人狼議事


143 宵を待つ村

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視点: 人


【人】 負傷兵 ヒュー

―回想・村の小道―

[夜道を歩く間ずっと無言でいた。
隣を歩く存在が歩調を合わせてくれることに寂しさを感じながら、
仄かな悦びもありありと滲ませ――

――そんな風に感じる自身に、唇を噛み締める]

俺が優しいんだとしたら、それは……
優しくされる側が、そういう奴だからだな。

(12) 2013/09/14(Sat) 13時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2013/09/14(Sat) 13時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

―回想・クシャミの部屋―

[予想外にも食事まで振舞われ、戸惑いの表情を隠しきれずにいた。
今も、寝台の配分で頭を抱えたい気分をありありと滲ませている]

……床で寝るからいい。
[無論、遠慮ではなく、そう願っての言葉だったが受け入れられるはずもなく、
ケヴィンとクシャミを交互にみてまた頭を抱える。
独りがいい……という主張をすれば、クシャミとケヴィンが寝るのだろう。
そう言い出すことに躊躇ってしまうことに自分すら気がつかないまま、
その内心を誤魔化すようにくしゃくしゃと家主の頭を掻き混ぜるかのように撫でると]

それがだめなら……昔みたいにお前とでいい。
その方が寝やすいからな。
……それに、ええと、話があるんだろう?

[薮を自ら突くような話題に、幾度目かの頭痛に襲われつつ。
ケヴィンにそれでいいか、と念を押し、その日は休んだ。
寝台の上で始まるだろうクシャミの追求は、亡くなった白猫の話題にすり替える。
――そう誓いながら]

(25) 2013/09/14(Sat) 23時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

ん……。
[そんな前夜だったからか、目覚めは疲れ切っていた。
傍らに寝るクシャミへと顔を近付かせて間近で確認し]

……ホントに、よく寝るな。

[息をしている――怪我もない。
ありえないはずの想像を振り切るように首を振り、そっと離れると]

朝飯の用意でもするか……。
[そんな気分になることに自分でも驚きながら、寝台からゆっくりと立ち上がる。
途中、起こしてしまえばバランスを崩してしまうだろうから、起こさないように]

何か……騒がしいな。
また村長でも騒いでンのかね……。

(32) 2013/09/15(Sun) 00時半頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2013/09/15(Sun) 00時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

アー……。
飯ってどうやって作るんだ……?
[他人の家の台所の前で呆然としていた。
だからかクシャミが出ていったことにも気付いていない。

普段は出来合いのものか、配給食を食べていた生活だ。
こんな身体となってからそれ程食事に気をつけなくなった為、
不自由は感じなかったが――緩やかに首を振り、溜息を吐いた]

子供に食わせるような飯の作り方……
調べる気はねーが、ミルフィあたりなら知ってんのかね。
[そう独り呟いて、杖を頼りに台所を出た。
目指すは彼女の家か本屋だろう。
何れにせよ、ケヴィンに声をかけ、外へと出ていった]

(59) 2013/09/15(Sun) 16時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

―村の小道―

…………。
[村に滲む不穏な空気に、ミルフィの家を目指す足が止まった。
ひそひそと囁く声。剣呑な雰囲気に、明らかな疑いの視線。
刺々しさを向けられることには慣れていたものの、理由を知らないのは居心地が悪い。
何より――]

……あいつ、こんな状態でどこに行ったんだ。
[刺々しい視線など、自分に向けられる分には気にもしない。
だが、クシャミは違うだろう。何より、自分の苛立ちを抑えきれなかった。
杖の向きを変え、家へと逃げ帰ろうとする村人の一人を捕まえる]

なぁ……サミーを知らないか?
[言葉は必要最低限。
あとは威圧が物を言う――クシャミには到底見せられない脅しめいた“質問”に、
現状と集会所へ向ったことを聞き出して、思わず舌打ちした]

(61) 2013/09/15(Sun) 17時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

っち……死ぬのも、殺されんのも勝手だが、それでこの雰囲気かよ。
頼むから、呑まれてくれるなよ……。

[胸倉を掴み上げていた手で村民を突き放し、足が集会所への道へと向く。
常人であれば走っただろうが、杖をついた状態では小走り程度の速度しか出ない。
それでも、一人で向ったらしきクシャミを追いかけ、出来うる限り、只管に急いだ。
過去ではよくあった光景だが、この村で初めて会った人間には異様に映る光景だろう。
それを気にする余裕もなく、ただ真っ直ぐに集会所へ]

……サミー……

(62) 2013/09/15(Sun) 17時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

っ、ぁ……。
……ミルフィ、か。
[急ぐ足を止めるだけの理由は、すぐに生まれた。
それでも心は集会所へと向いているのは明らかで、弾む息を整えようともしない]

……村長が、死んだらしいな。
それも人ではないものに襲われて、無残に。
遺体は集会所だそうだぜ、行くなら一緒に――いや。
お前らだけの方が早いだろうし、行くなら行けよ。

村長はどうでもいいが、俺も急ぐから。
あぁ、……。
[言いかけた名を留めて、喉奥へと飲み込む
人伝になどするくらいならここまで急いではいない……そう思い、首を振った]

……何でもない。
じゃあ、な。

(65) 2013/09/15(Sun) 19時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

―村の小道―

知ら――
[ミルフィの問いかけに乱暴に答えかけ、言葉を噤む。
呼気が乱れてではなく、単純に……置いてきてしまったことに後悔を生じさせて]

……サミーの家に居る。
声はかけてきたから、そのうち来るんじゃないか。
[異変を察すれば――の話だったが、彼がこの村を大事にしていることは気付いている。
だから察してくれるだろうというただの希望に、自嘲の笑みを浮かべ]

すまないが、早く迎えに行きたい。
……急ごう。

(72) 2013/09/15(Sun) 22時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

―集会所―

[凍りついた空気の中、目的の部屋へと急ぐ。
自然と集まるだろう視線には目もくれず、遺体の前で呆然としたままのクシャミの傍へと歩み寄り、屍も、血臭も、何もかもが何でもないことのように背を叩いた。
その死から意識を引き剥がすように無遠慮にいちどだけ。
そうしてから……宥めるように、安心させるように、今度は優しく]

……迎えに来たぞ。
ひとりでどこかに消えるなって、昔も言っただろう?
[振り向けば、くしゃくしゃと頭を撫でてぎこちなく笑ってみせる。
笑顔をつくるのを躊躇ったのではなくて、周囲の視線を気にしながら]

(74) 2013/09/15(Sun) 22時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2013/09/15(Sun) 22時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

……そうだな。
[見上げる視線に、無意識に表情が緩む。
自然に片腕が伸び振り向いた姿勢のクシャミの頭を柔らかく抱いて、もう無残な屍を視界に入れないようにしていた]

心配した。
……ほら、家に帰ろうぜ?
お前が一番落ち着ける場所で、暫く休むんだ。
[文句など言わせない――といった様子で周囲を一瞥し、そっとクシャミを解放するとその手を握る。
そのまま強引に広間へと手を引きながら漏らした言葉は、傍に居た存在だけにしか届かないだろう]

……もう、失うのは嫌だからな。

(89) 2013/09/16(Mon) 00時半頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2013/09/16(Mon) 01時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

―村の小道→クシャミの家―

[家路につくあいだ言葉を交わせないまま、繋いだ手だけは離さずにいた。
繋いだ箇所から伝わる熱で、クシャミの不安が溶けて消えてしまうように……それ以上に、手を離すことが手放してしまうようで、手放すことができなかった。
――皆から引き離してしまえば疑いが向く。
そんな集団心理など、分かりすぎるくらいに理解しているのに]

……ほら、ついたぞ。
[クシャミの家の扉を苦労して押し開け、そのまま昨夜眠った寝台へと引き連れて行く。
有無を言わせず、ベッドに座らせてから少し離れた場所に立ち、今更ながら気恥ずかしさに唇を噛みつつ]
……少し休むか……?
見張りはやっておくから。

(97) 2013/09/16(Mon) 02時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

……何で謝るんだ
[伸びた手から逃れようと身体を引きかけるものの、大人しく止まりクシャミの意のままに任せながらじっと見下ろす。
ぼやけた視界ではクシャミが今、どんな顔をしているのか見極めることができなくて、自然と厳しい表情となりながら。それでもまっすぐな視線は外さず、杖に頼っていない片手を伸ばし、頬へと触れる。
柔らかな感触のそこが濡れていないことを確認して、安堵の吐息。
そのまま手のひらで頬を撫で上げ、伸ばしたのか長めの黒い前髪をかき上げ――]

昔と変わんない……だろ……?
俺がこんな身体なことを心配してるってなら、必要ない。
……俺が……俺がしたいことを、ただしてるだけだ。
[昔、年上ぶって諭すときにしていたように、クシャミの瞳をじっと覗き込む。
無意識にクシャミの姿をしっかりと焼き付けようと、顔を間近に近付けながら]

それが迷惑なら、そう言ってくれ。

(105) 2013/09/16(Mon) 03時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2013/09/16(Mon) 04時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

 謝られるたび、いつもこうして諭していた気がするな。
 その頃から迷惑だと思ったことなんてない……
 ……っていっても、信じられない、か?

 [額に宛がった掌がするりと滑り落ち、腰を抱くとそのまま抱き寄せた。
 昔はこのまま抱き上げて、お互いにくるくると回りあうような危ない遊びをクシャミが落ち込むたびにしたものだ。
 そんなことすら出来ない今の身体が恨めしく思うと同時に、逆に感謝もする。
 この腕の中の弟のような存在を、これ以上、不用なことで怯えさせたくないのだから]

(110) 2013/09/16(Mon) 04時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 愛想……?

 ………ないな。
 [即答し、胡桃色の双眸から視線を外さないままぎこちない仕草で額をこつんと合わせる]

 お前は……俺が村に帰ってきた理由……なんだぜ。
 だから、気にしなくていい。
 迷惑だとも思ってない。

 だから、ほら……何も心配しなくていい。
 お前が望むだけ傍にいるし……望むことを、して……やるから。
 [思考が――感情が――、既に縺れ、痺れていることに気付くことなく、笑いかけた]

(111) 2013/09/16(Mon) 04時半頃

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