が最後に見たのは溢れる黒と銀の雨。 答えは『館』がどうなったかは知らぬという事。]
(181) 2014/06/19(Thu) 00時半頃
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トルニトスは、機体から上る蒼い燐光の量が増えてきている
2014/06/19(Thu) 00時半頃
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貴様が可愛げに首をかしげても無駄だ、気色が悪い。
[胸赤鳥の仕草にも僅かに眉をひそめただけで、声色は些か不遜さを潜めている。]
閉めてはきたが――――溢れた、そういう事か。 あれは三千世界に通じる特異点だ……
忠告めいた事を言うつもりもないが、この木偶が片付き次第、戻った方が良いやもしれんな。 お互い、目的を果たすことを優先するならば…だがな。
(182) 2014/06/19(Thu) 00時半頃
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『あはは。なんとでも言っていいよ。これで、仕込みは終わりだからね』
(183) 2014/06/19(Thu) 00時半頃
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