285 【突発誰歓RP】逢魔ヶ時に会いましょう
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パルックが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ワクラバ、ロイエ、ソルフリッツィ、ンゴティエク、エルゴット、ザーゴ、A、レン、オーレリア、レオナルド、パルックの11名。
>>1:#8通信が途絶えた直後。
次の異常は再び前触れなく始まった。
「 揺れている。 」
最初は微々たるものながら、徐々に大きくなるそれは
何処にいても感じ取れるほどの規模の地震だった。
地盤ごと持ち上がるような強い揺れが
数十秒にも渡って二つの街を大きく揺るがせる。
…そして、
(#0) 2018/10/10(Wed) 10時頃
地震が収まってみると、
街中の道路では所々に地割れが発生し
建物の内部では棚や置物が倒れ、
惨憺たる有様がそこに広がっていた。
世界が終るまで24時間。
……リミットは確実に迫っている。**
(#1) 2018/10/10(Wed) 10時頃
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 10時頃
|
[同意ヲ得られましたものの>>1:367、 何だか噺が見へぬ蕪頭。]
? 彼女は遺伝子異常なのかゐ?
[其処から始まるので御座いました。]
(0) 2018/10/10(Wed) 10時半頃
|
|
ハテ、面妖な。 壁等見へぬのに、大きな壁が作られてるおる様に感じる。 何故、二人して壁ヲ築ひて居るの哉?
[この蕪頭、 少し黙ッておッた方が良ひかも知れませぬ。
ゆらゆら と葉を揺らして居りましたが、 彼の元から音が響くと同時に、 近くに有りました公衆電話が鳴りまして、 びくり とミを振るわせたので御座います>>1:#2。]
(1) 2018/10/10(Wed) 10時半頃
|
|
何事哉?
[“何か”の画面ヲ見せられましたら>>1:368、 其方をじい ッと見詰めるので御座いますが、 何なのか解らぬので御座いました。]
(2) 2018/10/10(Wed) 10時半頃
|
|
フム、
[直感と申しましょうか。 其れとも単に、 焦燥感に駆られる音の所為で御座いましょうか。
“取らなければ為らなひ”
そふ思ひました蕪頭、 彼の問に答へずに>>1:368、 受話器ヲ取ッたので御座います。]
(3) 2018/10/10(Wed) 10時半頃
|
|
ハテ?
[及かしながら蕪頭。 電話等と云ふものヲ使ふ事も無ければ、 触ッて見たことも無ひ。
使ひ方が解らぬ侭に持て余して居りますと、 何やら声が聞こへてくる様な?>>1:#3
もッと良く聞こふと顔の正面に合わせますと、 男の声が聞こへ来たので御座います。]
(4) 2018/10/10(Wed) 10時半頃
|
|
ハテ、救ひとな?
[男の噺は良く解りませぬが、 “救ひ”と云ふ言葉と、 “戻れる”と云ふ言葉は解りまして。]
(5) 2018/10/10(Wed) 10時半頃
|
|
[“戻れる”と聞ひて無ひ脳裏に過ぎりますは、 楽しそふに話し>>1:90、 常と違ふ問い掛けに、 何故か目元を滲ませたお嬢さん>>1:91。]
(6) 2018/10/10(Wed) 10時半頃
|
|
戻りたければ、シねば良いの哉?
[そふ問ひ掛けてみたものの、 一方的に話して居りました相手は、 用が済ンだのか、 問の答ヲ述べぬまま、 がちゃり と切ッてしまッたので御座います。]
(7) 2018/10/10(Wed) 10時半頃
|
|
ハテ、
[戻らねば為らぬと強く思ふと同時に、 何故そふ思ふのか解らぬ蕪頭。 (お嬢さんと会ふのが“楽しみ”なのだと気付けぬ侭。)
顔面に当てられた受話器ヲ戻した時で御座いましょうか。 地面が強く揺れ始めたのは>>#0。]
(8) 2018/10/10(Wed) 10時半頃
|
|
[不意に揺れました所為で、 立ッて居られなかッた蕪頭。 ずしゃり と顔面転けヲ決め、 コロコロ コロリ と転がッてしまッたので御座います。]
あァァァあれェェェエ …
[ころ ころ ころり。 転がッた蕪頭。 揺れで出来ました罅割れに収まッた頃>>#1、 地面の揺れは収まッたので御座います。]
(9) 2018/10/10(Wed) 10時半頃
|
|
お助けェェェェ
[すッぽりはまッた蕪頭。 動けぬ侭に、 じたばたと藻搔いて居るので御座いました。**]
(10) 2018/10/10(Wed) 10時半頃
|
|
[ けたたましく鳴っていた着信音は ある時を境にぴたりと金切り声を止めて 逢魔が時の空の下、また不気味な静寂が訪れる ]
………止まった………? いたずら電話…でもないでしょうから、 誰かが電話を取ったのでしょうか。
[ ますますSFじみてきた異世界冒険譚。 だけど言い換えれば、それは、ここに ”電話をした誰か”と”電話を取った誰か” が存在して居るということ >>3]
(11) 2018/10/10(Wed) 11時頃
|
|
[ ─── だけど。 異常事態はそこでは終わらなかった。 ぐわん、地面が揺らいだかと思えば がたがた、と地面が文字通り音を立て始め ]
………っ、地震、
[ 可愛げのある悲鳴なんて上げられないから 立っているのも精一杯で数十秒を耐えたあと、 改めて周りを見渡して……… >>#1
そこはどう考えても世界の終わり。 ]
(12) 2018/10/10(Wed) 11時頃
|
|
[あらゆる場所が鳴り響き、そばにあった >>1公衆電話も鳴り響いた。 まさか公共の物すら音を立てるとは! イタズラ電話にしては手がかり過ぎている!]
あ。
[そして、>>3待ても言う前に。 彼は受話器を持ち上げているではないか。
…──そして、鳴っていた音は一気に消える。]
(13) 2018/10/10(Wed) 11時頃
|
|
──…死ねば、戻れる…?
[>>4ワタワタと身体を動かす彼を見かねて、 すぐそばに近寄った。 その声を一番に聞き取っていたのは彼だろう。 零した言葉は、なんとか聞き取ったのだ。
素直な言葉から零れ落ちるの『二度目の死』 その真相を知る前に>>8受話器は降ろされて、]
(14) 2018/10/10(Wed) 11時頃
|
|
……あの、私、
[ 言葉少なに聞いていたけれど、 きっと躊躇している暇なんて、無いことくらい
この世界で地震に巻き込まれるにせよ、なんにせよ ── それが神様の思し召し、かもしれないけれど だけど、多分、ここに居ても、仕方がなくて ]
(15) 2018/10/10(Wed) 11時頃
|
|
電話を取った人と、電話を掛けた人、 どこかに居ると、思うんです だから少し探してみようと思います。 ここにいても、……危険なだけだから、
[ ふたりはどうすると言っただろう。 でもあたりに散乱したマネキンの山、割れた道路 今にも崩落しそうな建物。 少なくとも安全な場所ではないのは確かであろう
私はふたりに向かっておじぎをして、 ”表街の方向” に歩いていくつもり ]**
(16) 2018/10/10(Wed) 11時頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 11時頃
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 11時頃
|
うわっ!?
[>>#0地面の底から這い上がるような地響き。 直立不安定で、とっさに近くの街灯の柱に しがみついた。]
蕪さぁぁぁん!!!?
[──っと、そうして>>9目の前を転がるやないか! 無情にも止めることが出来ず、哀れ、彼は 大きく開いた溝の中へとハマった。]
(17) 2018/10/10(Wed) 11時頃
|
|
っ…そこの方、力を貸してくださいっ
[さて、ウサギの彼女解答はいかに。]**
(18) 2018/10/10(Wed) 11時頃
|
|
[その最期がどんなものかは知らないが スープになるのもジュースになるのも そりゃあ痛かろう>>1:341>>1:354 ウサギ娘だってシチューにされるのは御免だもの。 ヒトの矜持があるならば、特に。
だからこそ男の言葉に憤った。 けれど、返ってきたのは同じく何処か冷ややかな声>>1:341 八つ当たりじみたことを投げかけたのに 男の言葉は何処か自嘲するようにも けれど諭すような響きにも似ている。
ウサギ娘は化け物か?そんなはずはない。]
違う。アタシは……
[ウサギだ。けれど確かに人間だ。]
(19) 2018/10/10(Wed) 11時半頃
|
|
[顔も知らない父親が求めたのは金だったろうか。 ただの興味本位かそれとも事故の欲求の昇華か。 生まれたバニーガールは愛玩されるために育てられ 結果は、ご覧のあり様。
男だって進んで行った事じゃないのだろう。 吐き棄てた声に宿るものはどろりと黒い>>1:349
それでも男はまた謝罪の言葉を述べた。 ウサギ娘だってそんなことをして欲しいわけじゃあない。 ヒトの身体が欲しかったわけでもない。 ウサギの身体が憎いわけでもない。]
(20) 2018/10/10(Wed) 11時半頃
|
|
だとしたら母さんは……——— いちばん大好きな人に棄てられて死んだのか。
[娘はぽつり、呟いた。
どんな形をしていても心ある限り人間であるのなら 一途に恋に殉じた母も、確かに人間だったのだろう。
そうして遺ったのは、母のようになるまいとしながらも 傍にいてくれる「誰か」を求め続けた 寂しがり屋の娘がひとり。 (そう自覚するのが、怖かったのかもしれない)]
(21) 2018/10/10(Wed) 11時半頃
|
|
[ほんの少し、張り詰めた空気を解こうとしたが]
は?!?!そっから?!
[流石に突っ込まざるを得ないぞこれは>>0 この毛皮が見えねえか!と言おうとして 相手がのっぺらぼうなことに気付き、娘は口をつぐんだ。
けれど向こうが悪くないのに謝らせたり、壁を作ったり 些か居心地の悪くなった娘はまた一歩後退ろうとして……
その時、電話が鳴った>>#2]
(22) 2018/10/10(Wed) 11時半頃
|
|
[あらゆる場所から一斉にけたたましく鳴ったベルに 耳のいい娘はたまらず耳を塞いだ。 蕪が受話器を持ち上げて漸くそれが収まったと思ったら 今度は何やら不穏な様子>>7>>14]
死ねば、戻れるの……?
[何が聞こえたやら詳細はどうでもいい。]
(23) 2018/10/10(Wed) 11時半頃
|
|
戻るって、“何処”にさ。
[誰もいない店に一人戻るなんて 何処かにいるに違いないと希望を独りで抱くなんて
そんな怖いことって、ない。
その時か、地面がぐらりと傾いだのは。]
(24) 2018/10/10(Wed) 11時半頃
|
|
[今まで散々娘に踏み鳴らされた地面の怒りか 突き上げるような揺れに娘は目を白黒させて その場にぎゅう、と縮こまった。
地面が割れて、傍の建物から何かが崩れる音がして
―—目の前で蕪が地面に挟まった>>9 怯えに身体を強張らせたのも束の間 男の呼びかけに>>18は、と正気を取り戻した。]
…………てか、アタシとアンタで抜けるのかい?
[昔読んだ絵本の中じゃ おじいさんが引いて、おばあさんが引いて、孫娘が引いて 犬が引いて、猫が引いて、ネズミが引いて漸く抜けた。 ここにいるのは、人間二人。]
(25) 2018/10/10(Wed) 12時頃
|
|
[それでもやらなきゃダメなのだろう。 蕪頭の脚を持つと、うんとこしょ、どっこいしょ、 小さな足を踏ん張って大きな蕪を抜こうとする。
これから“死ぬ”算段を立てねばならないはずなのに
難しいことも、裏も表も関係なく、 娘は男と力を合わせて蕪を助けようとする。]*
(26) 2018/10/10(Wed) 12時頃
|
|
── 犬のもんばんさんU ──
[ 依頼の依頼であったことに>>1:370 男は当然気付かぬまま。 頼むよ、と返されれば頷いたことだろう。
天使を探すより宙に浮く。 そんな眉唾な話だとしてもね!
けれど今、 そんな余裕はないようで。 なにせ手持ちは忠誠心という無形物。 抜き身の刀のようなもの。 納まる先は君主が掲げる鞘のみで。
それなのに、 その鞘も、心を捧げる主さえ さっぱり消え失せ影もなく。 ならば、立っていられぬも 道理と言うもの。 ]
(27) 2018/10/10(Wed) 13時半頃
|
|
[ 憔悴している、それもそうか。>>1:370 支柱を失った胸の内 酷くバランスが崩れており。
はは、と力なく嗤うだけ。 ]
そう、かな……、
…………代わりになれないから いいのか……そうか、
[ 同意の形をとってみた>>1:371 けれど────
ちらり、と過った思考。 ]
(28) 2018/10/10(Wed) 13時半頃
|
|
[ 散らされる花としていられたならば 踏みつぶされる花としてあったならば
それは 幸せなのではないだろうか、 と。
私は最後の最期まで、 主人に忠誠を誓えるのだ。
彼の足先へ忠誠の口づけを。 その身全てでもって、主への敬畏を。
分かっている。 それが酷く歪で不安定な、 妄想の類であることは。 ]
(29) 2018/10/10(Wed) 13時半頃
|
|
[ だから、沈黙を貫いた。 分かっている、分かっているのだ。
(主人はその散った花弁に 何の感慨も浮かべない!)
天を仰ぐも、地を見つめるも やっているのは同じこと。 間違ったって、祈っている訳じゃない。 祈ったって、 天使は落っこちてこないのだから。 、、、、 そう望まれた彼が隣に居たとて、 彼は天使ではないのだから。 ]
(30) 2018/10/10(Wed) 13時半頃
|
|
[ 彼は何も言わなかった。>>1:372 感情のままに、思いつくがままに 零れるがままに言葉を降らせるその様を ただただ黙って聞いていた。
そうして一言。>>1:373 強い口調で切り捨てた。
けれどざわめく胸の裡に ころりと堕ちた。 すとんと嵌った。 言い得て妙だと思ったのだ。
私は私にしかなれないくせに、 期待や希望や願いや愛を 捻じ込まれ詰め込まれ、
“からっぽでない”と見せかけられた! ]
(31) 2018/10/10(Wed) 13時半頃
|
|
[ 贋作ならば、どう足掻いたって 本物になれはしないのに
私は私でしか、いられないのに──── ]
(32) 2018/10/10(Wed) 13時半頃
|
|
[ 腕を取られ、 彼の胸へと宛がわれ、
生きている音を聞いたのだ。
ぽろり、と頬に雨粒が伝う。 あつい、あつい雨粒が伝う。 ]
ははっ、ははは……っ…… いきてるんだな…………
たくましい音がする…… 君も、僕も、ここにいるんだ────
[ 石色の瞳が酷くきれいだと思った。 強く気高い瞳だと思った。 その瞳に映る自分が、どうしてかとても…… “本物”であるような気がしたのだ。 ]
(33) 2018/10/10(Wed) 13時半頃
|
|
[ “代わりになれないから いいんじゃないか”
ああほんとうに……
君が天使でなくてよかった! ]
(34) 2018/10/10(Wed) 13時半頃
|
|
[ How bitter a thing it is to look into happiness through another man's eyes!
他人の目を借りて 幸せをのぞき込むなんて、 あまりに辛い! ]
(35) 2018/10/10(Wed) 13時半頃
|
|
[ とある詩人は宣った。 その言葉の意味が全く持って 分からなかったのだが。
今なら少し 分かるような気がする。
彼の視線に釣られるように天を仰いだ。 そこは未だに逢魔が時。>>1:375 けれど不思議と、 不安には襲われなかった。
………………、
ああ、こればかりは 大きな借りができたものだな。 ]
(36) 2018/10/10(Wed) 13時半頃
|
|
……ありがとう、エルゴット、
君が“生きていてくれて”よかったよ
[ たまには素直にそう言ったとて 天使の罰はくだるまい。
ソフィーの言葉も受け取れば 本当にあの兎さんはいつだって 人のことばかりだと呆れ嬉しで苦笑した。 それが回り回って彼女の願いとは 気付かぬもので。 ]
(37) 2018/10/10(Wed) 13時半頃
|
|
[ その直後。けたたましい音が鳴りひびく。>>#2 私は連絡手段を持っていなかったが 電話であろうという彼の言葉には 同意を返して。>>1:377 ]
全部が一斉に鳴ってるのか……?
そんなことが…… いや、ひとまずおいておこう。
電話は建物の中にもあるが、 恐らく一番近いのは 屋敷の中と門とをつなぐモノだと、思う。
[ 付き合ってくれという言葉には頷いて、 かしゃん、かしゃんと門の柵を乗り越える。 犬なら助走からの大ジャンプだろうって? 無茶言うな、私は凡そ人間だ! ]
(38) 2018/10/10(Wed) 13時半頃
|
|
こっち……だったと……
[ 遠い昔の記憶ながら どうしてかやけに鮮明で。 忘れまいと 自らに言い聞かせてきたからか。
迷いなく道を取り、 最も近くの門番の待機所へ。
鳴り響く電話の受話器を取って。 エルゴットにも聞こえるよう、 耳を欹たせていたのだろう。 ]
(39) 2018/10/10(Wed) 13時半頃
|
|
、、、、 …………もう一度 死ぬ?
[ それで戻れるという相手。 信じる根拠は?信じられる要素は? その話が本当だという確証は?
何もない、
けれど、その確固たる確証を 探す時間も手段もないとくる。
実質乗るか反るかしかない状況。 頭が痛くなってきて 眉間をもみほぐそうとした そのときだった。 ]
(40) 2018/10/10(Wed) 13時半頃
|
|
え、ぁ、ちょっ……
はっ!わっ!うぇえ!?
[ 素っ頓狂な声を上げ、 やったことはないが 土波でサーフィンを繰り広げる。>>#0 バランスを取るのが精いっぱいで、
揺れが収まったそのときには、 受話器をもったまま 膝を付いてぷるぷるとしているほかなく。 ]
(41) 2018/10/10(Wed) 13時半頃
|
|
……エルゴット、大丈夫かい? い、一体なにが…………
[ 美しい本邸への石畳はガタガタに崩れ。 庭すら土がひび割れ隆起して。
電話の本体はひっくり返り、 見るも無残に砕けてた。 問いただすことも出来なくなったと、 大本から壊れた電話を恨めしそうに見て。 大きくため息を吐いたのだ。
さて、ここからどうしようか、と 目の前の彼に視線を向けて。 ]**
(42) 2018/10/10(Wed) 13時半頃
|
銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 13時半頃
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 14時頃
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 14時頃
|
[ 要は認識の問題だ。 己はそれまで此処を「突然飛ばされた異世界」だと思っていた それは物語ではありふれたものだし、 夢想家が一度は夢見る展開でもある。
――ただ、その方法が "自分が死んでしまったから"此処に導かれたとしたら ]
『 自分の身体を大切にして 』 『 欠片足りとも損なわせるな 』
[ この身に宿る願いも呪いも 反故にしてしてしまった己は――どうすれば良いのだろう ]
(43) 2018/10/10(Wed) 14時半頃
|
|
――……
[ 対するAは何時もの冷静さを取り戻していっているように 感じられた>>1:360 嗚呼、情けない。所詮己は見かけだけが先行し 中身が伴わない宙ぶらりんだ。
急に来てしまった"未来"に対し――どうすれば良いのか わからない ]
[ じりりりり!!!!!!!! ]
ヒッ!? な、なんなんだ……
[ 突如鳴り響く、けたたましい騒音>>1:#2 恐ろしく感じながらも、己の近くに転がっていた ボロボロの電話機を 一瞬躊躇しながら手にとった。]
(44) 2018/10/10(Wed) 14時半頃
|
|
[ そうして、取った受話器から聞こえたのは―― >>1:#3>>1:#4>>1:#5>>1:#6 ]
は、はは……ははは
[ 再びの沈黙 何処からか鳴る乾いた音>>1:#9と乾いた笑いが混じり合った ]
もう、訳わかんねぇよ…… 死んだとか死んでないとかもう一度死ねとか
[ この"電話"は果たして"希望"で良いのだろうか 己は確かに"死んだ"。でも此処は死後の世界ではなく、 オマケにあと何時間かすれば消滅してしまう世界だ。]
(45) 2018/10/10(Wed) 14時半頃
|
|
[ もう一度死ぬのを防ぐためには"もう一度死ね"と? ]
勘弁してくれよぉ……
[ あの熱と痛みは二度と経験したくないというのに! ぐしゃりと白をかき混ぜ、狐は弱々しく座り込んだ
――遠き世界の"死"を、今まで己は知らなかった。 いや、"死"という近い未来に避けられないものを 軽視さえしていた。
だが――"死"の間際の痛み。熱 ……己が己でなくなる感覚
そのどれもが、余りにも強大で恐ろしすぎた。
襲いかかる"未知"は脚を止めるには充分で
――だが、"時"は待ってくれない ]
(46) 2018/10/10(Wed) 14時半頃
|
|
うわあっ!?
[ 突如として地面が大いなる揺れを見せた>>#0 惨めに尻もちをつきながら、それでも何とかして耐えれば 惨事となった周囲>>#1を恐る恐る眺める。
そう、躊躇なんてしてられないのだ>>15 ]
ロイエさん 此処から出るには――もう一度死ぬ以外無いみたいっす
死ぬのが難しいなら「政府庁舎の対策室で薬を探せ」と。 ――オレは、まだ生きてられるなら"もう一度死にたい"
[ 口に出すと、それはとても恐ろしく感じられた ]
(47) 2018/10/10(Wed) 14時半頃
|
|
二人は、どうするっすか?
[ 別行動をするなら止めない 元より、己が死ぬなら"自死"以外ありえないと そう思っているから **]
(48) 2018/10/10(Wed) 14時半頃
|
|
[ 此処から出るにはもう一度死ぬ 死ぬのが難しいのなら、薬を探す、>>47 レンが告げたそれはなんだか現実味が薄い
きっと此処に居たとて 世界とともに消滅してしまうのだろう ]
私は………
[ 問われて、言い掛けて、止めた ]
(49) 2018/10/10(Wed) 15時頃
|
|
[ 彼が”自死以外有り得ない”と 考えているのなら >>48 私にとって”自死は他の何の罪よりも重い” そう教えられて、生きてきたこと。
だけど ─── 現実世界の私が助かる道があったとして 異世界に居る私がそれを見殺しにするのは ”自死”となってしまうのかもしれない
解らない、だってきっと それに至る「死」だって 行為としては自死でしょう ? ]
(50) 2018/10/10(Wed) 15時頃
|
|
[ だけど あの世界から消えてしまえるのなら そんな誘惑が、私を誘うのだ
この世界はあとすこしで終わる だけどあの”地獄”はこれからも、続く ]
(51) 2018/10/10(Wed) 15時頃
|
|
……解らない。 すこし、ひとりで考えてみたいです。
世界と一緒に消えるのか 元の世界に、還るのか。
[ 電話を取らなかったIFの未来に。 私がきっとそうしていたように >>16 他の人も探してみたい、とりあえず安全な場所に という気持ちは変わらない
だからきっと、レンとAが付き添わない限り 私はそこから離れようとしたのよ。 ]*
(52) 2018/10/10(Wed) 15時頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 15時頃
ロイエは、ザーゴに退席記号間違えたついでに飴**
2018/10/10(Wed) 15時頃
|
[ 大声を、という彼女>>1:317に 元気よく手を振ってその場を離れます。
その心の内までは知れませんが>>1:318 ……知ったらきっと、喜ぶのでしょうね。 だけど、それと同時に 困ってしまうとも思うのです。
だって、みんなが思うほど、 わたしの心は"きれい"じゃありません。
わたしの本心を知ったら、みんな 離れていくに決っているのです。
──── だから、内緒なんです ]
(53) 2018/10/10(Wed) 16時半頃
|
|
[ 誰も居ない、見慣れない場所。 だけど、そう離れていない場所に オーレリアが居ると思えば怖くありません。
わたしは、そ……っと、帽子を外しました。
外で帽子を脱ぐのは初めてです。 奇妙な開放感に、深く息を吐き出しました。
そうして、帽子を胸に抱いて 色んな部屋を開けては中を見回して 時折見掛けた資料を引っ張り出したり。
好き勝手していたところ、に…… ]
(54) 2018/10/10(Wed) 16時半頃
|
|
はわっ!?
[ ぷるる、と>>1:#2。 近くにあった電話が鳴り始めたのです。 音が何重にも聞こえるということは、 他所でも鳴っているんでしょうか?
もしかしたら、何処かで誰かが見ていて わたしの行動をとがめようと……?
わたしは慌てて帽子をかぶり直し、 すこしためらってから電話を取ります ]
はい、あの────……
[ そうして、この世界の真実を聞くのです ]
(55) 2018/10/10(Wed) 16時半頃
|
|
……はぁい。
[ 長い話の締めくくりに、 わたしが言ったのは、それだけ。
……うそつき>>1:#7 って 言いそうになったのだって、我慢です。
別に、わたしがいなくたって 世界はなんにも変わらないよ なんて この人に言っても意味はありません ]
(56) 2018/10/10(Wed) 16時半頃
|
|
[ ……このまま、 此処に居るのもいいかもしれないな。
そう思って、ぼんやりしていると 何処かからかたかた音が聞こえてきて 揺れていると気付くのは、その後>>#0。
続く大きい揺れに、 喉から小さな悲鳴が洩れました。 床に這いつくばって、 きゅっと帽子の縁を握りしめます。
棚の崩れる音、窓ガラスの割れる音、 あらゆる物が壊れる音が響きました。 そんな中でわたしは、 小さくなってふるえることしか出来ません ]
(57) 2018/10/10(Wed) 16時半頃
|
|
[ ようやく揺れが収まった頃、 よろよろと立ち上がって部屋から出ます。
先程の部屋に、 オーレリアはまだ居たでしょうか? 居たのならそこで合流して、 階段で共に外を目指したでしょう。
そこに居ないのなら、 諦めてひとりでビルを出るのでしょう。
外に出られても、大きな建物の近くは あまり安全とは言えないでしょうから。
わたしはその場を離れようとしますが、 彼女は一体どうしたでしょうか ]**
(58) 2018/10/10(Wed) 16時半頃
|
|
[ぐらりと揺れて変わった周囲は、 一言で言えば震災のような状態だ。 地面が割れ、不安定なコンクリートは崩れ、 元々何だったのか分からない物が壊れ、 屋根瓦はバラバラと地面に散乱していた。]
と、申されましても… お助けと言ってますし。
[>>25彼女の言いたいことはとてもよくわかる。 これほど>>10大きな蕪を抜くのは一苦労だし、 まして(力はあるとはいえ)ウサギと非力な学者。
──ええ、生憎ですが体力は努力で培うので、 鍛えてないのでごらんの有様です。]
(59) 2018/10/10(Wed) 17時頃
|
|
それに… 馬鹿な上司がこの人を 捨ててるのに、私も捨てていくのは…ちょっと引ける
[…言わないが、戻るのに死ねと言われている のであれば、このまま地割れが閉じれば 蕪が潰れるのでは、とは思ったには思ったのです。 (でもそこまで人間の理性を捨てていない。)]
それ、と、おおよそ状況から考えると、 今この場所から何処かへ戻る……なら いつもの日常、なのではないでしょうか?
[戻るって、“何処”にさ。>>24呟きに対して 練ってみた考えはそんなところだ。 大きな蕪の腕を掴んで、うんしょと、 引っ張らながら考えをまとめていく。]
(60) 2018/10/10(Wed) 17時頃
|
|
皆さんは何かしらの理由で死んだばかりの様子。 あまりにも条件が揃いすぎている。
[ザーゴが何人か刺されたことを語っていたし、 (本人は酒で死んでいるんだけどな) 実際に刺された人も目の前にいる。
──いやぁ、ちゃんと通信聞いてれば 戻る場所なんて考えないんだが。 もがいている蕪から聞き出すのは大変そう。]
となれば、偶然にも死がトリガーで、この人のいない 世界に来てしまった……のが結果なのでしょう。
蕪さんが言った、死んだら戻るとは 同じトリガーを使って同様の手法をとる。 ってことなんだと思いたいんですけど。
(61) 2018/10/10(Wed) 17時半頃
|
|
[蕪が抜けたか、どうなったか。 硬いのは間違いない。]
…そういえば、外に出るなって… ……いや、まさかな…
[外出禁止の放送を思い起こし。 もしかして政府は何か分かってたのだろうかと 首を傾げていた。もしそれがこの事態を示しているなら 困ったものである。]**
(62) 2018/10/10(Wed) 17時半頃
|
|
[嵌まッたと云へども、 埋もれた訳では御座いませぬ故、 絵本の様に大所帯で無くとも>>25、 すッぽん ! いい音を立てて抜けたので御座います。 (幾ら何でも、蕪頭だとて抜け様とは致します。)]
やァやァ! どふも有難ふ!
[僅かズレた頭を、 ぐるン と真ッ正面に戻し、 (徐も、正面が何処だかは解らぬが。)
助けて下すッた御二人に>>18>>26、 礼ヲ述べるので御座いました。 (尚、途中の噺は聞こへておらなンだ。 何せ必死だッたもので御座います故。)]
(63) 2018/10/10(Wed) 17時半頃
|
|
[扠、 辺りを見渡してみますと、 地面にゃ所所に罅が割れ、 建物のグラウスは粉粉に割れて居りましたか。]
フムフム、24時間だッた哉? 急ひだ方が良さそふだ。
[ハテサテ、 然しシぬとは如何やって? “シ”とは自ら得るものと思ッて居りませぬ故に、 其の方法が解りませぬ。]
(64) 2018/10/10(Wed) 17時半頃
|
|
、、、 確か、何処ぞに眠れる薬が有ると言ッて居た様な。
[思ひ出そふとする蕪頭。 集中して居る所為か、 自棄に時計の進み始めた音が>>1:#9、 響ひた気がしたので御座います。
当然当然、 二人に噺の内容を問われる様で御座いますれば、 ざッくばらンに内容を、 語ッて聞かせるで御座いましょう。 (真剣に聞ひておッた所為か、 辛うじて未だ、諳ンじる事は出来ます故。)]
(65) 2018/10/10(Wed) 17時半頃
|
|
フム、せいふ何たらだッた哉?
[薬の在処を思ひ出そふと為る蕪頭。 “政府”と云ふ言葉に繋がれば、 彼は何かヲ摑むことは出来ますでしょうか>>62。*]
(66) 2018/10/10(Wed) 17時半頃
|
|
――― The lucky beast ―――
[ 例えば彼と同じように>>27 忠義で双眸を潰してしまうほど 盲目になれればよかったのだ。
そうであったら、 抜き身のままの錆一刀を 目に入れずに済んだのに。
( ワタシを動かしたのは キミの一途な熱意だったのに。 )
" …キミが諦めてしまったら ワタシまで諦めたくなるじゃないか。 " ]
(67) 2018/10/10(Wed) 19時半頃
|
|
[ だから、…だから。 彼を励ますのは男のエゴなのだ。
萎えかけた心の芯を叩き 花弁が散り落ちないよう
" 独り善がりなキミの幸せなど知るか。 ">>29 と、言葉そのもので伝えるように 沈黙を続ける彼のかんばせを見詰めていた。 ]
(68) 2018/10/10(Wed) 19時半頃
|
|
[ だが、それでも ――――、 ( 天使になりたかったわけじゃあない。 ) 頭の端ではそれを冷淡に眺める影がある。
" キミはキミにしかなれない。 "
ワタシたちは偽物だ。 捨てられた贋作だ。
だが、 >>31伽藍洞のまま放り捨てられて 中身を得たのはどこでだった?
「 ワタシたちの愛すべき裏の街だろう? 」
語る饒舌の裏側、呟く声はそいつの仕業。 ]
(69) 2018/10/10(Wed) 19時半頃
|
|
[ " 所詮はストローマンの戯言だね。 "
ワタシはワタシ。 キミはキミ。
暗示のように、語る言葉は 酷く軽くてそして、脆い。
それは男自身、よく理解していたが 知らないフリを決め込んでいたこと。
" ワタシは誰にもなれて誰にもなれない。 "
不安定な自己を持つからこそ 他者と自分を支えようとする。>>33
掴んだ腕は確かに生きている温度を保っていた。 ]
(70) 2018/10/10(Wed) 19時半頃
|
|
[ 男は天使になれなかった。 望みを叶えられなかった。
叶えられなかったから、 要らぬ節介を仕事にし、他人を助けることで 蟠る感情の泥を見ずに生きてきた。
見ないで済むのなら、 見ずにいるままのほうがいい。
ワタシがワタシとしてあるためには ―――。 ]
(71) 2018/10/10(Wed) 19時半頃
|
|
" さあさあ、お坊ちゃん。 死んで今こそ生き返るのです。 "
ワタシもキミもここにいるのだから。
[ 芝居の帳に包み隠してしまう他はない。 " 今までもそうして来たように。 "
>>33雨の粒をそうっと拭うことも、 目と目を逢わせることだって出来る。 男は天使ではなく役者 だから。 ]
(72) 2018/10/10(Wed) 19時半頃
|
|
…なぁに、 " 不幸せなのはワタシたちばかりじゃない。 "
我々が演じているこの場面よりも 悲惨な見世物などいくらでもあるんだからねえ。
[ そして止まらない台詞を述べながら、 頭の隅で考えていることと言えば、
It can not be helped because you can not look into your eyes!>>35 ( " 自分の目は覗けないんだから 他人のを借りる他ないだろう? " )
―――――――― 、 ]
(73) 2018/10/10(Wed) 19時半頃
|
|
どういたしまして、ザーゴ。
ワタシもキミを見つけられてよかったよ。
[ 何とも救い難いことばかりだ。
だから、 そんなものは一旦脇へ放ってしまって 男は伝言役に徹することにした。>>37
…そう思いきったのは この際僥倖だったのだろう。 ]
(74) 2018/10/10(Wed) 19時半頃
|
|
[ 伝言を終え、 幾つか言葉を交わしたか、交わさないか。 …大音の波が唐突に押し寄せた。>>38 ]
街中が叫んでいるようだねえ。 鼓膜が弾け飛びそうだ。
電話の場所は?…ああ、近そうだ。
[ 音の出どころを尋ねれば 頼もしい返事が返って来る。>>38
屋敷内の勝手を知らない男は、 付き合ってくれると言う彼と位置を変え 後ろに黒髪靡かせながら歩き出した。 ]
(75) 2018/10/10(Wed) 19時半頃
|
|
[ 整えられた敷地の中には 実はこの男、踏み入れたことがない。
いつもは門前を過ぎるだけ。 外から少々窺い見るのが精々だった。
よってはぐれれば迷子になるのは、こちら。 門扉近くの待機所>>39ですら例外ではない。 ]
……この屋敷と繋がりのあるキミが、 ここは出たほうがいいと思うねえ。ワタシは。
[ 受話を断った理由ひとつはそれ。 もう一つは、彼へ告げたとおりに。
( 但し内容が聞こえるよう 傍で確り聞き耳を立ててはいたのだが! ) ]
(76) 2018/10/10(Wed) 19時半頃
|
|
まァなんとも……突拍子のない話だ。 事実は小説より奇なりというやつかい。
[ 軈て一方的に断ち切れた受話器と それから彼>>40の顔とを 男の石瞳が数度 …往復する。
24時間。たった一日程度で 生きるか死ぬかを決めよと言う。
その突拍子もない選択を今直ぐ 肯定も否定もできない。…する材料はない。
どうすればいい? 赤い爪先で軽く蟀谷をなぞった――その直後。 ]
(77) 2018/10/10(Wed) 19時半頃
|
|
[ ―――― 激しい音が轟く。 傍らにいるヒトの声>>41すらすり抜けるほど 鼓膜と脳がぐらぐらと揺さぶられ、 足許にびっしりと亀裂が生まれてゆく。
倒れないようにするばかりが精一杯だ。 ]
…ザーゴっ ! 取り敢えず何処かに ――――
[ 掴まれと言いかけたところで ようやく鳴動は収まり、…静寂が訪れた。 ]
(78) 2018/10/10(Wed) 19時半頃
|
|
…あ、…ああ。ワタシは大丈夫。 キミは? 立てるか?
[ 自分が何とか動けそうなことを確認すると 男は傍に膝をついた彼>>41へ声をかけ 要りそうならば手を差し伸べて、 …それからようやく周囲へ視線を移す。
荒れた庭。散乱した石畳。 そして、壊れた電話機。>>42
思わず、 …ため息が漏れた。 ]
(79) 2018/10/10(Wed) 19時半頃
|
|
どうやら詳しいことを知るのは難しそうだ。 …だが、考えることは決まったねえ。
[ いつの間にか自分の目にも憂色が 浮かんでいるのじゃないだろうか。
確認するすべはないのだけれど、 男はこの時、確信めいてそう思った。
しかし。…しかしだ。 これからどうする?…どうしよう。 それは誰かと一緒に考えることでは この男の中ではすでに無くなっていた。 ]
(80) 2018/10/10(Wed) 19時半頃
|
|
" 還るべきか、還らざるべきか。 " これを考えなければ前にも進めやしない。
どうだろうね、キミ。 ここからは別行動にしないか。
…いや、少し行きたい場所があるものだからさ。
[ 付き合わせても悪いから、だとか 付け加えるのは実のところ、言い訳だ。
行きたい場所。行くべき場所。 そこへ彼を連れていくのに気が引けただけ。 ]
(81) 2018/10/10(Wed) 19時半頃
|
|
キミも行きたい場所には行っておいたほうがいい。 何せ本当に戻れるのかはわからないんだ。
……まだ、時間はあるらしいからね。
[ 結局肝心なことは伏せたきりで 別れの言葉を告げ離れるのみだった。
" 期待は苦悩のもとになる。 "
口にすれば確たる事実に変わりそうで、 他人の言葉を借りることは終ぞ出来ないまま。 ]**
(82) 2018/10/10(Wed) 19時半頃
|
ロイエは、エルゴット着席ついでに飴をぶち込んでいくスタイル
2018/10/10(Wed) 20時頃
オーレリアは、ワクラバさんにお水をあげた。
2018/10/10(Wed) 21時頃
ソルフリッツィは、エルゴットの劇に空想を巡らせている。
2018/10/10(Wed) 21時頃
|
[ ──────────時は動き出す ]
(83) 2018/10/10(Wed) 21時頃
|
|
[ 部屋に備え付けられていた電話。 持っていた私の携帯電話。
その両方が同時刻に鳴り響きました。>>#2 その現象に面食らいながらも 自分の携帯電話を手に取って、 流れてくる声に耳を傾けました ]
(84) 2018/10/10(Wed) 21時頃
|
|
[ ……嗚呼、これは、夢じゃないんだ ]
(85) 2018/10/10(Wed) 21時頃
|
|
[ この世界のこと。 これから為すべきこと。 その両方を聞き届けたのち、電話は切れました。
次いで、揺れだす地面に、 私はよろけて地面に手を付きました。
激しい揺れに机の上にあるものが落ち、 棚にはめられた硝子に罅が入ります。
それでも私は、俯いたまま────── ]
(86) 2018/10/10(Wed) 21時頃
|
|
[ ふふふ ]
(87) 2018/10/10(Wed) 21時頃
|
|
[ あはは ]
(88) 2018/10/10(Wed) 21時頃
|
|
[ あーあ ]
(89) 2018/10/10(Wed) 21時頃
|
|
[ なんだか 疲れちゃいました わたし ]
(90) 2018/10/10(Wed) 21時頃
|
|
[ 揺れが収まったころ、 手に持っていた携帯電話をようやく鞄に直し、 緩慢に立ち上がります。
>>58 ティエークちゃんが戻ってきたのは その時だったでしょうか。
私は“いつものように”彼女に笑いかけます ]
(91) 2018/10/10(Wed) 21時頃
|
|
ティエークちゃん。 さっき連絡があったの、知ってる?
……私はまだちょっとしたいことがあるから、 先に行ってて。
[ ここに残っていては危ないでしょう。 必要な薬はここには無いようですし。
私は彼女を外へ行くように促して、 エレベーターの前まで見送ります ]
(92) 2018/10/10(Wed) 21時頃
|
|
ティエークちゃん。気を付けてね。
[ エレベーターが閉まる間際、 私はそれだけを彼女に言い残しました ]
(93) 2018/10/10(Wed) 21時頃
|
|
( バイバイ )*
(94) 2018/10/10(Wed) 21時頃
|
|
[ 天使の梯子は確かに私には見えた 私は信心深くない信者だけれども それでも生命を育んでくれたおとうさんのことは 誰よりも、信じていて、そして愛していた
だから牧師の無い教会で それがどんどん朽ちて悪に染まっていっても 私はその場を離れることも 生命を投げ出す事も 選択肢に入れることは、無かった
短い生命だ、全うしなさい 神様も、そう望んでおられるのだから
今でも優しい声が頭に響く。まるで呪いのように。 ]
(95) 2018/10/10(Wed) 21時頃
|
|
[ 牧師だって姉だって、勿論自分だって 何一つ疑うことはなかった だって私は、 私は裏町に捨てられ、裏町で育った、 だから「皆と一緒」であると信じて疑わなかった
けどそうじゃない可能性は無きにしも、非ず
だってそうでしょう? 病気もしなければ身体が弱い訳でもない 髪の色も骨格も肌の色も血の色も 感じる痛みも悲しみも苦しみも 全部! 私は「人間」そのものだった 遺伝子に欠陥があるとしたら、ねえどこにあるのって ─── そんな可能性なんて考えても来なかったのに ]
(96) 2018/10/10(Wed) 21時頃
|
|
[ 戻れば、地獄が待っている 私は自分で死を選ぶこともできなければ いつ終わるともしれない生命の限りを いつまでも待たざるを得ない ]
(97) 2018/10/10(Wed) 21時頃
|
|
[ だけど、わたしは、わたしは、
私は一度だって “生きたい” と そう思うことは、無かっただろうか ]
(98) 2018/10/10(Wed) 21時頃
|
|
[ 誰かが届けてくれる飴玉も
堕ちたマリアに届けられる寝言も
一夜の少女の温かいぬくもりも
本を貸してくれるという約束も
あゝこの街が ”腐ッて見へるとは面妖な”
ふらり、ふらり、逢魔が時の街を歩く ただ寿命を全うするためだけに 心臓がひとつ、動いている
その期限を選ぶのは ─── 私だ。 ]*
(99) 2018/10/10(Wed) 21時頃
|
|
[ きっとどこかにあると思っていたんです。
私が生きるために必要な、理由が ]
(100) 2018/10/10(Wed) 22時頃
|
|
Silen night, Holy night, All is calm, All is bright……
[ 誰もいない一室で、 さっき手に取ったファイルをもう一度棚から取り出し、 研究員の方の机の引き出しを開けます。
いくつかの引き出しを開けた後、 目的のものを見つけて手に取り、 その部屋を後にしました ]
(101) 2018/10/10(Wed) 22時頃
|
|
[ “パパ”は。
私のことを材料としか見ていなかったのでしょう。
子供のころから、 パパは私の相手をあまりしてくれませんでした。 きっと、忙しいからでしょう。 きっと、人のために頑張っているからでしょう。
私はそう信じていました。 そんなパパが好きでした。
たとえ寂しくても。……あの日までは ]
(102) 2018/10/10(Wed) 22時頃
|
|
Round yon Virgin Mother and Child Holy infant so tender and mild……
[ かつ、かつと、一人分の足音が廊下に響きます。 エレベーターに乗ってボタンを押せば、 音もなくその箱は動き出しました。
──────行先は、最上階 ]
(103) 2018/10/10(Wed) 22時頃
|
|
[ “ママ”は。
どんな人なのか、私は知りませんでした。
子供のころから、 それでも私は、会ってみたかったのです。 きっと、会えば喜んでくれると。 きっと、会えば何かが変わると。
もしも死んでいたとしても、 本当のことを知りたかった。
だから捜し続けました。……でも、それももう終わり ]
(104) 2018/10/10(Wed) 22時頃
|
|
Sleep in heavenly peace, Sleep in heavenly peace……
[ 辿り着いた階で、また廊下を進んでいきます。
先ほどの地震で倒れたのであろう植木鉢を避け、 割れたガラスの罅からは、 隙間風が寂しく吹き込んできました ]
(105) 2018/10/10(Wed) 22時頃
|
|
[ 期待という、甘い夢を見ていました。
真実がどんなものかも知らないで ]
(106) 2018/10/10(Wed) 22時頃
|
|
Silen night, Holy night, Darkness flies, and is light; Shepherds hear the angels sing……
[ 廊下の突き当りにある階段を 一歩一歩昇っていきます。
扉を開けたそこには、 一面の空が広がっていました。 禍々しい色をした空が、 遮るものもなく広がっていました ]
(107) 2018/10/10(Wed) 22時頃
|
|
[ 生まれる前からお金と交換されるモノであり、 生まれた後では消耗されるだけのモノであった。
それが私の正体で、 それが私が捜し続けた先に得たものでした ]
(108) 2018/10/10(Wed) 22時頃
|
|
"Alleluia hail the King! Jesus the Saviour is here. Jesus the Saviour is here."
[ 誰もいない屋上に私は一人。
持ってきたファイルから、 書類を抜き取って、その端に、 拝借したライターで火を翳します ]
(109) 2018/10/10(Wed) 22時頃
|
|
[ 私が欲しかったものは、どこにもない。
──────もう、疲れました。
どこにあるのか分からないものを探し続けることも、 人を殺めた罪を背負って、生き続けることも ]
(110) 2018/10/10(Wed) 22時頃
|
|
[ >1:364
女性―――ロイエは 端的な言葉ながら、的確にこちらの質問 に答えてくれた。
名前には聞き覚えはない。 直接的にも ―――恐らく、間接的にも関わりのない人間だろう。
初対面の彼女から、なにかを得ることはできないが。
・・・恐らくは、彼女もどうやら 「死んだらしい」という 事が、Aには自然な流れに思えた。
…偶然ではない、か。 では結論だ。 我々は、死んで、こうして、ここに居る―――!]
(111) 2018/10/10(Wed) 22時頃
|
|
[ 炎に舐められた書類は、 端から燃え上がっていき、灰へと変わります。
屋上に吹き荒れる風はそれを巻き上げ、 やがて空へと消えていきました。
意味のない事をしているのでしょう、きっと。 それでも私は厳かな儀式のように、 そのファイルに入っている書類を、一枚一枚、 火に翳し、燃やし、空へと還していきます。
────崩壊する世界の終わりを、待ちながら ]*
(112) 2018/10/10(Wed) 22時頃
|
|
[状況は解った。いや、解ったと言うには拙いが。 ともあれ、仮説ができた。 それだけで行動の動機が生まれるのは大きい・・・等と思案するAは
ジリリリ、と。 愛着の感じられない電子音を立てる携帯電話に意識を持っていかれる。
―――電話?
この状況で??
考える時間を与えてはくれないらしい。 Aは電話をとった。
>>1:#3>>1:#4>>1:#5>>1:#6]
(113) 2018/10/10(Wed) 22時頃
|
|
[電話の内容を聞いて。
Aの胸中は、ある種の怠惰感に襲われた。
なんだそれは。 仮説?その割には随分と自信ありげに―――何をしても死なない等と言うじゃないか。 おまけに随分と用意がいい 。政府庁舎の対策室?? 対策というのは―――何に対抗する策の事を指している?
あまりにも噛み合いすぎている。
・・・キナ臭いが、説得力もある話と言う所だろう]
(114) 2018/10/10(Wed) 22時頃
|
|
[>>46
"勘弁してくれよぉ……"
レンの、心象のこもった呟き。
いや、まったく。 声にはしないが、同感だ。
―――こっちはその薬を、ついさっき飲んだばかりだよ。
思わず顔を覆う。 ・・・いや、久しぶりだよ。
誰かに邪魔をされて、腹を立ててる自分なんてな―――!]
(115) 2018/10/10(Wed) 22時頃
|
|
[自覚した。
Aは、自分の怒りと、この状況の理不尽さに対するいら立ちを 明確に、この瞬間に自覚した。 だから。
#0ズドン、と地面が割れた事に、 最早頓着など望めなかった。
>>47>>48 レンは戻りたいと言う。
俺はどうでもいい、どうでもいいが。 死ぬ前に、問い詰めたい相手が出来たから。>>1:#3>>1:#4>>1:#5>>1:#6]
なら、行こうか。 ここにいるよりはマシだろう。
[レンの問いかけに、同意と答えるのだ。]*
(116) 2018/10/10(Wed) 22時頃
|
少年 Aは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 22時頃
|
えっ ……あの
[ "先に行ってて">>92。 その言葉に、もう一度繋ごうと思った手は 何も言えずに下げられました。
此処は危ないって伝えようとして でも、大人のやることを邪魔すると 怒られるのは常でしたから
……またねも言えないまま、 彼女の言葉>>93に小さく肯きました ]
(117) 2018/10/10(Wed) 22時頃
|
|
[ 外に出て、建物から落ちた硝子を避けながら 彼女を心配する気持ちと これからどうしようという気持ちが ごちゃまぜになって、頭を悩ませます。
先程までは目新しく楽しかった街並みは すっかり荒れ果ててしまっていて 出来るだけ安らげる場所はないかしら と 裏の街に向かって曖昧に歩き出しました。
手には手提げがひとつだけ。
──── 素直に帰りたいと思えない、今 中の物を、どうやったら返せるでしょう。 それは、わたしにとって大きな問題でした ]*
(118) 2018/10/10(Wed) 22時頃
|
エルゴットは、オーレリアとの会話をぼんやり思い浮かべた。
2018/10/10(Wed) 22時頃
少年 Aは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 22時半頃
|
[蕪を引き抜くために、ヒヒンワンニャンコケコッコー 一体どれほど必要なのか……内心不安はあったけど 存外蕪はすんなり抜けた>>63 抜けても大事なところは落とさなかったことに>>64 褒めてやりたい。が……]
24時間……?急ぐ? ……いつもの、日常へ……?>>60
[ううん、と頭を抱え、娘はまた下を向いた。 きらり、足元でガラスの破片が光る。 大きく刃のようなそれが、艶めかしく誘うように。]
(119) 2018/10/10(Wed) 22時半頃
|
|
[誰でもいいからそばにいて欲しい。
だから戻ったとて、独りぼっちなら意味が無い。
誰でもいいからそばにいて欲しい。
誰でもいいから。
誰でもいいから。]
(120) 2018/10/10(Wed) 22時半頃
|
|
[わたしと いっしょに しんでほしい。]
(121) 2018/10/10(Wed) 22時半頃
|
|
[そこまで考えて頭を振って、ガラス片から飛び退いた。 そうでもしないときっと娘はあの野兎と同じことをする。
『おッ死にたきゃテメェ独りでやんな』>>1:57
自分の言葉に背中を刺され、娘の耳はまた下を向いた。]
せいふなんちゃらのところ、行くのかい? 死ぬ手段なら色々あるだろうさ。 アタシらだって同じ手段で 生命を絶ったわけじゃないんだし。
[だがこの場の3人のうち2人は他殺。 デンシャって何だか知らないが、知らないものは怖い。]
(122) 2018/10/10(Wed) 22時半頃
|
ワクラバは、ソルフリッツィに首ヲぐわンと傾げたので御座います。
2018/10/10(Wed) 22時半頃
ワクラバは、ロイエにこッそりと飴を渡すので御座いました。
2018/10/10(Wed) 22時半頃
|
…………アタシ、ひとりで行くよ。
大事な事じゃないか。 生きて帰るか、ここで朽ちるか。 自分の頭で考え抜いて決めることさ。
[そう言って、娘は踵を返す。 「自分の頭で考え抜いて決めること」だからこそ あの野兎と同じことをしてはいけないのだ。]
じゃあ、また地震があるかも知れないから 表の街行くなら気を付けて行きなよ。 硝子が降ったら危ないからね。
[目的があるわけじゃないが、二人から早く離れようと 強く引き止められなければ一目散に壊れた街へ駆けていくだろう。]*
(123) 2018/10/10(Wed) 22時半頃
|
|
フム、そふなのかゐ?>>122
[シぬ方法が解らぬ蕪頭。 其の方法が解らぬ故に、 “せいふなんちゃら”へ向かおふとしたので御座いますが。 (何せ自分がシんだ理由すら解らない!)]
(124) 2018/10/10(Wed) 23時頃
|
|
ハテ、考へぬく事なのかゐ? 己が“生きたひ”か“シにたひ”か、 理由など其れだけでえゐじゃないか。
[単純明快な蕪頭。 兎の言にはそふ言ふので御座いますが>>123、 背に投げ掛けるだけ故に、 引き留める事は為ぬので御座います。 (気の赴く侭に生きてきた蕪頭。 兎の気が“そふ”だと云ふならば、 留めることは為ぬので御座います。)]
(125) 2018/10/10(Wed) 23時頃
|
|
其方も気ヲ付けてネ。
[案じる様な言葉ヲ懸けられれば、 此方も同じものヲ返すので御座いました。 (グラウスが落つて来たッて、 シのふと為て居るならば関係なかろうに。 “気ヲ付けて”とはこれ如何に。 等と云ふ突ッ込みは出て来ぬのが哀しき処。)*]
(126) 2018/10/10(Wed) 23時頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 23時頃
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 23時頃
|
[すってんころりんと>>63転がらなかっただけマシか。 何とかすんなりと蕪抜ければ、蕪は綺麗な姿を晒そう。 何事もなかったように、だけどあたりを見渡して 周囲を見て何事があったことを確認していた。
私はその姿を少しだけの不安と 無事だった安堵で蕪頭の彼を見ていたのだが、 蕪がその口からこの世のルールを ──>>64 二十四時間のタイムリミットと 時間の誘導──語るのを聞けば、目を見開くのだ。]
時間がない、ってことですか…
……?…
[>>122ひらりら、飛び退く姿に私は此処で漸く 蕪からウサギへ顔を動かしまして、 彼女の心象を察せずに/心体を殺せられずにいたか。]
(127) 2018/10/10(Wed) 23時半頃
|
|
[目の端に、>>119煌めく硝子を捉えられたなら 話は少違ったであろう。 だが残念ながら(残念という訳でもないが) 刃物へ思うところが無かった男は>>120その意味を、 >>121思い描いた理想を、考え抜けん。]
──…貴女は、
[>>122一体どうするつもりだというのか。 娘の耳は下を向き、開示された方法とは異なる 死を模索すると答える。それは、何故か。 …
……ああ、また、方程式を解くには足りないや。]
(128) 2018/10/10(Wed) 23時半頃
|
|
[ 妄信することは酷く強く、 そして酷く脆いのだ。 鞘が無ければ雨露に濡れ、 痛み、錆びて、斬れなくなって。
やはり、捨てられてしまうのだ。 、、 それならばどちらがマシかなど 答えを見るより明らかだろう。
いつだったか、 従者としてならば優秀と そう言った彼を思い出す。
それが本能に刻まれた忠道であれ 守りたいと願う親愛であれ
やることはきっと "同じ" なのだから。 ]
(129) 2018/10/10(Wed) 23時半頃
|
|
[ その叱咤が、その激励が>>68 エゴであるとは知らぬものの。
萎れかけた花に芯を通し 叩いて生かし、 ふたたび咲かせる。
踏まれてしまったとしたならば こうして君と話せなくなるな。 ならば……ならば! エゴでもなんでもいいではないか。 ]
(130) 2018/10/10(Wed) 23時半頃
|
|
[ これは暗示か?
いいや、ストローマンの戯言だ。 それの何が悪いんだ?
私達は捨てられた贋作。>>69 私が私であるために、 中身を詰められたのは裏街だった!
鼻白み、嫌悪され 醜悪で混沌とした裏街で 私は私になったのだから。
愛さなくてどうするか。 ]
(131) 2018/10/10(Wed) 23時半頃
|
|
[ 私は私でいるためだけに 雨の降り続くあの日のままに 主人を待ち続けるのだろう。 それでいい、そうでなくてはならない。
あなたがあなたであるために 自らに燻る感情の泥を無視するのであれば それは私が飲み干そう。>>71
絶望が、不安が、恐怖が、苦痛が 叶えられなかった全てのことが 胸を焼き掻きむしる程に痛むのだとしても その痛みすら愛おしいと笑ってみせよう。
私は私以外にはなれないが>>70 私以外も私にはなれないのだから。 ]
(132) 2018/10/10(Wed) 23時半頃
|
|
[ だから、……だから。
時折 その瞳に私を映してほしい。 その掌の熱を、分けて欲しい。
" 自分の目は覗けないんだから 他人のを借りる他ないだろう? "
相互扶助が大切なのだろう? 私を助けてはくれまいか?
私が私であるために 君が君で、あるためだけに。 私と君がここにいるかぎり───>>72 ]
(133) 2018/10/10(Wed) 23時半頃
|
|
[ そうして。 言いながら鳴り響く騒音と 災害れべるの揺れに苛まれ。 何処かに、という言葉に返事を返すより 土のビックウェーブに乗ることに 大変必死だったのだ。
騒ぎながらもおさまったときには 新たな命題を与えられており。
どきどきと心臓が煩い。 這いつくばる私に手を差し出されれば ありがたく受け取って起き上がり。>>79
同じく盛大なため息を。 ]
(134) 2018/10/10(Wed) 23時半頃
|
|
[ それでも、憂う瞳の中に私が映った。>>80 それだけで、私は前を向ける気がするのだ。 ]
私は君の存在がありがたいよ、 でも、そうも言っていられないようだ それに……決めるのは君であり 私だしね。
私も行きたいところができた、 だからその提案は願ったりだよ、 エルゴット "また"、ね。
[ 含み飲み下した言葉は気付かずとも、 また、ととんでもない期待を押し付ける。
そうであってほしいと願うのだ─── ]**
(135) 2018/10/10(Wed) 23時半頃
|
|
[ やがて男は急きたてられるように豪邸を後にし、 振り返らず地を踏みながら 行き先を反芻する。
歩いて、止まって。 歩いて、止まって。
時折、長くその場に佇んで 逢魔が時の空の色を眺めたり ]
" London Bridge is falling down, Falling down, Falling down. London Bridge is falling down, … My fair lady. "
[ 音だけの旋律を口に上らせながら 罅割れを踏んでは閑静な住宅地へ進んでゆく。 ]
(136) 2018/10/11(Thu) 00時頃
|
|
[ 周囲には人の気配がない。 男だけに見える影の姿も。
地震が起きる前には落ち着いて綺麗で 穏やかな街並みだっただろう、そこを 一人きりで歩いているだけだ。
それなのに鼻歌の裏では 延々と同じ内容を呟き続けている。
違う。違う。違う。違う。 ]
" ワタシは捨てられたわけじゃあない。 "
[ それでも重い歩調は先へと歩み、 暫くあとに一軒の家の前へと辿り着いた。 ]
(137) 2018/10/11(Thu) 00時頃
|
|
[ 小奇麗な家だ。 隣の二軒の間にちょこんと挟まるようにして 赤く塗られた屋根が顔を覗かせていた。
庭には月桂樹の木が一本。 よく手入れされた芝生は青々と茂っている。
案の定と言おうか、 矢張り住人の気配はない。…どこにも。
それを幸運と言うべきか、 それとも不運と言うべきか?
男は躊躇なくその家の玄関口まで足を延ばし ]
(138) 2018/10/11(Thu) 00時頃
|
|
[ 玄関口を施錠するドアノブを掴もうとして …小刻みに震えている自分の手に気が付いた。
何度も触れたことのある場所だ。 ( 何年も昔の話とはいえ? ) だから震える必要など、ない。 …ないのに。
( 家を出た日のことを思い出すから、 )
" 拒絶された日のことを思い出すから "
手のひらに力を入れることが出来なかった。
―――― 弾かれたように手を引いた。 ]
(139) 2018/10/11(Thu) 00時頃
|
|
……だから来たくなかったのに。
[ 独り言ちるけれど、 とはいえそうも言ってはいられない。
時間は迫っているし、 男は…知りたかった。
どちらの街にも籍を置き、 どちらの街をも行き来する自分が 帰れる場所は、 …戻れる場所は 一体どこにあるというのだろう。
一度は離別を選んだ家族の許か。 それとも影と暮らしてきた地下劇場か。 ]
(140) 2018/10/11(Thu) 00時頃
|
|
[ 帰りを待つ人間など、どこにいるのだろう。 ]
(141) 2018/10/11(Thu) 00時頃
|
|
[ この時ばかりは、 先ほど別れたばかりの相手も、 約束をした小さな友達も、 保護者のつもりの女のコのことも、 始終顔合わせるご近所の店も、 押しかける教会の聖母のことも、 贔屓にしている何でも屋のことも、 何処かへと飛んでいってしまっていた。 ]
[ …沈黙する扉だけが、そこに。 ]
(142) 2018/10/11(Thu) 00時頃
|
|
" 誓いましょう。 ワタシはワタシをアナタ方の誰も知らぬ 辺境の片隅に匿す。
そこまでは誰もワタシを探しに来ない。 信じなさい。これでアナタ方は救われる。 "
[ 扉を開けようとすることは結局、しないまま。 洗礼じみた文句を投げかけ、……、
野花を一輪。玄関先へ置くと 踵を返してゆっくりとその場を後にした。 ]
(143) 2018/10/11(Thu) 00時頃
|
|
[ 片や自分を捨てたもの。 片や自分が捨てたもの。
表と裏のどちらにもいて、 そのどちらにも属さない。
" 境屋 "。
その名前こそが男のすべて。
他には何も、 …何もない。 ]
(144) 2018/10/11(Thu) 00時頃
|
|
[ 割れた地面の上を、 舗装された道路の上を、 敷地と道路を区切る柵の上を、 硝子で造られた建物の上を。
境を横切るように、 踏みつけるようにして 男は歩いていく。
何処へ行くと決めているわけでもない。 ただ暮れなずむ空の下を何処までも。
―――― 何時までも。 ]*
(145) 2018/10/11(Thu) 00時頃
|
銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 00時頃
|
[>>66政府と聞けばより>>62注意喚起の言葉と 今の状況がよりマッチングしていくのを感じた。 >>65眠れる薬──即ち自害用の薬物の 提示が成されている辺り、明らかに何かしらの 検討を持って対策を練っていたのか。
はたまたは偶然なのか、 あらゆる構想を練っていたのか、 余りにも理解しがたい事態にも? …やれやれ、溜息は大きく溢れるわ。]
他殺の次は、自殺、か。 人生で二度も死ぬとは思わなかったぞ。
[政府、となれば…考えられるのは 表の街にある政府庁舎、その内部だろう。 道順は問題ない、知っている。]
(146) 2018/10/11(Thu) 00時頃
|
|
[──何故政府に行けば良しと判断したか?
ああ、ずっと裏の街で生きていた蕪が 私が>>62一言も言わなかったW政府Wの名を スラリスラリとすぐに答えるとも思わんしな! おおよそ聞いたばかりの言葉なのだろう、 頭を片手で抑えながらふつふつと、思っていた。]
(147) 2018/10/11(Thu) 00時頃
|
|
[>>123ウサギは一人だと死んでしまうというが、 一人で娘は行くと言うておった。
生きて帰るか、否か。 生きるために死するか。
それを考え抜いて決めると彼女は言う。 それは>>125たった二択であり、 どうして考えるのかと蕪の彼は言う。]
……。
[私は、どうなのだろう。 生きたいとも、死にたいとも、深くは考えたことはない。
ただ、此処で死んだら……探求を諦めるのと 同じことであるように、感じた。 (良いではないか、生きる術を探求なんて!)]
(148) 2018/10/11(Thu) 00時頃
|
|
[ レンという男はこれまでの生をそれはもう楽観的に 生きてきた。 いつか来る、人より早い生の終わりまで楽しく 生きれれば良いなと ただそれだけを胸に生きてきたのだ。
だから突然来た"死"は己にとって受け入れがたく また、もしかしたら救われるかも、という希望に みっともなくも縋り付きたくなるくらいには 確かにこの狐は"人間"だったのだ。]
[ (人間……"人間"として良いのか?) ]
(149) 2018/10/11(Thu) 00時頃
|
|
[ 己は生きたい でも、中には生きたくない人もいる>>51
だから、彼女がそう述べた>>52時――己は、 呆気に取られるしかなかった。]
え?なんで…… だってロイエさん。このままじゃ死んじゃうんすよ? そんなの誰だって――
[ 嫌じゃないか
それを口にするには、彼女は余りにも儚すぎた 遠く離れていく彼女を止めることは出来なかった。]
(150) 2018/10/11(Thu) 00時頃
|
|
………
[ 行こう、というA>>116の言葉に我に帰る そうだ。もう一度死んで現実に戻らなければ そうして己は――オレは ]
Aさん ――世の中には、進んで"死にたい"と思う人が居るんすか? なんで死にたいって思うんでしょう 人は誰しも生きたいと願う生き物じゃあないんすか?
[ ただ遠くを見て問いを投げる自分は―― きっと理解できないものを見る眼をしていた。]
(151) 2018/10/11(Thu) 00時頃
|
|
……すみません。変なこと言ったっす 表街の政府んトコ行きましょ。 オレ、また腹ぶっ刺して死ぬのは嫌っすからね
[ へへ、と笑う表情は少し元気がない
新たに芽生えた"難題"に青年は悩み、それでも 脚を動かそうとする。
――時は近いのだ *]
(152) 2018/10/11(Thu) 00時頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 00時頃
|
[>>126気を付けてね、の声。 >>123駆け抜けようとする、ウサギ。
ああ、それを眺めてはいたが、どうにも そのまま不思議な世界へと彷徨う穴の中へと 消えて行ってしまいそうではないか。
アリスにしては可愛げはないが、口を一つ。]
どうするつもりか分からないが、 一緒に生きてくれよ、寂しいと死ぬのだろう?
[それがなんと返されるか分からないが、 >>124この横に政府に行きたいと言う存在が いるので、私は彼を連れ立つだろうよ。]*
(153) 2018/10/11(Thu) 00時頃
|
|
[ ティエークちゃんは、ちゃんと帰れたでしょうか。 ソフィーさんも、ザーゴさんも。
逢魔が時のような空を眺め、 書類を燃やしながら思うのは、そんなこと。
ちゃんと帰れていればいい。 あの優しい人たちは。
火をまた一つ、また一つと 灯しながら思うのは、そんなこと ]
(154) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
|
|
[ ……せっかくワクラバさんに覚えてもらったのに、 死んだらまた、忘れられちゃうのかな。
紙片が炎に包まれて、 風に巻かれながら、消えました。 最初から何もなかったかのように、跡形もなく。
それはちょっと残念、かな。 そう思いますが、私の足はやはり動きません ]
(155) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
|
|
[ エルゴットさんにも、 もう薬を渡せなくなってしまいます。>>0:567
ああ、でも。 もうあの境を渡ることはないから、 報酬を渡す必要は、ない、のですけれど。 ただ、眠れるかどうかは少し心配で、]
(156) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
|
|
[ 冗談に笑った日を、思い出して、>>0:569 ]
(157) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
|
|
[気の赴く侭に生きてきた蕪頭。 若し兎の胸中が知れたとて>>122、 “そふ為たひならば為れば良い”と、 怒ることも無く脅えることも無く、 ぐわン と首を振るふのでしょう。
(兎の気持ち等解らぬ故に理解も出来ぬ侭。)
然し、語れる事が無ひのなら、 其れヲ察する事も出来ぬまま。 男の様に、 言葉ヲ懸けることも為ぬので御座います>>153。]
(158) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
|
|
──────……ふふ。
[ 千里よりも遠い場所に来てしまったなぁと、 ぼんやりと思いながら、空を見上げました。
そこに瞬く星など、無いことを知りながら ]**
(159) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
|
|
(直ぐに忘れてしまふ故、 “一緒に”等と云ふ言葉は使わぬ蕪頭。 約束ヲ為たのに叶えられ無ひ何て、 其れは迚も“寂しひ”では無ひか。)
(160) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
|
|
[何故己を信じて下為るのかは解りりませぬが>>147、 (其の推測は当たッてる) 信じ、 連れて行ッて貰へるならば、 着ひて行く能は有ります故に、 有難く後ろヲ着ひて行くので御座います。 (道案内が無かッたならば、 きッと真反対の方向へ歩ひた事だろうよ!)]
せいふなんちゃらのたいさ?しつに、 眠れる薬が有ると言ッて居たヨ。
[連れて行ッて下為る彼に伝へてみるものの、 情報は不完全の侭なので御座いますが、 扠伝わるか如何か。*]
(161) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 01時頃
|
[一体どうするつもりなのか>>128 死ぬ手段とはなんなのか>>124 娘にも結局それは分からないでいた。
生きたいか死にたいか、じゃない>>125 そこに誰がいるのか。娘が思うのはそれだけだ。 この胸の丈を言葉にしたら 男はまた向き合おうとしてしまうのだろうか。 (寂しさに溺れた人間に歩み寄るなんて無謀な真似をさ!)
だから即刻立ち去ろうとした。 が、男の言葉>>153に耳がぴくりと動き]
……なんだい? アンタも寂しいと死んじゃうのかい? 何だか口説き文句みたいじゃないか。
[娘の口元が歪む。]
(162) 2018/10/11(Thu) 01時頃
|
|
[酔客が言ったなら即座に蹴倒していたが きっとこの男はド真面目なのだろう。 ここまで優しいとつい甘えたくなってしまう。 足元のガラスを手に、その首を切り裂いて。]
もしまた会いたいなら、裏の街の『Luna's』で。 そこにアタシの帰るべき場所があるならね。
[そして男にも帰る場所があるならば。
娘はそれだけ言うと、罅の割れた地面を跳ねていく。 蕪と男とは真逆の方向へ。]*
(163) 2018/10/11(Thu) 01時頃
|
|
[さぁて、この私にナンパの心得があったならば 既に妻のひとつやふたつ。 愛の道化師でも、人気の天才好青年でもない故、 >>162口説き文句だと思われたなら
「え!?あ、すみませんそんなつもりは!!」
…なんて、真面目だから答えるだけである。 (最も、すぐに理解できなかったので言わなかったが)]
おや。店ですかね? では、もし時間があれば。
[ぴょんぴょん、跳ねる。跳ねる。 軽やかに>>163立ち去ったのを見れば 背中を向けて逆向きに向かおう。 …確かあっちから来た、それは間違ってない。]
(164) 2018/10/11(Thu) 01時頃
|
|
[ちなみに。]
政府ナンチャラのたいさ…対策?室? …とりあえず行けば分かりますかね…
[>>161大まかな情報からこれまでは 推測をしていたからまだしも、 完全に文字当てクイズになれば首を傾げた。
──生憎仕事でそこには行かぬのだ。 (その前に違法行為をしているので捕まりかねん)]
ここ、気を付けて。段差ですよ。
[時折後ろを振り返り、大丈夫だ来ていると考えて。 そうして裏の街から表へ──入ってきた場所からひとつの蕪を携えて出て行くことであろう。]*
(165) 2018/10/11(Thu) 01時半頃
|
|
──レオナルドという男について──
[…さて、レオナルドという男は 付いてくる蕪の姿を時折確認し、立ち止まり、 そうしてまた歩くことをしただろう。 その折々男はゆっくりと考えるのである。
何をもって生きたいか。 何をもって死にたいか。 何をもって望みたいか。
はて、その結果を導くには 全てそれぞれを探求せねばならず。 探求とは即ち追い求めることゆえに、 そこに立ち止まることを許されん。
おおよそ、生きたい理由は単純に 『生きていないと調べられないから』だろう。 死にたい理由を考えるなら 『求めることが苦しくなったから』だろうか。]
(166) 2018/10/11(Thu) 02時頃
|
|
[でも、望んでいるのは『まだ知らないことがある』と 抑えることができない勉学の心得。 抑えるを知らない、バケツの底に穴が空いているような ずっとずっと溜め込んでおかないと 逆に狂いたくなってしまう、生まれながらの病。
今だって、ほら、 『生きながら死ぬって体験できないから 少し楽しみかもしれない』…なんて。 生きながらに死んで、身をもって毒を堪能するとは 俄然興味がある──なんて、]
『レオナルド、お前はおかしいよ』
[過去に言われたことがある。 それは、学友からだっただろうか。]
(167) 2018/10/11(Thu) 02時頃
|
|
[生憎おかしいの意味は分からない。 勉学をやめるのは有り得ないと思うし、 探求の旅は終わっていないし、 努力は何事でもして損ではないし。
天才らは努力はクソだというが、 過程を楽しめないのは勿体ないと思う。]
…自分が生きる理由…… 帰る場所、ね…
私は情報が存在する限りは追い求めちゃうからね。
(168) 2018/10/11(Thu) 02時頃
|
|
[答えなんてないのかもしれない。 この世界は、宇宙は、なにもかも大き過ぎて 何が本当に正しいのか分からない]*
(169) 2018/10/11(Thu) 02時頃
|
オーレリアは、レオナルドに飴玉を差し出した。
2018/10/11(Thu) 08時半頃
|
[ >>135" また "があるかどうかなんて 元々男の知ったところじゃあない。
" 保証もないのに約束だけするなんて あまりにも酷というものじゃないか? "
…だから、 指切りだってしなかった。
期待なんかしていないフリをして 口から出るのは未来の夢の話ばかりだった。
( ロマンチスト" 気取り "じゃない。 ワタシは間違いなく夢見がちだった。 ) ]
(170) 2018/10/11(Thu) 11時半頃
|
|
[ 探して欲しかったのは誰だ? 瞳に自分を映して欲しかったのは? 鼓動を分けて欲しかったのは。>>133
「 ―――― ワタシさ。 」
自分は自分の目を覗けない。 覗けないならば他人のを借りるしかない。 " ワタシが人を助ける理由はそれだけだ "
…………でも、 ]
(171) 2018/10/11(Thu) 11時半頃
|
|
[ 幕を引く覚悟はいつだってしていたのだ。 ]
" ワタシの仕事を知っているだろう? 他人の行きたい場所へ連れていく…。
……それはね、 "
[ 自分が行きたい場所には行けない。 行きたい場所はもうどこにもない。 ( ということなんだ。悲しいことに。 )
そうして、嘘が積み重なっていく。 ]
(172) 2018/10/11(Thu) 11時半頃
|
|
どういたしまして。 ワタシは境屋。必要なときは キミの傍にいるさ。
…今までそうだったようにね。
[ 押し付けられた願い事の代わりに 切り売り口上の別れ言葉を返し。 白い花束の代わりに抱える、道中。
荷物が増えてしまった、と 苦笑零して空を見上げた。
白々と光る星の色をどこかに探して。 ]
(173) 2018/10/11(Thu) 11時半頃
|
|
[ 当然一等星の灯など マジック・タイムの空の中に 燈っているはずもなかったが ――――、 ]
( ……なんだ? )
[ 地上よりはよほど天に近い、 ガラスの建築物の森。 その遥か高みに 季節外れの蛍が舞うのを見た。>>154 ]
(174) 2018/10/11(Thu) 11時半頃
|
|
[ そこへ向かってみようと歩いたのには ―――― とくに意味はなかった。
…ただ、終わりを見守るのに どこか高いところへ行きたいと思っただけ。 ]
" こんな時だもの。 切り落とした角を探しに行っても … 罰は降って来ないだろう? "
[ 呟く。 そうして誰かが開けたらしい>>1:271 未知の場所への入り口を かつん、と、一音立てて踏み越えた。
( セキュリティ・アラームは 運良く沈黙しているようだった! ) ]
(175) 2018/10/11(Thu) 11時半頃
|
|
[ 普段は案内をする側。 受付嬢の姿がどこにもなくとも それとなく建物の構造を察し、 階上へ上る手段を探して、
>>103最上階へ止まったままの エレベーターがやがて ――――目に留まる。 ]
(176) 2018/10/11(Thu) 11時半頃
|
|
[ さて、どうにかこうにか 禍々しい色をして横たわる空の下へ ややあって再び身体を晒した男は、 暫し、声を出しあぐねて立ち尽くした。
" キミのことはワタシが見つけてみせる "
" 例え千里離れていても "
思い出すのは、かつて口にした言葉たち。 今ばかりは見つけたくなかった、と …苦々しく笑ってみたところで、ようやく ]
(177) 2018/10/11(Thu) 11時半頃
|
|
…夜空を見るにはまだ早いんじゃあないか。
[ 乾いた唇で音を吐き出し、 石色の瞳は黄昏色の空へ。
" 逢魔が時に会いましょう。 "
そんな約束を交わしたわけでもないのに 男は彼女にこう言った。 ]
(178) 2018/10/11(Thu) 11時半頃
|
|
…言っただろ? 星ならワタシが見つけてみせる、と。
[ 幾度となくそうしてきたように 矢張り、冗談めかした言い回しで。 ]**
(179) 2018/10/11(Thu) 11時半頃
|
|
[ エルゴットと別れ、 庭の白花をひとつ摘み。 私の足は、屋敷の方へと必然に向かう。
もし彼の裡を知れたとしたら>>170
“ 保証がないから約束するんだろう? ”
と、彼以上に夢見がちなことを 言っただろうに。
君の目に私が映るなら、>>171 私の目にだって君が映ってるだろうに!
それでも足りないなら手を取ろう。 心臓の鼓動を分け与えよう。 ]
(180) 2018/10/11(Thu) 12時半頃
|
|
[ だから、……だから。
役者故の芝居がかった台詞回しに 嘘 その中に潜む本音の言葉に 私は気づかなかったのだ。 指きりだってしなかった!
それでも、>>173 傍にいるという言葉には頷いただろう。
その言葉の真意も探らず、 まるっと信じて頷いた! そうであって欲しいと 身勝手にも願ったのだ! ]
(181) 2018/10/11(Thu) 12時半頃
|
|
[ 他人の行きたい場所へ連れて行く仕事。 自分の行きたい場所へは行けない仕事。
私は彼にはなれないし 彼だって私にはなれないけれど。 行きたい場所はどこにもないって そう決めたのは、やっぱり 自分自身なんじゃないかって思うのだ。
ならば、探そう。 君を、夢を、拾いに行こう。
その腕を掴み、鼓動を聞いて。 君の鏡にも目にも足にもなろう。
身軽になりたい彼に向かって 荷物を押し付けるはそういう理由。 それこそ身勝手なエゴなのだろう。 ]*
(182) 2018/10/11(Thu) 12時半頃
|
|
[ その先に主人の匂いがないことを。 分かっていながら私は進む。
きぃ、と扉の軋む音 階段を上る。また、きぃと鳴った。 ]
もう、遠い昔のようだ…………
[ 本邸へと来たのはいつぶりか。 教育と称した躾を学んだのは 更に奥深くの別邸で。
行事があるとき、呼ばれたとき そういうときしか足を踏み入れなかった場所。 されど、私が生まれ落ちた場所。 ]
(183) 2018/10/11(Thu) 12時半頃
|
|
[ それがからっぽの伽藍洞であれ 仮初の人形であれ、 おぎゃあと泣いたのはここなのだ。 生きてゆくための知恵を 与えられたのはここなのだ。
ルーツだなんて 洒落たことは言わないが 避けて通れるほどの 意気地もなく。
きぃ、きぃ、と鳴く階段を踏みつけて 足は迷いなくひとつの部屋へ。 ]
(184) 2018/10/11(Thu) 12時半頃
|
|
ご主人様、 ザーゴにございます。
[ 大きな肖像画の掲げられた寝室。 その絵の前に跪き、胸に手を当て 頭を垂れる。 従者としての最敬礼の形を取った。 ]
………………、
[ 沈黙。たっぷりの空白。 主の不在の屋敷で、 酷く滑稽な様であろうが。 私はゆっくりと口を開いた。 ]
(185) 2018/10/11(Thu) 12時半頃
|
|
……本邸に上がり込む無礼を どうかお許しくださいませ。
最期にどうしても、 貴方にお会いしたかった……
[ たとえ絵であったとて、その姿の前に傅く様を 幾度夢見たことだろう。 あなたに付き従い、白花のように散ってゆくのを 幾度望んだことだろう。
この人のために、生きるのだと 魂に刻まれて生まれてきたと思っていたから。
されどこれは、 贖罪でもなければ、赦しでもなく。 古い思い出の埃を払う。ただ、それだけの行為。 ]
(186) 2018/10/11(Thu) 12時半頃
|
|
[ なぜならば 雨にしとどに濡れたあの日に その道は違えてしまったのだろうから。 主が光なら、私は影だ。 離れば消える他ないにもかかわらず。
今もこうして、生きている。
それは私という器へと 中身が詰まっていったから。
まごうことなき裏の街。 愛すべき裏の街で。
分け与えられた僅かなぬくもりが ほんのりと胸の奥で光るから。 ]
(187) 2018/10/11(Thu) 13時頃
|
|
[ ならば、 いつまでも座り込んではいられない。 主への忠誠はそのままに、 私はひとつの区切りをつけた。 ]
私の心は永劫、我が主の下に。 されどこの命ひとつは 私が私たるが為に
“生きる”ことをご容赦ください。 [ 白花に額を付け、祈り、 そして、そっと捧げるのだ。 白花が主の手元には届かないと知っている。 だからこそこれは自己満足。 ]
(188) 2018/10/11(Thu) 13時頃
|
|
[ そうしたら、 再び最敬礼をして。 ]
ご主人様、 どうか、どうか、 お幸せに────
[ 御身を瞼の裏へと焼き付ける。 思い出せなくなることのないように。 ]
(189) 2018/10/11(Thu) 13時頃
|
|
[ 貴方に頂いた愛も願いも夢も 哀しみも苦しみも絶望も、 “愛おしい” と思う私はやはり 狂っているのかもしれないけれど。
それが私。 ザーゴという犬なのだ。 犬になり切れなかった犬でいい。
私は私以外にはなれないのだから。 ]
(190) 2018/10/11(Thu) 13時頃
|
|
、、、、、、、 [ ああ、また雨が降り出した。
帰れないなぁ、とそう思った。
視界が霞み、帰り道が 見えなくなってしまうから。
身体が濡れたら 怒る人がいるもんだから。
あたたかなスープが 飲めなくなるのは嫌だから。
帰れないなぁ、とやはり思った。
それでいいと、 ────そう、思った。 ]*
(191) 2018/10/11(Thu) 13時頃
|
|
[ 屋敷を後にしたならば、 行く先はもう決まっていたのだ。 向かうは 酒場。 政府のなんたら、ってところではなく。 ]
ソフィーにばれたら 床にキスどころじゃ済まなそうなんだけど
…………ま、 ばれなきゃいいんだ、 うん……
一回、色々とこう…… さわがしいことにもなったしね……うん、
[ ぽつり、と呟く言い訳。 ]
(192) 2018/10/11(Thu) 13時頃
|
|
[ 死ぬのであれば やはり 犬 として死ぬべきだと 手元には、 廃棄横丁の雑貨店で くすねてきた一等の酒。
ここに落っこちたときと 同様の手段を企む男は。
憑き物がおちたような 呑気な顔をして。 酒場を目指し のんびりと歩くのであった。 ]**
(193) 2018/10/11(Thu) 13時頃
|
銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 13時頃
|
[やはり上手く伝わッては居らぬ様で御座いますが>>145、 何とか為るでしょうと、 過信して居るので御座いました。]
ホイさッさ。
[段差ヲ指摘為れれば、 華麗なすてッぷて避けてみせるので御座います。
漸く表街へ出て来た頃で御座いましょうか。 ひらり と灰が降ッて来たので御座います。]
(194) 2018/10/11(Thu) 13時半頃
|
|
ハテ?
[何かと立ち止まり、 辺りヲ見渡せば、 空ヲ舞ふ螢が見えまして>>154、 其方の方ヲじぃ ッと見詰めておりました。
先導為ておりました男は、 其れに気付きましたか否か。*]
(195) 2018/10/11(Thu) 13時半頃
|
|
[ 休憩がてら、道の端に座り込みます。
誰かに託そうと思って結局出来なかった 手提げの中身を取り出して、 汚れるままの地面に並べます。
道中すこし考えていたのですが、 人が死んで向こうに戻れるのなら 物だって同じじゃないでしょうか。
壊せば、向こうに届かないかな って それを試してみようと思うんです ]
(196) 2018/10/11(Thu) 14時頃
|
|
[ 図書館で借りてきたうちの一冊を取り出し、 見返し部分を開きました。
壊してしまう前に、 これが向こうに届くことに賭けて、 メッセージを残そうと思ったのです。
……とはいっても 改めてとなると、何を書けばいいのやら。 わたしは、しばし悩んでからペンを動かします ]
(197) 2018/10/11(Thu) 14時頃
|
|
" さようなら "
" ごめんなさい "
" ────、 "
(198) 2018/10/11(Thu) 14時頃
|
|
[ 迷って出来た線の続きは なんにも書けないままです。 ……きっと、それが一番の本心なのに。
なんだか冷え冷えとした気分で、 わたしは本をびりびりやぶきました。 二度と読めないほど壊しました。 これで、元あった場所にいけるでしょうか。
解りません。確かめる術もありません。 こうする他にはありませんから、 残ったもう一冊もそうしようとして、
──── 手が、止まりました ]
(199) 2018/10/11(Thu) 14時頃
|
|
[ それは、レンからおすすめされた本でした。 ちりちり楽しかった日々が思い起こされて、 わたしはたまらず本を取り落とします。
此方が無理なら、髪飾りを。 地面にでも叩きつけようと思ったのですが、 ……あぁ、やっぱり 無理なんです。
悲しいわけでもないのに涙が出て、 二つを手提げに入れて立ち上がります。
足は自然、 ゆいいつの安らぎの場所を目指しました。 でも この空模様です、 望んだ陽だまりは、無いのでしょうね ]**
(200) 2018/10/11(Thu) 14時頃
|
|
[灰は僅かでしたでしょうから、すぐには 気付くことはなかったでしょう。 振り向いて、立ち止まって上を見上げる>>195彼。]
…?
火の粉…?
[距離が離れたことに気付いてから、ふと、 同じ方向を見上げたのです。]
(201) 2018/10/11(Thu) 14時半頃
|
|
[そうして、視線を動かせば近くに 仕事場≪硝子の森≫がそびえだっているのがわかる。 さらにその屋上から火の手が小さいながらも 上がっているのが見えるでしょう。
…火災か、人為的な灯火か。 いずれにせよ屋上に行くには少しばかり時間が足りない。 裏の街から表の街の中心まで何時間あるいたか。 地震の影響や、降る硝子、崩れた壁がより時間を 長く長くかけさせている気がした。]
──…、…誰かいるのですか?
[言葉を選んで、考えて、 口から絞り出した言葉はどこまで聞こえるだろう。 高くそびえるその建物の天辺に、届くだろうか。]
(202) 2018/10/11(Thu) 14時半頃
|
|
[いずれにせよ、天辺から声があったなら 幾ばくか話をしたであろうし、 話がなかったとしても、暫くは蕪さんが望むなら そこで立ち止まって。
遊覧飛行、散り散りと消え去るのみの運命たる 火の粉は悲しげに歌を歌うだけ。]*
(203) 2018/10/11(Thu) 14時半頃
|
|
[ 帰る場所はありません。 帰りたい場所は、あったでしょうか?
解りません……が、彼女>>99には 帰る場所があるのだと思っていました。 だのに、どうしてこんな場所を ふらふら 歩いているのでしょう ]
ろいえ……?
[ 声と共に、おずと彼女に近付きます。 あ、その前に 涙はきちんと拭っておきましょうね ]
(204) 2018/10/11(Thu) 14時半頃
|
|
ろいえ、も ここに……いたんです、ね? あの、でも……しぬ、じゅんび しなくても……いいん、ですか……?
[ 物騒な言い方になってしまいましたが、 他に言い方も見付かりませんので。
そこまで言って、今気付いた、という風に ]
あ! もしかして、 せいふ の、なんちゃらって ばしょ を めざすとちゅう、でしたか……?
[ なら、すみません、と。 邪魔したことを、謝るのでしょうが ]**
(205) 2018/10/11(Thu) 14時半頃
|
|
──別路:視野に収めた話──
[>>199道中にそれは見かけたでしょうか。 ビリビリに破かれた、紙の残骸を。 生憎崩壊しかけた世界なので、ボロボロのそれに 気付くのは難しかったかもしれません。 白いので、気付いたかもしれません。
この世界にきた少女が>>200落とした沢山の物に これもまた気付くのは難しいでしょう。
誰かの思い出が詰まったものを、感じ取るなんて とても難しいことでありましたから。]
っと、……こんなところに本が落ちてますね…
[崩壊する世界だけども、今しがた蹴っ飛ばして しまったそれを拾い上げて、表紙だけ埃を拭うのです。]
(206) 2018/10/11(Thu) 15時頃
|
|
[それが忘れ物──ないしは落し物とは思わず、 そして借り物であるとも、とても、とても…とても。]
…?背表紙だけ…
ふむ…
[いつ崩れてしまうか分からないのに、 そもそもそこは壊れるというのに。 壊れたものを眺めて首を傾げて、考えるのを止めた。
破れたページを眺めても答えはない。 そう結論つけたので、近くのベンチの上に ページがかけた本を置いたのです。]
(207) 2018/10/11(Thu) 15時頃
|
|
[まるで、忘れようとしても そこにあった記憶は紛れもなくあったのだよと、 本は訴えるようでしょうか。
…さて。あいにく本には意思はないので 感じることなんて勝手なのですが。]**
(208) 2018/10/11(Thu) 15時頃
|
ソルフリッツィは、レオナルドに出す料理は何にしようか考えている。
2018/10/11(Thu) 15時半頃
|
── どこか ──
[ 足並みは目的を持たず 唯逢魔が時の空の下を彷徨い続けていて 結論など出ることがなく、刻一刻と時は進む
その時だったか、 視界の端に虹色を捉えて足を止めたのは>>205 ]
ああ、ティエーク。 [ ほんの少し悲しそうな顔に見えたかもしれない それはこの世界を憂いていたわけではなく 自分の未来を嘆いていたわけでもない
”死ぬ準備” なんて こんな幼い子に云わせてしまう世界が ただ、ただ、無性に悲しかったから。 ]
(209) 2018/10/11(Thu) 17時半頃
|
|
[ 死ぬ準備をしなくてよいのか、 それとも政府の場所を目指しているのか そんな問いかけには曖昧に頭を横に振り きっとやっぱり悲しそうに笑うのでしょう ]
ティエークちゃんは、 元の世界に、戻るのね。
[ その返事で、 私が元の世界に戻る選択肢を見失いかけてること 素敵な色をした小さな少女には伝わる、かしら。 ]*
(210) 2018/10/11(Thu) 17時半頃
|
ロイエは、ザーゴには金のエンゼルを。
2018/10/11(Thu) 17時半頃
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 17時半頃
|
>>52 ”……解らない。 すこし、ひとりで考えてみたいです。
世界と一緒に消えるのか 元の世界に、還るのか。”
[ロイエの言葉に、Aは―――。 いや、何も言うまい。 知っている。彼女のような人間を。
発達した遺伝子学―――その裏に根付く闇。 事情は知らない。恐らくはこれからも知りえないだろうが。
少なくとも。 生きるかどうかなんて 原始的な前提を疑問視してしまうくらいに。
世の中がどうしようもない事を、Aは知っていたから。彼女の胸中を知らずとも。 納得するなにかを、己も良しとした。]
(211) 2018/10/11(Thu) 18時半頃
|
|
>>150
”え?なんで…… だってロイエさん。このままじゃ死んじゃうんすよ? そんなの誰だって――”
[ロイエの答えに、レンは動揺しているようだ。
―――そうだな。そんなのは誰だって――-。 死ぬのは誰だって怖いものだ。
だがな、レン。
人は死ぬのが怖いだけで、 生きて居たいわけじゃないモノなのかもしれないのさ]
(212) 2018/10/11(Thu) 18時半頃
|
|
>>151 " Aさん ――世の中には、進んで"死にたい"と思う人が居るんすか? なんで死にたいって思うんでしょう 人は誰しも生きたいと願う生き物じゃあないんすか?"
問いかけに。居るさ、と答えるのは簡単だ。 過去の依頼人の話でも聞かせてやれば、 レンでなくとも、今のロイエを止めなくなるだろう。 しかし。]
なぁレン。
もし、あの研究員がお前を助けてくれなかったとしたら。
それでも、お前は生きて居たいと思える自信はあるか?
その答えは当人次第だ。誰かの体験など 彼には無用な概念だ、とAは思ったのだ。
(213) 2018/10/11(Thu) 18時半頃
|
|
[生きていたいから生きている。
そんな人間など一握りだ。
人は、ただ死が怖いから。
生物は、死を恐れる存在として、形作られたモノだから。
簡単に死ねるなら、生きて居たくない人生。
2流の映画を盛り上げる為のような、使い捨てられるような道程
お前の目の前にいる男、そう。
「A」こそ、そんな人生が今、蔓延るから存在するのだと まさにそんな道程の末でも、希望へと立ち直ったレン伝えるのは
彼がいつか―――最期までこないかもしれないが。 人生に絶望した、その時で良い。]
(214) 2018/10/11(Thu) 18時半頃
|
|
[レンに言葉を投げながら、 政府庁舎までの道を思案する。
会話が終わったのなら、指を指して。 足早に、目的地へとAは歩き出すだろう。]*
(215) 2018/10/11(Thu) 18時半頃
|
|
[とぼとぼ彷徨いながら考えたのはあの野兎のこと。
何故彼は死ななければならなかったのか。
別れた妻がいると言った。
家族は他にいたのだろうか?友達は?
彼のことは何も分からないまま。
でも、一緒にいる「誰か」が欲しい気持ちは 娘は今痛いほどよくわかる。]
(216) 2018/10/11(Thu) 18時半頃
|
|
[ ほんとうに、誰でも良かったんだ。 特別な間柄じゃなくったっていい。
来客を知らせるドアベルの音一つ、 窓辺を飾る花の移ろい、 いつかの未来にかけた約束、 いつもの冗句、
満たされるのはそれだけで、充分。 けれど一度満たされたなら 欠片たりとも手放せない。]
(217) 2018/10/11(Thu) 18時半頃
|
|
[誰かの生きる権利を奪うのも 誰かの死ぬ権利を奪うのも きっとどちらも同じエゴ。
死にたきゃ一人で死ぬがいい、と言ったそのくせ 独りで生きる勇気なんかこれっぽっちもない!
娘はガラスを埋めたような赤い目玉をぎょろつかせ 無気味な色の空を見上げる。
―———このまま誰にも会わなきゃいいな、と。]
(218) 2018/10/11(Thu) 18時半頃
|
|
[ 逢えばきっと、縋ってしまうもの。 ]*
(219) 2018/10/11(Thu) 18時半頃
|
|
── すこしまえ ──
[ ”このままじゃ死んじゃうんすよ?”と レンは言う。そして何かを言いかけて、 止めた。>>150
それを聞いていたAとレンが その後何を話していたのかはわからない >>213
だけど、きっと彼の思うように あゝいや、彼の心の裡など判ることもないのだが それでも。その答えは当人次第だ、と。 もし、言葉にでていたのなら それを、私が聞いていたのなら
………… またきっと私は曖昧に微笑むのでしょうね ]*
(220) 2018/10/11(Thu) 18時半頃
|
|
[ 悲しそうな顔の理由>>209 わたしには、解りませんでした。
……だけど、普段とぼしい彼女の表情が 思いがけず動いたものですから、 どきんと重く胸が跳ねます。
此処が悲しい世界だ とか そういう認識は、わたしにはありません。
でも、そうですね。 此処で死んでも、どうせ いつかまた現実で死ぬというのは つらくて、苦しいことかもしれません ]
(221) 2018/10/11(Thu) 19時半頃
|
|
わ たし、あの、
[ その言い方>>210はまるで 彼女には帰る意志が無いように聞こえます。
──── それなら、一緒に、
浮かびかけた考えを、 頭を振って必死になって散らします。 例えみにくい心を持っていても それでも、越えてはならない一線はあります。
自分がさみしいからといって 誰かを巻きぞえにしていいわけないのです ]
(222) 2018/10/11(Thu) 19時半頃
|
|
[ わたしは、彼女に手を伸ばしました。 そして、彼女の手を取るのです。
もし振り払われても、今ばかりは ぎゅ って、追いすがってみせましょう ]
ろいえ、……えと、 だ だめ、です。
わたし……あったかい、 ろいえ が、すき……なんです。
[ わたしは。……わたしは、 なんて自分勝手なことを言うんでしょう ]
(223) 2018/10/11(Thu) 19時半頃
|
|
[ 彼女には彼女の理由があって 道を見失ってしまったはずで。 それを知らないわたしに、 説得する資格なんてないのに。
そうと知っていても、 子供らしく、駄々をこねてしまうのです。
ことり ことり。 耳に残る優しい心音が、 たえてしまうなんて考えたくないから ]
(224) 2018/10/11(Thu) 19時半頃
|
|
ろいえ を、たすけて…… くれるひと……なら、きっと、 たくさん いると、おもうんです。
せんぱい とか、えるごっと、とか そふぃー だって、やさしいし、 れん も、おーれり、……、……
[ わたしと仲良くしてくれた人たちを、 思いつく限りあげようとして 途中で、ぐっと言葉がつまります。
だって、こんなことを言っておいて わたしは、自分の名前をあげられません。
誰かを助ける力なんて、わたしには、 ]
(225) 2018/10/11(Thu) 19時半頃
|
|
かえって、ください……
[ ろいえ と、か細い声で。 性懲りもなくお願いします。
……言葉の途中でうつむいた顔は、 上げることずら出来ないままに ]*
(226) 2018/10/11(Thu) 19時半頃
|
|
[ 彼女が “一緒に” の先を飲み込んだこと この世界を悲しいだなんて思っていないこと 虹色の表情からはそれを読み取ることが難しく
それでも、彼女が何かを紡ごうとして、 必死に、伝えようとして。 私の手を取り、ぎゅっと握って、 ちいさなからだで、それを訴えていること
例え心が死んでいたとしたって その優しさくらい、判る
並べられた名前も>>225 時折知っている人の名前が登場すれば その度にちいさく、ちいさく頷くでしょう ………… そこに、彼女自身の名前が無かったとしても。 ]
(227) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
|
|
[ ”かえってください”
消え入りそうな声で名前を呼びながら縋る少女に 私はきっと、乏しい表情を綻ばせるでしょう ”マリアらしく” ? いいえ、もしそう見えていたとしても きっと、今は “ロイエ自身” の心から。 ]
………優しいのね、ティエークは。
[ 握られた手を振りほどくことはせず だけどそのまま強く握り返すこともない。 俯いた顔に気づきながらも 顔を上げて、とは、自らは言えなかった。 ]
(228) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
|
|
もし時間があるのなら、 ……少しだけ、お散歩しましょうか。
[ どうしてもダメ、って言われたら。 きっと私はその場で話すことになるのだけど ……多分時間はまだ猶予はあったと思うの そうね、もし叶うのならば 何度も神に祈りを捧げた教会へと あなたの手を引いて、連れて行きたくて ]
(229) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
|
|
[ お散歩は叶ったのか それともその場で話すことになったのか
あゝもし叶っていたとしても、 手は繋いだまま、崩れかけた世界を きっとあの日のように言葉少なに歩くだけ 多くを語ること無く教会へと辿り着くのでしょう
どちらにしろ、私はきっと ”優しいのね” の続きを貴方に話すでしょう ]
………貴方は、 かみさまの存在は、信じる?
[ それは嘗て蕪頭にも問いかけたことば>>0:44 然しあの時のように懇願ではなく、 こんな悲しい世界に於いても私の口調は穏やかで。 ]
(230) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
|
|
………私は、信じているわ。
こちらの世界に来ることになったのも 神様の、思し召しだって、私は思ってる
[ 彼女は私が信心深くないことなんて知らない いつもこの教会に居る “マリアさま” は ─── 少女に、優しい大きな嘘をつく ]
(231) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
|
|
[ もしも神様が居るのなら 生死は神様が決めるもの 自ら生命を断つことは、神様の意思に背くこと
………それは神様の教えであり、牧師の教えであり、 私に掛けられた呪いのようなもの
本当はそんなことないって 汚い世界に生きてきて十二分に判ってる
だけどそれを「信じている」ことにしないと 私はただ、また続くかもしれない地獄の日々から 逃れる手段を持ち得ないだけ
だから、私は毎日祈る 間違った祈りの言葉を、毎日、毎日、毎日、毎日。 ]*
(232) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
|
|
[ 呆然と去る背を見つめる 彼女と己にはどうしようもない溝を感じた。
――嗚呼、まただ。
ティエークの時に感じた断絶が、己の前にまた姿を現す。 いくら考えても分からない"答え"を探したくとも手は届かず
……そんな時だった。彼が行き場の無い疑問を 拾い上げたのは>>213 ]
(233) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
|
|
……あの人が?っすか そんなの――それは……
[ 答えようとした頭は――瞬時に凍りつく
悪行に胸を痛めたある女がした"気の迷い" それが無ければ会社の悪行は闇に埋もれ、己は―― 妄執の果てに生み出された"御神体"は、 彼らが望むままに生き続けただろう。
そこに"レン"はいない。 "レン"はあの運命の日、自由を勝ち取ったあの時に 初めて生まれたのだ。
その真実にたどり着いた時――己は、どうしようもなく 危うい橋に立っているような
そんな光景すら錯覚した。 ]
(234) 2018/10/11(Thu) 21時頃
|
|
オレは――オレは、どうしようもなく幸運だった あの人に救われて、アンタに助けられて、 先輩が生き方を教えてくれて、店長が拾ってくれて、 ティエークが一緒に本を楽しんでくれた。
―――何が、自由気ままにだ。
オレは……"人"に恵まれたから、 今まで生きてこられたようなものじゃないか…!!
[ ただ運命を受け入れ、今を楽しく生きる
それは土台となる"幸運"があって初めて成り立つのだ。
自分は"恵まれすぎた" その有り難さに今まで気づかず―― いや、知ろうともしなかった己が
……どうしようもなく、"醜く"見えた ]
(235) 2018/10/11(Thu) 21時頃
|
|
――すみません オレ、やっぱ簡単に死なない方が良いと思うっす
Aさんは先に行っててくれませんか? オレは…オレなりにケリつけるんで
[ すみません。と頭を下げ、止められなければ 来た道を引き返そうとするだろう。
別に、死に方は自由だ。 電話通りに考えるなら、痛みがない死に方が一番だ。
ただ、その方法を取ろうとすることは――
安らかに死ぬということが―己の罪から逃げるように感じられて だから"罪がある"己は表街という世界には行けない。
向かうは――自然と最初に死んだ場所へ ]
(236) 2018/10/11(Thu) 21時頃
|
|
[ 道中、マネキン街にある店に入り込んである物を探す 布はもういらない。その場に脱ぎ捨て、少し埃かぶった 白い髪が顕になった。]
――あった
[ 見つけたのは古びたナイフ 古びてはいるが刃こぼれなく、使うには問題無いだろう
ナイフは使い慣れている。 それは急に伸びる髪を切る為に常備をしているからだし、 自分の"きれい"を害そうとする輩を撃退する時もそうだ。
思えば、あの時ナイフでなく布を探したのも 死因となったこれに無意識で恐怖を抱いていたからだろう
思い出した今となってはどうってことない。 ――そうでないと困るのだ。
"死ぬのに支障が出る" ]
(237) 2018/10/11(Thu) 21時頃
|
|
[結局、娘は店に戻ってきてしまった。
地震のせいで床は隆起して 椅子もテーブルもひっくり返ってしまっている。 その光景には何も感じない。 ここは娘の帰るべき場所に似て非なるもの。
障害物を飛び越えて厨房に戻ると 皿は割れるわ鍋は投げ出されるわ…… 惨状、という他ない。
娘の赤い目は割れた皿には止まらず 求めているものを探しにウロウロ彷徨って─────]
(238) 2018/10/11(Thu) 21時頃
|
|
――オレ、ちゃんと死ねるかな
……はは。そりゃ死ぬに決まってんだろ どうしたって"生きたい"んだから
[ 一人問答に乾いた笑いが零れる
自分はどうあっても生きたい 生きるのに不自由ない環境と力を"幸運にも"持った己が 生きることを否定するのは、きっと失礼だ
そう"言い聞かせる" ]
(239) 2018/10/11(Thu) 21時頃
|
|
――良いんだよな。"レン"は、生きても
[ ただ、心が引っかかるとしたら
――生きたいと願えない人を無視して己が生きる
その事実が"きもちわるく"思えて仕方がない]
[ 『Luna's』が見えてきた 店内に店長>>238は居るだろうか あの時、自分の前に彼女と、オーレリアが刺されたことは 思い出している。
或いは、主人と袂を分かった先輩>>193を 見かけることはあっただろうか?
――決断の時は、もうすぐそこに *]
(240) 2018/10/11(Thu) 21時頃
|
|
[やがて、一本の真新しい包丁を見つけた。
古い知己に会ったような気分になって、娘はうっそり微笑んだ。 銀に光るその輝きは、飢えた心を慰めてくれるよう。 (何だか狂った床屋のお芝居みたいだ)
ここで死んで、誰がいるのか分からない場所に戻るのか ここで生きて、出会った全てに別れを告げるのか
まだ何も踏ん切りはついていない。 が、どうにかする手段は見つかった。]
(241) 2018/10/11(Thu) 21時頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 21時頃
|
……ああ、悪かったねぇ。
[誰もいない店の中、娘はひとり呟いた。]
ひとりで死ぬのはこんなに怖いなんて、知らなかったんだ。
[ここにはいないウサギに詫びても答えは返ってこなかった。]*
(242) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
|
|
[ 彼女が肯くたび、小さく髪が揺れて>>227 それでも、わたしの言葉が伝わっているか うつむくわたしには、解りません。
でも、優しいと言われたら>>228 嫌々をするみたいに首を振ってしまいました。
だって、優しくなんかありません。 彼女の気持ちも考えずに、 勝手にこっちの気持ちを押し付けているんです。
それはきっと、彼女の悩みを 軽んじるのと同じことなのです ]
(243) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
|
|
……はい。いきま、しょう。
[ 少し悩んで、わたしは受け入れました>>229。
ほんらいは、ここで今すぐ 彼女が帰ってくれるのが一番です。
……だけど、わたしは まだまだ、あまったれの寂しがりだから 繋いでしまった手を、 自分から離すのは恐ろしいのです。
いつかは繋げなかったその手を 今は繋いで彼女が先導してくれます。
交わす言葉は少なくとも、 触れ合った手は温かくて それだけでもう、ほんとうに、嬉しいんです ]
(244) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
|
|
[ 着いたのは、わたしの思う 彼女の"帰る場所"でした。
彼女がどういうつもりで わたしを此処に連れてきたのか。 解らなくって、その顔色をうかがいます ]
かみさま、は…… [ 意識して考えたことがなくて そうやって言いよどんでいると 彼女が言葉を続けます>>231 ]
(245) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
|
|
[ その"思し召し"は 彼女にとってどんな意味があるのでしょう。
彼女がかみさまを信じているのなら、 その"教え"通りに、現実に 戻ってくれるということなのでしょうか。
それとも、此処ですら 自死は認められないということでしょうか ]
おぼしめし、って なんですか……?
ろいえ、の、かみさま は…… いきて って、いってくれて、ますか……?
[ 穏やかな口調で、信じる者を語るあなたは どうしてでしょう、とても悲しいのです ]
(246) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
|
|
[ かみさまがいるのなら、 彼女を助けてくれたっていいのに。
こんな寂しい場所に、 落とさなくたっていいのに! ]
(247) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
|
|
ここで、あなたが しぬことを、 かみさまは、ゆるして……くれますか?
それすら──── だめなら、
[ 生きるための手段としての自死も、 赦されないというのなら。
わたしは、彼女に向けていた視線を 自分のちっぽけな掌のおろします ]
わたしが、
[ あなたのかみさまの代わりに、 わたしがあなたを、終わらせたって、いい ]
(248) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
|
|
[ それが、再び彼女を地獄へ堕とすのだと ……薄々、気付いているくせに ]*
(249) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
|
|
[ 此方の世界でも、教会は教会のまま
崩れ落ちそうな ── 否、地震のせいで、 さらに崩落の進んだ天井も 割れて床に散らばったステンドグラスの色彩も 幾つか転がったままの飴玉も。
向こうも此方も変わらない 静かで、穏やかで、冷たくて、暗い、 ]
(250) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
|
|
私の神さまは、そうね、きっと 「あるがままを受け容れなさい」 ……きっと、そう言うわ。
[ 生きるも死ぬも、神様の言う通り。 いいえ……後にも先にも信じていたのは神様じゃない 大切な私の「たった一人の」おとうさま。
だから私はあるがままを受け容れてきた 生きるも死ぬも、おとうさまの言う通りに。 ]
(251) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
|
|
[ 貴方の想いも >>247 私の想いも >>0:492 きっと、きっと、おなじこと。
神様がいるなら、彼女を助けて欲しかった あの日から、私は神様を信じて無いのだから。
──────────── だけど。 ]
(252) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
|
|
[ 此処で貴方が死ぬことを赦してくれるのか そんな問いにはかぶりを横に振りましょう 私に、私の運命を決めることはできないのだと 私は、信心深いマリアの顔をして答えましょう
だけど 「わたしが」と言い掛けた言葉に>>248 私は、ほんのすこし、躊躇いを見せた筈 ]
(253) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
|
|
[ それがもし、ティエークじゃなかったのならば 牙を剥いた狼や、心優しい誰かの刃だったなら 私はそれも「運命」であると受け容れていた どんなに先が絶望しかなかったとしても 今この場所で、私はマリアの顔をしていて 相手に吐いた大きな嘘の代償として 相手の行為を受け容れていた、きっと、そう。
だけど、躊躇いを見せたのは、 他でもない、貴方が透明な心を持った少女だったから ]
(254) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
|
|
………だめよ、ティエーク
[ 今までになく、私の語気は強くなり 私はあなたを、あなたの行動を制すのでしょう ]
私の生命を終わらせたならば きっと貴方は、後悔することになる
[ 何が、なんて言いません だけど私が生きていく、ということが きっと辛いこと、なんだろうっていうことは 私の「仕事」を薄っすら知っていた賢い貴方なら 想像はそこまで難しくもないはずで。 ]
(255) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
|
|
私は、あなたに。 ずっと、笑っていてほしいの。
[ 掌を再び取ることはしなかったから 貴方が何か行動を移すのであれば きっと難なくそれは叶うのだ
私は抵抗などもしなかっただろう この教会での “マリア” で在り続けるために きっと。何が起きても、真っ直ぐに。 慈悲深く、貴方のことを見守っている。 ]*
(256) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 21時半頃
|
>>235 [レンは言う。 恵みによって生きてこられたのだと。
・・・自分は何一つレンに「恵んだ」事などはないが。 この男は、誕生の理由から余命まで奪われ尽くして。 そこから何とか逃げ出して。 己の手で築いた生活を ―――恵みと呼んだのだ。
クク。ククク。
そうだ。レンは自力で獲得したのだ! 与えられたもの等皆無で それでも力の限りに生きたから
その結果として、彼には施しを与える 者達が味方をしたのだ!!]
(257) 2018/10/11(Thu) 22時頃
|
|
[解るか!傲慢な父よ! 笑うな! 醜悪な母よ!
これが、これこそが。
―――人の生き様だ!!
偉人たちは失敗から偉業を成した! 何故か。失敗をしなければ 新たな成功にはたどり着けないからだ!
ただ優秀なだけ、失敗をしない 人間が行えるのは精々が「再現」だ 既にある物を習得する事は出来る。 だが、新たな叡智に必要なのは 熱意や嗜好なのだ!
誰も手をつけていない、まだ成されていない事に この「A」が先んじることは 絶対にありえないのだ!!]
(258) 2018/10/11(Thu) 22時頃
|
|
[ いつだって、時代を動かすのは。 これからも、未来を創っていくのは。
人の生き様だ。その過程に付随する「想い」だ!
お前たちが作ったこの俺は ただの機械と変わらない―――-
優秀なだけの、粗悪品にすぎない―――!
>>236
レンは―――かの人は去っていく。 簡単に死なないほうが、という言葉の真意はAには見えなかった。
なにか思う所―――いや、心当たり、心残りか?
・・・いいさ。それでいい。 思うままに生きる事程、痛快なことはないのだから。]*
(259) 2018/10/11(Thu) 22時頃
|
少年 Aは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 22時頃
少年 Aは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 22時頃
|
[ 燃え行く書類は、送り火のように。 減っていく紙は、この世界の残り時間のように。
残る最後の一枚を手に取った時、 ───響く声に手を止めて、振り向きました>>178 ]
(260) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
|
|
( どうして )
[ 驚きに見開いた碧眼は、 たった一人で立つ彼を映しました。
どうして彼が、ここの世界にいるのでしょう? けれど、言葉にはしませんでした。 言葉にせずとも、判ったからです。
そして、あの日、冗談だと笑った日のように、 尚も冗談めかして告げる彼に、>>179 私は、もう一度驚いた後、目元を撓ませました ]
(261) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
|
|
……凄いですね、エルゴットさんは。 冗談を本当にしてしまうなんて。
[ その、黒曜石のような瞳を見つめて、 私は彼の方へ身体を向けました。
“なんてロマンチックなんでしょう” ここが、死にかけた人の集まる世界でなければ、 そう言っていたでしょうね。
そう言えないことが、少し、悲しい気がしました ]
(262) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
|
|
[ けれど、 見つけてもらっても、もう遅いのです。 私は最後に残った書類を、微かに握りしめました ]
エルゴットさん、私見つけましたよ。 私のママを。
……だから、捜すのはもうお終いです。
[ そうして私は書類を掲げ、 ママの名前を指さすのです。 “売買契約書”に記されているその名を。
そして私はその書類にも火をつけ、 他の書類と同じように空へ還します ]
(263) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
|
|
[ オーレリア・ガーネットとしての記録は、 全て燃やし尽くしてしまいました。 私は空になったファイルを拾い上げます ]
私の本当の両親も、 私を育てた“パパ”も、 私を都合のいいモノとしか見てなかった。
……ふふ。 期待した私が馬鹿みたいですよね。 捜していれば、そのうち、きっと 何かが見つかるじゃないか、なんて。
[ 最初から期待しなければ良かったのに。 そうすれば、傷つかずに済んだのに。
プラスチックでできたファイルは燃やせません。 だから私は、それを屋上の柵の向こう側へと 思いっきり放り投げました ]
(264) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
|
|
[ >>202 遠い、ビルの天辺までは、 地上にいる彼の声は届きません。 ……叫べば別かもしれませんが。
それでも彼らがまだビルの近くにいれば、 空から降ってきた何かが、 近くの植え込みに落ちるでしょう。
背表紙のラベルに、 “Aurelia・Garnet”と書かれているファイルが。
そのファイルが何に使われているか。 それがなぜ空になっているのか。 研究員の彼は、判るでしょうか ]
(265) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
|
|
エルゴットさん、 この世界は長く持たないそうですよ。 早く、政府庁舎の対策室に行った方がいいです。
……境屋の貴方が死んだら、 困る人が、きっとたくさんいます。
[ 私のように裏の街に行きたい人や、 逆に裏の街から表の街に行きたい人、 他にも彼と関わってる人は、 きっとたくさんいるはずなのです。
彼が死んだら悲しむ人がいるでしょう。 だから、彼はここで死ぬべきではありません ]
(266) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
|
|
[ ……いや、違いますね。
私は、私が、彼に死んでほしくないと、思うのです。 それは、何故かというと、
それは、────とても簡単な事でした ]
(267) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
|
|
それに、貴方は、 裏の街を一緒に歩いてくれた 私の初めての、おともだちですから。
生きて、欲しいんです。
(268) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
|
|
[ 私は表の街の人間ですが、 裏の街の人のことも好きでした。
けれど、それは、 最初に案内してくれた彼がいたから。 彼がいたから、街のことも、 そこに住む人たちのことも、知ることができました。
それにママを探すという名目はありましたが、 彼と並んで、たわいもない話をして、 冗談を言って笑ったことは、楽しかったから ]
(269) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
|
|
[ 彼にとって私は、大勢のうちの一人でしょう。 けれど、私にとっては、 裏の街に行くときにできた、初めての友達です。
……裏の街を歩きなれた頃に、 あまり私に付き合わせては、彼に悪いだろうと、 そのうち断るようになりましたが、本当は、]
(270) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
|
|
……私はちょっと休んでから行きます。 だから、先に行っててください。
[ きっとこの世界の終わりは近いはずです。 だから私は、彼を促して見送ろうとしました。
──────いつものように、笑って ]*
(271) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 22時半頃
|
[ こんなに悲しい言葉ってありません>>251。 かみさまの思し召しとうそぶいて、 自ら、運命を勝ち取ろうとすることを この人は、すっかり諦めているのです>>253。
……そんな彼女に、わたしは やるせなさを感じても、 非難するいわれなどありません。
だって、わたしもそうだから。
自分は辛い現実から逃げようとして そのわり、彼女には立ち向かうよう願う。 わたしの方が、数倍質が悪いと言えるでしょう ]
(272) 2018/10/11(Thu) 23時頃
|
|
[ かみさまがいたら。 優しい人ばかりの世界なら。 ……現実は、汚くて悲しいばっかり。
それでも、生きてほしいのです。 ──── だけど とがめられてしまえば>>255 わたしは、持ち上げた手をおろしてしまいます ]
(273) 2018/10/11(Thu) 23時頃
|
|
[ こんな彼女を見るのは初めてで 自分がどれだけおろかなことを言ったか 教えられるようでした ]
こうかい する、"じかん"……なんて わたしには、ないんです
[ 手は鉛のように重く感じられて ぴくりとも出来ないというのに わたしの口は、勝手に動いていました ]
わらう、こと、だって────
[ そもそもわたしは、 笑顔なんて作れなくって……あぁ、 ]
(274) 2018/10/11(Thu) 23時頃
|
|
[ わたしが笑いかければ 喜んでくれる誰かが居る。
……そんな、普通のおんなのこ>>0:328 ]
(275) 2018/10/11(Thu) 23時頃
|
|
[ ──── そんな夢、 今更叶ってくれたって困るんです。
その"誰か"が、一緒に笑ってくれないなら 意味なんて、無いんですから ]
(276) 2018/10/11(Thu) 23時頃
|
|
わたし、だって! ろいえ に、わらってほしい、もの……っ!
[ 自分でない"誰か"の真似をして そんな目で見ないでください。
わたしがお話したいのは、 笑いあいたいのは、"ロイエ"です。
慈悲深くて敬虔な、 まがい物のマリア様なんかじゃ、ありません ]
(277) 2018/10/11(Thu) 23時頃
|
|
だって、でも、わたし、 どっ どうしようも、できない!
ろいえ を、しあわせそうに わらわせる、なんて、
[ 出来ない って 語尾は嗚咽と共に飲み込みます。
……わたしがもっと大きくて 誰かを救えるような人ならよかった。 そうしたら、彼女と共に此処で"死んで" 助け合って生きられたかもしれないのに。
助けられてばかりの人生で、 初めて、そんなことを思いました。
苦しいのが続くなら 大人にだってなりたくなかったわたしが ]
(278) 2018/10/11(Thu) 23時頃
|
|
ろいえ、が…… "ありのまま"を、うけいれる、なら
[ 再び持ち上げた手は、 彼女の首元でなく、掌へ。
──── 一度、強く握って ]
わたしも、そばに ……いさせて よ。
[ わたしとあなたの心の音が、 そろって、同じ音を奏でられるように ]*
(279) 2018/10/11(Thu) 23時頃
|
|
[ "生きる"という当たり前の権利を前に悩み、迷う こんな己の在り方もまた、"人の生き様"というのだろうか>>258
だとしたら己は――やっと"人として生きる"ことについて 知ろうと歩み出せたのかもしれない。
生きることに悩みが尽きないのなら――嗚呼、でもこれは ]
少し、くるしいな……
[ 何も考えず楽天的に生きることがどれだけ "救い"だったか――漸く気づけたような。そんな気分だった ]
(280) 2018/10/11(Thu) 23時頃
|
|
―『Luna's』―
[ 馴染みの店に来た理由 それはやはり己が死んだ場所であり、また"始める"には ここしか無いのではと。そう考えたから
――と言うのは建前だ
実際の所、"もう一度死ぬ"ことに 己は未だ抵抗感があった。
その迷いを強く払拭する為、"死"のイメージが強い この場所へ来た。のだが ]
(281) 2018/10/11(Thu) 23時頃
|
|
――店長
[ その後姿>>241を見つけるのは容易い
そうだ。彼女も刺されたのだ ならばこの世界に居ても変じゃない。
――そう考えると、凄く辛いが
それでも。彼女は……何故だか少しだけ雰囲気が 変わったような気もした
そうして少し気まずくなり、続く言葉は発せられず さながら迷子のように入り口で立ち尽くした *]
(282) 2018/10/11(Thu) 23時頃
|
|
[男が此方に気付きまして>>201、 声ヲ懸けて見た処>>202、 返事の代わりに落つて来たのは、 一つのフアイルで御座いました>>265。]
ハテ?
[何ぞ? と近くの植え込みに落ちました、 空のファイルヲ拾ひ上げて視ますれば、 ラベルに書かれた『Aurelia・Garnet』の字>>265。]
(283) 2018/10/11(Thu) 23時頃
|
|
[其れヲ見ますれば、 たんッ と建物へと向かッたので御座います。
何故、 己がビルへと向かふ気になッたのか。 偏にフアイルの名前の所為で御座いましょう。]
(284) 2018/10/11(Thu) 23時頃
|
|
[如何な経緯ヲ経て、 空のフアイルが落つて来たのかは、 全くさッぱり解りませぬが、 其の名前ヲ見た時、 彼のお嬢さんが居ると思ッてしまッたものだから。]
(285) 2018/10/11(Thu) 23時頃
|
|
[伴に居りました彼は如何為さるでしょうか。 声ヲ懸けられるならば一度だけ振り向き、 ビルへ向かうと申すことに御座いましょう。
そふで無いならば、 何も言わずにビルの外壁ヲ昇るので御座います。*]
(286) 2018/10/11(Thu) 23時頃
|
|
[ 入り口の扉のベルが鳴る。
椅子もテーブルも ひっくり返った雑多の中で、 からん、と音を立てるのだ。 それは来店を告げる音。 一人じゃないのだと教える音で。
グラスは拝借しようか、と 考えながら入り口を潜った。
………と思ったらぶつかった!>>282 ]
(287) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
|
|
……レン? あの惨事から 上手く逃げたと思ってたのに、 こっちに来てるんじゃ 褒めがいがないなぁ……。
それで? 入り口で突っ立ってなにしてるの? あ、またグラス割った?
[ しんみりとした気まずいような空気を 読まずに吸って、問いかける。
こんな状況にも関わらず、 のんびりと、いつもの調子で そう声を掛けてみて。 ]
(288) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
|
|
[ ひょい、っと脇を潜り抜け、 視界に入るは店主の姿。>>282 ]
あ、………………あー……っと?
……………、ゴメンナサイ、
[ レンと同様に気まずくなった。>>282 何にって?酒場で死のうとしたことだ! 、、 きっとまだ、バレていない筈!だなんて 手に明白な証拠を残したままに 思考をぐるぐる回してみせて。
床にキスするより早く 謝ってみせた犬だった。 だってこの硝子片にまみれた床に>>119 熱い口づけをする趣味はない! ]
(289) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
|
|
[ 兎の店主が、傍に居て欲しいと そう思っていることは知らねども。>>120
この酒場は心地いい。 、、、、、 もしもう一度、目が覚めるなら、 “いつもので”と言えるここがいいと 勝手に思ってしまったのだろう。
それに、それに──────
そのまま死んでしまうなら いつも通りに笑って死にたい。 生き帰って誰もいないなら、 手元の酒を呷れるでしょう?
それは全て勝手気ままな男の算段。 ]
(290) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
|
|
[ ひとりで死ぬのは怖いのでしょう。 けれどひとりではありません。 、、、、 ちゃんと酒を持ってきた 歴とした客がいますから。
私はこの店が大好きですから。 ]
(291) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
|
|
ふたりとも、 さっきの電話、聞いたの?
、、 ………なら最期に、 酒盛りでもする?
ここ、酒場だしねぇ。
[ 少しだけ口許を緩めてみせて。 いつもみたいにのんびりと、 いつもじゃないようなことを言う。
愚かで馬鹿でいつもどおりが愛おしい 酒場では当たり前の提案を。 ひとつ零してみせたのだったか。 ]*
(292) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
|
|
[ 笑うことだって、 そう言いかけた彼女の心情を、 こればかりは私も窺い知ることができて
言いすぎてしまった口を その時ばかりはほんの少し噤んでしまって。 ううん、笑って欲しいと思ったのは本当 表情なんて見ることができなくても あなたはこんなにも感情が豊かだもの
他人に対してこんなにこころ豊かに 怒ったり悲しんだりできる貴方だから きっと、心から笑うことだって、出来る筈。 ]
(293) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
|
|
[ きっと私を幸せそうに笑わせる、なんて そうね、こんなに頑固者の私なんだもの 貴方には難しいかもしれないわ >>278
だけど “ロイエに” なんて言葉が 凝り固まった心を 僅かに揺さぶって
…………… ああ、これは、 ]
………嬉しい。
[ 酷くこの状況とそぐわぬ言葉が落とされる ]
(294) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
|
|
[ ありのままを受け容れる、傍に居たいと願う少女の 伸ばされたちいさな掌 拒むこと無く繋がれて 確かにそこにある掌は こんな状況でも、温かい ]
………私の、姉さんも、 こんなふうに、私の手を繋いでくれたの。
[ それは “そばにいさせて” の答えでも どうしようもできないと嘆く彼女を宥める言葉でもない だけど確かに、静かに、そこに落とされた想いは
私は今、あなたのお姉さんになれているかな 言葉には落とさなかった、小さな心の温かさ ]
(295) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
|
|
[ 思い出したのはあの日のこと 望んだぬくもりがそこにあるのに 腕すら回さず 頭を撫でてやることもなく 静かな空間で、とくり、とくり。 規則正しいあなたの心音を聞いていたこと >>0:291
私に、おかあさんは居ません。 今は姉もいなければ、勿論妹だって。
あの日は抱くこともなかった想いを 今になって、強く、強く、噛み締めて。 ]
(296) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
|
|
[ だから ]
ねえ、ティエーク 今晩、私を「買い」ませんか?
[ 私が乞うのは、あの日のような一夜のお誘い ]
(297) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
|
|
[ もし不思議がって聞かれるのなら いいえ、聞かれなくても私は提案したのでしょう 、、、、、、、、、、、、、、 指し示すのは 今にも崩落しそうな天井の真下 私が提案したのはこうでした。
私とあなたであそこで眠りましょう ありたけの毛布をかき集めて お菓子を食べて逢魔が時を過ごしましょう 眠る前に甘いものを食べても咎める人は誰もいません
やがて時が来ればまたきっと 世界は崩落を始めるのでしょう それが来る前にこの世界が収束してしまうのなら きっとそれは、運が悪かったと言うだけ
もしも、またあの大きな地震がやってきて、 この天井が崩れ落ちるのならば ───
生きるか死ぬかは神様の定めだと。 ]*
(298) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 23時半頃
ロイエは、ンゴティエクにあの日のキャラメルをチラつかせている
2018/10/11(Thu) 23時半頃
|
[Aは激情を抱いたまま、政府庁舎に急いだ。 ・・・少し不機嫌である。
政府――-対策室の連中め。 もう少しうまく立ち回っていれば、自害を邪魔される事等 なかったのに。
その借りさえ返したら。
Aはもう一度・・・3度目の服毒で 今度こそ死ぬつもりだったのだが―――。
>>236 裏街、か。
そうだな。あそこにはレンのような。 ―――真に「人」たる命があるのかもしれない。]
(299) 2018/10/12(Fri) 00時頃
|
|
[・・・わかったよ。
―――その街。この「A」が護ろう。
その日。Aは始めて自分の依頼を。 ―――自分の望みを、かなえようと思った。]
(300) 2018/10/12(Fri) 00時頃
|
|
―――政府対策室―――
[ほどなくして。Aは独り、対策室にたどり着いた。 崩落する世界以外には障害もない、終着の部屋。
手にした薬を飲む前に。 部屋にある痕跡を調べた。
・・・あの電話の主を特定しておきたかったのである。 口ぶりからして、指揮権限のある男だろう。 推測の域ではあるが、それらしい名前はすぐに見つかった。
パルック・ティルナノーグ]
ふん、電灯みたいな名前しやがって。
[毒づいて、自害する時と同じように。
―――Aは、薬を飲み干し、息絶えた。]*
(301) 2018/10/12(Fri) 00時頃
|
少年 Aは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 00時頃
|
っと、先輩?
[ どん、と身体に走る衝撃>>287 どうやら色々と考えすぎて"先輩"の来店に 気づかなかったようだ。
今の己はかつて彼に見せた白髪姿だ そういえばハンチング帽を落としてしまった。 早めに戻って拾わないといけない。
そして今は仕事中じゃないので色々許してほしいな、などと 思考が少し飛びつつ
――と、此処で気づく。何故先輩が此処に?]
(302) 2018/10/12(Fri) 00時頃
|
|
いや、いやいやいや…… 先輩こそなんで此処に!? いつの間に刺されたんすか!?
[ 最もな驚きだ だって彼奴に刺されたのは己で最後の筈なのだ。 (まさか酒が原因だとは夢にも思わず)
何だか気遣ってくれている>>288雰囲気が よく感じられ、尚更恥ずかしくなる ]
――なんで謝ってるんすか、先輩
[ そのままひょいっと店内へ……と思ったら 何故か先輩が謝ってた>>289
――何を企んでるかは知らない 寧ろ企んでるのはオレも同じだ。 オレの場合は悩みも、だけど ]
(303) 2018/10/12(Fri) 00時頃
|
|
酒盛りって。オレ未成年っすよ 酒飲んだことないし
[ 見た目20代。しかも白い長髪の見た目異常者が 何とも子どもっぽいことを言っていた。
とはいえ、どうして電話が酒盛り>>292につながるのか]
第一、先輩は酒飲んだら危ない……って
[ そこまで言い、少し思い至ることがあった ――ただ、もし酒盛りが"手段"なら……]
(304) 2018/10/12(Fri) 00時頃
|
|
――悪趣味っす。先輩
[ ただ一言、苦い顔で でも、酒からは眼を離さなかった。離せない、か]
酒、って飲むとふわふわして もやもやとか色々忘れちゃえるんすよね
……なら。少し、飲んでも良いかな
[ ぽつりと零す それは逃げかもしれない。 でも、やっぱり楽な方に行ってしまうのだ "オレ"という性分は *]
(305) 2018/10/12(Fri) 00時頃
|
|
[扠男は如何為たで御座いましょう哉。
兎にも角にも蕪頭。 先の地震で多少は穴が開ひて居りますでしょうか。 階段等と云ふものは存ざぬ故に、 外壁の穴に手ヲ懸けて、 壁ヲ這ひ登るので御座います。
風の向く侭気の向く侭、 生きて居りました蕪頭。 時間が有ろうと無かろうと、 “遣りたひ”と思ひました事は遣るもので御座います故、 仕方無き事に御座いましょう。
壁ヲよじ登れば、 其処には未だ誰かの姿はありましたでしょう哉?*]
(306) 2018/10/12(Fri) 00時頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 00時頃
|
[ じっ とナイフの輝きに魅入っていた時]
……レン?
[店の入口から聞こえた懐かしい声>>282を聞いて 顔を上げ振り返った娘は、花が綻ぶように笑うだろう。
いつもの仏頂面はどこかにやってしまえ。 だって(いけない)(だめ)本当に寂しかったんだから!
入口に立ち尽くす姿は、見慣れた姿とは少し違うよう? (逃げて)(逃げて)(逃げて)(逃げて) 気まずそうにしてる様もいつもの様子とは違って見える。 (やめて)(おねがい)(きちゃいけない)
でも、そんなこと構ったことなんか 今までだって一度も無いじゃない!]
(307) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
|
|
[気まずそうなレンの後ろから更にザーゴが顔を出して>>289 ますます娘の笑みが深くなった。]
は、なんで謝るのさ。
[サロンの下に包丁を隠しながら、娘は厨房から顔を出した。 レンの様子とは逆に、ザーゴはいつもどおりに見えた。 犬の遺伝子持ちということすら娘は気付けなかったのだもの もっと深い内面の変化など今は特に知る由もない。
ただただこの場で会えたのが嬉しい(悲しい)!]
(308) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
|
|
[けれど、ザーゴの手元に酒の瓶を見つけたなら>>291]
…………なんで……?
[笑みの消えた娘の目が見開かれ、じっとラベルへ注がれる。 確か、ザーゴがお花畑の詫びにとくれたもの。 一等強い、犬には毒な上質の酒。]
アンタ、ここで死ぬつもりなのかい。
[あの電話の後、わざわざ酒を手にする理由なんか きっとひとつしかない。 レンもあの事件の現場にいたのだから すぐその意味が分かったらしい>>304]
(309) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
|
|
[包丁の柄をぎっと握り締めていた娘の手が揺らぐ。 二人とも殺して(生かして)しまおうかと思ってた。
ザーゴがここに来た理由、レンがここに来た理由。 本当に期待していいのだろうか。]
…………独りで死ぬのは、怖いよなァ。 けれど独りで生きるのも怖いから アタシなんか消えちまおうかと思ってたとこさ。
この店が誰もいない場所になるなら 戻る意味がないからね。
[だから、ここにきてとても心細かった─────なんて 素直に口にしてしまいそうな程に娘は憔悴していた。
非番のレンはともかく、ザーゴの酒は固辞しよう。 店主が客の前で飲んだくれちゃいられない。]
(310) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
|
|
今日は何にするかい?
[と、いつもの注文と同じ口調で 娘は隠していた包丁を、二人に順に指し示す。
一緒にいてくれる「誰か」がまた来てくれるために 娘はどんな注文でも聞くつもりでいる。]*
(311) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
|
|
[──人は、時にリミッターを外して動き出す いわゆる火事場の馬鹿力というものがありまして。 それは非常事態の際に人間が本能的に抑えている獣本来の 力を発揮する、というものである。
なぜ抑えるかには諸説があった気がするが… 殆どは負荷が大きいからこそ、だろう。]
…蕪さんッ!?
[>>265それが落ちてきたのは、蕪のからの方が 近かったのです。だから>>284タンッと弾けるように 飛んでいくのを見れば慌てながらも、脚は動くのだ。]
(312) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
|
|
[>>265 空から降ってきた空ファイルは 近くの植え込みへとがさり、とな。落ちるのだ。
背表紙のラベルに、一つ、 “Aurelia・Garnet”と書かれているを見れば ──落ちてきたこのビルで、何を調べたかは
如何に、容易であろう。 (目の前の蕪が飛び出すほどに)]
(313) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
|
|
──ッ…全く、もっ…!! 落ちないでくださいよッ!!
[>>286外壁を上がって行く姿を見て、 全くリミッターが外れたモノは何をするか わかったものではないと小言を吐きながらも、 使い慣れたビルの中へ──もう空っぽの ファイルを一つ手につかんで駆け出した。]
……っ… よし、動く
[業務用エレベーターが起動することを確認し、 屋上へと最も近い階層を選択する。 屋上まで直通とまではいかないが、それでも 外来用エレベーターよりはずっと早かろう。]
(314) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
|
|
[扉が開いたなら、本当にない体力で廊下を走る。 道はひび割れもあったものの、基本的に 耐震構造が整っていたこともあってか、 裏の街と比べればそれはそれはもう!実に!
…僅かに影が指した、と思えば >>306影はより壁の側面を上がって行くだろうよ。
アレには、道という道がないのか。 そもそも道という概念なんぞないやもな。 こちらが深く考える必要もなかろう。]
……そうだ、…この階には──
[廊下の先にある非常口階段の手すりに手をかけ、 体力がない身体を震わせた。 少しだけ息を整えたならば、来た道を少し戻った。]
(315) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
[そうして戻ったのは、私の研究室。 憎き局長がW褒美Wとしてくれた部屋は 自慢の踏み場がないほどに、資料で溢れている。
地震の影響で本棚から溢れたり、 棚からビーカーが落ちたのだろう。 一部からは異物混じりの腐食臭が室内に 蔓延していたが、今は気にしている暇はない。 この臭いがW身に毒Wだと分かりながら、 散乱とする室内を突っ切り、部屋の奥──一つの 木製のデスクへとたどり着きまして。
そうして私は、 デスクの引き出しを勢い良く 激しくッ引き抜いたッ]
(316) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
[ ハンチングに仕舞われていない 白い髪が、さらりと揺れた。>>303 話し方も身振り手振りも、 レンだなーと思うけれど、 髪ひとつで印象はガラリと変わるもの。
……とはいえ、定義上の後輩に 変わる態度も持ち合わせては いなかったけれど。 ]
?私は刺されてないけど…… ………………、 ちょっと色々あったんだよ。
[ ハイ!誤魔化しました!!! 酒を飲んで死にました、などと 失態にも醜態にも程がある! 誤魔化されたどうかは彼次第。 ]
(317) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
[ 気の所為…なんだろうか 振り返った店長の顔>>307が、何時もより幼い少女のような 無邪気な笑みに見えた。
あの仏頂面で、意地悪で、"大人"な店長が
腹の底からじわじわと湧き上がる違和感 そして、謎の焦燥
(ああ、己を悪意をもって害するならまだしも 寂しさを埋め合わせる為の純粋な少女の願いに オレはどの感情を抱えれば良いのかわからない!)
だが、その疑問が形を成す前に 先輩が来たのは幸運だったのだろう ]
(318) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
[ 第一声でソフィーに謝って、 そうして上げた顔に>>308 笑みが浮かんでいることに気付いたなら 一間、不思議そうな顔をして。 だって仏頂面の下、 時折見せる隠した笑みが 私はとても好きだったんだもの!
けれど、そんな笑顔も、 手元の酒が当然のようにバレた暁には あっという間に引っ込んだ。>>309 ]
……やっぱ、怒るかい? でもひとつだけ訂正すると、 私は、ここで“生きる”つもりなんだ。
[ それだけは、きっぱりとはっきりと。 ]
(319) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
[ 先輩の企みはオレと同じだと店長が証明した>>309 ならばどのみち己の所業もバレるだろう ]
オ、オレも! ――もう一度死ぬの、正直怖かったから
[ だから皆が居て良かったと そう続けようとしたのに――店長の言葉>>310に はたと、何かが噛み合ったような。そんな感覚 ]
(320) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
[ 舞い踊る火蛍が葬送の送り火なら、 火を焚き続ける人間が必要なはずだ。
「 送る者がまだいないのなら なってやろうと思ったまでさ。 」
…だから星を探して此処へ来た。 火の元に誰がいるのか ( 誰が火を付けたのか知らないままで。 ) ]
(321) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
[ いつもどおりに巫山戯た様子で 声を、出せていただろうか。
震えていなかったか。 顔は強張っていなかった?
( …キミがここにいるのは さすがに予想外だったから、 )
きっと、どちらも 彼女には感づかれなかったのだろう。
>>261男はこの時、 自分に芝居の才能が欠片でもあることに 心底、安堵を覚えて ―――― 、
…そして、緩やかに口許を綻ばせた。 ]
(322) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
先に本当にしてしまったのはキミだろ? 今度こそ見つけられないところだった。
[ 今は失われた空色の代わりに 澄んだ碧い色の瞳がそこにある。>>262
並んで歩くことはとんとなくなったけれど、 " また "話せたことを素直に喜べたなら どれだけよかったことだろう。
" …舞台が此処でなければ! "
と、内心で嘆いてみたところで…すでに、遅い。 ]
(323) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
[ すでに舞台の幕は上がって、 そして閉じようとしている。
だからこそ、 彼女の手にある書類の束すら>>263 平然を装って見ていられた。 ]
……困る人は本当にいると思う?
[ そうして至って 至って淡々と問いを返す。>>266
>>264彼女の生い立ちを聞いて、 最後の蛍が空へ放たれるのを見て、尚。
何処までも平然平静の様子で。 ]
(324) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
ワタシの両親はね、 天使が欲しかったんだ。
それはそうだよねえ。 誰だって綺麗で可愛い子どもが欲しいさ。
でも、生まれたのはワタシ。 天使のなり損ないのワタシだ。
ワタシは、最初から望まれていなかった。 いなくなっても誰も困らなかったさ。
[ 唯、一度。 赤い爪を拳の中へ握り込んで。
地表へ彼女の" 名前 ">>264が落下するのを聞いた。 ]
(325) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
ワタシね、家を逃げ出したんだ。 " 何か "に期待することに疲れてさ。
その癖、ずっと期待していたんだ。 あの家には …両親の中にはまだ、 …ワタシの居場所はあるんじゃないかって。
[ どれだけ他人を助けても、 どれだけ他人の目を借りて 幸せを覗き込んだとしても 何処にも望んでいるものはない。
願い事が叶うことはない。 " 解っているのに見ないフリをしていた。 " ]
(326) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
、、、、 でもね、 …なかった。
誰を助けても、誰を幸せにしても、 ワタシの帰る場所は何処にもない。
[ それは彼女にしてみたら 八つ当たりのようなものだったかもしれない。
これまでのこの男は、 誰に対しても耳に触りのいい言葉ばかり 好き好んで使って来ていた。
ただ、終わりが近付く中、 箍が外れでもしたのか、どうか。 一度転げ出した言葉を止めることが出来なかった。 ]
(327) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
だから、 ――――。
[ けれど、 その一言を口に出すには さすがに躊躇ってしまう。
>>268彼女の言葉を 真っ向から否定することになるから。
" 生きて欲しい "という彼女の願いを 思い切り踏み躙ってしまうことになるから。
…男は迷って。…迷って、迷って。 ]
(328) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
" …ワタシは帰らない。 "
[ それでも、 ――続きを絞り出す。 ]
(329) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
[ 境を越えて誰かを案内する度に、 誰かと一度ずつ関わる度に、 心動かされなかったと言えば、嘘になる。
一人一人にとっては つまらない一欠片の出会いだろうけれど、 男にとってはかけがえのない、思い出。
結ばれた縁の糸を手繰れば、 きっと誰のことだって思い出せる ほどの。 ]
[ " それだから耐えられない。 "
自分が他人と他人との境目にしか 存在できないことに。
…誰かの" 境 "であることに。 ]
(330) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
[ 誰かの人生の間。 ホンのひと時の関わり合い。
男と世界の関係性は 言い表してしまえばそれだけでしかない。 ]
" キミの保護者ももう止める。 …と言っても、お役御免になって随分か。 "
[ それでも、道に慣れない彼女に 無理を言って付き合うくらいには 関わり合いを望んでいて。
繋がりが切れた今でさえ、 その 糸 を後生大事に抱えてしまっている。 ]
(331) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
[ ―――― だからこそ、 男はこう言わなければならなかった。 ]
帰るだけなら道案内は必要ないだろ?
" キミは早く帰るといい。 こちら側の夜は危ないんだ。 "
[ それは彼女がまだ裏の街に慣れていない頃、 帰り道に付き添う時によく使っていた言葉。
>>271彼女の笑顔にはきっと、 上手く微笑みを返せただろう。
( 何せ役者だ。…演技するのは慣れたもの。 ) ]
(332) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
[ 言い終えると、 背に当たる視線を感じながらも 振り返ることはもう、しなかった。
… 別れ際の挨拶 すら。 ]
(333) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
[ …… …… ……、 やがて男は階下へ降りる段差へ ゆっくりと足をかける。
そこはエレベーターから離れ、 ただ只管下へ下へ続いている非常階段だ。
終わりがやって来るまでに 最後の踊り場を踏めるのかすら怪しいが そんなことはこの際、どうでもよかった。
気がかりなのは、 この世界で顔を合わせた他人のこと。
一人一人の顔を思い浮かべながら、 元の世界へ戻れることを如何ばかりか願うのだった。 ]
(334) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
( 他人の願い事は聞き入れない癖に? )
[ やがて足を動かすのも 独り言を言うのも酷く虚しくなって 立ち止まることもあっただろうが、
その頃には、エレベーターの音も>>314 硝子の壁を登攀する音も>>306 きっと何もかも聞こえない中間階に居たはずだ。 ]**
(335) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
[ 貴女が本当に"そう"したいのならば 私はその刃を拒まないだろう。
けれど、優しい貴女は、強い貴女は その選択をきっと後悔すると思うから。 ]
私も、ひとりで死ぬのは怖いなぁ。
……でも、 この店のぴょんぴょん跳ねる 口煩い乱暴で優しい “可愛い兎”の店主がいなくなると 私はすぐに飢え死んでしまうんだけどねぇ。
[ だから消えれられては困るのだ。 たとえ蹴り飛ばされたって、 譲れないものは譲れない。 ]
(336) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
[ 酒盛りに誘ってみてたものの レンが未成年ってことはすっかり失念していて。>>304 言われて、それを思い出す。 加えて悪趣味だと言われれば そう?と、へらりと笑って見せた。 ]
まぁ、犬として生まれて、 私はよかったと思ってるからね。 出来損ないでも愛おしいんだ。 だからせめて死ぬならば、 犬として死にたいなぁと、思っただけで。
でもあれは苦しいんだよな、 上手くいったら、二度としたくはないね。
[ まるで経験者のように語る。気のせい気のせい。 そうして、グラスを取り出して 注ぐ前にレンを見た。 ]
(337) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
ッ…けほっ…!!、…っ… …、…
[そうすることでデスクの奥に仕込んでいた W違法遺伝子の注射Wが詰まった 箱を一つ、この手にとって参りましょう。
本来ならば合法遺伝子然り、違法遺伝子然り、 患者との適性を見極め、適合性が極めて高い物を 選別するのだが……関係ない。
この違法遺伝子は──細胞を極端に無理に改造させ、 細胞の自己崩壊を促すW遺伝子にて細胞の死を早める ためだけに作られた物"であるから。]
(338) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
……ふわふわ忘れたいことが 現状のこととか、死への恐怖なら 別にかまわないんだけど……
忘れたフリをしたいこと、 答えを先延ばしにすることなんかを 誤魔化すための酒なのだとしたら やめておいた方がいいかもしれない。
まぁ、レンがいいなら、 私は晩酌をするんだけど。
、、、 [ 死ぬことへの怖さは正しいのだ。 とりわけここで死んだから、生き返れる保証もどこにもない訳で。 だからこそ、折り合いをつけぬまま 飲み干した酒は、しこりとなって残るかもしれず。 ]
(339) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
|
[ 一言それだけ言ったなら。グラスに酒を注いでゆく。 その酒を煽るも、ただ見つめるも 彼の行動にゆだねられた。
ソフィーには固辞されたために グラスはふたつ。 それでも包丁で指し示されたら、>>311 酷く嬉しそうに、ゆるりと笑って。 ]
“いつもので”
[ いつもどおりの注文を。
日常が続くということは 未来の約束も同じこと。 、、 その言葉を、明日もきっと言うのだろうから。 ]**
(340) 2018/10/12(Fri) 01時頃
|
銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 01時半頃
銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 01時半頃
|
[趣味が悪いだろう?──ああ、私も思うよ。 これは遺伝子異常者の死を研究した果てに 作り上げられたW違法Wだったから。
悪事に身を染めたくないと、 これ以上は深く沈みたくないと、 そう思うものの、ああ、全く最後の最後に 救いを伸ばしてしまうのは法外処置といったとこか。]
(341) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
|
|
──…は、ははっ…
(342) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
|
|
……そっか。 "独り"って、確かに嫌だな
オレが生きたいって願えるのは、 優しい皆が居てくれるからだ。 だから、身近に"生きたい"と願えない人がいるのに 救えないのは嫌だ
だって知ってる人が死ぬのは悲しいじゃん
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ オレが楽しく生きられる為に皆死なないでよ
(343) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
|
|
――うん。そういうことだ。多分
[ ひとえに"オレ"が生きていられるのが皆のおかげなら それを"欠けさせる"なんて許さない。許したくない ]
ねぇ、店長 店長はどうしたら生きてくれる? オレ、今までもらってばっかだったから 皆の"生きたい"を支えたいんだ
[ それは身勝手な子どもの願い そして"オレ"の小さな一歩 ]
(344) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
|
|
……先輩、何か変わったと思ったけど 自分が好きになった、ってことっすか?
[ 彼がどのような手助けを得て"生きたい"と願ったかは わからない。でも、生きたい>>337ならそれで良しだった。
そして自分を好きになる感覚は――己にはまだ分からない ]
ぐ……忠告、感謝っす
[ 痛いところを突かれた>>339 正直、頭がごちゃっとしてどれが悩みかもわからないのだが
……それでも、明確にできた所はある ]
(345) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
|
|
オレは、これからはもうちょっと"遠慮なし"になるっす そして皆が"生きたい"を当たり前に思えるようにしたい。
――だって、そうしないと損じゃないっすか!
[ 何もせず、無知のままよりずっと良い気がした
"オレ"は楽天的な性格だ 持ち前の幸運が尽きるまで、オレはオレ中心に 生きていくのだろう
その変わらぬ明日を生きる為――オレは店長>>311に言おう ]
(346) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
|
|
[…ああ、きっと一度塗られた泥を ぬぐい落とすのは難しいのだろうな。 そんなことを考えて、戻ったらどうしようと 考えることにした。
例えば、そうだな…違法と言われている 改造遺伝子の良い部分だけ抽出して、 W彼等ももっと生きれるようにW…なんて。
絵空事なのかもしれないが、ね。 如何に素晴らしいと言われても世の中虐げられる 立場の人々へ向けた研究は、許されるだろうか。]
…どうせ、違法と知りながらいつも通り やるだけに過ぎないでしょうが。
(347) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
|
|
てーんちょ!オレも"いつもの"で! オレの大切な職場、無くされたら恨むっすからね!
[ 酒を一気に飲み、けたけたと狐は笑う
今だけは笑っていよう そして少ししたら死のうじゃないか。 店長の刃でも、己の刃でも構わない
そうして"明日"になったら―― 新しい"オレ"を叩き起こすのだ **]
(348) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 01時半頃
|
[ 八つ当たりみたいにぶつけた言葉を、 嬉しいなんて言われたら>>294 わたしは、どうしたらいいでしょう。
ちっぽけなわたしの、 こんなささいな言葉で喜んでくれること ……もっと、早く知っていれば なにか、変わっていたでしょうか。
無力感に打ちひしがれて伸ばした手は 拒まれるでもなく、彼女の温もりを享受して ]
(349) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
|
|
そっか、
────…… そっかぁ。
[ 幼い頃の彼女>>295が 今のわたしと同じ気持ちだったこと、 簡単に想像出来て、ふふ と小さく笑うのです。
"おねえちゃん"、なんて 言うだけの勇気は無かったので 繋がった手を、嬉しそうに眺めるだけで ]
(350) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
|
|
[ あぁ、これが>>297 "そばにいさせて"の、答えなら
……わたしは、にっこり"笑い"ましょう ]
──── うん。ほしいなぁ。
[ 素敵なお誘いに、涙はもう、必要無いから ]
(351) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
|
|
[ 思い出したのはあの日のこと。 深く尋ねもせず、 ただ寄りそってくれたあなた>>296。
今ならば、もっと甘えてもいいでしょうか。 あの日飲み込んだお願い、 全部伝えても、怒られないかなぁ。
わたしに、おかあさんは居ません。 でも、"おねえさん"は────、 ]
(352) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
|
|
[ かき集めた毛布の上、 "あれがすき"、"これがいい" なんて お菓子を前に語らい、ぱくついて。 眠くなったら、そっと横になりましょう>>298 ]
わたし、ずっと ロイエに……ありがとう って、
────……つたえたかった、の。
[ ようやく、あの日のお礼を伝えて。 わたしは白い大きな帽子を脱ぎ去り "不気味"な顔をさらすのです。 そのまま、あなたの腕の中に入ること 許してもらえたら、これ以上はありません。
そして、優しく響くその心音を、 以前よりも近くに聞きながら ]
(353) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
|
|
こもりうた を、うたって、
──── " "、
[ おねえちゃん。 って、やっぱり口には出せません。
そうやって口を動かすだけで なんだか、くすぐったくなってしまうんです。
彼女が子守唄を歌ってくれたなら わたしも小さくそれに続きます。
並んで同じリズムを刻めるのなら ……それはきっと、 心音よりも確かな繋がりなのでしょう ]
(354) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
|
|
[ わたしたちを待ち受ける定めは、 帰還でしょうか、消失でしょうか。
きっとこれは、逃避の一環で だけど、あぁ。それすらどうでもいいの。 今がしあわせなら、なんだって、いいの ]**
(355) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
|
|
[すっかり蕪はより上へと上がりましたでしょう。 その姿、蜘蛛人間と間違えそうだが、 その頭は食べれるのか分からない蕪でして!
疲れてきている太ももに一発、拳。 上がれよ自分の脚、とカツを入れて より上の階を目指して非常口へと向かうだろう。
──>>335すれ違う境目の住民に、気付かぬまま。]
(356) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
|
|
オーレリアッ!!!蕪さんッ!!!
[屋上、さて、大扉を開けば>>271彼女は そこにはいるでしょうか? そして>>306彼も顔を突き出して、貴女を見るか?
もしかしたら、蕪の彼も貴女の名前を 読んでみせたかもしれませんし、 違うかもしれません。もしくは、また異なるやも。]*
(357) 2018/10/12(Fri) 02時頃
|
|
[ここで死ぬつもりか、の問いに 肯定ひとつ>>320、訂正ひとつ>>319
ここで死ぬのではなく生きるつもりだとザーゴは言う。 つまりは、新たな出発地点として。
ザーゴには、サロンの下に隠したものが見えているのか 明らかに違和感を覚えているレン>>318とは違い 避けるつもりはないようだ。
ザーゴにその意思があったとしても この訂正を聞く前に殺してしまっていたら きっと娘は結局生き返っても苦しんだろう。]
(358) 2018/10/12(Fri) 03時頃
|
|
[本日何度目かの禁句の踏み抜き>>336だが 娘に蹴飛ばせるわけがない。
(そばにいて欲しい「誰か」のはずが そばにいて欲しい「あなた」に変わってしまうのが 母のようになってしまいそうで怖かった。 けれど、そんな些細な恐怖よりも 独りで生きる方が余程怖いと分かったから)]
…………たのむ、かわいいは、やめろ……。
[それが精一杯の抵抗。すぐには消せない抵抗感と羞恥心とで耳を震わせ懇願するだろう。]
(359) 2018/10/12(Fri) 03時半頃
|
|
ともかく、この店を選んでくれたこと…… この店を愛してくれたこと、全て恩に着るよ。 ……ありがとう、ザーゴ。
[娘にとってのウサギの遺伝子は、良いも悪いもない。 同じ人間だ、と言ってくれて 向き合おうとしてくれた人を見つけた今こそ 胸を張ってそう言える。
けれど、ザーゴにとって犬の矜持が大事なものなら 特に口を挟むことは無い。それはとても大事なことだ。]
(360) 2018/10/12(Fri) 03時半頃
|
|
[一方、レンから返ってきたのは 恐ろしいほど身勝手な願いだった>>344 それを咎めることもせず(そんな権利はないもの) 娘は言い含めるように言った。]
アタシは「生きたい」んじゃないんだ。 死ぬのが怖いわけでもない。 独りが怖い。それだけさ。 アタシと、アンタを刺したあの男とじゃあ 何も違いはありゃしないよ。
[現に包丁を隠し持って、話を聞く前に殺そうとした。 が、その前にザーゴが死ぬ意志を見せてくれた。 そうでも無かったら、今頃こんなふうに話してない。]
(361) 2018/10/12(Fri) 03時半頃
|
|
けど、それがアンタの生きる理由なら 『いつもどおり、そこにいな』。 アタシの願いはそれだけさ。
[支えている自覚はなくとも、娘は充分支えられてきた。 厨房に増えた人の気配に、内心どれほど喜んだ事か!]
……ああでも、遠慮なんかしなくていいけど もうちょっと皿洗う時には気ィ付けな。
[ただ、楽天的すぎるところに釘一つ>>346 いつもどおりに戻るための軽口くらい許して欲しい。]
(362) 2018/10/12(Fri) 03時半頃
|
|
[けれど、本当に元通りに戻るのだろうか。]
……本当は、ね。思うところはあるのさ。 一度手に入れちまったものは手放したくない性分でね 店から、街から、何人か戻らない人間がいたら、って。
[ぽつりと呟いたはずの言葉はインクの染みみたいに 落とした途端じわりと店の空間に拡がってしまった。 不安は口にすべきじゃなかったろう…… 例え死を恐怖するのが当然だったとしても。]
臆病者で、意地っ張りなアタシにとっちゃ 人がいた痕跡がなくなるってことほど嫌なもんはねェ。 そこに「誰か」がいることでずっと安心してきたからさ。
(363) 2018/10/12(Fri) 03時半頃
|
|
……でも、今アタシ、ちっとも怖くはないよ。
[寂しいのも本心だけれど そばにいてくれるって人が今ここにいること そう思ったらもう震えてばかりの娘じゃなくなったのも事実。
仏頂面でも、怯えた顔でもなく ほんの少しだけ笑えてみせてたら、いい。]
(364) 2018/10/12(Fri) 03時半頃
|
|
[注文は二人でひとつ“いつもので”>>340>>348 ここにはスペアリブもなけりゃ賄いも出せやしない。
娘はそれでも頷き、包丁を逆手にとって───── 迷うこと無く己の胸のど真ん中に突き立てた。
冷たい塊が再び肉を割って押し入り、 刃で貫かれた肺からかひゅ、と息が漏れた。
だからいつもの悪趣味な冗句なんて形にならない。 ただ歪な床に転がる、ウサギの肉塊があるばかり。]**
(365) 2018/10/12(Fri) 03時半頃
|
|
[ 繋がれた手を眺める少女は 微笑んでくれているのだろうって>>350 私にでもそう思えたのは、きっと 手の温もりと あなたの声色と。 ]
ありがとう?
[ あなたが伝えてくれたありがとうには>>353 理由に心当たりが思いつかなくて、つい 疑問符がついてしまったのだけれど。 ]
(366) 2018/10/12(Fri) 09時頃
|
|
[ 望まれるのなら抱きしめましょう いえきっと、望まれなくても、こちらから。 最初は少しだけ躊躇した容姿も>>0:307 今となってはその虹色が愛おしい ]
あなたのいろ、とても素敵よ。 [ 綺麗だとか綺麗じゃないとか 普通だとか普通じゃないとか そんなことはもうきっと関係ない
あなたを構成する “いろ” は 見た目だけなんかじゃ決して無いから だから「色?」なんて聞かれても それ以上、なにも言わなかったはずなの。 ]
(367) 2018/10/12(Fri) 09時頃
|
|
[ 愛し方なんて判らなかった だからあの時は手を繋ぐことさえできず 布団に並んでいたのはただの心音がふたつ だけど今はこんなにも寄り添って あなたの心の音も、私の心の音も まるでひとつになったかのように動いている
子守唄を歌って、そんなお願いには 教会らしく賛美歌を歌っても良いのだけれど 私はきっとあなたも知っているような子守唄
私は今は、マリアではなくロイエだから ]
(368) 2018/10/12(Fri) 09時頃
|
|
…………とても、幸せよ、ティエーク。
[ もう時間はあと僅か、数分、数十秒、 世界が終わり 天井から覗く逢魔が時の空
あなたに最後に見せた顔は、生まれて初めて、 最初で最後の、心から溢れ出る、私の笑顔だった
あなたがあの時祈ってくれた祈りは >>0:461 きっと、神様じゃなくてあなたが叶えてくれたのよ ]**
(369) 2018/10/12(Fri) 09時頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 09時頃
|
[ 子供の我儘のような願いを知れば>>343 私は噴き出して、苦笑して、 レンらしいなぁと、面白そうに笑うのだ。 自分本位の色をして その実他人のためを想う───── ]
好きになった……好きになった、か…… うん、まぁそうかな。
[ 自分の生きる価値を、意味に けじめを付けたというだけなのだが。 確かにそれは、自らの存在を 受け入れたということなのだろう。
ぐちゃり、と難しそうな顔をするレン。>>345 レンがレンのままに 生きてゆけるのであれば、 無理に好きになる必要もないように思ったり。 ]
(370) 2018/10/12(Fri) 09時頃
|
|
っはは、ははは……
「遠慮なし」って、そこは もっと我儘になる!くらい 言ったらいいのに……
[ 気遣い屋であるいうことも 他者を慮るのだということも はっきり知っていながら、それでも。 私は笑った、とびきり優しい顔で。 ]
(371) 2018/10/12(Fri) 09時頃
|
|
[ この“後輩”に遠慮なんて似合わない。
それはきっと、>>346 軋轢を、葛藤を、絶望を生むことだって あるのだろうけれど。 確かに、夢を、希望を、未来を 照らし出す光にもなれるのだろう。
だれかの生きてゆく意味にすら なるのであろうから。 ]
(372) 2018/10/12(Fri) 09時頃
|
|
[ 酷く楽しくなってきた。>>359 けれど蹴りが飛んでこないことに 緩む口半分、寂しさも半分。 それでも、耳をぷるぷると震わせて 抵抗と羞恥に苛まれるソフィーは ほんとうに可愛いのだ。 言葉には出さないが! ]
っふふ、冗談だよ、 でも飢え死にするのは本当。
なんてったって、 君に胃袋つかまれちゃったしなぁ…… だから、ありがとうは こっちの言葉だよ、ソフィー、
[ ありがとう、と笑んでみせよう。 ]
(373) 2018/10/12(Fri) 09時半頃
|
|
[ グラスに酒を注ぎながら答える私に。 静止の言葉を掛けないこと。>>360
そして恐怖の中でも ほんのり笑う店主の顔。
我儘なようで まぶしいほどの店員の決意。
、、、、、 こんな心地のいい店で 独りになる心配がどうしてあろう? ]
(374) 2018/10/12(Fri) 09時半頃
|
|
[ だから、注文は “いつもの” で。
グラスを手に持ちながら、 レンが呑んでも呑まなくとも ちんっ、とグラスにグラスを当てて。
焼けるような度数の酒を、とろり、喉へと流しこむ。 ]
ウサギ肉だよ、って……ね、 はは そこ、は…… 冗談だ、よって、いって くれ、ないと……
[ 胸に突き立った包丁を>>365 視界に入れながら。 ばいばい、でも、またね、でもない 束の間の別れの言葉を。 ]
(375) 2018/10/12(Fri) 09時半頃
|
|
[ そうしたら、 ゆらゆら、ぐらぐらと視界が揺れ出す。 身体中から力が抜けて。 はく、と息が吸えなくなって、 とくり、とくりという心臓が ゆっくり眠りにつこうとしていた。
吸っても吸っても息が出来ず 身体の芯から融けてゆくよう。
されどさらに呷るのだ。 震える手で、覚束ない手つきで。 ]
(376) 2018/10/12(Fri) 09時半頃
|
|
[ ひとくち飲んで、 視界を失い
ふたくち飲んで、 天地を失い
みくち飲んで 自分を失う ]
(377) 2018/10/12(Fri) 09時半頃
|
|
[ どこからかわん、わん、と 犬が鳴く声が聞こえた。 大勢の犬の中で、 ひとりのヒトが走ってた。
犬でない犬は駆け回り、飛び回り、 まるで犬のようだった。 でも、帰るよーと声が掛かっても、 私に迎えは来ない、まま。
けれど、そのときに とてもいい匂いがして────── “いつもの”ご飯の香りのような。
男はまるで 幸せな夢をみているかのように ただただ静かに死んでいたのだ。 ]**
(378) 2018/10/12(Fri) 09時半頃
|
|
「 そろそろ…時間かな。 」
政府庁舎内、「6th-10」特別対策室にて。 古風な銀色の懐中時計を取り出しながら パルックは独り言ちた。
リミットは刻々と近付いている。
彼らが正しく終わりを選んだのなら、 もうすぐに帰還の報告が聞けるはずだ。
(379) 2018/10/12(Fri) 10時頃
|
|
「 だって、…ねえ?後先の短い人生だって、 無駄に何度も死ぬなんて可哀想じゃない。
若者には夢と希望を持たせてあげないとね。 」
何くれとなく立ち寄った窓辺から見える、 秋らしい雲と穏やかな太陽光が彩る晴れ空は 一日が半分程度過ぎたことを示している。
今日は十月十二日。 事件の起こった日から丸二日が経とうとしていた。*
(380) 2018/10/12(Fri) 10時頃
|
|
[ 狐が抱いた願いに対する返答は様々
店長は"大人"になってオレに諭した>>361 ]
独りが怖いってんならオレも同じっすよ 店長を独りにしないことは、オレを 独りにしないことにもなるっすからね
[ あの和やかで賑やかな"日常"は彼女無しでは 成立し得ないのだ。と ]
(381) 2018/10/12(Fri) 10時頃
|
|
皿は……はい。気をつけるっす…… ――あ。そうだ
店長!帰ったらオレに料理教えてくれっす! オレ、今まで以上に精一杯頑張るから!
[ 皿、という言葉>>362に気まずくなりかけながら ふと思い出す。死ぬ間際に考えていたことを
万年皿洗いと給仕だけの己に それが出来るかは――やってみないと、だ ]
(382) 2018/10/12(Fri) 10時頃
|
|
……だっていきなりぐいぐい行ったら ちょっと節操なしじゃないっすか
[ 自分の宣言を先輩は笑う>>371 もっと欲深く、とは先輩も中々凄い人だ
それに――自分を見守るような笑み>>371>>372を 浮かべられれば悪い気はしない。
それにこの暖かい彼がこれからも生きてくれるなら―― これほど嬉しいことはないだろう]
(383) 2018/10/12(Fri) 10時頃
|
|
[ カチン、とグラス音が鳴る 強烈な酒は酩酊を引き起こし、慣れてない己は 揺れる世界に翻弄される ]
――はは。 オレ、何だかんだで"誰かの為に"生きることが 学習(インプット)されてたんだろうな
[ 結構欲張れてたと思ったのにまだ"遠慮"があったとは ]
……てんちょ。オレも同じっすよ。 誰一人として日常を"欠けさせたくない"
[ 視界に散る赤>>365 犬は遠く駆けていく>>378
――そろそろ時間だ 逢魔が刻の妖狐は人間に戻らなくてはならない ]
(384) 2018/10/12(Fri) 10時頃
|
|
あははは!!! オレと……オレを生かしてくれた人達に
――乾杯!
[ 挙げた盃は、暫く天を向き――やがて落ちた
後に残るは紅い液体と喉に刃を突き立てた死体だけ **]
(385) 2018/10/12(Fri) 10時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る