251 【誰歓RP】鬼渡し
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少
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全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、王子様が6人、人狼が1人いるようだ。
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皆さまお集まりありがとうございます。えー、ごほん。 この催し物、しっかりと楽しんでくださいませ。
…何があっても、文句は言いませんよう、ご了承くださいませ。
(0) 2016/07/18(Mon) 00時頃
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鬼(オニ)とは――
戦乱や疫病、飢饉などの災禍を招く『邪しき鬼(モノ・カミ)』。
中国で霊魂・亡霊を表すという「鬼(gui:キ)」という字が宛てられた。
現在では仏教の影響で、牛の角を生やした虎の腰蓑を付けてる姿が一般的だが、古来は姿がないものだった。
「見えないもの」という意味の『隠(オン・オヌ)』が訛って『オニ』と呼ばれるようになったという説がある。
(#0) 2016/07/18(Mon) 00時頃
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―異界:廃神社― [現世にある隠神社と似てるようで似つかぬ拝殿前。 呼ばれた者共は何をしていようか。 ヨリシロ共を見た白装束の鬼は、少女の躯とはそぐわぬ話し方で、落ち着きで、言う。]
ぬしらはここから出られぬ 村の者なら聞いていよう?
ワタシの――綾瀬明日香のカミ隠しを>>0:79
“外”へ助けを乞うても無駄ぞ コチラの“コエ”は、アチラへ届かぬ
[言葉通りに助けの声は届かぬだろう。 文明の機器も、意味をなさぬだろう。]
(1) 2016/07/18(Mon) 00時頃
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ここから出たいか? 帰りたいか? ならば鬼渡しに参加せよ
鬼を誰かに渡すか、逃げおおせるかせねば ここから出られぬ
[事実を確認するものあらば、止めはせず。]
(2) 2016/07/18(Mon) 00時頃
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姿なきオニに躯《ウツワ》を渡せ その候補は六人
[帰りたい、明日香を入れて七人。]
行きが六人なら、帰りも六人 同じ数だけしか通れぬ 七人全員は帰れぬ
帰りたくば躯を、一人をここに残せ
その“一人”を決める故、今から“鬼渡し”を行う
せぬならせぬで構わぬ
ぬしが最後の鬼ならば、そのまま囚われるだけよ
[“次”が来るまで、囚われるだけよ。]
(3) 2016/07/18(Mon) 00時頃
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鬼渡しの遊び方は知っておろう ぬしらが知ってる通り、境内の中で鬼渡しをするだけでよい
それ以外の決め事はあらぬ
[“一度渡した者は帰る”と教えぬは、故意か否か。]
始めの鬼はワタシ ワタシが十、数える間に逃げよ
数え終えたら、追い掛ける故に、な
問う者あらば、答えよう
[一方的で、傲慢な、態度。*]
(4) 2016/07/18(Mon) 00時頃
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別に優しいわけじゃないんだけどな。
[そういう風にした方がモテる、って思ってたからー。 やっぱりこの子は純朴だ。 いや、汚れちまったのは自分のほうか…などと考えながら櫻子を送っていく。
多分二人同時に背を向けて、また明日!と約束して。 ぶらぶら歩きながら、ふと足を止める。]
きれーだなー。
[赤い赤い空の色。 夕焼けをぼんやり眺めていて。 どれくらいそうしていたか――ふっと、めまいがしたと思ったら、気が遠くなって――]
(5) 2016/07/18(Mon) 00時半頃
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─異界:廃神社─ [意識が途切れた記憶はないが、瞬きの後 目の前に広がるのは廃れた神社。褪せた鈴緒に大きくひび割れの入った賽銭箱。 そして目の前には白装束の薄汚れた風貌の少女の姿。
その声色と口調に、本能的に恐怖する。 ホンモノ、だ…と──。]
ア ヤセ……アスカ…!?
[その名前は先程聞いたばかり。 忘れたくても忘れられないその名前。 見開いた眼が乾くことも厭わぬほど。 混乱する頭では瞬きすることも叶わなかった。]
(6) 2016/07/18(Mon) 00時半頃
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[何処までも真っ直ぐな、少女の言葉。>>126 それは今の私にとっては何よりも胸に突き刺さるもので。 少女は何も悪くない、この素直な少女は純粋な善意をもってこちらを慕ってくれているのだ。 だから、私は笑顔を作る。]
うん、明日遊ぼう!待ってるね。
[送りに行くという従姉妹の男気を見送って。>>128 玄関先で一人、少女の言葉を反芻していた。]
(7) 2016/07/18(Mon) 00時半頃
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―異界―
へぁ?
[気がついたら、どこか別の場所にいた。]
んぁ?あれ、ここどこ?
[地面に座りこんだまま、きょろりきょろりと辺りを見回した。どこか建物のような…神社か?と見当をつけ。
そのうち少女を見つけたが、口から溢れる説明をぽかんと間抜け面で聞いていた。**]
(8) 2016/07/18(Mon) 00時半頃
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……“みょんちゃんはいつまでもみょんちゃん”かあ。
[胸がずきりと痛む。 この村で少しゆっくりしようと考えていたけれど。やっぱり、早いとこ再就職決めて出て行こう。私にとってこの村はーーあの子の眼差しは、あまりに眩しすぎる。 そう考えて、でもまずはやっぱり明日のことだ。 何をするのかはまだ分からないけれど、さくちゃんが発起人なのだから、ゲーム機を突き合わせて妖精ウォッチ、ということはないだろう。 かくれんぼかケイドロかはたまたーー鬼ごっこか。 まあ、そういうのもたまにはいいだろう。この村にいるうちは。 そう独りごちて、踵を返しーー
ーーふ、と。意識が揺らぎ、そのまま。]
(9) 2016/07/18(Mon) 00時半頃
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− 異界 : 隠神社拝殿前? −
はい?
[呼ばれたような気がして振り返ったけれど、 不意に世界は暗転して、そこは静謐な和風建築の前であった。
神社のような。鎮守の森のような。 それでいて、圧倒的に異質な背景。
カタツムリを探しに外へ迷い出た記憶はないが。 なにしろ、首にタオルをかけた湯上がり姿のまま、足元は裸足でこんな場所に立っているなど尋常ではない。]
(10) 2016/07/18(Mon) 00時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/07/18(Mon) 00時半頃
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[と、白装束の少女が、土地の訛りとは異なる古風な物言いで、儀式めいたしきたりを告げた。
同時に、周囲に人影がいくつかあるのを認める。 「候補は六人」との言葉どおり、少女を含めて6人の姿。
隠村に縁のないはず(?)の自分が、渦中にある認識はなく、傍観者的に彼らの顔を眺め渡す。
ただ、ぼんやりと、最後になる人は面倒そうだなと感じていた。 ヤバそうな雰囲気なら、一時撤退も考慮のうち。 郷に入っては郷に従えということわざもある。**]
(11) 2016/07/18(Mon) 00時半頃
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[アヤセアスカは本当に居た。 では、親父の言っていた夢物語は真実なのか。 その事実を確かめるより、今は 彼女の口から語られる「鬼渡し」について 耳を傾ける。
そうしなければいけない、そんな気がしたから。]
一人だけ…、元の世界には帰れなくなるってか。 アヤセアスカ…あんたみたいに……。
[そう言う男の顔に、彼女は見覚えがあっただろうか。>>0:93]
(12) 2016/07/18(Mon) 00時半頃
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[「十、数える間に」 その言葉に、身勝手な遊戯が一方的に、傲慢に 始められてしまうのではと悟るとすかさず口を開く。 少しでも時間が欲しい。少なくとも自分や周りがもう少し状況が飲み込めるように。]
待て。鬼って何だ。 鬼を渡すってどうしたら渡されるんだ。 触れるのか? っていうか渡ったものは渡ったことがわかるのか?
このまま始まるのでは経験者のお前が圧倒的に有利だろう。
[事情を飲み込んだ上での質問、と思われるかもしれないが この男もやはり周囲と同様、この事態に全く納得は出来ていなかった。
自分の見ている夢なのではないか、と。 そう思っても仕方ないだろう。]
(13) 2016/07/18(Mon) 00時半頃
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ー異界/廃神社ー
[どれくらい意識を失っていただろう。 まぶたを開いた先に広がるのは、寂れた雰囲気の神社だった。まるで何十年も前に忘れ去られたかのような雰囲気。 あっけにとられて周りを見渡していると、不意に声がかかった。 人ならざるもののような、低く重たい声。 目の前の小さな少女が紡ぐ言葉はあまりに非現実的で、受け止められない。]
……なに……これ……。
[私の声は、ひどく掠れていた。]**
(14) 2016/07/18(Mon) 00時半頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2016/07/18(Mon) 00時半頃
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[鬼の面はそちらを向く>>12]
嗚呼、嗚呼 その顔、見覚えあるぞ 綾瀬明日香と共にヨリシロの候補となってた小僧に似ておる
[クスリ クスリ 鬼は嗤う]
左様、綾瀬明日香は“前”の鬼渡しで最後の鬼となった 故に綾瀬明日香はオニの“ウツワ”となったのよ
[繰り出されし問いに、嗤いながら>>13]
鬼は鬼よ 童の遊びと同じよ 触れれば鬼が移ろうよ この面とともにな
故に、周りにも誰が鬼かわかろうよ
[自らが被りし鬼面を示し]
(15) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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左様 ワタシが圧倒的に有利よ だが安心せよ、鬼を渡した者は現世《ウツシヨ》へ帰る
ワタシが鬼を渡せば、ワタシはここからいなくなろう 他の者共も同様よ 鬼を誰かに渡せば帰れよう
ヨリシロになるのは一人 刻限が切れしとき、鬼面を被っておった者が もしくは最後に鬼面渡された者が、次のヨリシロよ
[クスリ クスリ クスリ*]
(16) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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── 宗田家前 ──
わっ…!びっくりしたぁ 風邪…かな?夏風邪ってあるし、気をつけてね?
[ 何度か続くくしゃみに少し心配になって、辰次さんを見上げる。少し背伸びをして、手が届くのならそっとおでこに手を当ててみようかな お母さんも昔よくこうして熱を測ってくれたし ]
暫くいるよ、お父さんがお休みなの スイカ!やったぁ…! 実代お姉さんと晶くんも食べるなら おっきいスイカだよね?私いっぱい食べるから!
おじいちゃんにも挨拶、絶対にしにいくね
[ 私にはそれが甘えだなんてわからなくって、いつも通りの辰次さんの優しさだって思ったんだ。だから、約束ねって小指を出して、指切りげんまん。 明日がもっと楽しみになっちゃったんだ ]
(17) 2016/07/18(Mon) 02時頃
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── 異界 ──
[ 辰次さんを見送って、お母さんたちとお話をしている最中だったかな 瞬き1つ 一瞬で私の眼の前は移り変わった。ざぁ──っと風が流れる。それはつい最近感じたばかりの…… ]
なんで……
[ ぽつりと呟いたかすれ声は、目の前の鬼のお面から聞こえる声に隠されてしまった。
鬼渡し
おばあちゃんから聞いた、お話 少女の言葉とともに、何度も繰り返される ]**
(18) 2016/07/18(Mon) 02時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2016/07/18(Mon) 02時頃
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[ボロボロの神社。 白装束の少女。 綺麗だと思っていた空は今は不穏な色に思える。 明らかに普通ではない空間。 集まった男女六人。よく知った者と、村人でない青年が一人。>>11 カタツムリがどうとかすぐ先日に聞かれて、そのインパクトで覚えていた。「エスカルゴ料理でも作るの?」って聞いたっけ。
鬼の面の少女の説明を呆然と聞き、ごくりと唾を飲んでから。]
……は、はぁ? 渡し鬼?俺、夕飯まだ食ってねえし遊んでる暇ないんだけど。 やってらんねーなあ。悪いけど他あたってよ……
辰おじ、実代子姉ちゃん、帰ろう。 櫻子ちゃんの差し入れあるし……
[敢えてぶっきらぼうに、そんなもの信じないという態度で。 普通ではないからこそ、こんなのは嘘だと思いたくて、神社に背を向けて鳥居へと向かう。しかし。]
(19) 2016/07/18(Mon) 08時半頃
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[鳥居をくぐった瞬間。]
………あれっ。
[出たと思ったら何故か正面に神社が見える。]
おい、冗談だろ。
[もう一度、今度は駆けた。 だが、結果は同じだった。]
……なんだこれ。はは、どんな夢だよ。
[力なく笑った顔は引きつっていた。 じわじわと、これは現実なのだと実感が染みこんでくる。**]
(20) 2016/07/18(Mon) 08時半頃
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[去ろうとせん者>>19にひたり、ひたりと近付いて]
真であるとわかったか?
[強張る顔>>20にずい、と鬼面を寄せよう。]
ぬしらは銅貨を拾うたであろう? 銅は様々なモノが憑きやすい 運も 念も
[念を込めし銅を渡し、移そうとする呪法があるように]
曰く憑きのそれを、ぬしらは拾うたであろう? 故にぬしらは相応しい
[オニのウツワに相応しい。**]
(21) 2016/07/18(Mon) 10時半頃
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[「見覚えがある」と言われればぎくりと身を強張らせる。 それと同時に親父の言葉が真実であったのだと 思いがけず知ることとなる。]
[白装束の少女の答えを待つ間、彼女へ警戒を続けたまま周りを見ると、そこには今日出会った者たちの姿。カタツムリの大学生だけ出で立ちが変わっているような気がするが、気のせいか。>>10
眼前の見慣れない少女の正体を尋ねる声があれば]
彼女はおそらく、数十年前神隠しにあった アヤセアスカ、その人だ。 ま、本人もそう言ってるしな。 何で今更目の前に現れたのかは知んねっけど…。
[と答えただろう。 辰次の見解がどこまで真実なのか辰次自身もわからない。]
(22) 2016/07/18(Mon) 13時頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2016/07/18(Mon) 13時頃
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[集められた(?)者たちの会話から情報を整理する。
なにやら場を執り仕切っている綾瀬明日香という名の鬼面をつけた少女は、村では神隠しにあったとされている人物であるらしいこと。]
数十年前の神隠し事件の当人? でも中年には見えないな。
…ここで何を食って生きてきたんだろ?
[つい生物学的な疑問が口をついて出た。]
(23) 2016/07/18(Mon) 13時半頃
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オニの、ウツワ。
[オウム返しのように繰り返すが果たしてウツワとはどういう意味なのか。ひとまずそれは頭の片隅にと止め、分かることから処理していく。]
触られたら、お面が移るってか。中の鬼と一緒に。
[冗談じゃない。誰かひとりここから出られない、但しそれはアヤセアスカ以外の人間?
鬼の言葉は喜色を孕んでここにいる六人を恐々とさせる。>>15>>16 少なくとも辰次は、その言葉に言いようのない恐怖と不安と怒りを覚えた。]
(24) 2016/07/18(Mon) 13時半頃
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[儀式(?)に参加する6人のひとりである少年が不機嫌そうな声を出して、鳥居へ向うのが見えた。
先だって、カタツムリを探している時に会った少年だ。 土地の子供ならかたつむりで遊んでいるに違いない!と思って、期待大で話しかけたのに、葬儀の関係で村に来ていた都会の子だった。 「エスカルゴ料理でも作るの?」って言われたっけ。 なんてことを。僕が文化人類学者(あるいは料理人)に間違われるとは! よし今度じっくりアフリカマイマイの話をしてやろう、とかその時は思ったわけだよ。]
…ん?
[鳥居を出ていく少年の姿が一瞬、霞んだかと思うと方向を変えて再び現われた。 どんな現象だ?]
(25) 2016/07/18(Mon) 13時半頃
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[と、少年に近づいて語る明日香の言葉が聞こえる。]
銅貨を拾うた? て、 これ?
[掌の中にあるコインの感触。 神社に向う林道で見つけたそれ。
自分もまた当事者だという認識が、じわりと訪れた。]
(26) 2016/07/18(Mon) 13時半頃
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[境内から出ようとする晶がこちらを向いている。>>20 力なく笑う様を見る己は眉間に深く皺を寄せ、瞠目。]
銅貨……拾った……。 アッ、十円?!
[曰く付きとか、自販機の下にあった金だぞそんなもん知るか!
と、平素なら即座に言い返すことも出来たろう。 この状況下ではゴクリと唾を飲むだけだった。
周りの者から声が上がればそちらを見ただろう。]
(27) 2016/07/18(Mon) 13時半頃
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[改めて、これまでとは違った真剣さで状況の理解に努める。
神社(?)から逃げ出すことはできず、 刻限が切れたとき鬼面を被っていた誰かひとりが犠牲になるらしい。
これって、武士道的には「大人の男が女子供を逃がすために身を張る」パターンだと思うんだけど、辰次さん、どーでしょう。
チラと男に視線を流すも、面と向って、そう言えないのは、「共同体から外れている者に罪をおっかぶせる」というのも歴史が物語る伝統的な解決法だと認識しているから。魔女狩りとか人狼狩りとかさ。
他の皆が顔見知りな様子からするに、その部外者に該当するのは自分なのである。 目立ったら矛先がこちらに向く可能性が否定できない。]
(28) 2016/07/18(Mon) 13時半頃
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[それに──むしろ、各人の対処法を見てみたいという生物学的興味が湧いてしょうがなかった。
逃げる? 戦う? 隠れる? 協力する?
そして、誰がうまいこと、罠をかいくぐるのか。 まさに実地の”生存戦略”だ。 なんというフィールド調査。
僕ってこんな性格だっけ? それともこの場の異質な雰囲気のせい? なんだか不思議と高揚する。**]
(29) 2016/07/18(Mon) 13時半頃
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晶くん…──
[ 「やってられない」そう言って晶くんが歩いていくのを見て、私の足も思わずついて行ってしまう だって、外に出ていつも通りの日常だったら、何かの冗談だったんだってみんなで笑える気がして
だけど、そんな私の考えとは裏腹に 鳥居をくぐり抜けたはずの晶くんがこっちへ向かって歩いてくる。パチリと瞬きをしてそれを見ると、今度は走って、出て行って、帰ってきて ]
うそ、さっきは出れたのに……
[ お参り、ちゃんとしなかったから神様が怒ったのかな…
銅を拾っただろうって尋ねてくる少女がそばに来れば、避けるように足が下がる。そのまま鳥居から離れて、他のみんなのいる方へ 櫻子ちゃんを見つけたら、すぐ側まで走っていく ]
(30) 2016/07/18(Mon) 14時半頃
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私達、みんなで帰れないの……? あのお面を着けて、他の人を鬼にしちゃうの…?
[ みんなが助かる方法、考えてみても何も思い浮かばなくて
周りには、1人だけ知らないお兄さん。後はみんな知っている人 この中の誰か1人をここに残して帰る?そんなの、絶対に嫌。 じゃあ、私が残れば…?
思いついたものは酷く恐ろしくて、直ぐにそれを否定する
私だって、帰りたいんだもの ]**
(31) 2016/07/18(Mon) 14時半頃
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[ぼろぼろの廃墟のような神社。 夕日と呼ぶにはあまりに赤く染まった空。 どこか異世界めいた空間。 愉しげに笑いながら語られる、少女の言葉。 いきなり訪れた非日常に、思考が追いつかない。 辺りを見渡せば、一人を除いてーー何故か半裸の若い男を除いて>>10見知った顔だ。 この人たちと……鬼渡し?躯を一つ置いていけって、まさか……。]
は、はは……ちょっと、冗談きついでしょ……。
[不意に、あの小説のことを思い出した。まだ一日も経っていないのにひどく昔のことのように感じる。 田舎の小さな村に伝わる言い伝え。神隠し。取り憑かれてしまった小さな女の子。少女は次の獲物を探して彷徨う。そして獲物を見つけた少女は……。 ーー少女は、どうなったんだっけ? パニックを起こしかけた脳味噌に、見知った声が流れ込んできた。]
(32) 2016/07/18(Mon) 16時頃
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……アヤセ、アスカ?それってあの子のこと? 辰次おじちゃん、あの子のこと知ってるの……?
[ぽつりと零された言葉>>12に、思わず振り返って問いかける。 そうして返ってきた答えは、>>22私の混乱を何一つ解消してくれなかった。]
……な、によそれ……夢じゃなかったの?
[信じられない。鬼渡しの言い伝えなど祖父たちが見た白昼夢か何かだと思っていた。しかしこれは……。 そこに、従弟から声をかけられた。>>19]
(33) 2016/07/18(Mon) 16時頃
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……そう、だね。私も、早く帰って休みたいし……帰ろ。ね。辰次おじちゃんも。
[どくん、どくん。心臓が煩い。 先にずんずんと行ってしまう従弟を追って歩く。そうだ、こんなのきっと悪い冗談だ。早く帰ろう。早くーー。
ーーしかし、それは叶わなかった。]
……はは……嘘でしょ……?
[目に見えるものが信じられず。 引きつった笑いは、きっと従弟と同じ表情だっただろう。]
(34) 2016/07/18(Mon) 16時頃
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うっわ、わかった、わかったから! あまり近よんなよ……
[怖いから。>>21 とは女の子らの前や逞しい叔父の前では言えず。]
銅貨……お、俺は拾ってねーぞ。 釣り銭とったくらいで……
[そういえば、お釣りの枚数、ちゃんと確認していなかった。 あの中に銅貨とやらが混ざっていたんだとしたら。 信じたくはないし現実逃避したくてたまらないが、今逃避するとやばい、と本能が告げている。]
ふ…ふん。誰か一人、だって? 誰も捕まらなきゃいいんじゃないの? 刻限が切れし時、だっけ?(>>16)
[自分を鼓舞するために、大きな声で宣言した。 最後までこの少女…アスカから逃げ切ればいい。 それは名案に思えた。]
(35) 2016/07/18(Mon) 16時頃
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……よし、やってやる。 逃げ切ってやっかんな!
[怖い。 でもまだ、余裕がある。 知り合いばかりで、誰もまだ欠けていないから。
足に力を込めて、走る準備。**]
(36) 2016/07/18(Mon) 16時頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2016/07/18(Mon) 18時半頃
喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2016/07/18(Mon) 19時頃
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─少し前、宗田家前─
俺馬鹿らっけなー。 夏風邪引くのもしょーがねぇこて。
[はは、と笑うと背伸びする智花の手が額へと伸びる。>>17 ほっそりとした手はヒンヤリとしていて気持ちがいい。 気持ちがいいもんだから、その手が離れた後もご機嫌そうに、口を開こうとして…──
煙草を口に押し当てて深く紫煙を吐き出した。]
いっぺこと食べるってか。 …いーでねぇか。 キンキンに冷やしとくからよ。
[そう言うと差し出される小指に いつもの毒気のない笑みを向けて、ゴツゴツした指を絡ませた。
それは明日が普通にやってくると信じて疑わなかった ほんの数十分前の話。]
(37) 2016/07/18(Mon) 19時頃
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[ちらとこちらを一瞥する男>>28の視線に気づいたけど、その視線以上に男が半裸であるという事実に気づいてしまった。]
お、おさかなくんだっけ? なんで君半裸なの?
[と思わず聞いてしまった。 ほら、俺って昔から分からないことがあるとすぐ質問するタチだから。]
(38) 2016/07/18(Mon) 19時半頃
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[寄り添う少女ら>>30 今にも走ろうとする甥>>36 顔面蒼白の姪>>34 どこか興奮気味の半裸青年>>29 面を被った少女>>21と
ぐると周りを見渡すと 寂れてはいるものの、境内の造りは隠神社と似ている。
近くにいたソフィア[[who]]にこっそりと耳打ちをする。 作戦会議するっけ、社務所に集合な。 と、そんな内容。]
(39) 2016/07/18(Mon) 20時頃
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左様 それよ
[確認する様を見せる二人>>26>>27、拾ってないという一人>>35それぞれへ顔を向ける。]
それを拾うた故に、ここに来たのだ
[クスリ、クスリと嗤う。]
そう急くな 改めて、鬼渡しの禁忌を説明するでな
これはワタシでも守らねばならぬこと 嘘は言わぬ故、安心せよ
[近寄るなという言葉を無視し、今度は指を無遠慮に近付ける>>35。 他に問う者いなくば、此度の禁忌(タブー)を説明しようか。]
(40) 2016/07/18(Mon) 20時頃
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一つ、境内の外へは出ぬ事
[これは出られぬ故に、わからざるを得ぬだろう。]
一つ、他者に大怪我を相手に負わせぬ事 ただし、転んだ時の擦り傷、掠り傷はその限りではない
[逆に言えば、『転ばせてもよい』ということ。]
一つ、捕まえる際に物は使わぬ事
[所持物の定義は曖昧であるため。 更に、道具を持たぬワタシや都人>>29は不利になるが故。]
以上が鬼渡しの禁忌よ それ以外は何をしても許されよう
[例え罠を張ろうと、人を騙そうと構わぬ。 禁忌は言えど、許されることは言わず。 “言わなかったこと”に気付くのは、さて如何ほどいようか。*]
(41) 2016/07/18(Mon) 20時頃
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――異界:廃神社――
[夜、寝間着である着物に着替えた所までは記憶になる。 その後、就寝したはずだったのに、目が覚めると外にいた。 驚いて周りを見ると、どうやら他にも人がいるようだ。]
え?ここ、どこ?
[あたりを見回すと、隠神社に良くにたそこは、しかし隠神社ではないらしい。 どこが違うと問われても答えられないが、何かが違う。 それに、何かがおかしい。 不安げに様子をうかがっていると、一人の少女?が目の前に現れ言葉を綴る。>>1>>2>>3>>4
それを聞く人の姿は六つ。 鬼を入れれば七つ。]
(42) 2016/07/18(Mon) 20時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/07/18(Mon) 20時半頃
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[辰次が話している少女の名は、綾瀬明日香と言うらしい。 櫻子には覚えがない。 だが、少女の口から出た鬼渡しは祖母から聞いた話と一致する。 もう一度見た少女は、しかしもう綾瀬明日香ではないのだと言う。>>15 ただそれが、空恐ろしく、櫻子はただただ少女と他の人の会話を聞いていた。]
あ、晶くん。
[そんな中、動く姿が。 鳥居に向かった晶の姿は、鳥居の向こうに消えたように見えたのにすぐに現れる。>>20 そして、その晶に近付く白装束。>>21 その言葉に、駄菓子屋で拾った十円玉を思い出した。]
(43) 2016/07/18(Mon) 21時頃
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[懐を探ると出てくる小銭入れ。 どうして持っていたのか、過去を後悔してももう遅い。 綾瀬明日香だった頃には可愛らしかっただろう少女はもう鬼になっている。 そうして、自分たちは集められてしまった。 それでもそれを認めてしまうのは恐ろし過ぎる。]
ねぇ、皆で戻る方法はないの? [だからそう綾瀬明日香に尋ねた。 何か、そう何か、皆が助かる方法があるはずだ。]
ここ、隠神社じゃなさそうだけど、神社よね? 私、戻ったらお供えするわ。 だから、皆を助けて。
[何の神を祭っているのかわからないが、元の世界に戻してくれるのであれば大事にしようと。 この目の前の白装束がもう鬼に成り果てていることなど、この少しのやり取りの間にわかったのに。 それでも一縷の望みをかけて問うた。]*
(44) 2016/07/18(Mon) 21時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/07/18(Mon) 21時頃
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[ 少女が鬼渡しの話をするのを私はただ聞くしかできなかった。他の人がする質問をきて、それに対する答えを聞いて 鬼渡しの禁忌の話し。>>41ただ聞くだけではほんとうにおにごっこと変わらない そんなに難しくはない項目が3つ並ぶ ]
っもし……もし、その禁忌をやぶったら…?
[ 恐る恐る尋ねていれば、いつの間にか辰次さんが私のそばに来ていた>>39
「作戦会議するっけ、社務所に集合な」
作戦会議……口の中で一度転がしてから、こくこくと数度首を動かす。どんな作戦がでてくるかはわからないけれど、みんなで一緒に帰ろうって言われてる気がして。きつく握りしめた手がほんの少し緩むのを感じる 横から櫻子ちゃんの声が聞こえる>>44。こんなに怖いところなのに、怖い人を前にしてるのに、ちゃんと解決策を考えようとしていて。凄なぁって、その横顔をこっそり覗き見ていた ]*
(45) 2016/07/18(Mon) 21時半頃
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皆で戻る方法?
[ぐるりと娘>>44の方へ顔を回らせる。]
あるならば、綾瀬明日香はカミ隠しにあっておらぬ
[それぐらいわかろうよ。 ひたひたと、今度は娘の方に近寄る。]
また“困ったときの神頼み”とやらか? 普段は信仰心の欠片もないくせに、都合のいいときのみ崇める
何とも虫が良い話よ なあ?
[近づくこと叶えばつ、と責めるように胸元へと指さしてみようか。]
(46) 2016/07/18(Mon) 21時半頃
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それに知らぬか? 祈りを聞いてくだされ、願を叶えてくだされと祀るだけに非ず 恨んでくださるな、祟ってくださるなと祀ることもあるわ
隠神社におわすカミも、災禍恐れて祀られたモノよ
[故にぬしの願いは届かぬよ、と。*]
(47) 2016/07/18(Mon) 21時半頃
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[隣の娘に方を見>>45]
それはぬしが試してみるがよい ――――どうなろうとも知らぬがな
[そう、鬼面の下でニィと嗤う。 相手が気配で察しようと、全く気付かぬであろうとオニには興味なく。 また、娘>>44へと顔を向けた。*]
(48) 2016/07/18(Mon) 21時半頃
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他に何かあるか? なければ始めようぞ
[そう、周りを見渡して。**]
(49) 2016/07/18(Mon) 21時半頃
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――ひっ
[近付いてくる綾瀬明日香の姿に声が漏れた。 白装束の言う言葉>>46は尤もだ。 綾瀬明日香がいつカミ隠しにあったのか櫻子は知らないが、その時も同じような状況だったのならば、同じように皆で戻る方法を探したのだろう。 けれど、綾瀬明日香も被害者ならば、協力してくれるのではないかとちらりと思ったのだ。]
違う…、違う…!
[責めるような声には首を横に振ることしか出来なかった。 綾瀬明日香がカミ隠しにあった事を、櫻子は知らなかった。 それは、綾瀬明日香を贄として助かった人が畏れて、綾瀬明日香の事を伝えなかったからではないのか。 そして、鬼渡しは風化してしまった。 この鬼は、それを責めているのだろうか。]
(50) 2016/07/18(Mon) 21時半頃
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[自分を除けば唯一の成人男子である辰次──先刻、村長宅の門前でボディタッチ的スキンシップを仕掛けてきた相手だ──に、妙な呼称で呼ばれた。>>38]
魚介ナニそれ、畑違いだ。 ボクは刑部慶一! たぶん試験に出ないけど! 専攻はカタツムリだ。
[全員に聞こえるような声でアピール。]
(51) 2016/07/18(Mon) 22時頃
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智花ちゃん…!
[そして、気が付けば横には智花の姿があった。 それに安堵して駆け寄る。 思わずその手を握ってしまったのは恐怖から。 一瞬智花へと視線を送った白装束>>48の視線が再度櫻子に戻った>>49から。]
――それでも私は。
[少女の開始の言葉に是を返せずとも。 この状況を覆せるほど、櫻子は長けていなかった。 開始の合図があれば、ただ櫻子も鬼渡しの一員として逃げるのみ。
ああ、だけど。]
どこに逃げればいいの…?
[広そうなこの場所で、各々逃げるべきなのだろうか。 智花が凄いなんて思ってくれている>>45のは知らず、混乱したまま櫻子はまだ動けずにいた。]*
(52) 2016/07/18(Mon) 22時頃
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──半裸っ?!
[あ、そうだった。 改めて我と我が身を顧みる。 100%オーガニックコットンのカーキ色ハーフパンツだけしか着てない。]
だって、風呂を出たタイミングでココに喚ばれたし。 もう5分早かったら全裸だったぞ!
[明日香ちゃんが狙ってやったワケではないと思うけど。 さすがに全裸で子女を追いかけ回したら、別の意味で犯罪者だな。 それはさておき、裸足なのは鬼ごっこには不利だよねえホント。]
(53) 2016/07/18(Mon) 22時頃
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[それはそれとして、疑問を率先して口にしてくれる辰次のスタンスは評価されるべきだと思う。 ルールが明確になれば、対処法も考えられるというもの。
と、都会少年がいいことを言った。>>35 明日香のいう「刻限」まで、全員が逃げ延びれば、状況的には何も変わらず帰れるのだと。]
ブラボー、 理論的に正しい対策だ。
君は理系に進むか推理小説家になるといいぞ。
(54) 2016/07/18(Mon) 22時頃
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──皆、逃げ切れ!
[煽るような声を上げて、駆け出した。 折しも、明日香鬼が周囲を見渡す頃。>>49
走り出す先、いまだ躊躇う様子の櫻子に手を差し伸べる。]
さあ、僕と一緒に!
[今は、情に訴えるより、相手のルールに則った上で全員が生還する道──刻限までの逃走が最善だと訴えて。 振り切られなければ、手を引いて駆け出すつもりだ。
とりあえず向うは拝殿の裏手。*]
(55) 2016/07/18(Mon) 22時頃
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……銅貨、って、私そんなの拾ったっけ?
[少女の言葉を聞いて。>>21 そもそもこの村に来てからこっち、小銭を拾ったことなんて……あ。 一度だけ、あった。叔父の車で送ってもらう最中、彼がタバコを買うために自販機に立ち寄った先で。 けれど、そんなの、]
……分かるわけ、ないじゃない……!
[どうすれば良かったのか。ここに来ずに済むには。考えても答えなど出ない。 と、そこに。見知った少女の声。>>44
「皆で戻る方法はないの?」
それはとてもこの少女らしい、真っ直ぐな一言。]
(56) 2016/07/18(Mon) 22時半頃
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……っそんなの、
[ーーできるわけないじゃない。今までの説明、聞いてなかったの? 後半は言葉にはならなかったけど。そんな感情が湧き上がってきたこと自体にはっとして口を噤んだ。 どうか彼女に聞こえていませんように。暗雲のような思考を振り切るように頭を振って、口を開く。]
……逃げ切れば、いいんだよね。そうしたら、帰れるんだよね。
[そうだ、逃げ切ればいいんだ。そうすれば、こんな悪夢から覚められる。 悪夢ーー今私はきっと恐怖でおかしくなっているんだ。だからここを出さえすればきっと、何もかも元通り。]
……よし、やってやろうじゃない。逃げ切ってやる。
[深呼吸をひとつ。何かきっかけさえあれば、すぐに駆け出せるだろう。]**
(57) 2016/07/18(Mon) 22時半頃
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ああ、うん…
[気合いを入れていたが、叔父と半裸の大学生のやりとりに力が抜ける。 おさかな…確かそんな名前だったな、うん。
半裸なのは密かに気になってたけど、まあ全裸じゃないし男だから問題ないと敢えてつっこまずにいたのだが。 良かった、全裸じゃなくて。]
(58) 2016/07/18(Mon) 22時半頃
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[ぼやぼやしていると、横から声が聞こえてくる。 晶>>35や慶一>>54がすぐに出せる打開策を口にしていた。
逃げ切る。
あの鬼から。 慶一の号令を聞いても尚、動けなかった櫻子に差し出された手を反射的に掴む。 あの恐ろしい鬼から逃げるために。]
(59) 2016/07/18(Mon) 22時半頃
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いやあ、それほどでも。
[半裸男だが褒められると嬉しい。>>55
皆で戻る方法。今思いつくのは、全員逃げ切ること。 きゅっと口を引き結ぶ。]
捕まるなよ!
[刑部の大声ー合図に走り出す。 鬼の視界から外れようと、刑部たちとは反対側から拝殿の裏へ走り。目についた大きな木に飛び乗って登りはじめた。隙を見て、屋根の上に飛び移るつもり。*]
(60) 2016/07/18(Mon) 23時頃
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[「皆を助けて」>>44 少女の清らかな願いが叶わないだろうことは 容易に想像がついた。
彼女がもし普通に生きていれば父と同じか 下手したらそれよりも上かもしれない。 そんな永い時をとらわれて過ごしていた者がどうしてこの帰れるチャンスに他人のことなど省みよう。
鬼と化した綾瀬明日香は村に通ずる者しか知らぬような祭事の存在を口にする。>>46>>47 その後の櫻子の口ぶりを聞いて>>50、彼女は村長から何も聞かされていないのかと眉を顰める。あの村長が自分の孫に何も聞かせないとは。七尾の人間には幾度となく忠告を重ねたというのに。
それはそれとして。]
(61) 2016/07/18(Mon) 23時頃
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――拝殿の裏手――
[慶一に手を引かれて辿り着いたのは拝殿の裏手。 白装束の鬼が視界から消えれば、ようやく少し落ち着いて周りを見渡すことが出来る心境となった。 そこでようやく気付いたのだ。 目の前の男性が半裸であることに。]
け、慶一さん! どうして服を来ていないんですか…!
[慶一と辰次の話は、鬼渡しと関係がないと言う事で脳裏をスルーしていたらしい。 大体、裸足半裸で外(異界に外と言う概念があるのかはわからないが、今の櫻子にはそんな事は思い至らない)にいる状況を想定はしていない。]
しかも裸足なんて… 大丈夫ですか?
[神社らしいこの場であれば砂利等も多いだろ。 足を怪我するのではないかと問うて。 何か、靴の代わりになるようなものがないか辺りを見回してみた。]
(62) 2016/07/18(Mon) 23時頃
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ああ、おさかべ、ね! そりゃ勘弁。
全裸か…。確かにそれは逃げるどころじゃねぇな。
[その場にいる皆に聞こえるように知らしめる青年>>51>>53の タオルを掛けたその背に、小さく広がる痣が印象的だった。]
(63) 2016/07/18(Mon) 23時頃
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全員、逃げきれって…。 その子は本当は相当高齢のはずだっけ、普通の人間と思わねぇでおくべきだ。
[伝えてどうなるかわからない情報を添えると智花の方を一瞥してから、飛び立つタイミングを見計らう実代子>>57の方へと駆けてその背を一押しした。]
走るぞ、アラサー!
[拝殿の前から本殿の方へと向かうついで]
ほーれ、鬼さんこちら。手の鳴る方へ!
[そう言って誘うように。引きつけるように。*]
(64) 2016/07/18(Mon) 23時頃
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[差し伸べた手の中に滑り込む指先の感触。>>59 大事に包んで走り出す。 慣れない裸足のせいで、櫻子を無理矢理に引っ張るような速さにならないのは塞翁が馬か。
別方向に走り出した少年の餞別の言葉に、幸運を、と頷く。>>60 辰次もまた鬼を挑発しつつ動くようだ。おう男前。
再び会えたとき、誰かの顔に鬼面があったら──は後で考えよう。]
(65) 2016/07/18(Mon) 23時頃
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[逃げる者共を見送りながら>>55>>57>>59>>60>>64]
さぁさ、逃げるがよい 十数えたら、追う故に
[嗤いながら数を数え始める]
ひとーつ ふたーつ みーっつ…
[逃げ果せてみせるがよい。*]
(66) 2016/07/18(Mon) 23時頃
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[鬼が視界から消えれば会話する余裕もできた。 櫻子に名前を呼ばれて体温が上がる気がする。>>62]
え、 あ、 服は、風呂上がりだったんで。
[とりあえず事情を説明。 現世ではとんだ長風呂と思われているかもしれないけれど、無事に帰ればなんとでも言い訳しよう。]
腐葉土って意外と柔らかいんですよ。 でも、なにか足カバーになる布とかあったら嬉しいかな。
[櫻子の女子力(?)に頼ってみた。 自分を気にかけてくれる人のいることの何と心強いことか。*]
(67) 2016/07/18(Mon) 23時半頃
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うーう。
[あまり体力に自信のない都会っ子。 だがそんなことを言っていられる場合じゃない。 大丈夫、大丈夫。 じいさんだって帰ってきたんだ。]
せいっ!
[木から屋根の上へと飛び移る。 上からだと視界がいいし、もしも追い付かれても屋根から飛び下りれると踏んでのこと。
余裕があれば下にいる人間にも声をかけたいところ。*]
(68) 2016/07/18(Mon) 23時半頃
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よーっつ いつーつ むーっつ…
(69) 2016/07/18(Mon) 23時半頃
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[そしてこっそり、拝殿屋根の裏側で縮こまるのだ。 すぐには見つからない…と、思う。
思いたい**]
(70) 2016/07/18(Mon) 23時半頃
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[気を遣って(と櫻子は思った)櫻子の前を走る慶一が晶や辰次に視線をやる姿に、遅いながら皆を思ったのは一瞬。 鬼が数を数えだした。>>66 それを横目に駆け抜けた。 そうして辿り着いた先で聞いた半裸の事情にようやく少し笑みが零れて。]
怪我をしていなかったんなら良かったです。 あの人の言う刻限がいつまでかわかりませんが… 怪我をしたら、逃げられないでしょう?
[慶一が言ったとおり、皆で逃げ切るには、誰か一人でも脱落してはいけない。 だから慶一の言うように布を探してみる。 目についたのは2](1自分の着物の裾、2慶一のタオル)]
(71) 2016/07/18(Mon) 23時半頃
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それを裂いて足に巻いてみるのはどうでしょうか?
[慶一が首から下げているタオルは柔らかそうである。 素手では難しそうだが、石でもあれば布程度ならば裂けるだろう。 だが、問題はタオルを取り上げてしまえば慶一が猛烈に薄着になることである。 慶一のおかげで少し恐怖が薄れた。 境内からはまだ数を数える声が聞こえるが、これならば逃げ切れるだろう。]
頑張ります。
[口から零れるのは決意。 皆で帰る。 鬼には不可能と言われたけれど、見知った皆を、そして可哀想な綾瀬明日香を、置いて逃げる訳にはいかない。]*
(72) 2016/07/18(Mon) 23時半頃
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ななーつ やーっつ ここのーつ…
(73) 2016/07/19(Tue) 00時頃
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[可憐な少女に体調を心配される。新鮮だ! それに彼女と普通にしゃべれてる。 これが吊り橋効果というものか。(違)
タオルを靴代わりに、と言われて、なるほど、と思案する。 刃物なしでメイドインジャバンなタオルがきれいに裂けるかは難点だったが、櫻子が端の鋭そうな石を見つけてくれた。]
黒曜石かな? 助言ありがとう、櫻子さん。
[しばし工作タイムの間に、櫻子と今後の方針を打ち合わせようと思う。]
(74) 2016/07/19(Tue) 00時頃
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[神社の中は古ぼけた鳥居からまっすぐと、所々割れた石畳が続く。拝殿は褪せた鈴緒に大きくひび割れの入った賽銭箱。
拝殿の奥には小さな本殿がある。中には頑張れば人一人入るだろうが、ガタイの良い自分を始め慶一が入るのは難しいかもしれない。
辰次の言っていた社務所は境内の隅にある。普段酒好きの神主がそこに居たりしたのだが。 ざっと浮かんだ神社の間取りはこんな感じであったが、はて、ご神木やら手水舎やら他になにかあったろうか。]
(75) 2016/07/19(Tue) 00時頃
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誰かが捕まったとわかるまではプランA──ともかく捕まらないようにする策だ。 逃げ続けてもいいし、隠れてもいいし。
僕としては、体力を温存しつつ、でも居場所を特定されないよう、ゆっくり移動をするカタツムリ戦略を推奨するけど。 櫻子さんはどうしたい?
[彼女が明日香をも助けたいと思っているのも、その態度からチラホラと伺えるのだけど。*]
(76) 2016/07/19(Tue) 00時頃
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