78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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――ドゥ・シアーラ 爆心地――
[七ツ星の一が彗星のごとく降るその衝撃に、男はようやっと意識を生の世界に引き戻した。
身体は依然として動かぬ。いや、動かないこともなかったが、ひどく億劫で、指先を少しと喉の奥から掠れた呻きを上げるのが精一杯だった。 ダレがこんな事を、と橙星が言うのは聞こえても、それに反応するだけの力は残っていない。 大地に吸われるように、すぅと力が抜けていきそうになるのを、意志だけで留めていた。]
(348) 2012/02/08(Wed) 21時半頃
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― 王都 / セヴィアルファ城 / VIPルーム(露天風呂付き) ―
[ティアラのシュークリーム(2個目)を食べながら、窓の外を見た。 視界の先には汚い花火>>347が輝きを放つ。]
……そろそろ、芸が無いわね? 芸が無いわ。 次はもう少し面白可笑しく爆散してくれないかしら。
[飽きた。と、呟いた。 安楽椅子勇者は一発芸に厳しいのだ。**]
(349) 2012/02/08(Wed) 22時頃
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[このままでは拙い、と無理矢理にでも身を起こそうとしたところでか。 橙星の癒しがぬくもりとなって降り注ぐ。 先程は命を奪うものにすら思えた大地があたたかく、その命を吹き返すように徐々に力が戻ってきた。 じゃり、と地面を爪で引っ掻いて身を起こす。
しかし、のそりと起きあがりまだ霞む視界でどうにか捉えられたその癒しの源はもう、]
――お、い
[暗い空にその身を放りあげていた。 掠れ声を絞ったような呼び声では、止めることも叶わぬままに。]
(350) 2012/02/08(Wed) 22時頃
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[なにかが、はじけた、らしい。]
今の、って……ぁ。 あったかい……
[癒しの力、っていうのか。 身体の傷が、治っていく。 直前に聞こえた声は、あのちびっこのものだった。]
ぱーん、ってやつが、こんな…すごい。
[あれだけ酷かった傷が、動くのに支障がないくらいで。 痛みを感じなくなったところで、近くに座り込んでたらしい、お兄ちゃんに駆け寄った。]
(351) 2012/02/08(Wed) 22時半頃
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え、っと……
[は、いいけど。 10年もたってて、なにを話していいのかわからなかった。 最近…きっと、匣が開いてから。 お兄ちゃんにあった事はちゃんと思い出せたばっかりで、……正直、複雑だ。]
……ひさしぶり。 えー……元気、じゃ、ないみたい…?
[ちびっこのくれた力は、お兄ちゃんの傷だけは癒してくれたようだけど、それまでかなりの怪我をしてたようで、ぼろぼろだったことは見て取れた。
使い魔、っていう説明はしてくれたかな、とんでる生き物?に手を伸ばしたら、近づいてくれて。 指先でちょっと遊んで、…それから、改めて向き直る。 ポケットから出した名刺は、俺が散々な目にあったわりには、まだちゃんと読めた。]
お兄ちゃん……フィリップ。 俺、これ、大事に持ってたんだ。 覚えてる、っていったやつは…………ごめんなさい。忘れてた、んだけど。
(352) 2012/02/08(Wed) 22時半頃
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[聞こえた言葉に驚いて見つめた南極星《セレスト》の口から、 予想していなかった言葉―>>299を聞いて、更に目を丸くする。 世界の観測者《ホロウ・スコルプス》とてわからぬことなんてたくさんある。 それを痛感した。]
で、でも。 そんな、アタシ。
[どうしてだろう。 とても、いとおしい。 とても、大切な―。
実際のところ、歴代の世界の観測者《ホロウ・スコルプス》が同だったかなんてわからない。 記憶に残るのはとても近い存在だったということ。
だから、この感情はきっと、自分の…オリジナルのものなのだろう。]
(353) 2012/02/08(Wed) 22時半頃
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! ――、――。
[目を向けたペラジーが気まずそうに視線を伏せて>>332、 それから何か考え込んだ挙句に上げた声>>336に、目を大きくして驚いた。
しかし、それよりも驚いたのは、 南極星《セレスト》の問いかけ>>299に対する彼女の返事>>338>>339だった。]
ちょっ、な、なにいってるのよ。 アンタ、正気? この子は、南極星《セレスト》よ? この星の…生命《イノチ》なのよ?
それを絶つって…どういうことかわかってるの?!
[理性の片隅ではそれも仕方ないとわかっていても感情は止まらない。 ペラジーが具現化させた刃がどんなに優しい光を放っていたとしても、 やっぱり、受け入れきれない。]
(354) 2012/02/08(Wed) 22時半頃
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南極星《セレスト》…でも、でもでもでもでもでもっ!
[大丈夫。 ―祈っていて。>>342 そう言う南極星《セレスト》に手を伸ばし、叶うならぎゅうと抱きしめる。
この世界を、星を、助けたい。 でも、そのためには犠牲を払わねばならない―。 ……とてもつらい選択。]
アタシ、は、アンタの……選択を、無駄にはしない。 祈るわ。 アンタが遺してくれる、"可能性"が…創造《チカラ》に変わるように。
[そして、ペラジー―幻想の刃《パンタジア》と向かい合う>>342前に、 もう一度強く抱きしめ、離れてもその手は離さなかった。]
(355) 2012/02/08(Wed) 22時半頃
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ね。ヴェラ、が……フィリップを、さ。 悪魔《クロノス》とか、呼んでたんだけど…
[なんの事、だろうって。 不思議な人だとは思ってたんだけど。
答えはあってもなくても、あんまり気にはしない。 だって、変な事は起こりすぎてる。 悪魔っていったって、お兄ちゃんは何も悪い事はしなかった。 怖くないって、知ってる。]
……あの、ヴェラが…俺の、母さんだってさ。 は。なんか…急に言われても、って。
[けどそれなら、たびたび面倒見てくれた事の説明は、つくんだけど。 ぼっこぼこにされた今、素直に母さんだなんて呼べない。 フィリップから、彼にヴェラがしでかした事を聞けたろうか。]
(356) 2012/02/08(Wed) 23時頃
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俺、さ…… 崩壊、は、やだなあ。
[話が落ち着いたころ。 ぽつっと、言った。 膝を抱えるみたいにして、頭を膝に押し付ける。]
友達、がさ。 堕天使とかいうものに、なっちゃった、みたいで。 最期には、消えちゃって……すごい、かなしくて。 ああいうの、もう、やだなって。
……ヴェラは、俺を助けてくれたりもしたけど…結局、崩壊を進めようと、してた。 俺は……あれを受け入れたり、従ったりは……したくない、かなって。
[ヴェラが、その堕天使の言ってた「あのお方」だってことまでは、今はしらないんだけど。 フィリップから、教えてもらうだろうか。
言いながら俺は、フィリップの意見を聞きたくて、視線だけあげた。**]
(357) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
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コリーン……?
[>>355 突然コリーンに抱きしめられ、驚いたように金の瞳を瞬いたが、微笑んで、その身体を精一杯抱きしめ返す。
そのぬくもりを忘れないようにと目を閉じて。]
うん…ありがとう。 あったかいな、コリーンの手。 星命《テュケー》を吸ってるのはボクなのに、 まるで星命をもらってるみたい。
(358) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
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[繋がれた手をもう一度強く握りしめ、ペラジーに向きあった。
幻想の刃《パンタジア》が、白い軌跡を描きながら南極星《セレスト》の身体に吸い込まれて――南極星の身体から、星命《テュケー》と聖命《エウケー》を"断ち斬る"。
崩れ落ちていく"セレスト”の姿は、星命と聖命が織り成す眩い白銀色の光に淡く溶けるように消えていき――]
(359) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
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[ リィイイイイイイ―― ]
(360) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
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[魂の片割れを求めて、星が、啼く。
北極星の金色の光が、淡雪のように降り注ぐオアシス《EDEN》に、第六の禍匣から斬り離された白銀色の光の奔流が溢れた。
呼びかけに応じるように 金の光は一瞬、人の形をとってその手を伸ばす。]
(361) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
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――シメオン…うん…やっと、逢えた。
[そして、銀の光は嬉しそうに瞬いてその手を取る――。
金と銀の光は混じり合い、融け合い、その地を生命の輝き《オーロラ》で満たした。
それはやがて、凝縮し、圧縮され、掌に収まる程の大きさの五色の宝玉――星動天核《ティケイルコア》へと変化していく。]
(362) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
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[五色の光を瞬かせながら、核《コア》はふわりと宙に浮いたかと思うと、泉の上空で静止した。]
[ こぷん。 こぽ ん。 こぽこぽこぽ。 ]
[水音をたてて、星動天核《ティケイルコア》へとオアシスの泉の水が螺旋を描いて吸い込まれ、膨張し、核を中心に急速に成長していく。]
(363) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
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[ フィィイイイ―――…ン ]
[ カ ッ ]
[ ザァアアアアアアアアッ!! ]
[核が大地となり、芽吹き、緑は枝葉を伸ばし、見慣れない果物がたわわに実り、遠い昔に絶滅した鳥が空を飛び、幻想的な花が咲き、美しい蝶が舞う。
それは、かつて失われた楽園《ロスト・エデン》にも似た小さな星――]
(364) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
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[ ―― 空中要塞《EDEN》 ―― ]
(365) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
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[核《コア》の中に星命流動《ティケイ・ストーム》を有し
星命力《テュケイリア》を動力として宙に浮かぶ
小さな要塞《EDEN》が、オアシスの上空に出現した。]
(366) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
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[天空要塞《EDEN》を創り、残った星命《テュケー》は結晶と化し、銀水晶の十字架へと姿を変えた。
《EDEN》の中庭、新たな《EDEN》の原動力たる星命力《テュケイリア》の泉の傍
真っ直ぐに立った金十字に、斜めに寄り添うようにその身を預ける。]
(367) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
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|
輝
悠
ノ ―― トゥインクルライツ ・ サザンクロス ――
銀
十
字
(368) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
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[図らずもその形は、創星の証たる 星十字《アスタリスク》 。
星命力の泉に直結したそれは、舵の役目を果たすようだ。]
(369) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
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[二つの十字が星十字《アスタリスク》を描く折。 ころりと金と銀が交じり合った水晶がその場へと落ちた。
それは天空要塞を”使う”為の鍵である、星の瞳
―――星の芽《テュケイロン》。
正しい使い方をすれば、新たに生まれたこの小さな星は、本当に可能性《希望》となるだろう。]
(370) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
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これは”星の芽”―――《EDEN》の、鍵。
(371) 2012/02/09(Thu) 00時頃
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ただしく使えば、それは可能性《希望》になる。
(372) 2012/02/09(Thu) 00時頃
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でも―――
(373) 2012/02/09(Thu) 00時頃
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『君達なら大丈夫だって、信じてる。』
(374) 2012/02/09(Thu) 00時頃
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忘れないで、そのやさしさを
(375) 2012/02/09(Thu) 00時頃
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『 * 約束だよ―― * 』
(376) 2012/02/09(Thu) 00時頃
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― ??? ―
[新しい星《イノチ》が輝き始める頃。
――コツリ。
"セレスト"から斬り離された、第六の匣《BOX》は。 昏い紅玉《ルビー》となって、現在の"主人"の元へと*還った*]
(377) 2012/02/09(Thu) 00時頃
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