78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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[呆然と、天を見上げたまま。 北極星はその場に立ち尽くす。
黒い霧も。 下卑た笑い声も。>>0
その瞳に、耳に入らない。
銀の瞳が縫い付けられたように見つめるのは。
太陽《ちちおや》が、壊れていく姿。]
(11) 2012/02/01(Wed) 01時頃
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[男の詰め寄る声。>>13 北極星は辛辣な表情で男を見た。]
うるさいな!!
僕は君の望み通り”その身体から凶運を引き剥がしてあげた”はずだ。 代わりにもっと酷いものが住み憑いたかもしれないけど。
僕は言ったはずだよ、君の願いを叶えるのは”死”を意味するかもしれないと。
ただそれでも、君の未来は―――
[言いかけて。
耳に届いた絶叫>>22に、再び天を仰ぎ見る。]
(26) 2012/02/01(Wed) 01時半頃
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[ 直後に響く 星の 音。 >>23]
(31) 2012/02/01(Wed) 01時半頃
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…、…セレスト―――!?
[北極星が、声を荒げる。
纏っていた羽衣を乱暴に宙へと投げると、羽衣は金色の鳥へと成り。 北極星はそれに飛び乗って、星速で天を駆け上る。
世界中から白銀色の光が、一点へ集まってゆく。
其処を目指して、北極星は力の限りに飛んだ。]
(51) 2012/02/01(Wed) 01時半頃
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― 堕ちた宙 ―
[降り注ぐ星屑の中。 銀色の流星を追って、金色の流星は翔ける。
手の届かない所まで南極星が昇ってしまう前に止めなくては。
このまま南極星が星命《テュケー》を吸い続ければ、この星《せかい》は再生すら叶わなくなる。]
…ッ、…セレス、ト!!!
[漸くその姿を確認出来る距離まで来ると、北極星は南極星を呼ぶ。 南極星へその声は届くか。
北極星の表情が、辛そうに歪む。 最速で飛びながら、己に蓄積した星命力《テュケイリア》を世界へと還元し続ける。 それは想像を絶する程のエネルギーを要するのだ。
吸い上げられる白銀色と、与えられる夢色。 織り成す色彩《ハーモニー》は、残酷な程に美しい。]
(52) 2012/02/01(Wed) 01時半頃
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落ち着け、セレスト!! 太陽《ちちうえ》は…太陽《ちちうえ》は、もう助からない!!
[無数の星屑は、かつて太陽であり、父であったもの。 それは南極星にだって痛いほどわかっているはず。
太陽無くして命は生きられないと、南極星は言う。 それは半分正しくて、半分誤り。]
…ッ、こんな事をしても、”命”は救えない! それどころか―――、これじゃ星《せかい》が死んでしまう!! やめるんだ、セレスト!!
[北極星は力の限りに叫んだ。 悲しく金色の淡雪が煌く。]
(88) 2012/02/01(Wed) 03時頃
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[ ―――ピ、キ キキ ]
(90) 2012/02/01(Wed) 03時頃
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[硬く、皹が入るような音。
音が発せられたのは、北極星の眼前。 風に靡く金糸の先が―――結晶化していた。]
(91) 2012/02/01(Wed) 03時頃
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[姿こそは人と似通ってはいるが、星の子《テュケリトス》を構成している物質は人間のそれとは全く異なる。
輝星素《ポーラステリア》と呼ばれる元素によって構成される星の子は、星動力《イリアコトン》を源に活動を維持する。 星動力とは星の子にとって栄養のようなものだ。
南極星は星から星命《テュケー》を吸い上げる事でこの星動力を生み出す事が出来る。 逆に北極星は星動力を与えられる事はあっても、生み出す事は出来ない。 また、南極星からの供給が止まれど蓄積された星動力はそこに留まり、太陽《サイモン》が在り続ける限りは微量ずつではあるが星動力は与えられるのだが。
この星動力が尽きた時。
星の子を構成する輝星素は結晶化し、その活動を止める。 それは、人間で言うところの死と同意義である。
そして今正に、その現象が北極星の身体に起こっていた。 そう、太陽《サイモン》も蓄積した星動力も無くなった今、北極星は身を削って飛んでいるのだ。
南極星を止める、その為に。]
(93) 2012/02/01(Wed) 03時頃
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[しかし、願い届かず。 使役する以上に、急激に吸い上げられる、星動力《イリアコトン》]
(94) 2012/02/01(Wed) 03時頃
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ッ、く…―――あぁ!!
(95) 2012/02/01(Wed) 03時頃
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[ ピシッ ピキキキ キキキキキ ! ]
(96) 2012/02/01(Wed) 03時頃
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[ パキィイイイイイイイン !!! ]
(97) 2012/02/01(Wed) 03時頃
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[金色の鳥がすんでの所で姿を変え、盾のような形を模す。 そして北極星の身代わりになるように結晶へと成り、砕け――散った。
我を忘れた南極星は北極星の星動力《イリアコトン》をも糧に、振り返る事無く宙へ昇っていく。]
…、だ…めだ …――セレ、ス…ト …
[伸ばした手が、届くはずもなく。 結晶化した毛先が、堕ちた宙《ふるさと》に儚い音を立てた。
それはまるで、泣いているかのような、音。
翼を失った北極星は、星屑と共に堕ちるのみ。**]
(98) 2012/02/01(Wed) 03時頃
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― 堕ちた宙 ―
[ピキ、キキ…―――
墜ちていく最中にも、結晶化は進む。
南極星に近かった、箇所。 伸ばした手の先が。 美しいその頬が。
ゆっくりと結晶へ変わっていく。
このまま砕けて、太陽《ちち》と共に逝くのだろうか。 物凄い速度で墜ちる中、そんな思考が過ぎった。
その、直後。]
(219) 2012/02/01(Wed) 21時頃
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[ふわり。>>127 北極星は重力から解放された。
何かに包み込まれるような感覚。 それと同時に結晶化がぴたりとその足を止めた。]
……、…う…
[辛そうな顔で、薄らと瞳を開こうとする。 ぼんやりとした視界では、其処に居る姿を認識出来ない。 耳に届く音も、酷いノイズの嵐に掻き消されて。
認識出来るのは、相手から感じられる――星動力。]
(220) 2012/02/01(Wed) 21時頃
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―――…せれ、す…と… …?
[自分と良く似た星動力。 北極星にとってそれを持つ存在は南極星だけであった。 片割れの名を告ぐが最後、北極星は、意識を手放す。
くったりとした身体に人形が触れれば。 輝星素《ポーラステリア》は星動力を取り込み、輝きを取り戻した。 雪解けのように、結晶が癒えていく。
だが、既に失った輝星素が戻る事はない。 短くなった金糸が、人形の腕の中で風に揺れた**。]
(221) 2012/02/01(Wed) 21時頃
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― 砂漠の泉《オアシス》 ―
[災禍を逃れた地に、北極星の姿はあった。 清らかな水と、豊かな緑。 満天の星空を臨む事が出来る其処は滅び行く星に残るひとつのオアシス《EDEN》
結晶化は癒えれど、銀の双眸は未だ開かず。 苦しそうにただ、端整な顔が歪むだけ。
聞こえるのだ。 星の子であり、全てを見透す宿命を背負った北極星には。
この星の嘆き―――…悲痛な星命《テュケー》の声が。]
(470) 2012/02/02(Thu) 23時頃
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[瓦礫の下敷きになった母を助けてと願う声。
業火に焼かれながらも生を切望する声。
生きる事も死ぬ事も叶わない異形の嘆き。
いたい。 かなしい。 くるしい。
煩いほどに、押し寄せる。
そして一際大きな祈りの声>>502が、耳に届いた。]
(551) 2012/02/03(Fri) 00時頃
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[北極星の傍から飛び立つ羽音。>>509。 その時。]
[ リィイイ…… ]
[北極星の身体から、夢色の光が零れ始めた。
こんこんと湧き出るそれは大地に染み込むように広がっていく。
意識無き今。 願われるがままに、北極星はその身から星命力を放つ。
北極星の身体は”本来そういう風に出来ている”のだ。
それはある意味目覚めとも言えよう。]
(557) 2012/02/03(Fri) 00時半頃
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[だが、その仕組みを制してまでやらなければならない使命が北極星にはあった。 それこそがこの星の行く末を案じ続けた太陽《ちち》と交わした約束。]
(559) 2012/02/03(Fri) 00時半頃
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[ 星の使命《-セカイノヤクソク-》 ]
(560) 2012/02/03(Fri) 00時半頃
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[その使命を果たしきる事なく、北極星の身体は再び結晶へと成っていく。]
[ピキキ、 ピ シ ]
[結晶化する身体。 ふわりと、夢色の光を放ったままそれは浮き上がって。 ゆっくりと両手を開いた。 呼応するように力が、啼く。]
[ リィイイイイイイ―― ]
[ ピキキキ キキキキキキキキ キシッ ]
[結晶化した北極星の身体は金水晶の十字架へと姿を変え。 オアシス《EDEN》の泉の畔へと、墓標を立てた。]
(562) 2012/02/03(Fri) 00時半頃
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希
優
ノ ―― テンダーライツ ・ ノーザンクロス ――
金
十
字
(568) 2012/02/03(Fri) 00時半頃
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[願いの結晶たるその金十字は、星を癒し続ける。
この世界を救って。>>502
その願いの、ままに。**]
(577) 2012/02/03(Fri) 00時半頃
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