64 色取月の神隠し
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芙蓉は落胤 明之進に投票した。
明之進は団子屋 たまこに投票した。
日向は落胤 明之進に投票した。
たまこは落胤 明之進に投票した。
ゆりは落胤 明之進に投票した。
辰次は落胤 明之進に投票した。
一平太は団子屋 たまこに投票した。
藤之助は落胤 明之進に投票した。
明之進は村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
一平太が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、芙蓉、日向、たまこ、ゆり、辰次、藤之助の6名。
薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2011/09/18(Sun) 07時頃
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―菊屋― >>5:61
『芙蓉さまに、藤之助さま。』
[簪の姿のままでも、九十九に気配は現のままに見えるだろう 揚羽の、紅を差した口元が嬉しそうに弓にひかれ 新たにまみえた同胞の名前を繰り返した 続く藤之助の言葉には、おや、と長い袖を頬に当て首を傾げる]
(0) 2011/09/18(Sun) 09時頃
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>>5:66
『ほう、ダリアとは見たことがないが、あたしに似ているなら さぞかし綺麗な花だろうねえ。』
『鵺さま、とは辰次さまが言っておった…大妖であらせられるか。 その傷はにんげんにやられたのであろ? それほどのあやかしの力を持ってしても… なんと人の世はずいぶんと物騒なこと。』
[かたちのよい眉を顰めて、藤之助を見やり、優雅に肩をそらし首を振る そうして手を腰に当てると、ふわり髪を揺らして芙蓉に向き直る]
(1) 2011/09/18(Sun) 09時頃
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『たまこを? …なんにも出来ない間抜けな娘だよ。先刻も、連れを攫われるのを 取り返しもせずに、ただ泣くばかりでさ。』
[やれやれ、といった風に傍らの娘を横目で見る だがその目には慈しみが宿っているのを、芙蓉は見ただろうか]
『人の世はおそろしき だが、また面白きこと 我を世に顕してくれたこと あたしはたまこに感謝しているのだろうねえ。』
『”油断大敵”』 『”祭りの間に無粋はしない”』
『心に留めて、この世をこれから、楽しませてもらうのさ』
[芙蓉、藤之助へ、揚羽はにやりと*微笑んだ*]
(2) 2011/09/18(Sun) 09時頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/09/18(Sun) 09時半頃
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―甘味処―
[彼是と考えを巡らせ続けていたが、 ふと膝の上の巾着が熱を持つのに気付けば、目を見開いた。]
(………また……?)
[これほどの頻度で起きるものなの、と、 動揺に瞳を揺らす間も無く、路が開く―――]
“あなたの望みは……”
[路を往く者に呼びかけて―――]
(3) 2011/09/18(Sun) 09時半頃
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……
[薄く目を開く。 聞こえたのは今迄と少し違う、曖昧な音色。>>5:94>>5:96 誰が居なくなったのか、行き交う人々を呆と眺めていたが]
“やっぱり、相談しないと駄目 たまこちゃんや一平ちゃん 戻ってるかな”
[朝から不在であったから、一緒なのだろうと見当を付けていた。 店先に立つ女将の注意を引いて、常のように膝に片手を当てて腰を折る。]
(4) 2011/09/18(Sun) 09時半頃
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“女将さん 御馳走様。 人と待ち合わせをしていたんだけど 離れなくちゃいけないから言付けをお願いします。 二人とも目立つ風貌だから、もし来たならすぐ分かると思う”
[志乃と沙耶の不在、自分が先に席を立つことの詫びを言付けた。 志乃と彼らが同胞にしか分からぬ声で囁き交わしていたことも、 自分の目的地に彼らが居ることも娘は知らない。]
(5) 2011/09/18(Sun) 09時半頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/09/18(Sun) 09時半頃
子守り 日向は、メモを貼った。
2011/09/18(Sun) 09時半頃
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―屋台広場/菊屋―
[菊屋の屋台は開店しているようだ。 たまこが其処に居ることを確認したなら、ほっと胸を撫で下ろした。]
“たまこちゃん”
[屋台の横から近付いて、分かるように背伸びして片手を高く上げる。]
“お店開けたばかりなのに 本当にごめんね。 大事な話があるんだけど… 少し抜けられるかな 何だったら、このまま聞いてくれても構わないの” [ほこほことした団子と屋台の周囲の客を申し訳無さそうに見ながら、地面に文字を書く。 もしも未だそこに藤之助と芙蓉が居たならば目を見張り、女将に言付けた内容と同じものを律儀に繰り返すだろう。 たまこと話をしているようなら、いずれにせよ彼らの会話が終わるまで待ってから切り出す心算*]
(6) 2011/09/18(Sun) 10時頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2011/09/18(Sun) 10時半頃
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[話をした場所は何処であっただろうか。
藤之助や芙蓉にも、もし良かったら聞いて貰いたいと告げるだろう。 何か知っていることがあれば教えて欲しい、と。 勿論、立ち去るのであれば無理に引き止めることはしないのだが**]
(7) 2011/09/18(Sun) 10時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/09/18(Sun) 11時頃
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―菊屋―
>>79 [背の高い藤之助を見上げて、たまこはかぶりを振った]
わかりません。 何もしない九十九神も、いる――と、思います。 大切な道具が成るもの、ですから。
でも…皆は…何かわからないもの、を。 得体が知れないと、恐ろしく思うかも、しれません。
[現に自分は、神隠しのように次々と消えてゆく あやかしと人の気配に恐ろしく不安を感じている]
[あの時何が起きたかよく覚えていない ただ、目が覚めた時には秋月邸の書斎にひとり 紐の切れた鈴を握り締め倒れていた それを握り締めると、ちりんと小さな音がする] >>5:100
(8) 2011/09/18(Sun) 11時頃
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>>5:100
[何か、思い出せそうで思い出せず頭を押さえ
そして―― また、明之進と一平太の気配が村から忽然と消えてしまったことに気づいて 暫く呆然と立ち尽くしていたのだった]
[芙蓉と藤之助を前にしたまま、たまこは黙って考え込むように*宙を見つめていた*]
(9) 2011/09/18(Sun) 11時頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/09/18(Sun) 11時半頃
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人間は、儚い。
…だから俺は、隠せる機会があるならそうしている。 気に入った人間を、傍に置いておけるように。
[話し終えると、一つ息を吐いた。 人間にここまで詳しく自身の事情を話したのは、初めてだ。]
あやめは霊力が強くて、村を守る役目を負っていたからなぁ。 人を隠す俺らは捨て置けない存在だろうな。
ゆりさんが隠されぬよう、村人を守れるよう、“悪しき存在”には近づかないようにさせたかったんだろうな。
――残念ながら、思惑は外れたけど。
(10) 2011/09/18(Sun) 15時頃
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人と妖の世が重なる刻って、滅多に訪れないんだよ。 今がその刻。人の祭と妖の祭。 どちらも楽しまなきゃ損だろう?
だから……
[ゆりへと、邪気のない笑顔を向ける]
一緒に行こう、ゆりさん。
[例え拒絶されても、逃がすつもりは*ない*]
(11) 2011/09/18(Sun) 15時頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2011/09/18(Sun) 15時頃
たまこは、はっとして辺りを見回した。
2011/09/18(Sun) 18時半頃
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あ。
>>4:125 [日向がこちらへ向かう少し前に、再び消えるふたつの気配を感じた それはやっぱり、まっすぐ迷うことなくすうっとどこかへ向かって―― 村からぱたりと閉じたように消えてしまう]
志乃さん… 沙耶さま…
[たまこの呟きはふたりにも届いただろうか 祭りの喧騒がずいぶん遠くに聞こえるような気がした 怯えた表情の娘は、ふら、とまた、一歩下がる]
(12) 2011/09/18(Sun) 19時頃
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>>6 こわいよ、一平太ちゃん。
[泣くまいと、俯いて下唇を噛むと、帯に結んだ鈴が小さくちりんと鳴った “行こう、一平太。”
”僕は、君と一緒にあそびたいんだ。” ”そう、連れていくよ” ”帰れないわけではないしね”
[神隠し、とはっきり言葉が頭の中で響く 無数に集まり一平太を取り囲む毛玉が―――]
(13) 2011/09/18(Sun) 19時頃
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! [白昼夢のような記憶は、パン、と風船が割れるみたいに突然消えた 代わりに現れたのは背の低いお下げ髪が一生懸命手を高く上げる姿 たまこは急いで、屋台から出て日向のほうへ駆け寄った]
日向ちゃん!あの、あのね。一平太ちゃんが
[勢い込んで言いかけ、それから、日向が地面に書く文字に気づく 大事な話、という文字が目に飛び込んだ 黙ってこくり、と頷くと芙蓉と藤之助を振り返った 幸い、他に客は来ていない ふたりがまだそこにいるようなら、一緒に話を聞くだろう**]
(14) 2011/09/18(Sun) 19時頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/09/18(Sun) 19時頃
子守り 日向は、メモを貼った。
2011/09/18(Sun) 19時頃
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[どこかで、遠く、笛が鳴る。 遠く、どこかで、鈴が鳴る。 誰かの、遠い、声がする]
『いっしょにいこう』
『きみをつれていくよ』
[小さな気配が、たくさんの気配が、強くなって、大きくなって、 そしてぐにゃりと消えたのは―― 鵺と狐が、団子屋に着く前のこと]
(15) 2011/09/18(Sun) 20時半頃
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『あきのしん……帰っちまったんだねえ。
お友達を連れていけて、良かったじゃないか。 でもあの子、ちゃあんと案内できたかねえ。
ふふ、辰次の笛がありゃあ、大丈夫か あきのしんも、案外しっかりしてたみたいだし。
ああ……おしろい、あげられなかったね。 帰ってからの土産にしようか』
[行李の中身を思い浮かべて、微笑んだ]
(16) 2011/09/18(Sun) 20時半頃
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―菊屋―
『連れを……そうかい』
[揚羽の言葉>>2に、得心した様子を返す。 明之進が連れて行ったのは、たまこの「連れ」であるらしい。
間抜け呼ばわりこそするものの、たまこへ向ける揚羽の眼差しはあたたかい。 感謝しているとも、自覚しているようだ]
…………。
[たまこの方も、あやかしの宿る道具が壊されはしないかと、恐れてさえいる>>5:71。 狐は九十九に囁きかけた]
『あんたが教えを守ってくれるなら、何よりさ。あやかしの生、楽しみなよ。 もうひとつ、覚えておいておくれ。 これからどうなっても、あたしは――たまこを苦しめるつもりは、ないってことをさ』
[たとえ喰らうにしても、連れ去るにしても]
(17) 2011/09/18(Sun) 21時頃
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―菊屋―
[人の子の心を蝕む恐怖は鵺にとって甘美なもの。 あやかしの気配に怯え、たまこの心がざわめけば>>8 闇を湛えた鵺の凶眼が悦びに揺れる]
……そう。人の子は識り得ないものを恐れるものさ。
そんなものに関わったところで、碌な目に遭わないと 骨の髄まで恐れが染み付いているはずだからねェ。
人の子が知らないものを恐れるのは 獣が火を恐れるのと同じくらい、自然なことだよ。 [千年の昔から鵺が鬼が――あらゆる百鬼夜行が 絢爛豪華に彩どられた闇の中で、常に人の子を畏怖させてきたのだ]
(18) 2011/09/18(Sun) 21時頃
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『でもこの子、どうやら神隠しのこと、忘れているような――ん?』
[ちりん、と鈴が鳴る。 明之進の囁きに混じって聞こえたのと、同じ音>>8 たまこの表情が変わる]
――たまこ?
[呼ぶ声は、届いていない。ここではないどこかを見る者のまなざしで、娘は二つの名を口にする>>12]
『――聴いたかい、藤』
[ふらりと後ずさるたまこへ、手を差し伸べたものかどうかと薬売りは迷う。 そしてまた、鈴の音。 娘の唇からこぼれる、もうひとりの名]
[あやかしの耳に届いた、三つの名。現世から消えた三人を呼ぶ声は、紛れもなく、たまこの持つ力の証]
(19) 2011/09/18(Sun) 21時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2011/09/18(Sun) 21時頃
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……だからね、お姉さん。 神隠しに関わることなんざ、忘れちまったが良い。 そうじゃないと、大切なものをみぃんな失くすことになるよ。
それとも、……もう、失くしてしまった後かな?
[呆然と立ち尽くす、たまこの様子に 今こそ絡め取る好機かと 瑞々しい頬に触れようと鵺が手を伸ばしかければ
――ちり、と清浄な鈴の音が鳴った]
(20) 2011/09/18(Sun) 21時半頃
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――――――ッ!?
[たまこを獲ろうとする指先に 火箸を押し当てられたような痛みが奔り、鵺はびくりと一歩後じさり、芙蓉の囁き>>19に頷いた]
『……あぁ、聴こえたさ。 やはり、たまこは異能持ちのようだが
いや、それよりも――』
[つきり、と痛む指先から伝わったのは 何者かは分からぬが、鵺がたまこに触れることを赦さない強い意志。 その正体を確かめるべく、ぐるり首を廻らせる]
(21) 2011/09/18(Sun) 21時半頃
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『……大妖と言えど、それも昔の物語。 今となっちゃあ、こんな無様を晒す程度のもんさ』
[>>2にやり微笑む揚羽に、この男にしては珍しく忌々しげな面を向けて]
『確かに、この娘は、ただの間抜けな娘かも知れないが…… くそう、これだから人の子というのは厄介だ』
(22) 2011/09/18(Sun) 21時半頃
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『どうかしたのかい』
[藤之助のたじろぐ気配>>21に、俯くたまこ>>13から視線を移す。 平静を装う男の顔に、わずか警戒の色が浮かんでいる]
『揚羽の仕業……じゃあ、なさそうだねえ。 さあて、どうしたもんか』
(23) 2011/09/18(Sun) 22時頃
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[あやかしたちの思案も知らず、たまこが紡ぐ次の名は、未だ現世にある人のもの>>14]
ん?ひなた?
[志乃たちに合流するよう言って別れたが、その後志乃と沙耶は隠世へ去ってしまった。 日向は取り残された形になったのだろう]
あ……悪いことしちまったねえ。
[呟きながら、日向へ駆け寄るたまこを見送る。 やがてたまこが振り向いて、こちらへ頷きかけるのを見れば、自分は藤之助へと振り向いてから]
『いま、たまこから目を離すのも何だろ』
何だいたまこ、あたしらも、かい? 行ってみようか、藤。
[ふたりの少女の方へ、歩み寄った]
(24) 2011/09/18(Sun) 22時頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2011/09/18(Sun) 22時頃
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どうしたんだい、日向。 志乃たちは……あの子たちには、会えなかったのかい?
[人の身なれば、志乃と沙耶とが消えたこと、知るはずはない。 日向が土に刻む文字、たまこが読んでくれるのを頼りに]
おや、見かけたけど、話しかけそびれてる間に、いなくなっちまった? そりゃあ、何だか悪いことしちまったねえ。
[そんな返事をしながら、己に読めぬ文字をみつめている]
(25) 2011/09/18(Sun) 22時頃
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『……いくら、己が落魄れ果てたからって まだ、あんな新参の九十九に遅れをとるほどじゃあねェよ』
[>>23揚羽の仕業でない――という芙蓉の言葉に同意し 夢から醒めるように瞬いて、日向の元へと屋台から駆け出した たまこの小さな背中を視線で追う>>14]
『日向か……。 まさか、あの娘が――?』
[鵺の手からたまこを庇ったのは日向だろうか。 キリよく現れた彼女を見極めようと目を眇めれば、芙蓉が己の思案を男に囁いた]
『あぁ、お前さんの言う通りかも知れないが だとしたら、かなり厄介だぜ。
……今は、様子を見るしかないか』
[ひょこり足を引き摺り、芙蓉の後ろについて 二人の少女の元へ向かう]
(26) 2011/09/18(Sun) 22時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/09/18(Sun) 22時半頃
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―菊屋屋台―
[幸い客足もそう多くはなかったようで安堵するも束の間、 駆けて来るたまこの尋常でない勢いに目を瞬く。]
“一平ちゃん ”
……?
“なにか、あったの”
[つい先頃自分が聴いた足音が友人のそれと重なって、表情が微かに曇った。 たまこが言葉を噤んだために、今ここでそれ以上を問うことはせず、たまこの背の向こう、藤之助と芙蓉が近付くのを数歩進んで迎えた。]
(27) 2011/09/18(Sun) 23時頃
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[甘味処で二人との合流が叶わなかったこと、 歩み寄る芙蓉に謝罪されれば、ゆるく首を振る。>>25]
“ううん、大丈夫。 多分……二人一緒だと、思うから。 でも、藤之助さんと芙蓉さんの用事が此処だったとは思わなかった。 お呼び立てするような形になって ごめんなさい”
[団子を買いに来たにしてはたまこの表情が剣呑であることに、首が僅かに傾ぐ。 けれどその違和感も、互いの話へと意識を奪われて霧散した。]
(28) 2011/09/18(Sun) 23時頃
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―林の中―
気に入ったら、連れて帰る…。 本当に、友達を連れて帰る、ような感覚なのですね…。
[ちらりと夕顔の顔が頭をよぎる。たまこの「大好きだったから同じ姿になったのかしら」という言葉>>4:72が思い出されて、目を伏せた]
雷門様が、この地を守ってくださっている…。 私や、村の方々の心は、雷門様に伝わっていたのですね…雷門様は、信じていたとおりの、お優しい神様だったのですね…。
[>>5:105辰次の言葉を聞けば、嬉しそうに目を細める。]
(29) 2011/09/18(Sun) 23時頃
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はい。一緒に屋台を回った時の辰次様のお姿が本当に楽しそうで、私も嬉しかったのです。
[微笑むが、>>5:106辰次が身の上を語り始めれば真剣な面持ちになって]
辰次様のご本体は笛だったのですか…。 はい、その舞は知っています。幼い頃、村に旅芸人の一座が訪れた時にその演目をやっていて。切ないお話だと、思った記憶があります。
戦場にも、辰次様を…。では辰次様は、主様と、いつもご一緒だったのですね。
[姿を借りているという言葉を聞けば、辰次の主人の姿を思い描くように辰次を見つめた]
(30) 2011/09/18(Sun) 23時頃
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[足を引く藤之助を見れば、何処か座る場所がないかと周囲を見回し、 折り良く隅の休憩椅子が空いたのを見れば皆にそちらを勧めた。]
“大事な話… ううん 変な話だと思う、すごく。 一人だと、どうしても答えが出そうになくて”
"何から話せばいいのかな。一つずつ、順を追って話すね こんな話をして、困らせるかも知れない けど"
[迷い迷い、ゆっくりと土をなぞってゆく]
(31) 2011/09/18(Sun) 23時頃
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……。
[>>5:107空を眺めながら語るその横顔をじっと見つめ。言葉の一つ一つを聞いて、悲しげに目を伏せた。死した主人の傍らで、思いを抱え続けて月日を過ごした辰次の心を想像すれば、切なさに胸が痛んで]
…すみません、何を、言って、良いのか……。
辰次様は、主様を本当に大切に思われていたのですね…そしてきっと、主様も…。 辰次様にそのように思われていたことを知れば、主様もきっと幸せなはずです…。 大切にしていたものにそんなふうに思われて、嫌な人間など、いません…。
(32) 2011/09/18(Sun) 23時頃
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[振られた首と、申し訳なさそうな表情で、大まかな意味は察したつもり>>28]
志乃と沙耶なら、一緒に遊んでるんじゃないかねえ。 日向が来たのには、気づかなかったんだね……。 ん。
[日向の視線が藤之助に向いて、それから椅子を勧める手振り>>31]
ああ、そうだね、あそこに座ろうか。 ありがと、日向。
[たまこと藤之助と共に、腰を下ろす。 綴られる文字をぼうっと眺め、藤之助の袖を引いてにっこり笑った]
(33) 2011/09/18(Sun) 23時頃
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あぁ、……すまないね。
[日向の気遣い>>31に感謝の意を示し、勧められた休憩椅子に腰を降ろす]
変かどうかは、聞いてから判断するよ
大事な話なんだろう? 己らで良けりゃあ、幾らだって相談に乗るさ。
[字が読めないらしい芙蓉のために声に出して確認しながら、 日向が地面に記していく文字を追っていく]
(34) 2011/09/18(Sun) 23時頃
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[先ず、祭りの日から度々奇妙な感覚を覚えるようになったこと。 決まって強い風が吹き、空間が薄く切り開かれるように眼前の世界が歪むこと。] “見たこともない、知らない道…何処かに向かって伸びる道。 隙間から、その道を行く誰かの声が聞こえるの。 はっきりとした声や会話が聞き取れる訳ではなくて、…”
[文字にすると実に現実味の無い話だとも思う。 暫く逡巡した後に]
“心の音 …っていうのかな。 嬉しいとか楽しいとか、そういう音。 お祭りが始まってから今日までに、四回。”
[一度手を止めて、それから意を決したように]
“つい、さっきも”
(35) 2011/09/18(Sun) 23時頃
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日向は、ここまで書き連ねて、一度枝先を土から浮かせた。
2011/09/18(Sun) 23時頃
日向は、二人の言葉に、ありがとうと頭をひとつ下げて。
2011/09/18(Sun) 23時頃
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[>>5:108 儚い、という辰次の横顔をじっと見つめる。>>10 話が終わり、息を付く様子に切なげに微笑んで]
…あやかしから見れば、確かに人は儚いのかも、しれませんね…。 でも、私は…、 他に、どのようなあやかしがいるのかは分かりませんが、辰次様のお話を聞いて…とても切なくなりました…。
あやかしが本当に恐ろしく、強い存在であるなら…、人を求め、連れていくことはきっと、ないと思うのです…。 気に入った人間を連れて行くのは、あやかし自身がさびしいからなのではと思えて、ならないのです…。
そして、さびしかったり、一緒にいたいという気持ちは、人もあやかしも同じで。 そう思えば、あやかしが、愛しい存在のように思えてしまって……
私は、………。
[小さく唇をかみ締めて俯く]
(36) 2011/09/18(Sun) 23時頃
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[藤之助に内容を教わりながら、日向の「話」を聞く]
道……?
[その言葉には、訝しげな色が、はっきりと顔に出た>>35]
(37) 2011/09/18(Sun) 23時頃
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…婆様が…?
…そうだとしたら、きっと婆様に叱られてしまいますね。私は、もう…あやかしのことを“悪しき存在”だとは思えなくなってきてますから…。
巫女、失格ですね。
[>>10思惑は、という言葉に、途方に暮れたように困り顔で笑った]
(38) 2011/09/18(Sun) 23時半頃
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[>>11一緒に行こうと誘われれば、目を見張る。膝に置いた手をぎゅ、と握り、視線を落として思案するが、やがて顔を上げて]
…辰次様? 先程、辰次様は「気に入った人間を傍において置けるように」と仰ってましたが…、
もしかして、私も辰次様の「気に入った人間」の仲間入りをしてしまったのでしょうか?
[辰次の笑顔に冗談めかし、悪戯っぽく笑い返した。声音に拒絶の色は滲ませずに*]
(39) 2011/09/18(Sun) 23時半頃
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[書き連ねられる言葉に男は小さく瞠目する。 人の子にも、隠世への道を垣間見ることが出来る者がいると聞いたことはあるが、日向がそうなのかも知れない]
……続けておくれ。 [一度、手を止めた日向に、難しい面で続きを促す]
(40) 2011/09/18(Sun) 23時半頃
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[それぞれの表情の変化に、知らず息を詰める。 先を促す言葉には視線を向けて頷いて、今一度背筋を伸ばした。]
"覚えてるかな。さっき、 神隠し って言ったこと。 つい口に出てしまったのは、本当はこれの所為。
随分前に亡くなった祖父も、同じものを視ていたみたい。 だから、今起きていることが そうなんじゃないかと思ってる”
[人が消えていることは、疑いもせぬ語り口]
………
“身の回りで何か、見聞きした人がいないかなって、気になって。 私には、誰が居なくなったのか…… は、分からないみたいだから"
(41) 2011/09/18(Sun) 23時半頃
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“それとも”
“幻だって、思う ”
………?
[淡々と整えた表情に、仄かな焦燥感が浮かぶ。 隅に小さくことばを並べて、おずおずと見上げた。]
(42) 2011/09/18(Sun) 23時半頃
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ふぅむ。……神隠し、か。 道だか、心の音だかってのもそうだが、どうにも突飛すぎてねェ。 ……や、勿論、日向ちゃんが出鱈目を言ってるとは思わないけど、今一つ、ピンと来ないというか……なぁ?
[>>41確信を込めて綴られた文字に 困惑する素振りを見せながら、芙蓉に同意を求める]
(43) 2011/09/19(Mon) 00時頃
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神隠し……? そんな噂は、ちょくちょく耳にするけどねえ。 ああ、ここじゃなく、あちこちの村でさ。
[狐が今化けているのは、旅から旅の薬売り]
ええっと、雷門様だっけ? ここの神様に、連れて行かれたとでも言うのかい? めがね……じんえもんと、他にも誰か、幾人が。
(44) 2011/09/19(Mon) 00時頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/09/19(Mon) 00時頃
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神様が、人間の手を引いて、どこか知らない場所に連れて行くんだとしたら―― それは、何のためだろうね? 連れて行かれた人間は、どうなるんだろう?
「心の音」がひなただけに聞こえるのは、どうしてなんだろうねえ……。
[日向の問いには答えぬままに、静かに返すのは、問い]
(45) 2011/09/19(Mon) 00時半頃
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“そ”
……
“そうだね こんな話、 私だって急にされたら 困るし”
[矢張り困惑させてしまったかと唇を結び、巾着を無意識に引き寄せつつ首を振る。 藤之助の視線の先を辿り芙蓉のの言葉を聞けば、茶の瞳が僅かに驚きを乗せた。] "神隠し って、そんなに起きるものなの この村の話しか知らないから、数十年単位だとばかり”
[幾百年を生きた者ならば良く知るのであろうけれど、 目の前の彼らがそうとは知らぬ娘は、自分の無知を自省する。]
(46) 2011/09/19(Mon) 00時半頃
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“雷門様… なのか、他の誰かなのかまでは分からない。 何か事情があって連れて行くのなら、 引かれた人も望んだことであったなら、
………見送るべきだって 思ってて”
[辰次にも変わっていると評されたし、ともすれば人の怒りを買いかねないことば。 理解も同意も得がたい見方だと自覚もするが、青葉村の祖父の元で培われてきたのはこうした感覚だからと素直に言葉を刻んだ]
“何のためで、どうなるのか …な。 どうして 聞こえるのかな。 私はただ、手を引かれた人が、そうされるのが本意であったかどうかが知りたいだけ”
[否やが返れば、手を伸べる為に。]
“最後に聞いた声だけは、どちらか分からない 気がしたから”
(47) 2011/09/19(Mon) 00時半頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2011/09/19(Mon) 01時頃
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噂、さ。 実際、目の前で人がかき消えたのを見たわけじゃあ無い。 ある日突然いなくなったなんてのは、家出だの、駆け落ちの類かも……
[「神隠し」の真相を知らぬ人の子に、当たり障りのない、人の言葉を連ねていたけれど>>46 見送るべき、と綴る娘には首を傾げた>>47]
見送る……か。 もし、仲良しのたまこが連れて行かれたら、それでも黙って見送るのかい? まあ、神様だか何だかの思し召しなら、そうするしかないかも知れないけどねえ。
それなのに、本意かどうかを知りたいのかい? もしも、嫌だって、連れて行かれたくないって思ってるのを知ったら……。
[どこかに幼さの残る少女を見つめ**]
人じゃないものを相手に、あんたはどうするつもりなんだい?
(48) 2011/09/19(Mon) 01時頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2011/09/19(Mon) 01時頃
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ああ、俺を大事にしてくれていたよ。 うん。幸せに思ってくれりゃいいな……
[二度とは会えぬと思っているが、もしも気持ちが伝わったなら… つい、考えてしまう。>>32
ゆりのあやかしに対する想いについては口を挟まずに黙って聞いて。>>36>>38]
(49) 2011/09/19(Mon) 01時頃
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………へっ?
[はいかいいえか、その返答だけしか想定していなかったあやかしは、ぽかんとした表情になり。>>39]
え……それはその、そりゃぁ……
わざわざいけ好かない人間を誘って連れていこうとするのは、よほどの物好きだろうさ。そこらは人もあやかしも同じ…なんじゃないか?
[ほんのりと顔を赤くさせ、そっぽを向きながら遠回りに肯定する。]
(50) 2011/09/19(Mon) 01時頃
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[>>47人の子が隠されても、それが望みなら見送るべきだと ぽつり零れた言葉に、男は、ほぅ、と驚きの音を漏らす] 日向ちゃんは、怖くないのかい? 神隠しに遭った人の子は、二度と戻ることはないと聞くが それが親兄弟でも、同じことが言えるのかい。 [男の闇を湛えた眸に興味の色が宿る] ……それに、だ。 もし最後に聞いた声とやらが隠世に行くことを望まなければ 日向ちゃんはどうするのかな。
[問う言葉は芙蓉のそれと似るか]
(51) 2011/09/19(Mon) 01時頃
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[>>50辰次が顔を赤らめてそっぽを向くのを見れば、目を丸くした後、くすくすと笑って]
ふふ、冗談です。 …でも、私も…辰次様に誘っていただけて、嬉しいです。 あなたに、お話を伺って良かった…。
[ふわりと微笑んだ]
行く先がどのような世界なのか、分かりませんが…少しでも、あやかしのことを理解出来たらいいなと…、そう、思います。
(52) 2011/09/19(Mon) 01時半頃
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[よくある不幸な出来事を喩えて神隠しと呼ぶこともある。 芙蓉の言うのはその類だろうと納得して、小さく頷く。>>48 彼女の問い、そして藤之助の問いには、暫く沈黙した。]
………
“全く怖くないかと言えば嘘になる よ でも、神様もそうじゃないものも、ひとにとってとても身近な存在だから 悪いものじゃないって、思ってるところがあって”
[呆れられたこともあった、と僅かに苦笑した]
(53) 2011/09/19(Mon) 01時半頃
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“だから、あとは当人のはなし。 こころから望んだことなら 止めない”
[悲しくとも、寂しくとも。 祖父もそうしたのだから。]
“背を押したいって 思ってる。 親兄弟… ん、もうずっと前から居ないから 血縁と友達とが違うかと言われると分からないな” [居たら何か違ったのだろうかと自問するけれど、 今のままの自分であれば答えは変わらないとも思う。]
(54) 2011/09/19(Mon) 01時半頃
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まぁ…色んなのが、いるけどさ。 あやかしも、人間と一緒で。
[そっと横を向いていた顔を戻し。>>52]
ん。退屈はしない場所だ。どこにだって案内する。
[すっとゆりに掌を差し出した。]
………気に入ったさ、気に入ったとも。 嬉しいって言ってくれて、俺も嬉しいし。
(55) 2011/09/19(Mon) 01時半頃
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“心残りがあるのなら―――”
[もしくは、強い気持ちでそのひとを呼ぶひとが居るのなら。 飴色の櫛を取り出して、指先で撫ぜる。]
“呼びかけて 手を伸ばしてみるだけ。 もう一度、此方側に呼び戻せるように”
[元より対抗する気もなければ、そんな力は持たないのだと。 奇跡を願うかのような、神頼みのような力だと改めて知れば、 言って恥かしくなったか、枝先で土をとん、と叩く仕草。]
“また 変な話してるけど…… 祈りみたいなもの、かもしれない。 力があるかも なんて言っても、御大層なものじゃないの”
(56) 2011/09/19(Mon) 01時半頃
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そうですよね。あやかしも、人も変わらないのですよね…。 どんな方がいるのか、お会いするのが楽しみです。
[辰次の顔が此方を向けば、頷いて]
…はい。色んな場所を、見てみたいです。 それに、辰次様の笛も…また、聴かせて下さいね。
[差し出された掌を、そっと握って笑うと]
どうぞ、お連れ下さい。 あなたの世界に。
(57) 2011/09/19(Mon) 02時頃
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ゆりは、日向や村の人々へ思いを馳せた
2011/09/19(Mon) 02時頃
ゆりは、日向日向や村の人々へ思いを馳せた
2011/09/19(Mon) 02時頃
藤之助は、日向の繰る、枝の先をじぃと見詰めた。
2011/09/19(Mon) 02時頃
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[>>53暫しの沈黙の後、日向があやかしたちの問いに答え 綴る文字を静かに見詰める]
あやかしも神も、人の子の身近な存在ねェ……。 [今、言葉を交わしている相手が 人喰いのあやかしであると知っても 日向はまだ、そのような事を言えるのだろうか] (――いっそ、己の正体を見せ付けてやるのも面白いかもなぁ)
[心の裡を過ぎった悪意が、鵺の眸を僅かに揺らす]
(58) 2011/09/19(Mon) 02時頃
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…はぐれないように。
[離さないようにゆりの手をきゅっと握る。 何となく、言い訳をしてしまう辺り格好がつかない。]
色んな場所を案内して…色んな話もしよう。 俺の昔のこと、青葉村の昔のこと、あやめのこと。
あ、志乃もあやかしなんだけど、志乃の筝ともあわせたいな。
[嬉しげに話すあやかしの周囲の景色がゆらめき始める。 空気がしんとしたものに変わっていく。 いつしか空には月が浮かんでいて、案内するように“道”を照らしていた。]
(59) 2011/09/19(Mon) 02時頃
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……呼び戻す? 先も言ったが、隠世に行った人の子が現世に戻ることはありえないよ。
祈っただけで去った者が戻るなら、 だぁれも神隠しなぞ恐れないだろうに。
[気恥ずかしげに枝先で地面を叩く様子に 結局は子供の戯言かと鵺の口の端が上がる。
日向が此方と里を繋ぐ道や、あやかしたちの様子を ぼんやりと知る程度の異能があることは否定しないが 隠世に攫われた人の子を呼び戻すなど、人間の力の領域を越えている]
(60) 2011/09/19(Mon) 02時頃
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…はい。
[手を握られ、応える様に握り返す]
はい。沢山、沢山お聞かせ下さい。ふふ、知らないことばかりだと思うとわくわくします。婆様と辰次様は、どんな戦いをされたのかしら…。
[可笑しそうに、くすくすと笑うが、続く言葉には目を見張って]
え、志乃様もあやかしだったのですか…! 驚きました…。ああ、辰次様と志乃様の合わせ、とても楽しみです。きっと美しいのでしょうね…
[うっとりとそう言いながら、辰次に導かれ歩いていく。聞こえてきた虫の声や木々のざわめきがだんだん遠くなり空気が静寂に包まれるのを感じれば、目を閉じる。
辰次の手の感触だけを頼りに、彼の世界へと**]
(61) 2011/09/19(Mon) 02時半頃
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“ありえない ”
………。
[語尾を上げるよう首を傾げ、すうと瞳を細める。 それでは祖父の手記と食い違う。 藤之助の言葉も尤もではあるけれど、戻らぬという確信めいた口調には、視線も自然、問うように。]
“まだ試したことが無いからね。 言うだけなら減らないよ”
[端正な顔に不敵な笑みが浮かぶのを見詰めながら、 対照的に柔らかな微笑を湛え、櫛を元ある場所へと戻した。]
(62) 2011/09/19(Mon) 02時半頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2011/09/19(Mon) 02時半頃
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……祭りも、もうすぐ終わりだなぁ。
[最後に一度だけ、ちらりと人の世を…青葉村を振り返って。
そして後は振り返らずに、あやかしの世へと。 現世と隠世の間を歩いていく。
力強く、ゆりの手を*握って*]
(63) 2011/09/19(Mon) 02時半頃
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[そうして、たまこへと視線を移した。 余りにも唐突な話に、友人はどんな顔をしていただろうか。 ごめんねと言うように、両手を合わせて口元に留め。]
“たまこちゃんも 何か言いかけてたけど 聞いても大丈夫、かな”
[何かあったのか、という問いの続き。 此処で問うて良いのかどうか、覗き込むように窺い見ながらそっとたまこの前に文字を刻む。]
(64) 2011/09/19(Mon) 02時半頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2011/09/19(Mon) 02時半頃
子守り 日向は、メモを貼った。
2011/09/19(Mon) 02時半頃
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確かに言うだけなら減らないけどなぁ……。
[>>62鵺の挑発にも関わらず 日向の唇に浮かぶのは穏やかな微笑。 そして確信の色を湛え、問い掛ける眼差し。
――娘の言葉は、戯言や虚勢ではないのかも知れない]
ふむん。……万に一つ。 日向ちゃんの言葉通り、攫われた人の子が 戻る方法があるとして、だ。
そんなことを、拐かしをした神さんなり、あやかしなりが 黙って見ている法はないよなぁ。
[日向の視線がたまこに移れば、鵺もまた、其方に視線を移し>>64 地に刻まれた文字への反応を窺う]
(65) 2011/09/19(Mon) 02時半頃
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“もし叶うとしても、 神様の思惑に反することだから…そうかもしれない”
[異界の道を神や妖の方法以外で開いたとして、 何が起きるかまでは教えてくれなかった。 静かな声を返し、少しの沈黙。]
“藤之助さんの話し方 …… 何だか、自分のことみたいに聞こえる ”
[たまこに向けられていた視線は再び藤之助へと。 是までの会話を指折りながら覗き込む瞳は、底知れぬ黒。]
(66) 2011/09/19(Mon) 03時頃
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たまこは、日向の枝の先を真剣な面持ちでじっと見ている
2011/09/19(Mon) 03時頃
たまこは、藤之助の言葉に、ごく、とつばを飲み込んだ
2011/09/19(Mon) 03時頃
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自分のことみたい?
つまり、己が神さんみたようなもので、日向ちゃんの邪魔をする? ……どうだろうね。 [人の子に隠世への道を開く力があるのなら むしろ、それを見てみたいとさえ思う。
男は眸に闇を湛えたまま、日向に視線を合わせる。 底知れぬ黒を覗き込む彼女の瞳には、どのような色が浮かぶだろうか]
(67) 2011/09/19(Mon) 03時半頃
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>>17 [揚羽は、言葉の意味を探るようにじっと芙蓉の顔を見つめた]
『…心に留めておきましょうや、芙蓉さま。』
[そこにはどんな表情が乗ったのか 言葉を投げると同時に気配はすっと消え あとはただ、見事な細工の簪がたまこの髪にあるばかり]
(68) 2011/09/19(Mon) 03時半頃
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>>21>>22>>23 ………
[あやかしたちの囁きなど露知らず たまこは伸ばされる手にも気づかぬようであった 消えてゆく気配、神隠しの瞬間、髪に離れぬ九十九の神 自分はもう、関わりすぎているのであると、俯いたまま唇をぎゅっとかみ締める]
[ちり、]
[藤之助のたまこを襲う指が目に見えぬ力で跳ね返される 微かに鳴った鈴の音、持ち主が最後に振り絞った思念が その小さな鈴の力を残したのか、それともその思念そのものであったのか]
[消えゆく力はわずかに今一度、たまこを護ったのだろうか それは知る由もないことである]
(69) 2011/09/19(Mon) 03時半頃
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―菊屋傍― >>28 [日向が指し示す休憩椅子に腰掛け、芙蓉と藤之助を待った 顔は少し強張っていたが、日向が来てくれたことが随分力になり 傾げられた首に眉を下げて笑みを見せる それから、焦る心を落ち着けるように、ゆっくり、息を吐いた]
……。 >>31>>35 [こく、こくり、と頷きながら日向の話を聞く 言葉を差し挟むのは憚られ、ひととおり話を聞くまでは 黙って、ただ、息を呑んだり、肩を震わせながら 時折芙蓉と藤之助の顔を見回しりした]
四回。
[そればかりは、思わず口から零れ出るように繰り返す]
(70) 2011/09/19(Mon) 03時半頃
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“邪魔をしよう、とか そんな風には取らなかったけど。 そうじゃなくて…… 愉しそう、かな。 ん 上手く言い表せないけど ”
[人の力を超えた処に居る者が、持たぬ者を眺めるような気配。]
………
[合わせた瞳、その黒の中に飲み込まれて仕舞わぬよう、ひたりと据えたまま覗き込む。 感情を読み取らせぬ声が、表情が、其処に潜む何かの気配を覆い隠しているよう。]
“ふしぎなひと。 本当の藤之助さんは、何処に居るの ”
[随分と長く押し黙った後、 問いとも付かぬ言葉をぽつりと零した。]
(71) 2011/09/19(Mon) 04時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/09/19(Mon) 04時頃
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[芙蓉は藤之助やたまこが繰り返す日向の言葉を聞いていたろうか その訝しげな顔や、藤之助の難しい表情をたまこは時折見ながら やはり信じられない、という心持なのだろうか、と考える 親友の言の続きを読み進み、ひとつの言葉のところで視線はぴたりととまる]
>>41>>42 …神隠し。 [幻だと思うかと問う、文字は小さく書き添えられて それまで淡々と書き連ねていた日向の表情が焦りに曇る]
ううん。ううん。思わない。 日向ちゃん。
[大きくかぶりを振って、それから慌てて目尻を擦る なにか、じわりと泣きたいような気持ちであった 幼く見える小さな友の、心持ちの自分よりなんとしっかりしていることか]
(72) 2011/09/19(Mon) 04時頃
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>>43>>44 芙蓉さん、藤之助さん、でも。 わたしも見たんです。
日向ちゃん、そうだよ。神隠し、なんだよ。 だけど…雷門さまじゃない。あやかしたちが、人を…連れてゆくの。
[芙蓉と藤之助の反応を、不安そうに伺いながら それでも、きっぱりと、言を切って]
(73) 2011/09/19(Mon) 04時頃
|
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>>45 [芙蓉の言葉には、こくり、頷いた 全く疑問符だらけである どうなるんだろう、どこへいくんだろう、どうして聞こえるのだろう わからぬことは、恐ろしいことなのだ]
(74) 2011/09/19(Mon) 04時頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/09/19(Mon) 04時頃
藤之助は、たまこの不安げな様子に納得するように頷いた**
2011/09/19(Mon) 04時頃
|
>>46>>47 [日向の言葉を見つめ、ああ、と得心したように呟く 消えていく人の本意――あの、まっすぐ消えて戻ってこない気配の感覚は きっとそれであったのかもしれないと でも]
[日向の文字に、”信じる”と書き添えて まだ知り合ったばかりのふたりをまっすぐ見る]
芙蓉さん、藤之助さん。 日向ちゃんは、こんなことで嘘は言わない子です。 ほんとのことです。
(75) 2011/09/19(Mon) 04時半頃
|
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[自分の不安を払拭するかのように大きくたまこがかぶりを振る。 目尻を擦る仕草を見れば、案じるように友を見詰めた。>>72]
“見た――― たまこちゃん も ”
?
"雷門様では、なかったんだ。"
[思わぬ言葉に双眸を見開く。>>73 たまこは何を見たのだろうか。神でないものを見極められるのだろうか。 あやかし、その単語を唇の形だけで繰り返して、たまこの言葉に聞き入った。]
(76) 2011/09/19(Mon) 04時半頃
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|
>>48>>51 [藤之助と芙蓉が同じように日向へと向ける問いを 日向とともに、黙って聞いた 眉は寄せられ、ぎゅっと引いた口元は、なにか言いたそうに開きかけて 閉じられた]
[膝に置いた手を、知らず、きゅうと握り締め 日向の言葉を、それに答える藤之助の言葉を、じっと聞いている]
(藤之助さん…?)
[薄く口の端を上げる様子に、ふいに浮んだ違和感は、なんだろうか まるで隠世を知っているような――― けれど、それ、は日向の言葉に気をとられ瞬の間であった]
(77) 2011/09/19(Mon) 04時半頃
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(……あ)
[信じる。そう書き添えられた文字。>>75 たまこの傍に一歩近付いたのは無意識。 非日常な出来事の中で、彼女の存在がどれほど心強かったか。]
“ありがと… たまこちゃん。”
[新しく書き添える言葉は、 何時でも味方になってくれた友達に向けて。]
(78) 2011/09/19(Mon) 04時半頃
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|
…隠世から戻す。心残りがあるのなら…
日向ちゃん、わたしの話も、聞いてくれる。 おふたりも、聞いてください。
[真剣な表情で、息を詰め、着物の襟を直し、とん、と座りなおした]
(79) 2011/09/19(Mon) 04時半頃
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[次に話すのはたまこの番だ 祭りが始まってから、もうずいぶん長い時間が経ったような気がしていた この長い長い2日の出来事を、伝えようと、思い出す]
[揚羽が現れた満月の次の日 逢魔時が訪れた日 九十九神の霊力が移ったらしいこと、 それから、あやかしと人が消える気配を感じるようになったこと]
これが、その簪だよ。どうしても、抜けないの。 揚羽が自分で出てくるとき以外はね。
(80) 2011/09/19(Mon) 04時半頃
|
日向は、たまこに“勿論”と頷いて、話に聞き入っている。
2011/09/19(Mon) 05時頃
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日向ちゃんが見える道、わたしには見えない。 けど、同じことが、おきているんだと思う。 わたしは、ただ、気配を感じるの。 夕ちゃんと朝ちゃんのときも。 秋月先生のときも、志乃さんが…沙耶さまが、消えたのも。
[あやかしと、人が、ともに消えたのだと伝える 日向は、芙蓉や藤之助は、どんな風に聞いたか、表情を伺うこともせず たまこはじっと自分の膝に置いた手を見つめ、話し続けた]
(81) 2011/09/19(Mon) 05時頃
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あのね、秋月先生が消えたとき。 すこしだけ、違ったの。先生はひとりなのに、ふたつの気配があった。 あやかしと、人。
…どうしてかは、わからない。 でも、先生の家にはあやかしについての本がたくさんあった。 …… …日向ちゃん、昔…行った事あるでしょう。
[少しの間言いよどんだのは、その頃は日向の声を知っていたから 膝から目を離し顔を上げると、日向の顔を見て、目を細めた]
(82) 2011/09/19(Mon) 05時頃
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あやかし達は仲間同士、念を通して会話が出来るんだって そんなことが書いてある書物もあったな>>3:38
たぶん、最後に日向ちゃんが聞いた声… 一平太ちゃんだと、思う。
[秋月邸で、一平太が明之進に連れ去られたときのことを話す 記憶は徐々にはっきりとしてきていた 最後に一平太はなんと言っただろうか]
(83) 2011/09/19(Mon) 05時頃
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一平太ちゃんは、わたしを…護ってくれようとしたんだと、思う。 それに、もしかしたら、一平太ちゃんは、向こうへ 隠世へ行くことを望んだかもしれない。
あやかしたちの話も、雷門さまのはなしも… 前から、会いたがってたし、ずいぶん興味を持っていたから。
明ちゃんのことが、載っている書もあったの。 けい…へいさる… へいさるばさら、だったかな。おしろいを、食べるの。 悪いあやかしじゃ、ないんだよ。
悪戯だって、そう言ってた。ほんとに、もしかしたら。 そんなにこわいことじゃないのかもしれない。
(84) 2011/09/19(Mon) 05時頃
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だけど… わたし、一平太ちゃんに、戻ってきてほしい。
その人が望むなら、とは思えない。 自分勝手なんだけど、わかっているんだけど。
[再び膝に目を落として、ぎゅ、と着物の前を掴んだ**]
(85) 2011/09/19(Mon) 05時頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/09/19(Mon) 05時頃
たまこは、日向に、先生に、戻ってきてほしいと思う?と*尋ねた*
2011/09/19(Mon) 05時半頃
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“つくもがみ…… 付喪神、九十九神。 揚羽さん 霊力”
[たまこの言葉を整理するよう、紡がれた単語を 音も立てずゆっくりと足元に並べてゆく。
たまこは簪、自分は櫛。 似た物が霊力を宿すのは、偶然なのだろうか。 たまこの力が気配を感じる物だと知れば、なるほどと得心したように小さく頷いた。]
(86) 2011/09/19(Mon) 06時頃
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[たまこが消えた者たちの名を挙げてゆく。 ひとりめ、ふたりめ、さんにんめ、よにんめ、ごにん……徐々に瞳は細くなり、仕舞いには伏せられた。]
“うん。 やっと分かった 私が聞いた声は、確かに皆のもの だったって。”
[一人一人を思い浮かべて、たまこへと向き直る。 仁右衛門に感じた気配が他の者と違ったことには、首を振る。 暫し過去に思いを馳せるよう宙を眺めるけれど、自信がない。]
“先生が、ひとりで、ふたつ…… どういうことかな。 うん あの頃は難しくて分からなかったけど、何となく覚えがあるよ。色んな本が並んでた。 先生は あやかしの何を研究していたんだろう、ね”
[たまこの視線を受けたなら、言わんとしていることを察し、大丈夫だよと微笑する。>>82]
(87) 2011/09/19(Mon) 06時頃
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“一平ちゃん―――”
[最後に消えた者の名に、思わず息を呑んだ。 菊屋の屋台を訪ねた時のたまこの表情の理由はこれであったのかと。 へいさらばさら。幾度か土をなぞって]
“明之 進さん、かな その人のことは私、知らないのだけど。 おしろい、か。何だか可愛いあやかしだね。 そう あれ、一平ちゃん、だったんだ……”
[広い好奇心と知識を持つ一平太のこと、たまこの言う通り興味の赴くままに向かったかも知れない。 しかし、奏でる声音が他のものと違って感じられたのは、たまこを護ろうという意志の残滓か―――とも。]
(88) 2011/09/19(Mon) 06時頃
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[暫くの間、たまこを見詰めていた。 着物を握る手の強さからその胸中を推し量る。 ならば、友としてすべきことはひとつ。] “自分勝手なんて、思わないよ”
………。
“たまこちゃん。 どれだけ出来るかは分からない、けど。 その気持ちと力、貸してくれるかな。声、掛けてみる”
[取り出した柘植の櫛は、飴色から白色へと転じている。 すう、と息を吸って瞳を閉じた。 声を掛ける、自らの表現が可笑しいが、文字通り。 現世と隠世を繋ぐ道の上では、この喉は音を取り戻しているのだから**]
(89) 2011/09/19(Mon) 06時半頃
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日向は、直前の問いには“名前を思い出したことは伝えないと勿体無いかもね”と、少し笑った**
2011/09/19(Mon) 06時半頃
子守り 日向は、メモを貼った。
2011/09/19(Mon) 06時半頃
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