244 とある生徒会長の日常
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パルックが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ノーリーン、イスルギ、ディーン、トルニトス、キャサリン、クシャミ、藤之助、カリュクスの8名。
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[通信機の中で交わされた勝負。
少年の次なる標的は、そう ≪小型爆弾≫も堕とした事がある像。
あの像を堕とした者は新入生歓迎会を制す とも呼ばれる>>0:111神の像だった。**]
(0) 2016/01/17(Sun) 00時半頃
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―教室―
[大いなる戦いを思い出させるような毛糸の薔薇が、校舎から校庭へと向かって咲く。]
己の針一本で身を立てる。 編み物同好会を是非、お見知りおきください。
[漫研部部長の姿を目撃して正気度をガリガリ削られたのか。 まだ呆然としている様子の観衆にその名を刷り込むよう語り掛け。 薔薇のモチーフを撒くと深々と一礼し、教室を後にする。]
(1) 2016/01/17(Sun) 00時半頃
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慣れ合いは終わりよ。
[中庭の神の像を目指し、廊下を足早に進む。]
チャクラム ―― 『基本の円』
[その手には毛糸でありながら『鋭い』という矛盾に満ちた印象を抱かせるような灰色の円があった。**]
(2) 2016/01/17(Sun) 00時半頃
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当然だよ。 今代が引き分けだなんて、歴代の先輩に申し訳ないからね。
[>>1:161固い握手を結んで、にやりと笑う。 写真? た、たぶんそつぎょうぶんしゅうようだよはははおおげさだなぁ。]
まあ、そんな訳だから。 新入生諸君。《演技》に興味があるのなら、是非ボクらの部活に来るといい。 演劇部も落語部も、君たちの未来を応援しよう。
[そうにこやかに、疎らに残る生徒へ語りかけ。 藤之木に軽く手を振って、その場を後にした。]
(3) 2016/01/17(Sun) 01時頃
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─ 校庭:道場付近 ─
[さて、ここでいったん狩生とは休戦ということで。 先程の騒ぎを辿り、校舎の外へとやってきました。]
『そこのお前! 落語部の部長だな!?』
っ、いきなり大きな声出すんじゃないよ耳が痛い。 どっかで見た顔だなァ、えーっと……
[背後から現れたのは、筋骨隆々の大男です。]
『見りゃわかんだろうが、空手部だ! オラァッ この黒帯が目に入らねえか!』
入らないよ、入るわきゃないだろ? そんなばっちいもん目に入れたかないやい。
『う、うるっせェ! そうじゃねえ! ごちゃごちゃ言ってねぇで俺と勝負しろ!』
(4) 2016/01/17(Sun) 02時半頃
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[散々威張り散らして、いけ好かない野郎ですねェ。 とはいえ、空手家とまともにやりあうのは分が悪い。]
……はあ、しょうがないね。 どうせ、おれなら倒せるとでも思ったんだろう。
五分──……いや、二分だけでいい。
────存分に、おれの「噺(はなし)」を聞いていけ。
[藤之助はうすら笑むと、とっくりと相手の顔を見ます。 ははあ。こいつは虚勢だ、根はたいそう臆病とみえる。 それを証拠に、勝てそうな相手にしか勝負を挑まない。 …………ならば、ちょっくら脅かしてやりましょう。]
(5) 2016/01/17(Sun) 02時半頃
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落語ってのは、なにも滑稽噺ばかりとは限らない。 夏になれば、背筋も凍るような怪談噺も乙なもんだ。 ……お前には、のっぺらぼうの「噺」をしてやろう。
[怪談なんて怖くねェ!…その割に声が震えてますよ? 問答無用で飛んできた右ストレートを一つかわして、 扇子《カゼ》を見立てるは「手提げの提灯」。 空手部長の目前に、急に真夜中のお堀が現れます。]
時は人通りも絶えた夜更け。小間物屋の吉兵衛は、 堀を渡る橋の上、若い女が泣いているのを見掛けた。
「おいアンタ、身投げは駄目だよ !」
……慌てて止めに入った吉兵衛でしたが、 顔を上げた娘を見てびっくり仰天! その娘の顔には、目も鼻も口も何にもない!
[おや部長、さっきまでの威勢はどうしたんだい? すごい汗ですよ。本当は怖いんでしょう?お化け。]
(6) 2016/01/17(Sun) 02時半頃
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だが、吉兵衛の災難はそれだけじゃァなかった。
逃げ込んだ蕎麦屋の店主も、吉兵衛の奥さんも、 みぃーーーんな、のっぺらぼう!
そう、 こ ん な 風 に ……
[すると突然、藤之助の目と鼻と口がどろりと溶け、 みるみるのっぺらぼうになっちまいました。 これには空手部長もたまげたのなんのって! ぎゃっと悲鳴を上げて、一目散に逃げちまった。]
(7) 2016/01/17(Sun) 03時頃
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[まじないに見えるでしょう? でもそうじゃァない。 強いて言うなら暗示やパントマイムの一種なんです。 空手部のあいつには、「出会った人間の顔全部が のっぺらぼうに見えちまう暗示」を掛けたんですね。
ご存じの通り、落語ってのは一人で演じますね? 役者も衣装も道具もないのにどうするかってぇと、 足りない所は、お客さんの「想像力」で補うんですよ。 巧みな話術で、相手の想像力を掻き立てるんだ。
うまい「噺家」は、その演技もさることながら、 「言葉」で本物が目の前にあるかの如く見立てるんです。 色形、音や匂い、手触りまで、それはそれは生々しく。
だから藤之助が語り掛ける落語を聞けば聞くほど、 相手は知らぬ内に「噺」の中に引き込まれ、縛られる。 己の想像力で、幻を本物だと錯覚しちまうって訳です。 ……非科学的だ? 細けぇこたぁいいんだよ!]
(8) 2016/01/17(Sun) 03時頃
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[他の生徒の顔でも見ちまったんでしょうねェ、 その後、あっちこっちで空手部長の悲鳴が上がる。 いきなり自分の顔を見て叫ばれるんだから、 見られた方は訳が分からないんじゃないかしら。
思いの他引き込めたので、ほくそ笑む藤之助です。
隙が作る程度のつもりだったが…… 効果てきめんだな、ありゃァ。
図体のくせに、気の小さい野郎だこと。
[吉兵衛と同じで、あいつも気を失うに違ェねえな**]
(9) 2016/01/17(Sun) 03時頃
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― 先のグラウンドの戦い ―
[可憐に舞い、美しく戦い、暗黒が敵を討つ! これぞ美少女魔剣士トルン! 闇の騎士団長トルン! が]
うふふふふ! どうかしら手芸部部長! あたしのこの、暗黒剣のお味は!
さあどんどんいくわ・・・・・・
ん? なにかしらこの糸 あ、ちょ おいハカリてめえ何しようと・・・!?
[糸が解れる、いや、手芸部の手へと伸びる!>>1:79 可憐な少女のスカートが、裾が!]
(10) 2016/01/17(Sun) 13時半頃
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[少女(!)絶対領域が ひろ が る …… !!?]
ぎゃああああ! てめえ何しやがる!? あああ、剣道部の魂が! トルンちゃんのスカートが!!
やめろお! なんでもするからそれだけは!!
それだけはなんでもするからやめろおおお!!
[大きく跳び退り、手芸部から離れるも時既に遅し。 広がる絶対領域は、キワドくもアヤウい、男子の筋肉と脛毛の影がちらりちらり。 いや、まだ死守している、剣道部部長の魂であり、継承をし続けてきたトルンの衣装は守りきる!!
だが、とてつもなく狼狽したトルン、基、少女に扮した籐耶は その恐ろしく短くされたスカートの裾から、トランクスがちらりちらりとしかねない領域に突入していることに気付いていない!]
(11) 2016/01/17(Sun) 13時半頃
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[ ……ドドドドドドド]
あん? て うおおおおお!!?
ちょ、ちょちょ、落ち着け俺!いや違う! 落ち着きなさいトルン!
あれはタダのバケモノ、ただのおぞましい白い物体、白い…
[ドドドドドドドドド、地響きをならし迫り来る、理性をなくした漫研部部長。 その姿はスカートを解れさせたトルン、いや籐耶の姿をみた瞬間、更に凶悪になった気がする。 理性をなくし、萌えと欲望の忠実な従者はただただ恐ろしかったのだ>>1:108]
(12) 2016/01/17(Sun) 13時半頃
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な なにをすっ
きゃあああああああああああああぁああああ!?
[ド ゴウン !!! 渾身の体当たりを、手芸部と共に食らわされた時、余りの衝撃にトルンは大きく吹き飛ばされていた。 その際にどうやら生気を吸い取られていたか、軽く気絶してしまったが。
どうやら掛け算や、萌えの向こう側を垣間見るその戦いの間に、事態は収束していた様だが、さて……**]
(13) 2016/01/17(Sun) 13時半頃
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―屋上― [高い所から胡座をかいて外を見渡す。 校舎の中での戦闘は見学できなかったが、外での争いはよく見渡せる。]
にゃはははは、皆頑張ってるにゃぁ。 僕はデモンストレーションで充分宣伝ができた自信があるにゃ。
とはいっても、変態行為目当てで集まってくるばかりじゃ、他の部員や真面目に化学を学びたくて入ってくる部員にも申し訳ないにゃ。
抜く所は抜く、マジににゃるところは、しっかりマジでやらせてもらうにゃ。
[下をじっくり見渡しながら、自分が戦えそうな相手を見定める。]
うーん、どこが狙い目かにゃ?
[両手を握り、親指と人差し指だけを伸ばし、カメラを撮る様に下界を見渡している。]
(14) 2016/01/17(Sun) 21時頃
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[白い悪魔が何故現れたのか。 もとい、漫研部部長が何故ああなってしまったのか。
そういえば、奴が現れる前だ。 >>11手芸部奥義を剣道部部長に喰らわせた後
『ん?今何でもするって言ったよね?』
などという声が聞こえた気がする。]
(15) 2016/01/17(Sun) 21時半頃
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― 手芸部は走る ―
………やはり運動部は強敵だな。
[暗黒剣を受けた手首がずきり、と痛む。 だが、先程の戦いで隙を突いて一旦逃げる事は出来た。
>>14少年は屋上からの視線には気付く事もないまま。 勝負の場となるだろう、中庭まで目指そうと走る。 >>0化学部が神の像の噂を聞いた事があるならば 行き先については大体予測出来るであろうか。]
(16) 2016/01/17(Sun) 21時半頃
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にゃ??
[視線の端に見覚えのある金髪が走っていった。]
あれは…手芸部にゃ。 あんなに慌てて…誰かに追われている様子もないにゃ。 でも……”手負い”にゃ。 落とすにゃら今かにゃぁ。
[そう呟き口元を歪めながら、彼の走る先に指で囲う先を合わせた。]
中庭…にゃるほど、ジンクスとか信じる質かにゃ? ジンクスは信じてにゃいけど、それで自信を持たれるのも厄介かにゃぁ?
(17) 2016/01/17(Sun) 21時半頃
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ジンクスとか信じる相手はそれで心情的に好調になる傾向はあるからにゃ。
[そう呟くと、屋上を中庭のある方向へと駆け抜ける。]
にゃはははは、早速この薬を使うタイミングにゃ。
(18) 2016/01/17(Sun) 22時頃
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― 中庭へ ―
[視界に神の像が見えてきた。 これまでに何回壊され、修復されたのか分からない像だ。
ジンクスを信じるかどうかで言われれば 信じない振りをして置きつつ後で確かめる方だが。 まあ、それはさておき]
悪いな、この勝負は俺の勝ちだ。
[などと言いつつ、手芸部伝統の縫針の構えを見せた。 >>18校舎の上から自身を見る存在には気付かないまま。]
(19) 2016/01/17(Sun) 22時頃
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―屋上から落下→中庭へ― [錠剤を1つ取り出してそれを口に放り込む。 いつものようににゃはははーと笑いながら屋上から余裕の表情で飛び降りた。]
動物化け薬・猫《バケキャット》にゃ。
[一時的にその動物の特徴を生かす特製秘薬。 三半規管が一時的に強化されれば、落ち始めから自分の平衡を保つ。]
さすがに屋上からは危ないにゃ…でも…落下の力量を別の方向に一度逃せば…。
[そう言って校舎の壁を蹴り今度は真横へ。]
(20) 2016/01/17(Sun) 22時頃
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―中庭― [落下の衝撃は一度横に逃がされ、その勢いを殺し、くるりと宙返りをしながら中庭に降りたった。 両足ではなく、4足で猫の様に…ではあるが…。]
にゃははははは、前年度の優良部も神頼みのようなジンクスを信じるんだにゃぁ。 ちなみに僕は科学で証明できないものは信じない主義にゃ。
化学以外も、物理学、生物学辺りは詳しいにゃ。 切っても切り離せない分野だからにゃー。
[ちなみに地学は別である。 地層とか化石とか本当に全くもって興味を引かないのだ。]
(21) 2016/01/17(Sun) 22時半頃
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―――――!?誰だ
[いざ像を壊そうとした時、何者かの気配がする。 しかし、辺りを見回しても声はすれど姿が見えない。
まさか誰が予想出来ようか。 >>20親方!空から化け猫が!!]
(22) 2016/01/17(Sun) 22時半頃
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猫神………だろうな。 こんな事をするのはお前しかいまい。
[>>21降って来た猫に驚くも その顔を見れば成る程と肩を下ろし]
………またどんな手品を使ったのかは知らんが 俺の邪魔をすると言うなら、お前から針の錆になって貰おう!!
[ジンクスが勝負の対象になっているのは伏せたが。 その代わりに手芸部は猫に向けて構え直す。]
(23) 2016/01/17(Sun) 22時半頃
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にゃはははは、僕以外にこんな真似できる生徒がいたら是非教えて欲しいにゃ。
[4足歩行は止めて二足歩行にはなるものの、いつもよりは若干猫背だ。 まだ薬が効いている内に戦えるのは悪くない。]
にゃはは、ここに来る前に手傷を負っているにゃ? 万全の状態の僕と戦うなんて結構勇気のいることにゃ。
[相手は格闘系の部活じゃない。 身体能力を上げている今なら、文科系には遅れはとらない。]
僕もジンクスは信じにゃいけど、それを信じる者を放置する程甘くないにゃ。
[絡め取る様に、フードの下から覗く笑みはいつも以上に不気味だ。 構えを眺めつつ、白衣の内側に手を伸ばす。]
(24) 2016/01/17(Sun) 22時半頃
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……こんなもの、傷の内に入らん。
[あの暗黒剣は効いたが。 口だけは強気のままで猫神と対峙する。]
それを今から証明する。
[相手は何をして来るか分からない、が。 戦いを挑まれて背を向ける手芸部でもない!]
(25) 2016/01/17(Sun) 23時頃
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[シュォ ―――――――……ッ !!!]
(26) 2016/01/17(Sun) 23時頃
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[手芸部伝統の縫針の構えから繰り出されたのは 少年自身の、制服の釦だった。
親指で弾いた釦は鉛玉のように鋭く、早く、 猫神へ向かい一直線に伸び――――……]
ッ――――………!!!
[当たったか当たらぬか、目で確認をしないままに 一瞬の隙にでもなればと男は猫神の直ぐ横を走り抜け そのまま一気に背面へと回ろうとした。]
(27) 2016/01/17(Sun) 23時頃
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― 中庭付近 ―
[藤之助が空手部の相手をしているうちに、 校庭の騒ぎは静かになったようでございました。 一体、あの禍々しい気は何だったんでしょうねェ。 とりあえず見に行くかと校庭へ向かう道すがら、]
ほー、ありゃァ見事なダイブ…… まるで猫だねェ、化け学の。
[>>20ふと目をやると、校舎から華麗に落ちる猫神が! とってんぱーのにゃんぱらり……ネタが古い?うるさいね。 校舎の陰からこっそり覗くと、手芸部の計もいるようです。]
へー、面白い取りあわせだなァ。
[どれ、ちょっくら観戦と洒落込みましょう。]
(28) 2016/01/17(Sun) 23時頃
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あら、あれは……
[一連の顛末を眺め終え、他の部長と対峙しようと少々移動した先。 明らかに腰の引けた情けない悲鳴が聞こえる。 その先には、空手部の部長。]
しきりに人の顔を見ては悲鳴を…… あれは普通ではございませんね。
[あのような暗示の使い手は、誰だったろうか。 最有力は落語か演劇。 いろいろな意味で精神ダメージを与える漫研は、先ほど脱落したはずだ。]
(29) 2016/01/17(Sun) 23時頃
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健全な肉体は健全な魂に宿る……ですが、あれでは形無しでございますね。
[やれやれと首を振り、背を向けた。 随分と疲労困憊していた模様。 放っておいても、あれはそのうち脱落するだろう。]
(30) 2016/01/17(Sun) 23時頃
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――グラウンド――
[目を覚ました時には、もう誰も居なかった。 しかし、残った惨劇の爪痕は悲惨さを物語っている]
………痛い あいつ手芸部だろ……
[殴られた痕がじんじんする。 制服だけは計の手によって美しく繕われていたのだが そんなのがこの気の利かない男に気付くわけがなかった。
とは言え、倒れる前の顔が近いあれそれだとか 服を作ろうシチュエーションだとかは しっかりと客席に丸写しだったのだが]
(31) 2016/01/17(Sun) 23時頃
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にゃはははは、伝統を重んじずに逃げてくれるのを願っていたんだけどにゃあ。 やせ我慢はいつまでもつかにゃ?
[放たれた釦はまるで銃弾のようだ。 にゃっと、飛び跳ねるのは猫の如く、人1人を優に超えられるのではないかというジャンプ力。 そのまま相手の動きを見やって、木の上に着地して見せた。]
本気で戦うにゃら、僕もちょっとばかり本気出すにゃ。
[彼は自分が先ほどまでいた所の背後にいた。 背後がお留守になっていたにゃーと、少しばかり反省。]
手芸部部長殿にアレルギーはあるかにゃ?
(32) 2016/01/17(Sun) 23時頃
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あってもなくても関係ないにゃ。 今の季節は春、桜の季節だにゃぁ。
この中庭にも見事なまでの桜が咲いているにゃ。
[そう言って、白衣から試験管を1つ取り出して、蓋を開ける。]
にゃはははは、花粉アレルギーっていうのは案外辛いらしいにゃ。
[そのまま中の液体を彼の足元目掛けてぶっかける。 すぐに気化するそれは、一瞬でも吸えばあっという間に桜の花粉アレルギーへと変化する特製薬だ。]
(33) 2016/01/17(Sun) 23時半頃
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うっわ、割れてる……
[しかし音子のバッグ程ではないが痛手なのは バッグの中のビー玉《動点P》がかなりの数、割れていた事だった。 編み物同好会の糸で締め上げられた時か 漫研の激烈なオーラか。 それにしても、座標平面で使える動点の数が減るのは辛い]
しょうがない――しばらくは、あっちを使うか。
[3本の鉛筆をポケットに挿し、また歩き始めた]
(34) 2016/01/17(Sun) 23時半頃
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く、ッ………浅いか。
[意味深な呟きを残しながら、 >>32少年は木の上の猫神を見やる。]
そんな事か!!!
俺は自慢じゃないが 生まれてこのかたアレルギーや花粉症とは縁がない!!!
[言うが早いか、少年は 制服内から大量の花柄まち針を瞬時に取り出して]
(35) 2016/01/17(Sun) 23時半頃
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……舞え、―――――ワルツ・ザ・千本桜!!!!
[技名を叫ぶと同時に油断して >>33それを思い切り吸い込んでしまい]
……… ッ く ぉ
[放つ先が、ぶれる。]
(36) 2016/01/17(Sun) 23時半頃
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ッ くっしゅーー!!!!!!
[秘技ワルツ・ザ・千本桜は悲しきかな猫神を大きく外れ >>28中庭付近で見物していた落語部へと襲い掛かった!!]
(37) 2016/01/17(Sun) 23時半頃
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ディーンは、桜のせいで鼻水が止まらない!!
2016/01/17(Sun) 23時半頃
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にゃっ!?
[いきなり取り出された待ち針にこちらも警戒をしたが、見事なくしゃみで、それは自分からは大きく外れた。 見物客には申し訳ないなぁと思いつつ。]
にゃははははは、猫神印のアレルゲン発症薬のお味はいかがかにゃ?
(38) 2016/01/17(Sun) 23時半頃
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―廊下―
[貴紗は中庭へと急ぐ足を止めた。 校則を破って前方から廊下を疾走してくるのは、確か空手部部長>>9だ。]
生憎、私には急ぎの用がある。 此処は押し通させて……。
[即座に迎撃しようと円のモチーフを構えるが。]
(39) 2016/01/17(Sun) 23時半頃
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『ぎゃああああああああっ!!!』
[空手部部長は貴紗の顔を見るなり、世にも恐ろしいものを見てしまったかのような悲鳴を上げて気を失ってしまった。]
……。
失礼ね。
[ちょっぴり腹が立ったので、その角刈りの頭にかわいいリボン付き猫耳カチューシャをプレゼントしておいた。]
(40) 2016/01/17(Sun) 23時半頃
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あら。 貴女もこちらに来ていたの。
[少々時間をロスしながら再び中庭へと向かい出した時。 目に入るのは覚えのあるメイド服>>30。]
まさか。 貴女もジンクス狙いじゃないでしょうね。
[さっとかまえた手にはモチーフの円《チャクラム》が6枚。]
(41) 2016/01/17(Sun) 23時半頃
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[まだ終わらせないと言わんばかりに、今度は二本の試験管を取り出す。]
次に取り出すのは2種類の薬にゃ。 この2つの液体を混ぜ合わせて、衝撃を与えると…。
[そっと一方の試験管にもう一方の薬を入れ始める。 実験中は薬の取り扱いに要注意にゃ。]
(42) 2016/01/17(Sun) 23時半頃
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クシャミは、衝撃に注意しながら薬を混ぜ合わせている。
2016/01/17(Sun) 23時半頃
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………こ、こんなもの如きに…… くしゅん!!!
俺が……くしゅん!!!
[>>42涙で僅か歪む視界に、何かが見える。 それはさせるまいと言わんばかりに針を持ち]
――――いけッ!!!!
[くしゃみの為、針が何処に飛ぶかは分からないが その糸が付いた針は、校舎の壁に突き刺さるまで飛ぶ。 そうして彼の衣服を貫き、その動きを封じんとする。]
(43) 2016/01/17(Sun) 23時半頃
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いえ、メイドは常に目の前を見て最善を尽くすもの。 ジンクスなどに興味はございません。
[ふぅ、とため息と共に首を振り、姿勢を正す。]
それとも、そちらは迷信に縋りたい程余裕がないのでしょうか。
[ゆるりと唇のはしを持ち上げ、小首を傾げてみせる。]
(44) 2016/01/17(Sun) 23時半頃
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― 部活棟前 ―
[目を覚まし起きた時、既に戦いは新たなステージへ進んでいた。 然し遠目に見えるグラウンドの死屍累々が戦禍のおぞましさを語っていた]
くそっ、手芸部のハカリめ、やることえげつなさすぎだろ……!?
いや、それよりもあの漫研は、どうにか収まった見てえだが。 こうしちゃいれねえ、俺も戦線復帰しねえ、とっ……!?
[暗黒竹刀を片手に、そして余りにもきわどく短く解れた漆黒の可憐なスカート胴着を纏い 次に戦う部長を求めて暫く歩むと。見つけてしまう。 次なる相手は、宿命の敵とも云うべき、やつの存在]
(45) 2016/01/18(Mon) 00時頃
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[そう、数研の部長イスルギが、3本の鉛筆を携え現れたのだ>>34]
てめえいする…
ここで会ったが百年目ね! マッドマテマティクスイスルギ! 今ここでこのあたし、闇の騎士団長トルンがあなたを成敗してあげるわっ!!
[お互い、先ほどの惨劇で消耗している様だが、相手がヤツならば退く通りなど無い。 何よりもヤツは明乃籐耶にとって決して赦せぬ相手である。 それは思い出すと2ヶ月前……『トルニ†トゥルース』最終回への解釈を待たずともわかっていた話なのだ>>@0:11]
(46) 2016/01/18(Mon) 00時頃
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|
まさか。
[余裕がないのか、まるで挑発のような言葉>>44に。 同じ言葉に先程とは違う、愉快げな響きを乗せて言って微笑み返す。]
全ては私達、編み物同好会が完全なる勝利を得るために。 そう"引き分け"は許されない。
迷信に縋るのではなくて。 迷信すらひれ伏させるのよ。 アピールの為にも、ね?
[わかるでしょう、と此方も小首を傾げて見せ。]
(47) 2016/01/18(Mon) 00時頃
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でも、だから。 出会った以上、最善を尽くすのは私も一緒。
[言うなり6つの円《チャクラム》を美濃へと投じる。 極細糸で編まれたそれは毛糸とは思えぬ鋭さで迫る。]
(48) 2016/01/18(Mon) 00時頃
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ははあ、両者鮮やかな飛びっぷりだ。 アレルギーまで武器にするか、こりゃァ面白い。
[>>33 向こうの計に投げつけられた薬に感心して、 高みの見物を決め込んでいた訳でございますが…]
って !? おいおいおい来るな来るな…!!!
[>>36 くしゃみの拍子、計が投げ放ったまち針が こっちに真っ直ぐ飛んでくるではありませんか! なーにが千本桜だ、ハリセンボンじゃねぇですか!]
(49) 2016/01/18(Mon) 00時頃
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[そっと規定量の液体を含めたタイミング。 ふう、と一息ついて投げようとした瞬間、>>43 狙いすまされたかのようにその針が白衣の腕の部分を貫いたせいで、持っていた試験管を足元(木の枝)に落としてしまった。]
にゃっ!?薬を扱う実験中になんてことするにゃ!!
[結果、強い衝撃を受けたその液体は固体(?)のようなものに化けた。]
にゃ、にゃぁぁぁ!!!!
[木の枝には強力な粘着力のある固体に化けたそれが自らの足に絡まり、糸のついた針は校舎の壁にささった為に手足の動きを止めてしまう。]
にゃにゃ…ま、まだ焦る時間じゃないにゃ。 確か剥離ようの薬がどこかに……。
[空いている片手で白衣の中を手探りで探し始める。]
(50) 2016/01/18(Mon) 00時頃
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でしょうね。
[手袋に包まれた手を口元にあてがい、小さく笑う。 そのようなものに縋る軟弱な部が、前年度優良成績部など片腹痛いというものだ。]
私も同感でございます。 それでは、死合いと相成りましょう。
(51) 2016/01/18(Mon) 00時頃
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|
[近接武器なら相手の腕に手応えを感じさせるもお手の物。 しかし、手を離れた飛び道具には滅法弱いのでございます。 なんてったって、モノに錯覚もへったくれもありません。]
ひぃぃっ……!!
[転がり込むように、そばにあった木の影に隠れます。 木の幹に、飛んだ針がカカカカカっと……おおこわい! 幸い、待ち針は当たりこそしませんでしたが、 今の悲鳴で、もしかすると気付かれたかもしれません。]
(52) 2016/01/18(Mon) 00時頃
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[ちなみに終わった後の液体bが入った試験管も同様に弾き飛ばされた。 その試験管は残念ながら先ほど手芸部が飛ばした千本桜と同じ方向へ…。
この試験管b、特別何か効果があるわけじゃないが、とても滑りやすい、受験生にとっては縁起の悪い代物。
中庭の一部を含め、磨き上げたばかりのワックスよりも滑りのいい地面が出来上がる。]
あっ……あれは偶々だから僕のせいじゃないにゃ。 うん…。
(53) 2016/01/18(Mon) 00時頃
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[言うなり、袖の中からテーブルナイフを取り出し、構える。 目にも止まらぬナイフ捌きでそれをいなし、放り投げる。]
さて
[片手に取り出した皿に乗せられたそれは、パンケーキのよう。 それを見せ、にこりと微笑むと素早く校舎へと身を投じた。]
(54) 2016/01/18(Mon) 00時頃
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声がちげぇぇぇぇぇぇ!!!! 男の女声真似が一番キモいんだよ!!!!
[現れた宿敵>>45>>46に浴びせる一発目は、それである。 トルンちゃんの声優は現在の推しの橋本音子と同じなのだ。 許せぬ! しかもスカート解れてるとかどういう事だよ中見えたら死ぬぞ]
(55) 2016/01/18(Mon) 00時半頃
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問3
一次独立のベクトルA、Bが存在する。 明乃の場所へと確実に辿り着くベクトルを計算せよ。
(56) 2016/01/18(Mon) 00時半頃
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[位置関係の計算は一瞬で終わる。
ベクトルは合成さえすればどんな位置にすらも辿り着ける]
→ → 5A + 7B !!!
[投擲された二本の鉛筆が、先手必勝とばかりに明乃に向けて飛んだ]
(57) 2016/01/18(Mon) 00時半頃
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[>>53ほっとしたのも束の間、お次は怪しい薬のお出ましだ。 藤之助の足元にもたーーっぷり拡がっちまった薬液は、 みるみる地面をスケートリンクみたいに変えちまった。]
う、うわ滑っ…! やいおまえら!! 絶対わざとやってんだろ!?
[つるっつるのてっかてか、なかなか上手く立てません。 噺家ってのは、舌の滑りが良くなるのは大歓迎だが、 足の滑りが良くなるのは大迷惑ってもんですよ!]
こりゃァおれも黙っちゃおれん、 とっぷりと「噺」に沈めてやらァ……!
[そうやって叫んで、威勢だけは良いんですが、 生まれたての小鹿みたいな四つん這いで言うから、 なんとも格好悪いですねェ……]
(58) 2016/01/18(Mon) 00時半頃
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……狙い通り!!くしゅん
[花粉に脅かされている今のはただの偶然だが。 >>50好都合にも、薬はその手から滑り落ちた。 >>52何か声が聞こえるも、未だ気付かずに]
見ていろ、次はその耳を縫い付けてくれるわ!!!
[>>53悲鳴の先へと転がる試験管bと行き違いに 猫神が居る木まで一直線に駆け抜け 背から長定規を取り出して―――……]
(59) 2016/01/18(Mon) 00時半頃
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――――神速・採寸ロンド改!!!
[メジャーで見せた採寸の定規ver。 一瞬の内に対象者の頭からつま先に至るまで 全身を計る―――もとい、強衝撃を与える代物。
が、相手は今猫だ。 身動きが自由に出来ないとは言え いくらかは避けられただろうが、その定規捌きは スクリーンに映し出される映像には残像しか見えぬだろう。]
(60) 2016/01/18(Mon) 00時半頃
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さあ、編み物の時間と相成りましょう。
[肩のあみぐるみをポンと叩けば。 鳴り出す編み物人のテーマが観客達を呼び寄せる。]
チャクラム 『基本の円』は歪みなく編み目を増し。
[初手の6つの円をいなし、反撃とばかりに投じられたナイフ>>54。 貴紗の目の前に出現するかのように再び編まれた円《チャクラム》がそれを受け止め、地に落ちた。]
(61) 2016/01/18(Mon) 00時半頃
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そして、もう一つの基本。
チェイン・ウィップ ――鎖編み
[パンケーキの皿を手に校舎へと身を投じた美濃を追うように。 鎖編みの鞭が振るわれる。]
(62) 2016/01/18(Mon) 00時半頃
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にゃにゃにゃ、これはまずいにゃ。
[慌てて取り出した剥離液を掛けようとしたが…向かってくる相手にこれは幸いと、条件反射的に相手と交わる瞬間にその粘着力が高くなった木の枝をくっつけようと狙いを定める。]
死なば諸共にゃ!!
[転んでもタダでは起きない、失敗から何かを得るのも化学である。 当然、自分はというと全身に強い衝撃を受けて校舎の壁に叩きつけられることになる。 もっとも、こちらの反撃を避けきれなければ、べったりくっついて一緒に叩きつけられるのだが…。]
(63) 2016/01/18(Mon) 00時半頃
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お裁縫でしたら対抗したいところですが、さすがにそれ一本の本職の方と張り合うのは分が悪いので。
[校舎の中、廊下の端。 そこには、縦長の小さな箱がある。 所謂、ロッカーだ。 鉄製だが軽いそれを開ければ、中には掃除機。]
お掃除の時間ですよ? 美濃式掃除術その弐、
(64) 2016/01/18(Mon) 00時半頃
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吸引式小宇宙《クリーニングホール》
[かちりという小さな音と共に、廊下の空気ごと鎖を吸い上げる。]
(65) 2016/01/18(Mon) 00時半頃
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ただのキモオタに云われたくないのよおおおお!!
パンコレパンコレ、萌えを狙っただけの量産型は及びじゃないのよ!! 貧乳猫耳ロリとか狙いすぎなのよ盛りすぎなのよ!! 真の崇高なるアニメオタクというものはね!! 真の崇高なる善美の伝道師というものはね!!
[浴びせ返す二発目は、これしかないのだ。 例え声優が同じだとしても、あの様な量産型萌アニメのキャラクターとトルンを同列に並べるなど言語道断!]
だから貴方は、あたしとライトの決着というものもわかってないの!! 闇の剣士達をあたしがなにを考えてああしたかというのも あたしが暗黒の騎士として戦い続けてた理由を考えてなんでわかんないのよおおお!!!
(66) 2016/01/18(Mon) 00時半頃
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トゥルースエナジー 全開ぃぃいいいいいいい!!!
[可憐に舞う! 闇の騎士は愛らしく剣を振りかざし、回転する!]
あなたのその萌えに腐れた真実を!
今日こそあたしが、切り裂いてあげるわぁぁああああ!! 覚悟・・・しやがれやぁぁあああああああ!!!
[投擲された二本の鉛筆は、神速で、そして絶対正確を以て飛来する。 そこに打ち合う鉛筆と竹刀! 暗黒と真実のエナジーが、鉛筆の二本と拮抗する! その鍔迫り合いの波動は、両者の間に風を巻き起こしていただろう]
(67) 2016/01/18(Mon) 00時半頃
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は っ………!?
[>>63衝撃を与えた猫神が校舎の壁へ飛んでいく ………と思いきや、足にへばり付いた楽品のせいで 少年の身体も一緒に引き摺られる事になった。
もうそういう展開は終わったぞ!!! などと思いつつも壁は目の前]
く、ッ……間に合え……緊急縫絲!!
[素材は自身の制服。 一部を切り、自前の綿をくるんで縫う。 瞬時の荒技の為、僅かなりとも緩衝材になれば良いと]
(68) 2016/01/18(Mon) 01時頃
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――――――ぐ、ッ……!!!!
[そうして決定打は逃れたものの、衝撃は小さくはない。 しかし、少年はふらりと立ち上がる。
>>58そんな折に現れた落語研究部の部長。 ……その四つん這いの格好をみれば一言]
新手か……… お互い負傷しているようだが、加減は出来んな。
[何やら勘違いをしつつ、 来るというのなら相手をするつもりで**]
(69) 2016/01/18(Mon) 01時頃
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量産型!? 地域密着型として街起こしにも寄与している大人気アニメだ! そこぞの量産型とはまたわけが違う!!!!
つーかアニメにも時代が有るのは当然だろ!!! トルニはもうアニメとしては古いんだよ!!! 勢いはどうしても落ちちまうんだよ!!!
[鉛筆と竹刀では威力が違いすぎる。 しかし、あらゆる位置をピンポイントで狙えるのがベクトルだ。 ただ、投げ続けるのみ]
闇の剣士達だってそうだ!!!! そっちの解釈は8話前半の裏切りのシーンで否定されてるって なんでわかんねぇんだよ!!!
[鉛筆よりも激しいのは舌戦である。 あらゆる解釈を持って行われる論争は、決着がついた事が無い。 左右逆だとキレる腐女子と本質は何一つ変わらないのであった]
(70) 2016/01/18(Mon) 01時頃
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キモい声で必殺技撃つなあああああ!!!
[トゥルースエナジーの威力は甚大だ。 そもそも相手は運動部。 文化部が物理攻撃で勝てるわけがないのだ]
(71) 2016/01/18(Mon) 01時頃
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[ゴォウゥゥゥ!! 持ち出された掃除機>>65が鎖編みの先端を吸い込み、唸りをあげる。]
なるほど仕込み済みという訳ね。
[ぴんと張り詰めた毛糸。 対する吸引力の変わらないただひとつの掃除機。 歩く事さえ困難なこの状況下。
しかし、貴紗はストールの端を片手で抑えながら不敵に笑う。]
(72) 2016/01/18(Mon) 01時頃
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にゃっ…
[巻き添えには成功したようだが、致命的な一撃にはなりえなかった。 こちらは肉体改造をしていなければここでリタイアだっただろう。]
日々の努力の賜物だにゃ。 筋肉の鎧なんてものに助けられるとは思わなかったにゃ。
[痛みは残るが、こちらも致命的なダメージは受けていない。 先ほど取り出した剥離薬を自分の足元にかけて自由を取り戻したところで、もう1人の姿をしっかりと捉えた。]
むぅ…落研はちょっと相性悪いにゃ。 やっぱり当初の予定通り僕はおいしいところだけ掻っさらうことにして、今日の所はオサラバするにゃ。
[また別の試験管を取り出して、今度はそれを思い切り叩き割った。 その衝撃で、液体は空気に触れて、一気に気化する。 ただの煙玉のようなものだが、自称クレイジーサイエンティストがそんなもので済ませるわけがない。 一息吸えば笑いがしばらく止まらなくなる煙だ。
それに気をそらした隙に戦場から逃げ出そうと駆け出した。]
(73) 2016/01/18(Mon) 01時頃
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ブランケット・シールド ―― モチーフ繋ぎ 『壁掛け大布』
[四角のモチーフの幾つかを掃除機へと吸い込まれながら。 繋いで作るは掃除機の吸引口よりもはるかに大きなカーテン。]
自ら招き寄せてくれるのならば。 楽でいいわ。
[吸い寄せられたそれは。 美濃ごと掃除機を包み込まんと大きく広がった。]
(74) 2016/01/18(Mon) 01時頃
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クシャミは、途中で自分がばら撒いた薬によって滑って転がる。逃げ切れるだろうか?**
2016/01/18(Mon) 01時頃
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仕込み? いいえ、学校のあるべき標準装備ですよ。
[普通1階に一つ、多くて両端に2つ。 さらに言えば、教室内に1つ。 清掃用具入りのロッカーは存在する。]
なるほど。 吸い込める容量よりも大きいものを、ですか。
[広がる布を見、小さく息を漏らす。 しかし、だ。 これほどまでに広がった布ならば]
(75) 2016/01/18(Mon) 01時半頃
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…………――――――
[あちらは、こちらに引き寄せられるまま。 そして、眼前には巨大な布。 それはつまり、互いの視界を妨げるもの。
ただ座して待つ事はしない。 引き寄せる勢いは殺さぬまま、掃除機のホースを槍のように真っ直ぐに突き入れた。]
(76) 2016/01/18(Mon) 01時半頃
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昔の熱狂と情熱を忘れたのかてめえ! 地域密着型?町興し?んなもん最近の実写版と何の違いがあるてんだ! 町の大人があんなアザトースな狙いまくりのぶりぶりアニメみて喜ぶわけねえだろ普通の社会人に謝れ!
その時代なんていう安易な流れに乗る結果が最近のアニメだろが! パンチラムネチラお色気シーンは何話も何話も映せば価値さがんだよ! トルンちゃんの時代を思い出せ、めったに見せてくれない至宝の果実を1秒、1コマ単位で捉えた時のあの喜びを思い出せ! あれこそが至高のチラリズム、本来あるべき最高の黄金率なんだよ! なんだお前の押すパンコレとか、パンチラの領域こしてもうパンモロだよパンモロ!!
[投げ続けられる鉛筆の正確無比、それも原子と原子の結合点を突く様な奇跡のベクトルは竹刀と拮抗している。 可憐に激しく戦う闇の剣士トルン……の皮は剥がれて明乃の本性がみえている]
(77) 2016/01/18(Mon) 01時半頃
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てめえのその解釈も15話後半の黒王子ススムからの叙勲式の反応で否定してんだよ!! あの時のあいつらの表情とか動きを考えたら、トルンちゃんにどういう思いでいたのかわからねえのか!!
大体からしててめえがずっと自慢げに疲労してる51話からの第5クールOPの解釈もわっかんねえんだよ! 何でライトと白皇オスカーの関係をああしてこうするとかナナメ上の解釈がでてくんだよ! あれは普通でいいんだよ! あれは普通に本編見たとおりの解釈のが綺麗におさまんだろなんでややこしくすんだわざわざ!!
ああもう手前はむかしっからわざわざ細かくねちっこく、解釈こねくりまわして難しく考えすぎなんだよ!
[竹刀よりも舌戦が激しく醜く乱れ狂う戦い。 あらゆる解釈を、あらゆる角度とあらゆる屁理屈を駆使して(だが本人同士は厳然たる真実で正義だと確信してる)行われる論争は、もう何ヶ月、いや何年続いてきただろう。 そもそもコイツは、幼い頃は「シンジちゃん」「トウヤちゃん」と並んで『トルニ†トゥルース』を生で視聴し、共にアニオタの沼に嵌っていった幼馴染なのだ。 両者の喧嘩の原因?9割以上はアニメの解釈であろう]
(78) 2016/01/18(Mon) 01時半頃
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ディ・ザ・ス・タ・ー! トーーーーーーーーーール!!!
[ キュ ゴォオオオオオオウウウンッ!! ]
[飽くまで優位は運動部の自分、だが信奉するトルンの前に怒りは有頂天。 鉛筆を弾き返し、真実と闇と愛の力を集めて、可憐に打ち出す本日二本目のディザスタートール。
可憐(!)な裏声で放つ必殺技は、暗黒の衝撃波を伴い、ノーリーン[[who]]を目指して直進した!**]
(79) 2016/01/18(Mon) 01時半頃
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・・・・・・あ。あっちに行きやがった・・・
[全力で竹刀をふりかぶり打ち出す暗黒の衝撃波。 眼前の数研部長を打ち倒すべく打ち出したはずなのだが、この必殺技は敵を狙えなかった。
飛んで行く先は、校舎の屋内、女子生徒達の戦いの場なのだが。 まさか二度も同じ相手に飛んでいくことまでは、暗黒の美少女剣士も知らないのであった**]
(80) 2016/01/18(Mon) 01時半頃
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…………ッ!?
[一瞬、塞がった視界。 布越しに突き出される掃除機のホース>>76の突きの直撃を辛うじて回避するも、ストールの一部が千切れ毛糸の束が舞う。]
痛ぅッ! でも、弱まったわ!!
[衝撃による痛みに顔を顰めるも。 布へとホースを突き入れるという事は、その布により吸い寄せる風が一瞬弱まるという事。 その一瞬、あれば十分だ。]
(81) 2016/01/18(Mon) 01時半頃
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――魅せてあげるわ、鎖編みの結界を!
[その一瞬の間に、貴紗を中心に廊下へと鎖編みの毛糸が張り巡らされる。 ロッカーや窓枠、天井の蛍光灯に絡んだそれは、器物破損を覚悟しなければ容易く吸い込まれはしまい。]
そしてこの基本の鎖編みに紐づけして円《チャクラム》を飛ばす。 動きの制限される中。 一体どれだけ捌ききれ……え。
新手っ!?
[そこで全く予想外の暗黒衝撃波>>79が飛んできた。 自分を狙ったものではないが、流石に驚きの声を上げ、攻撃の手を一瞬止めるのだった。**]
(82) 2016/01/18(Mon) 01時半頃
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[立ち上がるのは……あら、諦めてますね正座です。 まあいい、「噺家」はこれでも十分戦えるんですよ。]
巻き込んだお礼に、たっぷりと聞かせてやるよ、 おれが話すのは、目黒のさんまの「噺」だ。
[そう言って、中庭じゅうに「噺」を聞かせ始めました。]
ある、晴れた秋の日の事。お殿様が家来を連れて、 当時は田舎だった目黒不動へとお参りに出られました。
ところが殿様、目黒へ着いた頃には腹が減ってしまい、 庶民の食べ物、さんまとやらを食べたいと言い出した。 身分に合わぬと止める家来、しかし殿は聞いてくれない。 [ここで、さんまを焼く百姓と、家来との会話が入る。 手に持った扇子《カゼ》は、団扇に見立てて仰ぎますよ。]
(83) 2016/01/18(Mon) 01時半頃
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やれやれ、あなたと布で張り合いたくはないと言ったばかりですが。
[しかしこうなると致し方ない、と裁ち切り鋏を取り出したところで]
……あら
[素早く身を屈め、林藤が怯んだ隙を狙いスライディングで彼女の背後に回る。]
(84) 2016/01/18(Mon) 01時半頃
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「へえ、お、お侍様。こんな田舎に何用で?」
『殿がさんまをご所望なのだ、譲ってはくれぬか。』
[するとどうです。もくもくと七輪から立ち昇る煙と、 さんまの焼ける良ーい匂いが漂ってきたでしょう?
化学部のが「猫」の身体能力を取り入れているのなら、 きっと、こういう「噺」が一番効くだろうって寸法だ。]
[ここまではまァ、順調だったんですが……]
(85) 2016/01/18(Mon) 01時半頃
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(………おや? なんだか……… さんまの煙が出すぎじゃァないかい?)
[実際煙幕にもなるのですが、それにしたって多すぎる。 >>73 混じりこんだのが煙幕だと気付いた時には、 もうすっかり煙を吸い込んだ後でございます。]
さんまを一口食べた殿様、その旨いこと旨いこと。 たちまち……!? わ、忘れられない味にっ…… ひ、ひひひはははははは……!!!
[落語にも「くしゃみ講釈」という噺がございますが、 まさか自分より先に煙幕を使う輩がいるとは、これ不覚。 もう落語そっちのけで笑い転げる始末でございます。
あーあぁ、早くなんとか「噺」を続けないか、藤之助! 聞かせ続けなきゃ、じきに効果が切れちまうってのに**]
(86) 2016/01/18(Mon) 02時頃
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さて、また糸を張り巡らせる暇と余裕はございますか?
[少々解れた髪に、焦げたリボンの端を見、顔を顰めながら首を傾げる。]
…………私としては、先にあの無差別兵器を伸す、という方向で結託しても構わないという所存ではありますが。
[ひとまず、1本。 ありったけの苛立ちを込めたテーブルナイフを衝撃派の元凶の方角へ投げつけながら、髪を撫で付けた。**]
(87) 2016/01/18(Mon) 02時頃
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パンツじゃねぇよパンツァーだよ戦車だよ!!! パンコレは無為な萌えアニメじゃねぇよ ミリタリー融合型アニメなんだよ!!! 作画見てみろ! 細かい挙動とか正確無比!!!! お色気シーンはメインじゃない!!!心休めだ!!!!
[尚も続く舌戦である]
そもそもアニメとグッズだけの売上を重ねた過去の時代とは違う! 現代のアニメとオタクはそれに関する聖地巡礼も立派な行為!!! ちなみに街は栄えて大人達も大喜びだ!!!
(88) 2016/01/18(Mon) 02時頃
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5クールOP解釈は当然だろ!!! ネットでも論争が交わされている二大派閥の一つだふざけんな!!
[もはや幼少期から様々な内容で行われている壮絶な口喧嘩。 日常風景である。 これでも毎年夏冬は仲良く某戦場へと出向く仲である]
[しかし、さすがに運動部と文化部。 叫びすぎれば息が切れるのは此方が先だ。 その瞬間、新たな殺気―――ディザスタートール。
避けられない。 やばい、このままでは]
(89) 2016/01/18(Mon) 02時頃
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なんでそっち行くんだぁぁぁぁぁ!?!?!?!?
[何故か外れた攻撃に唖然]
つかお前いっつもそうだよな肝心な所のツメ甘すぎだろ!!!
[肩で大きく息をしつつ、そっと心を落ち着ける。 トルニトゥルースの解釈もパンコレへの偏見も問題だが 結局のところ、自分の力が物を言う。
脳内に組み立てる計算式。 こいつと張り合うには、これしかない。 タイミングを見計らい、明乃を睨んだ**]
(90) 2016/01/18(Mon) 02時頃
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……余裕は必要ないわ。
[背後からの声>>87に少しばかり固い声を返す。 弱小運動部ならば軽く凌ぐ状況判断と運動能力に内心舌を巻く。]
今は上手く回避したようだけれど。 鎖編みの結界は『私を中心に』展開しているの。 貴女の居た正面はあの暗黒の衝撃波《ナガレダマ》によって千切られたけど、背後はまだ生きているわ。
[極細、1/0号の針で編まれた毛糸の鎖は、多少正面より密度が薄いとはいえ未だに戦う二人の女の間を隔てている。]
(91) 2016/01/18(Mon) 13時頃
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それに結託する気もないわ。 部への昇格を果たすには己の力ひとつで勝利を得てこそ。
でも。
[テーブルナイフの飛んで行く先。 暗黒衝撃波の発生源の方をちらりと見やる。 恐らくあの衝撃波は女装騎士団もとい剣道部の仕業。]
私にはもうひとつ大事な"勝負"がある。 だから痛み分けにしましょう。
[貴紗の手で金色のかぎ針が煌めけば。 廊下に張られた鎖編みに長々編みの壁《ウォール》を編み上がる。]
(92) 2016/01/18(Mon) 13時頃
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暗黒無差別兵器はお任せするわ。
[文科系の編み物同好会では近接戦闘は分が悪い。 格好はともかく運動部の中でも指折りの実力者と、メイド(物理)が潰し合ってくれるのは在り難いという理由込だ。
壁があるとはいえ一瞬背を向ける事になるが。 リスクは承知で踵を返して、早足で中庭へと向かう。]
(93) 2016/01/18(Mon) 13時頃
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[貴紗は知る由もないが。 それはちょうど中庭の乱戦から撤退しようとしている猫神>>73とかち合い、退路を塞ぐかのようなルートだった。**]
(94) 2016/01/18(Mon) 13時頃
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……く、お前逃げるつもりか!!
[>>73逃げだそうとする背に声をかける。 こちらも一旦離脱をしたいのは山々だが、 勝負の標的となっている像はすぐそこだし、 落語研究部からも背を向ける訳にはいかない。]
…………ま、て ッ――― !?
[せめて逃がすものかと、猫神に向けて手を伸ばそうとした瞬間。]
(95) 2016/01/18(Mon) 21時半頃
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[――――――ズ ゥン ッ ……… ]
なん……だと……?
[>>83空気が変わった。 落語研究部の舌が回る度に、空気が重く 少年の身体にも重しを付けたように地へ沈む。 それは丁度正座の姿勢をとらされながら、地面へめり込んだ。]
(96) 2016/01/18(Mon) 21時半頃
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これが。これがお前の固有結界だというのか……!?
[自身へ向けられたものでもないというのに この空間支配力、そして圧力《プレッシャー》
成る程、落語黄金時代を超えると宣言したのも頷ける。 膝から下を地面にめり込ませ、正座の姿勢を崩せないままで言う。]
(97) 2016/01/18(Mon) 21時半頃
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[脱出に向けて、張られた煙幕。 しかし、姿形は隠しても、音までは隠せない。]
にゃにゃ!?これはまずいにゃ。 さっさと……
[逃げ出そうとした所で煙に紛れてなにやら魚の匂いが辺りを漂う。 動物化け薬の効果はそろそろ切れる頃だったが、その前に猫の習性が先走る。]
くんっ?いい匂いにゃぁ…って、これはまずいにゃ!!
[その匂いに、噺に、思わず足を止めて聞き入りそうになった所で 先ほど打った先手が効いてきたらしく、笑い声が聞こえてきた。 そのお陰で目が醒める。]
あとは2人で潰しあってくれると嬉しいにゃ。 にゃははははー!
[笑い声を重ねて、中庭からの脱出に成功…]
(98) 2016/01/18(Mon) 21時半頃
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然様ですか。
[まぁ、あのまぐれのような流れ弾ですべてどうにかできるとは思っていない。 こちらとて、避けるのに専念する他なかったのだから。]
痛み分け……いいでしょう。 今は刃を引きましょう。 互いに優先順位というものがございますし。
[そうして、その背を見送った。]
(99) 2016/01/18(Mon) 21時半頃
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情報集めを怠っていたら、正直危なかったにゃ…。
[猫の習性というより猫に近くなっていたお陰で、普通の人間の言葉は届きにくくなっている。 馬の耳に念仏、ならぬ、猫の耳に噺、のお陰で被害は最小限で済んだ。]
やっぱり強敵が多いにゃ。 当初の予定通り、見に回って漁夫の利を……。
[言い掛けて、顔を正面にしてから自分の迂闊さに気が付いた。 >>94目の前には見覚えのある少女の姿が…。]
………にゃあ、危うくぶつかる所だったにゃ。 前を見てなかったばかりに申し訳ないにゃ。
[その間はわずか数センチといった所だろうか。 ちょうど曲がり角だったから余計にだ。]
…貴紗にゃんがトーストでも齧っていたら、ぶつかって恋の始まりという王道もありだっただけに、ぶつからなかったのは幸か不幸かわからないにゃ。
(100) 2016/01/18(Mon) 22時頃
|
|
[にゃはははと笑いつつも、出来れば距離を取りたくて少しだけ後ずさりする。 白衣に手を突っ込まなければ何の脅しも出来ないだけに両手を軽く万歳したままである。 故に距離を詰められて何かされれば手の施しようが無くなる。]
あ、そういえば、さっき編み物同好会の宿敵、手芸部が校舎にいたにゃ。 今年こそは倒して編み物同好会と手芸部は別の物だと見せつけるべきにゃ! 僕に出来る事があればいつでも協力するにゃ。
[ここは手芸部を売って見逃してもらおうと、やや引き攣った笑みを浮かべて中庭の方角を指差した。]
(101) 2016/01/18(Mon) 22時頃
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クシャミは、あっちの校舎の中庭に手芸部がいたにゃ。(と言い直し
2016/01/18(Mon) 22時頃
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ひ、ひぃーーっ こら、逃げるなっ ……
ひゃははははははは……!
[>>98 あらら、「噺」が途切れたのをいいことに、 あの化学部、一目散に逃げちまいましたよ? 追っかけようにも、腹がよじれちまって堪らない。]
くっ せ、せめて手芸部、あんたには仕返 ひひひひっ あーーーはっはははは……!!
[ほらほら、藤之助があんまり笑うもんだから、 計に掛けた「噺」の効果も緩んできちまったぞ……?]
(102) 2016/01/18(Mon) 22時頃
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…………少し痛むわね。
[掃除機のホースの掠った肩の辺りだ。 かぎ針を振るうのに支障はまだないが、距離を詰められたあの状態のまま戦っていてはかなりの苦戦を強いられただろう。]
追撃が来なかったのは幸運ね。 暗黒波動のお蔭というのは少し釈然としないけど。
………、…きゃっ!?
[痛みを気にして歩いていたので気づくのが遅れた。 曲がり角で猫神>>100とぶつかりそうになって小さく悲鳴を呑みこむ。]
(103) 2016/01/18(Mon) 22時頃
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……驚いた。 あみぐるみのパンならできるけど。 今は恋にかまける時間は無いわ。
[数度、深呼吸をしてから。 後退る猫神の姿>>101をじっと見つめる。]
そう手芸部と戦っていたの。 近くにいるとは思っていたし。 私も勝負に勝つつもりで中庭に向かっていたのだけれど。
……。
[引き攣った笑顔で指差す方向を見て。 また猫神に視線を戻すとゆっくりと首を傾ける。]
(104) 2016/01/18(Mon) 22時頃
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ところでね。 此処に来るまでに服の肌蹴た女子部長をみたのだけれど。 なにかしらない?
猫神くん。
[貴紗の手でかぎ針がギラリと光った。]
(105) 2016/01/18(Mon) 22時頃
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くっ……っ解けた、か……!?
[>>102落語研究部の噺が笑い声によって途切れると 重しが取れたように、ふっと身体が軽くなる。 すれば、手芸部はぐらりと立ち上がった。
彼の笑いが止まらない様子を見るに 先程の花粉アレルギーのような、猫神の薬かと思う。
時間が経てば効果は収まる筈だが、 このままでは自身まで巻き添えになってしまう。]
(106) 2016/01/18(Mon) 22時頃
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ならば、風を起こすまで――――ッ……!!!
[ついには制服を脱ぎ捨て、それで風を起こし 中庭から薬の効果を吹き飛ばしてしまおうとする。
そんな必死な手芸部の中着には、今を輝く「にえT」が!]
(107) 2016/01/18(Mon) 22時頃
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編みぐるみのパンかにゃ?紀紗にゃんが作るなら美味しそうだにゃ。
[にゃははは、と笑い続けながらも服の下は結構汗をかいている。]
いにゃ、戦ってはいたけど、様子見にゃ。 今年の手芸部も強いのかにゃー?って。うんうん。
[実際続けていればこちらも切札を何枚か切らなければ勝ち目はなさそうだった。 やはり弱った所を叩いた方がよさそうだと認識出来ただけ情報収集の価値はあったと思おう。]
(108) 2016/01/18(Mon) 22時半頃
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[そして、思い当たる心当たりしかない言葉に、更に笑みが引き攣った。]
にゃ!? 服がはだけるとは一大事にゃ。 可哀想だけどリタイアするしかないにゃー。
あ、見たかったらとかは思ってないにゃ!! ホント、お気の毒だにゃあ。
[光るかぎ針に視線を落とし、もう一度貴紗と目を合わせる。 目が思わず逸れてしまったが……。]
ボクハナニモシラナイニャ…。
(109) 2016/01/18(Mon) 22時半頃
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『クソ猫』とかちょっと上品じゃない表現も聞こえたけど。 何も知らないのね?
[猫神>>109の笑顔が引き攣るのに対し。 貴紗の笑みは更に深まる。]
そうそう。 手芸部に伝わる奥義『輪廻糸走・ラプソティー』ってあってね。
嘗て、服を解れさせるその技を初代会長に行った事。 編み物同好会の初代会長が手芸部より独立したきっかけのひとつ。
[猫神の再び合わせた目に映るのは、石動に向けた以上のどす黒いオーラ付きの暗黒微笑を浮かべた貴紗だろう。]
(110) 2016/01/18(Mon) 22時半頃
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――鎖編みの結界リバイブル
[此処から先には逃がさないと。 貴紗の手元から伸びるいく本もの鎖編みの毛糸が、蜘蛛の巣のように再び廊下に張り巡らされ道を塞ぐ。]
女の敵は闇から闇へと裁く。 それが編み物人の使命よ。
今決めた。
[鎖編みの一本を鞭のようにしならせ、猫神に打ちかかる。]
(111) 2016/01/18(Mon) 22時半頃
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ひーーひひ、ひひひひひっ
!? ぐっ……
[>>107 急に感じる風圧に、息も絶え絶え顔を上げると。 そこには、制服を脱ぎ捨て煙を扇ぐ計の姿がございました。]
そ、そうか風か……っ
[はたと思い出すのは、手元に見立てた扇子《カゼ》の団扇。 これで扇げば、この煙が吹き飛ばせるやも知れないと。]
(112) 2016/01/18(Mon) 22時半頃
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[ただ、次いで目が行ったものには呆気にとられた。 彼の胸に燦然と輝く「うっひょひょーい!」の文字。 これには流石に、収まりかけた腹筋が再崩壊します。]
あ、あんた……ははははは!! それ、着て…… 久しぶりに見 ひひひひひっ やー、 着てるんだなァ ありがたいこったなァ……
ひーーっひひ、はははははははは……!!
[やー、思いも寄らぬところで出くわしたもんだ! この笑い、煙のせいだけじゃァないかもしれませんよ。]
(113) 2016/01/18(Mon) 22時半頃
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っと、 こ、こうしちゃいられねェ!!
[見立てた大ーきな団扇を、これまた大ーきく振り被って…]
せ い や ァァァァァァァ ッ ッ!!!
[計の起こす大風に、見立てた団扇の大風が加わります。 そのまま思いっきり、一吹き!二吹き! はぁーー……ようやく煙が晴れましたねェ。ご苦労さん!]
(114) 2016/01/18(Mon) 23時頃
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[――――…………けほ、けほ。 軽い咳を堪えて、校内を歩む。
寿限無の余波? ……否。どうやら、時期外れの風邪を引いたようだ。 演劇部だけあって、イ〇ジンやらトローチやら喉の調子に気を払いすぎていたのが、逆に異常察知を遅らせたのか、と。舌打ちして。]
……けれども。 こればかりは、他の部員と変わる訳には行かないからなぁ……。
[自覚してみれば、どうにも額が熱っぽい。 落語部との約束が、と。どうにか、足を進めていたが。]
(115) 2016/01/18(Mon) 23時頃
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…………猫神君?
[見れば、>>111強豪編み物部の鞭が猫神目掛けて放たれていて。]
彼は、一体何を…………
[ふらつく足取りで、2人の元へと歩み寄る。 そういえば彼には春休み前に、150円借りた恩義がある。金は返したとはいえ、あの日彼も飲み物を買おうとしていたのではないか…………と。 勝負にあるまじき情を思い返したのは、恐らく熱故に。
そして。]
(116) 2016/01/18(Mon) 23時頃
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……何をしているのかな、編み物部さん?
[間に合え、と。 彼の前に躍り出て、纏う布を右にはためかせようとした。 それはあたかも、闘牛士の如く……。
経緯を聞けば、助けはしなかったかもしれないが。 熱のせいでやや吐息を荒くしつつも、せめて。彼を逃がし、庇おうと。なるべく余裕を繕いながら、笑みを向けた。]
(117) 2016/01/18(Mon) 23時頃
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どうした!! まだ薬が残っているか!?
[>>113必死に仰ぎながら、影響を受けるまいと口と鼻を覆う。 自身の着ているTシャツを笑っているなどと誰が想像出来るだろう。 >>114そうして団扇の風が加われば、薬の効果は消えようか。]
………さて、厄介な薬は消えた。 これで勝負に集中が出来る。
[結わえた髪が、風に揺れる。 制服はもはや使いものにならず、地に伏せられた。]
(118) 2016/01/18(Mon) 23時頃
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昨日の言葉が真実か否か。 ここで確かめさせてもらう。
[中庭付近では、また別の戦いが幕を開けようとしている中。 男は長定規をするりと抜き、先手必勝とばかり一気に距離を詰め 両手に定規を、大きく振りかぶる!!!そう、つまりは]
―――――いざ!!!!
[落語部の目前に迫り来る仁右衛門!!!!!]
(119) 2016/01/18(Mon) 23時頃
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あら。
[白い布が真っ赤な色に染まって翻る。 そんな錯覚を受けたと思えば、毛糸の鎖はひらりと逸らされ壁を叩く。]
なにをって今は"新入生歓迎会"よ。 粛清に決まっているでしょう。
[突然の乱入者――演劇部の狩生>>117に暗黒微笑で言い放つ。
石動乱入事件の時でお分かりだろうが。 貴紗は割と頭に血が上りやすいし、すぐに過激な手段に出るのだと、一部で噂だとかなんとか。]
(120) 2016/01/18(Mon) 23時頃
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はあ…… し、死ぬかと思った…… 化け猫め、薬さえなけりゃァとっ捕まえたってのに。
[別の所でとっ捕まってるなんて藤之助は知りません。 肩で大きく呼吸をして、漸く計に向き合えました。]
……ああ、奇遇だねェ、同じことを考えていた。 幸い床の滑りも取れてきた所だ、では……
いざ、尋常に勝負!!
[ちょうど奴の胸には、超えると宣言した仁右衛門がいる。 ならば……真剣勝負待ったなし、ですね?]
(121) 2016/01/18(Mon) 23時頃
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今日は桜も盛り、絶好の花見日和…… ここはひとつ、花見の仇討ちの「噺」をしようじゃないか。
[真っ直ぐ手芸部に扇子《カゼ》を構え、 立ったまま、「噺」の力を吹き込みます。]
悪戯好きの若い衆、花見の余興をとあれこれ考え、 本物そっくりの敵討ちの芝居をおっぱじめたんだが…… 芝居を終わらせる、いわゆる「ドッキリ看板」役が、 親戚の長話に捕まっちまって、なかなか到着しない。
「話は聞かせて貰った!!いざ、助太刀致すッ!!」
そうこうしているうちに、 あろうことか本物のお侍が助太刀に入っちまって、 やいのやいので大騒ぎになっちまうんだ。
[構えた扇子《カゼ》は、見る間に太刀に見立てられた。 切れ味こそ芝居の鈍さですが、刀そっくりの間合いです。]
(122) 2016/01/18(Mon) 23時頃
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庇うのならば同罪。
チャクラム 基本の円ラッシュ!
[冷静さを欠いて、経緯の説明という大事な部分を忘れ。 続けざまに毛糸の円《チャクラム》を鋭い手裏剣のように狩生へと3投げる。]
(123) 2016/01/18(Mon) 23時頃
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なんのッ!!
[ガキンッ!!!]
[たった今見立てた太刀で、真正面から切り結びます。 二つの固い信念がぶつかり合う激しい音!火花! とても、定規と扇子がぶつかったようには見えません。]
ぶふっ
[え、今笑ったって? いやいやいやいや。 仁右衛門に笑ったなんて、そんな事ァないですよ?]
そこだっ!!!
[刹那に刀を返し、そのまま計の足を狙って、斬りこむ!]
(124) 2016/01/18(Mon) 23時頃
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……ふぅん。
《歓迎会》の主役は、あくまでも新入生で。 ボクらの聖戦は、言うなれば余興。
そこに何故、粛清なんていう無粋な文字が出てくるのか。 ちょっとボクには理解できないけどね……?
[>>123飛び交う毛糸の戦輪《チャクラム》に、低く嘲笑を向けて。 闘牛士《マタドール》を模した動きのまま、戦輪《チャクラム》を弾く。
……が。]
(125) 2016/01/18(Mon) 23時半頃
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…………っ。
[上がりつつある熱に、戦輪《チャクラム》を避けそこねて。 二つは弾けたものの、もう一つが。左の肩にぶつかり、布を構える手が鈍る。
その途端。 闘牛士《マタドール》の構えにも、揺らぎが生じたのは。傍目にも明らかであろう。]
(126) 2016/01/18(Mon) 23時半頃
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[>>122固有結界たるその噺には、独自の空気がある。 つい膝が重くなり、聞きいってしまうのを自制しながら]
中々面白い噺だが そんな噺如きでは俺の定規は受け止め――――……
[ガ キィ ンッ!!!]
なん………?
[何だ、今の音は。 奴の持つ扇子と、自身の持つ定規が “噺”に聞き惚れ、刀のもつそれと同じ本質に変わったとでも!?]
(127) 2016/01/18(Mon) 23時半頃
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だ、が しかし ッ―――――!!!!
[>>124足に斬りかかる扇子。 それは今や扇子刀《センス・ブレード》とでも言えようか。 本質が刀に変わったとしても――――……]
その“剣捌き”だけならば 剣道部の方が上!!!!
[1度暗黒剣を受けた身。 足への斬撃を定規でもって、受け流し]
(128) 2016/01/18(Mon) 23時半頃
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はあああああ―――――ッ!!!!!
[もう一度。 真正面から叶わないのであれば 文芸部渾身の一撃は、横から薙ぎ上げるように!!!]
(129) 2016/01/18(Mon) 23時半頃
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余興にしても限度があるでしょう。
猫神くんはね。 やってはいけない一線を越えたの。
[浮かぶ嘲笑>>125に怒りを滲ませ。 闘牛士《マタドール》のに誘導される牛のように、今この瞬間のターゲットは狩生へと移る。]
(130) 2016/01/18(Mon) 23時半頃
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……隙あり。
[幻想の赤い布>>126が色褪せる。]
かぎ針だけが私のワザではないのよ。 貰うわ。
――編み物拘束術 首狩りマフラー!
[ストールの下から取り出した二本の棒針から編み出されるロングマフラーが、バランスを崩した狩生の身体に巻きつきに行く。 物騒なネーミングだが、良く伸びる毛糸なので完全には窒息はしない生徒会公認の安全仕様です。]
(131) 2016/01/18(Mon) 23時半頃
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っ なに……!?
[>>128 足払いを、いとも簡単に受け流した。 その動き、まるで剣道部の身のこなしをトレースした…]
ぐっ ぁあああああああッ!!!!
[>>129 次の瞬間、鋭い剣閃が藤之助の脇腹を捉えたァ! そのままぶっ飛んで、動かなくなる藤之助。これは…]
(132) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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……粗忽長屋、という「噺」がある。
[聞こえる声は、手芸部の背後からです。]
ある日のらりくらりと八五郎が町を歩いていると、 行き倒れが出たってんで、役人が身寄りを探している。 八っつぁん、その死体の顔を一目見て驚いた。 こりゃあ、おんなじ長屋に住む熊五郎だ!と。
一目散に長屋に飛んで帰って、熊五郎に報告する。
(133) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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「おぉい熊さん!向こうでお前さんが死んでたぞ!」
『何言ってんだ。俺ァ、確かにここに居るんだが?』 「お前さん、あんまりそそっかしいもんだから、 まだ自分が死んだのに気付いてねェんだよ!!」
……さあ、たった今あんたが倒したおれは、 本当におれだったのかねェ……?
[「噺」の世界で瞬時に本物と身代わりをすり替える、 通ずるは一度限りの「奥の手」でございます。]
(134) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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今から出すのは、おれの奥義…… まんじゅうこわいの「噺」をしようじゃないか。
[ここで突如、藤之助の目がキラリと真剣味を帯びる。 ……何を隠そうこの演目、あの伝説の落研部長、 仁右衛門が最も得意としていた演目にございます。 初心者向けだと侮るなかれ。単純な内容だからこそ、 「噺家」の実力が全て滲み出るってな代物なんです。]
さあさあ、これでとどめの真剣勝負! 超えたいならば、こいつを倒していくがいい!
(135) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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……は? 歓迎会【だから】粛清と言ったのは、君の方じゃ…………
[>>130熱も相まって、掛けた文脈は繋がらず。]
っ、あ……!
[>>131しゅるり。 首にも余裕で巻ける長いマフラーに、その身を囚われる。]
…………はっ、だからどうした? これだけ伸縮性があれば、すぐにでも……
[拘束、と言っても所詮は毛糸、と。 その身を捩り、抜け出そうとして。]
(136) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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暇をもてあました町の若い男衆が集まって、 自分の怖いものは何かと話し合っておりました。
「俺は蛇がダメだ。舌なんかチロチロ出しやがって、 ありゃァ、どうにも気味が悪くってしょうがねェ。」
『じつは俺、蜘蛛が大の苦手でなァ、 ああもう、考えただけで寒気がするぜ……!』
[男を真似て、腕を抱えてぶるっと身震いをしてみせます。]
そんな中、ある男がまんじゅうを怖がってみせ、 脅かそうと企む仲間達にまんじゅうを買いこませる。 数ある落語の中でもお馴染みの「噺」です、が……
[地の底を這うような低い声で、藤之助はにやーり。]
(137) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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[ フ ワ ァ ]
……………………この、肌触り……?
[ふと、狩生の肌にマフラーが触れる。
柔らかな質感、心地よい吸収性。 その心地よい温もりに、すっと。狩生の体から力が抜けて……]
(138) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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|
まさか…………
最高級、カシミア…………?
[もしかすると、そんな上等な毛糸ではないのかもしれないが。 優しさ(物理)に包まれ、いい加減体力も限界を迎えていた狩生の瞼が、ぐうと下がっていき。]
(139) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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これは だめ、だ
ねむく、 な、 る……………
[膝から崩れ落ちるよう。 狩生の体が、倒れた。]
(140) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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……さて、手芸部の。 みぃーんな言ったんだよ、 あんたの恐ろしいモノも、ちゃんと話さないとねェ?
そら、少しでも思い浮かべてみろ、出るぞ出るぞ……
[背後に出るか。周りを囲むか。藤之助の姿が変わるのか。 見えるモノはそれぞれですが、この計はどうでしょう。 とにもかくにも、これが藤之助の最終奥義で御座います…!]
(141) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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―――――やったか!?
[などと叫ぶがお約束。 >>132動かなくなる身体を見ても >>133聞こえる声は、背後から。]
く、ッ……残像か!? いや違う――――……
[ずざり、と瞬時に身を離すも 耳の奥で残る声色の余韻が、少年を深く世界に沈める。]
(142) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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……まんじゅうこわい、なら俺でも知っている。
[何故ならお茶の間でよく見る姿が よく演じる演目であるからだ。 その顔は今や手芸部の胸に張り付いているが]
俺の恐ろしいもの ……俺の、恐ろしい、ものは……
[そういえば今し方、背筋が氷るような思いを]
(143) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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………お、お前、いつから其処に!!!
[少年が幻影として見た姿は。
暗 黒 微 笑 を浮かべた林藤貴紗
その人であった!!!]
(144) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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ふふ。 まさか化学部対策のひとつとしてに持ってきていた秘蔵のカシミヤを、貴方に使うことになるとはね。
[ふわふわのマフラーは優しく狩生>>128に絡みつく。 その心地良さ(物理)に包まれ抵抗を止めてしまった者は、やがて全身をカシミヤに覆われ安らかな眠りに落ちるという。]
(145) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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購入費用。 持ち出しだったんだから。
しっかり堪能してね。
[急速に睡魔に捉われる彼に声はどこまで届いていたのだろうか。]
(146) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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お休みなさい、狩生くん。
[倒れた狩生をさながら布団のように毛糸が受け止めた。]
……。 そういえば。 歓迎会【だから】粛清なんて私言ったかしら?
[少々遅れて、なにか誤解というか伝達不足があったような気がして首を捻る。]
(147) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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ほう、そうかそうか…… これがあんたの怖がるものか。
[>>144 現れた林藤が、藤之助に重なっていきます。 編み糸が、まるで意志を持つかのように蠢いて…… その中で、林藤と化した藤之助が暗黒微笑を湛えました。]
……自分の生み出した幻、 それにおぼれて、やられちまえ……ッ
[突き出した鈎針から、毛糸の太刀が編み上げられ。 計りの脳天目掛けて、一直線に振り下ろされる!!]
(148) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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ともかく、邪魔者はいなくなったわ。
[さて元凶のこの隙に猫神は逃げてしまっただろうか。 確認する様に貴紗は周囲を見回した。]
(149) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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おの れ
林藤 ………………
[優しく優しく、毛布のようなマフラーに包まれたまま。 瞼を閉じて寝息を立て始める狩生はやがて、救護班の手で連行されていくのだろう。
>>120己の導火線となった一言の文脈を。 メビウスの輪のように捻れた思考で、解こうとしながら**]
(150) 2016/01/19(Tue) 00時半頃
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[彼女の暗黒微笑が怖いのか?]
……いいや、違う。 俺は単に奴の存在が、怖かっただけだ。
[>>148迫り来る太刀。 それでも尚、手芸部は回想する。 そしてその回想は、口をついて出る。 >>149周囲にその“奴”がいるとも知れないままに。]
(151) 2016/01/19(Tue) 00時半頃
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奴が、もし手芸部に入っていたのならば。 今此処にいるのは俺ではなくて、奴だった筈。
俺はずっと。 先代から、手芸部を引き継げるか不安で仕方なかった。 先代のように、部の皆を上手く引き連れてやれるか
それが怖かったんだ。
[これも、落語研究部の部長の成せる業なのか。 押しこらえていた本音が口から次々と漏れた。]
(152) 2016/01/19(Tue) 00時半頃
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許せ、林藤。
お前との勝負、また
――――付けられそうに ない。
[手芸部は、目を瞑った**]
(153) 2016/01/19(Tue) 00時半頃
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